台本概要

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タイトル 恋も盲目
作者名 すみんこ  (@suminko0211)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 1人用台本(男1) ※兼役あり
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 ◆禁止事項◆
・営利目的での使用。
・台本の無断転載、自作発言等。
・役の性別変更。

◆お願い◆
・台本使用の際は作者のX(旧Twitter)にご連絡いただけると嬉しいです。
・配信等で使用される場合《作品名、作者名、台本URL》を掲示していただけると嬉しいです。
・告知の際にメンションしていただけると、気づけて時間が合えば聞きに行けるので助かります。
・アーカイブがある場合、教えていただけると嬉しいです。
・使用時の連絡は任意ですが、お芝居聞きたいので使用前や使用後でも教えていただけると嬉しいです。
・演者様の性別は問いませんが、女性役を男性が演じる(逆パターンも)場合はご連絡頂きますようお願いします。

☆上記記載の内容を含め、気になることなどありましたらX(旧Twitter)までご連絡ください。☆

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
1 生まれつき目が見えない。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
僕:「僕が愛したのは、人ではなかった。」 僕:「君はいつでもサラッとした肌をしてるんだね。触り心地が良くて僕はとても好きだよ。」 僕:寒い日も暑い日も雨の日も変わらない君の肌を知ってるのは僕だけ。 僕:「君の手は冷たいんだね。僕が温めてあげるね。」 僕:氷のように冷たい君の手を温められることに喜びを感じられるのは、僕だけのもの。誰にもこの場所は渡さない。 僕:「肩が凝っているのは冷え性なのかな…。温めながら揉んでもなかなか解れないね。」 僕:君が冷え性で体が凝っていることは僕しか知らない。誰も君に触れさせはしない。 僕:「いつも僕ばかり話していてごめんね。君が話したくなったらいつでも話を聞くからね。」 僕:君の声を僕は聞いたことがない。それでも僕は君のことが愛おしい。 僕:「僕と一緒にお出かけしない?今日はおひさまの匂いがするから、きっと気持ちがいいよ。」 僕:一緒に外に出かけたことはないけど、君と居られるなら外に行けなくたって構わない。 僕:「いつでも僕に甘えてくれても構わないんだよ?」 僕:ひたすらに立ち続ける君。僕には甘えてくれないけど、そんな君も愛らしい。 僕:「僕が可哀想だなんて…どうしてそんなふうに見えているんだろうね?生まれつき目が見えないせいかな。僕にはそれが当たり前なんだけどな。」 僕:否定も肯定もしない君。それでも側にいてくれるだけで僕の心は救われていた。 僕:「君の瞳はどんな色なのかな。」 僕:僕の瞳も君と同じ色なら嬉しいな。 僕:「君と僕が幸せそうにしているのが気に入らないのかな。認めてほしいなんて思っていないのにね。」 僕:お前たちに何がわかる…。僕達のこと何一つ知らないくせに。 僕:「人間はなんて醜いんだろうね。僕は君みたいに綺麗なままでいられるかな。」 僕:そもそも比べるのもおかしいことくらい理解してる。 僕:「僕のことを周りに何と言われても気にならなかったけど、君のことを『人形』だの『銅像』だの言われてるのを聞くのが辛くて、気づかないふりをずっとしていたんだ。ごめんね。こんな僕だけど君とこれからもずっと一緒にいるよ。」 僕:呼吸音も心音も聞こえないことなんて初めから気づいていた…。それでも君への気持ちは変わらない。 : :END

僕:「僕が愛したのは、人ではなかった。」 僕:「君はいつでもサラッとした肌をしてるんだね。触り心地が良くて僕はとても好きだよ。」 僕:寒い日も暑い日も雨の日も変わらない君の肌を知ってるのは僕だけ。 僕:「君の手は冷たいんだね。僕が温めてあげるね。」 僕:氷のように冷たい君の手を温められることに喜びを感じられるのは、僕だけのもの。誰にもこの場所は渡さない。 僕:「肩が凝っているのは冷え性なのかな…。温めながら揉んでもなかなか解れないね。」 僕:君が冷え性で体が凝っていることは僕しか知らない。誰も君に触れさせはしない。 僕:「いつも僕ばかり話していてごめんね。君が話したくなったらいつでも話を聞くからね。」 僕:君の声を僕は聞いたことがない。それでも僕は君のことが愛おしい。 僕:「僕と一緒にお出かけしない?今日はおひさまの匂いがするから、きっと気持ちがいいよ。」 僕:一緒に外に出かけたことはないけど、君と居られるなら外に行けなくたって構わない。 僕:「いつでも僕に甘えてくれても構わないんだよ?」 僕:ひたすらに立ち続ける君。僕には甘えてくれないけど、そんな君も愛らしい。 僕:「僕が可哀想だなんて…どうしてそんなふうに見えているんだろうね?生まれつき目が見えないせいかな。僕にはそれが当たり前なんだけどな。」 僕:否定も肯定もしない君。それでも側にいてくれるだけで僕の心は救われていた。 僕:「君の瞳はどんな色なのかな。」 僕:僕の瞳も君と同じ色なら嬉しいな。 僕:「君と僕が幸せそうにしているのが気に入らないのかな。認めてほしいなんて思っていないのにね。」 僕:お前たちに何がわかる…。僕達のこと何一つ知らないくせに。 僕:「人間はなんて醜いんだろうね。僕は君みたいに綺麗なままでいられるかな。」 僕:そもそも比べるのもおかしいことくらい理解してる。 僕:「僕のことを周りに何と言われても気にならなかったけど、君のことを『人形』だの『銅像』だの言われてるのを聞くのが辛くて、気づかないふりをずっとしていたんだ。ごめんね。こんな僕だけど君とこれからもずっと一緒にいるよ。」 僕:呼吸音も心音も聞こえないことなんて初めから気づいていた…。それでも君への気持ちは変わらない。 : :END