台本概要

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タイトル 湖の精
作者名 Danzig
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 金の斧、銀の斧のコメディです。
最後にアドリブセリフがあります。

その他、アドリブ、改変OKです。

台本使用規定:
商用、非商用問わず連絡不要

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
木こり 38 貧乏な木こり
湖の精 37 湖の精
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
湖の精 : : 0:木こりが歌いながら、湖の畔へ歩いてくる : 木こり:(歌はアドリブ) 木こり:(例)ハイホー、ハイホー、ララララララ ハイホハイホハイホハイホハイホハイホー 木こり:ハイホー、ハイホー、ララララララ ハイホハイホハイホハイホハイホハイホー 木こり: 木こり:さって、今日はここら辺で木を切るかなぁ : 0:歌いながら木を切り始めるキコリ : 木こり:(歌アドリブ 木を切っている雰囲気が出れば歌でなくていいです) 木こり:(例)ハイホー、ハイホー、キコリさん♪ キコリさんキコリさんハイホーハイホー 木こり:ハイホー、ハイホー、ラララララ 禁煙で使うのはパイポー、パイポー   ※まぁあどりぶでって事で 木こり:パイポーパイポー、辞められない、路上での喫煙は 逮捕ー逮捕ー : 0:ツルッと手が滑って斧が飛んでいく : 木こり:あ! 木こり:しまった・・・手が滑って斧が・・ : 0:ピュ―― チャポン 0:斧が湖に落ちてしまう。 : 木こり:あーーー 木こり:斧が池に落ちちゃったよ・・・・どうしよう・・・・ : 0:一方、湖の中 0: 0:湖の精が退屈な毎日を過ごしている : 湖の精:あぁーあ、暇ねー ほんと暇っ! 湖の精:こんな辺ぴな湖の精なんて、なるもんじゃないわねぇ 湖の精:(アドリブ ※お煎餅食べてるなど) 湖の精:あぁーあ、何か面白い事ないかなぁ : 0:ブクブクブクと斧が沈んでくる : 湖の精:あら、何? 湖の精:何か沈んでくるわね 湖の精: 湖の精:斧? 湖の精:結構年季の入った斧ね・・・誰か落としたのかしら? 湖の精:落とした人、きっと困ってるわよね・・・ 湖の精:うーん、暇だし届けてあげようかな : 0:湖の精が水面まで上がってくる 0:水面から少し顔を出し辺りを探す : 湖の精:あ、いたいた。 あの人が落としたのね 湖の精:あら、貧乏そうだけど意外とイケメンじゃない 湖の精:どうしようかなぁ・・・・・ 湖の精:普通に返しても面白くないしなぁ・・・ 湖の精:なんか、こう・・インパクトがありながら、私の満足を満たしてくれるような・・・ 湖の精: 湖の精:あ、そうだ! 湖の精:確か昔、おばあさまが・・・ : 0:ワクワクしながら湖の底に戻っていく 0: 0:再び地上 : 木こり:あぁーあ、どうしよう・・・ 木こり:新しい斧を買うお金なんてないし・・・・ 木こり:明日からどうやって生活すればいいんだ・・・ 木こり: 木こり:ん? なんか水面からブクブクと・・・ : 0:湖の精が現れる : 湖の精:(※思いっきりの女神さま声で) 湖の精:汝(なんじ)、何をそんなに困っているのですか? : 木こり:斧を落しちゃったんです : 湖の精:そうですか、それは困りましたね。 : 木こり:はい、斧がないと生活が出来ないんです : 湖の精:それは大変ですね 湖の精:私が湖の底から、斧を拾ってきましたよ : 木こり:本当ですか! ありがとうございます : 湖の精が金の斧と銀の斧を見せる 湖の精:あなたの落した斧は、この金の斧ですか、それとも、こちらの銀の斧ですか? : 木こり:は? 何言ってんの? 木こり:ってか、おばさんって誰? : 湖の精:おば・・・おば・・・おば・・・ 湖の精:落ち着いて、落ち着いて・・・ 湖の精:彼はまだ状況を理解出来ていないだけなのよ、 湖の精:落ち着いて・・・ 湖の精: 湖の精:私はこの湖の精です。 湖の精:斧を湖の底から拾ってきました : 木こり:はぁ・・ : 湖の精:さぁ、あなたの落した斧は、この金の斧ですが、それともこちらの銀の斧ですか? : 木こり:それって、新手の詐欺か何か? : 湖の精:さ、詐欺って・・・ 湖の精:違うわよ! 失礼ね! 湖の精:あんたが困ってるから助けてあげようとしてるんでしょ : 木こり:とか何とか言って、その金の斧のローンを組ませようとか : 湖の精:しないわよ!  湖の精:あんたが正直に答えたら、どっちもあんたにあげようと思ってるんだから 湖の精:真面目に答えなさいよ : 木こり:なんで、見ず知らずの俺にそんな事すんのさ : 湖の精:あんた知らないの? 湖の精:木こりが湖に斧を落としたら、湖の精が現れるのよ : 木こり:だってここ池だろ : 湖の精:湖よ! ホント失礼ね 湖の精:まぁ、いいわ、 で、どっちなのよ金の斧? 銀の斧? : 木こり:どっちもいらねぇーよ : 湖の精:何でよ : 木こり:貰ったってどうしようもないじゃん : 湖の精:あんたバカねぇ、売ればいいじゃない : 木こり:あのねぇ、おばさん 木こり:知らないだろうから教えてやるけど、 木こり:俺は自給900円でキコリをしている貧乏人なの : 湖の精:自給900円って安っ! 湖の精:あんたそれブラックよ、絶対 : 木こり:今はそんな事はどうでもいいんだよ : 湖の精:あら、そう・・・ : 木こり:つまり、俺は財産も稼ぎもない貧乏人なの : 湖の精:あら、イケメンなのに可哀想ね : 木こり:ほっとけ 木こり:・・・で、 木こり:そんな俺が、金の斧なんて売りに行ったらどうなると思う? : 湖の精:どうなるのよ・・・ : 木こり:どこから盗んできたんだって話になるでしょ : 湖の精:あら、そうなの? : 木こり:そうなの! : 湖の精:人徳の問題? : 木こり:違う! 俺が貧乏ってみんな知ってるから : 湖の精:あら、そう・・・ : 木こり:それに、だれがこんな池の・・ 湖の精:池じゃなくて、湖! : 木こり:あぁ・・ 木こり:だれが湖の精から貰ったって話を信じるのさ : 湖の精:信じないの? : 木こり:信じねぇよ! 木こり:どうせ怪しまれて買い取ってもらえないか、警察に没収されて終わりだよ。 木こり:だから持ってても仕方がないの、ってか持ってると困るの : 湖の精:ふーん : 0:少し拗ね始める湖の精 : 木こり:分かったら、鉄の斧返して : 湖の精:イヤッ : 木こり:なんでだよ : 0:すねる湖の精 : 湖の精:私退屈だったんだもん・・・ 湖の精:あなたが困っているから助けてあげようと思ったんだもん・・・ 湖の精:湖の精の話とかも、やってみたかったんだもん : 木こり:あ・・・いや・・だから・・・あの・・ : 湖の精:だいたいさ、あなたが斧を落すからいけないんじゃない : 木こり:そりゃ、そうだけど・・・でも・・ : 0:開き直る湖の精 : 湖の精:だから、この話を最後までやってくんなきゃ、斧は返してあげない! : 木こり:え!! 木こり:いや・・・あの・・・ : 湖の精:ふん! : 0:暫く考え込む木こり : 木こり:・・・わかったよ、やるよ、やればいいんだろ : 湖の精:ホント? 湖の精:ちゃんと最後までやってくれる? : 木こり:あぁ、最後までやるから : 湖の精:やった! 湖の精:じゃ、私が出てくるところからね。 湖の精:あなたはそこで、さっきみたいに困ってて 湖の精:じゃぁ行ってくる! : 0:チャポンと水の中に消える湖の精 : 木こり:いっちゃったよ・・・ 木こり:なんで俺がこんな・・・ 木こり:でも斧の為だ・・ 木こり: 木こり:(棒読み)斧を池に落としちゃた・・・・どうしよう・・・・ 木こり:あぁーあ、どうしよう・・・ 新しい斧を買うお金なんてないし・・・・ : 0:湖の精が現れる : 湖の精:汝(なんじ)、何をそんなに困っているのですか? : 木こり:斧を湖に落としてしまいました : 湖の精:そうですか、それは困りましたね。 : 0:湖の精が金の斧と銀の斧を見せる : 湖の精:私が湖の底から、斧を拾ってきましたよ 湖の精:あなたの落した斧は、この金の斧ですか、それともこちらの銀の斧ですか? : 木こり:いえ、私が落してのは、そのような豪華な斧ではありません、みすぼらしい鉄の斧です : 湖の精:まぁ、あなたはなんと正直な人なのでしょう 湖の精:正直な者へのご褒美として、この金の斧と銀の斧を両方を差し上げましょう。 湖の精:さぁ、受け取ってください : 木こり:だから! 木こり: 木こり:それ貰っても困るんだって。 木こり:鉄の斧だけでいいから返してくれよ : 湖の精:何よ!、 湖の精:最後までちゃんとやってくれたら、鉄の斧も返してあげるつもりだったわよ 湖の精: 湖の精:それに、なにさ 湖の精:金の斧だって、何とかして売っちゃう方法を考えればいいんじゃない 湖の精:そんなんだから、いつまで経っても貧乏なのよ! 湖の精:もう正直者なんて大っきらい! 湖の精:ふん! : 0:湖の精が水の中に消えて行く・・・ 0:事の重大さに気付く木こり : 木こり:ちょ、ちょっと  木こり:ちょっと、まってよ、もう一回やるから 木こり:せめて鉄の斧だけでも返してくださいよぉ~ 木こり:(アドリブ) :

湖の精 : : 0:木こりが歌いながら、湖の畔へ歩いてくる : 木こり:(歌はアドリブ) 木こり:(例)ハイホー、ハイホー、ララララララ ハイホハイホハイホハイホハイホハイホー 木こり:ハイホー、ハイホー、ララララララ ハイホハイホハイホハイホハイホハイホー 木こり: 木こり:さって、今日はここら辺で木を切るかなぁ : 0:歌いながら木を切り始めるキコリ : 木こり:(歌アドリブ 木を切っている雰囲気が出れば歌でなくていいです) 木こり:(例)ハイホー、ハイホー、キコリさん♪ キコリさんキコリさんハイホーハイホー 木こり:ハイホー、ハイホー、ラララララ 禁煙で使うのはパイポー、パイポー   ※まぁあどりぶでって事で 木こり:パイポーパイポー、辞められない、路上での喫煙は 逮捕ー逮捕ー : 0:ツルッと手が滑って斧が飛んでいく : 木こり:あ! 木こり:しまった・・・手が滑って斧が・・ : 0:ピュ―― チャポン 0:斧が湖に落ちてしまう。 : 木こり:あーーー 木こり:斧が池に落ちちゃったよ・・・・どうしよう・・・・ : 0:一方、湖の中 0: 0:湖の精が退屈な毎日を過ごしている : 湖の精:あぁーあ、暇ねー ほんと暇っ! 湖の精:こんな辺ぴな湖の精なんて、なるもんじゃないわねぇ 湖の精:(アドリブ ※お煎餅食べてるなど) 湖の精:あぁーあ、何か面白い事ないかなぁ : 0:ブクブクブクと斧が沈んでくる : 湖の精:あら、何? 湖の精:何か沈んでくるわね 湖の精: 湖の精:斧? 湖の精:結構年季の入った斧ね・・・誰か落としたのかしら? 湖の精:落とした人、きっと困ってるわよね・・・ 湖の精:うーん、暇だし届けてあげようかな : 0:湖の精が水面まで上がってくる 0:水面から少し顔を出し辺りを探す : 湖の精:あ、いたいた。 あの人が落としたのね 湖の精:あら、貧乏そうだけど意外とイケメンじゃない 湖の精:どうしようかなぁ・・・・・ 湖の精:普通に返しても面白くないしなぁ・・・ 湖の精:なんか、こう・・インパクトがありながら、私の満足を満たしてくれるような・・・ 湖の精: 湖の精:あ、そうだ! 湖の精:確か昔、おばあさまが・・・ : 0:ワクワクしながら湖の底に戻っていく 0: 0:再び地上 : 木こり:あぁーあ、どうしよう・・・ 木こり:新しい斧を買うお金なんてないし・・・・ 木こり:明日からどうやって生活すればいいんだ・・・ 木こり: 木こり:ん? なんか水面からブクブクと・・・ : 0:湖の精が現れる : 湖の精:(※思いっきりの女神さま声で) 湖の精:汝(なんじ)、何をそんなに困っているのですか? : 木こり:斧を落しちゃったんです : 湖の精:そうですか、それは困りましたね。 : 木こり:はい、斧がないと生活が出来ないんです : 湖の精:それは大変ですね 湖の精:私が湖の底から、斧を拾ってきましたよ : 木こり:本当ですか! ありがとうございます : 湖の精が金の斧と銀の斧を見せる 湖の精:あなたの落した斧は、この金の斧ですか、それとも、こちらの銀の斧ですか? : 木こり:は? 何言ってんの? 木こり:ってか、おばさんって誰? : 湖の精:おば・・・おば・・・おば・・・ 湖の精:落ち着いて、落ち着いて・・・ 湖の精:彼はまだ状況を理解出来ていないだけなのよ、 湖の精:落ち着いて・・・ 湖の精: 湖の精:私はこの湖の精です。 湖の精:斧を湖の底から拾ってきました : 木こり:はぁ・・ : 湖の精:さぁ、あなたの落した斧は、この金の斧ですが、それともこちらの銀の斧ですか? : 木こり:それって、新手の詐欺か何か? : 湖の精:さ、詐欺って・・・ 湖の精:違うわよ! 失礼ね! 湖の精:あんたが困ってるから助けてあげようとしてるんでしょ : 木こり:とか何とか言って、その金の斧のローンを組ませようとか : 湖の精:しないわよ!  湖の精:あんたが正直に答えたら、どっちもあんたにあげようと思ってるんだから 湖の精:真面目に答えなさいよ : 木こり:なんで、見ず知らずの俺にそんな事すんのさ : 湖の精:あんた知らないの? 湖の精:木こりが湖に斧を落としたら、湖の精が現れるのよ : 木こり:だってここ池だろ : 湖の精:湖よ! ホント失礼ね 湖の精:まぁ、いいわ、 で、どっちなのよ金の斧? 銀の斧? : 木こり:どっちもいらねぇーよ : 湖の精:何でよ : 木こり:貰ったってどうしようもないじゃん : 湖の精:あんたバカねぇ、売ればいいじゃない : 木こり:あのねぇ、おばさん 木こり:知らないだろうから教えてやるけど、 木こり:俺は自給900円でキコリをしている貧乏人なの : 湖の精:自給900円って安っ! 湖の精:あんたそれブラックよ、絶対 : 木こり:今はそんな事はどうでもいいんだよ : 湖の精:あら、そう・・・ : 木こり:つまり、俺は財産も稼ぎもない貧乏人なの : 湖の精:あら、イケメンなのに可哀想ね : 木こり:ほっとけ 木こり:・・・で、 木こり:そんな俺が、金の斧なんて売りに行ったらどうなると思う? : 湖の精:どうなるのよ・・・ : 木こり:どこから盗んできたんだって話になるでしょ : 湖の精:あら、そうなの? : 木こり:そうなの! : 湖の精:人徳の問題? : 木こり:違う! 俺が貧乏ってみんな知ってるから : 湖の精:あら、そう・・・ : 木こり:それに、だれがこんな池の・・ 湖の精:池じゃなくて、湖! : 木こり:あぁ・・ 木こり:だれが湖の精から貰ったって話を信じるのさ : 湖の精:信じないの? : 木こり:信じねぇよ! 木こり:どうせ怪しまれて買い取ってもらえないか、警察に没収されて終わりだよ。 木こり:だから持ってても仕方がないの、ってか持ってると困るの : 湖の精:ふーん : 0:少し拗ね始める湖の精 : 木こり:分かったら、鉄の斧返して : 湖の精:イヤッ : 木こり:なんでだよ : 0:すねる湖の精 : 湖の精:私退屈だったんだもん・・・ 湖の精:あなたが困っているから助けてあげようと思ったんだもん・・・ 湖の精:湖の精の話とかも、やってみたかったんだもん : 木こり:あ・・・いや・・だから・・・あの・・ : 湖の精:だいたいさ、あなたが斧を落すからいけないんじゃない : 木こり:そりゃ、そうだけど・・・でも・・ : 0:開き直る湖の精 : 湖の精:だから、この話を最後までやってくんなきゃ、斧は返してあげない! : 木こり:え!! 木こり:いや・・・あの・・・ : 湖の精:ふん! : 0:暫く考え込む木こり : 木こり:・・・わかったよ、やるよ、やればいいんだろ : 湖の精:ホント? 湖の精:ちゃんと最後までやってくれる? : 木こり:あぁ、最後までやるから : 湖の精:やった! 湖の精:じゃ、私が出てくるところからね。 湖の精:あなたはそこで、さっきみたいに困ってて 湖の精:じゃぁ行ってくる! : 0:チャポンと水の中に消える湖の精 : 木こり:いっちゃったよ・・・ 木こり:なんで俺がこんな・・・ 木こり:でも斧の為だ・・ 木こり: 木こり:(棒読み)斧を池に落としちゃた・・・・どうしよう・・・・ 木こり:あぁーあ、どうしよう・・・ 新しい斧を買うお金なんてないし・・・・ : 0:湖の精が現れる : 湖の精:汝(なんじ)、何をそんなに困っているのですか? : 木こり:斧を湖に落としてしまいました : 湖の精:そうですか、それは困りましたね。 : 0:湖の精が金の斧と銀の斧を見せる : 湖の精:私が湖の底から、斧を拾ってきましたよ 湖の精:あなたの落した斧は、この金の斧ですか、それともこちらの銀の斧ですか? : 木こり:いえ、私が落してのは、そのような豪華な斧ではありません、みすぼらしい鉄の斧です : 湖の精:まぁ、あなたはなんと正直な人なのでしょう 湖の精:正直な者へのご褒美として、この金の斧と銀の斧を両方を差し上げましょう。 湖の精:さぁ、受け取ってください : 木こり:だから! 木こり: 木こり:それ貰っても困るんだって。 木こり:鉄の斧だけでいいから返してくれよ : 湖の精:何よ!、 湖の精:最後までちゃんとやってくれたら、鉄の斧も返してあげるつもりだったわよ 湖の精: 湖の精:それに、なにさ 湖の精:金の斧だって、何とかして売っちゃう方法を考えればいいんじゃない 湖の精:そんなんだから、いつまで経っても貧乏なのよ! 湖の精:もう正直者なんて大っきらい! 湖の精:ふん! : 0:湖の精が水の中に消えて行く・・・ 0:事の重大さに気付く木こり : 木こり:ちょ、ちょっと  木こり:ちょっと、まってよ、もう一回やるから 木こり:せめて鉄の斧だけでも返してくださいよぉ~ 木こり:(アドリブ) :