台本概要
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タイトル | ツッコミ探偵 |
---|---|
作者名 | maturit (@inui_maturi) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 5人用台本(女1、不問4) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
なんとかご自由に
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
探偵 | 不問 | 55 | |
メイド | 女 | 23 | |
コック | 不問 | 19 | |
殺人鬼 | 不問 | 18 | |
犬 | 不問 | 26 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
探偵:「犯人はこの中にいるっ」
コック:「誰が旦那様を殺したって言うんだ」
殺人鬼:「あんなにも優しい人を…」
メイド:「殺される理由なんてわかりませんっ!」
犬:「バウ」
探偵:「んん?」
探偵:「おかしいのが二人…いや一人と一匹居るが順番に話を聞いていこう」
コック:「私は昨晩、旦那様が遅くに帰ってきたので夜食を作っていました」
探偵:「そうだな、私もその姿を見ている」
コック:「旦那様の部屋に夜食を運び込んで少しすると叫びが聞こえて」
コック:「部屋に着いた時には…もう」
探偵:「私の把握している情報と違いはないない」
殺人鬼:「私は夜な夜なターゲットを探している時に」
探偵:「いや、お前が犯人だろ」
殺人鬼:「人を名前と見掛けで判断するなんて失礼なっ!」
殺人鬼:「私が包丁を持って旦那様の部屋を訪れた時には…既に死んでいたんだ」
探偵:「殺す気満々じゃないかっ!」
殺人鬼:「確かにそうだけどっ」
殺人鬼:「まだ殺ってない」
探偵:「そう…なのか?」
メイド:「私は旦那様様の部屋を盗聴している時に聞いたんですっ!」
メイド:「急に苦しみ出した旦那様の声をっ!」
探偵:「なんで盗聴してたんですか?」
メイド:「しゅ、趣味です」
探偵:「そ、そうですか」
探偵:「変わったことはありませんでしたか?」
メイド:「いつも通り、帰宅してからはネット配信で自虐を晒していたので」
メイド:「いつも通りかと」
探偵:「いつも通りなのっ!?」
メイド:「はい、見ているのはいつも私一人、コメントも私一人、喜ぶ旦那様が可愛らしくて」
探偵:「もういいです」
探偵:「わかりました」
犬:「次は私ですね」
探偵:「怖い怖い怖いっ!?」
探偵:「なんで犬が急に喋り出すんですかっ」
犬:「私はただの犬ですが、旦那様の事を思えば喋りますよ」
探偵:「怖いんだって」
コック:「貴様がやったんじゃないのかっ!」
探偵:「辞めてくださいっ!」
探偵:「ただの犬に罪を着せようとしないでくださいっ」
メイド:「私も聞きました」
メイド:「旦那様が死ぬ直前に犬の声が混じっていました」
探偵:「なん…だと」
探偵:「なんて言ってたんですか?」
メイド:「…バウ…と」
探偵:「ですよね」
殺人鬼:「私も見たぞっ!」
殺人鬼:「旦那様の部屋の鍵を壊した時」
殺人鬼:「その犬が旦那様の部屋から出てくるのをっ!」
探偵:「本当ですかっ!?」
探偵:「犬…話してくれませんか?」
探偵:「旦那様の死を見ていたんですよね?」
犬:「…バウ」
コック:「この犬めええええ、都合のいい時だけ喋りやがってええ」
探偵:「抑えてくださいっ!」
犬:「私の口からは何も言えません」
メイド:「この犬が怪しいですよっ!」
殺人鬼:「きっとコイツがやったんだ」
探偵:「流れ的にそうですがっ」
探偵:「一匹の犬を囲んで犯人と決めつけるのは絵面的にヤバいですよっ」
犬:「跪(ひざまづ)け人間ども」
コック:「犬鍋にしてやるううううう」
メイド:「保健所に連行しましょう」
殺人鬼:「この場で解体してやる」
探偵:「待ってくださいっ!」
探偵:「まだ犬が犯人と決まった訳ではありません」
犬:「これだから知能の低い奴は嫌いなんだ」
コック:「今宵(こよい)の虎徹(こてつ)は血に飢(う)えている」
探偵:「ダメですよコックさんっ!」
コック:「止めないでください」
探偵:「止めますよっ!」
探偵:「てかどっから刀で出したんですかっ!?」
コック:「普通に腰から」
探偵:「武士かっ!?」
探偵:「絵面が殺人鬼よりヤバい人です」
コック:「くっ」
メイド:「今宵(こよい)の村雨(むらさめ)は血を欲している」
探偵:「メイドも抑えてくださいっ!」
探偵:「本当に何処から刀出してるんですかっ!?」
メイド:「メイドの秘密です」
探偵:「怖いわっ!?」
メイド:「このままでは御館様も報われませんっ!」
探偵:「だから武士かっ!?」
メイド:「くっメイドを捨てきれませんでした…無念です」
殺人鬼:「今宵(こよい)の村正(むらまさ)は血に啜(すす)っている」
探偵:「なんでお前まで刀で出してるんですかっ!?」
探偵:「というか出し方ミスってドパッと血が出てますけどおおお」
殺人鬼:「なに、この身で血を補ったまでだ」
探偵:「全然大丈夫そうじゃないんですけどっ!?」
殺人鬼:「仇討(あだう)ちの機会を棒に振っては、死ぬに死にきれませぬっ!」
探偵:「なんでここには武士しかいないんだっ!?」
犬:「今宵(こよい)のエクスカリバーは血に満たされている」
探偵:「お前まで乗るなっ!?」
探偵:「なんで聖剣が血を求めてるんだよっ!」
探偵:「そして全然エクスカリバー出てきてませんけどっ!?」
探偵:「さらっと殺人を暴露(ばくろ)してるんだよっ!?」
探偵:「あーもうツッコミ追いつかないいいいいいいいいい」
コック:「まあまあ、落ち着いてください」
探偵:「はぁはぁ」
メイド:「お水をお持ちしましたよ」
探偵:「ありがとうございます」
殺人鬼:「すみません…救急車を呼んで貰えないでしょうか?」
探偵:「ですよねっ!?」
探偵:「見た感じヤバそうですもんねっ」
犬:「それなら既に呼んでいます」
殺人鬼:「かたじけない」
探偵:「だから武士かっ!?」
探偵:「そして器用だな犬っ!?」
犬:「お褒(ほ)めに預かり、恐悦至極(きょうえつしごく)」
探偵:「本当に犬…なのか?」
コック:「落ち着きましたか?」
探偵:「少しは」
メイド:「犯人は一体誰なのでしょうか?」
殺人鬼:「もう…だめかも」
犬:「気をしっかり持つんだあああああ」
殺人鬼:「最後に…お前にあえて良かった」
探偵:「…ツッコミたくないんだけど…」
犬:「寝ちゃダメだああああああああぁ」
殺人鬼:「痛い…牙が動脈に…」
犬:「死ぬなああああああああぁぁぁ」
探偵:「殺すなああああああああぁぁぁ」
コック:「きゅ、救急車はまだつかないのかっ!」
メイド:「あと少しで着くはずですっ」
探偵:「犬、どのタイミングで救急車を呼んだんだっ?」
犬:「犬が救急車呼べるわけないだろおおおおおおおお」
探偵:「嘘をつくなああああああああ」
メイド:「今呼びましたっ!」
コック:「早く止血をっ」
探偵:「何か縛るものをっ」
メイド:「旦那様の愛用していたロープを持ってきましたっ」
コック:「それで早く止血をっ」
探偵:「いや、ちょっとそのロープは触りたくないんだけど」
メイド:「そんな事を言っている場合じゃないですよっ!!」
殺人鬼:「たす…けて」
探偵:「ぐっ…でも」
犬:「もういいっ!!」
犬:「そのロープを貸してくれっ」
探偵:「い、犬…」
犬:「人の命が掛かってるんだ…」
コック:「お前のことを誤解していた」
メイド:「私もただの犬だと侮っていました」
犬:「いいだよ、わかればっ」
犬:「さあ、縛るぞぉぉおおお」
探偵:「なんて洗礼された動きなんだっ」
犬:「旦那様に仕込まれた縛りの技術がこんな形で役にたつとは…」
探偵:「ん?」
犬:「どうだっ!」
メイド:「なんて綺麗な亀甲縛(きっこうしば)りっ!」
コック:「素晴らしい」
探偵:「うん、素晴らしい…でも」
探偵:「止血されてないんだよねええええええええええええ」
犬:「そんなことはないっ!」
犬:「昨晩も旦那様を縛っていたら、変な所を縛って血液が止まったんだ」
コック:「ほ、本当に止血されている」
メイド:「狙ってだとしたら神業です」
犬:「縛れても、解けないんだ」
探偵:「…エクスカリバーを使えよ」
犬:「っ!?」
犬:「その手があったか」
探偵:「その牙しかないんだよおおおお」
殺人鬼:「ふっ犬に命を救われるとはな」
探偵:「犯人は犬…お前なんだな?」
犬:「…バウ?」
探偵:「都合のいい時だけ犬になるなああああああああ」
コック:「犬を裁(さば)く法はないんですよ探偵さん」
メイド:「そうですよ、これは事故です」
殺人鬼:「私も犬に命を救われました」
殺人鬼:「どうか私に免じて見逃してはくれませんか?」
探偵:「ぐっ!?」
犬:「ふっ、所詮(しょせん)人間に犬は裁(さば)けぬのだよ」
探偵:「…この世の保健所は犬を求めている」
犬:「バウっ!?」
探偵:「確保ぉぉおおおおお」
犬:「た、助けてぇぇえええ」
探偵:「逃げ切れると思うなあああああああああああああぁぁぁ」
探偵:「犯人はこの中にいるっ」
コック:「誰が旦那様を殺したって言うんだ」
殺人鬼:「あんなにも優しい人を…」
メイド:「殺される理由なんてわかりませんっ!」
犬:「バウ」
探偵:「んん?」
探偵:「おかしいのが二人…いや一人と一匹居るが順番に話を聞いていこう」
コック:「私は昨晩、旦那様が遅くに帰ってきたので夜食を作っていました」
探偵:「そうだな、私もその姿を見ている」
コック:「旦那様の部屋に夜食を運び込んで少しすると叫びが聞こえて」
コック:「部屋に着いた時には…もう」
探偵:「私の把握している情報と違いはないない」
殺人鬼:「私は夜な夜なターゲットを探している時に」
探偵:「いや、お前が犯人だろ」
殺人鬼:「人を名前と見掛けで判断するなんて失礼なっ!」
殺人鬼:「私が包丁を持って旦那様の部屋を訪れた時には…既に死んでいたんだ」
探偵:「殺す気満々じゃないかっ!」
殺人鬼:「確かにそうだけどっ」
殺人鬼:「まだ殺ってない」
探偵:「そう…なのか?」
メイド:「私は旦那様様の部屋を盗聴している時に聞いたんですっ!」
メイド:「急に苦しみ出した旦那様の声をっ!」
探偵:「なんで盗聴してたんですか?」
メイド:「しゅ、趣味です」
探偵:「そ、そうですか」
探偵:「変わったことはありませんでしたか?」
メイド:「いつも通り、帰宅してからはネット配信で自虐を晒していたので」
メイド:「いつも通りかと」
探偵:「いつも通りなのっ!?」
メイド:「はい、見ているのはいつも私一人、コメントも私一人、喜ぶ旦那様が可愛らしくて」
探偵:「もういいです」
探偵:「わかりました」
犬:「次は私ですね」
探偵:「怖い怖い怖いっ!?」
探偵:「なんで犬が急に喋り出すんですかっ」
犬:「私はただの犬ですが、旦那様の事を思えば喋りますよ」
探偵:「怖いんだって」
コック:「貴様がやったんじゃないのかっ!」
探偵:「辞めてくださいっ!」
探偵:「ただの犬に罪を着せようとしないでくださいっ」
メイド:「私も聞きました」
メイド:「旦那様が死ぬ直前に犬の声が混じっていました」
探偵:「なん…だと」
探偵:「なんて言ってたんですか?」
メイド:「…バウ…と」
探偵:「ですよね」
殺人鬼:「私も見たぞっ!」
殺人鬼:「旦那様の部屋の鍵を壊した時」
殺人鬼:「その犬が旦那様の部屋から出てくるのをっ!」
探偵:「本当ですかっ!?」
探偵:「犬…話してくれませんか?」
探偵:「旦那様の死を見ていたんですよね?」
犬:「…バウ」
コック:「この犬めええええ、都合のいい時だけ喋りやがってええ」
探偵:「抑えてくださいっ!」
犬:「私の口からは何も言えません」
メイド:「この犬が怪しいですよっ!」
殺人鬼:「きっとコイツがやったんだ」
探偵:「流れ的にそうですがっ」
探偵:「一匹の犬を囲んで犯人と決めつけるのは絵面的にヤバいですよっ」
犬:「跪(ひざまづ)け人間ども」
コック:「犬鍋にしてやるううううう」
メイド:「保健所に連行しましょう」
殺人鬼:「この場で解体してやる」
探偵:「待ってくださいっ!」
探偵:「まだ犬が犯人と決まった訳ではありません」
犬:「これだから知能の低い奴は嫌いなんだ」
コック:「今宵(こよい)の虎徹(こてつ)は血に飢(う)えている」
探偵:「ダメですよコックさんっ!」
コック:「止めないでください」
探偵:「止めますよっ!」
探偵:「てかどっから刀で出したんですかっ!?」
コック:「普通に腰から」
探偵:「武士かっ!?」
探偵:「絵面が殺人鬼よりヤバい人です」
コック:「くっ」
メイド:「今宵(こよい)の村雨(むらさめ)は血を欲している」
探偵:「メイドも抑えてくださいっ!」
探偵:「本当に何処から刀出してるんですかっ!?」
メイド:「メイドの秘密です」
探偵:「怖いわっ!?」
メイド:「このままでは御館様も報われませんっ!」
探偵:「だから武士かっ!?」
メイド:「くっメイドを捨てきれませんでした…無念です」
殺人鬼:「今宵(こよい)の村正(むらまさ)は血に啜(すす)っている」
探偵:「なんでお前まで刀で出してるんですかっ!?」
探偵:「というか出し方ミスってドパッと血が出てますけどおおお」
殺人鬼:「なに、この身で血を補ったまでだ」
探偵:「全然大丈夫そうじゃないんですけどっ!?」
殺人鬼:「仇討(あだう)ちの機会を棒に振っては、死ぬに死にきれませぬっ!」
探偵:「なんでここには武士しかいないんだっ!?」
犬:「今宵(こよい)のエクスカリバーは血に満たされている」
探偵:「お前まで乗るなっ!?」
探偵:「なんで聖剣が血を求めてるんだよっ!」
探偵:「そして全然エクスカリバー出てきてませんけどっ!?」
探偵:「さらっと殺人を暴露(ばくろ)してるんだよっ!?」
探偵:「あーもうツッコミ追いつかないいいいいいいいいい」
コック:「まあまあ、落ち着いてください」
探偵:「はぁはぁ」
メイド:「お水をお持ちしましたよ」
探偵:「ありがとうございます」
殺人鬼:「すみません…救急車を呼んで貰えないでしょうか?」
探偵:「ですよねっ!?」
探偵:「見た感じヤバそうですもんねっ」
犬:「それなら既に呼んでいます」
殺人鬼:「かたじけない」
探偵:「だから武士かっ!?」
探偵:「そして器用だな犬っ!?」
犬:「お褒(ほ)めに預かり、恐悦至極(きょうえつしごく)」
探偵:「本当に犬…なのか?」
コック:「落ち着きましたか?」
探偵:「少しは」
メイド:「犯人は一体誰なのでしょうか?」
殺人鬼:「もう…だめかも」
犬:「気をしっかり持つんだあああああ」
殺人鬼:「最後に…お前にあえて良かった」
探偵:「…ツッコミたくないんだけど…」
犬:「寝ちゃダメだああああああああぁ」
殺人鬼:「痛い…牙が動脈に…」
犬:「死ぬなああああああああぁぁぁ」
探偵:「殺すなああああああああぁぁぁ」
コック:「きゅ、救急車はまだつかないのかっ!」
メイド:「あと少しで着くはずですっ」
探偵:「犬、どのタイミングで救急車を呼んだんだっ?」
犬:「犬が救急車呼べるわけないだろおおおおおおおお」
探偵:「嘘をつくなああああああああ」
メイド:「今呼びましたっ!」
コック:「早く止血をっ」
探偵:「何か縛るものをっ」
メイド:「旦那様の愛用していたロープを持ってきましたっ」
コック:「それで早く止血をっ」
探偵:「いや、ちょっとそのロープは触りたくないんだけど」
メイド:「そんな事を言っている場合じゃないですよっ!!」
殺人鬼:「たす…けて」
探偵:「ぐっ…でも」
犬:「もういいっ!!」
犬:「そのロープを貸してくれっ」
探偵:「い、犬…」
犬:「人の命が掛かってるんだ…」
コック:「お前のことを誤解していた」
メイド:「私もただの犬だと侮っていました」
犬:「いいだよ、わかればっ」
犬:「さあ、縛るぞぉぉおおお」
探偵:「なんて洗礼された動きなんだっ」
犬:「旦那様に仕込まれた縛りの技術がこんな形で役にたつとは…」
探偵:「ん?」
犬:「どうだっ!」
メイド:「なんて綺麗な亀甲縛(きっこうしば)りっ!」
コック:「素晴らしい」
探偵:「うん、素晴らしい…でも」
探偵:「止血されてないんだよねええええええええええええ」
犬:「そんなことはないっ!」
犬:「昨晩も旦那様を縛っていたら、変な所を縛って血液が止まったんだ」
コック:「ほ、本当に止血されている」
メイド:「狙ってだとしたら神業です」
犬:「縛れても、解けないんだ」
探偵:「…エクスカリバーを使えよ」
犬:「っ!?」
犬:「その手があったか」
探偵:「その牙しかないんだよおおおお」
殺人鬼:「ふっ犬に命を救われるとはな」
探偵:「犯人は犬…お前なんだな?」
犬:「…バウ?」
探偵:「都合のいい時だけ犬になるなああああああああ」
コック:「犬を裁(さば)く法はないんですよ探偵さん」
メイド:「そうですよ、これは事故です」
殺人鬼:「私も犬に命を救われました」
殺人鬼:「どうか私に免じて見逃してはくれませんか?」
探偵:「ぐっ!?」
犬:「ふっ、所詮(しょせん)人間に犬は裁(さば)けぬのだよ」
探偵:「…この世の保健所は犬を求めている」
犬:「バウっ!?」
探偵:「確保ぉぉおおおおお」
犬:「た、助けてぇぇえええ」
探偵:「逃げ切れると思うなあああああああああああああぁぁぁ」