台本概要

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タイトル 『ムジカ』~ヤッシー劇場
作者名 詩歌 -fumika-  (@tukiyonofumika)
ジャンル ファンタジー
演者人数 1人用台本(不問1) ※兼役あり
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ヤッシー劇場へようこそ。

昔々ではないあるところに、某星新一氏の生まれ変わりかと思われる、ヤッシーという男性がおりました。
ヤッシーが織りなすショートショートを、不肖詩歌-fimika-が台本化させていただきました。

基本独演(兼ね役)ですが、お二人で分担しても良いかと思います。
サクっと読めるショートショート、待ち合わせや残り時間にお楽しみください。

お話によって、男性だったり女性だったり動物だったり宇宙人だったり一人読みだったり兼ね役があったりします。男女不問。演者によって一人称や語尾を変えて演じていただいて良いです。
N)…モノローグ(心の声)です。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ナレ 不問 3 ナレーター
ムジカの先生 不問 2 卒業を迎えたムジカ達の先生。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:『ムジカ』 ナレ:皆さんはムジカを知っていますか?私たちが住んでいる人間の世界。そのずうっとずうっと遠くに、音楽の世界があります。そこにはムジカという音楽のこども達が暮らしています。 ナレ:ムジカは人間と同じように、ムジカの学校に行きます。おや、今日は卒業式のようですよ。ちょっと覗いてみましょう。教室では担任の先生が話しています。 ムジカの先生:皆さん、今日は卒業式です。学びの成果を、しっかり歌いましょう。 ナレ:ムジカ達は真剣に聞いています。ホールで卒業式が始まりました。校長先生の歌から始まり、学校の歌、担任の先生の歌、そしていよいよ、ムジカ達の歌です。 ナレ:ムジカ達は、みんなそれぞれ自分の歌を持っています。学校を卒業するまでに、自分の歌を作り上げ、卒業式で歌うのです。卒業するムジカ達の歌は、どれも素晴らしいものでした。 ナレ:最後のムジカが歌い上げ、卒業式は終わりました。 ムジカの先生:さあみなさん、そろそろ出発ですよ。 ナレ:ムジカ達はみんな、音楽の船に乗りました。そして、ムジカ達の歌声に合わせて船は出発しました。学校を卒業したムジカ達は、どこへ行くのでしょう。 ナレ:実は、私たち人間の世界に来るのです。人間には見ることが出来ませんが、身の回りには沢山のムジカ達がいます。そして、人間の心の中にそっと入ってきます。 ナレ:料理をしているとき、お風呂に入っているとき、とっても寂しいとき、生活の中でふと歌が思い浮かぶことがあるでしょう。 ナレ:ひょっとしたら、そんなときは、あなたの心の中に、ムジカがやってきたのかもしれませんね。 0:--『ムジカ』--

0:『ムジカ』 ナレ:皆さんはムジカを知っていますか?私たちが住んでいる人間の世界。そのずうっとずうっと遠くに、音楽の世界があります。そこにはムジカという音楽のこども達が暮らしています。 ナレ:ムジカは人間と同じように、ムジカの学校に行きます。おや、今日は卒業式のようですよ。ちょっと覗いてみましょう。教室では担任の先生が話しています。 ムジカの先生:皆さん、今日は卒業式です。学びの成果を、しっかり歌いましょう。 ナレ:ムジカ達は真剣に聞いています。ホールで卒業式が始まりました。校長先生の歌から始まり、学校の歌、担任の先生の歌、そしていよいよ、ムジカ達の歌です。 ナレ:ムジカ達は、みんなそれぞれ自分の歌を持っています。学校を卒業するまでに、自分の歌を作り上げ、卒業式で歌うのです。卒業するムジカ達の歌は、どれも素晴らしいものでした。 ナレ:最後のムジカが歌い上げ、卒業式は終わりました。 ムジカの先生:さあみなさん、そろそろ出発ですよ。 ナレ:ムジカ達はみんな、音楽の船に乗りました。そして、ムジカ達の歌声に合わせて船は出発しました。学校を卒業したムジカ達は、どこへ行くのでしょう。 ナレ:実は、私たち人間の世界に来るのです。人間には見ることが出来ませんが、身の回りには沢山のムジカ達がいます。そして、人間の心の中にそっと入ってきます。 ナレ:料理をしているとき、お風呂に入っているとき、とっても寂しいとき、生活の中でふと歌が思い浮かぶことがあるでしょう。 ナレ:ひょっとしたら、そんなときは、あなたの心の中に、ムジカがやってきたのかもしれませんね。 0:--『ムジカ』--