台本概要
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タイトル | ツミビトバディ 8 秋の商談 |
---|---|
作者名 | 野菜 (@irodlinatuyasai) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
世界は、長い年月の後に、今や魔法がすべての生活を支える世界に変化していた。 しかし、世界は変われども人間はたいして変わらない。 そんな中、義勇軍「Seasons」がいつの間にか立ち上がった。 春夏秋冬、それぞれ二人のリーダーがバディとして率いる集団のようだ。 曰く、バディは罪人である。 曰く、バディの片割れには首輪がつけられ、生殺与奪をもうひとりが握っている。 曰く、彼らの目的はーーー国滅ぼし。 全シリーズを通して8人キャラが登場します。 前回、今回の会議の2回のみ4人劇です。 人数変更、兼ね役大歓迎です。誰だよこんなやつら(秋組)に世界の行く末託したの。 秋組はもう1ターン来るので今回短めです。 34 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
亜奇 | 不問 | 17 | 秋組の指示担当。不死かもしれない。もはや不穏フラグのかたまり。 |
ラク | 不問 | 16 | 秋組の実行担当。銃はとどめさせているか分かりにくいので好まない(普通に使う)。亜奇の不死性になんとなく気が付いている。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:中央都市付近。
0:昨日までその市場は、笑顔と料理のあふれる観光スポットだった。
0:今は(ラクのせいで)フレンドリーファイアの飛び交う大混戦である。
0:亜奇はナタひとつで戦闘しているラクを見つけた。
亜奇:よかったー。いつものノリで待ち合わせ場所決めてなかったけどなんとかなったね!
ラク:なんとかしたいなら手伝ってくんない?
亜奇:ラクって自分の獲物に手を出されても怒らないタイプ?
ラク:普段ならキレる。
亜奇:ほらぁ。
ラク:いや、この騒ぎは主人(バディ)さまのご命令なんだけど。
亜奇:大変そうだ。生きてる?
ラク:それって僕のこと?目の前のこいつらのこと?
亜奇:そんなことより、ちょっと頼まれて欲しいことあるんだけれどいい?
ラク:敵前逃亡していいなら喜んで。
ラク:いや、そんなことより、で片付けるなよ。
亜奇:いいね。じゃ、これ渡しておくね。ほいっ。
ラク:投げんなこんなの。……銃は、キライなんだけど。
亜奇:お、使ったことはあるんだね?
ラク:殺し方なんてあんた今まで口に出さなかったでしょ。
亜奇:ワガママ言わないのー。
亜奇:ぶっちゃけ大事なのは弾薬の方でね。あとちょっとターゲットが不死だから。
ラク:ふーん。不死を殺せるわけ?
亜奇:あはは、こっちに向けないでよ。……バレちゃうでしょ?
ラク:死なないターゲットを殺すなんて、そそるじゃん。
亜奇:今回、隷属の首輪の命令無しでお願い聞いて欲しいんだけど、どう?
亜奇:成功した後には残弾とその銃まるっと差し上げましょー。
ラク:いいけど見捨てても文句言わないでよね。
亜奇:うん。
ラク:……あんた、ほんとに僕の主人(バディ)?
亜奇:柄にもなく緊張してるだけだよ、優しいね奴隷(バディ)くん。
ラク:あんたが緊張?
亜奇:だって何周してもここから先の展開だけは読めなくてさあ。
ラク:いつもの勘ってやつ?
亜奇:そんな感じー。
亜奇:あ、そうだ。
亜奇:…………ラク、抱きしめて?
ラク:きっしょ、うっざ、近寄るな。
ラク:僕が銃と刃物持ってること忘れてんじゃないの。
亜奇:ふふ、良かった。
ラク:はあ?
亜奇:いやあ、これなら勝ったなと思ってさ。
ラク:これから何と戦わせる気なの…………。
ラク:ああ、不死者か。
亜奇:じゃあ、商談と行こうか。
0:中央都市付近。
0:昨日までその市場は、笑顔と料理のあふれる観光スポットだった。
0:今は(ラクのせいで)フレンドリーファイアの飛び交う大混戦である。
0:亜奇はナタひとつで戦闘しているラクを見つけた。
亜奇:よかったー。いつものノリで待ち合わせ場所決めてなかったけどなんとかなったね!
ラク:なんとかしたいなら手伝ってくんない?
亜奇:ラクって自分の獲物に手を出されても怒らないタイプ?
ラク:普段ならキレる。
亜奇:ほらぁ。
ラク:いや、この騒ぎは主人(バディ)さまのご命令なんだけど。
亜奇:大変そうだ。生きてる?
ラク:それって僕のこと?目の前のこいつらのこと?
亜奇:そんなことより、ちょっと頼まれて欲しいことあるんだけれどいい?
ラク:敵前逃亡していいなら喜んで。
ラク:いや、そんなことより、で片付けるなよ。
亜奇:いいね。じゃ、これ渡しておくね。ほいっ。
ラク:投げんなこんなの。……銃は、キライなんだけど。
亜奇:お、使ったことはあるんだね?
ラク:殺し方なんてあんた今まで口に出さなかったでしょ。
亜奇:ワガママ言わないのー。
亜奇:ぶっちゃけ大事なのは弾薬の方でね。あとちょっとターゲットが不死だから。
ラク:ふーん。不死を殺せるわけ?
亜奇:あはは、こっちに向けないでよ。……バレちゃうでしょ?
ラク:死なないターゲットを殺すなんて、そそるじゃん。
亜奇:今回、隷属の首輪の命令無しでお願い聞いて欲しいんだけど、どう?
亜奇:成功した後には残弾とその銃まるっと差し上げましょー。
ラク:いいけど見捨てても文句言わないでよね。
亜奇:うん。
ラク:……あんた、ほんとに僕の主人(バディ)?
亜奇:柄にもなく緊張してるだけだよ、優しいね奴隷(バディ)くん。
ラク:あんたが緊張?
亜奇:だって何周してもここから先の展開だけは読めなくてさあ。
ラク:いつもの勘ってやつ?
亜奇:そんな感じー。
亜奇:あ、そうだ。
亜奇:…………ラク、抱きしめて?
ラク:きっしょ、うっざ、近寄るな。
ラク:僕が銃と刃物持ってること忘れてんじゃないの。
亜奇:ふふ、良かった。
ラク:はあ?
亜奇:いやあ、これなら勝ったなと思ってさ。
ラク:これから何と戦わせる気なの…………。
ラク:ああ、不死者か。
亜奇:じゃあ、商談と行こうか。