台本概要
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タイトル | [2:2:0]勇者パーティを追放されたから別のパーティに就職してギャフンと言わせてやろうとしたらどこもかしこも俺を断りやがった~えっ、ちょっと!奉公構ってなんですか!?~(簡略編) |
---|---|
作者名 | 新武将@野生の台本師 (@atarasitakemasa) |
ジャンル | ファンタジー |
演者人数 | 4人用台本(男2、女2) ※兼役あり |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
パーティ追放系が流行ってると聞いて 一応ファンタジーです 聞いたことある名前があってもこれはファンタジーなのです 俺がファンタジーって言えばファンタジーなのです、いいね? ナガマサ:男 パーティの長 テル:女 法術士 みんなのママ トモ:男 酒豪 得物は酒豪仲間のフクシマからバチッた「日本号」 モトツグ:男 脳筋 トモと役割が被ってて正直邪魔 ──ここからモブ── タダオキ:男 嫁ちゃん大好き クソメンヘラ チャ:女 ヒステリックロリママおばさん 130 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ナガマサ | 男 | 24 | 直情型バカ パーティの長 |
モトツグ | 男 | 30 | 直情型バカ 脳筋 |
テル | 女 | 28 | 聖女 法術士 みんなのママ この中で一番年上 |
トモ | 男 | 15 | 斬込み役 槍使い♂ 酒豪 |
タダオキ | 男 | 11 | 別のパーティの長 嫁ちゃん大好き ヤンデレクソメンヘラ トモ兼役 |
チャ | 女 | 10 | 魔王 ヒステリックロリママおばさん テル兼役 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
ナガマサ:お前はこのパーティにはいらない!出ていけ!
モトツグ:わかったよ!出て行ってやらァ!こんなパーティ!
テル:ちょ、ちょっとふたりともどうしたの!?
トモ:まぁた始まった
ナガマサ:こいつが私の言うことを聞かないのが悪いのだ!
モトツグ:ああ?お前が頼りないのがいけないんだろうが!
テル:ちょちょ・・・二人とも!
トモ:テルさん、これはいつものことなんだ、ほっときゃ治る
テル:でも・・・
トモ:いいっていいって
0:テル、トモ捌ける
ナガマサ:だいたいお前は!
モトツグ:お前だってなァ!
0:しばらく
ナガマサ:そう言う事を言っているんじゃない!
モトツグ:そうとしか取れないのが悪いんだろう!
ナガマサ:なんだと!
テル:ちょっと・・・
トモ:ありゃあ、今日はいつにもなくヒートアップしてら
ナガマサ:もう我慢ならん!貴様の顔なぞ見たくもない!
モトツグ:いいのか?俺が出ていったら困るんじゃないのか?
ナガマサ:そんなことはない!うちにはトモが居る!お前は必要ない!
モトツグ:ああそうかい!ならこっちから出て行ってやらァ!じゃあな!
トモ:本当に出て行っちゃった
テル:どうするの?
トモ:どうするんだろうねぇ
ナガマサ:・・・どうせ、しばらくしたら「腹減った」なぞ言って帰ってくるだろう!放っておけ!
トモ:そんな簡単に行くかねぇ?
0:しばらくしてモトツグ
モトツグ:・・・あんのクソ石頭・・・!なんであんなのが大将なんだ
モトツグ:・・・にしてもそのまま飛び出してきたから何もねえな・・・
モトツグ:誰かに匿ってもらおう、たのもー!
0:テルとトモの会話
テル:ねぇ、トモさん
トモ:なんですか?
テル:モトツグさん、帰ってきますかね・・・?
トモ:うーん、どうでしょうねぇ
テル:・・・
トモ:大将もモトツグも石頭の偏屈ですから
テル:・・・
トモ:どちらかが折れるまで帰ってこないでしょうね
テル:どっちが折れると思いますか
トモ:俺はどっちも折れないに一升
テル:もう、賭け事じゃないんですから・・・!
ナガマサ:・・・
テル:ナガマサさんも・・・もうちょっと優しさと言うかなんというか
ナガマサ:俺は悪くないです
トモ:ははは
テル:だから笑い事じゃありません!
0:場面変わってモトツグ
モトツグ:・・・畜生、どうなってやがる?
モトツグ:どこに匿ってもらおうにも話をする前に断られちまう
モトツグ:なにかがおかしい・・・なにかが
タダオキ:・・・げっ、そこにいるはナガマサんとこの脳筋
モトツグ:誰が脳筋だって?
タダオキ:・・・ゴホン、あー、モトツグ殿?お前はそんなとこで何をやっているのかな
モトツグ:なんかムカつくな
タダオキ:・・・
モトツグ:語るに涙、菊に涙な話があるんだが、聞くか?
タダオキ:正直クソほどどうでもいい
モトツグ:それは数日前・・・
タダオキ:どうでもいいって言ったはずだが・・・本当は語りたかったのかな?
0:カクカクシカジカ
モトツグ:という理由があったんだよ
タダオキ:薄っぺらいな
モトツグ:あ?殺すぞ?エセ茶人が
タダオキ:いいぞ?かかってこいや、三十六歌仙のうちの一人にしてくれるわ
モトツグ:それより
タダオキ:切り替わりが早いな、お前メンヘラの才能あるぞ
モトツグ:メンヘラにメンヘラのお墨付きもらってしまった、死にたい
タダオキ:なんでだよ
モトツグ:そんなことより、お前俺を雇わね?俺、自分で言うのも何だが割と優良物件だと思うのよ
タダオキ:えっ、あ・・・お前、知らんの?
モトツグ:何の話だ?
タダオキ:実はな・・・
0:場面変わってナガマサ
テル:「奉公構(ほうこうかまえ)」?
ナガマサ:そうだ
テル:なんでそんなことを
ナガマサ:そりゃ、どこにも行き場がないならここに帰ってくるからですよ
トモ:そんな簡単にいきますかねぇ・・・
テル:・・・
0:モトツグ
モトツグ:ナガマサのやつ・・・何が「奉公構」だ、バカにしやがって!
モトツグ:それにしても・・・俺、どこも行き場がなくなっちまったな・・・
モトツグ:いっそ、死のうか・・・
モトツグ:どこで?野垂れ死に?クソ・・・死ぬことも許されないってか・・・
モトツグ:・・・なんだ、こりゃ?「浪人求ム」?
0:ナガマサパート
テル:ナガマサ
ナガマサ:はい、なんでしょう
テル:そう言えば最近、魔王が行き場のない人を集めてるって噂・・・
ナガマサ:魔王だなんて、過去の遺物ですよ・・・それがなんだって・・・
テル:近々、大きな戦があるかも・・・
ナガマサ:・・・
テル:・・・
ナガマサ:・・・あいつもバカじゃない・・・そうなる前にきっとここに戻ってきますよ
テル:・・・
0:モトツグパート
モトツグ:・・・
チャ:よく、来てくれた・・・礼を言う
モトツグ:魔王なんて・・・過去の遺物だろう
チャ:そうじゃな
モトツグ:討伐されて以降、歴史の表舞台から去ったと思ったが
チャ:・・・
モトツグ:なんなら今集めている者らも、いわば怨敵・・・仇だ
チャ:・・・
モトツグ:何が目的だ?
チャ:私は、もう疲れたのだ
モトツグ:・・・
チャ:最期に・・・私たちが生きたという証を打ち立てたい
モトツグ:証・・・
チャ:魔王が滅びて、生きる理由を失った者たちとともに・・・
モトツグ:・・・死に場所を・・・与える、ということか
チャ:・・・そなたはなぜここに来た
モトツグ:俺は嫌なやつをギャフンと言わせたいがため・・・かな
チャ:面白いやつじゃな
モトツグ:あんたほどじゃないさ
チャ:・・・決行日を伝える・・・みな、最期の打ち上げ花火じゃ、存分に楽しもうぞ!
0:ナガマサパート
テル:ナガマサ、急報です!
ナガマサ:どうしました?
テル:魔王が決起しました!
ナガマサ:魔王が・・・?今更何を
テル:わかりません・・・でも
ナガマサ:でも・・・どうした?
テル:その軍の中にモトツグを見たと
ナガマサ:なんかの間違いじゃないのか?
テル:そして・・・
ナガマサ:まさか
テル:・・・仲間をかばって・・・討ち死にした・・・と
ナガマサ:討ち・・・まさか、あのモトツグが?
テル:仲間を救けるため自ら盾になって・・・
ナガマサ:まさか・・・死ぬことは・・・ないだろう・・・俺は、ただ、頭を冷やして・・・戻ってきてくれれば・・・それで・・・良かったのに
トモ:モトツグ・・・バカ野郎・・・
トモ:きっとアイツのことだ、空の上で「ざまあみろ」って笑ってますよ・・・
ナガマサ:バカ野郎・・・
0:モトツグパート
モトツグ:へっ、どうせ・・・アイツのことだ・・・俺がアホ面抱えて戻ってくる・・・なんて・・・思ってただろうさ・・・だから・・・俺は・・・その裏をかいてやったぜ・・・
モトツグ:ざまあ・・・みろ・・・バカヤロウ・・・ガハッ
ナガマサ:お前はこのパーティにはいらない!出ていけ!
モトツグ:わかったよ!出て行ってやらァ!こんなパーティ!
テル:ちょ、ちょっとふたりともどうしたの!?
トモ:まぁた始まった
ナガマサ:こいつが私の言うことを聞かないのが悪いのだ!
モトツグ:ああ?お前が頼りないのがいけないんだろうが!
テル:ちょちょ・・・二人とも!
トモ:テルさん、これはいつものことなんだ、ほっときゃ治る
テル:でも・・・
トモ:いいっていいって
0:テル、トモ捌ける
ナガマサ:だいたいお前は!
モトツグ:お前だってなァ!
0:しばらく
ナガマサ:そう言う事を言っているんじゃない!
モトツグ:そうとしか取れないのが悪いんだろう!
ナガマサ:なんだと!
テル:ちょっと・・・
トモ:ありゃあ、今日はいつにもなくヒートアップしてら
ナガマサ:もう我慢ならん!貴様の顔なぞ見たくもない!
モトツグ:いいのか?俺が出ていったら困るんじゃないのか?
ナガマサ:そんなことはない!うちにはトモが居る!お前は必要ない!
モトツグ:ああそうかい!ならこっちから出て行ってやらァ!じゃあな!
トモ:本当に出て行っちゃった
テル:どうするの?
トモ:どうするんだろうねぇ
ナガマサ:・・・どうせ、しばらくしたら「腹減った」なぞ言って帰ってくるだろう!放っておけ!
トモ:そんな簡単に行くかねぇ?
0:しばらくしてモトツグ
モトツグ:・・・あんのクソ石頭・・・!なんであんなのが大将なんだ
モトツグ:・・・にしてもそのまま飛び出してきたから何もねえな・・・
モトツグ:誰かに匿ってもらおう、たのもー!
0:テルとトモの会話
テル:ねぇ、トモさん
トモ:なんですか?
テル:モトツグさん、帰ってきますかね・・・?
トモ:うーん、どうでしょうねぇ
テル:・・・
トモ:大将もモトツグも石頭の偏屈ですから
テル:・・・
トモ:どちらかが折れるまで帰ってこないでしょうね
テル:どっちが折れると思いますか
トモ:俺はどっちも折れないに一升
テル:もう、賭け事じゃないんですから・・・!
ナガマサ:・・・
テル:ナガマサさんも・・・もうちょっと優しさと言うかなんというか
ナガマサ:俺は悪くないです
トモ:ははは
テル:だから笑い事じゃありません!
0:場面変わってモトツグ
モトツグ:・・・畜生、どうなってやがる?
モトツグ:どこに匿ってもらおうにも話をする前に断られちまう
モトツグ:なにかがおかしい・・・なにかが
タダオキ:・・・げっ、そこにいるはナガマサんとこの脳筋
モトツグ:誰が脳筋だって?
タダオキ:・・・ゴホン、あー、モトツグ殿?お前はそんなとこで何をやっているのかな
モトツグ:なんかムカつくな
タダオキ:・・・
モトツグ:語るに涙、菊に涙な話があるんだが、聞くか?
タダオキ:正直クソほどどうでもいい
モトツグ:それは数日前・・・
タダオキ:どうでもいいって言ったはずだが・・・本当は語りたかったのかな?
0:カクカクシカジカ
モトツグ:という理由があったんだよ
タダオキ:薄っぺらいな
モトツグ:あ?殺すぞ?エセ茶人が
タダオキ:いいぞ?かかってこいや、三十六歌仙のうちの一人にしてくれるわ
モトツグ:それより
タダオキ:切り替わりが早いな、お前メンヘラの才能あるぞ
モトツグ:メンヘラにメンヘラのお墨付きもらってしまった、死にたい
タダオキ:なんでだよ
モトツグ:そんなことより、お前俺を雇わね?俺、自分で言うのも何だが割と優良物件だと思うのよ
タダオキ:えっ、あ・・・お前、知らんの?
モトツグ:何の話だ?
タダオキ:実はな・・・
0:場面変わってナガマサ
テル:「奉公構(ほうこうかまえ)」?
ナガマサ:そうだ
テル:なんでそんなことを
ナガマサ:そりゃ、どこにも行き場がないならここに帰ってくるからですよ
トモ:そんな簡単にいきますかねぇ・・・
テル:・・・
0:モトツグ
モトツグ:ナガマサのやつ・・・何が「奉公構」だ、バカにしやがって!
モトツグ:それにしても・・・俺、どこも行き場がなくなっちまったな・・・
モトツグ:いっそ、死のうか・・・
モトツグ:どこで?野垂れ死に?クソ・・・死ぬことも許されないってか・・・
モトツグ:・・・なんだ、こりゃ?「浪人求ム」?
0:ナガマサパート
テル:ナガマサ
ナガマサ:はい、なんでしょう
テル:そう言えば最近、魔王が行き場のない人を集めてるって噂・・・
ナガマサ:魔王だなんて、過去の遺物ですよ・・・それがなんだって・・・
テル:近々、大きな戦があるかも・・・
ナガマサ:・・・
テル:・・・
ナガマサ:・・・あいつもバカじゃない・・・そうなる前にきっとここに戻ってきますよ
テル:・・・
0:モトツグパート
モトツグ:・・・
チャ:よく、来てくれた・・・礼を言う
モトツグ:魔王なんて・・・過去の遺物だろう
チャ:そうじゃな
モトツグ:討伐されて以降、歴史の表舞台から去ったと思ったが
チャ:・・・
モトツグ:なんなら今集めている者らも、いわば怨敵・・・仇だ
チャ:・・・
モトツグ:何が目的だ?
チャ:私は、もう疲れたのだ
モトツグ:・・・
チャ:最期に・・・私たちが生きたという証を打ち立てたい
モトツグ:証・・・
チャ:魔王が滅びて、生きる理由を失った者たちとともに・・・
モトツグ:・・・死に場所を・・・与える、ということか
チャ:・・・そなたはなぜここに来た
モトツグ:俺は嫌なやつをギャフンと言わせたいがため・・・かな
チャ:面白いやつじゃな
モトツグ:あんたほどじゃないさ
チャ:・・・決行日を伝える・・・みな、最期の打ち上げ花火じゃ、存分に楽しもうぞ!
0:ナガマサパート
テル:ナガマサ、急報です!
ナガマサ:どうしました?
テル:魔王が決起しました!
ナガマサ:魔王が・・・?今更何を
テル:わかりません・・・でも
ナガマサ:でも・・・どうした?
テル:その軍の中にモトツグを見たと
ナガマサ:なんかの間違いじゃないのか?
テル:そして・・・
ナガマサ:まさか
テル:・・・仲間をかばって・・・討ち死にした・・・と
ナガマサ:討ち・・・まさか、あのモトツグが?
テル:仲間を救けるため自ら盾になって・・・
ナガマサ:まさか・・・死ぬことは・・・ないだろう・・・俺は、ただ、頭を冷やして・・・戻ってきてくれれば・・・それで・・・良かったのに
トモ:モトツグ・・・バカ野郎・・・
トモ:きっとアイツのことだ、空の上で「ざまあみろ」って笑ってますよ・・・
ナガマサ:バカ野郎・・・
0:モトツグパート
モトツグ:へっ、どうせ・・・アイツのことだ・・・俺がアホ面抱えて戻ってくる・・・なんて・・・思ってただろうさ・・・だから・・・俺は・・・その裏をかいてやったぜ・・・
モトツグ:ざまあ・・・みろ・・・バカヤロウ・・・ガハッ