台本概要

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タイトル 給湯室にて2(続き)
作者名 Danzig
ジャンル その他
演者人数 4人用台本(男2、女2)
時間 10 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 「給湯室にて1」の続きです。
それぞれの彼氏が登場して修羅場となる4人劇です。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
美和子 51 先輩OL
斎藤 40 後輩OL
土田 28 美和子の彼氏
桜井 25 斎藤の彼氏
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0: 0:とあるファミレス 0:店の奥の目立たない場所 0: 斎藤:土田先輩って、口が軽いんですね : 土田:斎藤君、ごめん、ホントごめん・・ : 斎藤:しかも、私から誘ったとか・・ 斎藤:嘘つき : 土田:いやでもさ、あの時は、もう、そう言うしか・・ : 斎藤:まぁ、それは分からなくも、ないですけどね : 土田:でしょ、そうなんだよ。 土田:もう、凄いプレッシャーでさ 土田:仕方なかったんだよ・・ 土田:ごめん、ホントごめん : 斎藤:それにしたって 斎藤:最後まで行ったなんて、言わなきゃよかったんですよ 斎藤:知らばっくれてりゃ、どうせバレや、しないんですから : 土田:それは、そうだけどさ・・ 土田:でも、美和子が怒ると怖いんだって 土田:たから、つい、正直にさ : 斎藤:デートくらいで、目くじら立てるなんてねぇ・・ 斎藤:まぁ、私はバレても、よかったんですけどね。 斎藤:どうせ、仕返しだったし・・ 斎藤: 斎藤:でも、土田先輩が正直に言っちゃうから、 斎藤:美和子先輩と、やりあう羽目になっちゃいましたけどね : 土田:だから、ゴメンて : 斎藤:結局、祐樹(ゆうき)にも、バレる事になっちゃいましたよね 斎藤:あぁーあ、あいつが、いつ気付くのか、試したかったんだけどなぁ : 土田:まぁ、まぁ・・・ 土田:でも、桜井君も酷いよね、斎藤君がいるのに浮気なんて : 斎藤:でも、そのおかげで、いい思いをしたのは、土田先輩じゃないですか : 土田:まぁ、そうなんだけどね・・ 土田:齋藤君に感謝しなきゃかなw : 斎藤:感謝?! : 土田:いやいや、冗談だって : 斎藤:はぁ(ため息) : 土田:俺、フリードリンク取ってくるよ、斎藤君もいる? : 斎藤:じゃぁ、私、コーヒーお願いしてもいいですか? : 土田:OK、じゃぁ行ってくるよ 0: 0: 0:とあるファミレス 0:店の手前の目立たない場所 0: 美和子:桜井君、どういう事よ、 美和子:斎藤さんにバレてたじゃない : 桜井:すいません、美和子(みわこ)先輩 桜井:まさか詩織(しおり)にバレてるんて・・ : 美和子:女って、匂いとか、ちょっとした変化とかに敏感なのよ 美和子:もう、不用意すぎるわよ : 桜井:ごめんなさい : 美和子:あなたが「絶対大丈夫だから」っていうから、行ってあげたのに 美和子:その後で彼女を部屋に入れるなんて・・ : 桜井:ホント、すいません : 美和子:こんな事なら、ホテルにすればよかったわ : 桜井:僕、あの時、お金あんまり持ってなくて・・ : 美和子:もう・・そんな理由だったんなら、言ってくれればよかったのに : 桜井:いや・・でも・・ : 美和子:私、斎藤さんを呼び出して、叱りつけるつもりだったのに 美和子:言い返せなくなって、恥かいちゃったじゃない : 桜井:すいません : 美和子:まぁ、あの子には、もう仕事、教えてあげないから、いいけどね : 桜井:でも、美和子先輩 桜井:どうして、詩織がいるの知ってたのに、 桜井:僕の誘いに乗ってくれたんですか? : 美和子:そりゃ・・まぁ・・ 美和子:あなたは新人の頃から、素直で可愛い後輩だったし・・ 美和子:それに : 桜井:それに? : 美和子:あんなこと聞かされたらねぇ・・ 美和子:女として、やっぱりねぇ : 桜井:そうだったんですか : 美和子:でも、もうバレちゃったし 美和子:私には和也(かずや)がいるから、 美和子:もう、これっきりよ、いいわね : 桜井:はい・・分かりました・・ 桜井:じゃぁ・・もし美和子先輩が土田さんと別れたら? : 美和子:そういう事は、聞かないの。 美和子:それに、貴方には斎藤さんがいるでしょ : 桜井:そうなんですけど・・ 桜井:もう詩織とは、ダメになっちゃうような気がして : 美和子:それで私? 美和子:イヤよ、そんなの : 桜井:そうですよね・・ : 美和子:私、飲み物取ってくるわ 美和子:桜井君は何がいい? : 桜井:じゃぁ、コーラで : 美和子:OK 0: 0: 0:フリードリンクコーナー 0: 土田:コーヒー、コーヒーっと 0: 0:コーヒーカープを持って振りかえる 0: 土田:っとすみません・・って、あれ? : 美和子:和也(かずや)! : 土田:み、み、美和子・・ 0: 0:土田をじっと見る美和子 0: 美和子:ねぇ、和也? : 土田:な、何? : 美和子:一つ、聞いてもいいかしら? : 土田:な、な、何? : 美和子:どうして、コーヒーを2つ持ってるのかな? : 土田:えっと・・こ、これは・・ 0: 0: 0:4人が相席になる 0: 美和子:で、なんで二人が一緒にいるのかしら? : 斎藤:反省会ですよ : 美和子:なんの反省会よ : 斎藤:美和子先輩こそ、どうして祐樹(ゆうき)と一緒にいるんですか? : 美和子:そりゃ、いろいろあるのよ : 斎藤:じゃぁ、私もいろいろな反省会という事で : 美和子:まぁ、ホント生意気ね : 土田:まぁ、まぁ、二人とも落ち着いて : 斎藤:別に、私は落ち着いてますよ : 土田:そうかもしれないけど・・ : 美和子:和也(かずや)は余計な事を言わなくていいのよ : 土田:・・はぁ・・ : 美和子:で、二人はまだ続いているのかしら? : 斎藤:それは、先輩次第じゃないですかね : 美和子:どういう意味よ : 斎藤:そういう意味ですよ : 美和子:まぁ : 斎藤:だいたい、美和子先輩の方が先ですよね : 美和子:そうだけど? : 斎藤:美和子先輩が祐樹を寝取らなきゃ、私と土田先輩ともなかった訳ですから : 美和子:和也、あなた知ってたの? : 土田:うん・・ 土田:斎藤君に教えられたんだよ、美和子と桜井君が浮気してるって・・ : 美和子:それで、斎藤さんを誘ったの? : 土田:誘ったというか・・そういう雰囲気だったというか・・ : 美和子:呆れた : 斎藤:呆れるのは美和子先輩ですよ。 斎藤:人の彼氏を寝取っておいて、自分の彼氏の浮気を許さないなんて : 美和子:私が呆れたって言ったのは、あなたの事よ : 斎藤:どうしてですか : 美和子:どうせ和也が誘うように、あなたが仕向けたんでしょ : 斎藤:さぁ、それはどうでしょうね : 美和子:ホント呆れるわね 美和子:まぁいいわ、どうせ仕返しか何かのつもりだったんでしょうから : 斎藤:まぁ、そうですけど : 美和子:でしょうね 美和子:自分が浮気されたのを、人のせいにして、仕返しするような人だもの 美和子:何したって驚(おどろ)かないわよ 美和子:まぁ、和也には同情しないけどね : 土田:美和子・・ : 斎藤:人のせいってどういう意味ですか : 美和子:そういう意味よ : 斎藤:くっ・・ 斎藤:祐樹(ゆうき)、あなたも、何か言いなさいよ : 桜井:いや・・それは・・ : 美和子:言ってあげれば? : 桜井:いや、美和子先輩・・ : 斎藤:何よ、何かあるなら、言ってごらんなさいよ : 桜井:いや・・いいって・・ごめん・・ : 斎藤:ったく : 美和子:言ってあげればいいじゃない、私を誘った理由を : 斎藤:何? 斎藤:祐樹(ゆうき)が誘ったの? : 桜井:いや・・あの・・ : 美和子:そんなのどっちだっていいじゃない : 斎藤:よくありませんよ! : 美和子:あなたと和也の場合と同じかもよ 美和子:私が誘うように仕向けたかもしれないでしょ? : 斎藤:それは・・ : 美和子:桜井君も、言ってあげればいいんじゃないの? 美和子:「もう貧乳には飽きた」って : 斎藤:なっ! : 桜井:先輩、僕、そんな事言ってないじゃないですか 桜井:詩織(しおり)が誤解するようなことは・・ : 美和子:あら、同じじゃない : 桜井:違いますって・・ : 斎藤:じゃぁ、なんて言ったのよ : 桜井:いや・・なんにも・・ : 斎藤:言いなさいよ : 桜井:え・・ 桜井:・・・ 桜井:飽きたとか、そんなんじゃなくて 桜井:い・・一度でいいから、大きい胸を触ってみたいって・・ : 斎藤:同じじゃない! : 美和子:ほらね : 桜井:違いますって・・ : 斎藤:もう・・だからって、よりにもよって、こんな年増の色気に中(あ)てられるなんて : 美和子:年増! : 土田:まぁ、まぁ・・斎藤君も落ち着いて 土田:美和子も、もうやめろって : 美和子:ふん : 斎藤:土田先輩だって、私に言った事、 斎藤:美和子先輩に言ってあげればいいじゃないですか : 土田:斎藤君・・ : 美和子:まぁ、それは聞きたいわね : 土田:美和子も! : 斎藤:いいじゃないですか、本人が聞きたいって言ってるんですから 斎藤:土田先輩、いいましたよね? 斎藤:「ハリのない肌は、もう飽きたって」 : 美和子:なっ! : 桜井:土田さん・・それは・・ : 土田:そんな事、言ってないじゃん! : 斎藤:同じですよ : 土田:違うって・・ : 美和子:もういいわ 美和子:どうせ、そこの清楚(せいそ)ビッチに言わされたんでしょ : 斎藤:ビッチは余計です : 美和子:どうだか : 桜井:詩織も、美和子先輩も・・もうやめてください 桜井:僕が全部悪いんですから : 斎藤:そりゃそうでしょ : 桜井:悪かったよ、詩織・・ : 美和子:はぁ(ため息) 美和子:まぁ、そこから先は、二人でやって頂戴 0: 0:席を立つ美和子 0: 斎藤:どこ行くんですか! : 美和子:もう帰るのよ。 美和子:ここに居ても仕方ないから。 美和子: 美和子:和也、ここの支払いお願いね : 土田:美和子・・ : 美和子:和也も、せいぜい気をつけなさい 美和子:じゃぁね 0: 0:立ち去る美和子 0:完 0:

0: 0:とあるファミレス 0:店の奥の目立たない場所 0: 斎藤:土田先輩って、口が軽いんですね : 土田:斎藤君、ごめん、ホントごめん・・ : 斎藤:しかも、私から誘ったとか・・ 斎藤:嘘つき : 土田:いやでもさ、あの時は、もう、そう言うしか・・ : 斎藤:まぁ、それは分からなくも、ないですけどね : 土田:でしょ、そうなんだよ。 土田:もう、凄いプレッシャーでさ 土田:仕方なかったんだよ・・ 土田:ごめん、ホントごめん : 斎藤:それにしたって 斎藤:最後まで行ったなんて、言わなきゃよかったんですよ 斎藤:知らばっくれてりゃ、どうせバレや、しないんですから : 土田:それは、そうだけどさ・・ 土田:でも、美和子が怒ると怖いんだって 土田:たから、つい、正直にさ : 斎藤:デートくらいで、目くじら立てるなんてねぇ・・ 斎藤:まぁ、私はバレても、よかったんですけどね。 斎藤:どうせ、仕返しだったし・・ 斎藤: 斎藤:でも、土田先輩が正直に言っちゃうから、 斎藤:美和子先輩と、やりあう羽目になっちゃいましたけどね : 土田:だから、ゴメンて : 斎藤:結局、祐樹(ゆうき)にも、バレる事になっちゃいましたよね 斎藤:あぁーあ、あいつが、いつ気付くのか、試したかったんだけどなぁ : 土田:まぁ、まぁ・・・ 土田:でも、桜井君も酷いよね、斎藤君がいるのに浮気なんて : 斎藤:でも、そのおかげで、いい思いをしたのは、土田先輩じゃないですか : 土田:まぁ、そうなんだけどね・・ 土田:齋藤君に感謝しなきゃかなw : 斎藤:感謝?! : 土田:いやいや、冗談だって : 斎藤:はぁ(ため息) : 土田:俺、フリードリンク取ってくるよ、斎藤君もいる? : 斎藤:じゃぁ、私、コーヒーお願いしてもいいですか? : 土田:OK、じゃぁ行ってくるよ 0: 0: 0:とあるファミレス 0:店の手前の目立たない場所 0: 美和子:桜井君、どういう事よ、 美和子:斎藤さんにバレてたじゃない : 桜井:すいません、美和子(みわこ)先輩 桜井:まさか詩織(しおり)にバレてるんて・・ : 美和子:女って、匂いとか、ちょっとした変化とかに敏感なのよ 美和子:もう、不用意すぎるわよ : 桜井:ごめんなさい : 美和子:あなたが「絶対大丈夫だから」っていうから、行ってあげたのに 美和子:その後で彼女を部屋に入れるなんて・・ : 桜井:ホント、すいません : 美和子:こんな事なら、ホテルにすればよかったわ : 桜井:僕、あの時、お金あんまり持ってなくて・・ : 美和子:もう・・そんな理由だったんなら、言ってくれればよかったのに : 桜井:いや・・でも・・ : 美和子:私、斎藤さんを呼び出して、叱りつけるつもりだったのに 美和子:言い返せなくなって、恥かいちゃったじゃない : 桜井:すいません : 美和子:まぁ、あの子には、もう仕事、教えてあげないから、いいけどね : 桜井:でも、美和子先輩 桜井:どうして、詩織がいるの知ってたのに、 桜井:僕の誘いに乗ってくれたんですか? : 美和子:そりゃ・・まぁ・・ 美和子:あなたは新人の頃から、素直で可愛い後輩だったし・・ 美和子:それに : 桜井:それに? : 美和子:あんなこと聞かされたらねぇ・・ 美和子:女として、やっぱりねぇ : 桜井:そうだったんですか : 美和子:でも、もうバレちゃったし 美和子:私には和也(かずや)がいるから、 美和子:もう、これっきりよ、いいわね : 桜井:はい・・分かりました・・ 桜井:じゃぁ・・もし美和子先輩が土田さんと別れたら? : 美和子:そういう事は、聞かないの。 美和子:それに、貴方には斎藤さんがいるでしょ : 桜井:そうなんですけど・・ 桜井:もう詩織とは、ダメになっちゃうような気がして : 美和子:それで私? 美和子:イヤよ、そんなの : 桜井:そうですよね・・ : 美和子:私、飲み物取ってくるわ 美和子:桜井君は何がいい? : 桜井:じゃぁ、コーラで : 美和子:OK 0: 0: 0:フリードリンクコーナー 0: 土田:コーヒー、コーヒーっと 0: 0:コーヒーカープを持って振りかえる 0: 土田:っとすみません・・って、あれ? : 美和子:和也(かずや)! : 土田:み、み、美和子・・ 0: 0:土田をじっと見る美和子 0: 美和子:ねぇ、和也? : 土田:な、何? : 美和子:一つ、聞いてもいいかしら? : 土田:な、な、何? : 美和子:どうして、コーヒーを2つ持ってるのかな? : 土田:えっと・・こ、これは・・ 0: 0: 0:4人が相席になる 0: 美和子:で、なんで二人が一緒にいるのかしら? : 斎藤:反省会ですよ : 美和子:なんの反省会よ : 斎藤:美和子先輩こそ、どうして祐樹(ゆうき)と一緒にいるんですか? : 美和子:そりゃ、いろいろあるのよ : 斎藤:じゃぁ、私もいろいろな反省会という事で : 美和子:まぁ、ホント生意気ね : 土田:まぁ、まぁ、二人とも落ち着いて : 斎藤:別に、私は落ち着いてますよ : 土田:そうかもしれないけど・・ : 美和子:和也(かずや)は余計な事を言わなくていいのよ : 土田:・・はぁ・・ : 美和子:で、二人はまだ続いているのかしら? : 斎藤:それは、先輩次第じゃないですかね : 美和子:どういう意味よ : 斎藤:そういう意味ですよ : 美和子:まぁ : 斎藤:だいたい、美和子先輩の方が先ですよね : 美和子:そうだけど? : 斎藤:美和子先輩が祐樹を寝取らなきゃ、私と土田先輩ともなかった訳ですから : 美和子:和也、あなた知ってたの? : 土田:うん・・ 土田:斎藤君に教えられたんだよ、美和子と桜井君が浮気してるって・・ : 美和子:それで、斎藤さんを誘ったの? : 土田:誘ったというか・・そういう雰囲気だったというか・・ : 美和子:呆れた : 斎藤:呆れるのは美和子先輩ですよ。 斎藤:人の彼氏を寝取っておいて、自分の彼氏の浮気を許さないなんて : 美和子:私が呆れたって言ったのは、あなたの事よ : 斎藤:どうしてですか : 美和子:どうせ和也が誘うように、あなたが仕向けたんでしょ : 斎藤:さぁ、それはどうでしょうね : 美和子:ホント呆れるわね 美和子:まぁいいわ、どうせ仕返しか何かのつもりだったんでしょうから : 斎藤:まぁ、そうですけど : 美和子:でしょうね 美和子:自分が浮気されたのを、人のせいにして、仕返しするような人だもの 美和子:何したって驚(おどろ)かないわよ 美和子:まぁ、和也には同情しないけどね : 土田:美和子・・ : 斎藤:人のせいってどういう意味ですか : 美和子:そういう意味よ : 斎藤:くっ・・ 斎藤:祐樹(ゆうき)、あなたも、何か言いなさいよ : 桜井:いや・・それは・・ : 美和子:言ってあげれば? : 桜井:いや、美和子先輩・・ : 斎藤:何よ、何かあるなら、言ってごらんなさいよ : 桜井:いや・・いいって・・ごめん・・ : 斎藤:ったく : 美和子:言ってあげればいいじゃない、私を誘った理由を : 斎藤:何? 斎藤:祐樹(ゆうき)が誘ったの? : 桜井:いや・・あの・・ : 美和子:そんなのどっちだっていいじゃない : 斎藤:よくありませんよ! : 美和子:あなたと和也の場合と同じかもよ 美和子:私が誘うように仕向けたかもしれないでしょ? : 斎藤:それは・・ : 美和子:桜井君も、言ってあげればいいんじゃないの? 美和子:「もう貧乳には飽きた」って : 斎藤:なっ! : 桜井:先輩、僕、そんな事言ってないじゃないですか 桜井:詩織(しおり)が誤解するようなことは・・ : 美和子:あら、同じじゃない : 桜井:違いますって・・ : 斎藤:じゃぁ、なんて言ったのよ : 桜井:いや・・なんにも・・ : 斎藤:言いなさいよ : 桜井:え・・ 桜井:・・・ 桜井:飽きたとか、そんなんじゃなくて 桜井:い・・一度でいいから、大きい胸を触ってみたいって・・ : 斎藤:同じじゃない! : 美和子:ほらね : 桜井:違いますって・・ : 斎藤:もう・・だからって、よりにもよって、こんな年増の色気に中(あ)てられるなんて : 美和子:年増! : 土田:まぁ、まぁ・・斎藤君も落ち着いて 土田:美和子も、もうやめろって : 美和子:ふん : 斎藤:土田先輩だって、私に言った事、 斎藤:美和子先輩に言ってあげればいいじゃないですか : 土田:斎藤君・・ : 美和子:まぁ、それは聞きたいわね : 土田:美和子も! : 斎藤:いいじゃないですか、本人が聞きたいって言ってるんですから 斎藤:土田先輩、いいましたよね? 斎藤:「ハリのない肌は、もう飽きたって」 : 美和子:なっ! : 桜井:土田さん・・それは・・ : 土田:そんな事、言ってないじゃん! : 斎藤:同じですよ : 土田:違うって・・ : 美和子:もういいわ 美和子:どうせ、そこの清楚(せいそ)ビッチに言わされたんでしょ : 斎藤:ビッチは余計です : 美和子:どうだか : 桜井:詩織も、美和子先輩も・・もうやめてください 桜井:僕が全部悪いんですから : 斎藤:そりゃそうでしょ : 桜井:悪かったよ、詩織・・ : 美和子:はぁ(ため息) 美和子:まぁ、そこから先は、二人でやって頂戴 0: 0:席を立つ美和子 0: 斎藤:どこ行くんですか! : 美和子:もう帰るのよ。 美和子:ここに居ても仕方ないから。 美和子: 美和子:和也、ここの支払いお願いね : 土田:美和子・・ : 美和子:和也も、せいぜい気をつけなさい 美和子:じゃぁね 0: 0:立ち去る美和子 0:完 0: