台本概要
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タイトル | 【地獄めぐり】#3 黒縄のグルリン |
---|---|
作者名 | うどんマン (@hello_udon_don) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男1、不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
うどんマンの【地獄めぐりシリーズ】第3弾 ある日、地獄へ一人の高圧的な男がやってきた。 彼は言う。地獄は、人間が恐れおののく世界でなければならないと。 それなのに、獄卒たちは適当に仕事をしているし、閻魔は自室でアイドル鑑賞の日々。 こんな地獄は俺が許さーーん!!! 108 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
めぐる | 男 | 27 | 高圧的な男。地獄へやってきた |
ごっくん | 不問 | 23 | 獄卒隊のリーダー。めぐるの案内係 |
グルリン | 不問 | 4 | ガキ獄卒。※A~Eまで兼ねて下さい |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
ごっくん:黒縄(こくじょう)地獄は八大地獄の第二にあたる場所。主に殺生、盗みを働いた者がおちるところです
ごっくん:この地獄で、めぐるさんには熱鉄の山に登っていただきます
めぐる:はいよ
グルリンA:どーもー!ようこそ黒縄地獄へ。
めぐる:誰だテメェ。
グルリンB:黒縄を担当しているグルリンだよっ。
めぐる:グルリン…?
グルリンA:そうだよっ!ぐるぐるグルリンっ!整列!番号はじめっ!グルリンA!
グルリンB:グルリンB!
グルリンC:グルリンC!
グルリンD:グルリンD!
グルリンE:グルリンE!
めぐる:どんだけいんだよ。
グルリンA:みーんなグルリンなのー♪
めぐる:ちゃんと運営できてんのかー?ガキ獄卒が
グルリンA:なめてもらっちゃ困るねっ!
グルリンB:グルリン、めっちゃ強いんだからっ!
グルリンC:閻魔様が言ってた。必ずめぐるを食い止めるようにって!
グルリンD:だからグルリン頑張るっ!
めぐる:心もちは評価してやる
グルリンA:なんかこいつめっちゃ偉そうだなー
グルリンB:偉そう!偉そう!
ごっくん:グルリン頼みましたよ
グルリンB:はーい!
グルリンC:じゃあ始めるよー、ルールは簡単っ!
グルリンD:グルリンと愉快な鬼ごっこをするのだっ
グルリンE:グルリンに捕まる前にあの山の頂上までたどり着いてねー
めぐる:捕まったらどうなるんだ
グルリンA:グルリンがむしゃむしゃ食べちゃうよー
めぐる:気持ち悪ぃ
グルリンB:べーだ
ごっくん:めぐるさん、準備はいいですか?
めぐる:いつでもこい
ごっくん:レディー、ゴー!
0:
めぐる:はぁっ!
ごっくん:(まずは見事なスタートダッシュ。ですが、待ち受けるのは熱鉄の山。普通に登るのも大変なこの山を、彼はどう攻略するというのか)
めぐる:ガラクタばっか転がってんなー。でもこいつは使える…!
ごっくん:なっ…!ガラクタの中から耐熱素材を瞬時に見分け、組み合わせて簡易的な履き物を
グルリンA:やるねー!これで火傷対策はできたってわけだ。でもそんなおんぼろ履いてちゃスピードは出ないよねー♪
めぐる:ふんっ!ふんっ!
グルリンB:さぁ、グルリンも追いかけるよ~♪
めぐる:ちっ
グルリンC:早く逃げなきゃ捕まるよーっ♪
ごっくん:(その距離30メートル。20、10、どんどん迫っている)
グルリンD:それだけじゃないよー!グルリンはこっちにもいるのだっ♪
ごっくん:(四方八方から追いかけるグルリンたち)
めぐる:ああ、くそ!イライラしてきた。どうも追われるってのは性に合わねぇな
ごっくん:(めぐるさんの動きが止まった…。ここまでか…?)
めぐる:おらああああ!!!
グルリンD:ええええ!?!?
ごっくん:熱鉄の山を崩し始めた…だと!?
めぐる:いちいち登ってられっか!パワーには自信があるんでな!!
グルリンE:いたいいたい!こっちに投げないで~!!
めぐる:おらっ!おらっ!おらっ!!
グルリンA:キャー!
ごっくん:(みるみるうちに山が崩されて…)
めぐる:フン、頂上も見えてきたな
ごっくん:なんて型破りな。。。
めぐる:ほーら、登りきったぜ?
グルリンB:う、ううう。。。
ごっくん:(残る熱鉄10数本の山頂で、こちらを見下ろす彼が、私にはとても大きく見えた)
グルリンC:まいりました。。。
0:
ごっくん:…。(獄中(ごくなか)めぐる。なかなかどうして、ルールに捉われない性格をしている)
ごっくん:(一見乱暴だが、地獄を生き抜くには彼のようなポテンシャルが必要なのかもしれない…)
めぐる:おい案内係。さっさと俺を次のエリアへ連れていけ
ごっくん:え、ええ。
めぐる:案内係がボーっとしてんじゃねぇよ
ごっくん:す、すみません。
めぐる:ったく、同じやり取りさせんじゃねぇよ。時間の無駄だ
ごっくん:あの、めぐるさんはどうして地獄へ?
めぐる:あぁ?
ごっくん:いえ、ふと気になったのです。あなたのような正義感の強い人がどうして地獄へ…って
めぐる:人を殺したんだ
ごっくん:え。
めぐる:俺は、人を殺したんだよ
ごっくん:めぐるさん…
0:
グルリン:(N)こうして第二の地獄を突破した獄中(ごくなか)めぐる。
グルリン:(N)少しずつ明らかになっていく過去。その一つに、めぐるが地獄へやってきた理由は人を殺したからであった。
グルリン:(N)果たして、次なる地獄で待ち受ける恐怖とは、いかに…。
0:
グルリン:次回の地獄めぐりは
ごっくん:第三の地獄、衆合(しゅうごう)です
めぐる:っ!なんだなんだ!?山が動いてんぞ!
グルリン:シュッシュシュ「早くしないと、両側から押し潰されてペッチャンペッチャンになりますよ~」
ごっくん:さすがのめぐるさんでも山を止めるなんてことは…。
めぐる:次回、「衆合のシュッシュシュ」
グルリン:シュッシュシュ「あ~やだやだ、そんなに近づかないでくれます~?シュッシュッ」
ごっくん:待ち受けるのは地獄よりも恐ろしい真実…
ごっくん:黒縄(こくじょう)地獄は八大地獄の第二にあたる場所。主に殺生、盗みを働いた者がおちるところです
ごっくん:この地獄で、めぐるさんには熱鉄の山に登っていただきます
めぐる:はいよ
グルリンA:どーもー!ようこそ黒縄地獄へ。
めぐる:誰だテメェ。
グルリンB:黒縄を担当しているグルリンだよっ。
めぐる:グルリン…?
グルリンA:そうだよっ!ぐるぐるグルリンっ!整列!番号はじめっ!グルリンA!
グルリンB:グルリンB!
グルリンC:グルリンC!
グルリンD:グルリンD!
グルリンE:グルリンE!
めぐる:どんだけいんだよ。
グルリンA:みーんなグルリンなのー♪
めぐる:ちゃんと運営できてんのかー?ガキ獄卒が
グルリンA:なめてもらっちゃ困るねっ!
グルリンB:グルリン、めっちゃ強いんだからっ!
グルリンC:閻魔様が言ってた。必ずめぐるを食い止めるようにって!
グルリンD:だからグルリン頑張るっ!
めぐる:心もちは評価してやる
グルリンA:なんかこいつめっちゃ偉そうだなー
グルリンB:偉そう!偉そう!
ごっくん:グルリン頼みましたよ
グルリンB:はーい!
グルリンC:じゃあ始めるよー、ルールは簡単っ!
グルリンD:グルリンと愉快な鬼ごっこをするのだっ
グルリンE:グルリンに捕まる前にあの山の頂上までたどり着いてねー
めぐる:捕まったらどうなるんだ
グルリンA:グルリンがむしゃむしゃ食べちゃうよー
めぐる:気持ち悪ぃ
グルリンB:べーだ
ごっくん:めぐるさん、準備はいいですか?
めぐる:いつでもこい
ごっくん:レディー、ゴー!
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めぐる:はぁっ!
ごっくん:(まずは見事なスタートダッシュ。ですが、待ち受けるのは熱鉄の山。普通に登るのも大変なこの山を、彼はどう攻略するというのか)
めぐる:ガラクタばっか転がってんなー。でもこいつは使える…!
ごっくん:なっ…!ガラクタの中から耐熱素材を瞬時に見分け、組み合わせて簡易的な履き物を
グルリンA:やるねー!これで火傷対策はできたってわけだ。でもそんなおんぼろ履いてちゃスピードは出ないよねー♪
めぐる:ふんっ!ふんっ!
グルリンB:さぁ、グルリンも追いかけるよ~♪
めぐる:ちっ
グルリンC:早く逃げなきゃ捕まるよーっ♪
ごっくん:(その距離30メートル。20、10、どんどん迫っている)
グルリンD:それだけじゃないよー!グルリンはこっちにもいるのだっ♪
ごっくん:(四方八方から追いかけるグルリンたち)
めぐる:ああ、くそ!イライラしてきた。どうも追われるってのは性に合わねぇな
ごっくん:(めぐるさんの動きが止まった…。ここまでか…?)
めぐる:おらああああ!!!
グルリンD:ええええ!?!?
ごっくん:熱鉄の山を崩し始めた…だと!?
めぐる:いちいち登ってられっか!パワーには自信があるんでな!!
グルリンE:いたいいたい!こっちに投げないで~!!
めぐる:おらっ!おらっ!おらっ!!
グルリンA:キャー!
ごっくん:(みるみるうちに山が崩されて…)
めぐる:フン、頂上も見えてきたな
ごっくん:なんて型破りな。。。
めぐる:ほーら、登りきったぜ?
グルリンB:う、ううう。。。
ごっくん:(残る熱鉄10数本の山頂で、こちらを見下ろす彼が、私にはとても大きく見えた)
グルリンC:まいりました。。。
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ごっくん:…。(獄中(ごくなか)めぐる。なかなかどうして、ルールに捉われない性格をしている)
ごっくん:(一見乱暴だが、地獄を生き抜くには彼のようなポテンシャルが必要なのかもしれない…)
めぐる:おい案内係。さっさと俺を次のエリアへ連れていけ
ごっくん:え、ええ。
めぐる:案内係がボーっとしてんじゃねぇよ
ごっくん:す、すみません。
めぐる:ったく、同じやり取りさせんじゃねぇよ。時間の無駄だ
ごっくん:あの、めぐるさんはどうして地獄へ?
めぐる:あぁ?
ごっくん:いえ、ふと気になったのです。あなたのような正義感の強い人がどうして地獄へ…って
めぐる:人を殺したんだ
ごっくん:え。
めぐる:俺は、人を殺したんだよ
ごっくん:めぐるさん…
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グルリン:(N)こうして第二の地獄を突破した獄中(ごくなか)めぐる。
グルリン:(N)少しずつ明らかになっていく過去。その一つに、めぐるが地獄へやってきた理由は人を殺したからであった。
グルリン:(N)果たして、次なる地獄で待ち受ける恐怖とは、いかに…。
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グルリン:次回の地獄めぐりは
ごっくん:第三の地獄、衆合(しゅうごう)です
めぐる:っ!なんだなんだ!?山が動いてんぞ!
グルリン:シュッシュシュ「早くしないと、両側から押し潰されてペッチャンペッチャンになりますよ~」
ごっくん:さすがのめぐるさんでも山を止めるなんてことは…。
めぐる:次回、「衆合のシュッシュシュ」
グルリン:シュッシュシュ「あ~やだやだ、そんなに近づかないでくれます~?シュッシュッ」
ごっくん:待ち受けるのは地獄よりも恐ろしい真実…