台本概要
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タイトル | ツミビトバディ 10 冬の後悔 |
---|---|
作者名 | 野菜 (@irodlinatuyasai) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
世界は、長い年月の後に、今や魔法がすべての生活を支える世界に変化していた。 しかし、世界は変われども人間はたいして変わらない。 そんな中、義勇軍「Seasons」がいつの間にか立ち上がった。 春夏秋冬、それぞれ二人のリーダーがバディとして率いる集団のようだ。 曰く、バディは罪人である。 曰く、バディの片割れには首輪がつけられ、生殺与奪をもうひとりが握っている。 曰く、彼らの目的はーーー国滅ぼし。 全シリーズを通して8人キャラが登場します。 人数変更、兼ね役大歓迎です。知らないこと、言わなかったこと。・・・・・冬組? 45 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
サント | 不問 | 5 | 冬組であり義勇軍のボス。不老不死の機械人形に、「想定外」の感情は生まれるのか。 |
亜奇 | 不問 | 5 | 秋組でありサントの■■。ちょっと遠くの二階くらいにラクも潜んでいる。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:大国の統治を担う建物。
0:その中庭。
0:ひとつだけ、明らかに異なる亡骸。
0:墜落したかのような、異質な肉。
サント:おチビ。
0:今日初めて、機械人形は言葉を漏らす。
サント:ワタクシは、聞いていませんでしたよ。
サント:………いえ、おチビにそうさせたのは、ワタクシですね。
サント:そうか、バレて、いたのですか。
サント:シーズン会議の時ですかね。
サント:「ボクが知らなければならないことは、ありませんか」と。
サント:ワタクシを、久しぶりに、サントと呼んで。
サント:浮かれたワタクシは、あなたをいつものようにからかって。
サント:ワタクシは大バカ者です。
サント:あなたを信じた。
サント:この作戦は控えだと。
サント:安全なところへ行くというあなたの嘘を、信じた。
0:もはや原型もとどめない人間(バディ)を。
0:握りしめた手は、もう、黒に近い。
サント:死なない方法はありますが。
サント:生き返らせる方法など……ワタクシは教わっていません。
サント:知らないのですよ。
サント:あなたもモルモットにしてしまえばよかった。
サント:「人でなし」にしてしまえばよかった。
サント:ワタクシは、こんな涙も流せない体にならねば良かった。
サント:おチビの後を追うこともできない、不死の体になど………!
サント:そもそも、
亜奇:俺の研究を奪わなきゃよかった?
サント:亜奇。
亜奇:ナツくんもハルちゃんも鋭いから、とっくにバラされてると思ったけど。
亜奇:俺をまだ亜奇って呼ぶなら、誰にも教えてもらわなかったんだ?
0:亜奇は、微笑みを絶やさない。
亜奇:要の冬川くんも、うまく動いてくれたよ。
サント:亜奇?先ほどから何の話を………
亜奇:心配しないで、サント。
亜奇:「また」、忘れてもらうから。
0:3発。
0:電撃をまとった銃弾がサントの頭・首・心臓にめり込んだ。
0:機械人形は死なない。
0:しかし、しばらくは動くこともかなわないだろう。
亜奇:ナイスショット。
亜奇:お願いきいてくれてありがと、ラク。
0:大国の統治を担う建物。
0:その中庭。
0:ひとつだけ、明らかに異なる亡骸。
0:墜落したかのような、異質な肉。
サント:おチビ。
0:今日初めて、機械人形は言葉を漏らす。
サント:ワタクシは、聞いていませんでしたよ。
サント:………いえ、おチビにそうさせたのは、ワタクシですね。
サント:そうか、バレて、いたのですか。
サント:シーズン会議の時ですかね。
サント:「ボクが知らなければならないことは、ありませんか」と。
サント:ワタクシを、久しぶりに、サントと呼んで。
サント:浮かれたワタクシは、あなたをいつものようにからかって。
サント:ワタクシは大バカ者です。
サント:あなたを信じた。
サント:この作戦は控えだと。
サント:安全なところへ行くというあなたの嘘を、信じた。
0:もはや原型もとどめない人間(バディ)を。
0:握りしめた手は、もう、黒に近い。
サント:死なない方法はありますが。
サント:生き返らせる方法など……ワタクシは教わっていません。
サント:知らないのですよ。
サント:あなたもモルモットにしてしまえばよかった。
サント:「人でなし」にしてしまえばよかった。
サント:ワタクシは、こんな涙も流せない体にならねば良かった。
サント:おチビの後を追うこともできない、不死の体になど………!
サント:そもそも、
亜奇:俺の研究を奪わなきゃよかった?
サント:亜奇。
亜奇:ナツくんもハルちゃんも鋭いから、とっくにバラされてると思ったけど。
亜奇:俺をまだ亜奇って呼ぶなら、誰にも教えてもらわなかったんだ?
0:亜奇は、微笑みを絶やさない。
亜奇:要の冬川くんも、うまく動いてくれたよ。
サント:亜奇?先ほどから何の話を………
亜奇:心配しないで、サント。
亜奇:「また」、忘れてもらうから。
0:3発。
0:電撃をまとった銃弾がサントの頭・首・心臓にめり込んだ。
0:機械人形は死なない。
0:しかし、しばらくは動くこともかなわないだろう。
亜奇:ナイスショット。
亜奇:お願いきいてくれてありがと、ラク。