台本概要
421 views
タイトル | 今夜こそ素直に |
---|---|
作者名 | Danzig |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
男女サシ台本です。 大人の寝落ちシナリオです。 男性、女性共に名前は設定していませんので、演者さんの都合で決めてください。 改変、アドリブOKです。 421 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
男 | 男 | 46 | |
女 | 女 | 44 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:今夜こそ素直に
:
:
0:男が女に電話を掛ける
:
男:もしもし
:
女:あぁ、〇〇さん
女:今、仕事おわり?
女:相変わらず遅いわね
:
男:いや、仕事は少し前に終わったんだけど
男:バーでちょっと飲んで、さっき帰ってきたところ
:
女:そう
女:酔ってるの?
:
男:いや、そんなんでもないよ
男:今日は、△△さんが来てなかったから、飲む気が失せちゃってさ
:
女:あら、
女:それなら、呼んでくれればよかったのに
女:少しなら付き合ってあげたわよ
:
男:へぇ、珍しく可愛い事を言ってくれるんだな
男:でも、最近、仕事が忙しいって言ってなかったか?
:
女:そういえば、そう言ってたわね
:
男:今も忙しいのかい?
:
女:仕事の方は、少し落ち着いたわ
女:今日は、そろそろ寝ようと思って、少し飲んでいたところ
:
男:そうか
:
女:それにしても
女:どうしたの、今日は
:
男:うーん
男:「少し声が聞きたかった」って言ったら、喜んでくれるかな?
:
女:あら、私の声が聞きたかったの?
:
男:バカ言えw
:
女:ホントに?
:
男:あぁ、ホントに
:
女:じゃぁ、どうして、そんな事を言ったの?
:
男:そう言ったら、少しは△△さんが喜ぶかなぁと思ったんだよ
:
女:そうね、喜んだかもしれないわね
女:お互い、もう少し若かったら
:
男:ふ
:
女:ふふふ
:
男:遅くに悪かったな
男:特に用事はなかったんだ
男:もう切るよ
:
女:いいわよ、そんなの
女:もう少し話さない?
:
男:そうか
:
女:そっちはどうなの?
女:忙しそうだけど
:
男:まぁ、忙しいのはいつもの事さ
男:仕事なんて、そんなもんだと持ってる
:
女:そう?
女:私でよければ、仕事の愚痴くらい聞いてあげるわよ
:
男:いいよ、仕事の愚痴なんて格好悪しな
:
女:貯め込むと、身体壊しちゃうわよ
:
男:大丈夫さ、もう長い事、そうやってきたから
:
女:そう、
女:でも、あんまり無茶しないほうがいいんじゃない
女:そんなに若くないんだし
:
男:はは、そうだな
:
女:・・・・
:
男:・・・・
:
:
男:そういえばさ
:
女:ん?
:
男:俺達って、どれくらいになるかな
:
女:どれくらいって、出会ってから?
:
男:出会ってというか
男:あのバーで話すようになってから
:
女:そうね・・
女:二人ともあの店が行きつけだったから
女:お互いの事は知っていたものね・・・
女:うーん
女:「会話してから」だと、半年?・・・いや、7カ月くらいかな
:
男:それくらいだよな
男:△△さんって、確か俺より5つくらい下だったよな?
:
女:ええ、たしかそれくらいね
女:それがどうかしたの?
:
男:うーん・・・
男:俺達ってさ、電話したり
男:たまに食事したり、酒のんだり
男:その程度の仲だろ?
:
女:そうね
:
男:いいのかなぁって思ってさ
:
女:何が?
:
男:君をこのままにしておくのがさ
:
女:それって、口説き文句?
:
男:いや、そうやって言われると
男:そういう訳でもないんだけどさ
:
女:なーんだ、残念 ふふ
:
男:・・・・
:
女:大丈夫よ
:
男:何が?
:
女:いろいろw
女:ありがとう
:
男:・・・・
:
女:心配しないで
女:焦るような年でもないし
女:それに
:
男:それに?
:
女:口説くなら、もっといい雰囲気にしてくれなきゃ
女:女は落とせないわよ
:
男:そうだな
男:ゴメン
:
女:素直でよろしい ふふふ
:
男:ふふふ
男:これじゃ、どっちが年上なんだか・・
:
男:ふぁー
男:なんか、少し眠たくなってきた
:
女:疲れてるんでしょ?
女:もう寝たら?
:
男:いや、もうちょっと
男:このまま話をしていたい・・・
男:ダメか?
:
女:私は別にいいわよ
女:じゃぁ、どんな話がしたい?
:
男:そうだな・・・
男:・・・
男:恋愛哲学?
:
女:何よそれw
女:文学少女でも口説こうっていうの?
:
男:△△さんは文学少女だったんだろ?
:
女:まぁ、昔はね
:
男:聞かせてよ
:
女:そうね・・・
女:
女:じゃぁ、こんなのは?
女:『男はしばしば一人になりたいと思う。
女:女も一人になりたいと思う。
女:そして、その二人が愛し合っているときは、
女:そういう思いを互いに嫉妬するものだ。』
:
男:「ヘミングウェイ」だっけ?
:
女:そう!
女:良く知ってたわね
:
男:へへ、たまたまね
男:他には?
:
女:他にはね・・・
女:
女:『男が本当に好きなものは二つ。
女:危険と遊びである。
女:男が女を愛するのは、
女:それがもっとも危険な遊びであるからだ。』
:
男:格好いいね、誰?
:
女:ニーチェよ
:
男:へー
男:他には?
:
女:そんなに覚えてないわよ
:
男:何かないの?
:
女:そうね・・・
女:
女:じゃぁ、こんなのは?
女:『女には本当に損な時がある。
女:男に良くしてやって、愛していることを見せれば見せるほど、
女:それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。』
:
男:・・・
:
女:これ誰か分かる?
:
男:・・・・・(寝息)
:
女:〇〇さん?・・・
:
男:・・・・・(寝息)
:
女:寝ちゃったか・・
女:
女:〇〇さん
女:愚痴も言わないなんて、格好つけちゃって・・
女:でも、愚痴ぐらい言ってくれた方が、女は落ちやすいのよ
:
男:・・・・
:
女:『男は飽きてしまうもの』か・・・
女:私も、いつしか飽きられちゃうのが、怖くなっちゃったのかな
女:
女:今の関係が気楽でいいのよね・・
女:
女:
女:でも、あなたになら、落とされてもいいかもね
女:〇〇さん
女:ふふ
女:おやすみ
:
:
0:完
0:今夜こそ素直に
:
:
0:男が女に電話を掛ける
:
男:もしもし
:
女:あぁ、〇〇さん
女:今、仕事おわり?
女:相変わらず遅いわね
:
男:いや、仕事は少し前に終わったんだけど
男:バーでちょっと飲んで、さっき帰ってきたところ
:
女:そう
女:酔ってるの?
:
男:いや、そんなんでもないよ
男:今日は、△△さんが来てなかったから、飲む気が失せちゃってさ
:
女:あら、
女:それなら、呼んでくれればよかったのに
女:少しなら付き合ってあげたわよ
:
男:へぇ、珍しく可愛い事を言ってくれるんだな
男:でも、最近、仕事が忙しいって言ってなかったか?
:
女:そういえば、そう言ってたわね
:
男:今も忙しいのかい?
:
女:仕事の方は、少し落ち着いたわ
女:今日は、そろそろ寝ようと思って、少し飲んでいたところ
:
男:そうか
:
女:それにしても
女:どうしたの、今日は
:
男:うーん
男:「少し声が聞きたかった」って言ったら、喜んでくれるかな?
:
女:あら、私の声が聞きたかったの?
:
男:バカ言えw
:
女:ホントに?
:
男:あぁ、ホントに
:
女:じゃぁ、どうして、そんな事を言ったの?
:
男:そう言ったら、少しは△△さんが喜ぶかなぁと思ったんだよ
:
女:そうね、喜んだかもしれないわね
女:お互い、もう少し若かったら
:
男:ふ
:
女:ふふふ
:
男:遅くに悪かったな
男:特に用事はなかったんだ
男:もう切るよ
:
女:いいわよ、そんなの
女:もう少し話さない?
:
男:そうか
:
女:そっちはどうなの?
女:忙しそうだけど
:
男:まぁ、忙しいのはいつもの事さ
男:仕事なんて、そんなもんだと持ってる
:
女:そう?
女:私でよければ、仕事の愚痴くらい聞いてあげるわよ
:
男:いいよ、仕事の愚痴なんて格好悪しな
:
女:貯め込むと、身体壊しちゃうわよ
:
男:大丈夫さ、もう長い事、そうやってきたから
:
女:そう、
女:でも、あんまり無茶しないほうがいいんじゃない
女:そんなに若くないんだし
:
男:はは、そうだな
:
女:・・・・
:
男:・・・・
:
:
男:そういえばさ
:
女:ん?
:
男:俺達って、どれくらいになるかな
:
女:どれくらいって、出会ってから?
:
男:出会ってというか
男:あのバーで話すようになってから
:
女:そうね・・
女:二人ともあの店が行きつけだったから
女:お互いの事は知っていたものね・・・
女:うーん
女:「会話してから」だと、半年?・・・いや、7カ月くらいかな
:
男:それくらいだよな
男:△△さんって、確か俺より5つくらい下だったよな?
:
女:ええ、たしかそれくらいね
女:それがどうかしたの?
:
男:うーん・・・
男:俺達ってさ、電話したり
男:たまに食事したり、酒のんだり
男:その程度の仲だろ?
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女:そうね
:
男:いいのかなぁって思ってさ
:
女:何が?
:
男:君をこのままにしておくのがさ
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女:それって、口説き文句?
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男:いや、そうやって言われると
男:そういう訳でもないんだけどさ
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女:なーんだ、残念 ふふ
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男:・・・・
:
女:大丈夫よ
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男:何が?
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女:いろいろw
女:ありがとう
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男:・・・・
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女:心配しないで
女:焦るような年でもないし
女:それに
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男:それに?
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女:口説くなら、もっといい雰囲気にしてくれなきゃ
女:女は落とせないわよ
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男:そうだな
男:ゴメン
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女:素直でよろしい ふふふ
:
男:ふふふ
男:これじゃ、どっちが年上なんだか・・
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男:ふぁー
男:なんか、少し眠たくなってきた
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女:疲れてるんでしょ?
女:もう寝たら?
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男:いや、もうちょっと
男:このまま話をしていたい・・・
男:ダメか?
:
女:私は別にいいわよ
女:じゃぁ、どんな話がしたい?
:
男:そうだな・・・
男:・・・
男:恋愛哲学?
:
女:何よそれw
女:文学少女でも口説こうっていうの?
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男:△△さんは文学少女だったんだろ?
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女:まぁ、昔はね
:
男:聞かせてよ
:
女:そうね・・・
女:
女:じゃぁ、こんなのは?
女:『男はしばしば一人になりたいと思う。
女:女も一人になりたいと思う。
女:そして、その二人が愛し合っているときは、
女:そういう思いを互いに嫉妬するものだ。』
:
男:「ヘミングウェイ」だっけ?
:
女:そう!
女:良く知ってたわね
:
男:へへ、たまたまね
男:他には?
:
女:他にはね・・・
女:
女:『男が本当に好きなものは二つ。
女:危険と遊びである。
女:男が女を愛するのは、
女:それがもっとも危険な遊びであるからだ。』
:
男:格好いいね、誰?
:
女:ニーチェよ
:
男:へー
男:他には?
:
女:そんなに覚えてないわよ
:
男:何かないの?
:
女:そうね・・・
女:
女:じゃぁ、こんなのは?
女:『女には本当に損な時がある。
女:男に良くしてやって、愛していることを見せれば見せるほど、
女:それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。』
:
男:・・・
:
女:これ誰か分かる?
:
男:・・・・・(寝息)
:
女:〇〇さん?・・・
:
男:・・・・・(寝息)
:
女:寝ちゃったか・・
女:
女:〇〇さん
女:愚痴も言わないなんて、格好つけちゃって・・
女:でも、愚痴ぐらい言ってくれた方が、女は落ちやすいのよ
:
男:・・・・
:
女:『男は飽きてしまうもの』か・・・
女:私も、いつしか飽きられちゃうのが、怖くなっちゃったのかな
女:
女:今の関係が気楽でいいのよね・・
女:
女:
女:でも、あなたになら、落とされてもいいかもね
女:〇〇さん
女:ふふ
女:おやすみ
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:
0:完