台本概要

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タイトル 魔法使いの弟子(GL)
作者名 Danzig
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(女2)
時間 20 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 百合もののシナリオです。

※R指定です。
センシティブな部分が多量に含まれておりますので、
苦手な方は読むのを控えて頂けると助かります。

このシナリオには、最後に蛇足の部分があります。
これは、演じても演じなくても問題はありません。

改変、アソリブはOKです。
絡みの部分は、基本的に喘ぎの中で発せられるセリフですが
表現(言葉数)を少なめにしてありますので
言葉以上にハードにしても、ソフトにしても
絡みを長くしても、短くしても大丈夫です。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
マリーン 81 魔法使い
メリア 87 魔法使いの弟子
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0: 0:魔法使いマリーン 0:弟子、メリア 0: メリア:(モノローグ) メリア:私の名前はメリア メリア:魔法使いを目指しています。 メリア:二ヶ月前、憧れの魔法使い、マリーン様の弟子になれました。 メリア:今はマリーン様のお屋敷で、魔女の勉強をしながら暮らしています。 : マリーン:メリア、貴方が私の所に来てから、もうそろそろ、二ヶ月が経つわね マリーン:今日から貴方にも魔法を教えてあげるわ : メリア:マリーン様! メリア:ようやく私に、魔法を教えて下さるんですね。 メリア:やったー : マリーン:ふふ、子供みたいね : メリア:だって、マリーン様 メリア:折角、憧れのマリーン様の弟子になったのに、 メリア:私にちっとも魔法を教えてくれないんですもの : マリーン:私が弟子を取る事なんて滅多にないし マリーン:どの魔法使いだって、普通は二ヶ月じゃ、魔法は教えないわよ : メリア:じゃぁ、どうして私に魔法を? : マリーン:貴方を見てて、魔女としての見込みがありそうだったからよ マリーン:薬草の栽培や、薬の調合を見てても、覚えの速い貴方を見ててそう思ってわ、 : メリア:本当ですか! : マリーン:ええ マリーン:このまま、私の所で修行すれば、いい魔法使いになれると思うわよ : メリア:嬉しい!。 : マリーン:じゃぁ、早速、簡単な魔法の練習をしましょうか : メリア:はい、よろしくお願いします。 : マリーン:じゃぁ、あそこにある的に、火属性の魔法を当てる練習よ マリーン:まずは、私がお手本を見せてあげるわ : メリア:はい、よろしくお願いします。 : マリーン:いい、よく見てなさい マリーン:いくわよ マリーン: マリーン:「ファイア・ボルト」 0: 0:勢いよく発射された火の玉が的を破壊する 0: メリア:すごい・・・ : マリーン:感心してないで マリーン:あなたの番よ、やって御覧なさい : メリア:はい : マリーン:じゃぁ、、構えて : メリア:こうですか : マリーン:そう、いい感じよ マリーン:じゃぁ、打って! : メリア:はい、「ファイヤー・ボルト!」 メリア:・・・・あれ? 出ません・・・ : マリーン:・・・ダメね・・・ : メリア:ごめんなさい・・・ : マリーン:どこが悪いかわかる? : メリア:いえ・・・分かりません : マリーン:いい、メリア マリーン:呪文の詠唱(えいしょう)は正確でないとダメよ マリーン:呪文は「ファイア・ボルト」 マリーン:貴方が唱えたのは「ファイヤー・ボルト」 マリーン:少し違っただけでも、魔法は発動しないわ : メリア:分かりました : マリーン:じゃぁ、もう一度、やって御覧なさい : メリア:はい メリア: メリア:では、行きます メリア:「ファイア・ボルト」 0: 0:少しの火の玉が飛ぶ 0: マリーン:あら : メリア:小さいけど・・・飛んだ! : マリーン:やっぱり筋がいいわね : メリア:ありがとうございます! : マリーン:最初から、ファイア・ボルトを飛ばすなんて、びっくりよ : メリア:でも、マリーン様よりも全然小さくて・・・ : マリーン:そりゃ、そうよ マリーン:私とあなたとでは、魔力の量が違うわ マリーン:魔法の威力には、魔力の量が関係してくるの : メリア:そうなんですか・・・ : マリーン:これからは、魔力の量を増やす訓練もしないとね : メリア:魔力の量を増やす訓練って、どうやるんですか? : マリーン:いろいろあるけど・・・ マリーン:まぁ、少しづつ教えてあげるわ : メリア:そうですか・・・ : マリーン:どうしたの? : メリア:早く、マリーン様みたいな魔法が打てるといいなぁ・・って : マリーン:そう・・・ マリーン:まぁ、手っ取り早く魔力を上げる方法はあるわよ : メリア:本当ですか? : マリーン:ええ、一回に増える量は少しだけどね : メリア:どんな方法ですか? : マリーン:私の魔力を分けるのよ : メリア:そんな事が出来るんですか? : マリーン:ええ マリーン:私の魔力を分けて欲しい? : メリア:はい、それは勿論 : マリーン:そう・・・ 0: 0:マリーンは、メリアの顎を人差し指でクイっと上げる 0: メリア:な・・・ メリア:マリーン様・・・ : マリーン:メリア マリーン:私の魔力が欲しいなら マリーン:私の目を見て マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい : メリア:ま、マリーン様の魔力を・・・分けて・・・ください : マリーン:あら、いい子ね マリーン:じゃぁ、私の魔力を分けてあげるわ マリーン:受け取りなさい 0: 0:そう言って、マリーンはメリアの唇を奪い、舌を入れる 0: メリア:んんん・・・ : マリーン:んん(リップ音) 0: 0:メリアは、水の中から、ようやく上がってきたかのような呼吸をする 0: メリア:ぱぁ・・はぁ・・はぁ・・・ : マリーン:どう? メリア マリーン:私の魔力の味は : メリア:はい・・・ メリア:なんだか・・・体が・・・火照(ほて)って : マリーン:メリア マリーン:私の魔力を分けてあげたのよ マリーン:「有難うございます」は? : メリア:はい メリア:マリーン様・・・有難う・・ござい・・はう・・ メリア:そこ・・は・・・ : マリーン:魔力が口から入ったら、肺の辺りをよくマサージしないとね マリーン:魔力が体に沁み込んで行かないのよ・・ : メリア:そんな・・・そこは肺じゃ・・なくて・・ううう : マリーン:どうしたの? マリーン:そんな声を出して マリーン:ここの奥に肺があるのよ? : メリア:でも・・そんな・・・先っぽ・・・ばかり・・・ : マリーン:あら? マリーン:いや・・なの? : メリア:そう・・・じゃ・・な・・くぅぅ : マリーン:ふーん・・ : メリア:マ・・マリーン・・様・・・ : マリーン:あら? マリーン:どうしたの? マリーン:そんなにモジモジして : メリア:それ・・は・・ : マリーン:この辺りがモジモジしてるわよ? : メリア:そこ・・は・・・うぅ : マリーン:ここがいいのね? : メリア:はい・・・ メリア:マリーン様・・・私・・・もう・・ : マリーンが突然メリアから離れる : マリーン:はい、終わり。 : メリア:え? : マリーン:魔力が少し増えたでしょ マリーン:さぁ、練習の続きよ : メリア:そんな・・・マリーン・・様 : マリーン:さぁ、さっき教えたみたいに構えなさい : メリア:・・・はい・・ : マリーン:ほら、ちゃんと構えて : メリア:はい・・・ 0: 0:マリーンが少し意地悪な口調で問いかける 0: マリーン:どうしたの? マリーン:そんな内股じゃ、魔力の循環がうまくいかないわよw : メリア:そんな事いっても・・・ : マリーン:まともに立てないんじゃぁ、魔法の練習はこれで終わりね : メリア:そんなぁ・・ : マリーン:その代わり マリーン:後でたっぷり、お仕置きをしてあげるわね : メリア:・・・はい : メリア:(モノローグ) メリア:私がマリーン様の弟子になって、半年が経ちました メリア:私は、あれから少しづつマリーン様に魔力を分けて頂き メリア:大分、魔力が上がってきて、使える魔法の種類も増えてきました。 : メリア:今日は一年に一回の「魔女の茶会」が行われる日 メリア:マリーン様もお出かけの準備をしています。 : マリーン:じゃぁメリア、今日は少し遅くなるけど、留守をお願いね : メリア:はい、分かりました メリア:マリーン様、今日のお茶会は、ごゆっくり、楽しんでらしてくださいね : マリーン:茶会って言ったって、そんなに、楽しいもんじゃないわよ マリーン:まぁ、存在確認と情報交換くらいね : メリア:そうなんですか? : マリーン:そんなもんよ マリーン:行かないと、行かないで、後で面倒な事になるから マリーン:仕方なく、いくのよ : メリア:そうですか・・・ : マリーン:貴方も一人前の魔女になったら、分かるわよ マリーン:じゃぁ、行ってくるわね : メリア:行ってらっしゃいませ、マリーン様 0: 0:お茶会に出かけていくマリーン 0:それを見送るメリア 0: メリア:あぁーあ、マリーン様は、あんな風に言ってたけど、 メリア:魔女のお茶会って、どんな感じなんだろう メリア:私も早く、一人前の魔女になりたいなぁ・・ メリア: メリア:さて、そんな事より メリア:私は、マリーン様のいない間に、家中の掃除をしなきゃね 0: 0:掃除をするメリア 0: メリア:♪♪♪(鼻歌) メリア:よし、次は、マリーン様の部屋ね メリア:♪♪♪(鼻歌) メリア:きゃ! メリア:しまった・・・机の上の本、落としちゃった メリア:早く、元に戻しておかないと・・・ メリア: メリア: メリア:あら、この本・・・ : : メリア:(モノローグ) メリア:そして、魔女のお茶会の日から、二ヶ月程経ったある日 メリア:私はこの日も、いつもの様に、マリーン様から魔力を分けて頂くのですが・・・ : マリーン:さぁ、メリア マリーン:今日も私の魔力が欲しいなら マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい : メリア:ふふふ、マリーン様♪ : マリーン:え? 何? : メリア:ふふふ「バーニング・ハート」 0: 0:体が急に火照りだすマリーン 0: マリーン:はう・・はぁ、はぁ、 マリーン:あなた・・なにを・・ : メリア:こうするんですよね? : マリーン:あなた・・それは・・・ : メリア:マリーン様がいつも私にかけていた魔法・・・ メリア: メリア:これ、身体が火照るんですよね : マリーン:いつの・・・ま・・に・・くぅ : メリア:こんな魔法を、掛けられてたなんて メリア:ずっと気づきませんでした メリア:マリーン様ったら呪文の詠唱なしで使ってるんですもの・・・ : マリーン:どう・・して・・はぁ・・ : メリア:そ・れ・は、 メリア:私が、愛しいマリーン様の弟子だからですよ : マリーン:はう・・・ : メリア:今日は、私がたっぷりと、ご奉仕させていただきますね、マリーン様♪ : マリーン:そんな・・・私・・攻められるの・・・慣れて・・な・くぅ : メリア:マリーン様でも、苦手なものがあったんですね : マリーン:メリア・・・ : メリア:でも、私はマリーン様のように、焦らしたり、しませんから・・・ メリア:直ぐに、あげますよ : マリーン:まって・・・私、まだ・・ : メリア:だぁーめ♪ メリア:「トイ・パペット」 : マリーン:痛っ・・・・くぅ・・・ : メリア:大丈夫、直ぐに良くなりますよ : マリーン:そんな・・・くぅ : メリア:「ルーブリケント」 : マリーン:あ・・・あ・・・ マリーン:こ、こんな事・・・どうして・・知って・・ : メリア:マリーン様がお茶会に行かれた時に、 メリア:マリーン様の部屋のお掃除をさせて頂きまして メリア:その時に見つけちゃいました : マリーン:そんな・・・あ・・・ : メリア:そんな事より、マリーン様? : マリーン:な・・・なに・・・うぅ・・ : メリア:マリーン様がこの魔法使う時って、詠唱(えいしょう)無しですよね? メリア:私には詠唱は正確にとか言っておきながら・・・ : マリーン:そ・・・それは・・・はぁ・・はぁ・・ : メリア:マリーン様の部屋を探しても、無詠唱について書かれている本は、ありませんでした メリア:ひょっとして、隠してらっしゃるんですか? : マリーン:はぁ・・・はぁ・・ : メリア:言わないと・・・ : マリーン:はう・・・・私・・も・・・もう・・・ : メリア:ダメですよ、マリーン様 メリア:教えてくれるまで、止まりません : マリーン:ダメ・・・ダメ・・なの・・・ マリーン:教え・・・られな・・・ : メリア:あら、そうですか メリア:それなら : マリーン:はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ : メリア:教えて下さいませんか? : マリーン:ダメ・・・ダメなの・・・ マリーン:教えたら・・・ : メリア:ふふ メリア:教えたら、何ですか? : マリーン:教えちゃったら・・・・ マリーン:あなたが・・・行っちゃう・・・・ マリーン:私の・・・・元から・・・いなく・・・なっちゃう・・の・・ : メリア:え? : マリーン:メリア・・・行っちゃ・・・嫌・・・ : メリア:「オール・イレース!」 : マリーン:はぁ・・・はぁ・・・ : メリア:マリーン様・・・私・・・ : マリーン:メリア・・・ : メリア:マリーン様、私、何処へも行きません メリア:居なくなったりしません メリア:ずっと、マリーン様のお側(そば)にいます。 : マリーン:メリア・・・ : メリア:ごめんなさい : マリーン:・・・いいのよ、もう : メリア:マリーン様 : マリーン:メリア、愛してるわ : メリア:私もマリーン様の事を、愛しています! メリア:一生、お側に居させてください : マリーン:メリア、いいこ子ね マリーン:ずっと、側に居てね : メリア:はい、マリーン様 : : : マリーン:さて、次は私の番ね : メリア:え? : マリーン:ふふふ「バーニング・ハート♪」 : メリア:あ・・・ 0: 0:完 0:

0: 0:魔法使いマリーン 0:弟子、メリア 0: メリア:(モノローグ) メリア:私の名前はメリア メリア:魔法使いを目指しています。 メリア:二ヶ月前、憧れの魔法使い、マリーン様の弟子になれました。 メリア:今はマリーン様のお屋敷で、魔女の勉強をしながら暮らしています。 : マリーン:メリア、貴方が私の所に来てから、もうそろそろ、二ヶ月が経つわね マリーン:今日から貴方にも魔法を教えてあげるわ : メリア:マリーン様! メリア:ようやく私に、魔法を教えて下さるんですね。 メリア:やったー : マリーン:ふふ、子供みたいね : メリア:だって、マリーン様 メリア:折角、憧れのマリーン様の弟子になったのに、 メリア:私にちっとも魔法を教えてくれないんですもの : マリーン:私が弟子を取る事なんて滅多にないし マリーン:どの魔法使いだって、普通は二ヶ月じゃ、魔法は教えないわよ : メリア:じゃぁ、どうして私に魔法を? : マリーン:貴方を見てて、魔女としての見込みがありそうだったからよ マリーン:薬草の栽培や、薬の調合を見てても、覚えの速い貴方を見ててそう思ってわ、 : メリア:本当ですか! : マリーン:ええ マリーン:このまま、私の所で修行すれば、いい魔法使いになれると思うわよ : メリア:嬉しい!。 : マリーン:じゃぁ、早速、簡単な魔法の練習をしましょうか : メリア:はい、よろしくお願いします。 : マリーン:じゃぁ、あそこにある的に、火属性の魔法を当てる練習よ マリーン:まずは、私がお手本を見せてあげるわ : メリア:はい、よろしくお願いします。 : マリーン:いい、よく見てなさい マリーン:いくわよ マリーン: マリーン:「ファイア・ボルト」 0: 0:勢いよく発射された火の玉が的を破壊する 0: メリア:すごい・・・ : マリーン:感心してないで マリーン:あなたの番よ、やって御覧なさい : メリア:はい : マリーン:じゃぁ、、構えて : メリア:こうですか : マリーン:そう、いい感じよ マリーン:じゃぁ、打って! : メリア:はい、「ファイヤー・ボルト!」 メリア:・・・・あれ? 出ません・・・ : マリーン:・・・ダメね・・・ : メリア:ごめんなさい・・・ : マリーン:どこが悪いかわかる? : メリア:いえ・・・分かりません : マリーン:いい、メリア マリーン:呪文の詠唱(えいしょう)は正確でないとダメよ マリーン:呪文は「ファイア・ボルト」 マリーン:貴方が唱えたのは「ファイヤー・ボルト」 マリーン:少し違っただけでも、魔法は発動しないわ : メリア:分かりました : マリーン:じゃぁ、もう一度、やって御覧なさい : メリア:はい メリア: メリア:では、行きます メリア:「ファイア・ボルト」 0: 0:少しの火の玉が飛ぶ 0: マリーン:あら : メリア:小さいけど・・・飛んだ! : マリーン:やっぱり筋がいいわね : メリア:ありがとうございます! : マリーン:最初から、ファイア・ボルトを飛ばすなんて、びっくりよ : メリア:でも、マリーン様よりも全然小さくて・・・ : マリーン:そりゃ、そうよ マリーン:私とあなたとでは、魔力の量が違うわ マリーン:魔法の威力には、魔力の量が関係してくるの : メリア:そうなんですか・・・ : マリーン:これからは、魔力の量を増やす訓練もしないとね : メリア:魔力の量を増やす訓練って、どうやるんですか? : マリーン:いろいろあるけど・・・ マリーン:まぁ、少しづつ教えてあげるわ : メリア:そうですか・・・ : マリーン:どうしたの? : メリア:早く、マリーン様みたいな魔法が打てるといいなぁ・・って : マリーン:そう・・・ マリーン:まぁ、手っ取り早く魔力を上げる方法はあるわよ : メリア:本当ですか? : マリーン:ええ、一回に増える量は少しだけどね : メリア:どんな方法ですか? : マリーン:私の魔力を分けるのよ : メリア:そんな事が出来るんですか? : マリーン:ええ マリーン:私の魔力を分けて欲しい? : メリア:はい、それは勿論 : マリーン:そう・・・ 0: 0:マリーンは、メリアの顎を人差し指でクイっと上げる 0: メリア:な・・・ メリア:マリーン様・・・ : マリーン:メリア マリーン:私の魔力が欲しいなら マリーン:私の目を見て マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい : メリア:ま、マリーン様の魔力を・・・分けて・・・ください : マリーン:あら、いい子ね マリーン:じゃぁ、私の魔力を分けてあげるわ マリーン:受け取りなさい 0: 0:そう言って、マリーンはメリアの唇を奪い、舌を入れる 0: メリア:んんん・・・ : マリーン:んん(リップ音) 0: 0:メリアは、水の中から、ようやく上がってきたかのような呼吸をする 0: メリア:ぱぁ・・はぁ・・はぁ・・・ : マリーン:どう? メリア マリーン:私の魔力の味は : メリア:はい・・・ メリア:なんだか・・・体が・・・火照(ほて)って : マリーン:メリア マリーン:私の魔力を分けてあげたのよ マリーン:「有難うございます」は? : メリア:はい メリア:マリーン様・・・有難う・・ござい・・はう・・ メリア:そこ・・は・・・ : マリーン:魔力が口から入ったら、肺の辺りをよくマサージしないとね マリーン:魔力が体に沁み込んで行かないのよ・・ : メリア:そんな・・・そこは肺じゃ・・なくて・・ううう : マリーン:どうしたの? マリーン:そんな声を出して マリーン:ここの奥に肺があるのよ? : メリア:でも・・そんな・・・先っぽ・・・ばかり・・・ : マリーン:あら? マリーン:いや・・なの? : メリア:そう・・・じゃ・・な・・くぅぅ : マリーン:ふーん・・ : メリア:マ・・マリーン・・様・・・ : マリーン:あら? マリーン:どうしたの? マリーン:そんなにモジモジして : メリア:それ・・は・・ : マリーン:この辺りがモジモジしてるわよ? : メリア:そこ・・は・・・うぅ : マリーン:ここがいいのね? : メリア:はい・・・ メリア:マリーン様・・・私・・・もう・・ : マリーンが突然メリアから離れる : マリーン:はい、終わり。 : メリア:え? : マリーン:魔力が少し増えたでしょ マリーン:さぁ、練習の続きよ : メリア:そんな・・・マリーン・・様 : マリーン:さぁ、さっき教えたみたいに構えなさい : メリア:・・・はい・・ : マリーン:ほら、ちゃんと構えて : メリア:はい・・・ 0: 0:マリーンが少し意地悪な口調で問いかける 0: マリーン:どうしたの? マリーン:そんな内股じゃ、魔力の循環がうまくいかないわよw : メリア:そんな事いっても・・・ : マリーン:まともに立てないんじゃぁ、魔法の練習はこれで終わりね : メリア:そんなぁ・・ : マリーン:その代わり マリーン:後でたっぷり、お仕置きをしてあげるわね : メリア:・・・はい : メリア:(モノローグ) メリア:私がマリーン様の弟子になって、半年が経ちました メリア:私は、あれから少しづつマリーン様に魔力を分けて頂き メリア:大分、魔力が上がってきて、使える魔法の種類も増えてきました。 : メリア:今日は一年に一回の「魔女の茶会」が行われる日 メリア:マリーン様もお出かけの準備をしています。 : マリーン:じゃぁメリア、今日は少し遅くなるけど、留守をお願いね : メリア:はい、分かりました メリア:マリーン様、今日のお茶会は、ごゆっくり、楽しんでらしてくださいね : マリーン:茶会って言ったって、そんなに、楽しいもんじゃないわよ マリーン:まぁ、存在確認と情報交換くらいね : メリア:そうなんですか? : マリーン:そんなもんよ マリーン:行かないと、行かないで、後で面倒な事になるから マリーン:仕方なく、いくのよ : メリア:そうですか・・・ : マリーン:貴方も一人前の魔女になったら、分かるわよ マリーン:じゃぁ、行ってくるわね : メリア:行ってらっしゃいませ、マリーン様 0: 0:お茶会に出かけていくマリーン 0:それを見送るメリア 0: メリア:あぁーあ、マリーン様は、あんな風に言ってたけど、 メリア:魔女のお茶会って、どんな感じなんだろう メリア:私も早く、一人前の魔女になりたいなぁ・・ メリア: メリア:さて、そんな事より メリア:私は、マリーン様のいない間に、家中の掃除をしなきゃね 0: 0:掃除をするメリア 0: メリア:♪♪♪(鼻歌) メリア:よし、次は、マリーン様の部屋ね メリア:♪♪♪(鼻歌) メリア:きゃ! メリア:しまった・・・机の上の本、落としちゃった メリア:早く、元に戻しておかないと・・・ メリア: メリア: メリア:あら、この本・・・ : : メリア:(モノローグ) メリア:そして、魔女のお茶会の日から、二ヶ月程経ったある日 メリア:私はこの日も、いつもの様に、マリーン様から魔力を分けて頂くのですが・・・ : マリーン:さぁ、メリア マリーン:今日も私の魔力が欲しいなら マリーン:「魔力を分けて下さい」と言いなさい : メリア:ふふふ、マリーン様♪ : マリーン:え? 何? : メリア:ふふふ「バーニング・ハート」 0: 0:体が急に火照りだすマリーン 0: マリーン:はう・・はぁ、はぁ、 マリーン:あなた・・なにを・・ : メリア:こうするんですよね? : マリーン:あなた・・それは・・・ : メリア:マリーン様がいつも私にかけていた魔法・・・ メリア: メリア:これ、身体が火照るんですよね : マリーン:いつの・・・ま・・に・・くぅ : メリア:こんな魔法を、掛けられてたなんて メリア:ずっと気づきませんでした メリア:マリーン様ったら呪文の詠唱なしで使ってるんですもの・・・ : マリーン:どう・・して・・はぁ・・ : メリア:そ・れ・は、 メリア:私が、愛しいマリーン様の弟子だからですよ : マリーン:はう・・・ : メリア:今日は、私がたっぷりと、ご奉仕させていただきますね、マリーン様♪ : マリーン:そんな・・・私・・攻められるの・・・慣れて・・な・くぅ : メリア:マリーン様でも、苦手なものがあったんですね : マリーン:メリア・・・ : メリア:でも、私はマリーン様のように、焦らしたり、しませんから・・・ メリア:直ぐに、あげますよ : マリーン:まって・・・私、まだ・・ : メリア:だぁーめ♪ メリア:「トイ・パペット」 : マリーン:痛っ・・・・くぅ・・・ : メリア:大丈夫、直ぐに良くなりますよ : マリーン:そんな・・・くぅ : メリア:「ルーブリケント」 : マリーン:あ・・・あ・・・ マリーン:こ、こんな事・・・どうして・・知って・・ : メリア:マリーン様がお茶会に行かれた時に、 メリア:マリーン様の部屋のお掃除をさせて頂きまして メリア:その時に見つけちゃいました : マリーン:そんな・・・あ・・・ : メリア:そんな事より、マリーン様? : マリーン:な・・・なに・・・うぅ・・ : メリア:マリーン様がこの魔法使う時って、詠唱(えいしょう)無しですよね? メリア:私には詠唱は正確にとか言っておきながら・・・ : マリーン:そ・・・それは・・・はぁ・・はぁ・・ : メリア:マリーン様の部屋を探しても、無詠唱について書かれている本は、ありませんでした メリア:ひょっとして、隠してらっしゃるんですか? : マリーン:はぁ・・・はぁ・・ : メリア:言わないと・・・ : マリーン:はう・・・・私・・も・・・もう・・・ : メリア:ダメですよ、マリーン様 メリア:教えてくれるまで、止まりません : マリーン:ダメ・・・ダメ・・なの・・・ マリーン:教え・・・られな・・・ : メリア:あら、そうですか メリア:それなら : マリーン:はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ : メリア:教えて下さいませんか? : マリーン:ダメ・・・ダメなの・・・ マリーン:教えたら・・・ : メリア:ふふ メリア:教えたら、何ですか? : マリーン:教えちゃったら・・・・ マリーン:あなたが・・・行っちゃう・・・・ マリーン:私の・・・・元から・・・いなく・・・なっちゃう・・の・・ : メリア:え? : マリーン:メリア・・・行っちゃ・・・嫌・・・ : メリア:「オール・イレース!」 : マリーン:はぁ・・・はぁ・・・ : メリア:マリーン様・・・私・・・ : マリーン:メリア・・・ : メリア:マリーン様、私、何処へも行きません メリア:居なくなったりしません メリア:ずっと、マリーン様のお側(そば)にいます。 : マリーン:メリア・・・ : メリア:ごめんなさい : マリーン:・・・いいのよ、もう : メリア:マリーン様 : マリーン:メリア、愛してるわ : メリア:私もマリーン様の事を、愛しています! メリア:一生、お側に居させてください : マリーン:メリア、いいこ子ね マリーン:ずっと、側に居てね : メリア:はい、マリーン様 : : : マリーン:さて、次は私の番ね : メリア:え? : マリーン:ふふふ「バーニング・ハート♪」 : メリア:あ・・・ 0: 0:完 0: