台本概要
302 views
タイトル | 星空 ~私と心の物語~ |
---|---|
作者名 | Danzig |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) ※兼役あり |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
男女不問の一人読み台本です。 心が繰り広げるビジョンに何を想うのか・・・ 302 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
語り | 不問 | - |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:
0:
0:心よ
0:
0:私の心よ
0:
0:あなたには、どこまでも自由でいてほしい
0:
0:私の「今」に囚(とら)われることもなく
0:
0:私の「今まで」を惜(お)しむこともなく
0:
0:私の「これから」を憂(うれ)うこともなく
0:
0:ずっと私の側で、あなたのままでいて欲しい
0:
0:
0:目を閉じれば
0:あなたは、いつも
0:私をどこへでも連れて行ってくれる
0:
0:
0:ただ、私の心を満たす為に
0:
0:私が私でありつづける為に
0:
0:私をどこかへ連れて行ってくれる
0:
0:
0:あなたが、あなたのままでいてくれるから
0:私は、私のままでいつづけられる
0:
0:
0:心よ
0:
0:私の心よ
0:
0:あなたは、今日どこに、私を連れて行ってくれるのだろう
0:
0:
0:そう胸の中で呟(つぶや)いて
0:私は、そっと目を閉じる
0:
0:
0:私の目の前には、満天の星空が浮かび上がる
0:見たこともないような、
0:でも、記憶の中にあるような
0:そんな満天の星空が浮かび上がる
0:
0:
0:
0:星空は
0:
0:時には雄大(ゆうだい)に、
0:
0:時には切なく
0:
0:人々を物語の世界へといざなってきた
0:
0:
0:夏には夏の、
0:冬には冬の星座があり
0:いにしえより、
0:神話が語り継がれてきた
0:
0:繰り返し、繰り返し
0:時の流れに乗せられて
0:
0:繰り返し、繰り返し
0:物語は継(つ)がれてきた
0:
0:
0:名もなき人が綴(つづ)った、
0:ささやかだったかもしれない物語が
0:人の持つ時間よりも、遥かに長く継がれて
0:私のもとに届き、そして、また流れていく
0:
0:ここから、また、
0:どれ程の時の流れた、その先に
0:私の声が及ばぬような、その先に
0:
0:その物語は届くのだろうか
0:
0:
0:もしも雨が降り続き
0:星空が雲に覆われたとしても
0:
0:あの物語は届くのだろうか
0:
0:
0:時の流れの長さの中で
0:どれほど、人の灯(ともしび)が小さくても
0:どれほど、人の願いが儚(はかな)くとも
0:
0:物語が人の想いも連れて行くというのなら
0:
0:私はここに居てもいいのかもしれない
0:
0:
0:たとえ、形の残る何かで無くても
0:物語を綴(つづ)る、私の声が、
0:物語を語る、私の姿が
0:誰かの目に、耳に届いたのなら
0:
0:
0:ひょっとしたら
0:声でなくても
0:姿でなくても
0:私という存在を知ってくれた人が居たとしたら
0:
0:仮にも
0:そこに、ふわりと生まれた程度の感情でもあったのなら
0:
0:ただ、それだけで、
0:長く語り継がれる物語と何ら変わらぬ
0:尊き物語があるのかもしれない
0:
0:他の誰にも知られない
0:物語があるのかもしれない
0:
0:
0:もしも
0:そんな物語があるのなら
0:私はここに居てもいいのかもしれない
0:
0:
0:
0:星空は
0:そんな気持ちを抱(いだ)かせてくれる
0:
0:
0:
0:ベテルギウス、アルタイル、
0:シリウス、スピカ、リゲル、ベガ・・・
0:
0:夜空には
0:そんな、誰もが知るような
0:名だたる明るい星がある
0:
0:でも、広い空には
0:星座にもなれない、
0:小さな名もなき星もある
0:
0:数多(あまた)にある星の中で
0:もしも、私が星であったとしたら
0:
0:私は、どんな星になるのだろう
0:
0:
0:けれど
0:例え私が、どんな星であったとしても
0:何に躊躇(ためら)う事もなく
0:この星空にいてもいい
0:
0:
0:星空は
0:そんな気持ちを抱(いだ)かせてくれる
0:
0:
0:自分がどんな存在なのか・・・
0:そんな事すら、思わなくても構わない
0:
0:人ひとりの生きる意味など
0:取るに足らない些細なものだと
0:
0:この星空は抱かせてくれる
0:
0:吸い込まれそうな、この星空に
0:私の気持ちが溶けてゆく
0:
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0:
0:
0:心よ
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0:私の心よ
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0:あなたには、どこまでも自由でいてほしい
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0:私の「今」に囚(とら)われることもなく
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0:私の「今まで」を惜(お)しむこともなく
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0:私の「これから」を憂(うれ)うこともなく
0:
0:ずっと私の側で、あなたのままでいて欲しい
0:
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0:目を閉じれば
0:あなたは、いつも
0:私をどこへでも連れて行ってくれる
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0:ただ、私の心を満たす為に
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0:私が私でありつづける為に
0:
0:私をどこかへ連れて行ってくれる
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0:あなたが、あなたのままでいてくれるから
0:私は、私のままでいつづけられる
0:
0:
0:心よ
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0:私の心よ
0:
0:あなたは、今日どこに、私を連れて行ってくれるのだろう
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0:そう胸の中で呟(つぶや)いて
0:私は、そっと目を閉じる
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0:私の目の前には、満天の星空が浮かび上がる
0:見たこともないような、
0:でも、記憶の中にあるような
0:そんな満天の星空が浮かび上がる
0:
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0:
0:星空は
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0:時には雄大(ゆうだい)に、
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0:時には切なく
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0:人々を物語の世界へといざなってきた
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0:夏には夏の、
0:冬には冬の星座があり
0:いにしえより、
0:神話が語り継がれてきた
0:
0:繰り返し、繰り返し
0:時の流れに乗せられて
0:
0:繰り返し、繰り返し
0:物語は継(つ)がれてきた
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0:
0:名もなき人が綴(つづ)った、
0:ささやかだったかもしれない物語が
0:人の持つ時間よりも、遥かに長く継がれて
0:私のもとに届き、そして、また流れていく
0:
0:ここから、また、
0:どれ程の時の流れた、その先に
0:私の声が及ばぬような、その先に
0:
0:その物語は届くのだろうか
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0:
0:もしも雨が降り続き
0:星空が雲に覆われたとしても
0:
0:あの物語は届くのだろうか
0:
0:
0:時の流れの長さの中で
0:どれほど、人の灯(ともしび)が小さくても
0:どれほど、人の願いが儚(はかな)くとも
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0:物語が人の想いも連れて行くというのなら
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0:私はここに居てもいいのかもしれない
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0:たとえ、形の残る何かで無くても
0:物語を綴(つづ)る、私の声が、
0:物語を語る、私の姿が
0:誰かの目に、耳に届いたのなら
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0:ひょっとしたら
0:声でなくても
0:姿でなくても
0:私という存在を知ってくれた人が居たとしたら
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0:仮にも
0:そこに、ふわりと生まれた程度の感情でもあったのなら
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0:ただ、それだけで、
0:長く語り継がれる物語と何ら変わらぬ
0:尊き物語があるのかもしれない
0:
0:他の誰にも知られない
0:物語があるのかもしれない
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0:もしも
0:そんな物語があるのなら
0:私はここに居てもいいのかもしれない
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0:星空は
0:そんな気持ちを抱(いだ)かせてくれる
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0:ベテルギウス、アルタイル、
0:シリウス、スピカ、リゲル、ベガ・・・
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0:夜空には
0:そんな、誰もが知るような
0:名だたる明るい星がある
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0:でも、広い空には
0:星座にもなれない、
0:小さな名もなき星もある
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0:数多(あまた)にある星の中で
0:もしも、私が星であったとしたら
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0:私は、どんな星になるのだろう
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0:
0:けれど
0:例え私が、どんな星であったとしても
0:何に躊躇(ためら)う事もなく
0:この星空にいてもいい
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0:星空は
0:そんな気持ちを抱(いだ)かせてくれる
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0:
0:自分がどんな存在なのか・・・
0:そんな事すら、思わなくても構わない
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0:人ひとりの生きる意味など
0:取るに足らない些細なものだと
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0:この星空は抱かせてくれる
0:
0:吸い込まれそうな、この星空に
0:私の気持ちが溶けてゆく
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