台本概要
242 views
タイトル | 題名の無い台本 |
---|---|
作者名 | シジミ (@sizimi1810) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
朗読短編集となっております。 男女不問です。 短いワンシーンを幾つも束ねた作品となっております。 読んで感じたまま朗読して頂ければ幸いです。 242 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
語り手 | 不問 | 26 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
語り手:この作品は朗読短編集となっております。
語り手:切ないお話しが続きます。予めご了承ください。
0:(間)
語り手:人が一度に抱えられる物には限りがある
語り手:それは自分が思っているよりもずっと少ない
語り手:余裕が無くなるほど手から零れ(こぼれ)落ちてしまう
語り手:落ちた物を拾おうとして、また零れ落ちる
語り手:無理に抱え込まなくていい
語り手:今抱え込めている物だけ大切にすればいい
語り手:落ちて行ったものは仕方ないんだ
0:(間)
語り手:今まで必死に頑張ってきた
語り手:弱音を吐きながらも必死に頑張ってきた
語り手:こんなになるまで頑張ったんだ
語り手:こんなになるまで頑張るしかなかったんだ
語り手:こんなになるまで…自分を追い込んで…傷付けて…悩んで…
語り手:苦しくて…苦しくて…
語り手:それを『病んでる』なんて言葉一つで終わらせないでほしい…
0:(間)
語り手:昔誰かに言われた言葉『君は自分の痛みに鈍感過ぎる』
語り手:その時はえー?そうかなー?なんて思っていたけど
語り手:ああ、そうか。
語り手:私は今心が壊れ始めてるのか
語り手:いつもどうり振る舞えてしまうから分からなかった
語り手:少しずつ、少しずつ、おかしくなっていく
語り手:気付いた所で止められやしない
0:(間)
語り手:不意にあなたの事を思い出した
語り手:何かある訳では無い
語り手:あの時の僕はもう居ない
語り手:あの時のあなたはもう居ない
語り手:全て終わった事なんだ
語り手:何にも無いのに寂しくなって
語り手:何にも無いのに感傷(かんしょう)に浸って(ひたって)
語り手:何にも無いけど…明日も生きて行くんだ
0:(間)
語り手:『好き』って言葉が歳を重ねるごとに重くなる…
語り手:きっと…気持ちを込めて『好き』と言えるのは回数が決まってるんだ
語り手:…ごめん。もう使い切ってしまったみたいだ
語り手:これ以上君に愛を囁く(ささやく)事はできない。
0:(間)
語り手:私は人という生き物をどれだけ理解しているのだろうか
語り手:自分の事をどれだけ理解出来ているのだろうか
語り手:周りの人をどれだけ理解出来ているのだろうか
語り手:私が生きている限りは『人』なのであろう
語り手:死んだら『人』では無くなるのだろうか
語り手:人とは何なのだろうか…
語り手:私はその答えをまだ知らない
0:(間)
語り手:この世に生まれ、生きて、死ぬ事に特別な意味なんて無い。
語り手:天国や地獄、幸福に不幸などと優劣を付けたのは人間のエゴであろう。
語り手:天国や地獄があるとしたら、他の生き物はどうする?動物や虫は?どうやって善悪を決める?
語り手:まさか、天国や地獄があるのは人間だけ…なんて都合のいい事言わないよな?
語り手:…無いんだよ。生きる事も、死ぬ事も意味なんて無い。
語り手:…それなのに…こんなにも…胸が痛いのは…どうして…?
0:(間)
語り手:人の優劣とは本当にあるのでしょうか?
語り手:人の本質は皆同じ
語り手:誰もが同じであり、違う。
:
語り手:あの人は優れている。自分は劣っている。
語り手:本当にそんなことあるのでしょうか?
:
語り手:誰しもが周りと比べ優越感や劣等感を抱いた経験はあるでしょう。
語り手:まるで客観的に生じたように思えますが、答えはあなたの心の中にあります。
語り手:人の優劣を感じた時、大切なのは自分の心とどう向き合うか…なのかもしれませんね。
語り手:皆様が豊かで実りある人生を送れますように。
0:(間)
語り手:面白い人でありたい
語り手:人を楽しませる人になりたい
語り手:その為には明るく、元気で、笑顔でいないといけない
語り手:道化の仮面の下で涙を流しても大丈夫。
語り手:涙は仮面を伝って服が吸い取ってくれるから
語り手:道化師は今日も踊る
0:(間)
語り手:一人眠れない夜を過ごし憂鬱になった時
語り手:我が子と向き合い孤独な育児をしている時
語り手:抱えきれない仕事を任された時
語り手:取り返しのつかない失敗を犯した時
語り手:笑えない日々が続いた時
:
語り手:私たちは幾度も孤独と戦ってきました。
語り手:孤独から救われたいと思うことは…いけないことですか…?
0:(間)
語り手:あなたは自分の声に耳を傾けていますか?
語り手:あなたは無理をしすぎてはいませんか?
語り手:自分の心に寄り添えていますか?
:
語り手:よろしければ少しだけ自分と向き合う時間を作ってみませんか?
:
語り手:自分と向き合うと言っても、難しい事はしません。
語り手:私の後に続けて復唱するだけです。
:
語り手:今から読み上げる言葉はあなたが自分に向けて贈る言葉です。
:
語り手:準備はよろしいですか?ゆっくりで構いませんよ。
:
語り手:私頑張ったんだ。
語り手:とっても、とっても、頑張ったんだ。
:
語り手:私偉いね。一生懸命頑張ってるよね。
:
語り手:私しんどかったね。
語り手:苦しかったね。
語り手:辛かったね。
語り手:悲しかったね。
:
語り手:今度の休みは、私の為の時間作ろうね。
語り手:美味しいもの食べようね。
語り手:好きなことして過ごそうね。
語り手:自分の為にお金を使おうね。
:
語り手:他人の機嫌をうかがうの疲れちゃったね。
語り手:今度は私のご機嫌取ろうね。
:
語り手:大丈夫。大丈夫だよ。私優しいもんね。
語り手:自分の事を優先していいよ。
:
語り手:今までよく頑張ったきたね。
語り手:偉かったね。
語り手:今はゆっくり…休もうね。
語り手:この作品は朗読短編集となっております。
語り手:切ないお話しが続きます。予めご了承ください。
0:(間)
語り手:人が一度に抱えられる物には限りがある
語り手:それは自分が思っているよりもずっと少ない
語り手:余裕が無くなるほど手から零れ(こぼれ)落ちてしまう
語り手:落ちた物を拾おうとして、また零れ落ちる
語り手:無理に抱え込まなくていい
語り手:今抱え込めている物だけ大切にすればいい
語り手:落ちて行ったものは仕方ないんだ
0:(間)
語り手:今まで必死に頑張ってきた
語り手:弱音を吐きながらも必死に頑張ってきた
語り手:こんなになるまで頑張ったんだ
語り手:こんなになるまで頑張るしかなかったんだ
語り手:こんなになるまで…自分を追い込んで…傷付けて…悩んで…
語り手:苦しくて…苦しくて…
語り手:それを『病んでる』なんて言葉一つで終わらせないでほしい…
0:(間)
語り手:昔誰かに言われた言葉『君は自分の痛みに鈍感過ぎる』
語り手:その時はえー?そうかなー?なんて思っていたけど
語り手:ああ、そうか。
語り手:私は今心が壊れ始めてるのか
語り手:いつもどうり振る舞えてしまうから分からなかった
語り手:少しずつ、少しずつ、おかしくなっていく
語り手:気付いた所で止められやしない
0:(間)
語り手:不意にあなたの事を思い出した
語り手:何かある訳では無い
語り手:あの時の僕はもう居ない
語り手:あの時のあなたはもう居ない
語り手:全て終わった事なんだ
語り手:何にも無いのに寂しくなって
語り手:何にも無いのに感傷(かんしょう)に浸って(ひたって)
語り手:何にも無いけど…明日も生きて行くんだ
0:(間)
語り手:『好き』って言葉が歳を重ねるごとに重くなる…
語り手:きっと…気持ちを込めて『好き』と言えるのは回数が決まってるんだ
語り手:…ごめん。もう使い切ってしまったみたいだ
語り手:これ以上君に愛を囁く(ささやく)事はできない。
0:(間)
語り手:私は人という生き物をどれだけ理解しているのだろうか
語り手:自分の事をどれだけ理解出来ているのだろうか
語り手:周りの人をどれだけ理解出来ているのだろうか
語り手:私が生きている限りは『人』なのであろう
語り手:死んだら『人』では無くなるのだろうか
語り手:人とは何なのだろうか…
語り手:私はその答えをまだ知らない
0:(間)
語り手:この世に生まれ、生きて、死ぬ事に特別な意味なんて無い。
語り手:天国や地獄、幸福に不幸などと優劣を付けたのは人間のエゴであろう。
語り手:天国や地獄があるとしたら、他の生き物はどうする?動物や虫は?どうやって善悪を決める?
語り手:まさか、天国や地獄があるのは人間だけ…なんて都合のいい事言わないよな?
語り手:…無いんだよ。生きる事も、死ぬ事も意味なんて無い。
語り手:…それなのに…こんなにも…胸が痛いのは…どうして…?
0:(間)
語り手:人の優劣とは本当にあるのでしょうか?
語り手:人の本質は皆同じ
語り手:誰もが同じであり、違う。
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語り手:あの人は優れている。自分は劣っている。
語り手:本当にそんなことあるのでしょうか?
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語り手:誰しもが周りと比べ優越感や劣等感を抱いた経験はあるでしょう。
語り手:まるで客観的に生じたように思えますが、答えはあなたの心の中にあります。
語り手:人の優劣を感じた時、大切なのは自分の心とどう向き合うか…なのかもしれませんね。
語り手:皆様が豊かで実りある人生を送れますように。
0:(間)
語り手:面白い人でありたい
語り手:人を楽しませる人になりたい
語り手:その為には明るく、元気で、笑顔でいないといけない
語り手:道化の仮面の下で涙を流しても大丈夫。
語り手:涙は仮面を伝って服が吸い取ってくれるから
語り手:道化師は今日も踊る
0:(間)
語り手:一人眠れない夜を過ごし憂鬱になった時
語り手:我が子と向き合い孤独な育児をしている時
語り手:抱えきれない仕事を任された時
語り手:取り返しのつかない失敗を犯した時
語り手:笑えない日々が続いた時
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語り手:私たちは幾度も孤独と戦ってきました。
語り手:孤独から救われたいと思うことは…いけないことですか…?
0:(間)
語り手:あなたは自分の声に耳を傾けていますか?
語り手:あなたは無理をしすぎてはいませんか?
語り手:自分の心に寄り添えていますか?
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語り手:よろしければ少しだけ自分と向き合う時間を作ってみませんか?
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語り手:自分と向き合うと言っても、難しい事はしません。
語り手:私の後に続けて復唱するだけです。
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語り手:今から読み上げる言葉はあなたが自分に向けて贈る言葉です。
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語り手:準備はよろしいですか?ゆっくりで構いませんよ。
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語り手:私頑張ったんだ。
語り手:とっても、とっても、頑張ったんだ。
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語り手:私偉いね。一生懸命頑張ってるよね。
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語り手:私しんどかったね。
語り手:苦しかったね。
語り手:辛かったね。
語り手:悲しかったね。
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語り手:今度の休みは、私の為の時間作ろうね。
語り手:美味しいもの食べようね。
語り手:好きなことして過ごそうね。
語り手:自分の為にお金を使おうね。
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語り手:他人の機嫌をうかがうの疲れちゃったね。
語り手:今度は私のご機嫌取ろうね。
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語り手:大丈夫。大丈夫だよ。私優しいもんね。
語り手:自分の事を優先していいよ。
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語り手:今までよく頑張ったきたね。
語り手:偉かったね。
語り手:今はゆっくり…休もうね。