台本概要

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タイトル 筆なんていらない!
作者名 すみんこ  (@suminko0211)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 一人称の変更OKです。
台詞も多少でしたら変えて大丈夫です。
(内容は変わらない程度でお願いします。)

◆禁止事項◆
・営利目的での使用。
・台本の無断転載、自作発言等。

◆お願い◆
・台本使用の際は作者のX(旧Twitter)にご連絡いただけると嬉しいです。
・配信等で使用される場合《作品名、作者名、台本URL》を掲示していただけると嬉しいです。
・告知の際にメンションしていただけると、気づけて時間が合えば聞きに行けるので助かります。
・アーカイブがある場合、教えていただけると嬉しいです。
・使用時の連絡は任意ですが、お芝居聞きたいので使用前や使用後でも教えていただけると嬉しいです。

☆上記記載の内容を含め、気になることなどありましたらX(旧Twitter)までご連絡ください。☆

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
先生 不問 28 物書き。
加藤 不問 26 担当編集。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
先生:「あぁぁぁぁぁぁ!!!書けない!…え、もう朝?!どうしよう…。わぁぁぁぁー!」 加藤:「おはようございます。先生、原稿の進捗どうですか?」 先生:「わぁー!!!加藤さん!助けてください!!!」 加藤:「えっ?先生?!どうしたんですか、落ち着いてください。」 先生:「全然書けないんです…。」 加藤:「たまにはそんな時もありますよー!少し休憩しましょ!」 先生:「休憩なんてしている場合ではないんですよー!」 加藤:「!!?びっくりした!そんなに大きな声出さなくても…。」 先生:「ただ書けないんじゃない…1文字も!浮かばないんだよー!!!!」 加藤:「え?珍しいですね…。スケジュール詰め込み過ぎましたかね?」 先生:「それは大丈夫。加藤さんが調整してくれてたおかげでちゃんとご飯も睡眠も取れてたから。」 加藤:「それは、放っておいたらずっとパソコンに向かってるじゃないですか…。流石に心配ですから。」 先生:「こんなに何も浮かばないの初めてで…どうしていいのかわからない…。」 加藤:「あっ!そういえば、先生の好きな洋菓子屋さんでケーキとかお茶菓子買ってきたので食べませんか?」 先生:「んー。そうだね…。書けないのにずっと悩んでても書けるようになると思えないし…。」 加藤:「じゃあ、用意してくるので先生は座って待っていてください!キッチン借りますね。」 先生:「ありがとう。」 :─加藤お茶菓子と紅茶を持って戻る。─ 加藤:「お待たせしましたー。」 先生:「うぅん…?いや…うーん。」 加藤:「先生?……せんせーい!持ってきたので食べましょー!」 先生:「あぁ、ごめん。またぐるぐるしてた。」 加藤:「ほら、先生!一旦忘れて食べましょう!」 先生:「うん…。加藤さん、いつもありがとう。こんな自分に優しくしてくれて…。」 加藤:「何言ってるんですか?担当なんだから当たり前じゃないですか!それに先生放っておいたら病院送り待ったなしですよ?わかってます?」 先生:「うん。そこも含めて…ありがとう。」 加藤:「どういたしまして。いただきます!」 先生:「………。」 加藤:「ん〜!このクッキー美味しいですね!……先生?せんせーい?!」 先生:「あっ…ごめん。」 加藤:「パウンドケーキもあるので食べましょ?まったりしたら一緒にどうするか考えましょう!」 先生:「そうだね。ありがとう。いただきます。」 : : 先生:「ごちそうさまでした。」 加藤:「ごちそうさまでしたー!」 加藤:「じゃあ、片付けしてきますね!」 先生:「ありがとう。」 先生:(M)本当に何も浮かばない…。どうしたらいいんだろう。 加藤:「先生!!!私思いついたんですけど…。」 先生:「…?」 加藤:「この「かけない状況」を書いちゃえばいいんじゃないですか?」 先生:「え?どういうこと?」 加藤:「今、書けなくて苦しんでるじゃないですか。それをお話にしちゃうんですよー!」 先生:「んー。それできるかな?」 加藤:「やってみてもいいんじゃないですか?無理だったときはまたお菓子でも食べながら考えましょー!」 先生:「これって、そのまま書いたら面白くないかな?もうそれすらもわからない…。」 加藤:「面白いかどうかとか考えずに書いちゃいましょ!」 : : 先生:「………できた!加藤さん!書けた!!書けたよ!!!」 加藤:「えっ?!わぁぁぁー!!!さすが先生っ!!!読んでもいですか?」 先生:「はい…。」 加藤:「………………。」 先生:「どう…かな?」 加藤:「これ………。全然駄目ですねっ!!!!」 先生:「えっ…。」 加藤:「もう一度紅茶とお菓子食べながら考えましょー!」 先生:「えっ…えぇー!!!!!!!!!」 : :―END―

先生:「あぁぁぁぁぁぁ!!!書けない!…え、もう朝?!どうしよう…。わぁぁぁぁー!」 加藤:「おはようございます。先生、原稿の進捗どうですか?」 先生:「わぁー!!!加藤さん!助けてください!!!」 加藤:「えっ?先生?!どうしたんですか、落ち着いてください。」 先生:「全然書けないんです…。」 加藤:「たまにはそんな時もありますよー!少し休憩しましょ!」 先生:「休憩なんてしている場合ではないんですよー!」 加藤:「!!?びっくりした!そんなに大きな声出さなくても…。」 先生:「ただ書けないんじゃない…1文字も!浮かばないんだよー!!!!」 加藤:「え?珍しいですね…。スケジュール詰め込み過ぎましたかね?」 先生:「それは大丈夫。加藤さんが調整してくれてたおかげでちゃんとご飯も睡眠も取れてたから。」 加藤:「それは、放っておいたらずっとパソコンに向かってるじゃないですか…。流石に心配ですから。」 先生:「こんなに何も浮かばないの初めてで…どうしていいのかわからない…。」 加藤:「あっ!そういえば、先生の好きな洋菓子屋さんでケーキとかお茶菓子買ってきたので食べませんか?」 先生:「んー。そうだね…。書けないのにずっと悩んでても書けるようになると思えないし…。」 加藤:「じゃあ、用意してくるので先生は座って待っていてください!キッチン借りますね。」 先生:「ありがとう。」 :─加藤お茶菓子と紅茶を持って戻る。─ 加藤:「お待たせしましたー。」 先生:「うぅん…?いや…うーん。」 加藤:「先生?……せんせーい!持ってきたので食べましょー!」 先生:「あぁ、ごめん。またぐるぐるしてた。」 加藤:「ほら、先生!一旦忘れて食べましょう!」 先生:「うん…。加藤さん、いつもありがとう。こんな自分に優しくしてくれて…。」 加藤:「何言ってるんですか?担当なんだから当たり前じゃないですか!それに先生放っておいたら病院送り待ったなしですよ?わかってます?」 先生:「うん。そこも含めて…ありがとう。」 加藤:「どういたしまして。いただきます!」 先生:「………。」 加藤:「ん〜!このクッキー美味しいですね!……先生?せんせーい?!」 先生:「あっ…ごめん。」 加藤:「パウンドケーキもあるので食べましょ?まったりしたら一緒にどうするか考えましょう!」 先生:「そうだね。ありがとう。いただきます。」 : : 先生:「ごちそうさまでした。」 加藤:「ごちそうさまでしたー!」 加藤:「じゃあ、片付けしてきますね!」 先生:「ありがとう。」 先生:(M)本当に何も浮かばない…。どうしたらいいんだろう。 加藤:「先生!!!私思いついたんですけど…。」 先生:「…?」 加藤:「この「かけない状況」を書いちゃえばいいんじゃないですか?」 先生:「え?どういうこと?」 加藤:「今、書けなくて苦しんでるじゃないですか。それをお話にしちゃうんですよー!」 先生:「んー。それできるかな?」 加藤:「やってみてもいいんじゃないですか?無理だったときはまたお菓子でも食べながら考えましょー!」 先生:「これって、そのまま書いたら面白くないかな?もうそれすらもわからない…。」 加藤:「面白いかどうかとか考えずに書いちゃいましょ!」 : : 先生:「………できた!加藤さん!書けた!!書けたよ!!!」 加藤:「えっ?!わぁぁぁー!!!さすが先生っ!!!読んでもいですか?」 先生:「はい…。」 加藤:「………………。」 先生:「どう…かな?」 加藤:「これ………。全然駄目ですねっ!!!!」 先生:「えっ…。」 加藤:「もう一度紅茶とお菓子食べながら考えましょー!」 先生:「えっ…えぇー!!!!!!!!!」 : :―END―