台本概要
295 views
タイトル | よぉ田中! |
---|---|
作者名 | akodon (@akodon1) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
【アドリブ大歓迎!】 淡々と噛み合わない二人のコメディ。 女性として演じる場合は色々変更お願いします。 多分、私はどこかでこんなネタを見た気がする。 295 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
加藤 | 男 | 30 | 人の顔をふわっとしか覚えていない。噂話が好き。テンションが高い。 |
田中 | 男 | 26 | 変なところが負けず嫌い。グラドルが好き。テンションが低い。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
加藤:「おっ!田中!田中だろ!?めっちゃ久しぶりじゃーん!」
田中:「おお、久しぶり」
加藤:「何年ぶり?高校卒業以来だっけ?」
田中:「いや・・・中学卒業以来じゃね?」
加藤:「マジかー!なんとなくお前とは一緒の高校に通ってたと思ってたんだけど、違ったかー!」
田中:「あー、もしかしたら同じ高校だったけど、クラス離れすぎて会話した記憶ないのかも」
加藤:「そっかー!俺ずっとA組だったんだけど、D組とかだったらあんまり接点無いもんな〜」
田中:「いや、俺三年間ずっとB組」
加藤:「めっちゃ隣やん」
田中:「えっ」
加藤:「えっ」
0:(しばしの沈黙)
田中:「隣のクラスだけど、全然話さなかったのかもしれないな〜」
加藤:「そうだな!環境変わるとそういうことあるよな!」
田中:「あるある〜」
加藤:「あ、そういえば、三年の時、英語担当だった南ちゃん。
加藤:体育の浅倉の猛アタックに負けて、結婚したんだってよ」
田中:「マジかよ〜。俺めっちゃ南ちゃんのこと可愛いって思ってたんだけどな〜」
加藤:「えっ、お前南ちゃんのこと可愛いと思ってたの?」
田中:「そうそう、お嫁さんにしたいランキング、俺の中でダントツ一位だったのにさ〜」
加藤:「お嫁さん、って南ちゃん男なのに?」
田中:「えっ」
加藤:「えっ」
0:(しばしの沈黙)
加藤:「あー、でも確かに南ちゃん、目がクリっとしてて可愛かったから、ちょっとその気持ちわかる気がするわぁ」
田中:「そうだろ?可愛いに国境も性別もないからな〜」
加藤:「すげぇな〜。あの時からお前そんな広い視野で世界を見てたのか〜」
田中:「ははは、すげぇだろ」
加藤:「グローバルでイノベーティブでセンシティブ!」
田中:「ははは、そんなに褒めるなよ。最後のはなんか違う気がしたけど」
加藤:「あっ、そうそう!そういえば、同級生の月野。
加藤:聞いたぞ〜!グラドルから異色の宇宙飛行士へ転向だってな」
田中:「グラドルの月野って・・・まさかあの月野ひかりちゃん!?」
加藤:「え?すごい驚くじゃん」
田中:「いや、同級生にそんな有名な子がいたとは思わなくて」
加藤:「おいおい、何言ってんだよ〜。実はお前と月野ちゃん、こっそり付き合ってたって話、俺知ってるんだからな〜」
田中:「マジで?俺、いつの間にか月野ひかりちゃんと付き合ってたの?妄想の話じゃなく?」
加藤:「は?あれ、お前の妄想だったの?」
田中:「えっ」
加藤:「えっ」
0:(しばしの沈黙)
加藤:「あのさ・・・さっきから薄々不安になってたんだけどさ」
田中:「なんだよ」
加藤:「お前・・・もしかして俺の知ってる同級生の田中じゃない?」
田中:「そうだよ。お前の知ってる田中じゃないよ」
加藤:「えっ、なんで言ってくれなかったの?」
田中:「いや、もし本当に知り合いだったとしたら、なんか申し訳ないじゃん」
加藤:「全然知らない話とか振られてる時点で気付かなかったの?」
田中:「なんかそこまで話しておいて、アッ・・・人違いですゥ・・・って言ったら、負けた気がするじゃん」
加藤:「何故そこで勝ち負けを意識しちゃったの?」
0:(しばしの沈黙)
加藤:「ともかくごめんな・・・急に呼び止めて、全然知らない話しちゃって」
田中:「いや、楽しかったよ」
加藤:「楽しかったんだ」
田中:「あと、もし良ければなんだけど、ひかりちゃんに俺の事紹介してもらえない?」
加藤:「ごめんな・・・俺そんなに関わり無かったから・・・」
田中:「そうか・・・」
加藤:「あと、最後に聞きたかったんだけど」
田中:「うん」
加藤:「田中って呼び止められてなんで返事しちゃったの?」
田中:「いや、田中ってところだけは合ってた」
加藤:「そこだけ合ってたんかーい!」
0:~FIN〜
加藤:「おっ!田中!田中だろ!?めっちゃ久しぶりじゃーん!」
田中:「おお、久しぶり」
加藤:「何年ぶり?高校卒業以来だっけ?」
田中:「いや・・・中学卒業以来じゃね?」
加藤:「マジかー!なんとなくお前とは一緒の高校に通ってたと思ってたんだけど、違ったかー!」
田中:「あー、もしかしたら同じ高校だったけど、クラス離れすぎて会話した記憶ないのかも」
加藤:「そっかー!俺ずっとA組だったんだけど、D組とかだったらあんまり接点無いもんな〜」
田中:「いや、俺三年間ずっとB組」
加藤:「めっちゃ隣やん」
田中:「えっ」
加藤:「えっ」
0:(しばしの沈黙)
田中:「隣のクラスだけど、全然話さなかったのかもしれないな〜」
加藤:「そうだな!環境変わるとそういうことあるよな!」
田中:「あるある〜」
加藤:「あ、そういえば、三年の時、英語担当だった南ちゃん。
加藤:体育の浅倉の猛アタックに負けて、結婚したんだってよ」
田中:「マジかよ〜。俺めっちゃ南ちゃんのこと可愛いって思ってたんだけどな〜」
加藤:「えっ、お前南ちゃんのこと可愛いと思ってたの?」
田中:「そうそう、お嫁さんにしたいランキング、俺の中でダントツ一位だったのにさ〜」
加藤:「お嫁さん、って南ちゃん男なのに?」
田中:「えっ」
加藤:「えっ」
0:(しばしの沈黙)
加藤:「あー、でも確かに南ちゃん、目がクリっとしてて可愛かったから、ちょっとその気持ちわかる気がするわぁ」
田中:「そうだろ?可愛いに国境も性別もないからな〜」
加藤:「すげぇな〜。あの時からお前そんな広い視野で世界を見てたのか〜」
田中:「ははは、すげぇだろ」
加藤:「グローバルでイノベーティブでセンシティブ!」
田中:「ははは、そんなに褒めるなよ。最後のはなんか違う気がしたけど」
加藤:「あっ、そうそう!そういえば、同級生の月野。
加藤:聞いたぞ〜!グラドルから異色の宇宙飛行士へ転向だってな」
田中:「グラドルの月野って・・・まさかあの月野ひかりちゃん!?」
加藤:「え?すごい驚くじゃん」
田中:「いや、同級生にそんな有名な子がいたとは思わなくて」
加藤:「おいおい、何言ってんだよ〜。実はお前と月野ちゃん、こっそり付き合ってたって話、俺知ってるんだからな〜」
田中:「マジで?俺、いつの間にか月野ひかりちゃんと付き合ってたの?妄想の話じゃなく?」
加藤:「は?あれ、お前の妄想だったの?」
田中:「えっ」
加藤:「えっ」
0:(しばしの沈黙)
加藤:「あのさ・・・さっきから薄々不安になってたんだけどさ」
田中:「なんだよ」
加藤:「お前・・・もしかして俺の知ってる同級生の田中じゃない?」
田中:「そうだよ。お前の知ってる田中じゃないよ」
加藤:「えっ、なんで言ってくれなかったの?」
田中:「いや、もし本当に知り合いだったとしたら、なんか申し訳ないじゃん」
加藤:「全然知らない話とか振られてる時点で気付かなかったの?」
田中:「なんかそこまで話しておいて、アッ・・・人違いですゥ・・・って言ったら、負けた気がするじゃん」
加藤:「何故そこで勝ち負けを意識しちゃったの?」
0:(しばしの沈黙)
加藤:「ともかくごめんな・・・急に呼び止めて、全然知らない話しちゃって」
田中:「いや、楽しかったよ」
加藤:「楽しかったんだ」
田中:「あと、もし良ければなんだけど、ひかりちゃんに俺の事紹介してもらえない?」
加藤:「ごめんな・・・俺そんなに関わり無かったから・・・」
田中:「そうか・・・」
加藤:「あと、最後に聞きたかったんだけど」
田中:「うん」
加藤:「田中って呼び止められてなんで返事しちゃったの?」
田中:「いや、田中ってところだけは合ってた」
加藤:「そこだけ合ってたんかーい!」
0:~FIN〜