台本概要
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タイトル | 【Side1】Dolce Unto lover~名探偵ホームズの日常~ |
---|---|
作者名 | 佐久間ユタカ (@sakusaku_yutaka) |
ジャンル | ミステリー |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
■通しで行いたい場合は【通し】の台本をご利用くださいませ ■完全に金銭が発生する場の利用はDMまでご連絡下さい ※課金がある配信アプリ可のためご安心ください ■モチベに繋がるためTwitterで呟いていただけると視聴に飛んでいけるため聴けたらとても嬉しいです! ※強制ではありません ■感想やリクエスト等ございましたらTwitterのDMまたはリプにていただけるととても嬉しいです ■一人称変更◎語尾変更◎ ※演者様の性別問いません。 ■あらすじ ドルチェ→イタリア語/甘い・優しい・柔らかい ウント→ドイツ語/英語でいうandと同義 ラバー→英語/愛人 ■最後に 初心者の方もベテランさんも楽しく遊んでいただけると嬉しいです 919 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ホームズ | 不問 | 37 | 探偵 |
ワトソン | 不問 | 36 | 助手 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:Dolce Untо lоver
0:Side Stоry ①
0:~名探偵ホームズの日常~
0:役表不問2
0:【ホームズ】・・・探偵
0:【ワトソン】・・・助手
0:
ホームズ:【モノローグ】イギリスロンドン。この街は犯罪に溢れている。ヤードは日々ひっきりなしにあらゆる犯罪と向き合うものの、検挙率はここ数年軒並み下り坂の状態。
0:
ワトソン:ホームズさん、今日もモーニングティー片手に新聞と睨めっこなんていつか禿げますよ
ホームズ:君は今日も絶好調のようで私は安心だよ
ワトソン:どーゆーことっすか!!
ホームズ:昨夜の君は翌9時にトラファルガー広場で待ち合わせをすることばかり考えていた。今私が見る限り我が家の時計は9時30分を指している。つまり。
ワトソン:ああああああ!もう!わざわざ遠回しに言わなくたっていいじゃないっすか!そーですよ!リザリーとの恋は儚く散ったんすよ!!!
ホームズ:君の心にいつか虹が架かることを祈ろう
ワトソン:は~~~、俺にもモーニングティーください。
ホームズ:そう不貞腐れるな
ワトソン:そんなガキみてーなことしませんよ!喉が渇いただけっす!
ホームズ:残念なことに
ワトソン:なんすかぁ
ホームズ:ハウスマザーは今日定休日だ
ワトソン:んぐっ。・・・分かりましたよ!自分で淹れますよ!
ホームズ:私にもおかわりを
ワトソン:自分でやってください!!
ホームズ:やはり不貞腐れているじゃないか
ワトソン:兄貴が意地悪なんすよ!!!
ホームズ:リザリーの好みの男性は余裕のある大人っぽい男性だそうだ
ワトソン:何でそんなこと知ってるんですか、もしかして・・・また、やりましたね!?
ホームズ:はて、何のことかな
ワトソン:ホームズさん!!!!前回も!前々回も!俺言いましたよね!デートの邪魔はしないでください、って!
ホームズ:そう興奮するな
ワトソン:はぁ~~~・・・単刀直入に聞くっすよ。何で毎回俺のデートの邪魔するんすか?!
ホームズ:一言で言うのであれば、趣味だ。
ワトソン:しゅ?!み?!趣味!?
ホームズ:私は基本的に人間の思考と行動に興味があるんだ
ワトソン:勿論それは知ってますけど
ホームズ:昨夜君は大分遅い時間までデート服を悩んでいたようだね
ワトソン:ぇえ、そうですよ。服は大事っすからね!
ホームズ:いつもは22時に眠りにつく君がベッドに入ったのは3時間も後の事だった。
ワトソン:何でそんな細かく見てるんすか・・・いつものこととはいえ怖いっす
ホームズ:さて、問題だ。リザリーはなぜ君を選ばなかったと思う?ヒントは彼女の性格かな。
ワトソン:リザリーは優しくて大らかで少しマイペースな所があるのがまた良くて可愛い女の子っすね
ホームズ:ふぅ・・・、だから、君はそうなるんだ。
ワトソン:なっ!?どうゆうことっすか!
ホームズ:いいかい、ワトソン君。リザリーの職業を思い出すんだ。
ワトソン:秘書・・・っすね
ホームズ:そうだね。
ワトソン:それが何か関係あるんすか
ホームズ:・・・・はぁ【溜息】
ワトソン:その可哀そうな奴を見る目、やめてもらっていいすかぁ!!
0:
ホームズ:2つ目のヒントだ。君は今日何時にトラファルガー広場に到着した?
0:
ワトソン:9時3分すね・・・ちょっと寝坊しましたが走ったんでなんとか間に合ったすよ
ホームズ:ちなみにリザリーは8時30分には既に待っていたことは、勿論知っているよな?聡明なワトソン君。
ワトソン:はちじっ?!・・・そーゆーことっすか・・・
ホームズ:そう、リザリーは職業柄、時間にはすこぶる厳しい性格だ。1分1秒ましてや遅れるなんてことあってはならない。
ワトソン:んじゃあ、なんで俺が来る迄彼女は待っててくれたんすか・・・帰っててもおかしくなかった、でもちゃんと俺が来る迄待っててくれた理由は
ホームズ:それは、とても簡単だよ
ワトソン:・・・なんすか
ホームズ:私が彼女に伝えたんだ。きっとそろそろ来るから待っていてほしい、どうせ帰るならば目の前で正々堂々帰るべきだ、とね。
ワトソン:あ~~~~~~~~っもう!!!
ホームズ:実際のところ私も8時から時間を持て余していてね、君はどうせ遅れてくると思ったから彼女に少しの間、私の話相手になってもらっていたんだ。
ホームズ:その時に彼女の好みの異性の話や、過去の恋愛について、嗜(たしな)み程度ではあるが聞くことが出来たんだよ。
ワトソン:なっ?!8時?!
ホームズ:ちなみに、なぜ私がその場に居合わせたかというと、たまたまトラファルガー広場の噴水が見たくなってしまってね、
ホームズ:毎朝恒例のランニングコースを変更したんだ。リザリーの容姿は君から写真を見せてもらっていたからすぐに分かったよ
ワトソン:見せたっていっても、本当にあれ・・・一瞬でしたよね?!見せたの!
ホームズ:1秒でも目に入った物は記憶できるものだろう?
ワトソン:あなたはそういう人でした!!
ホームズ:と、いうわけだ。ワトソン君。言いたいことはあるかな?
ワトソン:この結末はいつから分かってたんすか・・・
ホームズ:君が秘書の子とデートが決まった、と1週間前に嬉しそうに話してきた瞬間に、かな。君はきっと夜更けまで衣服に悩み挙句寝坊をするだろうと思っていたよ。
ワトソン:なんで・・・
ホームズ:なにかな?
ワトソン:なんで!それを!早く言ってくれなかったんすか!!
ホームズ:面白いことを言う、君がいつも私に言うじゃないか
ワトソン:余計なことはしないでくださいよ!!
ホームズ:そう、それだ
ワトソン:っ~~~!これは!余計な事じゃないっすよ!!!
ホームズ:難解なことを言う。
ワトソン:兄貴の、兄貴の、ばかあああああああああああああああああああああ!
ホームズ:やはり君は今日も絶好調のようで私は安心だよ。
ワトソン:うわあああああああん!リザリイイーーーっ!
0:
ホームズ:ふっ、本当に我が城は、平和だなぁ。
0:ー終ー
0:Dolce Untо lоver
0:Side Stоry ①
0:~名探偵ホームズの日常~
0:役表不問2
0:【ホームズ】・・・探偵
0:【ワトソン】・・・助手
0:
ホームズ:【モノローグ】イギリスロンドン。この街は犯罪に溢れている。ヤードは日々ひっきりなしにあらゆる犯罪と向き合うものの、検挙率はここ数年軒並み下り坂の状態。
0:
ワトソン:ホームズさん、今日もモーニングティー片手に新聞と睨めっこなんていつか禿げますよ
ホームズ:君は今日も絶好調のようで私は安心だよ
ワトソン:どーゆーことっすか!!
ホームズ:昨夜の君は翌9時にトラファルガー広場で待ち合わせをすることばかり考えていた。今私が見る限り我が家の時計は9時30分を指している。つまり。
ワトソン:ああああああ!もう!わざわざ遠回しに言わなくたっていいじゃないっすか!そーですよ!リザリーとの恋は儚く散ったんすよ!!!
ホームズ:君の心にいつか虹が架かることを祈ろう
ワトソン:は~~~、俺にもモーニングティーください。
ホームズ:そう不貞腐れるな
ワトソン:そんなガキみてーなことしませんよ!喉が渇いただけっす!
ホームズ:残念なことに
ワトソン:なんすかぁ
ホームズ:ハウスマザーは今日定休日だ
ワトソン:んぐっ。・・・分かりましたよ!自分で淹れますよ!
ホームズ:私にもおかわりを
ワトソン:自分でやってください!!
ホームズ:やはり不貞腐れているじゃないか
ワトソン:兄貴が意地悪なんすよ!!!
ホームズ:リザリーの好みの男性は余裕のある大人っぽい男性だそうだ
ワトソン:何でそんなこと知ってるんですか、もしかして・・・また、やりましたね!?
ホームズ:はて、何のことかな
ワトソン:ホームズさん!!!!前回も!前々回も!俺言いましたよね!デートの邪魔はしないでください、って!
ホームズ:そう興奮するな
ワトソン:はぁ~~~・・・単刀直入に聞くっすよ。何で毎回俺のデートの邪魔するんすか?!
ホームズ:一言で言うのであれば、趣味だ。
ワトソン:しゅ?!み?!趣味!?
ホームズ:私は基本的に人間の思考と行動に興味があるんだ
ワトソン:勿論それは知ってますけど
ホームズ:昨夜君は大分遅い時間までデート服を悩んでいたようだね
ワトソン:ぇえ、そうですよ。服は大事っすからね!
ホームズ:いつもは22時に眠りにつく君がベッドに入ったのは3時間も後の事だった。
ワトソン:何でそんな細かく見てるんすか・・・いつものこととはいえ怖いっす
ホームズ:さて、問題だ。リザリーはなぜ君を選ばなかったと思う?ヒントは彼女の性格かな。
ワトソン:リザリーは優しくて大らかで少しマイペースな所があるのがまた良くて可愛い女の子っすね
ホームズ:ふぅ・・・、だから、君はそうなるんだ。
ワトソン:なっ!?どうゆうことっすか!
ホームズ:いいかい、ワトソン君。リザリーの職業を思い出すんだ。
ワトソン:秘書・・・っすね
ホームズ:そうだね。
ワトソン:それが何か関係あるんすか
ホームズ:・・・・はぁ【溜息】
ワトソン:その可哀そうな奴を見る目、やめてもらっていいすかぁ!!
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ホームズ:2つ目のヒントだ。君は今日何時にトラファルガー広場に到着した?
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ワトソン:9時3分すね・・・ちょっと寝坊しましたが走ったんでなんとか間に合ったすよ
ホームズ:ちなみにリザリーは8時30分には既に待っていたことは、勿論知っているよな?聡明なワトソン君。
ワトソン:はちじっ?!・・・そーゆーことっすか・・・
ホームズ:そう、リザリーは職業柄、時間にはすこぶる厳しい性格だ。1分1秒ましてや遅れるなんてことあってはならない。
ワトソン:んじゃあ、なんで俺が来る迄彼女は待っててくれたんすか・・・帰っててもおかしくなかった、でもちゃんと俺が来る迄待っててくれた理由は
ホームズ:それは、とても簡単だよ
ワトソン:・・・なんすか
ホームズ:私が彼女に伝えたんだ。きっとそろそろ来るから待っていてほしい、どうせ帰るならば目の前で正々堂々帰るべきだ、とね。
ワトソン:あ~~~~~~~~っもう!!!
ホームズ:実際のところ私も8時から時間を持て余していてね、君はどうせ遅れてくると思ったから彼女に少しの間、私の話相手になってもらっていたんだ。
ホームズ:その時に彼女の好みの異性の話や、過去の恋愛について、嗜(たしな)み程度ではあるが聞くことが出来たんだよ。
ワトソン:なっ?!8時?!
ホームズ:ちなみに、なぜ私がその場に居合わせたかというと、たまたまトラファルガー広場の噴水が見たくなってしまってね、
ホームズ:毎朝恒例のランニングコースを変更したんだ。リザリーの容姿は君から写真を見せてもらっていたからすぐに分かったよ
ワトソン:見せたっていっても、本当にあれ・・・一瞬でしたよね?!見せたの!
ホームズ:1秒でも目に入った物は記憶できるものだろう?
ワトソン:あなたはそういう人でした!!
ホームズ:と、いうわけだ。ワトソン君。言いたいことはあるかな?
ワトソン:この結末はいつから分かってたんすか・・・
ホームズ:君が秘書の子とデートが決まった、と1週間前に嬉しそうに話してきた瞬間に、かな。君はきっと夜更けまで衣服に悩み挙句寝坊をするだろうと思っていたよ。
ワトソン:なんで・・・
ホームズ:なにかな?
ワトソン:なんで!それを!早く言ってくれなかったんすか!!
ホームズ:面白いことを言う、君がいつも私に言うじゃないか
ワトソン:余計なことはしないでくださいよ!!
ホームズ:そう、それだ
ワトソン:っ~~~!これは!余計な事じゃないっすよ!!!
ホームズ:難解なことを言う。
ワトソン:兄貴の、兄貴の、ばかあああああああああああああああああああああ!
ホームズ:やはり君は今日も絶好調のようで私は安心だよ。
ワトソン:うわあああああああん!リザリイイーーーっ!
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ホームズ:ふっ、本当に我が城は、平和だなぁ。
0:ー終ー