声劇台本置き場

私：優しい人。って言われたらあなたはどんな人を思い浮かべますか？ 私：物腰が柔らかい人？ 私：なんでも受け入れてくれる人？ 私：いつも笑顔の人？ 私：怒らない人？ 私：優しい人は、なんでも許してくれる。何かあっても大丈夫だよ〜。と許してしまう。 私：受け入れる事が当たり前になって、大丈夫！大丈夫！と口癖のように言ってしまう。 私：優しい人は我慢しているだけ。 私：言葉には出さないようにしているだけ。 私：周りの人はその優しさに甘えてしまう。 私：優しくされる事が当たり前になってしまって、軽く考える。どれだけ我慢しているかなんて知りもせずに。 私：人に優しくできる人は、その逆を知っているから。 私：どうすれば人が傷付くかをよく知っているから。 私：感情に任せて出した言葉が、人を深く傷つけてしまうことを、よく知っているから。 私：感情を表に出す時にそれを受けた人がどう思うか考えてしまうんだ。 私：本当に優しい人は、自分の内にストレスを溜め込んで、溜め込んで、どうしようも無くなってしまう。 私：それでも平和主義で、人に当たることも出来ずに自分を傷つけてしまう。 私：もっと上手くストレス解消をしろ？ 私：自己満足？ 私：馬鹿みたい？ 私：．．．違うよ。そういう風にしか生きれないんだ。 私：そして、最後には黙って去ってしまうんだ。 私：どうしようも無くなって、全てを捨てて去ってしまうんだ。 私：どうか優しくされる事を当たり前に思わないで欲しい。 私：周りに居る人を 私：大切な人を 私：どうか、大切にしてください。