台本概要

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タイトル 女ねずみ小僧次郎吉 番外編
作者名 Danzig
ジャンル 時代劇
演者人数 1人用台本(女1)
時間 10 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 ひとり読みのねずみ小僧のシナリオです。
シナリオと言うよりは、少し長めのセリフです。
シリーズになっており、女ねずみ小僧、男ねずみ小僧が、それぞれ1~7と番外編の8本です。
男性版と女性版は言葉遣いが違うだけで内容は同じです。
1話づつは非常に短いシナリオです。(1分~4分)

このシリーズは、全てが完全に繋がっている訳ではありません。
ですから、好きな話だけ演じてください。
改変・アドリブは全てOKです。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ねずみ小僧 -
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0: 0:(探りを入れる為にある男をつける) 0:(賭場から出てくる男に声をかけるねずみ小僧) 0: 0:ちょいと、お兄さん♪ 0:お前さん、やけに羽振りがいいんだねぇ 0:あんなに負けたのに、平気な顔してるじゃないか 0: 0:私かい? 0:私は、ただの遊び好きな女だよ 0:よかったら、覚えといておくれ 0:お互い遊びが好きなら、またどっかで、会うかもしれないからね 0: 0:そんな事よりさ 0:今日は、お前さんに折り入って話があるんだよ。 0:私はもう、さっきのでスッテンテンになっちまったんだよ。 0:それでさ、ものは相談なんだけど 0:お前さん、私にちょっと、都合をつけてくれないかい? 0: 0:勿論、ただとは言わないよ 0: 0:(男が了承する) 0: 0:フフフ 0:そうかい? 0:話の分かる男は嫌いじゃないよ。 0: 0:じゃぁさ、ここで話すってのもなんだから 0:ちょっとお酒でも奢ってよ 0:素面(しらふ)で、出来る話でもないしさ 0:ねぇ、いいだろ♪ 0: 0:あそこの店の、二階なんてどうだい? 0:勿論、二人っきりでさ♪ 0: 0:(男が色っぽい事を期待する事をいう) 0: 0:え? 0:フフフ、もう 0:そんな事いって・・・ 0:野暮な事は聞きっこなしだよ 0: 0:(飯屋の二階に上がり、酒を飲む二人) 0: 0:はい、どうぞ 0: 0:(酌をするねずみ小僧) 0: 0:フフフ、 0:それにしても、お前さん、やけに羽振りがいいじゃないか 0:うらやましいねぇ・・・ 0: 0:もしかして 0:どこかに、金づるでもいるのかい? 0: 0:(手がとまる男) 0: 0:何を疑ってるのさ、 0:嫌だねぇ、そんなんじゃないよ 0:もし、いい話なら、 0:私も、それに一枚かませて欲しいのさ 0: 0:私って、こんなんだろ? 0:だからさ、お金が欲しくてね 0:ねぇ、ダメかい? 0: 0:でも、もし、それがダメならさ、 0:私をお前さんの女にしておくれよ 0:それならいいだろ? 0:ね? 0: 0:私はね、悪い男は嫌いじゃないんだよ 0:お金を持ってる人が好きなのさ 0:それにお前さん、男前だしね。 フフフ 0: 0:・・・でもさぁ 0:女になるんなら、秘密は嫌だよ 0: 0:だって、不安になるじゃないか 0:惚れた男が何をしてるかってさ 0: 0:え? 0:あたしが、お前さんに惚れてるのかって? 0: 0:フフフ 0:んもう♪ 0:そ・れ・は、 0:お前さん次第じゃないかぁ 0: 0:だから、私には、何もかも隠さず教えておくれよ 0:でなきゃ・・・あたし・・・ 0:ね♪ 0:フフフ 0: 0:(事情を話す男) 0: 0:へー、そうかい 0:そんな事がねぇ・・・ 0: 0:それでお前さんは、そんなに羽振りがよかったのかい 0:面白いねぇ 0: 0:(男がねずみ小僧に触ってくる) 0: 0:あん・・ 0:フフフ 0:せっかちだね。 0:そんなに焦らないでおくれよ 0: 0:お・・・ 0:お酒だって・・まだ・・・残ってるじゃないか・・・あん 0: 0:(男が迫る) 0: 0:え? 0:今、ここでかい? 0: 0:フフフ、もう♪ 0:お前さんも好きだねぇ 0: 0:勿論いいさ 0:もうあたしは、お前さんの「もの」だからね♪ 0: 0:フフフ 0: 0:あ、でも、やっぱり 0:ここじゃ、恥ずかしいから 0:あたしが先に、隣の部屋に行って支度をするからさ 0:お前さんは、ちょっとここで待ってておくれよ 0: 0:十(とう)数えたら、入って来ておくれ 0:もう♪ 0:そ・れ・は 0:その時になってのお楽しみだよ♪ 0:フフフ 0: 0:(隣の部屋へ向かう女) 0:(男の方を向いて扉を閉める) 0: 0:じゃぁね♪ 0: 0:(十数えて、男が部屋に入ると女の姿はない) 0: 0: 0:完

0: 0:(探りを入れる為にある男をつける) 0:(賭場から出てくる男に声をかけるねずみ小僧) 0: 0:ちょいと、お兄さん♪ 0:お前さん、やけに羽振りがいいんだねぇ 0:あんなに負けたのに、平気な顔してるじゃないか 0: 0:私かい? 0:私は、ただの遊び好きな女だよ 0:よかったら、覚えといておくれ 0:お互い遊びが好きなら、またどっかで、会うかもしれないからね 0: 0:そんな事よりさ 0:今日は、お前さんに折り入って話があるんだよ。 0:私はもう、さっきのでスッテンテンになっちまったんだよ。 0:それでさ、ものは相談なんだけど 0:お前さん、私にちょっと、都合をつけてくれないかい? 0: 0:勿論、ただとは言わないよ 0: 0:(男が了承する) 0: 0:フフフ 0:そうかい? 0:話の分かる男は嫌いじゃないよ。 0: 0:じゃぁさ、ここで話すってのもなんだから 0:ちょっとお酒でも奢ってよ 0:素面(しらふ)で、出来る話でもないしさ 0:ねぇ、いいだろ♪ 0: 0:あそこの店の、二階なんてどうだい? 0:勿論、二人っきりでさ♪ 0: 0:(男が色っぽい事を期待する事をいう) 0: 0:え? 0:フフフ、もう 0:そんな事いって・・・ 0:野暮な事は聞きっこなしだよ 0: 0:(飯屋の二階に上がり、酒を飲む二人) 0: 0:はい、どうぞ 0: 0:(酌をするねずみ小僧) 0: 0:フフフ、 0:それにしても、お前さん、やけに羽振りがいいじゃないか 0:うらやましいねぇ・・・ 0: 0:もしかして 0:どこかに、金づるでもいるのかい? 0: 0:(手がとまる男) 0: 0:何を疑ってるのさ、 0:嫌だねぇ、そんなんじゃないよ 0:もし、いい話なら、 0:私も、それに一枚かませて欲しいのさ 0: 0:私って、こんなんだろ? 0:だからさ、お金が欲しくてね 0:ねぇ、ダメかい? 0: 0:でも、もし、それがダメならさ、 0:私をお前さんの女にしておくれよ 0:それならいいだろ? 0:ね? 0: 0:私はね、悪い男は嫌いじゃないんだよ 0:お金を持ってる人が好きなのさ 0:それにお前さん、男前だしね。 フフフ 0: 0:・・・でもさぁ 0:女になるんなら、秘密は嫌だよ 0: 0:だって、不安になるじゃないか 0:惚れた男が何をしてるかってさ 0: 0:え? 0:あたしが、お前さんに惚れてるのかって? 0: 0:フフフ 0:んもう♪ 0:そ・れ・は、 0:お前さん次第じゃないかぁ 0: 0:だから、私には、何もかも隠さず教えておくれよ 0:でなきゃ・・・あたし・・・ 0:ね♪ 0:フフフ 0: 0:(事情を話す男) 0: 0:へー、そうかい 0:そんな事がねぇ・・・ 0: 0:それでお前さんは、そんなに羽振りがよかったのかい 0:面白いねぇ 0: 0:(男がねずみ小僧に触ってくる) 0: 0:あん・・ 0:フフフ 0:せっかちだね。 0:そんなに焦らないでおくれよ 0: 0:お・・・ 0:お酒だって・・まだ・・・残ってるじゃないか・・・あん 0: 0:(男が迫る) 0: 0:え? 0:今、ここでかい? 0: 0:フフフ、もう♪ 0:お前さんも好きだねぇ 0: 0:勿論いいさ 0:もうあたしは、お前さんの「もの」だからね♪ 0: 0:フフフ 0: 0:あ、でも、やっぱり 0:ここじゃ、恥ずかしいから 0:あたしが先に、隣の部屋に行って支度をするからさ 0:お前さんは、ちょっとここで待ってておくれよ 0: 0:十(とう)数えたら、入って来ておくれ 0:もう♪ 0:そ・れ・は 0:その時になってのお楽しみだよ♪ 0:フフフ 0: 0:(隣の部屋へ向かう女) 0:(男の方を向いて扉を閉める) 0: 0:じゃぁね♪ 0: 0:(十数えて、男が部屋に入ると女の姿はない) 0: 0: 0:完