声劇台本置き場

ボケ：はいどうもー ツッコミ：お願いします ボケ：ちょっと聞いてほしいんですけど ツッコミ：はいはい ボケ：昔って、芸の道に行ったとき、弟子入りってあったと思うんですよ ツッコミ：あーありますね。今も多分あると思いますよ ボケ：だからちょっと弟子入りをしてみたいなって思うので師匠やって ツッコミ：え？ ボケ：ピンポン！ピンポン！ガチャガチャ！ピンポン！ガチャガチャ！ ツッコミ：ちょっと、ちょっと待って ボケ：はいはい ツッコミ：まず何の師匠かもわからないしインターホン一回押すだけでいいから ボケ：あ、そうか。じゃあボイコネだし声優さんの弟子入りでいいよ ツッコミ：いいよって・・・ ボケ：ピーン・・・・・ ツッコミ：ん？ ボケ：ポーン ツッコミ：いや、長押ししないでいいから！ガチャ！はい誰ですか？ ボケ：声優の〇〇(ツッコミの名前)さんですか？ ツッコミ：そうですよ ボケ：あの急にきてこんなこと聞くの失礼だと思うんですが ツッコミ：はいはい ボケ：年収っていくらですか？ ツッコミ：いや、本当に失礼か！弟子入りでしょ？ちゃんとしてください ボケ：ピンポーン ツッコミ：はいはい。ガチャ ボケ：あの、声優の〇〇(ツッコミの名前)さんですよね ツッコミ：はい ボケ：弟子にしてください！ ツッコミ：え、ちょっといきなりなんですか ボケ：気持ちはわかります。急に来て弟子にしてくれって言われて驚きますよね ツッコミ：そりゃそうですよいきなり来て本当に ボケ：でも、〇〇(ツッコミの名前)さんが演じてた役柄を聞いてあこがれたんです ツッコミ：何の役を見たんですか？ ボケ：客A役です ツッコミ：いや、どこで憧れを持ったんだよ。普通主役とかでしょ？ ボケ：貴方の声を聞いて思ったんです！ ツッコミ：何を？ ボケ：これだ！これなら自分も声優になれると ツッコミ：失礼か！すみません。弟子はとらないんです ボケ：え？ ツッコミ：だから帰ってください ボケ：ちょっと待ってください！ ツッコミ：な、なんだ？ ボケ：ちょっとトイレ行ってくるんで ツッコミ：私用で止めるな！会話の流れ的に何かあるのかと思ったじゃねーか！ ボケ：貴方の声に惚れたんです！あなたのその素敵な声が耳に残るんです！ ツッコミ：本当にぃ？ ボケ：えぇ！どんな状況でも貴方の声は聞こえるんです！ ツッコミ：えー。本当にぃ？ ボケ：え？ ツッコミ：本当に？ ボケ：え？ ツッコミ：聞こえてねぇじゃねーか！一対一で漫才してんだぞ！ ボケ：じゃあちょっとお邪魔しますね ツッコミ：入ってくるな！どこの誰かも知らないやつを入れるわけないだろ！ ボケ：なんでダメなんですか！明確な理由がないとこっちも帰れませんよ！ ツッコミ：いきなり来て急に弟子にしてくれって言われてオッケー出すやついるわけねぇだろ！ ボケ：じゃあ毎日来たらいいんですか！ ツッコミ：そういうことじゃねーよ！！声優ってのは大変な仕事なんだよ！大体声優っていうのは・・・ ボケ：知らねーよ！ ツッコミ：逆ギレ！？急に、え、逆ギレ！？ ボケ：頼むよぉ！弟子にしてくれよぉ！！ ツッコミ：しません！あなたを弟子にするなんて百パーセントないですから！ ボケ：例え百パーセントダメだとしても残り一パーセント可能性があるなら ツッコミ：一パーセントもねぇよ！百パーセントだ！百パーセント！ ボケ：じゃあ良いですよ！そんなに断るなら死んでやる！ ツッコミ：そんな不謹慎なこと言うな！ ボケ：うるさい！ビルの屋上から舞い降りてやる！ ツッコミ：舞い降りるならふわって降りてきそう！言葉のチョイスがおかしいんだよ！ ボケ：なんなんだよ！ ツッコミ：こっちこそなんなんだ！ ボケ：漫才のネタなんだから知らねぇよ！ ツッコミ：いや、お前がこのネタで行こうって言ったんじゃねーか！本気で弟子入りしたいと思ってるのか？ ボケ：いや、どっちでもいい ツッコミ：なんじゃそれ！もういいよ！ ボケ：ありがとうございました