台本概要
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タイトル | 至って平凡な、イヴィルキラーの話 |
---|---|
作者名 | これ (@actcoreopsis) |
ジャンル | ファンタジー |
演者人数 | 3人用台本(男1、女1、不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
月明かりの森の中、 ゾンビに追われるヒロインに 救いの手を差し伸べたのは セクハラ男。 その実態は…。 ※ゾンビ役にセリフというセリフはありませんが 空気を読むのか主役を食っていくのかという 存在感の調整やらなんやらやりがいはあると思います。 286 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
狩人 | 男 | 13 | 人間に害為すものを滅ぼす責務を担っている。 ※演じる方の性別は不問です |
エマ | 女 | 14 | ヒロイン。モンスターに襲われがち。 ※演じる方の性別は不問です |
ゾンビ | 不問 | - | 食事としてのターゲットであるエマを追いかけている。ゾンビの方は倒されるまで背後で好きなようにうめいてください。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
:
:
0:『至って平凡な、イヴィルキラーの話』
:
0:月明かりだけが差し込む薄暗い森の中
:
エマ:はぁっ、はあ・・・っ・・・なによあの化け物!
エマ:(なんて気味の悪い声。)
エマ:(それにしつこいったらありゃしない。)
エマ:(こっちはもうヘトヘトよ・・・。)
エマ:(早く何処かに行ってくれないかしら・・・・・・!)
狩人:おや、お嬢さん。
狩人:そんなに急いでどちらへ?
エマ:何よ、アンタ!
エマ:急いでるのがわかってるなら
エマ:邪魔しないで!
狩人:うん?ああ、低級種か。
狩人:あんなのはどうとでもできるから安心して?、
狩人:そんなことより、これから一緒にお茶でもどう?
エマ:ハァッ?!
エマ:意味がわからないわ・・・。
エマ:っていうか、これでも私、全速力で走ってるんだけど?!
エマ:何で後ろ向きのまま走ってるアンタに並走されてるの?!
狩人:はっはっは、そりゃあ鍛え方が違うからね!
エマ:鍛え方なんてどうでもいいわよ!
エマ:関係ないならアンタもどっかいってよ!
狩人:関係はあるよ。可愛い娘さんを見たら声をかけるのは
狩人:紳士たるものの礼儀だからね?
狩人:しかも見た目も僕の好みにド・ストライク!
エマ:こんなタイミングでナンパ?!
エマ:アーーやだ、ほんとやだ。今日は最悪の日だわ!
狩人:そんなことないって
狩人:僕が今から、最高の日にしてあげるよ!
エマ:あのねえ、この状況で何がどう最高になるっていうの?
エマ:それに、もう足が限界・・・!
狩人:ふむ・・・それじゃあ失礼して(エマを抱き上げて走り出す)
エマ:なっ、何するの!
狩人:いやあ、月夜のランデブーですよ娘さん。
エマ:やめてーーおろしてーーーてごめにされるーーー
狩人:ひとけが無いから良いですけど
狩人:とてつもなく酷い言いようだなあ。
エマ:それこそ、こんな誰もいない森で
エマ:死にそうな女をさらう目的なんて
エマ:それくらいしかないじゃなあああい!
狩人:まあまあ、落ち着いて。
エマ:落ち着いてられるわけないでしょおおおお!
エマ:離して!離してってばあああ!
狩人:こらこら、暴れると危ないよ。
狩人:まったく、しょうがない娘さんだ。
狩人:・・・ちょっとここで待ってて貰えるかな?
エマ:え、あ、ちょ! なんでこんな木の上に?!
狩人:さっきから、うるさいんですよ貴方。
エマ:はああああ?
エマ:言うにことかいてそんなことを・・・!
0:ゾンビとの戦闘シーン。腰のホルスターから素早く
0:抜き取った二丁の銃を両手に持って構える。
狩人:(前のエマのセリフに被せて)アインス、ツヴァイ、ドライ・・・
エマ:(最初、何が起きているのか分からなかった)
エマ:(一瞬でナンパ男の表情が変わって)
エマ:(男の踊るような動きに合わせた数発の銃声の後)
エマ:(そこにいたはずの化け物は消え失せて)
エマ:(・・・静寂だけが広がっていた)
エマ:アンタ・・・何者?
狩人:至って平凡な通りがかりの紳士ですよ。
狩人:さあさあ!邪魔者もいなくなったし
狩人:お茶でも、ちょっと怪しげな宿屋でも!
狩人:最高の日にしてあげるって約束したしね!
エマ:アンタ・・・やっぱそっちが
エマ:目的なんじゃない、この変態!
0:エマの平手打ちと、狩人の笑い声が響き渡る。
0:【終演】
:
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0:『至って平凡な、イヴィルキラーの話』
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0:月明かりだけが差し込む薄暗い森の中
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エマ:はぁっ、はあ・・・っ・・・なによあの化け物!
エマ:(なんて気味の悪い声。)
エマ:(それにしつこいったらありゃしない。)
エマ:(こっちはもうヘトヘトよ・・・。)
エマ:(早く何処かに行ってくれないかしら・・・・・・!)
狩人:おや、お嬢さん。
狩人:そんなに急いでどちらへ?
エマ:何よ、アンタ!
エマ:急いでるのがわかってるなら
エマ:邪魔しないで!
狩人:うん?ああ、低級種か。
狩人:あんなのはどうとでもできるから安心して?、
狩人:そんなことより、これから一緒にお茶でもどう?
エマ:ハァッ?!
エマ:意味がわからないわ・・・。
エマ:っていうか、これでも私、全速力で走ってるんだけど?!
エマ:何で後ろ向きのまま走ってるアンタに並走されてるの?!
狩人:はっはっは、そりゃあ鍛え方が違うからね!
エマ:鍛え方なんてどうでもいいわよ!
エマ:関係ないならアンタもどっかいってよ!
狩人:関係はあるよ。可愛い娘さんを見たら声をかけるのは
狩人:紳士たるものの礼儀だからね?
狩人:しかも見た目も僕の好みにド・ストライク!
エマ:こんなタイミングでナンパ?!
エマ:アーーやだ、ほんとやだ。今日は最悪の日だわ!
狩人:そんなことないって
狩人:僕が今から、最高の日にしてあげるよ!
エマ:あのねえ、この状況で何がどう最高になるっていうの?
エマ:それに、もう足が限界・・・!
狩人:ふむ・・・それじゃあ失礼して(エマを抱き上げて走り出す)
エマ:なっ、何するの!
狩人:いやあ、月夜のランデブーですよ娘さん。
エマ:やめてーーおろしてーーーてごめにされるーーー
狩人:ひとけが無いから良いですけど
狩人:とてつもなく酷い言いようだなあ。
エマ:それこそ、こんな誰もいない森で
エマ:死にそうな女をさらう目的なんて
エマ:それくらいしかないじゃなあああい!
狩人:まあまあ、落ち着いて。
エマ:落ち着いてられるわけないでしょおおおお!
エマ:離して!離してってばあああ!
狩人:こらこら、暴れると危ないよ。
狩人:まったく、しょうがない娘さんだ。
狩人:・・・ちょっとここで待ってて貰えるかな?
エマ:え、あ、ちょ! なんでこんな木の上に?!
狩人:さっきから、うるさいんですよ貴方。
エマ:はああああ?
エマ:言うにことかいてそんなことを・・・!
0:ゾンビとの戦闘シーン。腰のホルスターから素早く
0:抜き取った二丁の銃を両手に持って構える。
狩人:(前のエマのセリフに被せて)アインス、ツヴァイ、ドライ・・・
エマ:(最初、何が起きているのか分からなかった)
エマ:(一瞬でナンパ男の表情が変わって)
エマ:(男の踊るような動きに合わせた数発の銃声の後)
エマ:(そこにいたはずの化け物は消え失せて)
エマ:(・・・静寂だけが広がっていた)
エマ:アンタ・・・何者?
狩人:至って平凡な通りがかりの紳士ですよ。
狩人:さあさあ!邪魔者もいなくなったし
狩人:お茶でも、ちょっと怪しげな宿屋でも!
狩人:最高の日にしてあげるって約束したしね!
エマ:アンタ・・・やっぱそっちが
エマ:目的なんじゃない、この変態!
0:エマの平手打ちと、狩人の笑い声が響き渡る。
0:【終演】