台本概要
559 views
タイトル | 警察だ! |
---|---|
作者名 | Danzig |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男2、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
アメリカンコメディーっぽいシナリオというリクエストで昔作ったシナリオです。 ドア越しの成り立たない会話をお楽しみください。 コメディなので、ハチャメチャにして頂いて構いません。 ※女性は幼女です。 ※アドリブが多いです。 注意:トムの後半は殆どがアドリブです。 演じられる方は、前読みをしてから演じて頂けるとありがたいです。 559 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
トム | 男 | 30 | ロサンジェルス市警の若い警官 |
警部 | 男 | 27 | ロサンジェルス市警の警部 |
レイチェル | 女 | 38 | ひとりで留守番をする幼女 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:
0:警察だ
0:
0:ロサンジェルス郊外の住宅地
0:凶悪犯の逃亡者がこの辺りに逃げ込んだとの通報を受けて
0:二人の警察官がパトロールをしている
0:
トム:警部、次はこの家ですね。
:
警部:あぁそうだな、行こうかトム
:
トム:はい、警部
0:
0:ピンポーン ピンポーン
0:2度ベルをならす
0:
レイチェル:はーい。 どちら様ですか?
:
トム:警察です
:
レイチェル:警察・・・さん?
:
トム:はい、この辺りで怪しい人物を見かけたという通報がありまして
トム:少しお話をお伺いしたいのでドアを開けていただけまか?
:
レイチェル:(当然のような口ぶり)嫌よ
:
トム:どうしてですか?
:
レイチェル:知らない人が来たら、ドアを開けちゃいけないのよ。
レイチェル:あなた知らないの?
:
トム:いや、それはそうですが、私たちは警察ですから
トム:のぞき窓でいいので開けてもらえますか、
トム:警察手帳もお見せしますので・・・
:
レイチェル:のぞき窓なんて、高くて届かないわよ
:
トム:では、ドアを少し開けていただけませんか
:
レイチェル:嫌って言ってるでしょ
:
トム:そんな・・私達は警察なんですよ
トム:警察手帳もお見せしますから
:
レイチェル:警察なんて人、知らないわよ
:
トム:いや、警察というのは名前じゃなくて、お仕事です。
:
レイチェル:まぁ、どんなお仕事なの?
:
トム:悪い人を捕まえたり、パトロールしたり・・・
:
レイチェル:あなた嘘つきね
:
トム:どういう事ですか?
:
レイチェル:そういう仕事をするのは、警察さんじゃなくて「お巡りさん」よ
:
トム:だから、私はお巡りさんなんですよ
:
レイチェル:ほら、さっき警察さんって言ったばかりじゃない、嘘つきね。
:
トム:いや、そうじゃなくて・・・
:
警部(小声):トム、何をしてるんだ
:
トム(小声):警部、もうここはいいんじゃないんですかね
:
警部(小声):ダメだ、逃亡者は5人も殺害している凶悪犯だぞ、
警部(小声):それがこの辺りに向かっていたという通報があったんだ。
警部(小声):もし、犯人がこの家に立て籠って、この子に演技をさせてたらどうするんだ!
警部(小声):絶対に開けさせろ
警部(小声):このままだと、また今年も昇進はなしだぞ
:
トム(小声):わかりました警部
0:
0:トントン(ドアをたたく)
0:
レイチェル:何?
:
トム:とにかく、少しでいいのでドアを開けてください。
:
レイチェル:嘘つきは泥棒の始まりよ。 お巡りさんに捕まっちゃえばいいわ
0:
0:ドンドン(ドアをたたく)
0:
トム:お仕事なんですよ、協力してくださいよ
:
レイチェル:じゃ、誤って
:
トム:へ?
:
レイチェル:私に嘘をついた事を誤って。
:
トム:いや、私は嘘なんてついてませんよ!
0:
0:ドンドン(ドアを強めにたたく)
0:
警部:トム、何をやってるんだ、さっきから
:
トム:警部ぅ
トム:この子が、話を全然聞いてくれないんですよ
:
警部:まったく・・・
警部:そんなんだから、お前はいつまでたっても(アドリブ)なんだ
:
トム:すみません・・・
:
警部:仕方がない、私が変わろう
:
トム:・・・お願いします、警部
0:
0:トントン(ドアを軽くたたく)
0:
警部:お嬢さん
:
レイチェル:レイチェルよ
:
警部:レイチェル・・・
警部:おじさんの話をよく聞いてくれないか
:
レイチェル:あなた・・・誰?
:
警部:私はロサンゼルス市警のロ・・
:
レイチェル:パパ?
レイチェル:パパなの?
レイチェル:パパなんでしょ?
:
警部:え?
警部:いや、私は君のパパじゃない。
警部:私はロサンジェルスしけ・・・
:
レイチェル:いいえ、パパよ。
レイチェル:私には分かるわ。私を脅かすつもりだったのね
:
警部:いや、そういう事じ・・・
:
レイチェル:パパ、私ね、今日は一人でお留守番なのよ
:
警部:そうか、レイチェル。 それは大変だね。
警部:まず私の話を・・・
:
レイチェル:でも、パパはきっと帰ってくるって思ってたのよ
:
トム(小声):警部・・・・
:
警部(小声):違う!、違うんだ!
警部(小声):断じて違うぞ。
警部(小声):それに私は(アドリブ)だ
:
トム:(冷めた口調で)あぁ、そうでしたね・・・
:
レイチェル:パパ、どうしたの?
:
警部:いや、レイチェル、私の話を
:
レイチェル:パパ、どうして突然、私を置いて出て行っちゃったの?
レイチェル:ママは何も話してくれないし、私寂しかったのよ
:
警部:レイチェル・・・
:
レイチェル:私、ずっと泣いてたわ
レイチェル:パパはもう、私の事を嫌いになっちゃったのかなぁって・・・・
レイチェル:ずっと泣いてたのよ
:
警部:レ・・・
警部:すまないレイチェル
警部:そんなつもりじゃなかったんだ
:
トム(小声):何言ってるんですか警部
:
レイチェル:ううん、いいの・・・
レイチェル:きっとパパにも事情があったんでしょ
:
警部:いや、レイチェル
警部:何を言っても、君に寂しい思いをさせた言い訳には、ならないさ
:
トム(小声):犯人どうなってもいいんすか
:
警部:私はなんて事を・・・
:
トム(小声):警部!
:
レイチェル:いいのよパパ、
レイチェル:自分を責めないで
レイチェル:これからはずっと一緒にいられるんでしょ?
レイチェル:それだけで私は幸せだわ
:
トム:おーい
:
警部:あぁ、ずっと一緒さ
警部:もう君を、一人になんてしないさ
:
レイチェル:パパ!
:
トム:けいぶー
:
警部:そうだ、レイチェル!
警部:今度の休みに二人で遊園地に行かないか
:
レイチェル:まぁステキ!
:
トム:おーーーい
:
警部:沢山、乗り物にのって、美味しいお菓子も一杯食べよう
:
レイチェル:ゴーカートも?
:
警部:ああ、
:
レイチェル:コーヒーカップも?
:
警部:そうさ、
:
レイチェル:風船も買ってくれる?
:
警部:もちろんだよ
:
レイチェル:嬉しいわ
:
トム:何やってんすかーー
:
レイチェル:パパ
レイチェル:私、パパと一緒に映画も見たいな
:
警部:いいじゃないか。 じゃぁ映画にも行こう
:
トム:おーい、ばかけいぶーーー
:
警部:指定席のチケットを買っておくよ
:
レイチェル:ポップコーンも食べたいな
:
警部:バターをたっぷりかけた、塩味だろ?
:
トム:(アドリブ)
:
レイチェル:分かってるわね。さすがパパだわ
:
警部:そりゃそうさ
警部:何たって、私は君のパパだからね!
:
トム:(アドリブ)
:
レイチェル:パパ大好き~
:
警部:さぁ、レイチェル、一緒に踊ろう!
:
トム:(アドリブ)
:
レイチェル:パパ~
:
警部:あはははははは
:
レイチェル:あははははは
:
トム:(アドリブ)
:
完了
0:
0:警察だ
0:
0:ロサンジェルス郊外の住宅地
0:凶悪犯の逃亡者がこの辺りに逃げ込んだとの通報を受けて
0:二人の警察官がパトロールをしている
0:
トム:警部、次はこの家ですね。
:
警部:あぁそうだな、行こうかトム
:
トム:はい、警部
0:
0:ピンポーン ピンポーン
0:2度ベルをならす
0:
レイチェル:はーい。 どちら様ですか?
:
トム:警察です
:
レイチェル:警察・・・さん?
:
トム:はい、この辺りで怪しい人物を見かけたという通報がありまして
トム:少しお話をお伺いしたいのでドアを開けていただけまか?
:
レイチェル:(当然のような口ぶり)嫌よ
:
トム:どうしてですか?
:
レイチェル:知らない人が来たら、ドアを開けちゃいけないのよ。
レイチェル:あなた知らないの?
:
トム:いや、それはそうですが、私たちは警察ですから
トム:のぞき窓でいいので開けてもらえますか、
トム:警察手帳もお見せしますので・・・
:
レイチェル:のぞき窓なんて、高くて届かないわよ
:
トム:では、ドアを少し開けていただけませんか
:
レイチェル:嫌って言ってるでしょ
:
トム:そんな・・私達は警察なんですよ
トム:警察手帳もお見せしますから
:
レイチェル:警察なんて人、知らないわよ
:
トム:いや、警察というのは名前じゃなくて、お仕事です。
:
レイチェル:まぁ、どんなお仕事なの?
:
トム:悪い人を捕まえたり、パトロールしたり・・・
:
レイチェル:あなた嘘つきね
:
トム:どういう事ですか?
:
レイチェル:そういう仕事をするのは、警察さんじゃなくて「お巡りさん」よ
:
トム:だから、私はお巡りさんなんですよ
:
レイチェル:ほら、さっき警察さんって言ったばかりじゃない、嘘つきね。
:
トム:いや、そうじゃなくて・・・
:
警部(小声):トム、何をしてるんだ
:
トム(小声):警部、もうここはいいんじゃないんですかね
:
警部(小声):ダメだ、逃亡者は5人も殺害している凶悪犯だぞ、
警部(小声):それがこの辺りに向かっていたという通報があったんだ。
警部(小声):もし、犯人がこの家に立て籠って、この子に演技をさせてたらどうするんだ!
警部(小声):絶対に開けさせろ
警部(小声):このままだと、また今年も昇進はなしだぞ
:
トム(小声):わかりました警部
0:
0:トントン(ドアをたたく)
0:
レイチェル:何?
:
トム:とにかく、少しでいいのでドアを開けてください。
:
レイチェル:嘘つきは泥棒の始まりよ。 お巡りさんに捕まっちゃえばいいわ
0:
0:ドンドン(ドアをたたく)
0:
トム:お仕事なんですよ、協力してくださいよ
:
レイチェル:じゃ、誤って
:
トム:へ?
:
レイチェル:私に嘘をついた事を誤って。
:
トム:いや、私は嘘なんてついてませんよ!
0:
0:ドンドン(ドアを強めにたたく)
0:
警部:トム、何をやってるんだ、さっきから
:
トム:警部ぅ
トム:この子が、話を全然聞いてくれないんですよ
:
警部:まったく・・・
警部:そんなんだから、お前はいつまでたっても(アドリブ)なんだ
:
トム:すみません・・・
:
警部:仕方がない、私が変わろう
:
トム:・・・お願いします、警部
0:
0:トントン(ドアを軽くたたく)
0:
警部:お嬢さん
:
レイチェル:レイチェルよ
:
警部:レイチェル・・・
警部:おじさんの話をよく聞いてくれないか
:
レイチェル:あなた・・・誰?
:
警部:私はロサンゼルス市警のロ・・
:
レイチェル:パパ?
レイチェル:パパなの?
レイチェル:パパなんでしょ?
:
警部:え?
警部:いや、私は君のパパじゃない。
警部:私はロサンジェルスしけ・・・
:
レイチェル:いいえ、パパよ。
レイチェル:私には分かるわ。私を脅かすつもりだったのね
:
警部:いや、そういう事じ・・・
:
レイチェル:パパ、私ね、今日は一人でお留守番なのよ
:
警部:そうか、レイチェル。 それは大変だね。
警部:まず私の話を・・・
:
レイチェル:でも、パパはきっと帰ってくるって思ってたのよ
:
トム(小声):警部・・・・
:
警部(小声):違う!、違うんだ!
警部(小声):断じて違うぞ。
警部(小声):それに私は(アドリブ)だ
:
トム:(冷めた口調で)あぁ、そうでしたね・・・
:
レイチェル:パパ、どうしたの?
:
警部:いや、レイチェル、私の話を
:
レイチェル:パパ、どうして突然、私を置いて出て行っちゃったの?
レイチェル:ママは何も話してくれないし、私寂しかったのよ
:
警部:レイチェル・・・
:
レイチェル:私、ずっと泣いてたわ
レイチェル:パパはもう、私の事を嫌いになっちゃったのかなぁって・・・・
レイチェル:ずっと泣いてたのよ
:
警部:レ・・・
警部:すまないレイチェル
警部:そんなつもりじゃなかったんだ
:
トム(小声):何言ってるんですか警部
:
レイチェル:ううん、いいの・・・
レイチェル:きっとパパにも事情があったんでしょ
:
警部:いや、レイチェル
警部:何を言っても、君に寂しい思いをさせた言い訳には、ならないさ
:
トム(小声):犯人どうなってもいいんすか
:
警部:私はなんて事を・・・
:
トム(小声):警部!
:
レイチェル:いいのよパパ、
レイチェル:自分を責めないで
レイチェル:これからはずっと一緒にいられるんでしょ?
レイチェル:それだけで私は幸せだわ
:
トム:おーい
:
警部:あぁ、ずっと一緒さ
警部:もう君を、一人になんてしないさ
:
レイチェル:パパ!
:
トム:けいぶー
:
警部:そうだ、レイチェル!
警部:今度の休みに二人で遊園地に行かないか
:
レイチェル:まぁステキ!
:
トム:おーーーい
:
警部:沢山、乗り物にのって、美味しいお菓子も一杯食べよう
:
レイチェル:ゴーカートも?
:
警部:ああ、
:
レイチェル:コーヒーカップも?
:
警部:そうさ、
:
レイチェル:風船も買ってくれる?
:
警部:もちろんだよ
:
レイチェル:嬉しいわ
:
トム:何やってんすかーー
:
レイチェル:パパ
レイチェル:私、パパと一緒に映画も見たいな
:
警部:いいじゃないか。 じゃぁ映画にも行こう
:
トム:おーい、ばかけいぶーーー
:
警部:指定席のチケットを買っておくよ
:
レイチェル:ポップコーンも食べたいな
:
警部:バターをたっぷりかけた、塩味だろ?
:
トム:(アドリブ)
:
レイチェル:分かってるわね。さすがパパだわ
:
警部:そりゃそうさ
警部:何たって、私は君のパパだからね!
:
トム:(アドリブ)
:
レイチェル:パパ大好き~
:
警部:さぁ、レイチェル、一緒に踊ろう!
:
トム:(アドリブ)
:
レイチェル:パパ~
:
警部:あはははははは
:
レイチェル:あははははは
:
トム:(アドリブ)
:
完了