台本概要

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タイトル がーるずるーむっ!
作者名 桜蛇あねり(おうじゃあねり)  (@aneri_game_m)
ジャンル コメディ
演者人数 4人用台本(女4)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 これはシェアハウスをしている4人の女の子たちの日常である。
短編コメディの詰め合わせです。
※キャッキャウフフなかわいい女の子はいません。
※センシティブな内容を含みます。配信等で使用される場合は、事前にその旨を記載や説明することをお勧めします。自己責任でお願いします。


女4人台本
※名前変更、一人称、語尾変更、アドリブや改変、自由にどうぞ!
節度を守って楽しく演じましょう!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ゆりか 53 一番年上。おねえさん。
みき 48 自分は常識人だと思っている狂人。 ボーイッシュ。
せいら 37 お嬢様のような振る舞いをすれば、本物のお嬢様になれると思っている。
もも 54 一番年下。胸が小さいのを気にしている。巨乳を許すな。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
ゆりか:これは、シェアハウスで共にすごしている、とある4人の日常である。 ゆりか: みき:がーるずるーむっ! みき: 0:【これは大富豪です】 もも:さぁ、あんたたち、心の準備は、できてる? もも: せいら:いつでも良くてよ。このせいら、全力でお相手してさしあげますわ! せいら: みき:こっちはいつぶち込まれてもいいよう、とっくに準備できてる!さっさと出しなっ! みき: もも:......よ....よん....っ!! もも: せいら:ろ、ろ、ろ......ろくぅっ! せいら: みき:8でっ!!8で切っちゃうぅぅぅ!!......さん....っ! みき: もも:3のクローバー......ごめん......縛っちゃう、ね?......クローバーの......ななっ! もも: せいら:や、やめてっ!!し、縛らないでっ!!もう、もうダメなの、これしかないのぉぉぉっ!!!クローバーのえーすぅっっっ!! せいら: みき:ああああっ!!む、むりっ!!パスっ!! みき: もも:さらにすごいのいっちゃうからぁ!クローバーのにぃぃぃぃっ!!! もも: せいら:そんなに大きいの、無理ですわっ!ぱすぅっ!! せいら: : ゆりか:ただいま...... ゆりか: もも:絶頂までいっちゃったぁぁぁぁっ!!!ターンエンドぉぉぉっ!! もも: ゆりか:えぇ.....?あんたら、何してんの? ゆりか: みき:センシティブ大富豪。 みき: ゆりか:..........センシティブ大富豪? ゆりか: もも:センシティブ大富豪。 もも: ゆりか:........やめなさい。 ゆりか: 0: せいら:がーるずるーむっ! せいら: : 0:【壁ドンの練習しよう】 : みき:なぁ!壁ドンの練習しようぜ! みき: もも:ひとりで勝手にやってなさい。 もも: みき:ノリ悪いと大きくならないぞ。 みき: もも:喧嘩なら買うぞ。誰が貧乳だ。 もも: みき:あれあれー?だーれも胸の話なんてしてないんですけどー?どーして胸の大きさだと思ったんですかー? みき: もも:あぁん? もも: ゆりか:壁ドンかぁ。いいわね、やってみたい。 ゆりか: せいら:憧れではありますわよね。好きな人からちょっと強引にせまられ、甘い言葉を囁かれる........あぁ、いいですわ....っ! せいら: ゆりか:ただしイケメンに限る。 ゆりか: せいら:ええ、イケメンに限りますわ。 せいら: みき:壁ドンマスターして、イケメン女子になろうぜ!こう、女子校にいる王子様女子になりたい!女の子にモテたい! みき: ゆりか:面白そうじゃん。みき、やってみてよ。 ゆりか: みき:おっけー!もも、そこ立って。 みき: もも:はいはーい。 もも: : 0:(壁ドンっ) みき:(全力イケボで)やぁ、君、かわいいね。一目惚れしちゃったよ。ねぇ、どこに住んでるの?どこの学校通ってるの?カレシとかいるの?あ、なにかSNSやってる?今日のパンツ何色? みき: ゆりか:はい出会い厨、逮捕ぉぉぉぉぉ!!!! ゆりか: せいら:おまかせくださいっ!秘技!高速拘束縛り上げ!(ロープでみきを縛り上げる) せいら: みき:んなぁぁぁぁ!! みき: もも:なんと見事な縛り上げ......っ! もも: みき:なんでんなもん持ってんだよ!外せぇっ! みき: せいら:ロープはお嬢様の必需品でしてよ。 せいら: みき:せいら、お嬢様と女王様、勘違いしてない? みき: せいら:全く、話になりませんわね。このワタクシが、本物の壁ドンを見せて差し上げますわ!もも、そちらへ。 せいら: もも:え、またあたしがされる側なの?ゆりかでいいじゃん。 もも: せいら:この中で1番小柄で可愛いからですわ。 せいら: もも:........し、仕方ないなぁ! もも: ゆりか:そーゆーとこもチョロかわいいよね、ももって。 ゆりか: せいら:それではいきますわ。 せいら: 0:(足で壁をどぉぉぉぉんっ!!) : もも:ひぇっ!? もも: せいら:あらぁ〜?どこに行かれますの?このワタクシから逃げようなんて、なんて愚かなのかしら。あなたはワタクシ専属の家畜......家畜がご主人様に刃向かっていいとでも?どうやら、躾が足りなかったようですわ......!さぁ!お仕置ですわ!頭を垂れて、許しを請いなさい!!ワタクシが許すまで、ご褒美はお預けですわ!おーほほほほほ!!! せいら: ゆりか:はい、どこのSMクラブでしょーかねぇ!!逮捕ぉぉぉぉ! ゆりか: せいら:ひゃいんっ!ちょ、ちょっと!なんで手錠なんて持ってるんですの!? せいら: ゆりか:暴走したあんたたちを止めるためよ。 ゆりか: みき:くっ......!さっきから私たちの壁ドンを評価しやがって!そーゆーゆりかはどーなんだよ!やってみろよ! みき: ゆりか:いいわ。惚れるような壁ドンしてあげるから、ちゃんと見てなさい!さ、もも、そこへ。 ゆりか: もも:あたし、今日何回壁ドンされなきゃいけないの........もう疲れたんだけど.....。 もも: ゆりか:まぁまぁ、これで最後だから、ね? ゆりか: もも:はいはーい。 もも: ゆりか:ふぅ......。 ゆりか: : 0:(壁ドンッ) ゆりか:ククク、今宵は満月が綺麗な夜だと散歩していたら、んん〜、最高な夜になったねぇ......こーんなに可愛い純粋な人の子に出会えるとは......。さぁ、か弱き人の子よ。我が漆黒のスティグマを与えよう......アスモデウスの名のもとに、契約を交わ...... ゆりか: みき:はい、アウトぉぉぉ!1人だけ世界観違う!あんたの好きなダークファンタジー持ってくんな! みき: もも:さすがに今のが1番ないわ。相変わらず厨二病こじらせてんのね。 もも: ゆりか:なんでぇぇ!カッコイイじゃん!悪魔に壁ドンされたいじゃん!悪魔と魂の契約したいじゃん! ゆりか: みき:そーゆーのじゃないじゃん!胸きゅんトキメク青春壁ドンがやりたいんじゃん! みき: ゆりか:青い春よりも、漆黒の闇夜がいいー! ゆりか: せいら:黙らっしゃい!......ふぅ、これじゃあ勝負にならないじゃない。みなさん求めている壁ドンが違いすぎますわ。 せいら: みき:そーだなぁ.....。てか、壁ドンの練習だから、別に勝負してるわけじゃないから。 みき: もも:ねぇ。あたしの壁ドン、まだやってないんだけど。 もも: ゆりか:あら。ももはされる側だと思うけど? ゆりか: もも:いやいや、やらせてよ、あたしにも。 もも: みき:おー?なんだ、自信満々じゃん。 みき: もも:そーゆーわけじゃないけど、あんたたちのよりかはマトモだと思うよ? もも: ゆりか:言ってくれるわね?じゃあやってもらおうかしら? ゆりか: もも:ん、じゃ、ゆりか、そこに立って。 もも: ゆりか:はいはーい! ゆりか: もも:ふぅ......よし。 もも: : 0:(壁だァん!) もも:ねぇ、なんで逃げるの?あたしのこと好きって言ってくれたじゃん。愛してるって言ってくれたじゃん。だったら、あたしから離れないでよ。ずっと側にいてよ。あたしの知らない君がいるのはイヤ。全部全部あたしに見せて。隠し事しないで、嘘つかないで、絶対に、逃げないで。あたしだってこんなに君のことが好きで好きでたまらないの。愛してるの。あたしだけの君にしたいの。だから、逃げるなんて許さない。絶対に許さない。逃がさないから、ね? もも: ゆりか:........ご、ごめんなさい。 ゆりか: みき:怖い怖い怖いって!あまりの迫真さにゆりか謝っちゃったじゃん! みき: せいら:これは......ももが優勝ですわね......。 せいら: みき:うん....これには......勝てないわ、勝ちたくないわ......。 みき: もも:ほーらねっ!あたしの壁ドンが1番でしょっ! もも: ゆりか:そう、ね......。相手に恐怖を与えるって意味では最高の壁ドンだったわ......。 ゆりか: もも:わーいっ!あたしがゆーしょー!! もも: みき:......ももを本気で怒らせたらヤバそうだな。 みき: せいら:ええ、気をつけましょう.....。 せいら: : ゆりか:がーるず......るーむ......。 ゆりか: : 0:【ひとかりいこうぜ】 ゆりか:暇ねー。ねぇ、なんかしない? ゆりか: もも:じゃあセンシティブ大富... もも: ゆりか:却下。 ゆりか: みき:あ、じゃあ久々に”アドハン”やらね? みき: せいら:あら、いいですわね。久々に狩りにいっちゃいます? せいら: もも:やりたーい!! もも: ゆりか:よし!やろっか!じゃあみんなゲーム機持ってきて! ゆりか: みき:(ナレーション)説明しよう、”アドハン”とは、「アンドロイドハンター」という、協力ハンティングアクションゲームである!最大4人までマルチプレイ可能だ!ゲームの舞台はAIアンドロイドに支配された近未来!AIの暴走により凶暴化してしまったアンドロイドモンスターを狩っていくゲームだ!さまざまな武器やアイテムを使いこなし、モンスターを討伐せよ! みき: せいら:久々にやるから、腕がなまっているかもしれませんわ。 せいら: もも:大丈夫大丈夫!結構やりこんだじゃん、あたしたち。 もも: ゆりか:そうそう。装備もアイテムもある程度充実してるし、いきなり上級クエストでもいけると思うよ? ゆりか: せいら:わかりましたわ!じゃあ上級クエストで行きましょう! せいら: みき:(ナレーション)先に言おう、これは理想である、と。本来、この”アドハン”は協力ゲーム、みんなで連携をとりながら、ワイワイ楽しくやるゲームだ。普通の思考回路を持ち合わせている女子が集まれば、きっとこんな感じの雰囲気になるのだろう。もう一度言おう、あくまでこれは理想である。 みき: もも:あたしが1番目に突っ込むから、せいら援護お願い! もも: せいら:任せてくださいまし!周りの雑魚モンスターはワタクシがやっておきますわ! せいら: みき:よっし、じゃあ私は後ろからタメの一撃くらわすから、スタンしたとこをたたみかけろな! みき: ゆりか:はいはーい!じゃあトラップこの辺にかけとくね!あ!もも体力やばめ、回復する! ゆりか: もも:助かる! もも: みき:スタンはいった、いけ! みき: もも:おっけー!(2人同時に) もも: ゆりか:おっけー!(2人同時に) ゆりか: みき:(ナレーション)先程もいったとおり、これは理想だ。マトモな女子で集まった場合のアドハンだ。じゃあ、狂ったヤツらが集まるとどうなるのか。今から見せるのが、現実の私たちである。 みき: もも:ぅおい!おま、どこ見て剣ふるってんの!?あたしまで巻き込まれて吹っ飛ばされたんだけど! もも: みき:あぁん?そこに突っ立ってるのが悪いんだろうが!てか近づくな!こっちもタメ斬りやりにくいんだよ! みき: もも:このモンスターの弱点が前足だからここ狙うに決まってんでしょ!?いいからどけよ!思うように動けないだろーがっ!! もも: みき:うっせぇ!お前がどけ!ダブルソードはちまちまモンスターのしっぽでも斬っとけ! みき: もも:しっぽはなかなか届かないんだよ!大剣のみきこそ、しっぽ斬っとけ! もも: みき:この雑魚! みき: もも:どけボケェ! もも: せいら:あぁもう、相変わらずですわね、あなたたちは......。もっと仲良くできませんの......きゃぁぁあ!なんでこんなとこに爆弾が!? せいら: ゆりか:あ、ごめん、それ私の。 ゆりか: せいら:こんなモンスターの通らないようなとこになぜ!?しかも威力の高い大爆弾......体力の半分持ってかれたんだけど!? せいら: ゆりか:ごめんごめん....くせになってんだ.....。プレイヤーがくらいそうなところに爆弾置くの....。 ゆりか: せいら:そんなバトル漫画の名台詞みたいな...ってあああああ!!また!爆弾!!お前ほんまにふざけんなよ!? せいら: ゆりか:アッハッハッハッハッ!一時期、荒らしプレイヤー対策として培ったプレイヤー殺しスキルだ!どーだ!腹立つだろ! ゆりか: せいら:くっそ害悪がぁ!うちの毒弾丸で毒にさせたるわ! せいら: ゆりか:やってみなさいよ!ほーら、そこにも爆弾が♡ ゆりか: せいら:あああああああ!!しばく!しばき倒したるわ!くそが待てやぁぁ!! せいら: ゆりか:あぁっ!私のしかけた爆弾でプレイヤーを仕留めた時!!私は生を実感できるっ!! ゆりか: せいら:ああっ!!死んだァァァ!! せいら: ゆりか:はい、残念!永遠にお休み! ゆりか: みき:だからそこどけって!あ、おい!違うモンスターの攻撃が!!!あっ!くそ、死んだ! みき: もも:はいざーこ!ざーこ!ターゲットじゃないモンスターからの攻撃で死んでやんのー!!ざーこっ!!......ああっ!!やば、避けれない......あ、死んだ。 もも: せいら:はーあ、残ったのはゆりかですわよ。1人で倒せますの? せいら: みき:トラップマスターのゆりかならいけるだろ。ゆりかが死んだらゲームオーバーなんだから、ちゃんと仕留めろよ? みき: ゆりか:うふふ、何を言ってるのかな?私はプレイヤーに対するトラップマスター。その数々のトラップはすでにせいらを倒すのに使い切っている......。 ゆりか: もも:じゃあ普通に倒せばいいでしょ。装備とかは充実してるっしょ? もも: ゆりか:ふふふ…私はトラップマスターゆりか…全てをトラップに捧げてきたハンター…。残念ながら、トラップ関係にお金と素材使いすぎて、装備は初期装備なのよね。 ゆりか: もも:あほー! もも: ゆりか:はい、一撃で死にました。 ゆりか: もも:全然ダメじゃぁん。 もも: みき:お前が邪魔するからだ。 みき: もも:あんたが邪魔なのよ。 もも: せいら:もう一回、リベンジ行きます? せいら: みき:もちろん!(2人同時に) みき: もも:もちろん!(2人同時に) もも: ゆりか:なんだかんだで楽しいのよね、アドハン。協力ゲーのはずなんだけど。 ゆりか: みき:(ナレーション)これが私たちのイカれた”アドハン”だが........当の本人たちは、かなり楽しんでいるのであった。 みき: もも:がーるずるーむっ! もも: : 0:【もし好きな人と入れ替わったら?】 : もも:ねぇ、もしさぁ、好きな人と身体入れ替わったらどーする? もも: ゆりか:好きな人と?うーん、好きな人、かぁ。 ゆりか: せいら:好きな人....。つまりは、殿方の身体になってしまう、ということですわよね? せいら: もも:まぁそうね。じゃあ質問変える。男の子と入れ替わっちゃったらどーするよ? もも: みき:そーだなぁ。......見てみたい、かな。 みき: ゆりか:見てみたい?裸を? ゆりか: みき:うーん、なんて言えばいいんだろう。見てみたいのもそうなんだけど、感じてみたい、って言うのかな....。 みき: もも:感じる?男の身体を? もも: みき:あのさ............ちくわがバナナになる感覚、経験してみたくね? みき: せいら:................。 せいら: もも:............。 もも: ゆりか:............。 ゆりか: みき:その後、バナナの中身がなくなって、皮だけになっていく感覚、経験してみたくね?....伝わる? みき: せいら:............確かに。 せいら: もも:..........経験してみたい、かも。 もも: ゆりか:わかるよ、みき。そして私は今、みきの例え話でみんな理解出来てしまうこのイカれた空間をなんとかしないと、と真剣に考えていこうと思った。 ゆりか: みき:..........感じてみたい、だろ? みき: せいら:入れ替わったあと、目の前には自分の女の子の体がありますわ。 せいら: ゆりか:その自分の体をつかえばいいのか、なるほど。 ゆりか: もも:つまりまとめると。まず、イケメンとぶつかって入れ替わる。入れ替わった自分はイケメンに。男の身体を手に入れた自分は、目の前にいる自分の身体をひん剥いて裸体を確認。興奮してイケメンになった自分のちくわが、バナナに。その後、さすがに女の自分の身体を使うのは嫌だから、1人でバナナの実を消化して皮だけにする。その感覚を楽しんだ後に、また頭をぶつけて元に戻る。元に戻った自分は、その場で大声を出して警察に通報。イケメンはこの状況に弁明することができず、慰謝料を払うしかない。あたしは男の経験ができたあげく、お金まで手に入れられる、と。........めちゃくちゃ良くない? もも: ゆりか:もも、あなた今すごーく恐ろしいこと言ってる自覚、ある? ゆりか: みき:それはありだけど、自分のからだ見てバナナにできるか? みき: もも:男の人って、女のハダカ見たらバナナになるんじゃないの? もも: せいら:あなたはバナナをなんだと思ってるんですの......。 せいら: みき:エッチな気分にならなきゃいけないんだぜ?自分のからだ見て、興奮できるか? みき: もも:........難しいか、さすがに。 もも: ゆりか:だいぶ、話の内容がえげつないことになってるわね。 ゆりか: せいら:殿方には絶対に聞かせられませんわね。 せいら: もも:ホントに。あとあれね、しばらくちくわとバナナ食べられないわ。 もも: みき:ははっ、確かに!食べ物で例えちゃいけなかったかぁ、ごめんごめん。 みき: ゆりか:あー、それなんだけどさー......。今夜、おでんにしようと思って....ちくわ大量に買っちゃったんだよね。 ゆりか: もも:マジか。 もも: みき:がーるずるーむっ! みき: : 0:【がーるずるーむっ!】 : ゆりか:私たちはこうして、楽しく充実した日々を過ごしている。ふふ、もしかして、キャッキャウフフな楽園を想像してた?ざーんねん。そんな楽園はここにはないの。あるのはイカれたディストピア。だけど、あなたにとってはディストピアに見えるかもしれないけど、そこにいる私たちにとって、ここは離れがたいユートピアなのよ。ま、でもこんなイカれた台本でも、かわいい女の子たちのかわいい声が聞けて、満足でしょ?さ!次はあなたの番よ!あなたが女の子として過ごしたいならこの台本を。あなたが男子高校生のようなノリでバカやりたいのならもうひとつの男性用台本、「ぼーいずるーむっ!」を。選びなさい、そしてあなたも犠牲となりなさいアッハッハッハッハッ!! ゆりか: もも:ストップストップストップ!! もも: みき:暴走しすぎだって!何聞いてる人に向けて語りかけてんの! みき: ゆりか:いやだって、そーゆーの流行ってるじゃん?ゲームのキャラが突然プレイヤーに語りかけてくるメタ的ホラー展開。 ゆりか: せいら:そんなホラー展開いりませんわ....。 せいら: ゆりか:いい締め方だと思ったんだけどなぁ。 ゆりか: みき:このメンバーで良い締め方できるわけないじゃん。シンプルにいこ、シンプルに。 みき: ゆりか:それもそーね。........それじゃ! ゆりか: もも:私たちの日常、お楽しみいただけましたかっ? もも: せいら:ワタクシたちのイカれた楽しい日常は! せいら: みき:これからも続いていくぜ! みき: ゆりか:がーるずるーむっ!~完~ ゆりか

ゆりか:これは、シェアハウスで共にすごしている、とある4人の日常である。 ゆりか: みき:がーるずるーむっ! みき: 0:【これは大富豪です】 もも:さぁ、あんたたち、心の準備は、できてる? もも: せいら:いつでも良くてよ。このせいら、全力でお相手してさしあげますわ! せいら: みき:こっちはいつぶち込まれてもいいよう、とっくに準備できてる!さっさと出しなっ! みき: もも:......よ....よん....っ!! もも: せいら:ろ、ろ、ろ......ろくぅっ! せいら: みき:8でっ!!8で切っちゃうぅぅぅ!!......さん....っ! みき: もも:3のクローバー......ごめん......縛っちゃう、ね?......クローバーの......ななっ! もも: せいら:や、やめてっ!!し、縛らないでっ!!もう、もうダメなの、これしかないのぉぉぉっ!!!クローバーのえーすぅっっっ!! せいら: みき:ああああっ!!む、むりっ!!パスっ!! みき: もも:さらにすごいのいっちゃうからぁ!クローバーのにぃぃぃぃっ!!! もも: せいら:そんなに大きいの、無理ですわっ!ぱすぅっ!! せいら: : ゆりか:ただいま...... ゆりか: もも:絶頂までいっちゃったぁぁぁぁっ!!!ターンエンドぉぉぉっ!! もも: ゆりか:えぇ.....?あんたら、何してんの? ゆりか: みき:センシティブ大富豪。 みき: ゆりか:..........センシティブ大富豪? ゆりか: もも:センシティブ大富豪。 もも: ゆりか:........やめなさい。 ゆりか: 0: せいら:がーるずるーむっ! せいら: : 0:【壁ドンの練習しよう】 : みき:なぁ!壁ドンの練習しようぜ! みき: もも:ひとりで勝手にやってなさい。 もも: みき:ノリ悪いと大きくならないぞ。 みき: もも:喧嘩なら買うぞ。誰が貧乳だ。 もも: みき:あれあれー?だーれも胸の話なんてしてないんですけどー?どーして胸の大きさだと思ったんですかー? みき: もも:あぁん? もも: ゆりか:壁ドンかぁ。いいわね、やってみたい。 ゆりか: せいら:憧れではありますわよね。好きな人からちょっと強引にせまられ、甘い言葉を囁かれる........あぁ、いいですわ....っ! せいら: ゆりか:ただしイケメンに限る。 ゆりか: せいら:ええ、イケメンに限りますわ。 せいら: みき:壁ドンマスターして、イケメン女子になろうぜ!こう、女子校にいる王子様女子になりたい!女の子にモテたい! みき: ゆりか:面白そうじゃん。みき、やってみてよ。 ゆりか: みき:おっけー!もも、そこ立って。 みき: もも:はいはーい。 もも: : 0:(壁ドンっ) みき:(全力イケボで)やぁ、君、かわいいね。一目惚れしちゃったよ。ねぇ、どこに住んでるの?どこの学校通ってるの?カレシとかいるの?あ、なにかSNSやってる?今日のパンツ何色? みき: ゆりか:はい出会い厨、逮捕ぉぉぉぉぉ!!!! ゆりか: せいら:おまかせくださいっ!秘技!高速拘束縛り上げ!(ロープでみきを縛り上げる) せいら: みき:んなぁぁぁぁ!! みき: もも:なんと見事な縛り上げ......っ! もも: みき:なんでんなもん持ってんだよ!外せぇっ! みき: せいら:ロープはお嬢様の必需品でしてよ。 せいら: みき:せいら、お嬢様と女王様、勘違いしてない? みき: せいら:全く、話になりませんわね。このワタクシが、本物の壁ドンを見せて差し上げますわ!もも、そちらへ。 せいら: もも:え、またあたしがされる側なの?ゆりかでいいじゃん。 もも: せいら:この中で1番小柄で可愛いからですわ。 せいら: もも:........し、仕方ないなぁ! もも: ゆりか:そーゆーとこもチョロかわいいよね、ももって。 ゆりか: せいら:それではいきますわ。 せいら: 0:(足で壁をどぉぉぉぉんっ!!) : もも:ひぇっ!? もも: せいら:あらぁ〜?どこに行かれますの?このワタクシから逃げようなんて、なんて愚かなのかしら。あなたはワタクシ専属の家畜......家畜がご主人様に刃向かっていいとでも?どうやら、躾が足りなかったようですわ......!さぁ!お仕置ですわ!頭を垂れて、許しを請いなさい!!ワタクシが許すまで、ご褒美はお預けですわ!おーほほほほほ!!! せいら: ゆりか:はい、どこのSMクラブでしょーかねぇ!!逮捕ぉぉぉぉ! ゆりか: せいら:ひゃいんっ!ちょ、ちょっと!なんで手錠なんて持ってるんですの!? せいら: ゆりか:暴走したあんたたちを止めるためよ。 ゆりか: みき:くっ......!さっきから私たちの壁ドンを評価しやがって!そーゆーゆりかはどーなんだよ!やってみろよ! みき: ゆりか:いいわ。惚れるような壁ドンしてあげるから、ちゃんと見てなさい!さ、もも、そこへ。 ゆりか: もも:あたし、今日何回壁ドンされなきゃいけないの........もう疲れたんだけど.....。 もも: ゆりか:まぁまぁ、これで最後だから、ね? ゆりか: もも:はいはーい。 もも: ゆりか:ふぅ......。 ゆりか: : 0:(壁ドンッ) ゆりか:ククク、今宵は満月が綺麗な夜だと散歩していたら、んん〜、最高な夜になったねぇ......こーんなに可愛い純粋な人の子に出会えるとは......。さぁ、か弱き人の子よ。我が漆黒のスティグマを与えよう......アスモデウスの名のもとに、契約を交わ...... ゆりか: みき:はい、アウトぉぉぉ!1人だけ世界観違う!あんたの好きなダークファンタジー持ってくんな! みき: もも:さすがに今のが1番ないわ。相変わらず厨二病こじらせてんのね。 もも: ゆりか:なんでぇぇ!カッコイイじゃん!悪魔に壁ドンされたいじゃん!悪魔と魂の契約したいじゃん! ゆりか: みき:そーゆーのじゃないじゃん!胸きゅんトキメク青春壁ドンがやりたいんじゃん! みき: ゆりか:青い春よりも、漆黒の闇夜がいいー! ゆりか: せいら:黙らっしゃい!......ふぅ、これじゃあ勝負にならないじゃない。みなさん求めている壁ドンが違いすぎますわ。 せいら: みき:そーだなぁ.....。てか、壁ドンの練習だから、別に勝負してるわけじゃないから。 みき: もも:ねぇ。あたしの壁ドン、まだやってないんだけど。 もも: ゆりか:あら。ももはされる側だと思うけど? ゆりか: もも:いやいや、やらせてよ、あたしにも。 もも: みき:おー?なんだ、自信満々じゃん。 みき: もも:そーゆーわけじゃないけど、あんたたちのよりかはマトモだと思うよ? もも: ゆりか:言ってくれるわね?じゃあやってもらおうかしら? ゆりか: もも:ん、じゃ、ゆりか、そこに立って。 もも: ゆりか:はいはーい! ゆりか: もも:ふぅ......よし。 もも: : 0:(壁だァん!) もも:ねぇ、なんで逃げるの?あたしのこと好きって言ってくれたじゃん。愛してるって言ってくれたじゃん。だったら、あたしから離れないでよ。ずっと側にいてよ。あたしの知らない君がいるのはイヤ。全部全部あたしに見せて。隠し事しないで、嘘つかないで、絶対に、逃げないで。あたしだってこんなに君のことが好きで好きでたまらないの。愛してるの。あたしだけの君にしたいの。だから、逃げるなんて許さない。絶対に許さない。逃がさないから、ね? もも: ゆりか:........ご、ごめんなさい。 ゆりか: みき:怖い怖い怖いって!あまりの迫真さにゆりか謝っちゃったじゃん! みき: せいら:これは......ももが優勝ですわね......。 せいら: みき:うん....これには......勝てないわ、勝ちたくないわ......。 みき: もも:ほーらねっ!あたしの壁ドンが1番でしょっ! もも: ゆりか:そう、ね......。相手に恐怖を与えるって意味では最高の壁ドンだったわ......。 ゆりか: もも:わーいっ!あたしがゆーしょー!! もも: みき:......ももを本気で怒らせたらヤバそうだな。 みき: せいら:ええ、気をつけましょう.....。 せいら: : ゆりか:がーるず......るーむ......。 ゆりか: : 0:【ひとかりいこうぜ】 ゆりか:暇ねー。ねぇ、なんかしない? ゆりか: もも:じゃあセンシティブ大富... もも: ゆりか:却下。 ゆりか: みき:あ、じゃあ久々に”アドハン”やらね? みき: せいら:あら、いいですわね。久々に狩りにいっちゃいます? せいら: もも:やりたーい!! もも: ゆりか:よし!やろっか!じゃあみんなゲーム機持ってきて! ゆりか: みき:(ナレーション)説明しよう、”アドハン”とは、「アンドロイドハンター」という、協力ハンティングアクションゲームである!最大4人までマルチプレイ可能だ!ゲームの舞台はAIアンドロイドに支配された近未来!AIの暴走により凶暴化してしまったアンドロイドモンスターを狩っていくゲームだ!さまざまな武器やアイテムを使いこなし、モンスターを討伐せよ! みき: せいら:久々にやるから、腕がなまっているかもしれませんわ。 せいら: もも:大丈夫大丈夫!結構やりこんだじゃん、あたしたち。 もも: ゆりか:そうそう。装備もアイテムもある程度充実してるし、いきなり上級クエストでもいけると思うよ? ゆりか: せいら:わかりましたわ!じゃあ上級クエストで行きましょう! せいら: みき:(ナレーション)先に言おう、これは理想である、と。本来、この”アドハン”は協力ゲーム、みんなで連携をとりながら、ワイワイ楽しくやるゲームだ。普通の思考回路を持ち合わせている女子が集まれば、きっとこんな感じの雰囲気になるのだろう。もう一度言おう、あくまでこれは理想である。 みき: もも:あたしが1番目に突っ込むから、せいら援護お願い! もも: せいら:任せてくださいまし!周りの雑魚モンスターはワタクシがやっておきますわ! せいら: みき:よっし、じゃあ私は後ろからタメの一撃くらわすから、スタンしたとこをたたみかけろな! みき: ゆりか:はいはーい!じゃあトラップこの辺にかけとくね!あ!もも体力やばめ、回復する! ゆりか: もも:助かる! もも: みき:スタンはいった、いけ! みき: もも:おっけー!(2人同時に) もも: ゆりか:おっけー!(2人同時に) ゆりか: みき:(ナレーション)先程もいったとおり、これは理想だ。マトモな女子で集まった場合のアドハンだ。じゃあ、狂ったヤツらが集まるとどうなるのか。今から見せるのが、現実の私たちである。 みき: もも:ぅおい!おま、どこ見て剣ふるってんの!?あたしまで巻き込まれて吹っ飛ばされたんだけど! もも: みき:あぁん?そこに突っ立ってるのが悪いんだろうが!てか近づくな!こっちもタメ斬りやりにくいんだよ! みき: もも:このモンスターの弱点が前足だからここ狙うに決まってんでしょ!?いいからどけよ!思うように動けないだろーがっ!! もも: みき:うっせぇ!お前がどけ!ダブルソードはちまちまモンスターのしっぽでも斬っとけ! みき: もも:しっぽはなかなか届かないんだよ!大剣のみきこそ、しっぽ斬っとけ! もも: みき:この雑魚! みき: もも:どけボケェ! もも: せいら:あぁもう、相変わらずですわね、あなたたちは......。もっと仲良くできませんの......きゃぁぁあ!なんでこんなとこに爆弾が!? せいら: ゆりか:あ、ごめん、それ私の。 ゆりか: せいら:こんなモンスターの通らないようなとこになぜ!?しかも威力の高い大爆弾......体力の半分持ってかれたんだけど!? せいら: ゆりか:ごめんごめん....くせになってんだ.....。プレイヤーがくらいそうなところに爆弾置くの....。 ゆりか: せいら:そんなバトル漫画の名台詞みたいな...ってあああああ!!また!爆弾!!お前ほんまにふざけんなよ!? せいら: ゆりか:アッハッハッハッハッ!一時期、荒らしプレイヤー対策として培ったプレイヤー殺しスキルだ!どーだ!腹立つだろ! ゆりか: せいら:くっそ害悪がぁ!うちの毒弾丸で毒にさせたるわ! せいら: ゆりか:やってみなさいよ!ほーら、そこにも爆弾が♡ ゆりか: せいら:あああああああ!!しばく!しばき倒したるわ!くそが待てやぁぁ!! せいら: ゆりか:あぁっ!私のしかけた爆弾でプレイヤーを仕留めた時!!私は生を実感できるっ!! ゆりか: せいら:ああっ!!死んだァァァ!! せいら: ゆりか:はい、残念!永遠にお休み! ゆりか: みき:だからそこどけって!あ、おい!違うモンスターの攻撃が!!!あっ!くそ、死んだ! みき: もも:はいざーこ!ざーこ!ターゲットじゃないモンスターからの攻撃で死んでやんのー!!ざーこっ!!......ああっ!!やば、避けれない......あ、死んだ。 もも: せいら:はーあ、残ったのはゆりかですわよ。1人で倒せますの? せいら: みき:トラップマスターのゆりかならいけるだろ。ゆりかが死んだらゲームオーバーなんだから、ちゃんと仕留めろよ? みき: ゆりか:うふふ、何を言ってるのかな?私はプレイヤーに対するトラップマスター。その数々のトラップはすでにせいらを倒すのに使い切っている......。 ゆりか: もも:じゃあ普通に倒せばいいでしょ。装備とかは充実してるっしょ? もも: ゆりか:ふふふ…私はトラップマスターゆりか…全てをトラップに捧げてきたハンター…。残念ながら、トラップ関係にお金と素材使いすぎて、装備は初期装備なのよね。 ゆりか: もも:あほー! もも: ゆりか:はい、一撃で死にました。 ゆりか: もも:全然ダメじゃぁん。 もも: みき:お前が邪魔するからだ。 みき: もも:あんたが邪魔なのよ。 もも: せいら:もう一回、リベンジ行きます? せいら: みき:もちろん!(2人同時に) みき: もも:もちろん!(2人同時に) もも: ゆりか:なんだかんだで楽しいのよね、アドハン。協力ゲーのはずなんだけど。 ゆりか: みき:(ナレーション)これが私たちのイカれた”アドハン”だが........当の本人たちは、かなり楽しんでいるのであった。 みき: もも:がーるずるーむっ! もも: : 0:【もし好きな人と入れ替わったら?】 : もも:ねぇ、もしさぁ、好きな人と身体入れ替わったらどーする? もも: ゆりか:好きな人と?うーん、好きな人、かぁ。 ゆりか: せいら:好きな人....。つまりは、殿方の身体になってしまう、ということですわよね? せいら: もも:まぁそうね。じゃあ質問変える。男の子と入れ替わっちゃったらどーするよ? もも: みき:そーだなぁ。......見てみたい、かな。 みき: ゆりか:見てみたい?裸を? ゆりか: みき:うーん、なんて言えばいいんだろう。見てみたいのもそうなんだけど、感じてみたい、って言うのかな....。 みき: もも:感じる?男の身体を? もも: みき:あのさ............ちくわがバナナになる感覚、経験してみたくね? みき: せいら:................。 せいら: もも:............。 もも: ゆりか:............。 ゆりか: みき:その後、バナナの中身がなくなって、皮だけになっていく感覚、経験してみたくね?....伝わる? みき: せいら:............確かに。 せいら: もも:..........経験してみたい、かも。 もも: ゆりか:わかるよ、みき。そして私は今、みきの例え話でみんな理解出来てしまうこのイカれた空間をなんとかしないと、と真剣に考えていこうと思った。 ゆりか: みき:..........感じてみたい、だろ? みき: せいら:入れ替わったあと、目の前には自分の女の子の体がありますわ。 せいら: ゆりか:その自分の体をつかえばいいのか、なるほど。 ゆりか: もも:つまりまとめると。まず、イケメンとぶつかって入れ替わる。入れ替わった自分はイケメンに。男の身体を手に入れた自分は、目の前にいる自分の身体をひん剥いて裸体を確認。興奮してイケメンになった自分のちくわが、バナナに。その後、さすがに女の自分の身体を使うのは嫌だから、1人でバナナの実を消化して皮だけにする。その感覚を楽しんだ後に、また頭をぶつけて元に戻る。元に戻った自分は、その場で大声を出して警察に通報。イケメンはこの状況に弁明することができず、慰謝料を払うしかない。あたしは男の経験ができたあげく、お金まで手に入れられる、と。........めちゃくちゃ良くない? もも: ゆりか:もも、あなた今すごーく恐ろしいこと言ってる自覚、ある? ゆりか: みき:それはありだけど、自分のからだ見てバナナにできるか? みき: もも:男の人って、女のハダカ見たらバナナになるんじゃないの? もも: せいら:あなたはバナナをなんだと思ってるんですの......。 せいら: みき:エッチな気分にならなきゃいけないんだぜ?自分のからだ見て、興奮できるか? みき: もも:........難しいか、さすがに。 もも: ゆりか:だいぶ、話の内容がえげつないことになってるわね。 ゆりか: せいら:殿方には絶対に聞かせられませんわね。 せいら: もも:ホントに。あとあれね、しばらくちくわとバナナ食べられないわ。 もも: みき:ははっ、確かに!食べ物で例えちゃいけなかったかぁ、ごめんごめん。 みき: ゆりか:あー、それなんだけどさー......。今夜、おでんにしようと思って....ちくわ大量に買っちゃったんだよね。 ゆりか: もも:マジか。 もも: みき:がーるずるーむっ! みき: : 0:【がーるずるーむっ!】 : ゆりか:私たちはこうして、楽しく充実した日々を過ごしている。ふふ、もしかして、キャッキャウフフな楽園を想像してた?ざーんねん。そんな楽園はここにはないの。あるのはイカれたディストピア。だけど、あなたにとってはディストピアに見えるかもしれないけど、そこにいる私たちにとって、ここは離れがたいユートピアなのよ。ま、でもこんなイカれた台本でも、かわいい女の子たちのかわいい声が聞けて、満足でしょ?さ!次はあなたの番よ!あなたが女の子として過ごしたいならこの台本を。あなたが男子高校生のようなノリでバカやりたいのならもうひとつの男性用台本、「ぼーいずるーむっ!」を。選びなさい、そしてあなたも犠牲となりなさいアッハッハッハッハッ!! ゆりか: もも:ストップストップストップ!! もも: みき:暴走しすぎだって!何聞いてる人に向けて語りかけてんの! みき: ゆりか:いやだって、そーゆーの流行ってるじゃん?ゲームのキャラが突然プレイヤーに語りかけてくるメタ的ホラー展開。 ゆりか: せいら:そんなホラー展開いりませんわ....。 せいら: ゆりか:いい締め方だと思ったんだけどなぁ。 ゆりか: みき:このメンバーで良い締め方できるわけないじゃん。シンプルにいこ、シンプルに。 みき: ゆりか:それもそーね。........それじゃ! ゆりか: もも:私たちの日常、お楽しみいただけましたかっ? もも: せいら:ワタクシたちのイカれた楽しい日常は! せいら: みき:これからも続いていくぜ! みき: ゆりか:がーるずるーむっ!~完~ ゆりか