台本概要
149 views
タイトル | 何でも聞いて、あ・げ・る |
---|---|
作者名 | Danzig |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
激レアのフィギアを手に入れた男 このフィギアを利用して・・・・ 男女サシのコメディで、20分程度のシナリオです。 男女それぞれの名前は設定してありませんので、演者さんの都合で決めてください。 アドリブあります。 台本使用規定: 商用、非商用問わず連絡不要 149 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
男 | 男 | 139 | 限定フィギュアを手に入れた主人公 |
女 | 女 | 136 | 主人公お目当ての女性 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:なんでも聞いてあげる
:
:
0:女の元に嬉しそうにやってくる男
:
男:〇〇ちゃん、
男:ジャジャーン!
男:これ見て!
:
女:え、何?
女:はっ!
女:それはもしかして!
女:破滅の八重歯、10周年特別企画、伝次郎の限定フィギュア!
:
男:そう当選倍率一万倍の超レアアイテムだよ
:
女:すごーい
:
男:じゃぁ、約束通り、〇〇ちゃんにあげるね
:
女:ホント!
女:嬉しい、ありがとう
:
男:その代わり、何でも僕のいう事聞いてよ
:
女:え?
:
男:このアイテムをゲットして、〇〇ちゃんにあげたら
男:何でも僕の言う事を聞いてくれるって言ったじゃないか
:
女:あれは、ほら・・つい、勢いで
:
男:勢いでもなんでも、約束は約束だよ!
男:これの応募券手に入れるために、貯金はたいて、餅(もち)エッグ3000個買ったんだから
:
女:えーーー
女:ある意味、すごっ!
:
男:ねぇ、いいでしょ
男:いう事、聞いて、聞いて、聞いてぇ~
:
女:もう・・・
女:子供か!
:
男:何と言われようとも!
:
女:分かったわよ、
女:いう事、聞いてあげるわよ
:
男:ホント!
:
女:まぁ・・約束だからね
:
男:やったぁ
:
女:その代わり、絶対、フィギア頂戴よ!
:
男:うん、あげる、あげる
:
女:・・・で、
女:何がして欲しいの?
:
男:そこは、やっぱり定番の・・・
:
女:定番の?
:
男:お医者さんゴッコぉ!
:
女:ええええええ
:
男:ねえ、いいでしょ、いいでしょ
:
女:嫌よ
:
男:いう事聞いてくれるって、言ったもん、言ったもん
男:やってくれなきゃ、やだ、やだ、やだ、やだ
:
女:ホントに子供か!
女:もう・・・
女:分かったわよ、やってあげるわよ
:
男:ホント?
:
女:ホントじゃないって言ったら、また、駄々(だだ)こねるんしょ?
:
男:うん、こねる、こねる
:
女:ったく・・・
女:で、あなたは何をやるの?
:
男:そりゃ勿論、お医者さん
:
女:・・・・で、私は?
:
男:看護師さんか、患者さん
:
女:どっち?
:
男:うーん・・・迷うけど、〇〇ちゃんは患者さんやって
:
女:はいはい
:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す♪
:
0:(劇開始)
:
女:先生!、どうか、父の命を救ってください
:
男:うーん、ちょっとガンの進行が速いんですよね
:
女:もう、ダメなんですか?
:
男:難しいですが、今のステージであれば
男:手術をすればなんとか・・・
:
女:助かるんですか?
:
男:確率は五分五分といったところでしょうか
:
女:お願いします先生、どうか父を、父を助けてください
:
:
男:違います
:
女:え?
:
男:違うでしょ!
:
女:何が違うのよ
:
:
男:こんなのが、やりたかったんじゃない!
:
女:だって、お医者さんと患者さんじゃない
:
男:違うじゃん、
男:それ患者さんじゃなくて、患者さんの家族じゃん
:
女:もう・・・
女:一緒でしょ
:
男:違うって、やりたいのは、そういうのじゃないの
男:ちゃんと患者さんやってよ
:
女:もう・・・わかったわよ
:
男:やったぁ
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:先生、私の命を助けてください
:
男:うーん、ちょっとガンの進行が速いんですよね
:
女:もう、ダメなんですか?
:
男:難しいですが、今のステージであれば
男:手術をすればなんとか・・・
:
女:助かるんですか?
:
男:確率は五分五分といったところでしょうか
:
女:お願いします、先生、私の、私の命を助けてください
:
男:違います!
:
女:何が!
:
男:違うんだもん、そうじゃないんだもん
:
女:何が違うのよ
:
男:お医者さんと患者さんといえば、診察でしょ!
:
女:今、診察してたじゃない
:
男:そうだけど、違うの!
:
女:何が違うのよ
:
男:もう、医者と患者はいい
男:医者と看護師さん、やりたい
:
女:えー
女:もう、やったからいいじゃない
:
男:やだもん、やだもん
男:思ったのと、違ったんだもん
男:お医者さんと看護師さんやりたい
男:やりたい、やりたい、やりたい
:
女:もう・・・
女:わかったわよ、
女:仕方ないから、やってあげるわよ
:
男:やったぁ
:
女:ったく・・・
女:どこまで付き合わされるのよ
:
男:いいじゃん、いいじゃん
男:ね、フィギアあげるから
:
女:もう・・・
女:絶対、頂戴よ!
:
男:分かってるって
:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:バイタル。血圧67の128、心拍数79でサイナス
:
男:では今から手術を始める
男:メス
:
女:はい
:
男:モノポーラ
:
女:はい
:
男:これは酷いな
:
女:かなり転移していますね
:
男:難しい手術になりそうだな
:
女:そうですね・・・
女:大丈夫ですか
:
男:なぁに、これくらいの手術は何度も経験しているさ
:
女:さすが先生
:
男:続けるぞ
男:メッツェン
:
女:はい
:
男:コーピン
:
女:はい
:
男:鉗子(かんし)
:
女:はい
:
:
男:違う
:
女:はい?
:
男:ちが~う!
:
女:え?
女:今、ちゃんと鉗子(かんし)渡しましたよ先生
:
男:違うの!
男:そうじゃないの!
男:手術がしたいんじゃないんだって
:
女:じゃぁ、何!
:
男:もっと・・・ちがう・・・こう・・・ムフフな・・・
:
女:ムフフ?
:
男:いいの、いいの
男:〇〇ちゃんは、そういう事気にしなくて
:
女:あっそう・・・
:
男:あああああ、もう、お医者さんゴッコはいい
男:違うのがやりたい
:
女:えーーー
女:お医者さんゴッコやりたいって言ったから
女:やってあげてたんじゃない
:
男:こんなお医者さんゴッコなんて、誰も、やりたいと思わないよ
:
女:じゃぁ、何がしたいのよ
:
男:家庭教師と生徒
:
女:何それ?
:
男:そういうのがあるの
:
女:どこにあるのよ?
:
男:〇〇ちゃんはそういう事を気にしなくていいの
:
女:ふーん
女:で、どっちが何をやるの
:
男:そりゃ、〇〇ちゃんが生徒だよ
:
女:私が生徒?
:
男:そう、JK
:
女:私、JKやるの?
:
男:うん
:
女:変態?
:
男:なんと言われようとも!
:
女:・・・ったく
女:分かったわよ、やればいいんでしょ
:
男:うん
:
女:しょうがないわね
:
男:やったぁ
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:先生
:
男:なんだい、〇〇君
:
女:先生が、この前教えてくれた所、間違ってるって
:
男:え? ホント?
:
女:学校で、先生にそう言われましたよ
:
男:どこ?
:
女:ここの所?
:
男:これ間違ってるの?
:
女:ええ、
女:先生は八岐大蛇(やまたのオロチ)を退治したのは
女:日本武尊(やまとたけるのみこと)って言ってたじゃないですか
女:正しくは
女:素戔嗚尊(すさのおのみこと)なんですって
:
男:あぁ、そうか・・・
:
女:もう、シッカリして下さいよ先生!
:
男:違うって・・・
:
女:違わないですよ、学校の先生がそう言ってましたから
:
男:そうじゃなくて!
:
女:え?
:
男:こんなのが、やりたかったんじゃない!
:
女:何よ、
女:家庭教師と生徒がやりたかったって言ったじゃない
女:私、頑張ってJKやったんだから
:
男:違うでしょ、世の中の家庭教師とJKって、違うでしょ!
:
女:何が違うのよ
:
男:もっと・・・こう・・・
:
女:もっと、何?
:
男:あああああ、もう、家庭教師と生徒はいい
男:違うのがやりたい
:
女:えーーー
女:また?
:
男:だって思った事、出来てないんだもん
:
女:そんなの知らないわよ
:
男:違うのやってくれないと、フィギュアあげない
:
女:そんなのズルいわよ
:
男:やってくんなきゃ、やだやだやだやだ
:
女:ホント、子供か!
:
男:やってよ、やってよ
:
女:わかったわよ、やればいいんでしょ
:
男:うん
:
女:で、今度は何をやればいいの?
:
男:やっぱり・・・
男:学校の先生とJK がいいな
:
女:またJK?
:
男:うん
:
女:やっぱり変態?
:
男:なんと言われようとも!
:
女:ふーん
女:で、私がJKやればいいの?
:
男:そりゃ、そうさ
:
女:はぁ(ため息)
:
男:でね、今回は
男:教室で女子高生と先生が二人きりで進路指導(しんろしどう)ってのがいいな♪
:
女:なんか今度は具体的になったわね
:
男:そりゃ、さっきみたいなのは嫌だからね
:
女:あらそう・・・
女:まぁいいわ、やってあげるわよ
:
男:やったぁ
:
女:ったく・・・
:
男:今度こそ、期待してますよ♪
男:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:先生
:
男:なんだい、〇〇君
:
女:先生、私、進学せずに就職しようと思います
:
男:何を言ってるんだ〇〇くん
男:勿体ないじゃないか
:
女:でも、大学はお金もかかるし・・
女:私、早くお金を稼(かせ)げるようになりたいんです。
女:家族の為にも
:
男:君の成績なら、いい大学に行けるよ
男:今すぐ就職するよりも、長い目で見れば、そっちの方が絶対いいよ
:
女:でも、お父さんが・・・
:
男:先生が君のお父さんを説得してみるよ
男:だから、進学を諦(あきら)めないでくれ
:
女:先生、
女:でも・・・私
:
男:違うんだよ、〇〇君
:
女:何が違うんですか、先生
:
男:違~う!、違う、違う、違う!
男:こういう事がやりたいんじゃないの!
:
女:もう、何よ!
女:「先生と生徒で進路指導(しんろしどう)」ってのが、やりたいって言うから、
女:やってあげたんじゃん
:
男:違うんだもん・・・・
:
女:だから、何が!
:
男:違うんだもん、世の中の「先生と生徒の進路指導」って違うんだもん
:
女:「世の中の」って何よ?
:
男:あああああ、もう先生とJKはいい
男:違うのやりたい
:
女:えーー
女:まだやるの?
:
男:だって、思ってたのと、違うんだもん
:
女:そんなの、知らないって
:
男:やりたい、やりたい、やりたい、やりたい
:
女:分かったから、分かったから
女:もう・・・
:
男:やってくれる?
:
女:仕方ないでしょ
女:でも、これが最後よ
:
男:分かったよ・・(不満そう)
:
女:で、何がやりたいの
:
男:お店の補導員と、万引きしたJK
:
女:JKは、どうしてもしたいんだ
:
男:うん
:
女:変態確定ね
:
男:何と言われようとも!
:
女:・・・
女:で、私がJKやればいいのね
:
男:うん、勿論
:
男:でね、万引きを見つかったJKが
男:お店の補導員(ほどういん)の事務所(じむしょ)に連れてこられて
男:二人きりで尋問(じんもん)されるの
:
女:よく、そんなシチュエーション、思い浮かぶわね
:
男:まぁ、思い浮かぶというか、見てるというか・・・
:
女:見てる?
:
男:いやいや
男:とにかく、そのシチュエーションでやりたい!
:
女:わかったわよ
女:本当にこれで最後だからね
:
男:うん、分かった
:
女:はぁ、
女:やっと終われるわ・・
:
男:それでさ
:
女:まだ何かあるの?
:
男:うん、
男:今度は僕からセリフを言うね
:
女:どうして?
:
男:だって、〇〇ちゃんからセリフを言うと
男:思ったのと、違うのになっちゃいそうだから
:
女:・・・わかったわよ・・・
:
男:じゃぁ、僕のセリフからね
:
女:はいはい
:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
男:君、こんな、万引きなんてして・・・
:
女:ごめんなさい
:
男:これが欲しかったんか?
:
女:・・・・はい
:
男:物を盗んじゃいけないって、知らない訳でもないだろう
:
女:・・・・はい、知っています
:
男:ったく、そういう人間はキチンと指導(しどう)しないとな
:
女:許してください
:
男:ダメだな
男:万引きは立派な犯罪(はんざい)だからな
:
女:そんな・・・
:
男:で、連絡するのは、学校と警察と、どっちがいい?
:
女:どっちでもいいです。
:
男:へ?
:
女:私、どっちでもいいんです。
女:どうせ私は、不良のレッテルを張られてるし
女:学校も面白くないし
女:退学になってもいいんです
:
男:君、そんな事言っちゃダメだよ
男:今からでも、真面目にやって、学校だけでも卒業しなきゃ
:
女:だって、私、学校に行っても皆から避(さ)けられてるし
女:先生だって、まともな目で私を見てくれないし
:
男:そうだったのか
:
女:今日だって、もう捕まってもいいかなぁって、万引きしたんです。
:
男:ダメだよ、もっと自分を大切にしなきゃ・・・
:
女:そんな事言ったって、
女:私の事、誰も分かってくれないし
:
男:そんな事ないよ、おじさんは分かるさ
男:こういう補導員なんてやってるとさ、よくわかるんだ
:
女:おじさん・・・
:
男:違うでしょ!
:
女:もう、何が違うのよ
女:言われた通りにやったじゃないの
:
男:こんなの違う!
:
女:何が違うのよ
:
男:「お願いだから学校には連絡しないで・・・」
男:って言うでしょ普通
:
女:普通ってなによ
:
男:いや・・・普通は普通だよ、みんなそう言うじゃん
:
女:みんなって、あんた補導された所、見たことあるの?
:
男:実際のは無いけど・・・
:
女:「実際のは」って何よ
:
男:いやいや、〇〇ちゃんは知らなくても・・・
:
女:とにかく、約束通りやったんだから
女:フィギア頂戴!
:
男:分かったよ・・・
男:はい(不満そう)
:
女:やったぁ
女:嬉しい
:
男:〇〇ちゃん
:
女:(上機嫌)何?
:
男:さっきから思ったんだけどさ
男:〇〇ちゃんって、わざとやってた?
:
女:え?
女:・・・な、何の事?
:
男:やっぱり
男:わざと、はぐらかしてたんでしょ・・・
:
女:・・・・テヘ♪
:
男:(アドリブ)
:
女:(アドリブ)
:
0:完
0:なんでも聞いてあげる
:
:
0:女の元に嬉しそうにやってくる男
:
男:〇〇ちゃん、
男:ジャジャーン!
男:これ見て!
:
女:え、何?
女:はっ!
女:それはもしかして!
女:破滅の八重歯、10周年特別企画、伝次郎の限定フィギュア!
:
男:そう当選倍率一万倍の超レアアイテムだよ
:
女:すごーい
:
男:じゃぁ、約束通り、〇〇ちゃんにあげるね
:
女:ホント!
女:嬉しい、ありがとう
:
男:その代わり、何でも僕のいう事聞いてよ
:
女:え?
:
男:このアイテムをゲットして、〇〇ちゃんにあげたら
男:何でも僕の言う事を聞いてくれるって言ったじゃないか
:
女:あれは、ほら・・つい、勢いで
:
男:勢いでもなんでも、約束は約束だよ!
男:これの応募券手に入れるために、貯金はたいて、餅(もち)エッグ3000個買ったんだから
:
女:えーーー
女:ある意味、すごっ!
:
男:ねぇ、いいでしょ
男:いう事、聞いて、聞いて、聞いてぇ~
:
女:もう・・・
女:子供か!
:
男:何と言われようとも!
:
女:分かったわよ、
女:いう事、聞いてあげるわよ
:
男:ホント!
:
女:まぁ・・約束だからね
:
男:やったぁ
:
女:その代わり、絶対、フィギア頂戴よ!
:
男:うん、あげる、あげる
:
女:・・・で、
女:何がして欲しいの?
:
男:そこは、やっぱり定番の・・・
:
女:定番の?
:
男:お医者さんゴッコぉ!
:
女:ええええええ
:
男:ねえ、いいでしょ、いいでしょ
:
女:嫌よ
:
男:いう事聞いてくれるって、言ったもん、言ったもん
男:やってくれなきゃ、やだ、やだ、やだ、やだ
:
女:ホントに子供か!
女:もう・・・
女:分かったわよ、やってあげるわよ
:
男:ホント?
:
女:ホントじゃないって言ったら、また、駄々(だだ)こねるんしょ?
:
男:うん、こねる、こねる
:
女:ったく・・・
女:で、あなたは何をやるの?
:
男:そりゃ勿論、お医者さん
:
女:・・・・で、私は?
:
男:看護師さんか、患者さん
:
女:どっち?
:
男:うーん・・・迷うけど、〇〇ちゃんは患者さんやって
:
女:はいはい
:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す♪
:
0:(劇開始)
:
女:先生!、どうか、父の命を救ってください
:
男:うーん、ちょっとガンの進行が速いんですよね
:
女:もう、ダメなんですか?
:
男:難しいですが、今のステージであれば
男:手術をすればなんとか・・・
:
女:助かるんですか?
:
男:確率は五分五分といったところでしょうか
:
女:お願いします先生、どうか父を、父を助けてください
:
:
男:違います
:
女:え?
:
男:違うでしょ!
:
女:何が違うのよ
:
:
男:こんなのが、やりたかったんじゃない!
:
女:だって、お医者さんと患者さんじゃない
:
男:違うじゃん、
男:それ患者さんじゃなくて、患者さんの家族じゃん
:
女:もう・・・
女:一緒でしょ
:
男:違うって、やりたいのは、そういうのじゃないの
男:ちゃんと患者さんやってよ
:
女:もう・・・わかったわよ
:
男:やったぁ
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:先生、私の命を助けてください
:
男:うーん、ちょっとガンの進行が速いんですよね
:
女:もう、ダメなんですか?
:
男:難しいですが、今のステージであれば
男:手術をすればなんとか・・・
:
女:助かるんですか?
:
男:確率は五分五分といったところでしょうか
:
女:お願いします、先生、私の、私の命を助けてください
:
男:違います!
:
女:何が!
:
男:違うんだもん、そうじゃないんだもん
:
女:何が違うのよ
:
男:お医者さんと患者さんといえば、診察でしょ!
:
女:今、診察してたじゃない
:
男:そうだけど、違うの!
:
女:何が違うのよ
:
男:もう、医者と患者はいい
男:医者と看護師さん、やりたい
:
女:えー
女:もう、やったからいいじゃない
:
男:やだもん、やだもん
男:思ったのと、違ったんだもん
男:お医者さんと看護師さんやりたい
男:やりたい、やりたい、やりたい
:
女:もう・・・
女:わかったわよ、
女:仕方ないから、やってあげるわよ
:
男:やったぁ
:
女:ったく・・・
女:どこまで付き合わされるのよ
:
男:いいじゃん、いいじゃん
男:ね、フィギアあげるから
:
女:もう・・・
女:絶対、頂戴よ!
:
男:分かってるって
:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:バイタル。血圧67の128、心拍数79でサイナス
:
男:では今から手術を始める
男:メス
:
女:はい
:
男:モノポーラ
:
女:はい
:
男:これは酷いな
:
女:かなり転移していますね
:
男:難しい手術になりそうだな
:
女:そうですね・・・
女:大丈夫ですか
:
男:なぁに、これくらいの手術は何度も経験しているさ
:
女:さすが先生
:
男:続けるぞ
男:メッツェン
:
女:はい
:
男:コーピン
:
女:はい
:
男:鉗子(かんし)
:
女:はい
:
:
男:違う
:
女:はい?
:
男:ちが~う!
:
女:え?
女:今、ちゃんと鉗子(かんし)渡しましたよ先生
:
男:違うの!
男:そうじゃないの!
男:手術がしたいんじゃないんだって
:
女:じゃぁ、何!
:
男:もっと・・・ちがう・・・こう・・・ムフフな・・・
:
女:ムフフ?
:
男:いいの、いいの
男:〇〇ちゃんは、そういう事気にしなくて
:
女:あっそう・・・
:
男:あああああ、もう、お医者さんゴッコはいい
男:違うのがやりたい
:
女:えーーー
女:お医者さんゴッコやりたいって言ったから
女:やってあげてたんじゃない
:
男:こんなお医者さんゴッコなんて、誰も、やりたいと思わないよ
:
女:じゃぁ、何がしたいのよ
:
男:家庭教師と生徒
:
女:何それ?
:
男:そういうのがあるの
:
女:どこにあるのよ?
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男:〇〇ちゃんはそういう事を気にしなくていいの
:
女:ふーん
女:で、どっちが何をやるの
:
男:そりゃ、〇〇ちゃんが生徒だよ
:
女:私が生徒?
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男:そう、JK
:
女:私、JKやるの?
:
男:うん
:
女:変態?
:
男:なんと言われようとも!
:
女:・・・ったく
女:分かったわよ、やればいいんでしょ
:
男:うん
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女:しょうがないわね
:
男:やったぁ
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
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0:(劇開始)
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女:先生
:
男:なんだい、〇〇君
:
女:先生が、この前教えてくれた所、間違ってるって
:
男:え? ホント?
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女:学校で、先生にそう言われましたよ
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男:どこ?
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女:ここの所?
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男:これ間違ってるの?
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女:ええ、
女:先生は八岐大蛇(やまたのオロチ)を退治したのは
女:日本武尊(やまとたけるのみこと)って言ってたじゃないですか
女:正しくは
女:素戔嗚尊(すさのおのみこと)なんですって
:
男:あぁ、そうか・・・
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女:もう、シッカリして下さいよ先生!
:
男:違うって・・・
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女:違わないですよ、学校の先生がそう言ってましたから
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男:そうじゃなくて!
:
女:え?
:
男:こんなのが、やりたかったんじゃない!
:
女:何よ、
女:家庭教師と生徒がやりたかったって言ったじゃない
女:私、頑張ってJKやったんだから
:
男:違うでしょ、世の中の家庭教師とJKって、違うでしょ!
:
女:何が違うのよ
:
男:もっと・・・こう・・・
:
女:もっと、何?
:
男:あああああ、もう、家庭教師と生徒はいい
男:違うのがやりたい
:
女:えーーー
女:また?
:
男:だって思った事、出来てないんだもん
:
女:そんなの知らないわよ
:
男:違うのやってくれないと、フィギュアあげない
:
女:そんなのズルいわよ
:
男:やってくんなきゃ、やだやだやだやだ
:
女:ホント、子供か!
:
男:やってよ、やってよ
:
女:わかったわよ、やればいいんでしょ
:
男:うん
:
女:で、今度は何をやればいいの?
:
男:やっぱり・・・
男:学校の先生とJK がいいな
:
女:またJK?
:
男:うん
:
女:やっぱり変態?
:
男:なんと言われようとも!
:
女:ふーん
女:で、私がJKやればいいの?
:
男:そりゃ、そうさ
:
女:はぁ(ため息)
:
男:でね、今回は
男:教室で女子高生と先生が二人きりで進路指導(しんろしどう)ってのがいいな♪
:
女:なんか今度は具体的になったわね
:
男:そりゃ、さっきみたいなのは嫌だからね
:
女:あらそう・・・
女:まぁいいわ、やってあげるわよ
:
男:やったぁ
:
女:ったく・・・
:
男:今度こそ、期待してますよ♪
男:
男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
:
0:(劇開始)
:
女:先生
:
男:なんだい、〇〇君
:
女:先生、私、進学せずに就職しようと思います
:
男:何を言ってるんだ〇〇くん
男:勿体ないじゃないか
:
女:でも、大学はお金もかかるし・・
女:私、早くお金を稼(かせ)げるようになりたいんです。
女:家族の為にも
:
男:君の成績なら、いい大学に行けるよ
男:今すぐ就職するよりも、長い目で見れば、そっちの方が絶対いいよ
:
女:でも、お父さんが・・・
:
男:先生が君のお父さんを説得してみるよ
男:だから、進学を諦(あきら)めないでくれ
:
女:先生、
女:でも・・・私
:
男:違うんだよ、〇〇君
:
女:何が違うんですか、先生
:
男:違~う!、違う、違う、違う!
男:こういう事がやりたいんじゃないの!
:
女:もう、何よ!
女:「先生と生徒で進路指導(しんろしどう)」ってのが、やりたいって言うから、
女:やってあげたんじゃん
:
男:違うんだもん・・・・
:
女:だから、何が!
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男:違うんだもん、世の中の「先生と生徒の進路指導」って違うんだもん
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女:「世の中の」って何よ?
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男:あああああ、もう先生とJKはいい
男:違うのやりたい
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女:えーー
女:まだやるの?
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男:だって、思ってたのと、違うんだもん
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女:そんなの、知らないって
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男:やりたい、やりたい、やりたい、やりたい
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女:分かったから、分かったから
女:もう・・・
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男:やってくれる?
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女:仕方ないでしょ
女:でも、これが最後よ
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男:分かったよ・・(不満そう)
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女:で、何がやりたいの
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男:お店の補導員と、万引きしたJK
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女:JKは、どうしてもしたいんだ
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男:うん
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女:変態確定ね
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男:何と言われようとも!
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女:・・・
女:で、私がJKやればいいのね
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男:うん、勿論
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男:でね、万引きを見つかったJKが
男:お店の補導員(ほどういん)の事務所(じむしょ)に連れてこられて
男:二人きりで尋問(じんもん)されるの
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女:よく、そんなシチュエーション、思い浮かぶわね
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男:まぁ、思い浮かぶというか、見てるというか・・・
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女:見てる?
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男:いやいや
男:とにかく、そのシチュエーションでやりたい!
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女:わかったわよ
女:本当にこれで最後だからね
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男:うん、分かった
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女:はぁ、
女:やっと終われるわ・・
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男:それでさ
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女:まだ何かあるの?
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男:うん、
男:今度は僕からセリフを言うね
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女:どうして?
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男:だって、〇〇ちゃんからセリフを言うと
男:思ったのと、違うのになっちゃいそうだから
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女:・・・わかったわよ・・・
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男:じゃぁ、僕のセリフからね
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女:はいはい
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男:じゃぁ、よろしくお願いしま~す
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0:(劇開始)
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男:君、こんな、万引きなんてして・・・
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女:ごめんなさい
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男:これが欲しかったんか?
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女:・・・・はい
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男:物を盗んじゃいけないって、知らない訳でもないだろう
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女:・・・・はい、知っています
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男:ったく、そういう人間はキチンと指導(しどう)しないとな
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女:許してください
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男:ダメだな
男:万引きは立派な犯罪(はんざい)だからな
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女:そんな・・・
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男:で、連絡するのは、学校と警察と、どっちがいい?
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女:どっちでもいいです。
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男:へ?
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女:私、どっちでもいいんです。
女:どうせ私は、不良のレッテルを張られてるし
女:学校も面白くないし
女:退学になってもいいんです
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男:君、そんな事言っちゃダメだよ
男:今からでも、真面目にやって、学校だけでも卒業しなきゃ
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女:だって、私、学校に行っても皆から避(さ)けられてるし
女:先生だって、まともな目で私を見てくれないし
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男:そうだったのか
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女:今日だって、もう捕まってもいいかなぁって、万引きしたんです。
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男:ダメだよ、もっと自分を大切にしなきゃ・・・
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女:そんな事言ったって、
女:私の事、誰も分かってくれないし
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男:そんな事ないよ、おじさんは分かるさ
男:こういう補導員なんてやってるとさ、よくわかるんだ
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女:おじさん・・・
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男:違うでしょ!
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女:もう、何が違うのよ
女:言われた通りにやったじゃないの
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男:こんなの違う!
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女:何が違うのよ
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男:「お願いだから学校には連絡しないで・・・」
男:って言うでしょ普通
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女:普通ってなによ
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男:いや・・・普通は普通だよ、みんなそう言うじゃん
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女:みんなって、あんた補導された所、見たことあるの?
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男:実際のは無いけど・・・
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女:「実際のは」って何よ
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男:いやいや、〇〇ちゃんは知らなくても・・・
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女:とにかく、約束通りやったんだから
女:フィギア頂戴!
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男:分かったよ・・・
男:はい(不満そう)
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女:やったぁ
女:嬉しい
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男:〇〇ちゃん
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女:(上機嫌)何?
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男:さっきから思ったんだけどさ
男:〇〇ちゃんって、わざとやってた?
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女:え?
女:・・・な、何の事?
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男:やっぱり
男:わざと、はぐらかしてたんでしょ・・・
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女:・・・・テヘ♪
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男:(アドリブ)
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女:(アドリブ)
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0:完