台本概要

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タイトル よぉ田中!
作者名 akodon  (@akodon1)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 【アドリブ大歓迎!】
淡々と噛み合わない二人のコメディ。
女性として演じる場合は色々変更お願いします。

多分、私はどこかでこんなネタを見た気がする。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
加藤 30 人の顔をふわっとしか覚えていない。噂話が好き。テンションが高い。
田中 26 変なところが負けず嫌い。グラドルが好き。テンションが低い。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
加藤:「おっ!田中!田中だろ!?めっちゃ久しぶりじゃーん!」 田中:「おお、久しぶり」 加藤:「何年ぶり?高校卒業以来だっけ?」 田中:「いや・・・中学卒業以来じゃね?」 加藤:「マジかー!なんとなくお前とは一緒の高校に通ってたと思ってたんだけど、違ったかー!」 田中:「あー、もしかしたら同じ高校だったけど、クラス離れすぎて会話した記憶ないのかも」 加藤:「そっかー!俺ずっとA組だったんだけど、D組とかだったらあんまり接点無いもんな〜」 田中:「いや、俺三年間ずっとB組」 加藤:「めっちゃ隣やん」 田中:「えっ」 加藤:「えっ」 0:(しばしの沈黙) 田中:「隣のクラスだけど、全然話さなかったのかもしれないな〜」 加藤:「そうだな!環境変わるとそういうことあるよな!」 田中:「あるある〜」 加藤:「あ、そういえば、三年の時、英語担当だった南ちゃん。 加藤:体育の浅倉の猛アタックに負けて、結婚したんだってよ」 田中:「マジかよ〜。俺めっちゃ南ちゃんのこと可愛いって思ってたんだけどな〜」 加藤:「えっ、お前南ちゃんのこと可愛いと思ってたの?」 田中:「そうそう、お嫁さんにしたいランキング、俺の中でダントツ一位だったのにさ〜」 加藤:「お嫁さん、って南ちゃん男なのに?」 田中:「えっ」 加藤:「えっ」 0:(しばしの沈黙) 加藤:「あー、でも確かに南ちゃん、目がクリっとしてて可愛かったから、ちょっとその気持ちわかる気がするわぁ」 田中:「そうだろ?可愛いに国境も性別もないからな〜」 加藤:「すげぇな〜。あの時からお前そんな広い視野で世界を見てたのか〜」 田中:「ははは、すげぇだろ」 加藤:「グローバルでイノベーティブでセンシティブ!」 田中:「ははは、そんなに褒めるなよ。最後のはなんか違う気がしたけど」 加藤:「あっ、そうそう!そういえば、同級生の月野。 加藤:聞いたぞ〜!グラドルから異色の宇宙飛行士へ転向だってな」 田中:「グラドルの月野って・・・まさかあの月野ひかりちゃん!?」 加藤:「え?すごい驚くじゃん」 田中:「いや、同級生にそんな有名な子がいたとは思わなくて」 加藤:「おいおい、何言ってんだよ〜。実はお前と月野ちゃん、こっそり付き合ってたって話、俺知ってるんだからな〜」 田中:「マジで?俺、いつの間にか月野ひかりちゃんと付き合ってたの?妄想の話じゃなく?」 加藤:「は?あれ、お前の妄想だったの?」 田中:「えっ」 加藤:「えっ」 0:(しばしの沈黙) 加藤:「あのさ・・・さっきから薄々不安になってたんだけどさ」 田中:「なんだよ」 加藤:「お前・・・もしかして俺の知ってる同級生の田中じゃない?」 田中:「そうだよ。お前の知ってる田中じゃないよ」 加藤:「えっ、なんで言ってくれなかったの?」 田中:「いや、もし本当に知り合いだったとしたら、なんか申し訳ないじゃん」 加藤:「全然知らない話とか振られてる時点で気付かなかったの?」 田中:「なんかそこまで話しておいて、アッ・・・人違いですゥ・・・って言ったら、負けた気がするじゃん」 加藤:「何故そこで勝ち負けを意識しちゃったの?」 0:(しばしの沈黙) 加藤:「ともかくごめんな・・・急に呼び止めて、全然知らない話しちゃって」 田中:「いや、楽しかったよ」 加藤:「楽しかったんだ」 田中:「あと、もし良ければなんだけど、ひかりちゃんに俺の事紹介してもらえない?」 加藤:「ごめんな・・・俺そんなに関わり無かったから・・・」 田中:「そうか・・・」 加藤:「あと、最後に聞きたかったんだけど」 田中:「うん」 加藤:「田中って呼び止められてなんで返事しちゃったの?」 田中:「いや、田中ってところだけは合ってた」 加藤:「そこだけ合ってたんかーい!」 0:~FIN〜

加藤:「おっ!田中!田中だろ!?めっちゃ久しぶりじゃーん!」 田中:「おお、久しぶり」 加藤:「何年ぶり?高校卒業以来だっけ?」 田中:「いや・・・中学卒業以来じゃね?」 加藤:「マジかー!なんとなくお前とは一緒の高校に通ってたと思ってたんだけど、違ったかー!」 田中:「あー、もしかしたら同じ高校だったけど、クラス離れすぎて会話した記憶ないのかも」 加藤:「そっかー!俺ずっとA組だったんだけど、D組とかだったらあんまり接点無いもんな〜」 田中:「いや、俺三年間ずっとB組」 加藤:「めっちゃ隣やん」 田中:「えっ」 加藤:「えっ」 0:(しばしの沈黙) 田中:「隣のクラスだけど、全然話さなかったのかもしれないな〜」 加藤:「そうだな!環境変わるとそういうことあるよな!」 田中:「あるある〜」 加藤:「あ、そういえば、三年の時、英語担当だった南ちゃん。 加藤:体育の浅倉の猛アタックに負けて、結婚したんだってよ」 田中:「マジかよ〜。俺めっちゃ南ちゃんのこと可愛いって思ってたんだけどな〜」 加藤:「えっ、お前南ちゃんのこと可愛いと思ってたの?」 田中:「そうそう、お嫁さんにしたいランキング、俺の中でダントツ一位だったのにさ〜」 加藤:「お嫁さん、って南ちゃん男なのに?」 田中:「えっ」 加藤:「えっ」 0:(しばしの沈黙) 加藤:「あー、でも確かに南ちゃん、目がクリっとしてて可愛かったから、ちょっとその気持ちわかる気がするわぁ」 田中:「そうだろ?可愛いに国境も性別もないからな〜」 加藤:「すげぇな〜。あの時からお前そんな広い視野で世界を見てたのか〜」 田中:「ははは、すげぇだろ」 加藤:「グローバルでイノベーティブでセンシティブ!」 田中:「ははは、そんなに褒めるなよ。最後のはなんか違う気がしたけど」 加藤:「あっ、そうそう!そういえば、同級生の月野。 加藤:聞いたぞ〜!グラドルから異色の宇宙飛行士へ転向だってな」 田中:「グラドルの月野って・・・まさかあの月野ひかりちゃん!?」 加藤:「え?すごい驚くじゃん」 田中:「いや、同級生にそんな有名な子がいたとは思わなくて」 加藤:「おいおい、何言ってんだよ〜。実はお前と月野ちゃん、こっそり付き合ってたって話、俺知ってるんだからな〜」 田中:「マジで?俺、いつの間にか月野ひかりちゃんと付き合ってたの?妄想の話じゃなく?」 加藤:「は?あれ、お前の妄想だったの?」 田中:「えっ」 加藤:「えっ」 0:(しばしの沈黙) 加藤:「あのさ・・・さっきから薄々不安になってたんだけどさ」 田中:「なんだよ」 加藤:「お前・・・もしかして俺の知ってる同級生の田中じゃない?」 田中:「そうだよ。お前の知ってる田中じゃないよ」 加藤:「えっ、なんで言ってくれなかったの?」 田中:「いや、もし本当に知り合いだったとしたら、なんか申し訳ないじゃん」 加藤:「全然知らない話とか振られてる時点で気付かなかったの?」 田中:「なんかそこまで話しておいて、アッ・・・人違いですゥ・・・って言ったら、負けた気がするじゃん」 加藤:「何故そこで勝ち負けを意識しちゃったの?」 0:(しばしの沈黙) 加藤:「ともかくごめんな・・・急に呼び止めて、全然知らない話しちゃって」 田中:「いや、楽しかったよ」 加藤:「楽しかったんだ」 田中:「あと、もし良ければなんだけど、ひかりちゃんに俺の事紹介してもらえない?」 加藤:「ごめんな・・・俺そんなに関わり無かったから・・・」 田中:「そうか・・・」 加藤:「あと、最後に聞きたかったんだけど」 田中:「うん」 加藤:「田中って呼び止められてなんで返事しちゃったの?」 田中:「いや、田中ってところだけは合ってた」 加藤:「そこだけ合ってたんかーい!」 0:~FIN〜