台本概要
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タイトル | 殺し屋の女 05 |
---|---|
作者名 | 読川詩朗 |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 4人用台本(男2、女2) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
良い感じでストーリー構成出来てきたんだよねここらへんから
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ロッド | 男 | 34 | ここらへんで完成したねロッド像が |
ジュリア | 女 | 27 | ずっとブレ無いこの子 |
リク | 男 | 20 | 上二人のボス |
ミラノ | 女 | 33 | こいつが悪魔の根源 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:ロッドとジュリアの出会う前
ロッド:・・・というわけなんですが、どうでしょうか?
リク:うーん、まぁいいと思う。ご苦労だったなロッド、ほれ。給料だ受け取ってくれ
ロッド:ありがとうございます。
0:部屋を出ようとするロッド
リク:あ、そうだロッド、明日の夜は空いてるか?
ロッド:明日ですか?今のところは何も予定はないですね
リク:わかった。ちょっと酒でも飲みに行こう
ロッド:はぁ・・?わかりました?
0:一方そのころ
ジュリア:明日か・・・はぁ・・・だっりぃなー・・・
0:煙草に火をつけるジュリア
ジュリア:スゥー…フゥー…面倒だな・・・
0:翌日
リク:やぁやぁロッド、こんばんわ。おや?普段着でいいと言ったのにスーツか?
ロッド:こんばんわ。いや、だってカジノって普段着はダメでしょ!
ジュリア:おぉーボス。時間ピッタリか?
リク:おぉ、時間ピッタリだぜジュリア。
ロッド:えっと、リクさん、そちらの方は?
リク:あぁ、彼女はジュリアだ。ジュリア、こっちはロッドだ
ジュリア:へぇ?なぁボスなんでこんな弱弱しい奴を仲間に?
リク:あっはっは!まぁいいじゃないか。ささ、それじゃ入ろうか
0:カジノのビップルームに通される三人
ミラノ:いらっしゃい、リク。ジュリア。それに新顔君も・・・
リク:こんばんわ。ミラノ、今日はお誘いいただいてありがとう
ジュリア:おぅ姉御、タダ酒飲めるって聞いたから来たぜ?
ロッド:初めまして・・・ロッド・・・スタングです・・・
ミラノ:ロッドね。よろしく、私はズヴェーダのトップ、ミラノだ。よろしくロッド
ロッド:み・・ミラノ・・さん?え!?貴方がミラノさんですか!?
ミラノ:あっはっは!驚かれるのも無理はないだろう?ささ、そこに座りな三人とも
0:椅子に座る三人
リク:さて、と。ロッド。改めて今日ここに呼んだのは飲みに行くってわけじゃない。以前話したパートナーの件は覚えてるか?
ロッド:あ、いえうろ覚えです・・・すみません
リク:あっはっは!まぁいい。そのパートナーっていうのがこのジュリアって子だ
ロッド:そ、そうなんですか?
ジュリア:あたしはまだ認めてねぇけどな?
ミラノ:まぁまぁ、二人を正式にパートナーとして迎える為にここに呼んであげたのよジュリア?
ジュリア:勝手に呼んでおいて勝手にパートナーって言われてもよ?あたしは受け入れねぇよ
ミラノ:ま、そういうと思ってここに集めたのよ。えっと、ロッドだったわね?
ロッド:は、はい!
ミラノ:貴方、度胸はあるかしら?
ロッド:ど、度胸ですか?
ミラノ:えぇ。例えば!
0:急に銃口を頭に押さえつけるミラノ
ロッド:えっ・・・
ミラノ:さて、問題です。この銃には弾が何発入ってると思うかしら?
ロッド:そ・・それは・・・
ミラノ:じゅう・・きゅう・・はち・・・
ロッド:さ、三発目です
ミラノ:へぇ?じゃあ試してみましょうか?一発目・・・
0:カチンッ
ミラノ:一発目はセーフね?ふふ
ジュリア:ボス、新しい相方は終わったな。別のやつを見つけてくれよ
リク:待ちなよジュリア。まだ終わってないだろ?最後まで見てから帰りな
ミラノ:そうよ?あと二発残ってるんだから。ね?ロッド、貴方も男を見せなさい?さ、二発目・・・
0:カチンッ
ミラノ:あら、セーフね。素晴らしいわロッド。最期の一発・・・チャンスをあげるわ?
ロッド:ちゃ・・チャンスですか・・・
ミラノ:えぇ。約束の三発目、貴方に向かって撃つか上に向かって撃つか選ばせてあげるわ?
ロッド:だ・・大丈夫です。そのまま・・・撃ってください・・・
ミラノ:へぇ?ふふふ・・・面白いわね貴方。それじゃ三発目・・・
0:ズガンッ!
ジュリア:死んだな。
リク:お前の相方に選んで正解だったなジュリア
ジュリア:あぁ?
0:左耳の横をかする弾丸
ロッド:はぁ・・はぁ・・・
ミラノ:素晴らしいわロッド。ねぇジュリア?いい相方になると思うわよ?
ジュリア:姉御・・・なんで撃ち殺さなかったんだ?
ミラノ:あら?私は度胸試しをするって言っただけよ?殺すなんて言ってないわ?
ジュリア:はぁ?この前連れてきたあたしの相方になるって言ってた奴は脳天撃ち抜いたじゃねぇか!!
ミラノ:あの時はあの子が逃げたからよ
ジュリア:逃げたぁ?
ミラノ:えぇ。上に向かって撃つかどうかの選択で上に向かって撃つって逃げたから殺したのよ。これから死と隣り合わせの仕事をするのよ?度胸がない奴は死んだほうがいい。ただそれだけよ
リク:だな。ロッド。やっぱり君を勧誘してよかったよ。俺の目に狂いはなかった。
ロッド:ありがとうございます・・・
ミラノ:ねぇ?ジュリア?ロッドに見せてあげましょう
ジュリア:何を見せるんだ?
0:指を鳴らすミラノ
ミラノ:ねぇ、ロッド、貴方の相方は通称デビルズキラー。悪魔を宿した殺し屋よ。今目の前に二人、麻袋をかぶせた男がいるわ。この男たちは私の目を盗んで亡命しようとしてた子達なの。彼らは処罰される対象。ジュリアはこの二人を何秒で殺すと思う?
ロッド:え・・えっと・・・
ミラノ:遅いわ。
ロッド:え?
ミラノ:度胸があっても判断は遅いのね貴方。いいかしら?この裏社会って言うのは一分一秒を争う世界なの。その判断の遅さが時として自分の身に還り死ぬのよ。
ジュリア:なぁ?もういいか?
ミラノ:えぇ。
0:二人の頭を撃ち抜くジュリア
ロッド:うわぁ!
ミラノ:見なさいロッド!
0:両腕をおさえ正面を見せるミラノ
ミラノ:貴方の育ってきた環境は全て調べさせてもらったわ。随分ぬるま湯に浸かっていたのね?でも今日からはそんなぬるま湯に浸かる暇はないわ。熱湯も冷水も時として浴びないといけないの。今起きてる現実をちゃんと目に焼き付けなさい
ロッド:う・・・うっ・・・うおぇえ・・・
0:吐いてしまうロッド
ミラノ:リク、どうなってるのかしら?
リク:んー、どうなってるんだろうね。ロッド、大丈夫か?
ロッド:はい・・すみません・・・
リク:人が死ぬ姿を見るのが怖いか?さっきまで息をしてた生物が息絶え死んでいく姿を見るのがつらいか?いいかロッド、お前がこの世に生を授かったときから死は常に後ろで踊ってるんだ。この世は天使だけじゃない。悪魔も居ることを覚えておきな
ジュリア:なぁロッドって言ったかお前
ロッド:あ・・あぁ・・・
ジュリア:お前いくつだ?
ロッド:28です・・・
ジュリア:そうか。あたしは22だ。どう思う?
ロッド:どう思う・・・?
ジュリア:今のあたしを見てお前はどう思うって聞いてんだよ
ロッド:それは・・・
ジュリア:可哀想って思うか?怖いと思うか?世間一般的な答えしか言えねぇか?
ロッド:いや・・変われると思ってる・・・
ジュリア:変われる?何がだ?
ロッド:その眼は・・・憎しみしか感情を知らない野良犬の様に見える・・・でも・・世の中は沢山の出来事が起きている!だから君みたいな子でも変われると思うんだ!
ジュリア:そうかい・・・
0:ロッドに銃を突きつけるジュリア
ジュリア:あたしは姉御みたいに優しくしねぇ。今ここでお前を撃ち殺してもいいだぜ?どうだ?野良犬に殺されてもいいと思えるか?
ロッド:あぁ!構わない!だが、たとえ俺が死んでも君を変える人は必ず現れる!だから!そんな眼で世界を見ちゃだめだ!ジュリア!
ジュリア:そうか・・・んじゃお前の代わりを見つけてあたしは今後も生きていくよ。じゃあな
0:机を蹴り上げるミラノ
ミラノ:やめな!デビルズキラー!
リク:ロッド、君もだ
ミラノ:私はその二人だけ殺せと言ったんだ。私の前で別の人を殺すことは許さない。私とあんたの契約を忘れたのならまたそのダチョウみたいな脳に叩きこんでやろうか!あぁ!?
ジュリア:ケッ・・別に本気で殺そうなんて思ってねぇよ姉御。度胸試しをあたしもしてみたかっただけだ。
リク:ロッド、君も熱くなりすぎだよ。野良犬だなんだと君は表現の伝え方が間違ってる。発言は気をつけなさい。交渉人だろ?
ロッド:すみません・・・。
リク:あと何度も謝るな。君は謝り癖があるぞ。本当に悪いと思った時だけ謝れ。
ロッド:はい・・・
ミラノ:・・・空気が悪くなったわね。リク、葉巻を頂戴
リク:そうだね。
0:葉巻に火をつけるリク
ミラノ:スゥー…フゥー…あんたたち、賭けでもしなさい
ジュリア:賭けだぁ?
ミラノ:えぇ。ひと月二人パートナーの仮契約として動いてジュリアが心動いたらロッドの勝ち。ジュリアが心を動かさず今のままならジュリアの勝ち。負けたほうは商社のいう事をなんでも聞きなさい。これでオッケー。はい話し合い終わり
ジュリア:勝手に決めつけんなよ姉御!大体そんなのあた・・・
0:ジュリアの口を抑えるミラノ
ミラノ:この裏社会では私が法律なの。意見が言いたいならもっと偉くなって上に上り詰めてから文句言いなさい。野良犬・・・ロッドはそれでいいかしら?
ロッド:え、えぇ・・・それで大丈夫です
リク:んじゃ、この話は終わりにして、食事だ!二人のパートナー仮契約の記念にかんぱーい!
0:ロッドとジュリアの出会う前
ロッド:・・・というわけなんですが、どうでしょうか?
リク:うーん、まぁいいと思う。ご苦労だったなロッド、ほれ。給料だ受け取ってくれ
ロッド:ありがとうございます。
0:部屋を出ようとするロッド
リク:あ、そうだロッド、明日の夜は空いてるか?
ロッド:明日ですか?今のところは何も予定はないですね
リク:わかった。ちょっと酒でも飲みに行こう
ロッド:はぁ・・?わかりました?
0:一方そのころ
ジュリア:明日か・・・はぁ・・・だっりぃなー・・・
0:煙草に火をつけるジュリア
ジュリア:スゥー…フゥー…面倒だな・・・
0:翌日
リク:やぁやぁロッド、こんばんわ。おや?普段着でいいと言ったのにスーツか?
ロッド:こんばんわ。いや、だってカジノって普段着はダメでしょ!
ジュリア:おぉーボス。時間ピッタリか?
リク:おぉ、時間ピッタリだぜジュリア。
ロッド:えっと、リクさん、そちらの方は?
リク:あぁ、彼女はジュリアだ。ジュリア、こっちはロッドだ
ジュリア:へぇ?なぁボスなんでこんな弱弱しい奴を仲間に?
リク:あっはっは!まぁいいじゃないか。ささ、それじゃ入ろうか
0:カジノのビップルームに通される三人
ミラノ:いらっしゃい、リク。ジュリア。それに新顔君も・・・
リク:こんばんわ。ミラノ、今日はお誘いいただいてありがとう
ジュリア:おぅ姉御、タダ酒飲めるって聞いたから来たぜ?
ロッド:初めまして・・・ロッド・・・スタングです・・・
ミラノ:ロッドね。よろしく、私はズヴェーダのトップ、ミラノだ。よろしくロッド
ロッド:み・・ミラノ・・さん?え!?貴方がミラノさんですか!?
ミラノ:あっはっは!驚かれるのも無理はないだろう?ささ、そこに座りな三人とも
0:椅子に座る三人
リク:さて、と。ロッド。改めて今日ここに呼んだのは飲みに行くってわけじゃない。以前話したパートナーの件は覚えてるか?
ロッド:あ、いえうろ覚えです・・・すみません
リク:あっはっは!まぁいい。そのパートナーっていうのがこのジュリアって子だ
ロッド:そ、そうなんですか?
ジュリア:あたしはまだ認めてねぇけどな?
ミラノ:まぁまぁ、二人を正式にパートナーとして迎える為にここに呼んであげたのよジュリア?
ジュリア:勝手に呼んでおいて勝手にパートナーって言われてもよ?あたしは受け入れねぇよ
ミラノ:ま、そういうと思ってここに集めたのよ。えっと、ロッドだったわね?
ロッド:は、はい!
ミラノ:貴方、度胸はあるかしら?
ロッド:ど、度胸ですか?
ミラノ:えぇ。例えば!
0:急に銃口を頭に押さえつけるミラノ
ロッド:えっ・・・
ミラノ:さて、問題です。この銃には弾が何発入ってると思うかしら?
ロッド:そ・・それは・・・
ミラノ:じゅう・・きゅう・・はち・・・
ロッド:さ、三発目です
ミラノ:へぇ?じゃあ試してみましょうか?一発目・・・
0:カチンッ
ミラノ:一発目はセーフね?ふふ
ジュリア:ボス、新しい相方は終わったな。別のやつを見つけてくれよ
リク:待ちなよジュリア。まだ終わってないだろ?最後まで見てから帰りな
ミラノ:そうよ?あと二発残ってるんだから。ね?ロッド、貴方も男を見せなさい?さ、二発目・・・
0:カチンッ
ミラノ:あら、セーフね。素晴らしいわロッド。最期の一発・・・チャンスをあげるわ?
ロッド:ちゃ・・チャンスですか・・・
ミラノ:えぇ。約束の三発目、貴方に向かって撃つか上に向かって撃つか選ばせてあげるわ?
ロッド:だ・・大丈夫です。そのまま・・・撃ってください・・・
ミラノ:へぇ?ふふふ・・・面白いわね貴方。それじゃ三発目・・・
0:ズガンッ!
ジュリア:死んだな。
リク:お前の相方に選んで正解だったなジュリア
ジュリア:あぁ?
0:左耳の横をかする弾丸
ロッド:はぁ・・はぁ・・・
ミラノ:素晴らしいわロッド。ねぇジュリア?いい相方になると思うわよ?
ジュリア:姉御・・・なんで撃ち殺さなかったんだ?
ミラノ:あら?私は度胸試しをするって言っただけよ?殺すなんて言ってないわ?
ジュリア:はぁ?この前連れてきたあたしの相方になるって言ってた奴は脳天撃ち抜いたじゃねぇか!!
ミラノ:あの時はあの子が逃げたからよ
ジュリア:逃げたぁ?
ミラノ:えぇ。上に向かって撃つかどうかの選択で上に向かって撃つって逃げたから殺したのよ。これから死と隣り合わせの仕事をするのよ?度胸がない奴は死んだほうがいい。ただそれだけよ
リク:だな。ロッド。やっぱり君を勧誘してよかったよ。俺の目に狂いはなかった。
ロッド:ありがとうございます・・・
ミラノ:ねぇ?ジュリア?ロッドに見せてあげましょう
ジュリア:何を見せるんだ?
0:指を鳴らすミラノ
ミラノ:ねぇ、ロッド、貴方の相方は通称デビルズキラー。悪魔を宿した殺し屋よ。今目の前に二人、麻袋をかぶせた男がいるわ。この男たちは私の目を盗んで亡命しようとしてた子達なの。彼らは処罰される対象。ジュリアはこの二人を何秒で殺すと思う?
ロッド:え・・えっと・・・
ミラノ:遅いわ。
ロッド:え?
ミラノ:度胸があっても判断は遅いのね貴方。いいかしら?この裏社会って言うのは一分一秒を争う世界なの。その判断の遅さが時として自分の身に還り死ぬのよ。
ジュリア:なぁ?もういいか?
ミラノ:えぇ。
0:二人の頭を撃ち抜くジュリア
ロッド:うわぁ!
ミラノ:見なさいロッド!
0:両腕をおさえ正面を見せるミラノ
ミラノ:貴方の育ってきた環境は全て調べさせてもらったわ。随分ぬるま湯に浸かっていたのね?でも今日からはそんなぬるま湯に浸かる暇はないわ。熱湯も冷水も時として浴びないといけないの。今起きてる現実をちゃんと目に焼き付けなさい
ロッド:う・・・うっ・・・うおぇえ・・・
0:吐いてしまうロッド
ミラノ:リク、どうなってるのかしら?
リク:んー、どうなってるんだろうね。ロッド、大丈夫か?
ロッド:はい・・すみません・・・
リク:人が死ぬ姿を見るのが怖いか?さっきまで息をしてた生物が息絶え死んでいく姿を見るのがつらいか?いいかロッド、お前がこの世に生を授かったときから死は常に後ろで踊ってるんだ。この世は天使だけじゃない。悪魔も居ることを覚えておきな
ジュリア:なぁロッドって言ったかお前
ロッド:あ・・あぁ・・・
ジュリア:お前いくつだ?
ロッド:28です・・・
ジュリア:そうか。あたしは22だ。どう思う?
ロッド:どう思う・・・?
ジュリア:今のあたしを見てお前はどう思うって聞いてんだよ
ロッド:それは・・・
ジュリア:可哀想って思うか?怖いと思うか?世間一般的な答えしか言えねぇか?
ロッド:いや・・変われると思ってる・・・
ジュリア:変われる?何がだ?
ロッド:その眼は・・・憎しみしか感情を知らない野良犬の様に見える・・・でも・・世の中は沢山の出来事が起きている!だから君みたいな子でも変われると思うんだ!
ジュリア:そうかい・・・
0:ロッドに銃を突きつけるジュリア
ジュリア:あたしは姉御みたいに優しくしねぇ。今ここでお前を撃ち殺してもいいだぜ?どうだ?野良犬に殺されてもいいと思えるか?
ロッド:あぁ!構わない!だが、たとえ俺が死んでも君を変える人は必ず現れる!だから!そんな眼で世界を見ちゃだめだ!ジュリア!
ジュリア:そうか・・・んじゃお前の代わりを見つけてあたしは今後も生きていくよ。じゃあな
0:机を蹴り上げるミラノ
ミラノ:やめな!デビルズキラー!
リク:ロッド、君もだ
ミラノ:私はその二人だけ殺せと言ったんだ。私の前で別の人を殺すことは許さない。私とあんたの契約を忘れたのならまたそのダチョウみたいな脳に叩きこんでやろうか!あぁ!?
ジュリア:ケッ・・別に本気で殺そうなんて思ってねぇよ姉御。度胸試しをあたしもしてみたかっただけだ。
リク:ロッド、君も熱くなりすぎだよ。野良犬だなんだと君は表現の伝え方が間違ってる。発言は気をつけなさい。交渉人だろ?
ロッド:すみません・・・。
リク:あと何度も謝るな。君は謝り癖があるぞ。本当に悪いと思った時だけ謝れ。
ロッド:はい・・・
ミラノ:・・・空気が悪くなったわね。リク、葉巻を頂戴
リク:そうだね。
0:葉巻に火をつけるリク
ミラノ:スゥー…フゥー…あんたたち、賭けでもしなさい
ジュリア:賭けだぁ?
ミラノ:えぇ。ひと月二人パートナーの仮契約として動いてジュリアが心動いたらロッドの勝ち。ジュリアが心を動かさず今のままならジュリアの勝ち。負けたほうは商社のいう事をなんでも聞きなさい。これでオッケー。はい話し合い終わり
ジュリア:勝手に決めつけんなよ姉御!大体そんなのあた・・・
0:ジュリアの口を抑えるミラノ
ミラノ:この裏社会では私が法律なの。意見が言いたいならもっと偉くなって上に上り詰めてから文句言いなさい。野良犬・・・ロッドはそれでいいかしら?
ロッド:え、えぇ・・・それで大丈夫です
リク:んじゃ、この話は終わりにして、食事だ!二人のパートナー仮契約の記念にかんぱーい!