台本概要
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タイトル | 『惚れ薬』~ヤッシー劇場 |
---|---|
作者名 | 詩歌 -fumika- (@tukiyonofumika) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 1人用台本(不問1) ※兼役あり |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
ヤッシー劇場へようこそ。 昔々ではないあるところに、某星新一氏の生まれ変わりかと思われる、ヤッシーという男性がおりました。 ヤッシーが織りなすショートショートを、不肖詩歌-fimika-が台本化させていただきました。 基本独演(兼ね役)ですが、お二人で分担しても良いかと思います。 サクっと読めるショートショート、待ち合わせや残り時間にお楽しみください。 お話によって、男性だったり女性だったり動物だったり宇宙人だったり一人読みだったり兼ね役があったりします。男女不問。演者によって一人称や語尾を変えて演じていただいて良いです。 N)…モノローグ(心の声)です。 100 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
G博士 | 不問 | 1 | 「褒め薬」を完成させた研究者。 |
同僚A・ナレ | 不問 | - | G博士の同僚。ナレーターと兼ね役 |
同僚B | 不問 | 1 | G博士の同僚。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
ナレ:『褒め薬』
G博士:N)私は、長年の研究から「褒め薬」を完成させた。この薬を飲めば、どんな言葉も褒め言葉に聞こえるのだ。人は褒められるとモチベーションが上がる。そして、けなし言葉を聞かないことは精神の安定にも繋がる。
G博士:N)懸命なリスナー諸君はこう思うかもしれない。「しかし、指摘を受けてより良くすることも大切ではないか。」…と。
G博士:N)案ずるなかれ。この薬は「指摘はそのまま伝わるが、褒め言葉に感じる。」という優れものである。だから、間違いを直すこともできるし、褒められた気持ちも維持できるのだ。
G博士:私はその薬を飲んでみた。それからというもの、私はどんな言葉にも笑顔で対応し、常に前向きに行動が出来るようになった。業績もどんどん上がり、まさに無敵状態と言えるだろう。
0:間
同僚A:(内緒話)「博士は凄いわね。でも一つだけ困ったことがあるの。人に指摘するときの言い方がとにかくキツイのよ。」
同僚B:(内緒話)「それをらんらんとした目で笑いながら言うから、気持ち悪くて…どうも、本人は褒め言葉だと思ってるみたいなの。あれさえ無ければねぇ…。」
0:---『褒め薬』---
ナレ:『褒め薬』
G博士:N)私は、長年の研究から「褒め薬」を完成させた。この薬を飲めば、どんな言葉も褒め言葉に聞こえるのだ。人は褒められるとモチベーションが上がる。そして、けなし言葉を聞かないことは精神の安定にも繋がる。
G博士:N)懸命なリスナー諸君はこう思うかもしれない。「しかし、指摘を受けてより良くすることも大切ではないか。」…と。
G博士:N)案ずるなかれ。この薬は「指摘はそのまま伝わるが、褒め言葉に感じる。」という優れものである。だから、間違いを直すこともできるし、褒められた気持ちも維持できるのだ。
G博士:私はその薬を飲んでみた。それからというもの、私はどんな言葉にも笑顔で対応し、常に前向きに行動が出来るようになった。業績もどんどん上がり、まさに無敵状態と言えるだろう。
0:間
同僚A:(内緒話)「博士は凄いわね。でも一つだけ困ったことがあるの。人に指摘するときの言い方がとにかくキツイのよ。」
同僚B:(内緒話)「それをらんらんとした目で笑いながら言うから、気持ち悪くて…どうも、本人は褒め言葉だと思ってるみたいなの。あれさえ無ければねぇ…。」
0:---『褒め薬』---