台本概要

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タイトル 今夜こそ素直に
作者名 Danzig
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 男女サシ台本です。

大人の寝落ちシナリオです。
男性、女性共に名前は設定していませんので、演者さんの都合で決めてください。

改変、アドリブOKです。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
46
44
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:今夜こそ素直に : : 0:男が女に電話を掛ける : 男:もしもし : 女:あぁ、〇〇さん 女:今、仕事おわり? 女:相変わらず遅いわね : 男:いや、仕事は少し前に終わったんだけど 男:バーでちょっと飲んで、さっき帰ってきたところ : 女:そう 女:酔ってるの? : 男:いや、そんなんでもないよ 男:今日は、△△さんが来てなかったから、飲む気が失せちゃってさ : 女:あら、 女:それなら、呼んでくれればよかったのに 女:少しなら付き合ってあげたわよ : 男:へぇ、珍しく可愛い事を言ってくれるんだな 男:でも、最近、仕事が忙しいって言ってなかったか? : 女:そういえば、そう言ってたわね : 男:今も忙しいのかい? : 女:仕事の方は、少し落ち着いたわ 女:今日は、そろそろ寝ようと思って、少し飲んでいたところ : 男:そうか : 女:それにしても 女:どうしたの、今日は : 男:うーん 男:「少し声が聞きたかった」って言ったら、喜んでくれるかな? : 女:あら、私の声が聞きたかったの? : 男:バカ言えw : 女:ホントに? : 男:あぁ、ホントに : 女:じゃぁ、どうして、そんな事を言ったの? : 男:そう言ったら、少しは△△さんが喜ぶかなぁと思ったんだよ : 女:そうね、喜んだかもしれないわね 女:お互い、もう少し若かったら : 男:ふ : 女:ふふふ : 男:遅くに悪かったな 男:特に用事はなかったんだ 男:もう切るよ : 女:いいわよ、そんなの 女:もう少し話さない? : 男:そうか : 女:そっちはどうなの? 女:忙しそうだけど : 男:まぁ、忙しいのはいつもの事さ 男:仕事なんて、そんなもんだと持ってる : 女:そう? 女:私でよければ、仕事の愚痴くらい聞いてあげるわよ : 男:いいよ、仕事の愚痴なんて格好悪しな : 女:貯め込むと、身体壊しちゃうわよ : 男:大丈夫さ、もう長い事、そうやってきたから : 女:そう、 女:でも、あんまり無茶しないほうがいいんじゃない 女:そんなに若くないんだし : 男:はは、そうだな : 女:・・・・ : 男:・・・・ : : 男:そういえばさ : 女:ん? : 男:俺達って、どれくらいになるかな : 女:どれくらいって、出会ってから? : 男:出会ってというか 男:あのバーで話すようになってから : 女:そうね・・ 女:二人ともあの店が行きつけだったから 女:お互いの事は知っていたものね・・・ 女:うーん 女:「会話してから」だと、半年?・・・いや、7カ月くらいかな : 男:それくらいだよな 男:△△さんって、確か俺より5つくらい下だったよな? : 女:ええ、たしかそれくらいね 女:それがどうかしたの? : 男:うーん・・・ 男:俺達ってさ、電話したり 男:たまに食事したり、酒のんだり 男:その程度の仲だろ? : 女:そうね : 男:いいのかなぁって思ってさ : 女:何が? : 男:君をこのままにしておくのがさ : 女:それって、口説き文句? : 男:いや、そうやって言われると 男:そういう訳でもないんだけどさ : 女:なーんだ、残念 ふふ : 男:・・・・ : 女:大丈夫よ : 男:何が? : 女:いろいろw 女:ありがとう : 男:・・・・ : 女:心配しないで 女:焦るような年でもないし 女:それに : 男:それに? : 女:口説くなら、もっといい雰囲気にしてくれなきゃ 女:女は落とせないわよ : 男:そうだな 男:ゴメン : 女:素直でよろしい ふふふ : 男:ふふふ 男:これじゃ、どっちが年上なんだか・・ : 男:ふぁー 男:なんか、少し眠たくなってきた : 女:疲れてるんでしょ? 女:もう寝たら? : 男:いや、もうちょっと 男:このまま話をしていたい・・・ 男:ダメか? : 女:私は別にいいわよ 女:じゃぁ、どんな話がしたい? : 男:そうだな・・・ 男:・・・ 男:恋愛哲学? : 女:何よそれw 女:文学少女でも口説こうっていうの? : 男:△△さんは文学少女だったんだろ? : 女:まぁ、昔はね : 男:聞かせてよ : 女:そうね・・・ 女: 女:じゃぁ、こんなのは? 女:『男はしばしば一人になりたいと思う。 女:女も一人になりたいと思う。 女:そして、その二人が愛し合っているときは、 女:そういう思いを互いに嫉妬するものだ。』 : 男:「ヘミングウェイ」だっけ? : 女:そう! 女:良く知ってたわね : 男:へへ、たまたまね 男:他には? : 女:他にはね・・・ 女: 女:『男が本当に好きなものは二つ。 女:危険と遊びである。 女:男が女を愛するのは、 女:それがもっとも危険な遊びであるからだ。』 : 男:格好いいね、誰? : 女:ニーチェよ : 男:へー 男:他には? : 女:そんなに覚えてないわよ : 男:何かないの? : 女:そうね・・・ 女: 女:じゃぁ、こんなのは? 女:『女には本当に損な時がある。 女:男に良くしてやって、愛していることを見せれば見せるほど、 女:それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。』 : 男:・・・ : 女:これ誰か分かる? : 男:・・・・・(寝息) : 女:〇〇さん?・・・ : 男:・・・・・(寝息) : 女:寝ちゃったか・・ 女: 女:〇〇さん 女:愚痴も言わないなんて、格好つけちゃって・・ 女:でも、愚痴ぐらい言ってくれた方が、女は落ちやすいのよ : 男:・・・・ : 女:『男は飽きてしまうもの』か・・・ 女:私も、いつしか飽きられちゃうのが、怖くなっちゃったのかな 女: 女:今の関係が気楽でいいのよね・・ 女: 女: 女:でも、あなたになら、落とされてもいいかもね 女:〇〇さん 女:ふふ 女:おやすみ : : 0:完

0:今夜こそ素直に : : 0:男が女に電話を掛ける : 男:もしもし : 女:あぁ、〇〇さん 女:今、仕事おわり? 女:相変わらず遅いわね : 男:いや、仕事は少し前に終わったんだけど 男:バーでちょっと飲んで、さっき帰ってきたところ : 女:そう 女:酔ってるの? : 男:いや、そんなんでもないよ 男:今日は、△△さんが来てなかったから、飲む気が失せちゃってさ : 女:あら、 女:それなら、呼んでくれればよかったのに 女:少しなら付き合ってあげたわよ : 男:へぇ、珍しく可愛い事を言ってくれるんだな 男:でも、最近、仕事が忙しいって言ってなかったか? : 女:そういえば、そう言ってたわね : 男:今も忙しいのかい? : 女:仕事の方は、少し落ち着いたわ 女:今日は、そろそろ寝ようと思って、少し飲んでいたところ : 男:そうか : 女:それにしても 女:どうしたの、今日は : 男:うーん 男:「少し声が聞きたかった」って言ったら、喜んでくれるかな? : 女:あら、私の声が聞きたかったの? : 男:バカ言えw : 女:ホントに? : 男:あぁ、ホントに : 女:じゃぁ、どうして、そんな事を言ったの? : 男:そう言ったら、少しは△△さんが喜ぶかなぁと思ったんだよ : 女:そうね、喜んだかもしれないわね 女:お互い、もう少し若かったら : 男:ふ : 女:ふふふ : 男:遅くに悪かったな 男:特に用事はなかったんだ 男:もう切るよ : 女:いいわよ、そんなの 女:もう少し話さない? : 男:そうか : 女:そっちはどうなの? 女:忙しそうだけど : 男:まぁ、忙しいのはいつもの事さ 男:仕事なんて、そんなもんだと持ってる : 女:そう? 女:私でよければ、仕事の愚痴くらい聞いてあげるわよ : 男:いいよ、仕事の愚痴なんて格好悪しな : 女:貯め込むと、身体壊しちゃうわよ : 男:大丈夫さ、もう長い事、そうやってきたから : 女:そう、 女:でも、あんまり無茶しないほうがいいんじゃない 女:そんなに若くないんだし : 男:はは、そうだな : 女:・・・・ : 男:・・・・ : : 男:そういえばさ : 女:ん? : 男:俺達って、どれくらいになるかな : 女:どれくらいって、出会ってから? : 男:出会ってというか 男:あのバーで話すようになってから : 女:そうね・・ 女:二人ともあの店が行きつけだったから 女:お互いの事は知っていたものね・・・ 女:うーん 女:「会話してから」だと、半年?・・・いや、7カ月くらいかな : 男:それくらいだよな 男:△△さんって、確か俺より5つくらい下だったよな? : 女:ええ、たしかそれくらいね 女:それがどうかしたの? : 男:うーん・・・ 男:俺達ってさ、電話したり 男:たまに食事したり、酒のんだり 男:その程度の仲だろ? : 女:そうね : 男:いいのかなぁって思ってさ : 女:何が? : 男:君をこのままにしておくのがさ : 女:それって、口説き文句? : 男:いや、そうやって言われると 男:そういう訳でもないんだけどさ : 女:なーんだ、残念 ふふ : 男:・・・・ : 女:大丈夫よ : 男:何が? : 女:いろいろw 女:ありがとう : 男:・・・・ : 女:心配しないで 女:焦るような年でもないし 女:それに : 男:それに? : 女:口説くなら、もっといい雰囲気にしてくれなきゃ 女:女は落とせないわよ : 男:そうだな 男:ゴメン : 女:素直でよろしい ふふふ : 男:ふふふ 男:これじゃ、どっちが年上なんだか・・ : 男:ふぁー 男:なんか、少し眠たくなってきた : 女:疲れてるんでしょ? 女:もう寝たら? : 男:いや、もうちょっと 男:このまま話をしていたい・・・ 男:ダメか? : 女:私は別にいいわよ 女:じゃぁ、どんな話がしたい? : 男:そうだな・・・ 男:・・・ 男:恋愛哲学? : 女:何よそれw 女:文学少女でも口説こうっていうの? : 男:△△さんは文学少女だったんだろ? : 女:まぁ、昔はね : 男:聞かせてよ : 女:そうね・・・ 女: 女:じゃぁ、こんなのは? 女:『男はしばしば一人になりたいと思う。 女:女も一人になりたいと思う。 女:そして、その二人が愛し合っているときは、 女:そういう思いを互いに嫉妬するものだ。』 : 男:「ヘミングウェイ」だっけ? : 女:そう! 女:良く知ってたわね : 男:へへ、たまたまね 男:他には? : 女:他にはね・・・ 女: 女:『男が本当に好きなものは二つ。 女:危険と遊びである。 女:男が女を愛するのは、 女:それがもっとも危険な遊びであるからだ。』 : 男:格好いいね、誰? : 女:ニーチェよ : 男:へー 男:他には? : 女:そんなに覚えてないわよ : 男:何かないの? : 女:そうね・・・ 女: 女:じゃぁ、こんなのは? 女:『女には本当に損な時がある。 女:男に良くしてやって、愛していることを見せれば見せるほど、 女:それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。』 : 男:・・・ : 女:これ誰か分かる? : 男:・・・・・(寝息) : 女:〇〇さん?・・・ : 男:・・・・・(寝息) : 女:寝ちゃったか・・ 女: 女:〇〇さん 女:愚痴も言わないなんて、格好つけちゃって・・ 女:でも、愚痴ぐらい言ってくれた方が、女は落ちやすいのよ : 男:・・・・ : 女:『男は飽きてしまうもの』か・・・ 女:私も、いつしか飽きられちゃうのが、怖くなっちゃったのかな 女: 女:今の関係が気楽でいいのよね・・ 女: 女: 女:でも、あなたになら、落とされてもいいかもね 女:〇〇さん 女:ふふ 女:おやすみ : : 0:完