台本概要

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タイトル 絹ごし豆腐と取られたサドル
作者名 影楼  (@mayonaka1641)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ハイテンションコメディ。

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作者、影楼さんの代わりに眞空(@masora_kimama)が投稿してます。
※本人許可済み

シナリオそのものに関する問い合わせは影楼(@mayonaka1641)さんへ、それ以外の問い合わせは眞空までお願いいたします。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
46 女と幼なじみ。
45 男と幼なじみ。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
女:「たっだいまぁ……見てみて今日さぁ豆腐安くてさぁ……これ!!!おひとり様ワンパック15円!!安くない!?ねぇ!!安くない!?」 男:「あーわかってるって!!今ゲームしてっからちょっと待ってろ!」 女:「つっめたいなぁ……何気ない会話を楽しむ彼女の気持ち少しは彼氏として察したらどうなの???」 男:「彼女……???ちょっと待て……お前はいつ俺の彼女になったんだ!?!?お前そもそも幼なじみではあるが……料理出来ないのに無駄に食材買ってくるわ……作って欲しい料理に入ってない食材しか買ってこない……ダメ女じゃねーーーか!!!」 女:「そんなことないもん!!!」 男:「なら聞くが」 女:「うん」 男:「今日は何作って欲しいんだ?」 女:「讃岐うどんとだし巻き玉子」 男:「ほう……材料は?」 女:「絹ごし豆腐とクックドゥの中華ペースト……あっ!!!あと……ひじき!!!!」 男:「絹ごし豆腐でうどんとだし巻き玉子出来ると思ってんのか!!出来てせいぜい麻婆豆腐だろ!!!!あとなんだ!!ひじきって!!ひじき単体で何作ればいいんだよ!!!いい加減調べて持ってこいよ!!!!」 女:「だが断る!!」 男:「なんでドヤ顔なんだよ……」 女:「だって……在り来りなもんで出来たって楽しくないじゃん……君だから出来ると思ってあえて買ってきてるんだよ」 男:「おい……にしても限度はあるだろ???……ちょっと待て?ワザと??って事は分かって間違った食材買ってきてたのか??」 女:「当たり前じゃんwwwうどんって言ってんのに豆腐とか買ってくるわけないじゃんwww君ってそういうところ天然だよねwww」 男:「てめぇ!!!!ほんとそういうところウザイ!!!!」 女:「そんなに褒めんなってぇ」 男:「ほめてねぇーーよ!!!!……もういい俺が買ってくる!!!……食材は……うどんと……あっ、ダシも切らしてたか……ちょっと買ってくっから待ってろ」 女:「ほんとそういう優しいところ君のいい所だよねぇ……ここで……どうかな……?ここに成績優秀、眉目秀麗な物件が目の前に!!!」 男:「うるせぇ、寝言は寝て死ね!!!!(バタン」 女:「死ねは言い過ぎだろ!!!!!!」 0:(間)  : 0:ダッダッダッ 男:「(ガチャ)はぁ……はぁ……はぁ……あのさ……」 女:「ん?どうした???」 男:「……無いんだけど……」 女:「……なにが??……」 男:「……サドル」 女:「……サドル……??自転車の?」 男:「あぁ……」 女:「誰だ!!!!自動車免許21回落ちて時給最低賃金の細々と生きてまともな交通手段愛用の自転車『バニッシュナイダーEX』とか痛い名前のママチャリしかない君のサドルが取られただと!?」 男:「うるせぇよ!!最初から最後までディスしかなかったな!!!!いいだろ!!!かっこいいだろ!!!『パニッシュナイダーEX』!!!!」 女:「かっこいいね……フッ……わざわざステッカー……貼るぐらいだしね……フフッ……」 男:「笑いながら言うんじゃねーーーよ!!!」 女:「wwww……っで?サドル盗まれたって??」 男:「あーそうだった……サドルが無かったんだよ!!!!」 女:「巷ではサドルの変わりにブロッコリーとか……変わり種としてカリフラワーとか刺さってるらしいけど……なんか刺さってたり手がかり的な物はあった??」 男:「……あっそうだ!!」 女:「なんかあった??」 男:「これがびっちり詰められてた……」 女:「これは……黒い粒だね……」 男:「そう……ほんのり磯の香りするんだよね」 女:「……ってことは海のものか……海藻とかかな……」 男:「…………ん???ちょっと待てよ……?」 女:「どうした?」 男:「お前……今日買ってきた物なんだっけ……?」 女:「どうしたの!?薮からスティックに」 男:「そういうのいいから……何買ってきた」 女:「絹ごし豆腐と……クックドゥの中華ペーストと……ひじき」 男:「そのひじき……見せてみろ」 女:「そんな……いきなりお前のひじき見せろなんて……セクハラだよ……///」 男:「……見せろ…」 女:「はい……」 男:「……一緒だな……」 女:「そう……だね……」 男:「……犯人はお前だな???」 女:「……ふふふっ……ふははははは……よくぞ見破った……そう!!!私がサドルを牛耳るエコノミーマスター……その名もサドリシアン三せ……いった!!!」 男:「うるせぇよ!!!!!!どうしてくれんだよ!!俺の『パニッシュナイダーEX』!!!買ってまだ3ヶ月しか経ってないんだぞ!?!?これから共に色んな思い出を作って一生過ごそうって約束したのに……」 女:「恋人同士かよっ……」 男:「 お前よりは愛はあるかもな」 女:「酷い!!!一緒に肌を重ね合って洗いあった仲じゃない私たち!!!!」 男:「生々しく言うんじゃねーよ!!!だいたい風呂一緒に入ってたの幼稚園の時の頃だろ!!!かなり昔の話を盛って話すな!!!」 女:「てへっ」 男:「可愛くねぇぞ」 女:「は?」 男:「は?」 0:(少しの間) 男:「んで……サドルは??」 女:「サドル???……なんの事?」 男:「とぼけんなよ、お前が抜いたんだろ!!!どこにやったんだよ」 女:「あーーー売った」 男:「……うった?…………売った!?!?」 女:「うん……ダサかったから売ってきてそのお金で絹ごし豆腐買ってきた」 男:「ふざけんな!!!!明日からどうやってバイト行けばいいんだよ!!!『パニッシュナイダーEX』が無いと片道2時間以上かかるんだぞ!?」 女:「……ねぇ……今日何の日かしってる……??」 男:「今日?……今日は8月15日……まさか……」 女:「そう……今日は君の誕生日だよ……だから……」 男:「お前……そのために……サドル取ってひじき詰めたのか……どうしよう普段嬉しいはずのサプライズが全然嬉しくないんだけど……」 女:「可愛げよりインパクトを重視してみました。」 男:「よぉし、お前の脳天に飛びっきりのインパクトを与えてやろう」 女:「冗談だってwちゃんと変わりにプレゼント買ってきてるから……ほら……」 男:「そういうのは先に言えよ……ったくよ……(ガサガサ)……おい……これって」 女:「うん……頑張って探したんだ……三輪車用のペダル」 男:「……だよな……ペダルだよな……ははははっ……なんでペダルなんだよ!!!!!!!!」 女:「え?だってサドルじゃ面白くないじゃん」 男:「面白い基準で決めるなよ!!!乗れねーじゃねぇかよ!!!」 女:「大丈夫……私が加工してサドルに作り上げて見せるから!!!」 男:「なんでペダルから離れようとしないんだよ……新しいサドル買ってくれよ……」 女:「でも、見てみ……こうやって……こう加工して……こうすると……」 男:「え……かっこいい……これなら『パニッシュナイダーEX』に合わせれば」 男:「……はぁぁぁああああああ」 0:数年後…… 女:「その後彼は『パニッシュナイダーEX』を2年間乗り続け……そのサドルは……付けた3日で破損……結局新しいサドルを買ったという……彼の自腹で。」 0:~完~

女:「たっだいまぁ……見てみて今日さぁ豆腐安くてさぁ……これ!!!おひとり様ワンパック15円!!安くない!?ねぇ!!安くない!?」 男:「あーわかってるって!!今ゲームしてっからちょっと待ってろ!」 女:「つっめたいなぁ……何気ない会話を楽しむ彼女の気持ち少しは彼氏として察したらどうなの???」 男:「彼女……???ちょっと待て……お前はいつ俺の彼女になったんだ!?!?お前そもそも幼なじみではあるが……料理出来ないのに無駄に食材買ってくるわ……作って欲しい料理に入ってない食材しか買ってこない……ダメ女じゃねーーーか!!!」 女:「そんなことないもん!!!」 男:「なら聞くが」 女:「うん」 男:「今日は何作って欲しいんだ?」 女:「讃岐うどんとだし巻き玉子」 男:「ほう……材料は?」 女:「絹ごし豆腐とクックドゥの中華ペースト……あっ!!!あと……ひじき!!!!」 男:「絹ごし豆腐でうどんとだし巻き玉子出来ると思ってんのか!!出来てせいぜい麻婆豆腐だろ!!!!あとなんだ!!ひじきって!!ひじき単体で何作ればいいんだよ!!!いい加減調べて持ってこいよ!!!!」 女:「だが断る!!」 男:「なんでドヤ顔なんだよ……」 女:「だって……在り来りなもんで出来たって楽しくないじゃん……君だから出来ると思ってあえて買ってきてるんだよ」 男:「おい……にしても限度はあるだろ???……ちょっと待て?ワザと??って事は分かって間違った食材買ってきてたのか??」 女:「当たり前じゃんwwwうどんって言ってんのに豆腐とか買ってくるわけないじゃんwww君ってそういうところ天然だよねwww」 男:「てめぇ!!!!ほんとそういうところウザイ!!!!」 女:「そんなに褒めんなってぇ」 男:「ほめてねぇーーよ!!!!……もういい俺が買ってくる!!!……食材は……うどんと……あっ、ダシも切らしてたか……ちょっと買ってくっから待ってろ」 女:「ほんとそういう優しいところ君のいい所だよねぇ……ここで……どうかな……?ここに成績優秀、眉目秀麗な物件が目の前に!!!」 男:「うるせぇ、寝言は寝て死ね!!!!(バタン」 女:「死ねは言い過ぎだろ!!!!!!」 0:(間)  : 0:ダッダッダッ 男:「(ガチャ)はぁ……はぁ……はぁ……あのさ……」 女:「ん?どうした???」 男:「……無いんだけど……」 女:「……なにが??……」 男:「……サドル」 女:「……サドル……??自転車の?」 男:「あぁ……」 女:「誰だ!!!!自動車免許21回落ちて時給最低賃金の細々と生きてまともな交通手段愛用の自転車『バニッシュナイダーEX』とか痛い名前のママチャリしかない君のサドルが取られただと!?」 男:「うるせぇよ!!最初から最後までディスしかなかったな!!!!いいだろ!!!かっこいいだろ!!!『パニッシュナイダーEX』!!!!」 女:「かっこいいね……フッ……わざわざステッカー……貼るぐらいだしね……フフッ……」 男:「笑いながら言うんじゃねーーーよ!!!」 女:「wwww……っで?サドル盗まれたって??」 男:「あーそうだった……サドルが無かったんだよ!!!!」 女:「巷ではサドルの変わりにブロッコリーとか……変わり種としてカリフラワーとか刺さってるらしいけど……なんか刺さってたり手がかり的な物はあった??」 男:「……あっそうだ!!」 女:「なんかあった??」 男:「これがびっちり詰められてた……」 女:「これは……黒い粒だね……」 男:「そう……ほんのり磯の香りするんだよね」 女:「……ってことは海のものか……海藻とかかな……」 男:「…………ん???ちょっと待てよ……?」 女:「どうした?」 男:「お前……今日買ってきた物なんだっけ……?」 女:「どうしたの!?薮からスティックに」 男:「そういうのいいから……何買ってきた」 女:「絹ごし豆腐と……クックドゥの中華ペーストと……ひじき」 男:「そのひじき……見せてみろ」 女:「そんな……いきなりお前のひじき見せろなんて……セクハラだよ……///」 男:「……見せろ…」 女:「はい……」 男:「……一緒だな……」 女:「そう……だね……」 男:「……犯人はお前だな???」 女:「……ふふふっ……ふははははは……よくぞ見破った……そう!!!私がサドルを牛耳るエコノミーマスター……その名もサドリシアン三せ……いった!!!」 男:「うるせぇよ!!!!!!どうしてくれんだよ!!俺の『パニッシュナイダーEX』!!!買ってまだ3ヶ月しか経ってないんだぞ!?!?これから共に色んな思い出を作って一生過ごそうって約束したのに……」 女:「恋人同士かよっ……」 男:「 お前よりは愛はあるかもな」 女:「酷い!!!一緒に肌を重ね合って洗いあった仲じゃない私たち!!!!」 男:「生々しく言うんじゃねーよ!!!だいたい風呂一緒に入ってたの幼稚園の時の頃だろ!!!かなり昔の話を盛って話すな!!!」 女:「てへっ」 男:「可愛くねぇぞ」 女:「は?」 男:「は?」 0:(少しの間) 男:「んで……サドルは??」 女:「サドル???……なんの事?」 男:「とぼけんなよ、お前が抜いたんだろ!!!どこにやったんだよ」 女:「あーーー売った」 男:「……うった?…………売った!?!?」 女:「うん……ダサかったから売ってきてそのお金で絹ごし豆腐買ってきた」 男:「ふざけんな!!!!明日からどうやってバイト行けばいいんだよ!!!『パニッシュナイダーEX』が無いと片道2時間以上かかるんだぞ!?」 女:「……ねぇ……今日何の日かしってる……??」 男:「今日?……今日は8月15日……まさか……」 女:「そう……今日は君の誕生日だよ……だから……」 男:「お前……そのために……サドル取ってひじき詰めたのか……どうしよう普段嬉しいはずのサプライズが全然嬉しくないんだけど……」 女:「可愛げよりインパクトを重視してみました。」 男:「よぉし、お前の脳天に飛びっきりのインパクトを与えてやろう」 女:「冗談だってwちゃんと変わりにプレゼント買ってきてるから……ほら……」 男:「そういうのは先に言えよ……ったくよ……(ガサガサ)……おい……これって」 女:「うん……頑張って探したんだ……三輪車用のペダル」 男:「……だよな……ペダルだよな……ははははっ……なんでペダルなんだよ!!!!!!!!」 女:「え?だってサドルじゃ面白くないじゃん」 男:「面白い基準で決めるなよ!!!乗れねーじゃねぇかよ!!!」 女:「大丈夫……私が加工してサドルに作り上げて見せるから!!!」 男:「なんでペダルから離れようとしないんだよ……新しいサドル買ってくれよ……」 女:「でも、見てみ……こうやって……こう加工して……こうすると……」 男:「え……かっこいい……これなら『パニッシュナイダーEX』に合わせれば」 男:「……はぁぁぁああああああ」 0:数年後…… 女:「その後彼は『パニッシュナイダーEX』を2年間乗り続け……そのサドルは……付けた3日で破損……結局新しいサドルを買ったという……彼の自腹で。」 0:~完~