台本概要

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タイトル 至って平凡な、イヴィルキラーの話
作者名 これ  (@actcoreopsis)
ジャンル ファンタジー
演者人数 3人用台本(男1、女1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 月明かりの森の中、
ゾンビに追われるヒロインに
救いの手を差し伸べたのは
セクハラ男。
その実態は…。

※ゾンビ役にセリフというセリフはありませんが
空気を読むのか主役を食っていくのかという
存在感の調整やらなんやらやりがいはあると思います。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
狩人 13 人間に害為すものを滅ぼす責務を担っている。 ※演じる方の性別は不問です
エマ 14 ヒロイン。モンスターに襲われがち。 ※演じる方の性別は不問です
ゾンビ 不問 - 食事としてのターゲットであるエマを追いかけている。ゾンビの方は倒されるまで背後で好きなようにうめいてください。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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 :   :  0:『至って平凡な、イヴィルキラーの話』  :  0:月明かりだけが差し込む薄暗い森の中  :  エマ:はぁっ、はあ・・・っ・・・なによあの化け物! エマ:(なんて気味の悪い声。) エマ:(それにしつこいったらありゃしない。) エマ:(こっちはもうヘトヘトよ・・・。) エマ:(早く何処かに行ってくれないかしら・・・・・・!) 狩人:おや、お嬢さん。 狩人:そんなに急いでどちらへ? エマ:何よ、アンタ! エマ:急いでるのがわかってるなら エマ:邪魔しないで! 狩人:うん?ああ、低級種か。 狩人:あんなのはどうとでもできるから安心して?、 狩人:そんなことより、これから一緒にお茶でもどう? エマ:ハァッ?! エマ:意味がわからないわ・・・。 エマ:っていうか、これでも私、全速力で走ってるんだけど?! エマ:何で後ろ向きのまま走ってるアンタに並走されてるの?! 狩人:はっはっは、そりゃあ鍛え方が違うからね! エマ:鍛え方なんてどうでもいいわよ! エマ:関係ないならアンタもどっかいってよ! 狩人:関係はあるよ。可愛い娘さんを見たら声をかけるのは 狩人:紳士たるものの礼儀だからね? 狩人:しかも見た目も僕の好みにド・ストライク! エマ:こんなタイミングでナンパ?! エマ:アーーやだ、ほんとやだ。今日は最悪の日だわ! 狩人:そんなことないって 狩人:僕が今から、最高の日にしてあげるよ! エマ:あのねえ、この状況で何がどう最高になるっていうの? エマ:それに、もう足が限界・・・! 狩人:ふむ・・・それじゃあ失礼して(エマを抱き上げて走り出す) エマ:なっ、何するの! 狩人:いやあ、月夜のランデブーですよ娘さん。 エマ:やめてーーおろしてーーーてごめにされるーーー 狩人:ひとけが無いから良いですけど 狩人:とてつもなく酷い言いようだなあ。 エマ:それこそ、こんな誰もいない森で エマ:死にそうな女をさらう目的なんて エマ:それくらいしかないじゃなあああい! 狩人:まあまあ、落ち着いて。 エマ:落ち着いてられるわけないでしょおおおお! エマ:離して!離してってばあああ! 狩人:こらこら、暴れると危ないよ。 狩人:まったく、しょうがない娘さんだ。 狩人:・・・ちょっとここで待ってて貰えるかな? エマ:え、あ、ちょ! なんでこんな木の上に?! 狩人:さっきから、うるさいんですよ貴方。 エマ:はああああ? エマ:言うにことかいてそんなことを・・・! 0:ゾンビとの戦闘シーン。腰のホルスターから素早く 0:抜き取った二丁の銃を両手に持って構える。 狩人:(前のエマのセリフに被せて)アインス、ツヴァイ、ドライ・・・ エマ:(最初、何が起きているのか分からなかった) エマ:(一瞬でナンパ男の表情が変わって) エマ:(男の踊るような動きに合わせた数発の銃声の後) エマ:(そこにいたはずの化け物は消え失せて) エマ:(・・・静寂だけが広がっていた) エマ:アンタ・・・何者? 狩人:至って平凡な通りがかりの紳士ですよ。 狩人:さあさあ!邪魔者もいなくなったし 狩人:お茶でも、ちょっと怪しげな宿屋でも! 狩人:最高の日にしてあげるって約束したしね! エマ:アンタ・・・やっぱそっちが エマ:目的なんじゃない、この変態! 0:エマの平手打ちと、狩人の笑い声が響き渡る。 0:【終演】

 :   :  0:『至って平凡な、イヴィルキラーの話』  :  0:月明かりだけが差し込む薄暗い森の中  :  エマ:はぁっ、はあ・・・っ・・・なによあの化け物! エマ:(なんて気味の悪い声。) エマ:(それにしつこいったらありゃしない。) エマ:(こっちはもうヘトヘトよ・・・。) エマ:(早く何処かに行ってくれないかしら・・・・・・!) 狩人:おや、お嬢さん。 狩人:そんなに急いでどちらへ? エマ:何よ、アンタ! エマ:急いでるのがわかってるなら エマ:邪魔しないで! 狩人:うん?ああ、低級種か。 狩人:あんなのはどうとでもできるから安心して?、 狩人:そんなことより、これから一緒にお茶でもどう? エマ:ハァッ?! エマ:意味がわからないわ・・・。 エマ:っていうか、これでも私、全速力で走ってるんだけど?! エマ:何で後ろ向きのまま走ってるアンタに並走されてるの?! 狩人:はっはっは、そりゃあ鍛え方が違うからね! エマ:鍛え方なんてどうでもいいわよ! エマ:関係ないならアンタもどっかいってよ! 狩人:関係はあるよ。可愛い娘さんを見たら声をかけるのは 狩人:紳士たるものの礼儀だからね? 狩人:しかも見た目も僕の好みにド・ストライク! エマ:こんなタイミングでナンパ?! エマ:アーーやだ、ほんとやだ。今日は最悪の日だわ! 狩人:そんなことないって 狩人:僕が今から、最高の日にしてあげるよ! エマ:あのねえ、この状況で何がどう最高になるっていうの? エマ:それに、もう足が限界・・・! 狩人:ふむ・・・それじゃあ失礼して(エマを抱き上げて走り出す) エマ:なっ、何するの! 狩人:いやあ、月夜のランデブーですよ娘さん。 エマ:やめてーーおろしてーーーてごめにされるーーー 狩人:ひとけが無いから良いですけど 狩人:とてつもなく酷い言いようだなあ。 エマ:それこそ、こんな誰もいない森で エマ:死にそうな女をさらう目的なんて エマ:それくらいしかないじゃなあああい! 狩人:まあまあ、落ち着いて。 エマ:落ち着いてられるわけないでしょおおおお! エマ:離して!離してってばあああ! 狩人:こらこら、暴れると危ないよ。 狩人:まったく、しょうがない娘さんだ。 狩人:・・・ちょっとここで待ってて貰えるかな? エマ:え、あ、ちょ! なんでこんな木の上に?! 狩人:さっきから、うるさいんですよ貴方。 エマ:はああああ? エマ:言うにことかいてそんなことを・・・! 0:ゾンビとの戦闘シーン。腰のホルスターから素早く 0:抜き取った二丁の銃を両手に持って構える。 狩人:(前のエマのセリフに被せて)アインス、ツヴァイ、ドライ・・・ エマ:(最初、何が起きているのか分からなかった) エマ:(一瞬でナンパ男の表情が変わって) エマ:(男の踊るような動きに合わせた数発の銃声の後) エマ:(そこにいたはずの化け物は消え失せて) エマ:(・・・静寂だけが広がっていた) エマ:アンタ・・・何者? 狩人:至って平凡な通りがかりの紳士ですよ。 狩人:さあさあ!邪魔者もいなくなったし 狩人:お茶でも、ちょっと怪しげな宿屋でも! 狩人:最高の日にしてあげるって約束したしね! エマ:アンタ・・・やっぱそっちが エマ:目的なんじゃない、この変態! 0:エマの平手打ちと、狩人の笑い声が響き渡る。 0:【終演】