台本概要

 1527 views 

タイトル クズの定義
作者名 まなざうるす  (@manamanazaurus)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 女性がかなり叫びます。

男性は、とにかく終始イケボで頑張ってください。

【ご利用について】
基本どこでも好きに使ってください。過度なアドリブ(話の筋が崩壊する等)以外でしたら、語尾や付け足し、方言に変えるなどお好きにどうぞ。

作者報告は必須ではありませんが、教えて下さると喜びます。アーカイブくださると、喜びます。

よい声劇ライフを。

 1527 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
マキ 30 5年付き合ってる彼女。 ツッコミ
ユウ 31 5年付き合ってる彼氏。イケボ。 無自覚クズ
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
マキM:今の彼と付き合って5年目。同棲も順調。最近はお互いに仕事が多忙で、なかなか二人の時間をつくる事は出来ないけれど、それでも私はこのままこの人と結婚して、幸せになる。…はずだった……。 マキ:……は? ユウ:いや、だから、これは浮気じゃないんだよ。 マキ:彼女がいるのに、別の女と仲良く手を繋いでお買い物して食事して夜の9時に帰ってくることが浮気じゃないならなんなの? ユウ:ほら、アヤもお前にって、これプレゼント。 マキ:え?あぁ、ありがと…… ユウ:2人で選んだんだ。お前に似合うだろうって。ピアス。 マキ:っているかーー!!なぁんで、彼氏が他の女と仲良く選んだピアスなんて付けなきゃなんないのさ!!(地面に叩きつける) ユウ:うわ、お前何すんだよ。アヤに失礼だろ! マキ:私には失礼とは思わんのか!!浮気相手の女と選んだプレゼントなんて頭イカれてるわ! ユウ:さっきも言ったけど、これは浮気じゃないんだって!この、勝手に溢れ出した「愛」って感情は浮ついてなんかない、本気なんだよ。でも…、何度目を閉じても最初に浮かぶのはお前の笑顔だった。だから俺は、お前を選ぶよ。 マキ:…っユウ……。 ユウ:アヤだって、「彼女さんと一緒にいるユウさんの事が私は好きって気づきました。だから私は身を引きます。」って。いい子だろ? マキ:アヤちゃん…… ユウ:……な? マキ:ユウ、愛してる!……ってなると思うか? ユウ:え? マキ:なるわけねーだろ。テメェの脳みそどーなってんだ。最初に私の笑顔が浮かぶだァ?当たり前だろ何年一緒にいると思ってんだ、何年!! ユウ:え?えーっと…、3年? マキ:5年だボケェ!!そして相手の女もなんだそれは!!なーに悲劇のヒロインみたいな身の引き方!!しかも体良く振られてんじゃねーか!! ユウ:振られてなんかない!身を引いてくれたんだ! マキ:ホントに脳内お花畑だな!?てか、アヤってあの子か!今年新卒の!会社の飲み会で酔いつぶれたお前を夜中の1時に家まで送ってくれた子! ユウ:よく覚えてるな。そうそうその子。可愛くていい子だったろ? マキ:申し訳なさ過ぎて私が土下座して、そのまま泊まっていってもらったんだっけ。で、私は朝早かったから先に家を出て……ハッ!…まさか……。 ユウ:お前が仕事に行った後、アイツ俺に朝飯まで用意してくれてさ。「あー好きだな」って、そのまま…。 マキ:SO・NO・MA・MA!! ユウ:ほんっと、…可愛かったな……。 マキ:しんっじらんない!!!!(涙溢れる) ユウ:おいおい、泣くなよ。 マキ:泣いてなんかない!! ユウ:ったく…しょうがないな 0:ユウ、力強くマキを抱き寄せる マキ:っ…… ユウ:ごめんな。 マキ:………ユウ。 ユウ:こんなに嫉妬するなんて…ほんと可愛いな、……ユキ。 マキ:…………はぁ? ユウ:大丈夫、俺はちゃんとお前のところに帰ってきたじゃないか… マキ:……誰だよ、ユキって。 ユウ:お前、自分の名前まで忘れたのか?ふっ、おっちょこちょいなやつ マキ:(食い気味で)マキだよ!!!私の名前はマキ!!! ユウ:あれ? マキ:あれ?じゃねーわ!…ちょっと待て、お前何人と浮気してんの??? ユウ:だから浮気じゃないって。 マキ:(深呼吸)すーーーーはーーーーー、…………本命、何人いんの? ユウ:えっ……えーと、1、2、3、4、5、6、7、それから… マキ:片手どころか両手超えそうになってんじゃねーか!!せめて片手で終わらせろ!!通りで毎日毎日帰りが遅い割には金ない金ないって言うと思ってたんだよ!! ユウ:女に金を出させるなんて、クズがする事だろ? マキ:テメーもクズなんだよ!!寧ろクズオブクズ!! ユウ:まったく…愛する彼氏に向かってクズは酷いな、…ハニー マキ:相変わらず無駄にイケボ!でも今お前私の名前わかんなくて咄嗟に「ハニー」って言ったよな?ん? ユウ:やだなぁ、そんなことないよ、メグミ マキ:マ・キ!!マイネームイズマキ!! ユウ:ははっ、可愛い マキ:あ゛ぁ!? ユウ:俺のためにそんなに怒ってくれるなんて、そんなに俺の事、好き? マキ:…………。 ユウ:照れんなよ。 0:また抱き寄せる。 ユウ:お前が1番だよ…愛してる。キスして、いい? 0:キスしようとしてくるクズを、思いっきり殴ってください。 ユウ:グブフォ!? マキ:…女、舐めんな。二度とそのツラ見せんなよ。 ユウ:っ、待ってくれ!ヨシコ!!!! マキ:いい加減にしろおおおおおお!!!! 0:END

マキM:今の彼と付き合って5年目。同棲も順調。最近はお互いに仕事が多忙で、なかなか二人の時間をつくる事は出来ないけれど、それでも私はこのままこの人と結婚して、幸せになる。…はずだった……。 マキ:……は? ユウ:いや、だから、これは浮気じゃないんだよ。 マキ:彼女がいるのに、別の女と仲良く手を繋いでお買い物して食事して夜の9時に帰ってくることが浮気じゃないならなんなの? ユウ:ほら、アヤもお前にって、これプレゼント。 マキ:え?あぁ、ありがと…… ユウ:2人で選んだんだ。お前に似合うだろうって。ピアス。 マキ:っているかーー!!なぁんで、彼氏が他の女と仲良く選んだピアスなんて付けなきゃなんないのさ!!(地面に叩きつける) ユウ:うわ、お前何すんだよ。アヤに失礼だろ! マキ:私には失礼とは思わんのか!!浮気相手の女と選んだプレゼントなんて頭イカれてるわ! ユウ:さっきも言ったけど、これは浮気じゃないんだって!この、勝手に溢れ出した「愛」って感情は浮ついてなんかない、本気なんだよ。でも…、何度目を閉じても最初に浮かぶのはお前の笑顔だった。だから俺は、お前を選ぶよ。 マキ:…っユウ……。 ユウ:アヤだって、「彼女さんと一緒にいるユウさんの事が私は好きって気づきました。だから私は身を引きます。」って。いい子だろ? マキ:アヤちゃん…… ユウ:……な? マキ:ユウ、愛してる!……ってなると思うか? ユウ:え? マキ:なるわけねーだろ。テメェの脳みそどーなってんだ。最初に私の笑顔が浮かぶだァ?当たり前だろ何年一緒にいると思ってんだ、何年!! ユウ:え?えーっと…、3年? マキ:5年だボケェ!!そして相手の女もなんだそれは!!なーに悲劇のヒロインみたいな身の引き方!!しかも体良く振られてんじゃねーか!! ユウ:振られてなんかない!身を引いてくれたんだ! マキ:ホントに脳内お花畑だな!?てか、アヤってあの子か!今年新卒の!会社の飲み会で酔いつぶれたお前を夜中の1時に家まで送ってくれた子! ユウ:よく覚えてるな。そうそうその子。可愛くていい子だったろ? マキ:申し訳なさ過ぎて私が土下座して、そのまま泊まっていってもらったんだっけ。で、私は朝早かったから先に家を出て……ハッ!…まさか……。 ユウ:お前が仕事に行った後、アイツ俺に朝飯まで用意してくれてさ。「あー好きだな」って、そのまま…。 マキ:SO・NO・MA・MA!! ユウ:ほんっと、…可愛かったな……。 マキ:しんっじらんない!!!!(涙溢れる) ユウ:おいおい、泣くなよ。 マキ:泣いてなんかない!! ユウ:ったく…しょうがないな 0:ユウ、力強くマキを抱き寄せる マキ:っ…… ユウ:ごめんな。 マキ:………ユウ。 ユウ:こんなに嫉妬するなんて…ほんと可愛いな、……ユキ。 マキ:…………はぁ? ユウ:大丈夫、俺はちゃんとお前のところに帰ってきたじゃないか… マキ:……誰だよ、ユキって。 ユウ:お前、自分の名前まで忘れたのか?ふっ、おっちょこちょいなやつ マキ:(食い気味で)マキだよ!!!私の名前はマキ!!! ユウ:あれ? マキ:あれ?じゃねーわ!…ちょっと待て、お前何人と浮気してんの??? ユウ:だから浮気じゃないって。 マキ:(深呼吸)すーーーーはーーーーー、…………本命、何人いんの? ユウ:えっ……えーと、1、2、3、4、5、6、7、それから… マキ:片手どころか両手超えそうになってんじゃねーか!!せめて片手で終わらせろ!!通りで毎日毎日帰りが遅い割には金ない金ないって言うと思ってたんだよ!! ユウ:女に金を出させるなんて、クズがする事だろ? マキ:テメーもクズなんだよ!!寧ろクズオブクズ!! ユウ:まったく…愛する彼氏に向かってクズは酷いな、…ハニー マキ:相変わらず無駄にイケボ!でも今お前私の名前わかんなくて咄嗟に「ハニー」って言ったよな?ん? ユウ:やだなぁ、そんなことないよ、メグミ マキ:マ・キ!!マイネームイズマキ!! ユウ:ははっ、可愛い マキ:あ゛ぁ!? ユウ:俺のためにそんなに怒ってくれるなんて、そんなに俺の事、好き? マキ:…………。 ユウ:照れんなよ。 0:また抱き寄せる。 ユウ:お前が1番だよ…愛してる。キスして、いい? 0:キスしようとしてくるクズを、思いっきり殴ってください。 ユウ:グブフォ!? マキ:…女、舐めんな。二度とそのツラ見せんなよ。 ユウ:っ、待ってくれ!ヨシコ!!!! マキ:いい加減にしろおおおおおお!!!! 0:END