声劇台本置き場

伝道師：おーい！君の足を私にくれないかーい？ 伝道師：一本でいいんだ！それで満足だよ！一本満足だよ！ 0：　 伝道師：おや、恥ずかしいところを見られてしまったね 伝道師：今、タコに足をいただけないかお願いしているところなんだ 伝道師：ディナーにカルパッチョが食べたくてね 伝道師：嫌がる相手から無理やり奪うなんてナンセンスだろう？優しい私は話し合いでいただく主義なんだ 0：　 伝道師：かの有名な大統領が言っていたよ。「タコも歩けばカルパッチョになる」と。もう少しで入りそうなんだ。歩け歩け♪ 伝道師：そう、タコが交渉に応じてくれなかった時の為に、たこつぼも用意していたのさ 伝道師：中にはきゅうりが入っているんだよ。タコが「ェイラッシャイ」するだけでディナーの完成。やったね！ 0：　 伝道師：Wow！オーマイ、オクトパス 伝道師：なんてことだ。墨の反撃を喰らったよ 伝道師：書き初めは済ませたから、もう墨汁はいらないというのに 伝道師：これにはハングリーな私もアングリー！ 伝道師：もう、カルパッチョなんて爽やかな食し方はしないよ。たこ焼きだ。そう、アツアツのたこ焼きだよ 伝道師：君はウスターソースを買ってきてくれるかい。今の私は濃い口でないと駄々をこねるよ 伝道師：目が回るほどひっくり返して、こねくり回して、綺麗な球体にしてやるんだ 伝道師：そして、いただきますと言ってやるんだ 伝道師：食べ終わったら、歯はガシガシ磨こうね 0：　 伝道師：話はタコの捕り方に戻るけど、 伝道師：岩の間に隠れているやつは素手でいけるよ 伝道師：海中にいるやつは鋭いモリで一突きさ 伝道師：もちろん、私オススメのたこつぼでもいい 伝道師：…え？どの捕り方も知ってた？耳タコ情報だったかい？タコだけに 伝道師：そんな君には、１番確実な方法を教えてあげよう 伝道師：スロットを置いておくんだよ 伝道師：待っていたらそのうちポイントを貯めにやってくるさ。日課なんだね 0：　 伝道師：ああもう我慢できない。はらぺこ青虫だ 伝道師：背に腹は代えられないし、こうなったらスーパーへ行こう 伝道師：ちょうど割引シールが貼られ始める頃だからね 0：　 伝道師：ンフフ、時間潰しをしていたのさ 伝道師：それまでに捕まえられたらいいなと思っていたんだよ 伝道師：意外と計算高いだろう？そこも私の魅力なのさ 0：　 伝道師：何はともあれ、念願のタコを買いに行こうじゃないか