台本概要
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タイトル | 「私なんてはじめからいなきゃよかったのに」 |
---|---|
作者名 | なおと(ばあばら) (@babara19851985) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
たまに感じることを文章にしてみました~。あらためてこうして文章にしてみると、暗い!!それでもよろしければ、読んで頂けると嬉しいです♪ 男女どちらでも可能です。一人称の変更も可です。内容の大幅な変更も可です。あなたの好きなように読んで下さい。 139 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
私 | 不問 | 8 | あなたです。あなたの声で話しましょう。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
私:私は悩む。
私:いつも悩む。
私:楽しいことをしているときでも悩む。
私:いや…楽しいときこそ、
私:悩んでしまう。
私:私なんて、はじめからいなきゃよかったのに。
私:そう思ってしまう。
0:
私:私は、どうせなら楽しく生きたい。
私:望んでなくても、生まれちゃったから。
私:だから、死ぬまでは生きなきゃいけない。
私:どうせ生きなきゃいけないなら、楽しく生きたい。
私:でも、ここでジレンマ。
私:私が楽しいと思うことを、私の周りの人が楽しいって思うとは限らない。
私:だって私は、周りの人が「楽しい」って言ってやっていることが、
私:「楽しい」って思えないときがあるんだもの。
私:だから、私の「楽しい」だって、きっと私の周りの人にとっては「楽しい」じゃない時だってある。
私:いや、それどころか、
私:私は、私の周りの人の「楽しい」を奪ってるんじゃないかな。
私:そう思う。
0:
私:気にしなければいいのかなぁ。
私:周りの人がどう思おうと、
私:私は私の「楽しい」を続ければいいのかなぁ。
私:…いや、そんなことできない。
私:だって、私は私以外の人のことが「好き」なんだもの。
私:「楽しい」を共有できなくったって、
私:私は、私の周りの人が好き。
私:だから、邪魔したくない。
私:私なんかの存在のせいで、私の好きな人たちの「楽しい」を汚したくない。
0:
私:…ごめん、良い子ぶった言い方だった。
私:私は、好きな人たちの邪魔をしたくないというより、
私:邪魔をした結果、私が嫌われるのが怖いんだ。
私:そうだった、そうだった。私はいつだって自分本位でしか物事を考えられない人間なんだった。
私:忘れちゃいけない。
私:私は、そういう人間だった。
0:
私:ってことで『周りの人がどう思おうと、私は私の「楽しい」をし続ける』案は却下。
私:却下理由は、私が嫌われるのが怖いから、という臆病で身勝手なもの。
私:これで良し。
0:
私:やっぱり、無理なのかなぁ。
私:私が何にも気兼ねなく、
私:私の「楽しい」を満喫することは…無理なのかなぁ。
0:
私:悩む。
私:悩み続ける。
私:答えはない。
私:悩み続けるのが私の人生。
私:決して楽しくない、私の人生。
私:でも、自分から死ぬほどじゃないんだ。
私:だから、ゆっくり苦しみ続けながら、
私:死ぬのを待たなきゃいけない。
0:
私:あ~あ、こんなに悩むばかりの人生ならさ、
私:私なんて、はじめからいなきゃよかったのに。
私:私は悩む。
私:いつも悩む。
私:楽しいことをしているときでも悩む。
私:いや…楽しいときこそ、
私:悩んでしまう。
私:私なんて、はじめからいなきゃよかったのに。
私:そう思ってしまう。
0:
私:私は、どうせなら楽しく生きたい。
私:望んでなくても、生まれちゃったから。
私:だから、死ぬまでは生きなきゃいけない。
私:どうせ生きなきゃいけないなら、楽しく生きたい。
私:でも、ここでジレンマ。
私:私が楽しいと思うことを、私の周りの人が楽しいって思うとは限らない。
私:だって私は、周りの人が「楽しい」って言ってやっていることが、
私:「楽しい」って思えないときがあるんだもの。
私:だから、私の「楽しい」だって、きっと私の周りの人にとっては「楽しい」じゃない時だってある。
私:いや、それどころか、
私:私は、私の周りの人の「楽しい」を奪ってるんじゃないかな。
私:そう思う。
0:
私:気にしなければいいのかなぁ。
私:周りの人がどう思おうと、
私:私は私の「楽しい」を続ければいいのかなぁ。
私:…いや、そんなことできない。
私:だって、私は私以外の人のことが「好き」なんだもの。
私:「楽しい」を共有できなくったって、
私:私は、私の周りの人が好き。
私:だから、邪魔したくない。
私:私なんかの存在のせいで、私の好きな人たちの「楽しい」を汚したくない。
0:
私:…ごめん、良い子ぶった言い方だった。
私:私は、好きな人たちの邪魔をしたくないというより、
私:邪魔をした結果、私が嫌われるのが怖いんだ。
私:そうだった、そうだった。私はいつだって自分本位でしか物事を考えられない人間なんだった。
私:忘れちゃいけない。
私:私は、そういう人間だった。
0:
私:ってことで『周りの人がどう思おうと、私は私の「楽しい」をし続ける』案は却下。
私:却下理由は、私が嫌われるのが怖いから、という臆病で身勝手なもの。
私:これで良し。
0:
私:やっぱり、無理なのかなぁ。
私:私が何にも気兼ねなく、
私:私の「楽しい」を満喫することは…無理なのかなぁ。
0:
私:悩む。
私:悩み続ける。
私:答えはない。
私:悩み続けるのが私の人生。
私:決して楽しくない、私の人生。
私:でも、自分から死ぬほどじゃないんだ。
私:だから、ゆっくり苦しみ続けながら、
私:死ぬのを待たなきゃいけない。
0:
私:あ~あ、こんなに悩むばかりの人生ならさ、
私:私なんて、はじめからいなきゃよかったのに。