台本概要
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タイトル | 魔法使いの弟子(GL) |
---|---|
作者名 | Danzig |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 2人用台本(女2) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
百合もののシナリオです。 ※R指定です。 センシティブな部分が多量に含まれておりますので、 苦手な方は読むのを控えて頂けると助かります。 このシナリオには、最後に蛇足の部分があります。 これは、演じても演じなくても問題はありません。 改変、アソリブはOKです。 絡みの部分は、基本的に喘ぎの中で発せられるセリフですが 表現(言葉数)を少なめにしてありますので 言葉以上にハードにしても、ソフトにしても 絡みを長くしても、短くしても大丈夫です。 490 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
マリーン | 女 | 81 | 魔法使い |
メリア | 女 | 87 | 魔法使いの弟子 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:
0:魔法使いマリーン
0:弟子、メリア
0:
メリア:(モノローグ)
メリア:私の名前はメリア
メリア:魔法使いを目指しています。
メリア:二ヶ月前、憧れの魔法使い、マリーン様の弟子になれました。
メリア:今はマリーン様のお屋敷で、魔女の勉強をしながら暮らしています。
:
マリーン:メリア、貴方が私の所に来てから、もうそろそろ、二ヶ月が経つわね
マリーン:今日から貴方にも魔法を教えてあげるわ
:
メリア:マリーン様!
メリア:ようやく私に、魔法を教えて下さるんですね。
メリア:やったー
:
マリーン:ふふ、子供みたいね
:
メリア:だって、マリーン様
メリア:折角、憧れのマリーン様の弟子になったのに、
メリア:私にちっとも魔法を教えてくれないんですもの
:
マリーン:私が弟子を取る事なんて滅多にないし
マリーン:どの魔法使いだって、普通は二ヶ月じゃ、魔法は教えないわよ
:
メリア:じゃぁ、どうして私に魔法を?
:
マリーン:貴方を見てて、魔女としての見込みがありそうだったからよ
マリーン:薬草の栽培や、薬の調合を見てても、覚えの速い貴方を見ててそう思ってわ、
:
メリア:本当ですか!
:
マリーン:ええ
マリーン:このまま、私の所で修行すれば、いい魔法使いになれると思うわよ
:
メリア:嬉しい!。
:
マリーン:じゃぁ、早速、簡単な魔法の練習をしましょうか
:
メリア:はい、よろしくお願いします。
:
マリーン:じゃぁ、あそこにある的に、火属性の魔法を当てる練習よ
マリーン:まずは、私がお手本を見せてあげるわ
:
メリア:はい、よろしくお願いします。
:
マリーン:いい、よく見てなさい
マリーン:いくわよ
マリーン:
マリーン:「ファイア・ボルト」
0:
0:勢いよく発射された火の玉が的を破壊する
0:
メリア:すごい・・・
:
マリーン:感心してないで
マリーン:あなたの番よ、やって御覧なさい
:
メリア:はい
:
マリーン:じゃぁ、、構えて
:
メリア:こうですか
:
マリーン:そう、いい感じよ
マリーン:じゃぁ、打って!
:
メリア:はい、「ファイヤー・ボルト!」
メリア:・・・・あれ? 出ません・・・
:
マリーン:・・・ダメね・・・
:
メリア:ごめんなさい・・・
:
マリーン:どこが悪いかわかる?
:
メリア:いえ・・・分かりません
:
マリーン:いい、メリア
マリーン:呪文の詠唱(えいしょう)は正確でないとダメよ
マリーン:呪文は「ファイア・ボルト」
マリーン:貴方が唱えたのは「ファイヤー・ボルト」
マリーン:少し違っただけでも、魔法は発動しないわ
:
メリア:分かりました
:
マリーン:じゃぁ、もう一度、やって御覧なさい
:
メリア:はい
メリア:
メリア:では、行きます
メリア:「ファイア・ボルト」
0:
0:少しの火の玉が飛ぶ
0:
マリーン:あら
:
メリア:小さいけど・・・飛んだ!
:
マリーン:やっぱり筋がいいわね
:
メリア:ありがとうございます!
:
マリーン:最初から、ファイア・ボルトを飛ばすなんて、びっくりよ
:
メリア:でも、マリーン様よりも全然小さくて・・・
:
マリーン:そりゃ、そうよ
マリーン:私とあなたとでは、魔力の量が違うわ
マリーン:魔法の威力には、魔力の量が関係してくるの
:
メリア:そうなんですか・・・
:
マリーン:これからは、魔力の量を増やす訓練もしないとね
:
メリア:魔力の量を増やす訓練って、どうやるんですか?
:
マリーン:いろいろあるけど・・・
マリーン:まぁ、少しづつ教えてあげるわ
:
メリア:そうですか・・・
:
マリーン:どうしたの?
:
メリア:早く、マリーン様みたいな魔法が打てるといいなぁ・・って
:
マリーン:そう・・・
マリーン:まぁ、手っ取り早く魔力を上げる方法はあるわよ
:
メリア:本当ですか?
:
マリーン:ええ、一回に増える量は少しだけどね
:
メリア:どんな方法ですか?
:
マリーン:私の魔力を分けるのよ
:
メリア:そんな事が出来るんですか?
:
マリーン:ええ
マリーン:私の魔力を分けて欲しい?
:
メリア:はい、それは勿論
:
マリーン:そう・・・
0:
0:マリーンは、メリアの顎を人差し指でクイっと上げる
0:
メリア:な・・・
メリア:マリーン様・・・
:
マリーン:メリア
マリーン:私の魔力が欲しいなら
マリーン:私の目を見て
マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい
:
メリア:ま、マリーン様の魔力を・・・分けて・・・ください
:
マリーン:あら、いい子ね
マリーン:じゃぁ、私の魔力を分けてあげるわ
マリーン:受け取りなさい
0:
0:そう言って、マリーンはメリアの唇を奪い、舌を入れる
0:
メリア:んんん・・・
:
マリーン:んん(リップ音)
0:
0:メリアは、水の中から、ようやく上がってきたかのような呼吸をする
0:
メリア:ぱぁ・・はぁ・・はぁ・・・
:
マリーン:どう? メリア
マリーン:私の魔力の味は
:
メリア:はい・・・
メリア:なんだか・・・体が・・・火照(ほて)って
:
マリーン:メリア
マリーン:私の魔力を分けてあげたのよ
マリーン:「有難うございます」は?
:
メリア:はい
メリア:マリーン様・・・有難う・・ござい・・はう・・
メリア:そこ・・は・・・
:
マリーン:魔力が口から入ったら、肺の辺りをよくマサージしないとね
マリーン:魔力が体に沁み込んで行かないのよ・・
:
メリア:そんな・・・そこは肺じゃ・・なくて・・ううう
:
マリーン:どうしたの?
マリーン:そんな声を出して
マリーン:ここの奥に肺があるのよ?
:
メリア:でも・・そんな・・・先っぽ・・・ばかり・・・
:
マリーン:あら?
マリーン:いや・・なの?
:
メリア:そう・・・じゃ・・な・・くぅぅ
:
マリーン:ふーん・・
:
メリア:マ・・マリーン・・様・・・
:
マリーン:あら?
マリーン:どうしたの?
マリーン:そんなにモジモジして
:
メリア:それ・・は・・
:
マリーン:この辺りがモジモジしてるわよ?
:
メリア:そこ・・は・・・うぅ
:
マリーン:ここがいいのね?
:
メリア:はい・・・
メリア:マリーン様・・・私・・・もう・・
:
マリーンが突然メリアから離れる
:
マリーン:はい、終わり。
:
メリア:え?
:
マリーン:魔力が少し増えたでしょ
マリーン:さぁ、練習の続きよ
:
メリア:そんな・・・マリーン・・様
:
マリーン:さぁ、さっき教えたみたいに構えなさい
:
メリア:・・・はい・・
:
マリーン:ほら、ちゃんと構えて
:
メリア:はい・・・
0:
0:マリーンが少し意地悪な口調で問いかける
0:
マリーン:どうしたの?
マリーン:そんな内股じゃ、魔力の循環がうまくいかないわよw
:
メリア:そんな事いっても・・・
:
マリーン:まともに立てないんじゃぁ、魔法の練習はこれで終わりね
:
メリア:そんなぁ・・
:
マリーン:その代わり
マリーン:後でたっぷり、お仕置きをしてあげるわね
:
メリア:・・・はい
:
メリア:(モノローグ)
メリア:私がマリーン様の弟子になって、半年が経ちました
メリア:私は、あれから少しづつマリーン様に魔力を分けて頂き
メリア:大分、魔力が上がってきて、使える魔法の種類も増えてきました。
:
メリア:今日は一年に一回の「魔女の茶会」が行われる日
メリア:マリーン様もお出かけの準備をしています。
:
マリーン:じゃぁメリア、今日は少し遅くなるけど、留守をお願いね
:
メリア:はい、分かりました
メリア:マリーン様、今日のお茶会は、ごゆっくり、楽しんでらしてくださいね
:
マリーン:茶会って言ったって、そんなに、楽しいもんじゃないわよ
マリーン:まぁ、存在確認と情報交換くらいね
:
メリア:そうなんですか?
:
マリーン:そんなもんよ
マリーン:行かないと、行かないで、後で面倒な事になるから
マリーン:仕方なく、いくのよ
:
メリア:そうですか・・・
:
マリーン:貴方も一人前の魔女になったら、分かるわよ
マリーン:じゃぁ、行ってくるわね
:
メリア:行ってらっしゃいませ、マリーン様
0:
0:お茶会に出かけていくマリーン
0:それを見送るメリア
0:
メリア:あぁーあ、マリーン様は、あんな風に言ってたけど、
メリア:魔女のお茶会って、どんな感じなんだろう
メリア:私も早く、一人前の魔女になりたいなぁ・・
メリア:
メリア:さて、そんな事より
メリア:私は、マリーン様のいない間に、家中の掃除をしなきゃね
0:
0:掃除をするメリア
0:
メリア:♪♪♪(鼻歌)
メリア:よし、次は、マリーン様の部屋ね
メリア:♪♪♪(鼻歌)
メリア:きゃ!
メリア:しまった・・・机の上の本、落としちゃった
メリア:早く、元に戻しておかないと・・・
メリア:
メリア:
メリア:あら、この本・・・
:
:
メリア:(モノローグ)
メリア:そして、魔女のお茶会の日から、二ヶ月程経ったある日
メリア:私はこの日も、いつもの様に、マリーン様から魔力を分けて頂くのですが・・・
:
マリーン:さぁ、メリア
マリーン:今日も私の魔力が欲しいなら
マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい
:
メリア:ふふふ、マリーン様♪
:
マリーン:え? 何?
:
メリア:ふふふ「バーニング・ハート」
0:
0:体が急に火照りだすマリーン
0:
マリーン:はう・・はぁ、はぁ、
マリーン:あなた・・なにを・・
:
メリア:こうするんですよね?
:
マリーン:あなた・・それは・・・
:
メリア:マリーン様がいつも私にかけていた魔法・・・
メリア:
メリア:これ、身体が火照るんですよね
:
マリーン:いつの・・・ま・・に・・くぅ
:
メリア:こんな魔法を、掛けられてたなんて
メリア:ずっと気づきませんでした
メリア:マリーン様ったら呪文の詠唱なしで使ってるんですもの・・・
:
マリーン:どう・・して・・はぁ・・
:
メリア:そ・れ・は、
メリア:私が、愛しいマリーン様の弟子だからですよ
:
マリーン:はう・・・
:
メリア:今日は、私がたっぷりと、ご奉仕させていただきますね、マリーン様♪
:
マリーン:そんな・・・私・・攻められるの・・・慣れて・・な・くぅ
:
メリア:マリーン様でも、苦手なものがあったんですね
:
マリーン:メリア・・・
:
メリア:でも、私はマリーン様のように、焦らしたり、しませんから・・・
メリア:直ぐに、あげますよ
:
マリーン:まって・・・私、まだ・・
:
メリア:だぁーめ♪
メリア:「トイ・パペット」
:
マリーン:痛っ・・・・くぅ・・・
:
メリア:大丈夫、直ぐに良くなりますよ
:
マリーン:そんな・・・くぅ
:
メリア:「ルーブリケント」
:
マリーン:あ・・・あ・・・
マリーン:こ、こんな事・・・どうして・・知って・・
:
メリア:マリーン様がお茶会に行かれた時に、
メリア:マリーン様の部屋のお掃除をさせて頂きまして
メリア:その時に見つけちゃいました
:
マリーン:そんな・・・あ・・・
:
メリア:そんな事より、マリーン様?
:
マリーン:な・・・なに・・・うぅ・・
:
メリア:マリーン様がこの魔法使う時って、詠唱(えいしょう)無しですよね?
メリア:私には詠唱は正確にとか言っておきながら・・・
:
マリーン:そ・・・それは・・・はぁ・・はぁ・・
:
メリア:マリーン様の部屋を探しても、無詠唱について書かれている本は、ありませんでした
メリア:ひょっとして、隠してらっしゃるんですか?
:
マリーン:はぁ・・・はぁ・・
:
メリア:言わないと・・・
:
マリーン:はう・・・・私・・も・・・もう・・・
:
メリア:ダメですよ、マリーン様
メリア:教えてくれるまで、止まりません
:
マリーン:ダメ・・・ダメ・・なの・・・
マリーン:教え・・・られな・・・
:
メリア:あら、そうですか
メリア:それなら
:
マリーン:はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
:
メリア:教えて下さいませんか?
:
マリーン:ダメ・・・ダメなの・・・
マリーン:教えたら・・・
:
メリア:ふふ
メリア:教えたら、何ですか?
:
マリーン:教えちゃったら・・・・
マリーン:あなたが・・・行っちゃう・・・・
マリーン:私の・・・・元から・・・いなく・・・なっちゃう・・の・・
:
メリア:え?
:
マリーン:メリア・・・行っちゃ・・・嫌・・・
:
メリア:「オール・イレース!」
:
マリーン:はぁ・・・はぁ・・・
:
メリア:マリーン様・・・私・・・
:
マリーン:メリア・・・
:
メリア:マリーン様、私、何処へも行きません
メリア:居なくなったりしません
メリア:ずっと、マリーン様のお側(そば)にいます。
:
マリーン:メリア・・・
:
メリア:ごめんなさい
:
マリーン:・・・いいのよ、もう
:
メリア:マリーン様
:
マリーン:メリア、愛してるわ
:
メリア:私もマリーン様の事を、愛しています!
メリア:一生、お側に居させてください
:
マリーン:メリア、いいこ子ね
マリーン:ずっと、側に居てね
:
メリア:はい、マリーン様
:
:
:
マリーン:さて、次は私の番ね
:
メリア:え?
:
マリーン:ふふふ「バーニング・ハート♪」
:
メリア:あ・・・
0:
0:完
0:
0:
0:魔法使いマリーン
0:弟子、メリア
0:
メリア:(モノローグ)
メリア:私の名前はメリア
メリア:魔法使いを目指しています。
メリア:二ヶ月前、憧れの魔法使い、マリーン様の弟子になれました。
メリア:今はマリーン様のお屋敷で、魔女の勉強をしながら暮らしています。
:
マリーン:メリア、貴方が私の所に来てから、もうそろそろ、二ヶ月が経つわね
マリーン:今日から貴方にも魔法を教えてあげるわ
:
メリア:マリーン様!
メリア:ようやく私に、魔法を教えて下さるんですね。
メリア:やったー
:
マリーン:ふふ、子供みたいね
:
メリア:だって、マリーン様
メリア:折角、憧れのマリーン様の弟子になったのに、
メリア:私にちっとも魔法を教えてくれないんですもの
:
マリーン:私が弟子を取る事なんて滅多にないし
マリーン:どの魔法使いだって、普通は二ヶ月じゃ、魔法は教えないわよ
:
メリア:じゃぁ、どうして私に魔法を?
:
マリーン:貴方を見てて、魔女としての見込みがありそうだったからよ
マリーン:薬草の栽培や、薬の調合を見てても、覚えの速い貴方を見ててそう思ってわ、
:
メリア:本当ですか!
:
マリーン:ええ
マリーン:このまま、私の所で修行すれば、いい魔法使いになれると思うわよ
:
メリア:嬉しい!。
:
マリーン:じゃぁ、早速、簡単な魔法の練習をしましょうか
:
メリア:はい、よろしくお願いします。
:
マリーン:じゃぁ、あそこにある的に、火属性の魔法を当てる練習よ
マリーン:まずは、私がお手本を見せてあげるわ
:
メリア:はい、よろしくお願いします。
:
マリーン:いい、よく見てなさい
マリーン:いくわよ
マリーン:
マリーン:「ファイア・ボルト」
0:
0:勢いよく発射された火の玉が的を破壊する
0:
メリア:すごい・・・
:
マリーン:感心してないで
マリーン:あなたの番よ、やって御覧なさい
:
メリア:はい
:
マリーン:じゃぁ、、構えて
:
メリア:こうですか
:
マリーン:そう、いい感じよ
マリーン:じゃぁ、打って!
:
メリア:はい、「ファイヤー・ボルト!」
メリア:・・・・あれ? 出ません・・・
:
マリーン:・・・ダメね・・・
:
メリア:ごめんなさい・・・
:
マリーン:どこが悪いかわかる?
:
メリア:いえ・・・分かりません
:
マリーン:いい、メリア
マリーン:呪文の詠唱(えいしょう)は正確でないとダメよ
マリーン:呪文は「ファイア・ボルト」
マリーン:貴方が唱えたのは「ファイヤー・ボルト」
マリーン:少し違っただけでも、魔法は発動しないわ
:
メリア:分かりました
:
マリーン:じゃぁ、もう一度、やって御覧なさい
:
メリア:はい
メリア:
メリア:では、行きます
メリア:「ファイア・ボルト」
0:
0:少しの火の玉が飛ぶ
0:
マリーン:あら
:
メリア:小さいけど・・・飛んだ!
:
マリーン:やっぱり筋がいいわね
:
メリア:ありがとうございます!
:
マリーン:最初から、ファイア・ボルトを飛ばすなんて、びっくりよ
:
メリア:でも、マリーン様よりも全然小さくて・・・
:
マリーン:そりゃ、そうよ
マリーン:私とあなたとでは、魔力の量が違うわ
マリーン:魔法の威力には、魔力の量が関係してくるの
:
メリア:そうなんですか・・・
:
マリーン:これからは、魔力の量を増やす訓練もしないとね
:
メリア:魔力の量を増やす訓練って、どうやるんですか?
:
マリーン:いろいろあるけど・・・
マリーン:まぁ、少しづつ教えてあげるわ
:
メリア:そうですか・・・
:
マリーン:どうしたの?
:
メリア:早く、マリーン様みたいな魔法が打てるといいなぁ・・って
:
マリーン:そう・・・
マリーン:まぁ、手っ取り早く魔力を上げる方法はあるわよ
:
メリア:本当ですか?
:
マリーン:ええ、一回に増える量は少しだけどね
:
メリア:どんな方法ですか?
:
マリーン:私の魔力を分けるのよ
:
メリア:そんな事が出来るんですか?
:
マリーン:ええ
マリーン:私の魔力を分けて欲しい?
:
メリア:はい、それは勿論
:
マリーン:そう・・・
0:
0:マリーンは、メリアの顎を人差し指でクイっと上げる
0:
メリア:な・・・
メリア:マリーン様・・・
:
マリーン:メリア
マリーン:私の魔力が欲しいなら
マリーン:私の目を見て
マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい
:
メリア:ま、マリーン様の魔力を・・・分けて・・・ください
:
マリーン:あら、いい子ね
マリーン:じゃぁ、私の魔力を分けてあげるわ
マリーン:受け取りなさい
0:
0:そう言って、マリーンはメリアの唇を奪い、舌を入れる
0:
メリア:んんん・・・
:
マリーン:んん(リップ音)
0:
0:メリアは、水の中から、ようやく上がってきたかのような呼吸をする
0:
メリア:ぱぁ・・はぁ・・はぁ・・・
:
マリーン:どう? メリア
マリーン:私の魔力の味は
:
メリア:はい・・・
メリア:なんだか・・・体が・・・火照(ほて)って
:
マリーン:メリア
マリーン:私の魔力を分けてあげたのよ
マリーン:「有難うございます」は?
:
メリア:はい
メリア:マリーン様・・・有難う・・ござい・・はう・・
メリア:そこ・・は・・・
:
マリーン:魔力が口から入ったら、肺の辺りをよくマサージしないとね
マリーン:魔力が体に沁み込んで行かないのよ・・
:
メリア:そんな・・・そこは肺じゃ・・なくて・・ううう
:
マリーン:どうしたの?
マリーン:そんな声を出して
マリーン:ここの奥に肺があるのよ?
:
メリア:でも・・そんな・・・先っぽ・・・ばかり・・・
:
マリーン:あら?
マリーン:いや・・なの?
:
メリア:そう・・・じゃ・・な・・くぅぅ
:
マリーン:ふーん・・
:
メリア:マ・・マリーン・・様・・・
:
マリーン:あら?
マリーン:どうしたの?
マリーン:そんなにモジモジして
:
メリア:それ・・は・・
:
マリーン:この辺りがモジモジしてるわよ?
:
メリア:そこ・・は・・・うぅ
:
マリーン:ここがいいのね?
:
メリア:はい・・・
メリア:マリーン様・・・私・・・もう・・
:
マリーンが突然メリアから離れる
:
マリーン:はい、終わり。
:
メリア:え?
:
マリーン:魔力が少し増えたでしょ
マリーン:さぁ、練習の続きよ
:
メリア:そんな・・・マリーン・・様
:
マリーン:さぁ、さっき教えたみたいに構えなさい
:
メリア:・・・はい・・
:
マリーン:ほら、ちゃんと構えて
:
メリア:はい・・・
0:
0:マリーンが少し意地悪な口調で問いかける
0:
マリーン:どうしたの?
マリーン:そんな内股じゃ、魔力の循環がうまくいかないわよw
:
メリア:そんな事いっても・・・
:
マリーン:まともに立てないんじゃぁ、魔法の練習はこれで終わりね
:
メリア:そんなぁ・・
:
マリーン:その代わり
マリーン:後でたっぷり、お仕置きをしてあげるわね
:
メリア:・・・はい
:
メリア:(モノローグ)
メリア:私がマリーン様の弟子になって、半年が経ちました
メリア:私は、あれから少しづつマリーン様に魔力を分けて頂き
メリア:大分、魔力が上がってきて、使える魔法の種類も増えてきました。
:
メリア:今日は一年に一回の「魔女の茶会」が行われる日
メリア:マリーン様もお出かけの準備をしています。
:
マリーン:じゃぁメリア、今日は少し遅くなるけど、留守をお願いね
:
メリア:はい、分かりました
メリア:マリーン様、今日のお茶会は、ごゆっくり、楽しんでらしてくださいね
:
マリーン:茶会って言ったって、そんなに、楽しいもんじゃないわよ
マリーン:まぁ、存在確認と情報交換くらいね
:
メリア:そうなんですか?
:
マリーン:そんなもんよ
マリーン:行かないと、行かないで、後で面倒な事になるから
マリーン:仕方なく、いくのよ
:
メリア:そうですか・・・
:
マリーン:貴方も一人前の魔女になったら、分かるわよ
マリーン:じゃぁ、行ってくるわね
:
メリア:行ってらっしゃいませ、マリーン様
0:
0:お茶会に出かけていくマリーン
0:それを見送るメリア
0:
メリア:あぁーあ、マリーン様は、あんな風に言ってたけど、
メリア:魔女のお茶会って、どんな感じなんだろう
メリア:私も早く、一人前の魔女になりたいなぁ・・
メリア:
メリア:さて、そんな事より
メリア:私は、マリーン様のいない間に、家中の掃除をしなきゃね
0:
0:掃除をするメリア
0:
メリア:♪♪♪(鼻歌)
メリア:よし、次は、マリーン様の部屋ね
メリア:♪♪♪(鼻歌)
メリア:きゃ!
メリア:しまった・・・机の上の本、落としちゃった
メリア:早く、元に戻しておかないと・・・
メリア:
メリア:
メリア:あら、この本・・・
:
:
メリア:(モノローグ)
メリア:そして、魔女のお茶会の日から、二ヶ月程経ったある日
メリア:私はこの日も、いつもの様に、マリーン様から魔力を分けて頂くのですが・・・
:
マリーン:さぁ、メリア
マリーン:今日も私の魔力が欲しいなら
マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい
:
メリア:ふふふ、マリーン様♪
:
マリーン:え? 何?
:
メリア:ふふふ「バーニング・ハート」
0:
0:体が急に火照りだすマリーン
0:
マリーン:はう・・はぁ、はぁ、
マリーン:あなた・・なにを・・
:
メリア:こうするんですよね?
:
マリーン:あなた・・それは・・・
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メリア:マリーン様がいつも私にかけていた魔法・・・
メリア:
メリア:これ、身体が火照るんですよね
:
マリーン:いつの・・・ま・・に・・くぅ
:
メリア:こんな魔法を、掛けられてたなんて
メリア:ずっと気づきませんでした
メリア:マリーン様ったら呪文の詠唱なしで使ってるんですもの・・・
:
マリーン:どう・・して・・はぁ・・
:
メリア:そ・れ・は、
メリア:私が、愛しいマリーン様の弟子だからですよ
:
マリーン:はう・・・
:
メリア:今日は、私がたっぷりと、ご奉仕させていただきますね、マリーン様♪
:
マリーン:そんな・・・私・・攻められるの・・・慣れて・・な・くぅ
:
メリア:マリーン様でも、苦手なものがあったんですね
:
マリーン:メリア・・・
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メリア:でも、私はマリーン様のように、焦らしたり、しませんから・・・
メリア:直ぐに、あげますよ
:
マリーン:まって・・・私、まだ・・
:
メリア:だぁーめ♪
メリア:「トイ・パペット」
:
マリーン:痛っ・・・・くぅ・・・
:
メリア:大丈夫、直ぐに良くなりますよ
:
マリーン:そんな・・・くぅ
:
メリア:「ルーブリケント」
:
マリーン:あ・・・あ・・・
マリーン:こ、こんな事・・・どうして・・知って・・
:
メリア:マリーン様がお茶会に行かれた時に、
メリア:マリーン様の部屋のお掃除をさせて頂きまして
メリア:その時に見つけちゃいました
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マリーン:そんな・・・あ・・・
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メリア:そんな事より、マリーン様?
:
マリーン:な・・・なに・・・うぅ・・
:
メリア:マリーン様がこの魔法使う時って、詠唱(えいしょう)無しですよね?
メリア:私には詠唱は正確にとか言っておきながら・・・
:
マリーン:そ・・・それは・・・はぁ・・はぁ・・
:
メリア:マリーン様の部屋を探しても、無詠唱について書かれている本は、ありませんでした
メリア:ひょっとして、隠してらっしゃるんですか?
:
マリーン:はぁ・・・はぁ・・
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メリア:言わないと・・・
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マリーン:はう・・・・私・・も・・・もう・・・
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メリア:ダメですよ、マリーン様
メリア:教えてくれるまで、止まりません
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マリーン:ダメ・・・ダメ・・なの・・・
マリーン:教え・・・られな・・・
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メリア:あら、そうですか
メリア:それなら
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マリーン:はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
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メリア:教えて下さいませんか?
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マリーン:ダメ・・・ダメなの・・・
マリーン:教えたら・・・
:
メリア:ふふ
メリア:教えたら、何ですか?
:
マリーン:教えちゃったら・・・・
マリーン:あなたが・・・行っちゃう・・・・
マリーン:私の・・・・元から・・・いなく・・・なっちゃう・・の・・
:
メリア:え?
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マリーン:メリア・・・行っちゃ・・・嫌・・・
:
メリア:「オール・イレース!」
:
マリーン:はぁ・・・はぁ・・・
:
メリア:マリーン様・・・私・・・
:
マリーン:メリア・・・
:
メリア:マリーン様、私、何処へも行きません
メリア:居なくなったりしません
メリア:ずっと、マリーン様のお側(そば)にいます。
:
マリーン:メリア・・・
:
メリア:ごめんなさい
:
マリーン:・・・いいのよ、もう
:
メリア:マリーン様
:
マリーン:メリア、愛してるわ
:
メリア:私もマリーン様の事を、愛しています!
メリア:一生、お側に居させてください
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マリーン:メリア、いいこ子ね
マリーン:ずっと、側に居てね
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メリア:はい、マリーン様
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マリーン:さて、次は私の番ね
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メリア:え?
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マリーン:ふふふ「バーニング・ハート♪」
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メリア:あ・・・
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0:完
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