台本概要
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タイトル | 読川のお漫才「寝かしつけ」 |
---|---|
作者名 | 読川詩朗 |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ボケ | 不問 | 48 | |
ツッコミ | 不問 | 48 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
ツッコミ:はいどうもー!
ボケ:お願いしますー!
ツッコミ:お願いします!
ボケ:いつの時代も親には感謝しないといけませんよね
ツッコミ:どういう漫才の入り?急ですね
ボケ:やっぱりね今こうして生きていけるのも親居ての事ですからね
ツッコミ:まぁそうですね。それで言ったら昔親がさ寝かしつけてくれる時に本読んでくれなかった?
ボケ:あー読んでくれたね
ツッコミ:今日はちょっとそれ久しぶりに体験しようよ
ボケ:わかった。
ツッコミ:ねぇねぇ
ボケ:ん?どうしたんだい?〇〇(ツッコミの名前)
ツッコミ:寝る前に本読んで!
ボケ:あっはっは!まったく〇〇(ツッコミの名前)はまだまだ子供だなぁ。
ツッコミ:うん!読んで読んで!
ボケ:もう今年で定年退職するというのに。あっはっは
ツッコミ:何歳の設定!?いや、そんな年で親に本読んでって言いませんから。
ボケ:逆にお前がひ孫に読んであげるといいぞ
ツッコミ:そりゃそうだ。その年ならね。もっと子供って言う設定で頼むわ
ボケ:もっと子供ね
ツッコミ:ねぇねぇ!寝る前に本読んで!
ボケ:しょうがないなぁ。ほら、お布団に入って入って
ツッコミ:わかった!
ボケ:じゃあまずはこれを読んであげよう
ツッコミ:やったー!何だろう!
ボケ:ガチャ・・ドン・・きゅいきゅいきゅい!!がるるる!ブーン!ドン・・キキーッ!ガチャ・・はふはふ・・ずるずるずる・・・
ツッコミ:何読んでんの!?
ボケ:え?バトル漫画だけど?
ツッコミ:擬音多いな!バトル漫画!?途中うどん食ってなかった!?
ボケ:食べてないよ
ツッコミ:はふはふ・・ずるずるずるってうどんすする音違うの!?
ボケ:やかましいなぁ
ツッコミ:ちゃんとした本読んで!
ボケ:はいはい。
ツッコミ:頼むよ
ボケ:んんっ・・それじゃ読むよ
ツッコミ:子供寝かしつけるようなやつね
ボケ:「釈迦の目覚め」第二章49ページ目から読むよ。釈迦はかつての自分の在り方に・・・
ツッコミ:寝れるか!子供にそんな堅物なもん読み聞かすなよ!頭イカれるわ!!
ボケ:どんなんがいいんですか逆に
ツッコミ:もっと可愛い奴とかあるでしょ?絵本とかさ
ボケ:あ、絵本ならいいの?
ツッコミ:相場は絵本でしょ大体は!頼むで
ボケ:じゃあ絵本を読むね。
ツッコミ:ちょっと待って、先にタイトルだけ教えてくれない?
ボケ:なんで?
ツッコミ:また釈迦だのなんだの読まれたら嫌だから。念のためね
ボケ:わかったわかった。じゃあこれを読んであげるよ
ツッコミ:何読んでくれるの!?
ボケ:「ウォーリーを探せ」だよ
ツッコミ:絵本だけど!絵だけで字がないじゃん!それ!
ボケ:あるよ
ツッコミ:え!?ないでしょ
ボケ:ほら、ページめくったら左上にウォーリーがどこの国に居て何をしてるかは書いてあるでしょ
ツッコミ:あ、本当だ。いや、本当だ。じゃないんよ。ウォーリーは却下。他頼むわ
ボケ:注文多いわー宮沢賢治か!
ツッコミ:いいから、ほら早く
ボケ:じゃあ全年齢対象のアンパンマンでもいい?
ツッコミ:あ、そういうのいいよそういうの。それなら子供も安心して寝れるから
ボケ:じゃあ読んであげるからよく聞くんだよ
ツッコミ:うん!
ボケ:むしゃぁ・・ばきっ・・ばりぼりばりばり!むっちゃむっちゃ・・くっ・・あ・・頭がぁあああ!!ぐぁあああ!
ツッコミ:そんなグロテスクな表現はない!!アンパンマンに!!何が全年齢対象じゃ!
ボケ:これもだめ?
ツッコミ:ダメダメ。全然眠れないよこんなんは
ボケ:んー、あ!じゃあ「ももたろう」を読んであげるよ
ツッコミ:やっぱりね、昔から語り継がれるやつが一番いいよね
ボケ:むかーしむかーしあるところに
ツッコミ:そうそう
ボケ:おじいさんとおばあさんが住んでおったそうな
ツッコミ:やっぱりそういうのが一番いいよね
ボケ:おじいさんは山へシバかれに、おばあさんは川へ洗濯に
ツッコミ:しょーもな!子供が良くやるしょーもないやつそれ!
ボケ:お婆さんが川で洗濯していると河上から大きなモモが流れてきました
ツッコミ:うんうん
ボケ:まぁ大きなモモだこと。おじいさんと一緒に食べましょう。そういっておばあさんは桃を担いで家へ持ち帰りました
ツッコミ:こういうので子供はだんだん寝てしまうわけですよ
ボケ:おじいさんや、川でこんなに大きなモモが流れてきたんです。どうぞ一緒に食べましょう
ボケ:そう言っておばあさんが包丁を持ちモモを上からスパッ!と斬ると
ボケ:くっ・・な・・なぜ俺がモモにいるとわかった・・!がはっ・・・
ツッコミ:ん?
ボケ:ワシらは歳をとっても殺気を感じ取るのだけはボケなかったんだよ。鬼め。はははは
ツッコミ:あれ?ももたろうは?
ボケ:がはっ・・だが・・だがな・・!俺様を倒したとて・・俺は鬼ヶ島の中では最弱の存在・・まだまだ・・鬼はいるんだ・・・がはっ・・・
ツッコミ:話が急展開すぎない?
ボケ:まだ鬼が息絶えていなかったとはな。婆さんやワシはこの鬼斬刀(おにぎりとう)で鬼を全て成敗してまいりまする
ボケ:おぉ、じいさまがその刀を抜けば鬼はたちまちに種ごと根絶やしに出来る事でありましょう。ではご武運をお祈りいたしまする
ボケ:あぁ、行ってくるよばあ様
ボケ:こうして爺様は鬼ヶ島へと単独で切り込んでいくのであった
ツッコミ:・・・。
ボケ:あらあら、いい所で寝ちゃったね
ツッコミ:いや、寝てるかー!起きてるわ!バリバリ!
ボケ:起きてたかぁー!
ツッコミ:ももたろう要素最初だけで全然後半なかったじゃん!なんか変に戦闘シーンみたいなのもあったし
ボケ:これですやすや眠れるかなって思ってさ
ツッコミ:眠れるわけないでしょうこんなんで
ツッコミ:もういいわ。逆にこういうもんだってお手本見せるから変わってみ
ボケ:絵本読んで!
ツッコミ:じゃあ、ももたろうを読んであげ・・
ボケ:がぁー・・がぁー・・・
ツッコミ:いや、早すぎる!やめさせてもらうわ
ボケ:ありがとうございました
ツッコミ:はいどうもー!
ボケ:お願いしますー!
ツッコミ:お願いします!
ボケ:いつの時代も親には感謝しないといけませんよね
ツッコミ:どういう漫才の入り?急ですね
ボケ:やっぱりね今こうして生きていけるのも親居ての事ですからね
ツッコミ:まぁそうですね。それで言ったら昔親がさ寝かしつけてくれる時に本読んでくれなかった?
ボケ:あー読んでくれたね
ツッコミ:今日はちょっとそれ久しぶりに体験しようよ
ボケ:わかった。
ツッコミ:ねぇねぇ
ボケ:ん?どうしたんだい?〇〇(ツッコミの名前)
ツッコミ:寝る前に本読んで!
ボケ:あっはっは!まったく〇〇(ツッコミの名前)はまだまだ子供だなぁ。
ツッコミ:うん!読んで読んで!
ボケ:もう今年で定年退職するというのに。あっはっは
ツッコミ:何歳の設定!?いや、そんな年で親に本読んでって言いませんから。
ボケ:逆にお前がひ孫に読んであげるといいぞ
ツッコミ:そりゃそうだ。その年ならね。もっと子供って言う設定で頼むわ
ボケ:もっと子供ね
ツッコミ:ねぇねぇ!寝る前に本読んで!
ボケ:しょうがないなぁ。ほら、お布団に入って入って
ツッコミ:わかった!
ボケ:じゃあまずはこれを読んであげよう
ツッコミ:やったー!何だろう!
ボケ:ガチャ・・ドン・・きゅいきゅいきゅい!!がるるる!ブーン!ドン・・キキーッ!ガチャ・・はふはふ・・ずるずるずる・・・
ツッコミ:何読んでんの!?
ボケ:え?バトル漫画だけど?
ツッコミ:擬音多いな!バトル漫画!?途中うどん食ってなかった!?
ボケ:食べてないよ
ツッコミ:はふはふ・・ずるずるずるってうどんすする音違うの!?
ボケ:やかましいなぁ
ツッコミ:ちゃんとした本読んで!
ボケ:はいはい。
ツッコミ:頼むよ
ボケ:んんっ・・それじゃ読むよ
ツッコミ:子供寝かしつけるようなやつね
ボケ:「釈迦の目覚め」第二章49ページ目から読むよ。釈迦はかつての自分の在り方に・・・
ツッコミ:寝れるか!子供にそんな堅物なもん読み聞かすなよ!頭イカれるわ!!
ボケ:どんなんがいいんですか逆に
ツッコミ:もっと可愛い奴とかあるでしょ?絵本とかさ
ボケ:あ、絵本ならいいの?
ツッコミ:相場は絵本でしょ大体は!頼むで
ボケ:じゃあ絵本を読むね。
ツッコミ:ちょっと待って、先にタイトルだけ教えてくれない?
ボケ:なんで?
ツッコミ:また釈迦だのなんだの読まれたら嫌だから。念のためね
ボケ:わかったわかった。じゃあこれを読んであげるよ
ツッコミ:何読んでくれるの!?
ボケ:「ウォーリーを探せ」だよ
ツッコミ:絵本だけど!絵だけで字がないじゃん!それ!
ボケ:あるよ
ツッコミ:え!?ないでしょ
ボケ:ほら、ページめくったら左上にウォーリーがどこの国に居て何をしてるかは書いてあるでしょ
ツッコミ:あ、本当だ。いや、本当だ。じゃないんよ。ウォーリーは却下。他頼むわ
ボケ:注文多いわー宮沢賢治か!
ツッコミ:いいから、ほら早く
ボケ:じゃあ全年齢対象のアンパンマンでもいい?
ツッコミ:あ、そういうのいいよそういうの。それなら子供も安心して寝れるから
ボケ:じゃあ読んであげるからよく聞くんだよ
ツッコミ:うん!
ボケ:むしゃぁ・・ばきっ・・ばりぼりばりばり!むっちゃむっちゃ・・くっ・・あ・・頭がぁあああ!!ぐぁあああ!
ツッコミ:そんなグロテスクな表現はない!!アンパンマンに!!何が全年齢対象じゃ!
ボケ:これもだめ?
ツッコミ:ダメダメ。全然眠れないよこんなんは
ボケ:んー、あ!じゃあ「ももたろう」を読んであげるよ
ツッコミ:やっぱりね、昔から語り継がれるやつが一番いいよね
ボケ:むかーしむかーしあるところに
ツッコミ:そうそう
ボケ:おじいさんとおばあさんが住んでおったそうな
ツッコミ:やっぱりそういうのが一番いいよね
ボケ:おじいさんは山へシバかれに、おばあさんは川へ洗濯に
ツッコミ:しょーもな!子供が良くやるしょーもないやつそれ!
ボケ:お婆さんが川で洗濯していると河上から大きなモモが流れてきました
ツッコミ:うんうん
ボケ:まぁ大きなモモだこと。おじいさんと一緒に食べましょう。そういっておばあさんは桃を担いで家へ持ち帰りました
ツッコミ:こういうので子供はだんだん寝てしまうわけですよ
ボケ:おじいさんや、川でこんなに大きなモモが流れてきたんです。どうぞ一緒に食べましょう
ボケ:そう言っておばあさんが包丁を持ちモモを上からスパッ!と斬ると
ボケ:くっ・・な・・なぜ俺がモモにいるとわかった・・!がはっ・・・
ツッコミ:ん?
ボケ:ワシらは歳をとっても殺気を感じ取るのだけはボケなかったんだよ。鬼め。はははは
ツッコミ:あれ?ももたろうは?
ボケ:がはっ・・だが・・だがな・・!俺様を倒したとて・・俺は鬼ヶ島の中では最弱の存在・・まだまだ・・鬼はいるんだ・・・がはっ・・・
ツッコミ:話が急展開すぎない?
ボケ:まだ鬼が息絶えていなかったとはな。婆さんやワシはこの鬼斬刀(おにぎりとう)で鬼を全て成敗してまいりまする
ボケ:おぉ、じいさまがその刀を抜けば鬼はたちまちに種ごと根絶やしに出来る事でありましょう。ではご武運をお祈りいたしまする
ボケ:あぁ、行ってくるよばあ様
ボケ:こうして爺様は鬼ヶ島へと単独で切り込んでいくのであった
ツッコミ:・・・。
ボケ:あらあら、いい所で寝ちゃったね
ツッコミ:いや、寝てるかー!起きてるわ!バリバリ!
ボケ:起きてたかぁー!
ツッコミ:ももたろう要素最初だけで全然後半なかったじゃん!なんか変に戦闘シーンみたいなのもあったし
ボケ:これですやすや眠れるかなって思ってさ
ツッコミ:眠れるわけないでしょうこんなんで
ツッコミ:もういいわ。逆にこういうもんだってお手本見せるから変わってみ
ボケ:絵本読んで!
ツッコミ:じゃあ、ももたろうを読んであげ・・
ボケ:がぁー・・がぁー・・・
ツッコミ:いや、早すぎる!やめさせてもらうわ
ボケ:ありがとうございました