台本概要

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タイトル ぼーいずるーむっ!
作者名 桜蛇あねり(おうじゃあねり)  (@aneri_game_m)
ジャンル コメディ
演者人数 4人用台本(男4)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 シェアハウスにて過ごす、4人の男たちが繰り広げる、騒がしい日常のコメディ台本。
短編コメディの詰め合わせです。

男4人台本
※名前変更、一人称、語尾変更、アドリブ・改変、自由にどうぞ!
節度を守って楽しく演じましょう!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
アキラ 55 一番年上。 アニキ的な存在。
シュウ 51 クールな男の子。
ヒロ 57 一番年下。 身長が低いのを気にしている。
リュウタロウ 49 なんでもノってくれるお祭り男。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
アキラ:これは、シェアハウスで共にすごしている、とある4人の日常である。 アキラ: シュウ:ぼーいずるーむっ! シュウ: 0:【負けられない闘い】 ヒロ:これは戦争だ......おれは必ずこの戦争に勝って、家族の元へ帰る......。 ヒロ: リュウタロウ:おいおい、フラグを立てるなよ、ヒロ。どうやら貴様が1番に没落しそうだなぁ!? リュウタロウ: シュウ:はっ、何をほざいているのか....。この私、ショウの圧倒的勝利に決まっているだろう......いざ、尋常に、勝負っ! シュウ: ヒロ:くらえ、伝説のソルジャーと歌われし特攻兵........レジェンド・オブ・エース! ヒロ: リュウタロウ:甘いな、こちらにはまだこいつが残っている...地獄の業火に焼かれて灰となるがいい、ヘルファイア・イフリート・セカンド! リュウタロウ: ヒロ:なん...だと....!まだその切り札を持っていたのか....くそっ! ヒロ: リュウタロウ:そこで大人しく、オレが頂点に立つのを眺めているがいいっ! リュウタロウ: : シュウ:待て。 シュウ: : リュウタロウ:!? リュウタロウ: シュウ:お前は1つ、勘違いしていることがある。わかるか?リュウタロウ。 シュウ: リュウタロウ:なにを......はっ!ま、まさかっ! リュウタロウ: シュウ:ふっ、気づいたか。そう、まだこのステージに上がっていない衛兵がいる。 シュウ: リュウタロウ:や、やめ、ろ......っ! リュウタロウ: シュウ:さぁ、私が全てに制裁をくだしてやろう。漆黒の道化師(ジョーカー)......召喚っ! シュウ: リュウタロウ:くっ! リュウタロウ: シュウ:ターンエンドだ。さぁ、我が戦士たちの底力をとくと思い知れ。3等兵の大革命....サードクラス・レボリューション! シュウ: ヒロ:うわぁぁぁぁぁぁぁ! ヒロ: リュウタロウ:ぐぁぁぁぁぁぁっ! リュウタロウ: シュウ:悪いな、王冠は私のものだ。 シュウ: ヒロ:くっそ、ここで革命なんてふざけんなよ....っ! ヒロ: リュウタロウ:全てのプランが狂った......くそがっ! リュウタロウ: シュウ:フハハハハ、ひれ伏せ、貧民どもよ!我が城に貢ぎ物を献上するがよい! シュウ: : アキラ:ただいま〜、ってお前ら何してんの? アキラ: ヒロ:大富豪 ヒロ: 0: アキラ:ぼーいずるーむっ! アキラ: : 0:【壁ドンの練習をしよう】 : アキラ:俺らがモテない原因、お前ら、わかるか? アキラ: ヒロ:急に現実つきつけてくるのやめない?悲しくなるからさぁ。 ヒロ: アキラ:バカヤローっ!!(ヒロを殴る) アキラ: ヒロ:いって!!なにすんだよ! ヒロ: アキラ:そうやって現実から目を背けているから、いつまでたってもカノジョができないんだろぉがぁぁ!! アキラ: リュウタロウ:別にカノジョなんていらないっしょ。 リュウタロウ: シュウ:激しく同意。私はこの4人で過ごせるのであれば、カノジョなんていらないけどな。 シュウ: アキラ:む....それはそーだけども!いやだけどな!!いずれ好きな女の子ができた時に!積極的にアピールできなきゃいけねぇだろ? アキラ: ヒロ:アキラ、お前さっきから何がいいたいんだよ? ヒロ: : アキラ:壁ドン、だ。 アキラ: : ヒロ:はぁ? ヒロ: リュウタロウ:壁ドン....? リュウタロウ: アキラ:俺たちがモテない理由.....それは、女の子をキュンとさせるような必殺技を持っていないからだ! アキラ: シュウ:うん.....うん? シュウ: アキラ:っつーわけで、今からやるぞ、壁ドンの練習。 アキラ: リュウタロウ:何がつーわけなのか理解に苦しむが......ふむ、壁ドンの練習は興味あるな。 リュウタロウ: ヒロ:待て、リュウタロウまで何言い出すんだよ、壁ドンの練習なんて......。 ヒロ: リュウタロウ:自信ないのか、非モテよ。 リュウタロウ: ヒロ:........あ? ヒロ: リュウタロウ:やれやれ、自分に自信があるやつなら、壁ドンの練習くらい、さらっとやってのけるだろ。あー、もしかしてヒロちゃん、恋愛の宝刀、壁ドンのやり方をご存知でない? リュウタロウ: ヒロ:あぁん!?てんめ、舐めんじゃねぇぞ!!このおれ様にかかれば、壁ドンで落ちない女はいねぇ!! ヒロ: アキラ:よーし、じゃあ1人ずつ、やってみるぞ。壁ドン。誰からやるよ? アキラ: シュウ:そこは言い出しっぺのアキラからやるものじゃないか? シュウ: アキラ:なるほどな。いいだろう、ヒロ、そこに立て。 アキラ: ヒロ:......お、おう。 ヒロ: アキラ:よし......。こうやって見ると、ヒロ、お前やっぱ小さくて可愛いな。 アキラ: ヒロ:うるっせぇ!人のコンプレックスに触れんな!!いいからやれよっ! ヒロ: アキラ:はは、怒るな怒るな。 アキラ: ヒロ:あ、頭なでんじゃ......っ!! ヒロ: 0:(壁ドォォン) : アキラ:あ?俺に口ごたえするとは、いい度胸だな?お前は俺のもんだってこと、その身体に教えこんでやるよ。 アキラ: ヒロ:........っ!! ヒロ: シュウ:ほぅ......これはなかなかにレベルが高い。 シュウ: リュウタロウ:さすが大人の魅力は違うなぁ。ヒロがオオカミに捕まったうさぎの如く縮こまっててかわいいな。 リュウタロウ: ヒロ:う、うるせ!かわいいゆーなっ!! ヒロ: アキラ:で、どーよ、ヒロ。惚れたか? アキラ: ヒロ:惚れるわけねーだろ!威圧感あって怖いんだよ!! ヒロ: アキラ:そうか......もう少し威圧感を抑えた方がいいのか、ふむ。 アキラ: リュウタロウ:はいはーい!今度オレがやるー!シュウ、スタンバイ! リュウタロウ: シュウ:ガッテン承知。 シュウ: : リュウタロウ:よし、やるぞ、お前ら、しかと見とけよ!このオレ、リュウタロウの華麗な壁ドンを....っ!! リュウタロウ: アキラ:いーから、はよやれ。 アキラ: リュウタロウ:あーあー、ん"ん"ッッ、ボイステストー、ボイステストー。よし。 リュウタロウ: : 0:(壁ドゥンッ!) : リュウタロウ:どうして逃げるのかな?ほら、目をそらさないで、ちゃんとオレの事、見て? リュウタロウ: シュウ:(女声で)ち、ちがっ!逃げてなんか....っ! シュウ: リュウタロウ:そっかそっか。じゃあオレの目、ちゃーんと、見れるよね? リュウタロウ: シュウ:(女声で)そ、そんな、恥ずかしいよっ!! シュウ: リュウタロウ:おやおや?そんなこと言うお口は、ふさいじゃおう、かな? リュウタロウ: シュウ:(女声で)あっ、や、やめっ! シュウ: : ヒロ:ストップぅぅぅぅ!!! ヒロ: アキラ:何見せられてんだ俺らは!!壁ドンの練習!!なんでノリノリでドラマやってんの!シュウ!お前の声キモイわ! アキラ: シュウ:それは失礼だろう!!これでも私は全力でか弱い女の子をやったのだぞ!? シュウ: リュウタロウ:正直、めちゃめちゃ可愛かったよね、シュウ。 リュウタロウ: シュウ:ほらぁ! シュウ: ヒロ:ほらぁ、じゃねぇよ!リュウタロウの壁ドン、強引な王子様キャラっぽくてすげえなって思ってたのに、シュウのせいで台無しだよ! ヒロ: シュウ:そーれは聞き捨てならないな!私の演技があったからこそ映えるリュウタロウのキャラだろう、なぜ分からない! シュウ: ヒロ:わっからないね!わかりたくもないね! ヒロ: リュウタロウ:じゃあ今度はお前の番だ、ヒロ。カッコイイ壁ドンを見せてみろよ! リュウタロウ: ヒロ:はっ!このおれ様の最高の壁ドンを見て、全員惚れるがいい!!アキラ! ヒロ: アキラ:おーけー、おーけー。........なぁ壁ドンする側のヒロが小さくて見おろすかたちになっているんだが。 アキラ: ヒロ:う、うるせぇって!お前がデカすぎるだけだ!そこは考えるな! ヒロ: アキラ:はいはい、わかったわかった。ほら、カッコよく壁ドンしてみろよ。 アキラ: ヒロ:い、いくぞ......。 ヒロ: : 0:(壁トンっ) : ヒロ:.........ぁ........っ! ヒロ: アキラ:...................。 アキラ: ヒロ:..........ぉ、お....れの........くっ....! ヒロ: アキラ:.................。 アキラ: : ヒロ:........っ!お、おれのものに、なれ......よなっ! ヒロ: : アキラ:..............っ! アキラ: ヒロ:お、おい、何とか言えって、おれの壁ドンどうだっ........(アキラに頭をなでられる)あぅ、お、おい、なんでなでるんだ! ヒロ: アキラ:いや、なんか壁ドンっていう強気な行動のわりには自信なさそうに照れながら言うからギャップで萌えた。 アキラ: ヒロ:は、はぁ!? ヒロ: シュウ:これは......勝てないな。 シュウ: リュウタロウ:だな。ヒロ優勝で異論なし。 リュウタロウ: アキラ:はい、壁ドングランプリ優勝おめでとう、ヒロ。お前の可愛さは女子をもしのぐ可愛さだ。 アキラ: ; ヒロ:なんか全然嬉しくねぇぇぇぇぇ!!! ヒロ: 0: ヒロ:ぼーいずるーむぅぅっ!!! ヒロ: : 0:【もし好きな子と入れ替わったら?】 : ヒロ:なぁ。 ヒロ: シュウ:んー? シュウ: リュウタロウ:どしたー? リュウタロウ: ヒロ:もしさぁ、好きな子と身体が入れ替わったらどーする? ヒロ: リュウタロウ:............まぁ自室にこもって自分の身体を触りまくるな。 リュウタロウ: シュウ:同意。 シュウ: ヒロ:ま、そーだよな。 ヒロ: : リュウタロウ:ぼーいずるー リュウタロウ: アキラ:終わらすなァァァ!!!もっと話広げろやぁ!! アキラ: ヒロ:なんだよ、アキラだってそーするだろ? ヒロ: アキラ:いやまぁそうだけども!もっと広げられる話ではあったよ?てか広げよ?いくら何でも終わりが早すぎる。 アキラ: シュウ:ったく。しょうがないな。じゃあ想像してみようか。 シュウ: ヒロ:おう、イメージイメージ。 ヒロ: シュウ:ある朝、教室に向かうために階段を登っていると、上から階段を踏み外した好きな子がこちらに向かって落ちてきた!そして、自分と頭をぶつけて倒れ......起き上がると、目の前にはなんと自分の姿が! シュウ: リュウタロウ:あ、あれ?お、オレが、いる?じゃあ、今のオレは....? リュウタロウ: シュウ:おそるおそる、視線をおとすと.....なんと、自分が履いてるのはスカートではないか! シュウ: リュウタロウ:ま、まさか......っ! リュウタロウ: シュウ:窓ガラスを見ると、なんと好きな子と自分が入れ替わってるではないか! シュウ: リュウタロウ:オレたち…入れ替わってる!? リュウタロウ: シュウ:さぁ、まずはどうするっ!? シュウ: リュウタロウ:自分の身体を触って確かめる!!胸を......こ、この胸を......揉んで確かめてみるぐへへ。 リュウタロウ: シュウ:いいねいいね〜!そして?どーするよ、アキラさん! シュウ: アキラ:えっ....。そ、そのまま女子トイレに行って身体をすみずみまで....観察、だな! アキラ: シュウ:やるよねぇ!!そして私は!その日の学校生活を好きな子として生活したあと!温泉へおもむいて、女湯に......はいるのだぁ!! シュウ: リュウタロウ:ひゃっふぅぅぅぅぅ!!! リュウタロウ: アキラ:最っ高だぜぇぇぇぇぇ!!! アキラ: シュウ:さぁて、イメージできたか?ヒロはどーするよ? シュウ: ヒロ:..............。 ヒロ: シュウ:おー?ヒロちゃん、もしかしてもっとエロい事....考えてんのかぁ!? シュウ: ヒロ:いや、あのさ。イメージしてみたんだけどさ。 ヒロ: シュウ:おう、言ってみろ! シュウ: ヒロ:まず、入れ替わったことがわかった時点で......目の前でおれの身体になってしまった好きな子が泣いて絶望しそうな気がする。 ヒロ シュウ:......えっ。 シュウ ヒロ:めちゃくちゃ泣いちゃって、そんなにおれの体が嫌なのかって、ショック受けそうな気がする。で、泣き止ませようと声をかけようとするけど、何言っても絶望されそうで、おれ自身が申し訳なくなりすぎて傷ついて、その場でおれも泣きそうな気がする。 ヒロ: リュウタロウ:いやいや、そんなこと..........あるな.....うん......。 リュウタロウ: アキラ:...............この話、やめよっか。 アキラ: シュウ:..........やめよう。 シュウ: 0: リュウタロウ:ぼーいず......るーむ....... リュウタロウ: : 0:【モッツァレラチーズゲーム】 : アキラ:あー暇だな。なー、なんか映画観に行くか借りに行くかしねぇ? アキラ: リュウタロウ:(突然ガタッ、と立ち上がる)モッツァレラチーズゲェェェェムッ!! リュウタロウ: アキラ:..........は? アキラ: ヒロ:(ガタッ)んモッツァレラぁぁぁチィィィィッッズッ! ヒロ: アキラ:え?なになに?え? アキラ: シュウ:(ガタッ)んんんんももももももっつぁれらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ちぃぃぃぃずっ!!! シュウ: アキラ:え?なに?怖いんだけど!?怖いんだけど!? アキラ: リュウタロウ:ほら、次アキラだぞ。 リュウタロウ: アキラ:え!?なにが!? アキラ: シュウ:モッツァレラチーズゲームを知らないのか? シュウ: アキラ:知らねーよ!なんだよ、モッツァレラチーズゲームって!! アキラ: ヒロ:説明しよう。モッツァレラチーズゲームとは!順番に「モッツァレラチーズ」と言っていくゲームだ!ただし!言う時は前に言った人よりもさらにハイ!なテンションで「モッツァレラチーズ」と言わなければならない!言った人以外に、そのモッツァレラチーズはハイテンションではない!と判断されてしまったら脱落だ!合コンや飲み会などの定番のゲームである! ヒロ: アキラ:そーなの?俺、初めて聞いたんだけど!? アキラ: リュウタロウ:ほら、アキラの番だぞ! リュウタロウ: アキラ:........くっ! アキラ: ヒロ:ほら早く!さらにハイテンションで!! ヒロ: アキラ:............すぅぅぅ(息を吸い込む)......もっっっっっっっつぁぁぁああああああれられられられられらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ちぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっずっっっっっ!!!!! アキラ: ヒロ:............。 ヒロ: シュウ:................。 シュウ: リュウタロウ:................。 リュウタロウ: アキラ:......はぁ、はぁ、はぁ。 アキラ: ヒロ:ナイスモッツァレラぁ!! ヒロ: シュウ:さすが我らがアニキだぜ!! シュウ: リュウタロウ:やってくれると......信じていた!! リュウタロウ: アキラ:ほら、次はリュウ、お前だろ。 アキラ: リュウタロウ:いえっさァァァァ!!!うおぉぉぉぉぉぉ!!もーももももももももももぉぉぉぉ!!!もっつぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!レラっ!!!!ちぃぃぃぃ…… リュウタロウ: ; 0:アキラの携帯が鳴る : アキラ:お、悪ぃ。........もしもし。あ、はい、どうも、こんばんは。......あ..あ、申し訳ありません。....はい、はい。.....はい、すみませんでした、静かにいたします....。 アキラ: ; 0:携帯を切る。 : アキラ:隣の田中さんから。うるさいから静かにしろ、とのことです。 アキラ: ヒロ:はい。 ヒロ: シュウ:はい。 シュウ: リュウタロウ:はい。 リュウタロウ: 0: : シュウ:ぼぉぉぉいずぅぅぅぅぅるぅぅぅむっっっ!!! シュウ: : 0:【ぼーいずるーむっ!】 : アキラ:俺たちは、こうやって毎日アホみたいに騒ぎながら、楽しい日々を送っている。たまに喧嘩もするが、すぐに仲直りするし、俺たちの絆は永遠だ。......なんていうと少し恥ずかしいな。俺たちの楽しい毎日、いかがだったかな?............だけど。俺は本当は気づいている。認めたくない、現実を見たくない、そう思って気付かないふりをしていたが。言葉にするのが怖くて、言わなかった。いつも楽しく過ごしているお前らは......1年前に死んでしまったという現実を......。この日々は、仲間の死を認めたくない俺が見せている、幻であることを......。 アキラ: : ヒロ:ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!! ヒロ: : アキラ:なんだよヒロ、今いい感じに締めてんだから邪魔すんな。 アキラ: ヒロ:いやおかしいおかしい!俺たちを殺すな!?生きてる、生きてるから! ヒロ: シュウ:急なホラーサイコパス展開やめろ! シュウ: アキラ:こういうさ、最後の最後で実は..みたいな衝撃的な展開が流行ってんじゃん?ほら、トラウマ回的な? アキラ: リュウタロウ:トラウマうえつけるなって!コメディとして見てくれてる人達が困惑するから! リュウタロウ: アキラ:あぁん?そんなに言うんだったら、お前らやってみろよ。 アキラ: ヒロ:よーしわかった、おれに任せなっ! ヒロ: 0: ヒロ:これが、おれたちの日常という名のアポカリプスだ。いずれ来たる終焉の時まで、我らのクリムゾン・クインテットは続いていくのであろう。その終焉の時はいつなのか。それは誰にもわからない。100年後かもしれないし、明日かもしれない。そんなメイズな日々を送りながら、おれたちのクロニクルは今日も新たな1ページを刻むのだ。おれのユートピア、そして同じスティグマを....。 ヒロ: アキラ:はいストップストップ。 アキラ: ヒロ:なんで止めるんだよ!カッコよく締めてただろ!? ヒロ: アキラ:覚えたてのワードを無理やり使おうとしてる小学生みたいになってんだよ。内容が薄っぺらい上に伝わらん。 アキラ: リュウタロウ:ちなみに、クインテットは5人な。誰だよ、あとひとり。 リュウタロウ: ヒロ:うぐっ......!それは、あれだよ、あと一人は、その、見てくれてる人だよっ!! ヒロ: シュウ:ったく、アキラもヒロもダメだなぁ。私がクールに決めてやるから見てろって。 シュウ: アキラ:おー?お前に出来んのか? アキラ: シュウ:誰もが求めるような終わりにしてやるから。リュウタロウ、手伝え。 シュウ: リュウタロウ:御意。 リュウタロウ: 0: シュウ:私たち4人の騒がしくも最高な毎日、わかってくれただろうか。心許せる仲間たちとこうやってバカやってるのが、私の幸せだ。幸せ、と言えば。私は今日、ひとつの覚悟を決めようとしていた。窓の外の綺麗な夕焼けを眺めながら、そっと深呼吸をする。今回の話では語られていないが、実は私とリュウタロウは付き合っている。もしここが、R18OKの世界線であれば......私たちの夜の営みについて語られたのであろう。しかし、そんな事をしてしまえばBANされてしまうのが現実。この話はまたいずれしよう。 シュウ: リュウタロウ:待たせたな。話ってなんだ?シュウ。 リュウタロウ: シュウ:リュウタロウ。 シュウ: リュウタロウ:どうした?そんな真剣な顔して。お前らしくねぇな。 リュウタロウ: シュウ:真剣さ。お前に伝えたいことがあるんだ。 シュウ: リュウタロウ:......聞こう。 リュウタロウ: シュウ:私と....私と結婚してk シュウ: アキラ:はいストップぅぅぅ!! アキラ: ヒロ:だいぶ我慢した、ツッこむのだいぶ我慢したぞ!?俺ら! ヒロ: シュウ:すまない、私にツっこんでいいのは、リュウタロウだけだ。 シュウ: ヒロ:ちげーよ!そっちに持ってくなって! ヒロ: リュウタロウ:んだよ、男だけが集まってんだぞ?そーゆーのが求められてるんだろ? リュウタロウ: アキラ:確かに需要はあるかもしれんが!!ちがう、この話は違うんだよ! アキラ: シュウ:こういうのが、欲しいんだろ?(イケボ) シュウ: アキラ:だからやめろって!! アキラ: ヒロ:え、ちなみに、お前らが付き合ってるのは本当なの、か...? ヒロ: リュウタロウ:ふっ......それは、作者のみぞ知る、ってやつさ。 リュウタロウ: ヒロ:ああああっ!知りたくなかった事実っ!! ヒロ: アキラ:俺たちの騒がしくも楽しい毎日は、まだまだ続くのであった。 アキラ: 0: シュウ:ぼーいずるーむっ!~完~ シュウ:

アキラ:これは、シェアハウスで共にすごしている、とある4人の日常である。 アキラ: シュウ:ぼーいずるーむっ! シュウ: 0:【負けられない闘い】 ヒロ:これは戦争だ......おれは必ずこの戦争に勝って、家族の元へ帰る......。 ヒロ: リュウタロウ:おいおい、フラグを立てるなよ、ヒロ。どうやら貴様が1番に没落しそうだなぁ!? リュウタロウ: シュウ:はっ、何をほざいているのか....。この私、ショウの圧倒的勝利に決まっているだろう......いざ、尋常に、勝負っ! シュウ: ヒロ:くらえ、伝説のソルジャーと歌われし特攻兵........レジェンド・オブ・エース! ヒロ: リュウタロウ:甘いな、こちらにはまだこいつが残っている...地獄の業火に焼かれて灰となるがいい、ヘルファイア・イフリート・セカンド! リュウタロウ: ヒロ:なん...だと....!まだその切り札を持っていたのか....くそっ! ヒロ: リュウタロウ:そこで大人しく、オレが頂点に立つのを眺めているがいいっ! リュウタロウ: : シュウ:待て。 シュウ: : リュウタロウ:!? リュウタロウ: シュウ:お前は1つ、勘違いしていることがある。わかるか?リュウタロウ。 シュウ: リュウタロウ:なにを......はっ!ま、まさかっ! リュウタロウ: シュウ:ふっ、気づいたか。そう、まだこのステージに上がっていない衛兵がいる。 シュウ: リュウタロウ:や、やめ、ろ......っ! リュウタロウ: シュウ:さぁ、私が全てに制裁をくだしてやろう。漆黒の道化師(ジョーカー)......召喚っ! シュウ: リュウタロウ:くっ! リュウタロウ: シュウ:ターンエンドだ。さぁ、我が戦士たちの底力をとくと思い知れ。3等兵の大革命....サードクラス・レボリューション! シュウ: ヒロ:うわぁぁぁぁぁぁぁ! ヒロ: リュウタロウ:ぐぁぁぁぁぁぁっ! リュウタロウ: シュウ:悪いな、王冠は私のものだ。 シュウ: ヒロ:くっそ、ここで革命なんてふざけんなよ....っ! ヒロ: リュウタロウ:全てのプランが狂った......くそがっ! リュウタロウ: シュウ:フハハハハ、ひれ伏せ、貧民どもよ!我が城に貢ぎ物を献上するがよい! シュウ: : アキラ:ただいま〜、ってお前ら何してんの? アキラ: ヒロ:大富豪 ヒロ: 0: アキラ:ぼーいずるーむっ! アキラ: : 0:【壁ドンの練習をしよう】 : アキラ:俺らがモテない原因、お前ら、わかるか? アキラ: ヒロ:急に現実つきつけてくるのやめない?悲しくなるからさぁ。 ヒロ: アキラ:バカヤローっ!!(ヒロを殴る) アキラ: ヒロ:いって!!なにすんだよ! ヒロ: アキラ:そうやって現実から目を背けているから、いつまでたってもカノジョができないんだろぉがぁぁ!! アキラ: リュウタロウ:別にカノジョなんていらないっしょ。 リュウタロウ: シュウ:激しく同意。私はこの4人で過ごせるのであれば、カノジョなんていらないけどな。 シュウ: アキラ:む....それはそーだけども!いやだけどな!!いずれ好きな女の子ができた時に!積極的にアピールできなきゃいけねぇだろ? アキラ: ヒロ:アキラ、お前さっきから何がいいたいんだよ? ヒロ: : アキラ:壁ドン、だ。 アキラ: : ヒロ:はぁ? ヒロ: リュウタロウ:壁ドン....? リュウタロウ: アキラ:俺たちがモテない理由.....それは、女の子をキュンとさせるような必殺技を持っていないからだ! アキラ: シュウ:うん.....うん? シュウ: アキラ:っつーわけで、今からやるぞ、壁ドンの練習。 アキラ: リュウタロウ:何がつーわけなのか理解に苦しむが......ふむ、壁ドンの練習は興味あるな。 リュウタロウ: ヒロ:待て、リュウタロウまで何言い出すんだよ、壁ドンの練習なんて......。 ヒロ: リュウタロウ:自信ないのか、非モテよ。 リュウタロウ: ヒロ:........あ? ヒロ: リュウタロウ:やれやれ、自分に自信があるやつなら、壁ドンの練習くらい、さらっとやってのけるだろ。あー、もしかしてヒロちゃん、恋愛の宝刀、壁ドンのやり方をご存知でない? リュウタロウ: ヒロ:あぁん!?てんめ、舐めんじゃねぇぞ!!このおれ様にかかれば、壁ドンで落ちない女はいねぇ!! ヒロ: アキラ:よーし、じゃあ1人ずつ、やってみるぞ。壁ドン。誰からやるよ? アキラ: シュウ:そこは言い出しっぺのアキラからやるものじゃないか? シュウ: アキラ:なるほどな。いいだろう、ヒロ、そこに立て。 アキラ: ヒロ:......お、おう。 ヒロ: アキラ:よし......。こうやって見ると、ヒロ、お前やっぱ小さくて可愛いな。 アキラ: ヒロ:うるっせぇ!人のコンプレックスに触れんな!!いいからやれよっ! ヒロ: アキラ:はは、怒るな怒るな。 アキラ: ヒロ:あ、頭なでんじゃ......っ!! ヒロ: 0:(壁ドォォン) : アキラ:あ?俺に口ごたえするとは、いい度胸だな?お前は俺のもんだってこと、その身体に教えこんでやるよ。 アキラ: ヒロ:........っ!! ヒロ: シュウ:ほぅ......これはなかなかにレベルが高い。 シュウ: リュウタロウ:さすが大人の魅力は違うなぁ。ヒロがオオカミに捕まったうさぎの如く縮こまっててかわいいな。 リュウタロウ: ヒロ:う、うるせ!かわいいゆーなっ!! ヒロ: アキラ:で、どーよ、ヒロ。惚れたか? アキラ: ヒロ:惚れるわけねーだろ!威圧感あって怖いんだよ!! ヒロ: アキラ:そうか......もう少し威圧感を抑えた方がいいのか、ふむ。 アキラ: リュウタロウ:はいはーい!今度オレがやるー!シュウ、スタンバイ! リュウタロウ: シュウ:ガッテン承知。 シュウ: : リュウタロウ:よし、やるぞ、お前ら、しかと見とけよ!このオレ、リュウタロウの華麗な壁ドンを....っ!! リュウタロウ: アキラ:いーから、はよやれ。 アキラ: リュウタロウ:あーあー、ん"ん"ッッ、ボイステストー、ボイステストー。よし。 リュウタロウ: : 0:(壁ドゥンッ!) : リュウタロウ:どうして逃げるのかな?ほら、目をそらさないで、ちゃんとオレの事、見て? リュウタロウ: シュウ:(女声で)ち、ちがっ!逃げてなんか....っ! シュウ: リュウタロウ:そっかそっか。じゃあオレの目、ちゃーんと、見れるよね? リュウタロウ: シュウ:(女声で)そ、そんな、恥ずかしいよっ!! シュウ: リュウタロウ:おやおや?そんなこと言うお口は、ふさいじゃおう、かな? リュウタロウ: シュウ:(女声で)あっ、や、やめっ! シュウ: : ヒロ:ストップぅぅぅぅ!!! ヒロ: アキラ:何見せられてんだ俺らは!!壁ドンの練習!!なんでノリノリでドラマやってんの!シュウ!お前の声キモイわ! アキラ: シュウ:それは失礼だろう!!これでも私は全力でか弱い女の子をやったのだぞ!? シュウ: リュウタロウ:正直、めちゃめちゃ可愛かったよね、シュウ。 リュウタロウ: シュウ:ほらぁ! シュウ: ヒロ:ほらぁ、じゃねぇよ!リュウタロウの壁ドン、強引な王子様キャラっぽくてすげえなって思ってたのに、シュウのせいで台無しだよ! ヒロ: シュウ:そーれは聞き捨てならないな!私の演技があったからこそ映えるリュウタロウのキャラだろう、なぜ分からない! シュウ: ヒロ:わっからないね!わかりたくもないね! ヒロ: リュウタロウ:じゃあ今度はお前の番だ、ヒロ。カッコイイ壁ドンを見せてみろよ! リュウタロウ: ヒロ:はっ!このおれ様の最高の壁ドンを見て、全員惚れるがいい!!アキラ! ヒロ: アキラ:おーけー、おーけー。........なぁ壁ドンする側のヒロが小さくて見おろすかたちになっているんだが。 アキラ: ヒロ:う、うるせぇって!お前がデカすぎるだけだ!そこは考えるな! ヒロ: アキラ:はいはい、わかったわかった。ほら、カッコよく壁ドンしてみろよ。 アキラ: ヒロ:い、いくぞ......。 ヒロ: : 0:(壁トンっ) : ヒロ:.........ぁ........っ! ヒロ: アキラ:...................。 アキラ: ヒロ:..........ぉ、お....れの........くっ....! ヒロ: アキラ:.................。 アキラ: : ヒロ:........っ!お、おれのものに、なれ......よなっ! ヒロ: : アキラ:..............っ! アキラ: ヒロ:お、おい、何とか言えって、おれの壁ドンどうだっ........(アキラに頭をなでられる)あぅ、お、おい、なんでなでるんだ! ヒロ: アキラ:いや、なんか壁ドンっていう強気な行動のわりには自信なさそうに照れながら言うからギャップで萌えた。 アキラ: ヒロ:は、はぁ!? ヒロ: シュウ:これは......勝てないな。 シュウ: リュウタロウ:だな。ヒロ優勝で異論なし。 リュウタロウ: アキラ:はい、壁ドングランプリ優勝おめでとう、ヒロ。お前の可愛さは女子をもしのぐ可愛さだ。 アキラ: ; ヒロ:なんか全然嬉しくねぇぇぇぇぇ!!! ヒロ: 0: ヒロ:ぼーいずるーむぅぅっ!!! ヒロ: : 0:【もし好きな子と入れ替わったら?】 : ヒロ:なぁ。 ヒロ: シュウ:んー? シュウ: リュウタロウ:どしたー? リュウタロウ: ヒロ:もしさぁ、好きな子と身体が入れ替わったらどーする? ヒロ: リュウタロウ:............まぁ自室にこもって自分の身体を触りまくるな。 リュウタロウ: シュウ:同意。 シュウ: ヒロ:ま、そーだよな。 ヒロ: : リュウタロウ:ぼーいずるー リュウタロウ: アキラ:終わらすなァァァ!!!もっと話広げろやぁ!! アキラ: ヒロ:なんだよ、アキラだってそーするだろ? ヒロ: アキラ:いやまぁそうだけども!もっと広げられる話ではあったよ?てか広げよ?いくら何でも終わりが早すぎる。 アキラ: シュウ:ったく。しょうがないな。じゃあ想像してみようか。 シュウ: ヒロ:おう、イメージイメージ。 ヒロ: シュウ:ある朝、教室に向かうために階段を登っていると、上から階段を踏み外した好きな子がこちらに向かって落ちてきた!そして、自分と頭をぶつけて倒れ......起き上がると、目の前にはなんと自分の姿が! シュウ: リュウタロウ:あ、あれ?お、オレが、いる?じゃあ、今のオレは....? リュウタロウ: シュウ:おそるおそる、視線をおとすと.....なんと、自分が履いてるのはスカートではないか! シュウ: リュウタロウ:ま、まさか......っ! リュウタロウ: シュウ:窓ガラスを見ると、なんと好きな子と自分が入れ替わってるではないか! シュウ: リュウタロウ:オレたち…入れ替わってる!? リュウタロウ: シュウ:さぁ、まずはどうするっ!? シュウ: リュウタロウ:自分の身体を触って確かめる!!胸を......こ、この胸を......揉んで確かめてみるぐへへ。 リュウタロウ: シュウ:いいねいいね〜!そして?どーするよ、アキラさん! シュウ: アキラ:えっ....。そ、そのまま女子トイレに行って身体をすみずみまで....観察、だな! アキラ: シュウ:やるよねぇ!!そして私は!その日の学校生活を好きな子として生活したあと!温泉へおもむいて、女湯に......はいるのだぁ!! シュウ: リュウタロウ:ひゃっふぅぅぅぅぅ!!! リュウタロウ: アキラ:最っ高だぜぇぇぇぇぇ!!! アキラ: シュウ:さぁて、イメージできたか?ヒロはどーするよ? シュウ: ヒロ:..............。 ヒロ: シュウ:おー?ヒロちゃん、もしかしてもっとエロい事....考えてんのかぁ!? シュウ: ヒロ:いや、あのさ。イメージしてみたんだけどさ。 ヒロ: シュウ:おう、言ってみろ! シュウ: ヒロ:まず、入れ替わったことがわかった時点で......目の前でおれの身体になってしまった好きな子が泣いて絶望しそうな気がする。 ヒロ シュウ:......えっ。 シュウ ヒロ:めちゃくちゃ泣いちゃって、そんなにおれの体が嫌なのかって、ショック受けそうな気がする。で、泣き止ませようと声をかけようとするけど、何言っても絶望されそうで、おれ自身が申し訳なくなりすぎて傷ついて、その場でおれも泣きそうな気がする。 ヒロ: リュウタロウ:いやいや、そんなこと..........あるな.....うん......。 リュウタロウ: アキラ:...............この話、やめよっか。 アキラ: シュウ:..........やめよう。 シュウ: 0: リュウタロウ:ぼーいず......るーむ....... リュウタロウ: : 0:【モッツァレラチーズゲーム】 : アキラ:あー暇だな。なー、なんか映画観に行くか借りに行くかしねぇ? アキラ: リュウタロウ:(突然ガタッ、と立ち上がる)モッツァレラチーズゲェェェェムッ!! リュウタロウ: アキラ:..........は? アキラ: ヒロ:(ガタッ)んモッツァレラぁぁぁチィィィィッッズッ! ヒロ: アキラ:え?なになに?え? アキラ: シュウ:(ガタッ)んんんんももももももっつぁれらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ちぃぃぃぃずっ!!! シュウ: アキラ:え?なに?怖いんだけど!?怖いんだけど!? アキラ: リュウタロウ:ほら、次アキラだぞ。 リュウタロウ: アキラ:え!?なにが!? アキラ: シュウ:モッツァレラチーズゲームを知らないのか? シュウ: アキラ:知らねーよ!なんだよ、モッツァレラチーズゲームって!! アキラ: ヒロ:説明しよう。モッツァレラチーズゲームとは!順番に「モッツァレラチーズ」と言っていくゲームだ!ただし!言う時は前に言った人よりもさらにハイ!なテンションで「モッツァレラチーズ」と言わなければならない!言った人以外に、そのモッツァレラチーズはハイテンションではない!と判断されてしまったら脱落だ!合コンや飲み会などの定番のゲームである! ヒロ: アキラ:そーなの?俺、初めて聞いたんだけど!? アキラ: リュウタロウ:ほら、アキラの番だぞ! リュウタロウ: アキラ:........くっ! アキラ: ヒロ:ほら早く!さらにハイテンションで!! ヒロ: アキラ:............すぅぅぅ(息を吸い込む)......もっっっっっっっつぁぁぁああああああれられられられられらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ちぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっずっっっっっ!!!!! アキラ: ヒロ:............。 ヒロ: シュウ:................。 シュウ: リュウタロウ:................。 リュウタロウ: アキラ:......はぁ、はぁ、はぁ。 アキラ: ヒロ:ナイスモッツァレラぁ!! ヒロ: シュウ:さすが我らがアニキだぜ!! シュウ: リュウタロウ:やってくれると......信じていた!! リュウタロウ: アキラ:ほら、次はリュウ、お前だろ。 アキラ: リュウタロウ:いえっさァァァァ!!!うおぉぉぉぉぉぉ!!もーももももももももももぉぉぉぉ!!!もっつぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!レラっ!!!!ちぃぃぃぃ…… リュウタロウ: ; 0:アキラの携帯が鳴る : アキラ:お、悪ぃ。........もしもし。あ、はい、どうも、こんばんは。......あ..あ、申し訳ありません。....はい、はい。.....はい、すみませんでした、静かにいたします....。 アキラ: ; 0:携帯を切る。 : アキラ:隣の田中さんから。うるさいから静かにしろ、とのことです。 アキラ: ヒロ:はい。 ヒロ: シュウ:はい。 シュウ: リュウタロウ:はい。 リュウタロウ: 0: : シュウ:ぼぉぉぉいずぅぅぅぅぅるぅぅぅむっっっ!!! シュウ: : 0:【ぼーいずるーむっ!】 : アキラ:俺たちは、こうやって毎日アホみたいに騒ぎながら、楽しい日々を送っている。たまに喧嘩もするが、すぐに仲直りするし、俺たちの絆は永遠だ。......なんていうと少し恥ずかしいな。俺たちの楽しい毎日、いかがだったかな?............だけど。俺は本当は気づいている。認めたくない、現実を見たくない、そう思って気付かないふりをしていたが。言葉にするのが怖くて、言わなかった。いつも楽しく過ごしているお前らは......1年前に死んでしまったという現実を......。この日々は、仲間の死を認めたくない俺が見せている、幻であることを......。 アキラ: : ヒロ:ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!! ヒロ: : アキラ:なんだよヒロ、今いい感じに締めてんだから邪魔すんな。 アキラ: ヒロ:いやおかしいおかしい!俺たちを殺すな!?生きてる、生きてるから! ヒロ: シュウ:急なホラーサイコパス展開やめろ! シュウ: アキラ:こういうさ、最後の最後で実は..みたいな衝撃的な展開が流行ってんじゃん?ほら、トラウマ回的な? アキラ: リュウタロウ:トラウマうえつけるなって!コメディとして見てくれてる人達が困惑するから! リュウタロウ: アキラ:あぁん?そんなに言うんだったら、お前らやってみろよ。 アキラ: ヒロ:よーしわかった、おれに任せなっ! ヒロ: 0: ヒロ:これが、おれたちの日常という名のアポカリプスだ。いずれ来たる終焉の時まで、我らのクリムゾン・クインテットは続いていくのであろう。その終焉の時はいつなのか。それは誰にもわからない。100年後かもしれないし、明日かもしれない。そんなメイズな日々を送りながら、おれたちのクロニクルは今日も新たな1ページを刻むのだ。おれのユートピア、そして同じスティグマを....。 ヒロ: アキラ:はいストップストップ。 アキラ: ヒロ:なんで止めるんだよ!カッコよく締めてただろ!? ヒロ: アキラ:覚えたてのワードを無理やり使おうとしてる小学生みたいになってんだよ。内容が薄っぺらい上に伝わらん。 アキラ: リュウタロウ:ちなみに、クインテットは5人な。誰だよ、あとひとり。 リュウタロウ: ヒロ:うぐっ......!それは、あれだよ、あと一人は、その、見てくれてる人だよっ!! ヒロ: シュウ:ったく、アキラもヒロもダメだなぁ。私がクールに決めてやるから見てろって。 シュウ: アキラ:おー?お前に出来んのか? アキラ: シュウ:誰もが求めるような終わりにしてやるから。リュウタロウ、手伝え。 シュウ: リュウタロウ:御意。 リュウタロウ: 0: シュウ:私たち4人の騒がしくも最高な毎日、わかってくれただろうか。心許せる仲間たちとこうやってバカやってるのが、私の幸せだ。幸せ、と言えば。私は今日、ひとつの覚悟を決めようとしていた。窓の外の綺麗な夕焼けを眺めながら、そっと深呼吸をする。今回の話では語られていないが、実は私とリュウタロウは付き合っている。もしここが、R18OKの世界線であれば......私たちの夜の営みについて語られたのであろう。しかし、そんな事をしてしまえばBANされてしまうのが現実。この話はまたいずれしよう。 シュウ: リュウタロウ:待たせたな。話ってなんだ?シュウ。 リュウタロウ: シュウ:リュウタロウ。 シュウ: リュウタロウ:どうした?そんな真剣な顔して。お前らしくねぇな。 リュウタロウ: シュウ:真剣さ。お前に伝えたいことがあるんだ。 シュウ: リュウタロウ:......聞こう。 リュウタロウ: シュウ:私と....私と結婚してk シュウ: アキラ:はいストップぅぅぅ!! アキラ: ヒロ:だいぶ我慢した、ツッこむのだいぶ我慢したぞ!?俺ら! ヒロ: シュウ:すまない、私にツっこんでいいのは、リュウタロウだけだ。 シュウ: ヒロ:ちげーよ!そっちに持ってくなって! ヒロ: リュウタロウ:んだよ、男だけが集まってんだぞ?そーゆーのが求められてるんだろ? リュウタロウ: アキラ:確かに需要はあるかもしれんが!!ちがう、この話は違うんだよ! アキラ: シュウ:こういうのが、欲しいんだろ?(イケボ) シュウ: アキラ:だからやめろって!! アキラ: ヒロ:え、ちなみに、お前らが付き合ってるのは本当なの、か...? ヒロ: リュウタロウ:ふっ......それは、作者のみぞ知る、ってやつさ。 リュウタロウ: ヒロ:ああああっ!知りたくなかった事実っ!! ヒロ: アキラ:俺たちの騒がしくも楽しい毎日は、まだまだ続くのであった。 アキラ: 0: シュウ:ぼーいずるーむっ!~完~ シュウ: