声劇台本置き場

男：俺のことが憎くて憎くて仕方ねぇって顔だなぁ。そそるぜぇ… 男：ほらもっと俺のことを憎めよ 男：お前の、家族も友人も恋人もみーんな殺された 男：そんな恐ろしいこと誰がしたと思う？ 0：　 男：俺だよ 男：俺が全部やった 男：ハハハ、そう暴れんなって 男：辛いよなぁ。お前の全てを壊した元凶が目の前にいるのに手も足も出せないなんて 男：今、どんな気分だ？ 男：そうそうもっと睨んでくれよ…あぁたまんねぇ 男：なぁ、右か左どっちがいい？ 男：あ？特に意味のない質問だよ。意味なんてあったらつまんねぇだろ。どっちが好みかなぁってさ。そう、そんだけ 男：俺ともっと意味のないことしようぜ…？ 0：　 男：まずは… 男：あぁ可哀想に、憎いのに震えてる。そんなに俺のことが怖いか？恐ろしいか？ 男：ちげぇだろ？お前の１番は「殺したい」だよな？ 男：ンフフ、本当にいい顔をするなぁ。俺をこんなに興奮させて、悪い子だ。そう、俺よりも悪い子なんだよお前は 男：やっぱり最後にして正解だった。特別だからなぁ。ショートケーキの苺はいつだって最後。そうだろ？ 男：んー、口を封じたのは失敗だったな。おかげで可愛い苺ちゃんの悲鳴、聞きそびれちまった。 男：きっと憎悪に満ちたお前だけの特別な悲鳴をあげたんだろうなぁ 男：はぁ…（ため息） 男：ちょっと残念な気持ちになったからさ、その分楽しませてくれない？ 男：ほらお楽しみの時間だ。俺と愛し合おうぜ… 男：ンフフフフ