台本概要
86 views
タイトル | 脳内会議〜プレゼント大作戦〜後編 |
---|---|
作者名 | てくす (@daihooon) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 5人用台本(男2、女3) |
時間 | 30 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
なんとか美波のおかげでプレゼントを用意できた真夏。しかし、まだ作戦は終わってない! 準備はできた、だけど渡すまでがプレゼント大作戦だ!いざ、脳内会議! 86 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
真夏 | 女 | 93 | 榎原真夏。全ての人格の全であり、一。ただのバレンタインに悩む女子高生。 |
唯 | 男 | 73 | 右田唯。真夏の彼氏。爽やかイケメン。 |
キラク | 女 | 43 | 喜と楽の人格。その割にしっかりとした姉御肌。 |
アイモ | 女 | 37 | 愛と盲目の人格。唯と付き合ったことで生まれた新人!イマドキな性格。 |
チョメン | 男 | 44 | メンヘラとかまちょの人格。その割にまとも。全人格中、屈指のイケメンであり、古参。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
真夏:あ、唯君、明日のことなんだけど
唯:待ち合わせ場所?
真夏:うん!あ、それとね!今日美波と遊んだんだけど
唯:今日すぐに帰ったと思ったら
唯:佐倉さんといたんだ
真夏:そうなの!美波の昔話聞けて楽しかった
唯:昔話?
真夏:中学の時にねーー
0:【間】
唯:それじゃ明日ね
真夏:うん!おやすみなさい
唯:おやすみ
0:【脳内】
キラク:話してよかったの?
真夏:唯君は無闇に人に話す人じゃないし
真夏:美波も隠してるわけじゃないし
アイモ:けどあの美波に彼氏ねぇ
アイモ:今度ダブルデートとかしてみる?
真夏:だ、ダブルデート!?
アイモ:楽しそうじゃない!?
真夏:うっ…まだ、ハードルが…
キラク:シュウネが黙ってないわね
チョメン:ねぇ、僕も話に混ぜてよ
キラク:え!?チョメン!?
チョメン:え?何?僕がいるとまずい?
アイモ:珍しいね、チョメンいるなんて
チョメン:だってみんな楽しそうだしさ
チョメン:僕も参加したいじゃん?
真夏:チョメン
チョメン:真夏、明日は僕もここにいるからね
真夏:うん、ちゃんとサポートしてね
チョメン:任せてよ
キラク:な!ちょっと大丈夫なの!?
真夏:大丈夫だよ、キラク
アイモ:アイモの邪魔はしないでよねー!
チョメン:うん、アイモもしっかりね
アイモ:チョメンには言われたくなーい
キラク:…大丈夫なの…?
0:【現実】
唯:あ、真夏!
真夏:唯君!お待たせ!
真夏:それと誕生日おめでとう!
唯:あ!そうだった忘れてたよ
唯:ありがとう!
真夏:え!?忘れてたの?
唯:あはは…あんまり自分の誕生日に関心なくて
唯:今日は家族とも顔合わせて無かったし
真夏:わかった!寝坊だ!
唯:い、いや!違う!…少し寝坊はしたけど
唯:ちょっと色々しててね
真夏:そうなんだ?何してたの?
唯:内緒
唯:まずはどこ行く?
真夏:あ、本屋さん寄っていい?
唯:いいよ、じゃあ行こっか
0:【脳内】
チョメン:ふーん、あれが唯君ね
キラク:部屋で見てたでしょ?
チョメン:ここで見ると雰囲気変わるからね
アイモ:ねぇ、寝坊って何してたのかな?
キラク:主人格も緊張とか色々で寝れなかったし
キラク:案外同じ理由なんじゃない?
アイモ:そうかなぁ?
チョメン:あんまり不安になる発言は
チョメン:僕に優先権来るから控えてね2人とも
キラク:アンタに言われたくないわね…
アイモ:唯君といる時はアイモがいるから大丈夫!
チョメン:頼もしいな、アイモは
キラク:メンヘラとか言う割に普通よね
チョメン:アイドだって常に怒ってないでしょ?
チョメン:役割はあれど、それが全てじゃないよ
キラク:アンタに諭されるのも、やな感じ
アイモ:あー!また漫画ばっかり見てる!
アイモ:もー、主人格!ちょっとは唯君を見てよー!
チョメン:大丈夫だよアイモ
チョメン:そのまま
0:【間】
唯:漫画好きだね
真夏:え!?あ、ごめん!
唯:ううん、俺も真夏に影響されて
唯:最近、結構読んでるんだ
真夏:そうなんだ
真夏:どれ読んでるの?
唯:ほら、映画にもなった恋々
真夏:意外!少女漫画読んでるんだ?
唯:まぁ…ほら、初デートの時見なかったしさ
唯:もしかしたらこっちが良かったかなとか
唯:ずっと気にはしてて
真夏:私ミステリー好きだよ?
唯:知ってる
唯:今は真夏の好きなもの分かってきたから
唯:ただ、あの時はまだ知らないことも多かったからさ
真夏:嬉しいな
唯:え?
真夏:ううん!ねぇ、恋々どこまで読んだの?
唯:あぁ、えっとね…
0:【脳内】
アイモ:なんだかいい雰囲気〜!
チョメン:ね、大丈夫だったでしょ?
キラク:アンタのことわかんなくなってきたわ…
チョメン:何回か僕が優先権を取ろうとしたこと
チョメン:あったでしょ?
キラク:その度に大変だったわ
チョメン:優先権を取っちゃうと僕も仕事しないといけないから
チョメン:負のオーラが出ちゃうんだよ
キラク:アイドもそうだから分かってるけど
チョメン:まぁ…僕は色んな理由で
チョメン:あんまりここに居ないだけだから
キラク:どういう意味?
アイモ:2人とも喧嘩はしないでよねー!
キラク:喧嘩じゃないわよ…アイモは普通ね
アイモ:んー?何が?
キラク:チョメンがいるのに
アイモ:アイモには関係ないもん
アイモ:チョメンがヘラっても平気〜
アイモ:どっちかと言うとシュウネの方が嫌!
アイモ:すぐに優先権取ってくるもん!
チョメン:シュウネは真夏とリンクしてるからね
チョメン:元々恥ずかしがり屋なんだよ真夏は
キラク:よく知ってるじゃない?
チョメン:まぁね
0:【現実】
真夏:ごめん唯君…
唯:真夏ってバイトしてるんだっけ?
真夏:し、してないです…
唯:あはは!別に怒ってないよ
唯:けど、使い過ぎないようにね
真夏:肝に銘じておきます…
唯:真夏は好きなものがいっぱいだね
真夏:そうかな?
唯:可愛い小物も好きでしょ?
唯:ミステリー小説も読むし、漫画もそうだし
唯:ドラマも好きだったよね
唯:音楽もよく色んなの聴いてるし
唯:あとは…
真夏:言われてみたら多すぎてミーハーみたい
唯:うーん、けど全部好きな感じは伝わるけどね
真夏:唯君はサッカーでしょ
真夏:というか運動全般好きだよね
唯:スポーツは好きだね、観るのも
真夏:意外に甘いもの好きだったり
真夏:逆に炭酸は飲めなくて
真夏:最近漫画も好きになった
唯:誰かさんの影響でね
真夏:あとは…あ!生チョコが好き
唯:あれ?よく知ってるね
真夏:あ゛
0:【脳内】
アイモ:主人格ーーー!?
アイモ:なんで言っちゃうの!馬鹿!
キラク:あらら…
チョメン:あはは、真夏らしいね
チョメン:それにしても、いい関係だね2人は
キラク:それはね
キラク:アイモも頑張ってるし
チョメン:うん、見てたら分かるよ
アイモ:キラクどうする?
アイモ:もう渡す方向だよね?
キラク:そうね、お昼時だから
キラク:タイミングもいいんじゃない?
アイモ:もーー!主人格はー!
0:【現実】
唯:さっきの反応はなんだったの?
唯:聞いたことない声でてたよ?
真夏:笑わないでー…
真夏:えっと…これ!
唯:え?
真夏:バレンタインデー…です…
唯:あ!そっか
唯:ありがとう、真夏
唯:手作り?
真夏:ほら、昨日美波と会ったのは
真夏:一緒に作ってたんだ
唯:なるほどね…開けていい?
真夏:うっ…えっと…あの
真夏:正直に言います
真夏:お菓子作り初めてだし
真夏:す、好きな人に何か作ってあげるのも初めてで
真夏:上手くできてるか不安で…
唯:可愛い箱
真夏:可愛すぎたかなぁ!?
唯:ううん、なんか真夏らしい
真夏:そ、そう?
唯:あ、生チョコだ
唯:あー、なるほど!そういうこと
真夏:え!?な、なに?
唯:春樹だね、教えたの
真夏:バレましたか…
唯:春樹は聞き方上手かったけど
唯:真夏が隠すの下手だったね
真夏:反省会だぁ…
唯:佐倉さんと?
真夏:ううん、アイ…じゃなくて
真夏:そうそう!美波と!
唯:じゃあ、いただきます!
真夏:忌憚のない意見をお願いします!
唯:難しい言葉使うなぁ
唯:……
真夏:……
唯:うん、美味しい、好きな味だ
真夏:…本当?
唯:忖度なし
真夏:よかったぁー…
唯:来年もお願いしたい味だね
真夏:う、うん!頑張る!もっと美味しくなるように!
0:【脳内】
アイモ:反省会は私とキラクとだからね!主人格!!
チョメン:僕も混ぜてよ
アイモ:ちゃんと怒ってよ!
チョメン:善処するよ
キラク:でも、喜んでもらえて良かったじゃない
アイモ:しかも!聞いた!?
アイモ:サラッと来年のことまで!
アイモ:唯君は完璧だよー!
チョメン:それを天然で言ってそうだからな、あの子は
キラク:だからモテるのよ
アイモ:チョメン、最近大丈夫そうだね?
チョメン:うん、やっぱり大丈夫だな
キラク:2人ともなんの話してるの?
アイモ:前はそういう話するとチョメンの圧が
アイモ:すこーし出てたでしょ?
キラク:あ…たしかに
チョメン:流石はアイモ
チョメン:恋愛絡みの機微はよく分かってる
チョメン:今日僕がここに来たのは確かめるため
キラク:…何を確かめるのよ
チョメン:僕がここに居ても大丈夫か、だよ
チョメン:杞憂だったみたいだ
チョメン:真夏は彼氏とも僕ともちゃんと向き合ってる
アイモ:アイモがいるからね!
チョメン:そうだね、アイモのおかげだ
キラク:ちょ、ちょっと2人で納得しないで!
チョメン:付き合いたての頃、彼氏がモテること
チョメン:人に優しいこと…
チョメン:いろんなことが不安だったんだよ真夏は
キラク:それは知ってるわ
キラク:私だってずっと見てきたから
チョメン:だけど最近、少しずつその不安もなくなってきた
チョメン:アイモが頑張ってることもあるけど
チョメン:真夏自身も向き合ってきたんだよ
アイモ:まだまだだけどねー!主人格は!
チョメン:だから僕が近くにいても大丈夫か
チョメン:少し試したかったんだ
チョメン:真夏も分かってたみたいだけど
キラク:…そう、だったのね
キラク:私はずっとここにいるのに
キラク:ちゃんと見れてなかったのかな
アイモ:そんなことないよ!
アイモ:アイモだけじゃなくて
アイモ:シュウネも、アイドも、他のみんなも
アイモ:それにキラクだって主人格をサポートしてたから
アイモ:段々大丈夫になってきたんだよ!
アイモ:一番はアイモのおかげだけどね!
キラク:アイモ…
チョメン:そういうこと
チョメン:キラクはそれ以外にも
チョメン:他の人格をまとめたり
チョメン:自分で気づいてないかもしれないけど
チョメン:大切なことをしてくれてたんだ
チョメン:キラクにはキラクの役割がある
チョメン:だから、僕もこうしてここに来れた
キラク:なんだかシュウネもそうだけど
キラク:私はまだまだみんなのこと
キラク:誤解してるのかも…
キラク:ありがとね、アイモ、チョメン
アイモ:まだデート終わってないよ!
アイモ:それに誕生日プレゼントもあるから!
アイモ:キラクも最後までサポートしてよ!
キラク:えぇ、任せて!
0:【現実】
唯:あそこの店、美味しかったね
真夏:また来ようよ!
唯:気に入った?
真夏:うん!美味しそうなの、いっぱいだったから迷った〜
唯:分かる、次は何食べようかなー…
真夏:私はグラタンかな
唯:それ、俺が食べてたやつじゃん
真夏:隣の芝生はってやつだよ
唯:じゃあ、俺はパスタにしようかな
真夏:私が食べてたやつじゃん
唯:隣の芝生は青かったってより
唯:カルボナーラだったから黄色かな?
真夏:それ枯れてない!?
唯:あはは、確かに!
0:【間】
0:【少し時間が経った後、脳内】
チョメン:さて、店を見て回るのもこれくらいにさ
キラク:そうね、そろそろプレゼント
キラク:渡してもいいんじゃない?
アイモ:そうだね!
0:【現実】
真夏:えっと、唯君
唯:ん?どうした?
真夏:これ、誕生日プレゼント!
唯:え!?ありがとう…
唯:なんか悪いな、チョコも貰ったし
真夏:ううん、喜んでもらえるか
真夏:わかんないけど
唯:開けていい?
真夏:ど、どうぞ
唯:…あ!これ
唯:パレファクの時計じゃん!
真夏:すっごい悩んだんだけど
真夏:そういえば前に一緒に買い物した時
真夏:唯君が珍しく見てたお店思い出して
真夏:あの服屋さんの時計にしてみました…
唯:すげぇ可愛いなー、これ!
唯:時計って自分で買うには
唯:中々勇気出なくてさ
唯:だから凄い嬉しいよ
唯:ありがとう、真夏
唯:早速、付けていい?
真夏:うん!
唯:…どう?
真夏:うん、似合ってる!
唯:大事にしなきゃ
真夏:お願いします
0:【脳内】
チョメン:アイドのアドバイスで買ったんだっけ?
キラク:そう、主人格が悩みすぎて
キラク:何にしたらいい分からなくなってた時にね
キラク:アイドのおかげで
キラク:思い出したのがパレットファクトリーってわけ
アイモ:あそこのお店の洋服って唯君似合うよね!
アイモ:主人格も分かってるじゃん!
アイモ:時計も唯君似合ってる〜!
チョメン:喜んでるみたいだし、成功だね
チョメン:それで、このあとは?
0:【現実】
真夏:唯君、これから何する?
唯:そうだね、一通り店は見て回ったし…
唯:ん?母さんから連絡きてる
唯:え!?…あ、誕生日
真夏:どうしたの?
唯:ごめん、真夏
唯:親から今日、外食に行こうって
唯:いつも急なんだよな…
真夏:あ…そっか…
0:【脳内】
アイモ:えー!?
アイモ:唯君帰っちゃうの!?
アイモ:やだやだやだやだー!
キラク:ちょ、ちょっとアイモ!
キラク:そんなこと言っても家族の予定だから!
アイモ:せっかくの誕生日だよ!?
アイモ:それにバレンタインなのに!
アイモ:こんなすぐ帰るのは嫌だー!
チョメン:アイモ、少しいい?
アイモ:…何?
チョメン:僕に任せてもらっていい?
キラク:え!?チョメン!?
キラク:アンタ、何する気?
チョメン:うん、少し真夏の優先権貰うよ
キラク:あ、アンタが優先権取ったら
キラク:どうなると思ってんの!?
チョメン:大丈夫
チョメン:アイモ、僕のサポートして
アイモ:任せるよ?
チョメン:任せて
0:【現実】
真夏:じゃ、じゃあもう帰っちゃう?
唯:ごめん…本当は夕飯まで一緒に居たかったけど
真夏:…ゃ、だ
唯:え?
真夏:…やだ、一緒にいたい
唯:真夏…?
真夏:まだ一緒にいたい
真夏:せっかくの誕生日だもん…
0:【脳内】
チョメン:この位なら大丈夫
チョメン:アイモ、キラクあとは任せるね
0:【現実】
真夏:はっ!
真夏:嘘!ごめん!なんでも、ない…
唯:嘘、本心だったくせに
真夏:だけど、家族の時間も大事だから
真夏:私の我儘で迷惑はかけたくない
唯:迷惑じゃないよ
唯:ただ、いつもそんなこと言わないから
唯:少し驚いた…それに、ちょっと可愛いって思ったし
真夏:えぇ!?
唯:…俺もだからさ、一緒にいたかったの
真夏:うん…
唯:今日はごめん
唯:だけど、次は真夏の行きたいところ行こう
唯:埋め合わせってことで
真夏:わかった…ごめんね?我儘で
唯:全然!
唯:あ、そうだ…これどうぞ
唯:帰っちゃうお詫びの品です
真夏:え?…え!?これって
唯:第二ボタンです
真夏:唯君、持ってたの?
唯:一個上の先輩にさ
唯:めちゃくちゃなイケメンいて…
唯:芸能界にスカウトされた
真夏:あ、その話知ってる
真夏:ここら辺じゃ有名な人だよね?
唯:その人が卒業する時に
唯:第二ボタンとか先輩のものが欲しい人が
唯:殺到してさ…問題になったんだよね
唯:先輩も後輩も他校の人も集まっちゃって
唯:それで俺の年はそういうの禁止になってさ
唯:まぁ、禁止になってなくても俺のなんか
唯:誰も貰わなかっただろうけどさ
真夏:そ、そんなことない!絶対無くなってた!
唯:あはは
唯:それで昨日の電話で、第二ボタンの話聞いたから
唯:探してたんだ
真夏:あ、それで寝坊?
唯:多少は…ね
真夏:それで持ってきてくれたの?
唯:そう、持って行けって言われたし
真夏:え?
唯:あ!いや、なんでもない!
唯:それで、それ貰ってくれる?
真夏:いいの?
唯:うん、俺も真夏に貰ってほしいな
真夏:ありがとう…大事にする!
0:【脳内】
キラク:一時はどうなるかと思ったけど
キラク:チョメン、アンタあんなことできるのね
チョメン:真夏のおかげだよ
チョメン:僕ともちゃんと向き合ってるから
チョメン:少しだけ優先権取っても大丈夫だったんだ
チョメン:それにしても、あの子…凄いな
キラク:えぇ、主人格の気持ちも安定したし
キラク:アイモは…相変わらずね
アイモ:はぁぁぁ…唯君…
アイモ:流石すぎるよぉぉ…
真夏:みんな!
キラク:主人格!お疲れ様
真夏:チョメン、ありがとう
チョメン:僕だけじゃないよ、真夏
真夏:分かってる…でも、ありがとう
アイモ:チョメンのおかげで可愛いって言ってもらえたねー!
真夏:それはちょっと恥ずかしかった…
キラク:シュウネを抑えるくらいには
キラク:主人格も満更ではなかったんじゃない?
真夏:それは言わないでよ!
アイモ:誰に持って行けって言われたんだろうね?
真夏:あ、そんなこと言ってたね
チョメン:案外、僕たちみたいに
チョメン:頭の中でサポートしてくれる人がいるんじゃない?
キラク:あの唯君に?
キラク:だったら会ってみたいわね
キラク:どんな人格がいるのか
真夏:絶対意地悪な人格いるよ!
真夏:時々そういうとこあるから!
アイモ:アイモもそう思う!
アイモ:イケメンもいるかもね!
真夏:あはは!見てみたいね
キラク:それはそうと、反省会やるわよ!
真夏:えぇ!またぁ!?
アイモ:わかってるでしょ!主人格!
アイモ:失敗はしたんだからね!
真夏:チョメーーン!
チョメン:あはは、僕も参加させてもらおうかな
真夏:えぇー!!
真夏:結局、こうなるのー!?
アイモ:覚悟しなさい!
キラク:問い詰めてあげるわよ!
真夏:助けて!唯くーーん!
0:【おわり】
真夏:あ、唯君、明日のことなんだけど
唯:待ち合わせ場所?
真夏:うん!あ、それとね!今日美波と遊んだんだけど
唯:今日すぐに帰ったと思ったら
唯:佐倉さんといたんだ
真夏:そうなの!美波の昔話聞けて楽しかった
唯:昔話?
真夏:中学の時にねーー
0:【間】
唯:それじゃ明日ね
真夏:うん!おやすみなさい
唯:おやすみ
0:【脳内】
キラク:話してよかったの?
真夏:唯君は無闇に人に話す人じゃないし
真夏:美波も隠してるわけじゃないし
アイモ:けどあの美波に彼氏ねぇ
アイモ:今度ダブルデートとかしてみる?
真夏:だ、ダブルデート!?
アイモ:楽しそうじゃない!?
真夏:うっ…まだ、ハードルが…
キラク:シュウネが黙ってないわね
チョメン:ねぇ、僕も話に混ぜてよ
キラク:え!?チョメン!?
チョメン:え?何?僕がいるとまずい?
アイモ:珍しいね、チョメンいるなんて
チョメン:だってみんな楽しそうだしさ
チョメン:僕も参加したいじゃん?
真夏:チョメン
チョメン:真夏、明日は僕もここにいるからね
真夏:うん、ちゃんとサポートしてね
チョメン:任せてよ
キラク:な!ちょっと大丈夫なの!?
真夏:大丈夫だよ、キラク
アイモ:アイモの邪魔はしないでよねー!
チョメン:うん、アイモもしっかりね
アイモ:チョメンには言われたくなーい
キラク:…大丈夫なの…?
0:【現実】
唯:あ、真夏!
真夏:唯君!お待たせ!
真夏:それと誕生日おめでとう!
唯:あ!そうだった忘れてたよ
唯:ありがとう!
真夏:え!?忘れてたの?
唯:あはは…あんまり自分の誕生日に関心なくて
唯:今日は家族とも顔合わせて無かったし
真夏:わかった!寝坊だ!
唯:い、いや!違う!…少し寝坊はしたけど
唯:ちょっと色々しててね
真夏:そうなんだ?何してたの?
唯:内緒
唯:まずはどこ行く?
真夏:あ、本屋さん寄っていい?
唯:いいよ、じゃあ行こっか
0:【脳内】
チョメン:ふーん、あれが唯君ね
キラク:部屋で見てたでしょ?
チョメン:ここで見ると雰囲気変わるからね
アイモ:ねぇ、寝坊って何してたのかな?
キラク:主人格も緊張とか色々で寝れなかったし
キラク:案外同じ理由なんじゃない?
アイモ:そうかなぁ?
チョメン:あんまり不安になる発言は
チョメン:僕に優先権来るから控えてね2人とも
キラク:アンタに言われたくないわね…
アイモ:唯君といる時はアイモがいるから大丈夫!
チョメン:頼もしいな、アイモは
キラク:メンヘラとか言う割に普通よね
チョメン:アイドだって常に怒ってないでしょ?
チョメン:役割はあれど、それが全てじゃないよ
キラク:アンタに諭されるのも、やな感じ
アイモ:あー!また漫画ばっかり見てる!
アイモ:もー、主人格!ちょっとは唯君を見てよー!
チョメン:大丈夫だよアイモ
チョメン:そのまま
0:【間】
唯:漫画好きだね
真夏:え!?あ、ごめん!
唯:ううん、俺も真夏に影響されて
唯:最近、結構読んでるんだ
真夏:そうなんだ
真夏:どれ読んでるの?
唯:ほら、映画にもなった恋々
真夏:意外!少女漫画読んでるんだ?
唯:まぁ…ほら、初デートの時見なかったしさ
唯:もしかしたらこっちが良かったかなとか
唯:ずっと気にはしてて
真夏:私ミステリー好きだよ?
唯:知ってる
唯:今は真夏の好きなもの分かってきたから
唯:ただ、あの時はまだ知らないことも多かったからさ
真夏:嬉しいな
唯:え?
真夏:ううん!ねぇ、恋々どこまで読んだの?
唯:あぁ、えっとね…
0:【脳内】
アイモ:なんだかいい雰囲気〜!
チョメン:ね、大丈夫だったでしょ?
キラク:アンタのことわかんなくなってきたわ…
チョメン:何回か僕が優先権を取ろうとしたこと
チョメン:あったでしょ?
キラク:その度に大変だったわ
チョメン:優先権を取っちゃうと僕も仕事しないといけないから
チョメン:負のオーラが出ちゃうんだよ
キラク:アイドもそうだから分かってるけど
チョメン:まぁ…僕は色んな理由で
チョメン:あんまりここに居ないだけだから
キラク:どういう意味?
アイモ:2人とも喧嘩はしないでよねー!
キラク:喧嘩じゃないわよ…アイモは普通ね
アイモ:んー?何が?
キラク:チョメンがいるのに
アイモ:アイモには関係ないもん
アイモ:チョメンがヘラっても平気〜
アイモ:どっちかと言うとシュウネの方が嫌!
アイモ:すぐに優先権取ってくるもん!
チョメン:シュウネは真夏とリンクしてるからね
チョメン:元々恥ずかしがり屋なんだよ真夏は
キラク:よく知ってるじゃない?
チョメン:まぁね
0:【現実】
真夏:ごめん唯君…
唯:真夏ってバイトしてるんだっけ?
真夏:し、してないです…
唯:あはは!別に怒ってないよ
唯:けど、使い過ぎないようにね
真夏:肝に銘じておきます…
唯:真夏は好きなものがいっぱいだね
真夏:そうかな?
唯:可愛い小物も好きでしょ?
唯:ミステリー小説も読むし、漫画もそうだし
唯:ドラマも好きだったよね
唯:音楽もよく色んなの聴いてるし
唯:あとは…
真夏:言われてみたら多すぎてミーハーみたい
唯:うーん、けど全部好きな感じは伝わるけどね
真夏:唯君はサッカーでしょ
真夏:というか運動全般好きだよね
唯:スポーツは好きだね、観るのも
真夏:意外に甘いもの好きだったり
真夏:逆に炭酸は飲めなくて
真夏:最近漫画も好きになった
唯:誰かさんの影響でね
真夏:あとは…あ!生チョコが好き
唯:あれ?よく知ってるね
真夏:あ゛
0:【脳内】
アイモ:主人格ーーー!?
アイモ:なんで言っちゃうの!馬鹿!
キラク:あらら…
チョメン:あはは、真夏らしいね
チョメン:それにしても、いい関係だね2人は
キラク:それはね
キラク:アイモも頑張ってるし
チョメン:うん、見てたら分かるよ
アイモ:キラクどうする?
アイモ:もう渡す方向だよね?
キラク:そうね、お昼時だから
キラク:タイミングもいいんじゃない?
アイモ:もーー!主人格はー!
0:【現実】
唯:さっきの反応はなんだったの?
唯:聞いたことない声でてたよ?
真夏:笑わないでー…
真夏:えっと…これ!
唯:え?
真夏:バレンタインデー…です…
唯:あ!そっか
唯:ありがとう、真夏
唯:手作り?
真夏:ほら、昨日美波と会ったのは
真夏:一緒に作ってたんだ
唯:なるほどね…開けていい?
真夏:うっ…えっと…あの
真夏:正直に言います
真夏:お菓子作り初めてだし
真夏:す、好きな人に何か作ってあげるのも初めてで
真夏:上手くできてるか不安で…
唯:可愛い箱
真夏:可愛すぎたかなぁ!?
唯:ううん、なんか真夏らしい
真夏:そ、そう?
唯:あ、生チョコだ
唯:あー、なるほど!そういうこと
真夏:え!?な、なに?
唯:春樹だね、教えたの
真夏:バレましたか…
唯:春樹は聞き方上手かったけど
唯:真夏が隠すの下手だったね
真夏:反省会だぁ…
唯:佐倉さんと?
真夏:ううん、アイ…じゃなくて
真夏:そうそう!美波と!
唯:じゃあ、いただきます!
真夏:忌憚のない意見をお願いします!
唯:難しい言葉使うなぁ
唯:……
真夏:……
唯:うん、美味しい、好きな味だ
真夏:…本当?
唯:忖度なし
真夏:よかったぁー…
唯:来年もお願いしたい味だね
真夏:う、うん!頑張る!もっと美味しくなるように!
0:【脳内】
アイモ:反省会は私とキラクとだからね!主人格!!
チョメン:僕も混ぜてよ
アイモ:ちゃんと怒ってよ!
チョメン:善処するよ
キラク:でも、喜んでもらえて良かったじゃない
アイモ:しかも!聞いた!?
アイモ:サラッと来年のことまで!
アイモ:唯君は完璧だよー!
チョメン:それを天然で言ってそうだからな、あの子は
キラク:だからモテるのよ
アイモ:チョメン、最近大丈夫そうだね?
チョメン:うん、やっぱり大丈夫だな
キラク:2人ともなんの話してるの?
アイモ:前はそういう話するとチョメンの圧が
アイモ:すこーし出てたでしょ?
キラク:あ…たしかに
チョメン:流石はアイモ
チョメン:恋愛絡みの機微はよく分かってる
チョメン:今日僕がここに来たのは確かめるため
キラク:…何を確かめるのよ
チョメン:僕がここに居ても大丈夫か、だよ
チョメン:杞憂だったみたいだ
チョメン:真夏は彼氏とも僕ともちゃんと向き合ってる
アイモ:アイモがいるからね!
チョメン:そうだね、アイモのおかげだ
キラク:ちょ、ちょっと2人で納得しないで!
チョメン:付き合いたての頃、彼氏がモテること
チョメン:人に優しいこと…
チョメン:いろんなことが不安だったんだよ真夏は
キラク:それは知ってるわ
キラク:私だってずっと見てきたから
チョメン:だけど最近、少しずつその不安もなくなってきた
チョメン:アイモが頑張ってることもあるけど
チョメン:真夏自身も向き合ってきたんだよ
アイモ:まだまだだけどねー!主人格は!
チョメン:だから僕が近くにいても大丈夫か
チョメン:少し試したかったんだ
チョメン:真夏も分かってたみたいだけど
キラク:…そう、だったのね
キラク:私はずっとここにいるのに
キラク:ちゃんと見れてなかったのかな
アイモ:そんなことないよ!
アイモ:アイモだけじゃなくて
アイモ:シュウネも、アイドも、他のみんなも
アイモ:それにキラクだって主人格をサポートしてたから
アイモ:段々大丈夫になってきたんだよ!
アイモ:一番はアイモのおかげだけどね!
キラク:アイモ…
チョメン:そういうこと
チョメン:キラクはそれ以外にも
チョメン:他の人格をまとめたり
チョメン:自分で気づいてないかもしれないけど
チョメン:大切なことをしてくれてたんだ
チョメン:キラクにはキラクの役割がある
チョメン:だから、僕もこうしてここに来れた
キラク:なんだかシュウネもそうだけど
キラク:私はまだまだみんなのこと
キラク:誤解してるのかも…
キラク:ありがとね、アイモ、チョメン
アイモ:まだデート終わってないよ!
アイモ:それに誕生日プレゼントもあるから!
アイモ:キラクも最後までサポートしてよ!
キラク:えぇ、任せて!
0:【現実】
唯:あそこの店、美味しかったね
真夏:また来ようよ!
唯:気に入った?
真夏:うん!美味しそうなの、いっぱいだったから迷った〜
唯:分かる、次は何食べようかなー…
真夏:私はグラタンかな
唯:それ、俺が食べてたやつじゃん
真夏:隣の芝生はってやつだよ
唯:じゃあ、俺はパスタにしようかな
真夏:私が食べてたやつじゃん
唯:隣の芝生は青かったってより
唯:カルボナーラだったから黄色かな?
真夏:それ枯れてない!?
唯:あはは、確かに!
0:【間】
0:【少し時間が経った後、脳内】
チョメン:さて、店を見て回るのもこれくらいにさ
キラク:そうね、そろそろプレゼント
キラク:渡してもいいんじゃない?
アイモ:そうだね!
0:【現実】
真夏:えっと、唯君
唯:ん?どうした?
真夏:これ、誕生日プレゼント!
唯:え!?ありがとう…
唯:なんか悪いな、チョコも貰ったし
真夏:ううん、喜んでもらえるか
真夏:わかんないけど
唯:開けていい?
真夏:ど、どうぞ
唯:…あ!これ
唯:パレファクの時計じゃん!
真夏:すっごい悩んだんだけど
真夏:そういえば前に一緒に買い物した時
真夏:唯君が珍しく見てたお店思い出して
真夏:あの服屋さんの時計にしてみました…
唯:すげぇ可愛いなー、これ!
唯:時計って自分で買うには
唯:中々勇気出なくてさ
唯:だから凄い嬉しいよ
唯:ありがとう、真夏
唯:早速、付けていい?
真夏:うん!
唯:…どう?
真夏:うん、似合ってる!
唯:大事にしなきゃ
真夏:お願いします
0:【脳内】
チョメン:アイドのアドバイスで買ったんだっけ?
キラク:そう、主人格が悩みすぎて
キラク:何にしたらいい分からなくなってた時にね
キラク:アイドのおかげで
キラク:思い出したのがパレットファクトリーってわけ
アイモ:あそこのお店の洋服って唯君似合うよね!
アイモ:主人格も分かってるじゃん!
アイモ:時計も唯君似合ってる〜!
チョメン:喜んでるみたいだし、成功だね
チョメン:それで、このあとは?
0:【現実】
真夏:唯君、これから何する?
唯:そうだね、一通り店は見て回ったし…
唯:ん?母さんから連絡きてる
唯:え!?…あ、誕生日
真夏:どうしたの?
唯:ごめん、真夏
唯:親から今日、外食に行こうって
唯:いつも急なんだよな…
真夏:あ…そっか…
0:【脳内】
アイモ:えー!?
アイモ:唯君帰っちゃうの!?
アイモ:やだやだやだやだー!
キラク:ちょ、ちょっとアイモ!
キラク:そんなこと言っても家族の予定だから!
アイモ:せっかくの誕生日だよ!?
アイモ:それにバレンタインなのに!
アイモ:こんなすぐ帰るのは嫌だー!
チョメン:アイモ、少しいい?
アイモ:…何?
チョメン:僕に任せてもらっていい?
キラク:え!?チョメン!?
キラク:アンタ、何する気?
チョメン:うん、少し真夏の優先権貰うよ
キラク:あ、アンタが優先権取ったら
キラク:どうなると思ってんの!?
チョメン:大丈夫
チョメン:アイモ、僕のサポートして
アイモ:任せるよ?
チョメン:任せて
0:【現実】
真夏:じゃ、じゃあもう帰っちゃう?
唯:ごめん…本当は夕飯まで一緒に居たかったけど
真夏:…ゃ、だ
唯:え?
真夏:…やだ、一緒にいたい
唯:真夏…?
真夏:まだ一緒にいたい
真夏:せっかくの誕生日だもん…
0:【脳内】
チョメン:この位なら大丈夫
チョメン:アイモ、キラクあとは任せるね
0:【現実】
真夏:はっ!
真夏:嘘!ごめん!なんでも、ない…
唯:嘘、本心だったくせに
真夏:だけど、家族の時間も大事だから
真夏:私の我儘で迷惑はかけたくない
唯:迷惑じゃないよ
唯:ただ、いつもそんなこと言わないから
唯:少し驚いた…それに、ちょっと可愛いって思ったし
真夏:えぇ!?
唯:…俺もだからさ、一緒にいたかったの
真夏:うん…
唯:今日はごめん
唯:だけど、次は真夏の行きたいところ行こう
唯:埋め合わせってことで
真夏:わかった…ごめんね?我儘で
唯:全然!
唯:あ、そうだ…これどうぞ
唯:帰っちゃうお詫びの品です
真夏:え?…え!?これって
唯:第二ボタンです
真夏:唯君、持ってたの?
唯:一個上の先輩にさ
唯:めちゃくちゃなイケメンいて…
唯:芸能界にスカウトされた
真夏:あ、その話知ってる
真夏:ここら辺じゃ有名な人だよね?
唯:その人が卒業する時に
唯:第二ボタンとか先輩のものが欲しい人が
唯:殺到してさ…問題になったんだよね
唯:先輩も後輩も他校の人も集まっちゃって
唯:それで俺の年はそういうの禁止になってさ
唯:まぁ、禁止になってなくても俺のなんか
唯:誰も貰わなかっただろうけどさ
真夏:そ、そんなことない!絶対無くなってた!
唯:あはは
唯:それで昨日の電話で、第二ボタンの話聞いたから
唯:探してたんだ
真夏:あ、それで寝坊?
唯:多少は…ね
真夏:それで持ってきてくれたの?
唯:そう、持って行けって言われたし
真夏:え?
唯:あ!いや、なんでもない!
唯:それで、それ貰ってくれる?
真夏:いいの?
唯:うん、俺も真夏に貰ってほしいな
真夏:ありがとう…大事にする!
0:【脳内】
キラク:一時はどうなるかと思ったけど
キラク:チョメン、アンタあんなことできるのね
チョメン:真夏のおかげだよ
チョメン:僕ともちゃんと向き合ってるから
チョメン:少しだけ優先権取っても大丈夫だったんだ
チョメン:それにしても、あの子…凄いな
キラク:えぇ、主人格の気持ちも安定したし
キラク:アイモは…相変わらずね
アイモ:はぁぁぁ…唯君…
アイモ:流石すぎるよぉぉ…
真夏:みんな!
キラク:主人格!お疲れ様
真夏:チョメン、ありがとう
チョメン:僕だけじゃないよ、真夏
真夏:分かってる…でも、ありがとう
アイモ:チョメンのおかげで可愛いって言ってもらえたねー!
真夏:それはちょっと恥ずかしかった…
キラク:シュウネを抑えるくらいには
キラク:主人格も満更ではなかったんじゃない?
真夏:それは言わないでよ!
アイモ:誰に持って行けって言われたんだろうね?
真夏:あ、そんなこと言ってたね
チョメン:案外、僕たちみたいに
チョメン:頭の中でサポートしてくれる人がいるんじゃない?
キラク:あの唯君に?
キラク:だったら会ってみたいわね
キラク:どんな人格がいるのか
真夏:絶対意地悪な人格いるよ!
真夏:時々そういうとこあるから!
アイモ:アイモもそう思う!
アイモ:イケメンもいるかもね!
真夏:あはは!見てみたいね
キラク:それはそうと、反省会やるわよ!
真夏:えぇ!またぁ!?
アイモ:わかってるでしょ!主人格!
アイモ:失敗はしたんだからね!
真夏:チョメーーン!
チョメン:あはは、僕も参加させてもらおうかな
真夏:えぇー!!
真夏:結局、こうなるのー!?
アイモ:覚悟しなさい!
キラク:問い詰めてあげるわよ!
真夏:助けて!唯くーーん!
0:【おわり】