台本概要

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タイトル 【男女不問】夜空に咲いて雲に散る
作者名 ぴー  (@p_kouhai_chan)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 5分程度の短い1人読みです。

まだ暑いですが、花火の季節も終わりに近づいてきたので再アップします。

【あらすじ】
病気で余命わずかのボク

散りゆく命を花火に例え生涯を終える


そんなちょっぴり強がりな夏の1人読み


男女不問・一人称の変更・アドリブご自由に!

ただし自作発言はおやめください

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ボク 不問 - 男女不問です。一人称もご自由に
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:夏が終わる 0:あんなにうるさかった虫の鳴き声がいつの間にか子守歌の様に響き渡る 0: 0:肌が焼けるような太陽もいつの間にか闇に飲まれる 0: 0:そんな八月の終わりに 0: 0:最期の思い出にと出かけた花火大会 0: 0:キミは子供のように目を輝かせる 0: 0: 0:だけど…それを見てボクはふと思う 0: 0: 0:花火はどうして美しい? 0: 0:夜空に咲くから美しいのか? 0: 0:夜空に散るから美しいのか? 0: 0: 0:キミの横顔を見ながら考え込んでしまう 0: 0: 0:破裂音に怯えながらも 0: 0:夜空に咲く花に目を輝かせ 0: 0:夜空に散る花を惜しむ様にボクのシャツのすそを握るキミ 0: 0: 0:キミは何を思って花火を見ているの? 0: 0:キミは何を思ってボクと一緒に居てくれるの? 0: 0:いつ終わるかも分からないボクと居て楽しいの? 0: 0:こんな臆病で夜を超える事に苦しんでいるボクと居てホントに嬉しいの? 0: 0: 0:キミという花火はボクという闇の中で美しく咲くの? 0: 0:それともボクという闇の中で美しく散るの? 0: 0: 0:キミという灯りはボクにとって眩しすぎる 0: 0:キミという温もりはボクにとって優しすぎる 0: 0:キミという存在はボクにとって大きすぎる 0: 0: 0:だから…これ以上一緒に居ちゃダメだ 0: 0: 0:キミにとって…ひと夏の過ちであって欲しいから 0: 0:ボクが死ぬ事でキミを苦しませたくない 0: 0:だから…これで終わり 0: 0: 0:ボクにとって花火は散るから美しい 0: 0:キミにとって花火は咲くから美しい 0: 0:季節外れでも構わない 0: 0:キミという花火はこれからも他の人の夜を照らして欲しい 0: 0: 0:ボクらが離れる理由? 0: 0:簡単だよ 0: 0:ボクの病気が原因じゃない 0: 0:ただの価値観の違いだよ 0: 0: 0:風が吹けば煙はいつか雲に紛れて消える 0: 0:散った後のわずかな名残 0: 0:でもそれが 0: 0:ボクが人生で一番輝いた証なんだ 0: 0: 0:だからキミの記憶に残らないように人知れず散りたい 0: 0:その後は雲の上にボクは行く 0: 0:そして夜空を照らすキミを 0: 0:雲の上から眺めるよ 0: 0: 0:『花は散るから美しい』 0: 0: 0:いや… 0: 0:キミが居てくれたから思い残すことなく 0: 0:美しく散るコトが出来きたんだ 0: 0: 0:だから…もし生まれ変わったら 0: 0:今度はキミと一緒に夜空に咲いて 0: 0:キミと夜空を照らしたい 0: 0: 0: 0:終

0:夏が終わる 0:あんなにうるさかった虫の鳴き声がいつの間にか子守歌の様に響き渡る 0: 0:肌が焼けるような太陽もいつの間にか闇に飲まれる 0: 0:そんな八月の終わりに 0: 0:最期の思い出にと出かけた花火大会 0: 0:キミは子供のように目を輝かせる 0: 0: 0:だけど…それを見てボクはふと思う 0: 0: 0:花火はどうして美しい? 0: 0:夜空に咲くから美しいのか? 0: 0:夜空に散るから美しいのか? 0: 0: 0:キミの横顔を見ながら考え込んでしまう 0: 0: 0:破裂音に怯えながらも 0: 0:夜空に咲く花に目を輝かせ 0: 0:夜空に散る花を惜しむ様にボクのシャツのすそを握るキミ 0: 0: 0:キミは何を思って花火を見ているの? 0: 0:キミは何を思ってボクと一緒に居てくれるの? 0: 0:いつ終わるかも分からないボクと居て楽しいの? 0: 0:こんな臆病で夜を超える事に苦しんでいるボクと居てホントに嬉しいの? 0: 0: 0:キミという花火はボクという闇の中で美しく咲くの? 0: 0:それともボクという闇の中で美しく散るの? 0: 0: 0:キミという灯りはボクにとって眩しすぎる 0: 0:キミという温もりはボクにとって優しすぎる 0: 0:キミという存在はボクにとって大きすぎる 0: 0: 0:だから…これ以上一緒に居ちゃダメだ 0: 0: 0:キミにとって…ひと夏の過ちであって欲しいから 0: 0:ボクが死ぬ事でキミを苦しませたくない 0: 0:だから…これで終わり 0: 0: 0:ボクにとって花火は散るから美しい 0: 0:キミにとって花火は咲くから美しい 0: 0:季節外れでも構わない 0: 0:キミという花火はこれからも他の人の夜を照らして欲しい 0: 0: 0:ボクらが離れる理由? 0: 0:簡単だよ 0: 0:ボクの病気が原因じゃない 0: 0:ただの価値観の違いだよ 0: 0: 0:風が吹けば煙はいつか雲に紛れて消える 0: 0:散った後のわずかな名残 0: 0:でもそれが 0: 0:ボクが人生で一番輝いた証なんだ 0: 0: 0:だからキミの記憶に残らないように人知れず散りたい 0: 0:その後は雲の上にボクは行く 0: 0:そして夜空を照らすキミを 0: 0:雲の上から眺めるよ 0: 0: 0:『花は散るから美しい』 0: 0: 0:いや… 0: 0:キミが居てくれたから思い残すことなく 0: 0:美しく散るコトが出来きたんだ 0: 0: 0:だから…もし生まれ変わったら 0: 0:今度はキミと一緒に夜空に咲いて 0: 0:キミと夜空を照らしたい 0: 0: 0: 0:終