台本概要

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タイトル WRITER × WRITER 第-1話 〜休日の真実〜
作者名 電【動自転】車男
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 性別変更、一人称変更、語尾変更有りの約5分台本です
サブタイトルはマイナス1話ですが過去編ではございません

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
作家 不問 17 原稿を仕上げない作家 今回はやる気も無ければ出番もほとんどありません
編集者 不問 26 作家の担当編集者 今回は話が短いがセリフは作家より多い 作家からは土橋(どばし)君と呼ばれているが本名は土橋(どばし)
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:朝、目覚まし時計で起きた編集者は休みなのに仕事の時間にアラームをかけた事に気がつく 編集者:…ん。…あぁ、今日は休みだったか。んぐっ…ふぁああ…!っ…はぁ。今日こそ休みだし…今日こそ本当に休むか 0:編集者のモノローグ(以下M)が始まる 編集者M:私の苗字は土橋である、WRITER × WRITER(ライターライター)三作品目にして名前はまだ無い。源氏名も未だないしタイトルは−1話(マイナス1話)…カウンドダウンしているのである。 編集者M:前回は私が勤める編集社で担当している変な作家の…そういえば、あの人の名前なんだっけ苗字も知らないや…それはともかくナレーションもどきのせいで休日を寝て過ごした事にされてしまった… 編集者M:今回は私一人で女子力溢れる本物の休日を見ていく事にしよう…偽物の休日ってなんだろ…ズル休み?私の性別ってなんだっけ?まぁいいか 0:眠そうな編集者 編集者:ぅあぁ…ぅえむい…あぁ…なんだかなぁ…なんで朝ってこんなに…浅いんだろ 編集者M:この辺はよく分からないのである。朝とはこのようなものである。浅いのはきっと覚醒度合いであろう 編集者:はぁ…今日もこれか…飽きるなぁ…いただきます 編集者M:これは、朝食である。痩せると聞いたのでバナナと水のみの簡単な食事にした。ほんとうは金欠だったり金欠じゃなかったりするせいだ、どこぞのバカ作家が原稿を上げないので私の給料も上がらないのだ 編集者:…ご馳走様でした 編集者M:ご馳走様はしっかりと言おう…とは、誰が言ったか知らないが食事を作ってくれた人に言うらしい…いや、食材そのものだったかな?…どちらにせよ頂きますとご馳走様は言えた方が良いと昔誰かに教わったが…誰だったかな?まぁいいや、誰かわからないが感謝しておこう 0:玄関を出る編集者 編集者:いってきまーす…って誰に言ってるんだろねホント 編集者M:全くであるこういう時ほど一人暮らしの寂しさを実感する事は無い。それはそれとして今日は予定もないので適当に街をぶらつく事にした 0:外を歩く編集者 編集者:はぇ〜こうしてゆっくり街を歩くと意外な発見があるもんだなぁ…時間製の貸し駐車場ばっかりだあ… 編集者M:それを言うなら駐車券を発行する方の発券である 編集者:あー暇だなー…なんだかんだ言ってお金もないからブラついているだけだしなぁ…私は誰に話してんだろ… 編集者M:全くである、一人でいると何となく呟きたくなるものである 編集者:だよねぇ…わかるわかる 編集者M:モノローグに返事をされても困るのである。過去の自分は何を思っていたのだろう 0:道の向こうから歩いてくる人を発見する編集者 編集者:ん、向こうから来る…あの人は…? 編集者M:ここで私はとある人物と出会う事になるのである。後半へ続く…と思ったが時間もまだまだあるみたいなのでそのまま続けよう。早い話が知り合いだったのだ 0:編集者を発見した事にため息をついてから手を振って走ってくる作家 作家:…ぁ、はぁ…おーい!土橋く〜ん! 編集者:あ。せ、先生だ… 編集者M:今走ってきた人物、冒頭に話した変な作家その人である。全然原稿を上げない事が悩みの種なのだが、何故コヤツは外をブラブラしているのだろうか…相手は一応先生だ、一日でも早く書き上げて欲しい怒りを抑えながら笑顔で対応する事にしたのだ 0:ボソリと圧をかけながら不機嫌そうに睨みをきかせる編集者 編集者:こんなトコでなにしてんスか? 作家:こ、怖いよ土橋君… 編集者M:どうやら失敗したようだ 0:少し早口に畳み掛ける編集者 編集者:先生、何日も締切破りまくってますよね?なんで街をフラつけるんですか?一秒でも早く完成させる話でしたよね?訴えますよ? 作家:い、1編集者である土橋君が何を訴えるのかね? 編集者:体調と機嫌の不良です 作家:えぇ…じゃあ私も訴えます 編集者:あなたが何かを要求できる権限が見当たらないのですが 作家:編集者のバグと動作の不良だよ? 編集者:私はアンドロイドではないですよ、あとなんか私を発見した時にため息ついてませんでした? 作家:そうかい?いつも一緒に仕事をする仲間である可愛い編集者君にため息をする訳ないじゃないか 編集者:ほんとですか?…どうせ私に見つかった為のため息の後に開き直ったとかですよね? 作家:ふぅん…さて、どうするかな? 編集者:何がですか? 作家:いや、なんというか100:0(ひゃくぜろ)で私が悪いからねぇ…どう覆そうかな? 編集者:自分が悪いってわかってるんじゃないですか、早く原稿仕上げてくださいよ 0:9900辺りで食い気味に入る編集者 作家:例え100悪くても、残りの9900が… 編集者:ありませんよ、あなたの数字は全部で1万なんですか?1万全部先生ですよ 作家:例え1万悪くても残りの99万が… 編集者:だからありませんって…永遠に百倍する気ですか? 作家:百倍にするなら元気が良いよねぇ土橋君 編集者:そうですね、その為にはまず現金を百倍にしないとおはぎもあんこ入りのパンも食えないですよ。お腹が減って元気が出ません 作家:じゃあそんな安月給な土橋君に作家先生としてご飯を奢ってあげよう 編集者:安月給の原因に奢られるのも不思議な気持ちですが、先生の顔を立てる為に奢られてあげますよ 作家:なんて奢り甲斐のない返事なんだ… 編集者:まぁでもやっぱり嬉しい物は嬉しいですよ。ご馳走になります 作家:はい、ご馳走させてあげます…なんか懐かしいね、覚えてる?あのとある時のとある事柄 編集者:何一つわかりませんが分かりません 作家:僕達が初めてあった頃、編集者の前に社会人として大事な事を教えたじゃないか 編集者:なんでしたっけ? 作家:頂きますとご馳走様はちゃんと言いまえよ?とね、今思うとなんだかお母さんみたいだが、これがバブみというものなのかもしれないね 編集者M:それあんただったのか…感謝して損した 編集者:それあんただったのか感謝して損した 作家:え?なにがだい!? 0:間が開く 編集者M:こうして私の1日を振り返ってみた訳だが、やはり飯を食って終わりだったみたいだ…。ここまで見てくれてありがとう。WRITER × WRITER(ライター×ライター)第-1話(だいまいなすいちわ)休日の真実はこれで終わりにしようと思う。それでは手を合わせて…ごちそうさまでした

0:朝、目覚まし時計で起きた編集者は休みなのに仕事の時間にアラームをかけた事に気がつく 編集者:…ん。…あぁ、今日は休みだったか。んぐっ…ふぁああ…!っ…はぁ。今日こそ休みだし…今日こそ本当に休むか 0:編集者のモノローグ(以下M)が始まる 編集者M:私の苗字は土橋である、WRITER × WRITER(ライターライター)三作品目にして名前はまだ無い。源氏名も未だないしタイトルは−1話(マイナス1話)…カウンドダウンしているのである。 編集者M:前回は私が勤める編集社で担当している変な作家の…そういえば、あの人の名前なんだっけ苗字も知らないや…それはともかくナレーションもどきのせいで休日を寝て過ごした事にされてしまった… 編集者M:今回は私一人で女子力溢れる本物の休日を見ていく事にしよう…偽物の休日ってなんだろ…ズル休み?私の性別ってなんだっけ?まぁいいか 0:眠そうな編集者 編集者:ぅあぁ…ぅえむい…あぁ…なんだかなぁ…なんで朝ってこんなに…浅いんだろ 編集者M:この辺はよく分からないのである。朝とはこのようなものである。浅いのはきっと覚醒度合いであろう 編集者:はぁ…今日もこれか…飽きるなぁ…いただきます 編集者M:これは、朝食である。痩せると聞いたのでバナナと水のみの簡単な食事にした。ほんとうは金欠だったり金欠じゃなかったりするせいだ、どこぞのバカ作家が原稿を上げないので私の給料も上がらないのだ 編集者:…ご馳走様でした 編集者M:ご馳走様はしっかりと言おう…とは、誰が言ったか知らないが食事を作ってくれた人に言うらしい…いや、食材そのものだったかな?…どちらにせよ頂きますとご馳走様は言えた方が良いと昔誰かに教わったが…誰だったかな?まぁいいや、誰かわからないが感謝しておこう 0:玄関を出る編集者 編集者:いってきまーす…って誰に言ってるんだろねホント 編集者M:全くであるこういう時ほど一人暮らしの寂しさを実感する事は無い。それはそれとして今日は予定もないので適当に街をぶらつく事にした 0:外を歩く編集者 編集者:はぇ〜こうしてゆっくり街を歩くと意外な発見があるもんだなぁ…時間製の貸し駐車場ばっかりだあ… 編集者M:それを言うなら駐車券を発行する方の発券である 編集者:あー暇だなー…なんだかんだ言ってお金もないからブラついているだけだしなぁ…私は誰に話してんだろ… 編集者M:全くである、一人でいると何となく呟きたくなるものである 編集者:だよねぇ…わかるわかる 編集者M:モノローグに返事をされても困るのである。過去の自分は何を思っていたのだろう 0:道の向こうから歩いてくる人を発見する編集者 編集者:ん、向こうから来る…あの人は…? 編集者M:ここで私はとある人物と出会う事になるのである。後半へ続く…と思ったが時間もまだまだあるみたいなのでそのまま続けよう。早い話が知り合いだったのだ 0:編集者を発見した事にため息をついてから手を振って走ってくる作家 作家:…ぁ、はぁ…おーい!土橋く〜ん! 編集者:あ。せ、先生だ… 編集者M:今走ってきた人物、冒頭に話した変な作家その人である。全然原稿を上げない事が悩みの種なのだが、何故コヤツは外をブラブラしているのだろうか…相手は一応先生だ、一日でも早く書き上げて欲しい怒りを抑えながら笑顔で対応する事にしたのだ 0:ボソリと圧をかけながら不機嫌そうに睨みをきかせる編集者 編集者:こんなトコでなにしてんスか? 作家:こ、怖いよ土橋君… 編集者M:どうやら失敗したようだ 0:少し早口に畳み掛ける編集者 編集者:先生、何日も締切破りまくってますよね?なんで街をフラつけるんですか?一秒でも早く完成させる話でしたよね?訴えますよ? 作家:い、1編集者である土橋君が何を訴えるのかね? 編集者:体調と機嫌の不良です 作家:えぇ…じゃあ私も訴えます 編集者:あなたが何かを要求できる権限が見当たらないのですが 作家:編集者のバグと動作の不良だよ? 編集者:私はアンドロイドではないですよ、あとなんか私を発見した時にため息ついてませんでした? 作家:そうかい?いつも一緒に仕事をする仲間である可愛い編集者君にため息をする訳ないじゃないか 編集者:ほんとですか?…どうせ私に見つかった為のため息の後に開き直ったとかですよね? 作家:ふぅん…さて、どうするかな? 編集者:何がですか? 作家:いや、なんというか100:0(ひゃくぜろ)で私が悪いからねぇ…どう覆そうかな? 編集者:自分が悪いってわかってるんじゃないですか、早く原稿仕上げてくださいよ 0:9900辺りで食い気味に入る編集者 作家:例え100悪くても、残りの9900が… 編集者:ありませんよ、あなたの数字は全部で1万なんですか?1万全部先生ですよ 作家:例え1万悪くても残りの99万が… 編集者:だからありませんって…永遠に百倍する気ですか? 作家:百倍にするなら元気が良いよねぇ土橋君 編集者:そうですね、その為にはまず現金を百倍にしないとおはぎもあんこ入りのパンも食えないですよ。お腹が減って元気が出ません 作家:じゃあそんな安月給な土橋君に作家先生としてご飯を奢ってあげよう 編集者:安月給の原因に奢られるのも不思議な気持ちですが、先生の顔を立てる為に奢られてあげますよ 作家:なんて奢り甲斐のない返事なんだ… 編集者:まぁでもやっぱり嬉しい物は嬉しいですよ。ご馳走になります 作家:はい、ご馳走させてあげます…なんか懐かしいね、覚えてる?あのとある時のとある事柄 編集者:何一つわかりませんが分かりません 作家:僕達が初めてあった頃、編集者の前に社会人として大事な事を教えたじゃないか 編集者:なんでしたっけ? 作家:頂きますとご馳走様はちゃんと言いまえよ?とね、今思うとなんだかお母さんみたいだが、これがバブみというものなのかもしれないね 編集者M:それあんただったのか…感謝して損した 編集者:それあんただったのか感謝して損した 作家:え?なにがだい!? 0:間が開く 編集者M:こうして私の1日を振り返ってみた訳だが、やはり飯を食って終わりだったみたいだ…。ここまで見てくれてありがとう。WRITER × WRITER(ライター×ライター)第-1話(だいまいなすいちわ)休日の真実はこれで終わりにしようと思う。それでは手を合わせて…ごちそうさまでした