台本概要

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タイトル 【朗読台本】私が勉強をする理由
作者名 あきら  (@Akira_Shumiakaa)
ジャンル その他
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 変人作者による独白シリーズ 第1弾となっております。
報告不要、性別不問、アドリブやSE等の加工編集OK。クレジット記載不要です。
ご報告を、作者のTwitterにして下されば喜んで聞きに参りますので、どうぞお気軽にお使いください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 6 朗読する貴方
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:前書き(読んでも読まなくてもお好きな方をどうぞ) : 私:この度は、数あるシナリオの中からこの台本を選んで頂き、本当にありがとうございます。 : 私:こちらは、とある変人の独白シリーズとして気が向いた時に投稿させてもらおうと思っております。 私:どういう独白か、も含め初回は【勉強をする理由】について、変人作者による独自の考えを綴らせてもらいますね。 私:それでは暫しのお付き合いをどうぞよろしくお願いします。 : : 0:本編 私:この台本を見てくださったという事は、貴方は学生さんでしょうか。それとも、もっとあの頃勉強しておけば良かった、と後悔の念を抱いてらっしゃる社会人さんでしょうか。 : 私:何故、人は勉強をするのか。何故、勉強をしなければならないのか。 私:大昔の人間がしていた戦争、意味不明な数列の分解、海外に行く気もないのに学ぶ海の向こうの言葉。 私:自分の人生には必要なく思えるもの、それらをひたすら勉強する十余年あまり。 私:学生時代、私は勉強がとても苦手で、何故勉強しなければならないのか?と、モヤモヤする日々を過ごしていました。 私:この問いに私は真摯に向き合い、とある結論に辿り着いたのでここに語らせて貰おうと思います。 : : 私:例えば、貴方がペットショップで可愛らしい仔犬を飼ったとしましょう。 私:その仔犬を貴方は大層可愛がり、お手、や、待て、はたまた、おかわり、なんていう芸を教え込みました。 私:可愛かった仔犬もやがて立派な成犬になり、番(つがい)を見つけ、また仔犬が産まれました。 私:その仔犬を、貴方はまた大層可愛がりお手を教え、待てを教え………。 私:そうなのです。犬にどれだけ芸を教えても、世代が変わるとまた、一から芸を教えなければならずスタートラインは永遠に変わらないのです。 私:ですがもし、貴方が階段から滑り落ちた事があるとして、自分の子供が産まれた時には、階段は危ないから気を付けるんだよ、と教えますよね。 私:天ぷらの油で大火傷した人、トラックに跳ねられた人、アイロンで消えない傷をおった人。これらを実際に経験してなくても、大半の人はそれらが危険だと知っている。 私:誰かから見聞きする事。はたまた本や学校で教わる事を、ごく自然に、自分の知識として吸収する。 私:私はこれこそが、本を読み、勉強し、知識を得る事の本質だと思いました。 私:今まで誰かが成功したこと、失敗したこと、閃いたこと。 私:それらを学ぶということは、人間だけに与えられた、大きな天からのプレゼントであり、私達の今日(こんにち)の生活の礎(いしずえ)、今、貴方が音声投稿を楽しんでいるスマホやパソコンも昔の知識を誰かが享受し、新しい物を創り出したからある物ですよね。 私:この考えに行き着いた時、私は勉強をするのが少し楽しくなりました。 私:果たして貴方はどう思われましたでしょうか。 : : 0:後書き(読んでも読まなくてもお好きな方をどうぞ) 私:こんな風に、普段は誰にも話す事はない、変人作者による独自の考察を、時折ここで綴らせてもらおうと思います。 私:最後まで読んでくださってありがとうございました。 私:また貴方にお会い出来るのを楽しみにしております。 : 0:了 :

0:前書き(読んでも読まなくてもお好きな方をどうぞ) : 私:この度は、数あるシナリオの中からこの台本を選んで頂き、本当にありがとうございます。 : 私:こちらは、とある変人の独白シリーズとして気が向いた時に投稿させてもらおうと思っております。 私:どういう独白か、も含め初回は【勉強をする理由】について、変人作者による独自の考えを綴らせてもらいますね。 私:それでは暫しのお付き合いをどうぞよろしくお願いします。 : : 0:本編 私:この台本を見てくださったという事は、貴方は学生さんでしょうか。それとも、もっとあの頃勉強しておけば良かった、と後悔の念を抱いてらっしゃる社会人さんでしょうか。 : 私:何故、人は勉強をするのか。何故、勉強をしなければならないのか。 私:大昔の人間がしていた戦争、意味不明な数列の分解、海外に行く気もないのに学ぶ海の向こうの言葉。 私:自分の人生には必要なく思えるもの、それらをひたすら勉強する十余年あまり。 私:学生時代、私は勉強がとても苦手で、何故勉強しなければならないのか?と、モヤモヤする日々を過ごしていました。 私:この問いに私は真摯に向き合い、とある結論に辿り着いたのでここに語らせて貰おうと思います。 : : 私:例えば、貴方がペットショップで可愛らしい仔犬を飼ったとしましょう。 私:その仔犬を貴方は大層可愛がり、お手、や、待て、はたまた、おかわり、なんていう芸を教え込みました。 私:可愛かった仔犬もやがて立派な成犬になり、番(つがい)を見つけ、また仔犬が産まれました。 私:その仔犬を、貴方はまた大層可愛がりお手を教え、待てを教え………。 私:そうなのです。犬にどれだけ芸を教えても、世代が変わるとまた、一から芸を教えなければならずスタートラインは永遠に変わらないのです。 私:ですがもし、貴方が階段から滑り落ちた事があるとして、自分の子供が産まれた時には、階段は危ないから気を付けるんだよ、と教えますよね。 私:天ぷらの油で大火傷した人、トラックに跳ねられた人、アイロンで消えない傷をおった人。これらを実際に経験してなくても、大半の人はそれらが危険だと知っている。 私:誰かから見聞きする事。はたまた本や学校で教わる事を、ごく自然に、自分の知識として吸収する。 私:私はこれこそが、本を読み、勉強し、知識を得る事の本質だと思いました。 私:今まで誰かが成功したこと、失敗したこと、閃いたこと。 私:それらを学ぶということは、人間だけに与えられた、大きな天からのプレゼントであり、私達の今日(こんにち)の生活の礎(いしずえ)、今、貴方が音声投稿を楽しんでいるスマホやパソコンも昔の知識を誰かが享受し、新しい物を創り出したからある物ですよね。 私:この考えに行き着いた時、私は勉強をするのが少し楽しくなりました。 私:果たして貴方はどう思われましたでしょうか。 : : 0:後書き(読んでも読まなくてもお好きな方をどうぞ) 私:こんな風に、普段は誰にも話す事はない、変人作者による独自の考察を、時折ここで綴らせてもらおうと思います。 私:最後まで読んでくださってありがとうございました。 私:また貴方にお会い出来るのを楽しみにしております。 : 0:了 :