台本概要

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タイトル 1人ぼっちは、もう嫌だよ。。。
作者名 黒月 煉  (@SNM_neko193ren)
ジャンル その他
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 20 分
台本使用規定 商用、非商用問わず作者へ連絡要
説明 この台本は、作者である【黒月 煉】の身に起こった過去のお話を思い出しながらだいたい書いた物でございます。

ノンフィクションです。過去に起こった実話を文字起こし致しました。

途中に出てきます。潤にぃに関してましての質問は受け付けておりません。
話してもきっと、信じてはもらえませんから。


泣き演技の練習にでもお使い下さい。

また、話の内容が【いじめ】や【虐待】になっておりますので。読んでいて苦しくなる様でしたらおやめ下さい。
それでも読むよって方は、自己責任でお読み下さい。

⚠この過去話についての誹謗中傷はおやめ下さい。。

途中(orお兄ちゃん)や(/お兄ちゃん)と分岐あります。読み手様の性別に合わせてお読み下さい。

○○には、読み手様のお名前を。。

父方の婆のセリフ、お母さんのセリフや、先生のセリフは、声を変えて呼んでもよし、そのまんま読み続けてもいいです。

お任せいたします。。。

先輩の名前や、盗んだ子の名前、いじめっ子の名前はイニシャルにしております。

ご理解くださいませ(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)


今の私がいるのは、過去の経験があるからにございますので。私に対する誹謗中傷は受け付けますが、この話を読んでからにして下さいませ。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
○○ 不問 111 ○○には、あなたのお名前を。。。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
✿本編:【1人ぼっちは、もう嫌だよ。。】 ○○:僕が3歳の時に弟が産まれました。 お母さんも、お父さんも弟が可愛くて可愛くて、僕よりも弟に手をかけ、目をやってました。 ○○:その頃、お父さんのおばあちゃんの家で少しだけ過ごしてました。 ○○:僕も弟は可愛いなと思ってました。 ○○:頑張って、お姉ちゃん(orお兄ちゃん)にならないとって思ってました。 ○○:弟が産まれてから、お父さんの方のおばあちゃんに『長男は跡取りなんだから大事にしなきゃ』と言われてました。 ○○:ある日のお昼ご飯の時。。。。僕は、おばあちゃんに言いました。 ○○:「おばあちゃん、お腹すいた。ご飯まだ?」 父方の婆:「○○のご飯はココにはないよ。トモくんのおばあちゃんに頼んであるから、トモくんの家でお昼ご飯貰いなさい。」 ○○:「え。。。。はい。。。」 ○○:長男主義のお父さんの方のおばあちゃんは、僕の事は【いらない】みたい。 ○○:弟は、お父さんの方のおばあちゃんとおじいちゃん、お父さんとお母さんに甘やかされてた。 ○○:あれ?僕は? 僕は【いらない子】なの? ○○:3歳から、我慢を覚えざるを得なかった僕は、寂しさを紛らわしたくて、近所のお兄さん達と遊んでた。 ○○:それからしばらくして、お父さんとお母さん、弟と僕は、お父さんの方のおばあちゃんの家から、同じ県の別の町に引越しをした。 ○○:夏休み、冬休み、春休みは、僕にとって幸せだった。 ○○:だって、お母さんの方のおばあちゃん家に遊びに行けるから。新潟から栃木までなんて遠いから、そんなにしょっちゅうは行ったり来たりは出来ない。 ○○:お母さんの方のおばあちゃんの事は、あーちゃんって呼んでた。 ○○:おじいちゃんも優しくて、あーちゃんも優しくて、いつも、一緒に居てくれた。 ○○:夏休みが終わって、さぁ、新潟の家に帰るぞ!ってなっても、僕は帰りたくなくて、ずっと泣いてた。 ○○:「あーちゃん、あーちゃん。帰りたくないよ。やだよ。帰りたくないよ」 ○○:あーちゃん困ってたと思う。でも、帰ったら、また1人ぼっちになっちゃう。。。 ○○:結局泣き喚いてる僕をお父さんが車に乗せて、新潟の家に帰った。。。 ○○:お父さんもお母さんも、弟。弟。弟。。。。 ○○:「僕は? ねー、僕は?」 ○○:僕が何もしてなくても、弟が泣いていれば。僕がお父さんから怒られて、拳骨(げんこつ)されて、玄関から出されて、入れないように鍵閉められて。。。。 ○○:「ごめんなさい。ごめんなさい。いい子にするから、中に入れてよぉ。。。」 ○○:あの時、どのくらい泣いてたんだろ。。。気づいたらお母さんが鍵開けてくれて中に入った気がする。。。あやふやだけど。。。 ○○:僕も小学生に上がって身体だけ成長してって。心だけは、時が止まった様に3歳のまんまで。。。 ○○:小学生のテストでも、算数の100点は取れなくても95点とって、お母さんに駆け寄ってみせても。。褒められるんじゃなくて、怒られて、玄関から締め出されて。。。 ○○:「弟が100点とったら、凄い喜んでるのに。。。なんで僕が算数で100点とってみせても、【お姉ちゃん(/お兄ちゃん)なんだから100点取れて当たり前だよね】って言われないといけないの?」 ○○:【褒めて欲しい】っていう気持ちにこの時に蓋をしたきがする。。 ○○:だって、どんなに頑張っても【褒められない】んだから。 ○○:僕が小学四年生の時、お父さんの機嫌が悪かったのか、持ち上げられて投げ飛ばされて。。。。。運悪く僕は、左足の甲の骨が骨折しました。 ○○:流石にやばいと思ったお父さんが、僕を整形外科に連れて行ってどうしてこうなったかを説明してました。。 ○○:お父さんが『俺が投げ飛ばして骨折させました』って言ってたのは、あとからお医者さんが教えてくれました。 ○○:あれ?おかしいなぁ。。。今の時代にあって昔にはなかったのかな。。。児童相談所。。。。 ○○:それとも、【躾】のいっかんとして見られちゃった訳? ○○:僕は。。。助けは求めてはいけないのかな? ✿:しばらくの間 ○○:それから月日が流れて、お父さんが何かで当たったって言ってた、ポケモンの青バージョンを貰いに行って。よし!やるぞ!ってなった次の日。。。 ○○:近所の子が遊びに来て、青バージョンのカセットを手に握って盗んでったのが見えた。 ○○:お母さんにそのことを話すと〖○○が回収してきなさい。できなかったら、家に入れないから。〗って。。。 ○○:ねぇ、僕まだ小学生だよ? 普通大人が相手の親御さんと話し合って返してもらうんじゃないの? ○○:その時は必死だった。その子の家に行ってチャイム鳴らして、「ゲーム持ってかれちゃったから。返して!お願い。返して!!」って泣きながら言っても、返してくれなくて。。。 ○○:結局家帰ってお母さんに伝えたら、『じゃあ取り返せるまで帰ってくるな』って言われるし。。。 ○○:ねぇ、僕は。。お母さんとお父さんにとって何? ○○:「取り返せなくてごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! お願いだから家に入れてよぉー!!」 ✿:しばらくの間 ○○:小学六年生の時、お父さんが壁に穴をグーで3発開けました。理由は、お父さんの振りんがお母さんにバレたからみたいでした。 ○○:僕が小学六年生の時から、お母さんとお父さんの夜の喧嘩が耐えませんでした。 どうしても寝れなくて、寝ぼけた振りをして寝る部屋の2階から1階のご飯食べる部屋に見に行きました。 ○○:そしたら、お父さんがお母さんに包丁を突きつけてる場面でした。。 ○○:「なに。。。してるの?」 ○○:僕がそう言うと、お父さんが気づいた様で『話し合ってるだけだから、2階戻って寝なさい。』って言われたきがする。。 ○○:記憶があやふやだけど。。お母さんが殺されちゃうって言うのはわかった。 ○○:お父さんにとって僕は【疫病神】なんだって。複雑骨折した時があって、その時の事を持ち出されて、『お父さんとお母さんが離婚するのは、○○が骨折したからだ。○○は、疫病神だ。』ってね。。。 ○○:お母さんは、違うって言ってたけど。もう、信じれないよ。 ○○:それからあーちゃんのいる栃木に引越しをして。転入学で中学校に入って。。友達作れるかな?って不安だったのは今でも覚えてる。。。 ○○:でも、友達作る以前に。。僕は、歓迎されてなかったみたい。。 ○○:転入学して、初日の登校から。【いじめ】が始まった。 ○○:「おはようございます」って言ってから教室に入りましょうって言われたからそうしただけなのに。。。 ○○:『新潟帰れよ!かーえーれー!』って急に帰れコールされて。。。 ○○:僕、君たちに何もしてないよね? ○○:担任の先生来ても、ずっと辞めずに『かーえーれー!かーえーれー!』って帰れコール。新潟に帰ってお父さんのところに行きたくないのに。。あーちゃんのそばに居たいのに。僕の居場所はあーちゃんの所しかないのに。。。 ○○:社会の授業でも、新潟の名産は?って質問があっただけなのに、クラスの男の子達に、また、帰れコールされて。担任はそれを止めないで、ニヤリって笑ってるだけだし。。。。 ○○:ここでも一人なのかって苦しかった。 ○○:メガネケースは取られるし、取り返したくて追いかけると男子トイレに投げ入れられるし。。。普通に入って取りに行ったけど。。。。 ○○:今度は、メガネケースを取り返したくてベランダに出た瞬間に足に激痛が走って、自分のふくらはぎ見たら切れて血まみれで。それでもメガネケース取り返さなきゃって思って走って追いかけて。 ○○:それを知った担任に聞かれたから。「メガネケース取り返したくて追いかけてて、Tくんに、ベランダ出た瞬間に扉を閉められて足が切れました。」ってちゃんと伝えたのに。。。 ○○:担任は『Tはそんなことするような子じゃない。お前が何かしたんじゃないのか?』って言われて怒られる始末。。。 ○○:そのあとも色々いじめは酷かった。。。。 ○○:お母さんに、相談があるんだって言って、いじめられてることを勇気出して言ったのに。。。。返ってきた言葉は。。 お母さん:「いじめられるのは○○が何かしたからでしょ?○○が全部悪い!!」 ○○:あ。。。そう。。。わかった。じゃあもう何も言わない!! ○○:お母さんには、何も話さない!! ○○:それから、僕は自分の本心を溜め込むようになりました。 ○○:それに、部活でもいじめはありました。 ○○:でも、同じ楽器の先輩に相談したいことありますって勇気出して伝えたら、いいよ。聞くよって言って貰えたから。。。 ○○:時間作ってもらって。。「今、部活中にMからいじめられてて、苦しくて、どうしたらいいと思いますか?」って勇気出して伝えたのに。。。。次の日。。saxの先輩に言われちゃった。。。 saxの先輩:「Tちゃんが苦しんでるから、いじめの事は1人で解決してくれる?もう、Tちゃんに頼らないで、相談しないで!」 ○○:「ごめんなさい。苦しませてこめんなさい。。分かりました。。。」 ○○:そういって、先輩が3年生の教室に帰って行ってから1人で泣きました。 ○○:「1人で解決、出来なかったから、だから、相談したのに。。。なんで? なんで? なんで助けを求めちゃいけないの!! ねぇー!助けてよ!! 潤にぃ達助けてよぉ。。そこにいるの見えてるのに、なんで助けてくれないの。。苦しいよ。。もう1人ぼっちは嫌だよぉー。。。。」 ○○:そのあとどうしたらいいのか分からなくて、ただ膝を抱えて体操座りでうずくまってました。。 ○○:その頃から、【助けを求めてはいけない】って思って【助けて】って気持ちには蓋をしました。 ○○:笑顔が気持ち悪いと言われたから【笑うのを止め】。 ○○:家の中で次泣いたら出てけっていわれたから、【声を出して泣く事を止め】。 ○○:あーちゃん家以外は地獄でした。。。 ○○:学校でも一人。家に帰ってもお母さんは弟のことばっかりで僕にはあんまりだし。。。 ○○:本当の一人ぼっちを経験してるからこそ。。。 ○○:同じ経験をして欲しくないからこそ。。。 ○○:いじめとかで悩んでる子に手を差し出して、話を聞いてあげたりしてます。。 ○○:一人ぼっちはね。。。 ○○:本当に寂しいよ。。 ○○:一人ぼっちはね。。。 ○○:本当に苦しいよ。。。 ○○:なんで僕は一人ぼっちなんだろうね。。。 ○○:なんでお母さんは弟ばっかりなんだろうね。。。 ○○:なんでいじめられる原因は僕にあるって言ったんだろうね。。。 ○○:なんで、相談していいって言ってくれたのに。。別の先輩から『相談しないで、いじめは一人で解決して』って言われなきゃ行けなかったんだろう。。。。 ○○:なんで、担任もクラスの皆と同じで新潟帰れコール行ってきたんだろう。。。。 ○○:ねぇ。。僕が何かしましたか? ○○:ねぇ。。僕、なにか悪いことしましたか? ○○:ただ、お母さんから愛されたかった。 ○○:ただ、お母さんから弟ばかりでなくて僕にも目を向けてもらいたかった。 ○○:ただ、お母さんから褒めてもらいたかった。 ○○:ただ、友達を作りたかった。 ○○:ただ、新しい環境に頑張って慣れたかった。。。 ✿:しばらくの間 ○○:ただそれだけなのに。。。。 ○○:過去の僕は。感情を押し殺して蓋をして、本心にも蓋をして、自分をいつわり続けて、良い子を演じて過ごして。。。 ○○:だから。。。心が分離するんだよ。。。 ○○:人格がいるから何? ○○:声幅広くなった分、人格がいるんだって知っただけなのに。。 ○○:お母さん、お父さんから愛されて育った人には。僕の苦しみ、寂しさ、一人ぼっちの孤独なんて分かるわけないよね。。 ○○:周りに苦しんでる子いたら、見て見ぬふりじゃなくて、手を差し伸べてあげて下さい。 ○○:いじめられてる子の味方(友達)になってあげてください。 ○○:もう、誰も、僕みたいに、一人ぼっちになりませんように。。。。 ❀:終わり

✿本編:【1人ぼっちは、もう嫌だよ。。】 ○○:僕が3歳の時に弟が産まれました。 お母さんも、お父さんも弟が可愛くて可愛くて、僕よりも弟に手をかけ、目をやってました。 ○○:その頃、お父さんのおばあちゃんの家で少しだけ過ごしてました。 ○○:僕も弟は可愛いなと思ってました。 ○○:頑張って、お姉ちゃん(orお兄ちゃん)にならないとって思ってました。 ○○:弟が産まれてから、お父さんの方のおばあちゃんに『長男は跡取りなんだから大事にしなきゃ』と言われてました。 ○○:ある日のお昼ご飯の時。。。。僕は、おばあちゃんに言いました。 ○○:「おばあちゃん、お腹すいた。ご飯まだ?」 父方の婆:「○○のご飯はココにはないよ。トモくんのおばあちゃんに頼んであるから、トモくんの家でお昼ご飯貰いなさい。」 ○○:「え。。。。はい。。。」 ○○:長男主義のお父さんの方のおばあちゃんは、僕の事は【いらない】みたい。 ○○:弟は、お父さんの方のおばあちゃんとおじいちゃん、お父さんとお母さんに甘やかされてた。 ○○:あれ?僕は? 僕は【いらない子】なの? ○○:3歳から、我慢を覚えざるを得なかった僕は、寂しさを紛らわしたくて、近所のお兄さん達と遊んでた。 ○○:それからしばらくして、お父さんとお母さん、弟と僕は、お父さんの方のおばあちゃんの家から、同じ県の別の町に引越しをした。 ○○:夏休み、冬休み、春休みは、僕にとって幸せだった。 ○○:だって、お母さんの方のおばあちゃん家に遊びに行けるから。新潟から栃木までなんて遠いから、そんなにしょっちゅうは行ったり来たりは出来ない。 ○○:お母さんの方のおばあちゃんの事は、あーちゃんって呼んでた。 ○○:おじいちゃんも優しくて、あーちゃんも優しくて、いつも、一緒に居てくれた。 ○○:夏休みが終わって、さぁ、新潟の家に帰るぞ!ってなっても、僕は帰りたくなくて、ずっと泣いてた。 ○○:「あーちゃん、あーちゃん。帰りたくないよ。やだよ。帰りたくないよ」 ○○:あーちゃん困ってたと思う。でも、帰ったら、また1人ぼっちになっちゃう。。。 ○○:結局泣き喚いてる僕をお父さんが車に乗せて、新潟の家に帰った。。。 ○○:お父さんもお母さんも、弟。弟。弟。。。。 ○○:「僕は? ねー、僕は?」 ○○:僕が何もしてなくても、弟が泣いていれば。僕がお父さんから怒られて、拳骨(げんこつ)されて、玄関から出されて、入れないように鍵閉められて。。。。 ○○:「ごめんなさい。ごめんなさい。いい子にするから、中に入れてよぉ。。。」 ○○:あの時、どのくらい泣いてたんだろ。。。気づいたらお母さんが鍵開けてくれて中に入った気がする。。。あやふやだけど。。。 ○○:僕も小学生に上がって身体だけ成長してって。心だけは、時が止まった様に3歳のまんまで。。。 ○○:小学生のテストでも、算数の100点は取れなくても95点とって、お母さんに駆け寄ってみせても。。褒められるんじゃなくて、怒られて、玄関から締め出されて。。。 ○○:「弟が100点とったら、凄い喜んでるのに。。。なんで僕が算数で100点とってみせても、【お姉ちゃん(/お兄ちゃん)なんだから100点取れて当たり前だよね】って言われないといけないの?」 ○○:【褒めて欲しい】っていう気持ちにこの時に蓋をしたきがする。。 ○○:だって、どんなに頑張っても【褒められない】んだから。 ○○:僕が小学四年生の時、お父さんの機嫌が悪かったのか、持ち上げられて投げ飛ばされて。。。。。運悪く僕は、左足の甲の骨が骨折しました。 ○○:流石にやばいと思ったお父さんが、僕を整形外科に連れて行ってどうしてこうなったかを説明してました。。 ○○:お父さんが『俺が投げ飛ばして骨折させました』って言ってたのは、あとからお医者さんが教えてくれました。 ○○:あれ?おかしいなぁ。。。今の時代にあって昔にはなかったのかな。。。児童相談所。。。。 ○○:それとも、【躾】のいっかんとして見られちゃった訳? ○○:僕は。。。助けは求めてはいけないのかな? ✿:しばらくの間 ○○:それから月日が流れて、お父さんが何かで当たったって言ってた、ポケモンの青バージョンを貰いに行って。よし!やるぞ!ってなった次の日。。。 ○○:近所の子が遊びに来て、青バージョンのカセットを手に握って盗んでったのが見えた。 ○○:お母さんにそのことを話すと〖○○が回収してきなさい。できなかったら、家に入れないから。〗って。。。 ○○:ねぇ、僕まだ小学生だよ? 普通大人が相手の親御さんと話し合って返してもらうんじゃないの? ○○:その時は必死だった。その子の家に行ってチャイム鳴らして、「ゲーム持ってかれちゃったから。返して!お願い。返して!!」って泣きながら言っても、返してくれなくて。。。 ○○:結局家帰ってお母さんに伝えたら、『じゃあ取り返せるまで帰ってくるな』って言われるし。。。 ○○:ねぇ、僕は。。お母さんとお父さんにとって何? ○○:「取り返せなくてごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! お願いだから家に入れてよぉー!!」 ✿:しばらくの間 ○○:小学六年生の時、お父さんが壁に穴をグーで3発開けました。理由は、お父さんの振りんがお母さんにバレたからみたいでした。 ○○:僕が小学六年生の時から、お母さんとお父さんの夜の喧嘩が耐えませんでした。 どうしても寝れなくて、寝ぼけた振りをして寝る部屋の2階から1階のご飯食べる部屋に見に行きました。 ○○:そしたら、お父さんがお母さんに包丁を突きつけてる場面でした。。 ○○:「なに。。。してるの?」 ○○:僕がそう言うと、お父さんが気づいた様で『話し合ってるだけだから、2階戻って寝なさい。』って言われたきがする。。 ○○:記憶があやふやだけど。。お母さんが殺されちゃうって言うのはわかった。 ○○:お父さんにとって僕は【疫病神】なんだって。複雑骨折した時があって、その時の事を持ち出されて、『お父さんとお母さんが離婚するのは、○○が骨折したからだ。○○は、疫病神だ。』ってね。。。 ○○:お母さんは、違うって言ってたけど。もう、信じれないよ。 ○○:それからあーちゃんのいる栃木に引越しをして。転入学で中学校に入って。。友達作れるかな?って不安だったのは今でも覚えてる。。。 ○○:でも、友達作る以前に。。僕は、歓迎されてなかったみたい。。 ○○:転入学して、初日の登校から。【いじめ】が始まった。 ○○:「おはようございます」って言ってから教室に入りましょうって言われたからそうしただけなのに。。。 ○○:『新潟帰れよ!かーえーれー!』って急に帰れコールされて。。。 ○○:僕、君たちに何もしてないよね? ○○:担任の先生来ても、ずっと辞めずに『かーえーれー!かーえーれー!』って帰れコール。新潟に帰ってお父さんのところに行きたくないのに。。あーちゃんのそばに居たいのに。僕の居場所はあーちゃんの所しかないのに。。。 ○○:社会の授業でも、新潟の名産は?って質問があっただけなのに、クラスの男の子達に、また、帰れコールされて。担任はそれを止めないで、ニヤリって笑ってるだけだし。。。。 ○○:ここでも一人なのかって苦しかった。 ○○:メガネケースは取られるし、取り返したくて追いかけると男子トイレに投げ入れられるし。。。普通に入って取りに行ったけど。。。。 ○○:今度は、メガネケースを取り返したくてベランダに出た瞬間に足に激痛が走って、自分のふくらはぎ見たら切れて血まみれで。それでもメガネケース取り返さなきゃって思って走って追いかけて。 ○○:それを知った担任に聞かれたから。「メガネケース取り返したくて追いかけてて、Tくんに、ベランダ出た瞬間に扉を閉められて足が切れました。」ってちゃんと伝えたのに。。。 ○○:担任は『Tはそんなことするような子じゃない。お前が何かしたんじゃないのか?』って言われて怒られる始末。。。 ○○:そのあとも色々いじめは酷かった。。。。 ○○:お母さんに、相談があるんだって言って、いじめられてることを勇気出して言ったのに。。。。返ってきた言葉は。。 お母さん:「いじめられるのは○○が何かしたからでしょ?○○が全部悪い!!」 ○○:あ。。。そう。。。わかった。じゃあもう何も言わない!! ○○:お母さんには、何も話さない!! ○○:それから、僕は自分の本心を溜め込むようになりました。 ○○:それに、部活でもいじめはありました。 ○○:でも、同じ楽器の先輩に相談したいことありますって勇気出して伝えたら、いいよ。聞くよって言って貰えたから。。。 ○○:時間作ってもらって。。「今、部活中にMからいじめられてて、苦しくて、どうしたらいいと思いますか?」って勇気出して伝えたのに。。。。次の日。。saxの先輩に言われちゃった。。。 saxの先輩:「Tちゃんが苦しんでるから、いじめの事は1人で解決してくれる?もう、Tちゃんに頼らないで、相談しないで!」 ○○:「ごめんなさい。苦しませてこめんなさい。。分かりました。。。」 ○○:そういって、先輩が3年生の教室に帰って行ってから1人で泣きました。 ○○:「1人で解決、出来なかったから、だから、相談したのに。。。なんで? なんで? なんで助けを求めちゃいけないの!! ねぇー!助けてよ!! 潤にぃ達助けてよぉ。。そこにいるの見えてるのに、なんで助けてくれないの。。苦しいよ。。もう1人ぼっちは嫌だよぉー。。。。」 ○○:そのあとどうしたらいいのか分からなくて、ただ膝を抱えて体操座りでうずくまってました。。 ○○:その頃から、【助けを求めてはいけない】って思って【助けて】って気持ちには蓋をしました。 ○○:笑顔が気持ち悪いと言われたから【笑うのを止め】。 ○○:家の中で次泣いたら出てけっていわれたから、【声を出して泣く事を止め】。 ○○:あーちゃん家以外は地獄でした。。。 ○○:学校でも一人。家に帰ってもお母さんは弟のことばっかりで僕にはあんまりだし。。。 ○○:本当の一人ぼっちを経験してるからこそ。。。 ○○:同じ経験をして欲しくないからこそ。。。 ○○:いじめとかで悩んでる子に手を差し出して、話を聞いてあげたりしてます。。 ○○:一人ぼっちはね。。。 ○○:本当に寂しいよ。。 ○○:一人ぼっちはね。。。 ○○:本当に苦しいよ。。。 ○○:なんで僕は一人ぼっちなんだろうね。。。 ○○:なんでお母さんは弟ばっかりなんだろうね。。。 ○○:なんでいじめられる原因は僕にあるって言ったんだろうね。。。 ○○:なんで、相談していいって言ってくれたのに。。別の先輩から『相談しないで、いじめは一人で解決して』って言われなきゃ行けなかったんだろう。。。。 ○○:なんで、担任もクラスの皆と同じで新潟帰れコール行ってきたんだろう。。。。 ○○:ねぇ。。僕が何かしましたか? ○○:ねぇ。。僕、なにか悪いことしましたか? ○○:ただ、お母さんから愛されたかった。 ○○:ただ、お母さんから弟ばかりでなくて僕にも目を向けてもらいたかった。 ○○:ただ、お母さんから褒めてもらいたかった。 ○○:ただ、友達を作りたかった。 ○○:ただ、新しい環境に頑張って慣れたかった。。。 ✿:しばらくの間 ○○:ただそれだけなのに。。。。 ○○:過去の僕は。感情を押し殺して蓋をして、本心にも蓋をして、自分をいつわり続けて、良い子を演じて過ごして。。。 ○○:だから。。。心が分離するんだよ。。。 ○○:人格がいるから何? ○○:声幅広くなった分、人格がいるんだって知っただけなのに。。 ○○:お母さん、お父さんから愛されて育った人には。僕の苦しみ、寂しさ、一人ぼっちの孤独なんて分かるわけないよね。。 ○○:周りに苦しんでる子いたら、見て見ぬふりじゃなくて、手を差し伸べてあげて下さい。 ○○:いじめられてる子の味方(友達)になってあげてください。 ○○:もう、誰も、僕みたいに、一人ぼっちになりませんように。。。。 ❀:終わり