台本概要

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タイトル ここが凄いよ日本人
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(女2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 春はネットで知り合ったアメリカ人の友人のソフィとリアルで会う事になり、空港に迎えに来ていた。日本が初めてだというソフィの為に春は彼女の希望する観光プランに協力するのだった。日本の良さ再発見台本! 男女不問。アドリブ改変なんでもあり。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
72 春 日本生まれ日本育ちの生粋の日本人。平凡な自分を変えるきっかけ探しに国際交流がしてみたかった。
ソフィ 66 ソフィア・バレンタイン。アメリカ生まれカリフォルニア育ち。日本に来るのは初めてだが、なぜか日本の文化に詳しい。日本ラブ。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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- ここが凄いよ日本人 - 春:あ、そろそろ飛行機が到着するみたいね 春:ソフィにリアルで会うのは初めてだけど、写真通り美人なんだろうな~ 春:⋯あ、あれだ、ソフィ~! ソフィ:お、あれは⋯春~~!! 春:ソフィ、初めまして⋯うぐっ! ソフィ:フー!やっぱり想像通り、春の抱き心地は最高ですね!ん~スリスリ 春:ちょ、ソフィ!?ま、待って、ストップ!ストップ! ソフィ:ん⋯?春、どうかしましたか? 春:い、いや⋯みんな何事かって、見てるからさ ソフィ:おー、これはいけない、私とした事が、駄目でしたね 春:よ、良かった、分かってくれたのね⋯ ソフィ:日本人のみなさーん!私はソフィア・バレンタインでーす!これから、よろしくお願いしまーす! 春:ソフィー!?ちょ、何やってるのよ!? ソフィ:え?ご挨拶してるだけだよ? 春:ご、ご挨拶? ソフィ:そう、日本の言葉に「礼に始まり礼に終わる」、って素晴らしい言葉があります。それを実践しました 春:いや確かにあるけど、こういう場所ではしなくていいのよ! ソフィ:そう、なんですか? 春:う、人形のような綺麗な顔でキョトンとか可愛すぎる⋯ ソフィ:あ、こんにちは、初めまして!そうです、私はアメリカのカリフォルニアから友達と遊びにやってきました、どうぞよろしくお願いします! 春:あ⋯もう知らないお婆さんと仲良くなって、飴もらってる⋯ 0:間 ソフィ:春ー!春ー!あれが噂の日本の桜の木ですか!? 春:そうよ、ってちょっと揺すらないで!?運転まだ慣れてないんだから!? ソフィ:ごめんなさい春、あまりにも嬉しくて、興奮しちゃいました 春:桜なんてアメリカでも咲いてるところあるでしょ? ソフィ:もちろんありますけど⋯やっぱり日本で見る桜には勝てませんよー! 春:そ、そんなもの? ソフィ:うん!あの淡い繊細(せんさい)なピンクはとってもビューティフルです! 春:そっか、あまりにも見慣れすぎてて普通になってるけど、確かに綺麗だね ソフィ:春にピッタリな綺麗で可愛いフラワーです! 春:あ、ありがと⋯そ、それより今日行く場所なんだけど、あれで良かったの? ソフィ:イエス!もちろんです。私が前から日本に来たら行きたかった場所でーす! 春:まあ、ソフィがいいなら、いいけど 0:間 ソフィ:お、お~! 春:とりあえず、着いたけど⋯ ソフィ:春!ここがあの「百貨店」ですよね! 春:た、確かに百貨店だけど、ここで何か買いたい物があったの? ソフィ:イエス!家族や友達にお土産、買って帰りたかったんですよ! 春:別にここじゃなくて、オシャレな街で買った方が良くないかな? ソフィ:ふっふーん、ここじゃないといけない理由があるんですよー 春:え、ここじゃないといけない理由⋯? 0:間 ソフィ:おー!ありがとうございまーす! 春:お、ちゃんと買えたみたいね ソフィ:春ー!見て下さい!この素敵なプレゼント! 春:え?見たけど⋯普通のプレゼントの箱よね? ソフィ:チッチッチッ、春、これはただの箱じゃありませんよ 春:え?どういう事? ソフィ:これこそ、日本の素晴らしい技術、「包装」です! 春:え、ただの包装が? ソフィ:そうです! 春:そんなの、そっちの国でも普通にやってるでしょ? ソフィ:おー、春が言ってるのはラッピングの事ですね? 春:まさに、それよ ソフィ:確かにラッピングはありますが、包装とラッピングはまったく違うんですよ! 春:え?どこが?同じように包むだけでしょ? ソフィ:全然違いますよ!日本のギフト用の包装は、世界的に見ても素晴らしい技術です! 春:そ、そこまでの評価だったんだ ソフィ:包装する時にハサミや定規、テープも使わずに包んでしまうんですよ?しかもたった数秒の間にです!もうマジックでーす! 春:考えてみれば⋯確かに凄い技だね ソフィ:海外ではゴッドハンドと呼ばれてます 春:めちゃくちゃカッコイイ褒め言葉! ソフィ:ふふーん、これを国に持って帰ったら皆に自慢できまーす 春:まあ、意外な場所だったけど、喜んでもらえて良かったわ 0:間 春:えーと、次はここで、いいんだよね⋯? ソフィ:おー!写真で見たように、なかなか風情がある建物ですねー! 春:ねえソフィ、ほんとに習字の体験教室に来て良かったのよね? ソフィ:もちろん!早く行きましょう春! 春:ちょ、引っ張らないで!慌てなくてもちゃんと行くから~! 0:間 ソフィ:なるほど⋯そうやるんですね 春:ありがとうございます、後は二人でやってみます 春:ソフィ、大丈夫そう? ソフィ:何事もチャレンジが大事です⋯いきます! 春:あ、そんなに力んだら⋯ ソフィ:ノーー!!か、紙が破れてしまったでーす!? 春:あー⋯言わんこっちゃない。仕方ない、私が先に書くから真似してみて ソフィ:春はもしかしてやった事ありましたか? 春:あー、小さい時に習い事で習字教室に通ってたんだ。よし⋯ ソフィ:お、おお、おお~!!凄い、春の字、とっても綺麗です! 春:そ、そう?これくらいみんな書けるよ ソフィ:やっぱり日本人はみんな凄いですねー 春:ところで、なんでソフィは習字をやりたかったの? ソフィ:え?もちろん、日本の漢字が好きだからです! 春:へー、どんなところが? ソフィ:そうですね、まず漢字にはアルファベットにはない複雑さとカッコ良さがあります 春:当たり前に使ってる文字だけど、海外の人から見たら、そうなんだね? ソフィ:さらに漢字は、一文字一文字に意味があるのも、とても魅力的で素晴らしいです! 春:確かに、アルファベットの一文字には意味無いもんね。なるほど ソフィ:私たちの国の文字には無い素敵な文字を、本場日本書いてみたかったんですよ~ 春:そっか、私達が当たり前にやってる事って、意外とすごい事ばかりなんだね ソフィ:春も日本の素晴らしさが分かってくれたようでなによりです! 春:なんか、日本人の私より日本人じゃない⋯? 0:間 春:最後はここね、着いたよソフィ ソフィ:おー!ついに念願だった着物の着付け教室に来たんですねーー!!嬉しいです!フー! 春:す、すごいテンションだね 春:やっぱり海外の人って、着物に憧れがあるの? ソフィ:もちろんです!日本の女性は皆綺麗で可愛いですが、その美しさや可愛いさを最大に引き出す「着物」はぜひ一度味わってみたかったです! 春:熱量がすごいね⋯ ソフィ:春も良く着ますか? 春:え?私は⋯実際の所、着物着るの成人式以来なんだよね ソフィ:ええーー!そんなのもったいないですよー! 春:だ、だって、着るの大変だし、私、不器用だし⋯ ソフィ:日本人にも不器用な人いるんですか? 春:そりゃたくさんいるからね!?日本人みんなが職人みたいに手先器用じゃないから ソフィ:そんな事ないと思いますよ?だって、「お箸」使えるんですよね? 春:お、お箸?そりゃ、食べる時に使うからね。あ⋯ ソフィ:そうです、日本人はみ皆、あの操作が大変なお箸を使えるだけで器用なんですよ 春:なんか海外の人がお箸が使えないって聞いた事あったけど⋯ホントなんだ ソフィ:イエス、私も今お箸使えるように練習してまーす 春:私も、一応器用だったんだな⋯ 0:間 ソフィ:は、春~⋯ 春:ソフィ、どうしたの?そんな所に隠れて? ソフィ:わ、私の着物姿、変じゃないですかー? 春:いや、ちゃんと見ないと分からないから、恥ずかしがらずに出てきてもらえる? ソフィ:わ、分かりました⋯っ!ど、どうですか⋯? 春:おー!とっても似合ってるよソフィ! ソフィ:ほ、ほんとですか!!良かったです~! 春:着付けしてくれた先生もさっき褒めてたよ?こんなに着物が似合う外人の方は居ないって ソフィ:それは、「社交辞令」というやつでは? 春:⋯ ソフィ:春!?なんでそこで黙るんですか!? 春:冗談冗談、私の目から見てもちゃんと似合ってるから安心して ソフィ:も、もう⋯。でも、これで夢が叶います 春:夢? ソフィ:はい、私のお婆さんが日本人というのは知ってますよね? 春:あー、確かアメリカ兵だったソフィのお爺さんと結婚してアメリカに渡ったって言う ソフィ:はい。私は小さい時からお婆さんから日本の話を良く聞いて育ってきました ソフィ:お婆さんが話す日本はとても不思議で素敵な話ばかりでした。そうしてるうちに、私も日本に憧れるようになりました 春:そうだったんだね⋯。だから日本にずっと来たかったんだね ソフィ:私の夢は憧れだった日本で、日本人の友達と遊ぶ事でした。だから、春、ここまで連れてきてくれてありがとう⋯ 春:いや、私は全然大した事してないよ⋯ ソフィ:春⋯ 春:私の方こそ、私の生まれ育った日本を、こんなに好きになってくれてありがとう ソフィ:っ!⋯うん!今日来てみて、もっと大好きになったよ!日本! 春:ふふ。⋯ソフィ、まだ時間あるよね? ソフィ:え?まだ帰りの飛行機までは時間ありますよ? 春:じゃあ、今度は私のオススメの場所に案内するね! ソフィ:おー!嬉しいです!ぜひお願いしまーす! 春:よーし!まずはね⋯ 0:おわり

- ここが凄いよ日本人 - 春:あ、そろそろ飛行機が到着するみたいね 春:ソフィにリアルで会うのは初めてだけど、写真通り美人なんだろうな~ 春:⋯あ、あれだ、ソフィ~! ソフィ:お、あれは⋯春~~!! 春:ソフィ、初めまして⋯うぐっ! ソフィ:フー!やっぱり想像通り、春の抱き心地は最高ですね!ん~スリスリ 春:ちょ、ソフィ!?ま、待って、ストップ!ストップ! ソフィ:ん⋯?春、どうかしましたか? 春:い、いや⋯みんな何事かって、見てるからさ ソフィ:おー、これはいけない、私とした事が、駄目でしたね 春:よ、良かった、分かってくれたのね⋯ ソフィ:日本人のみなさーん!私はソフィア・バレンタインでーす!これから、よろしくお願いしまーす! 春:ソフィー!?ちょ、何やってるのよ!? ソフィ:え?ご挨拶してるだけだよ? 春:ご、ご挨拶? ソフィ:そう、日本の言葉に「礼に始まり礼に終わる」、って素晴らしい言葉があります。それを実践しました 春:いや確かにあるけど、こういう場所ではしなくていいのよ! ソフィ:そう、なんですか? 春:う、人形のような綺麗な顔でキョトンとか可愛すぎる⋯ ソフィ:あ、こんにちは、初めまして!そうです、私はアメリカのカリフォルニアから友達と遊びにやってきました、どうぞよろしくお願いします! 春:あ⋯もう知らないお婆さんと仲良くなって、飴もらってる⋯ 0:間 ソフィ:春ー!春ー!あれが噂の日本の桜の木ですか!? 春:そうよ、ってちょっと揺すらないで!?運転まだ慣れてないんだから!? ソフィ:ごめんなさい春、あまりにも嬉しくて、興奮しちゃいました 春:桜なんてアメリカでも咲いてるところあるでしょ? ソフィ:もちろんありますけど⋯やっぱり日本で見る桜には勝てませんよー! 春:そ、そんなもの? ソフィ:うん!あの淡い繊細(せんさい)なピンクはとってもビューティフルです! 春:そっか、あまりにも見慣れすぎてて普通になってるけど、確かに綺麗だね ソフィ:春にピッタリな綺麗で可愛いフラワーです! 春:あ、ありがと⋯そ、それより今日行く場所なんだけど、あれで良かったの? ソフィ:イエス!もちろんです。私が前から日本に来たら行きたかった場所でーす! 春:まあ、ソフィがいいなら、いいけど 0:間 ソフィ:お、お~! 春:とりあえず、着いたけど⋯ ソフィ:春!ここがあの「百貨店」ですよね! 春:た、確かに百貨店だけど、ここで何か買いたい物があったの? ソフィ:イエス!家族や友達にお土産、買って帰りたかったんですよ! 春:別にここじゃなくて、オシャレな街で買った方が良くないかな? ソフィ:ふっふーん、ここじゃないといけない理由があるんですよー 春:え、ここじゃないといけない理由⋯? 0:間 ソフィ:おー!ありがとうございまーす! 春:お、ちゃんと買えたみたいね ソフィ:春ー!見て下さい!この素敵なプレゼント! 春:え?見たけど⋯普通のプレゼントの箱よね? ソフィ:チッチッチッ、春、これはただの箱じゃありませんよ 春:え?どういう事? ソフィ:これこそ、日本の素晴らしい技術、「包装」です! 春:え、ただの包装が? ソフィ:そうです! 春:そんなの、そっちの国でも普通にやってるでしょ? ソフィ:おー、春が言ってるのはラッピングの事ですね? 春:まさに、それよ ソフィ:確かにラッピングはありますが、包装とラッピングはまったく違うんですよ! 春:え?どこが?同じように包むだけでしょ? ソフィ:全然違いますよ!日本のギフト用の包装は、世界的に見ても素晴らしい技術です! 春:そ、そこまでの評価だったんだ ソフィ:包装する時にハサミや定規、テープも使わずに包んでしまうんですよ?しかもたった数秒の間にです!もうマジックでーす! 春:考えてみれば⋯確かに凄い技だね ソフィ:海外ではゴッドハンドと呼ばれてます 春:めちゃくちゃカッコイイ褒め言葉! ソフィ:ふふーん、これを国に持って帰ったら皆に自慢できまーす 春:まあ、意外な場所だったけど、喜んでもらえて良かったわ 0:間 春:えーと、次はここで、いいんだよね⋯? ソフィ:おー!写真で見たように、なかなか風情がある建物ですねー! 春:ねえソフィ、ほんとに習字の体験教室に来て良かったのよね? ソフィ:もちろん!早く行きましょう春! 春:ちょ、引っ張らないで!慌てなくてもちゃんと行くから~! 0:間 ソフィ:なるほど⋯そうやるんですね 春:ありがとうございます、後は二人でやってみます 春:ソフィ、大丈夫そう? ソフィ:何事もチャレンジが大事です⋯いきます! 春:あ、そんなに力んだら⋯ ソフィ:ノーー!!か、紙が破れてしまったでーす!? 春:あー⋯言わんこっちゃない。仕方ない、私が先に書くから真似してみて ソフィ:春はもしかしてやった事ありましたか? 春:あー、小さい時に習い事で習字教室に通ってたんだ。よし⋯ ソフィ:お、おお、おお~!!凄い、春の字、とっても綺麗です! 春:そ、そう?これくらいみんな書けるよ ソフィ:やっぱり日本人はみんな凄いですねー 春:ところで、なんでソフィは習字をやりたかったの? ソフィ:え?もちろん、日本の漢字が好きだからです! 春:へー、どんなところが? ソフィ:そうですね、まず漢字にはアルファベットにはない複雑さとカッコ良さがあります 春:当たり前に使ってる文字だけど、海外の人から見たら、そうなんだね? ソフィ:さらに漢字は、一文字一文字に意味があるのも、とても魅力的で素晴らしいです! 春:確かに、アルファベットの一文字には意味無いもんね。なるほど ソフィ:私たちの国の文字には無い素敵な文字を、本場日本書いてみたかったんですよ~ 春:そっか、私達が当たり前にやってる事って、意外とすごい事ばかりなんだね ソフィ:春も日本の素晴らしさが分かってくれたようでなによりです! 春:なんか、日本人の私より日本人じゃない⋯? 0:間 春:最後はここね、着いたよソフィ ソフィ:おー!ついに念願だった着物の着付け教室に来たんですねーー!!嬉しいです!フー! 春:す、すごいテンションだね 春:やっぱり海外の人って、着物に憧れがあるの? ソフィ:もちろんです!日本の女性は皆綺麗で可愛いですが、その美しさや可愛いさを最大に引き出す「着物」はぜひ一度味わってみたかったです! 春:熱量がすごいね⋯ ソフィ:春も良く着ますか? 春:え?私は⋯実際の所、着物着るの成人式以来なんだよね ソフィ:ええーー!そんなのもったいないですよー! 春:だ、だって、着るの大変だし、私、不器用だし⋯ ソフィ:日本人にも不器用な人いるんですか? 春:そりゃたくさんいるからね!?日本人みんなが職人みたいに手先器用じゃないから ソフィ:そんな事ないと思いますよ?だって、「お箸」使えるんですよね? 春:お、お箸?そりゃ、食べる時に使うからね。あ⋯ ソフィ:そうです、日本人はみ皆、あの操作が大変なお箸を使えるだけで器用なんですよ 春:なんか海外の人がお箸が使えないって聞いた事あったけど⋯ホントなんだ ソフィ:イエス、私も今お箸使えるように練習してまーす 春:私も、一応器用だったんだな⋯ 0:間 ソフィ:は、春~⋯ 春:ソフィ、どうしたの?そんな所に隠れて? ソフィ:わ、私の着物姿、変じゃないですかー? 春:いや、ちゃんと見ないと分からないから、恥ずかしがらずに出てきてもらえる? ソフィ:わ、分かりました⋯っ!ど、どうですか⋯? 春:おー!とっても似合ってるよソフィ! ソフィ:ほ、ほんとですか!!良かったです~! 春:着付けしてくれた先生もさっき褒めてたよ?こんなに着物が似合う外人の方は居ないって ソフィ:それは、「社交辞令」というやつでは? 春:⋯ ソフィ:春!?なんでそこで黙るんですか!? 春:冗談冗談、私の目から見てもちゃんと似合ってるから安心して ソフィ:も、もう⋯。でも、これで夢が叶います 春:夢? ソフィ:はい、私のお婆さんが日本人というのは知ってますよね? 春:あー、確かアメリカ兵だったソフィのお爺さんと結婚してアメリカに渡ったって言う ソフィ:はい。私は小さい時からお婆さんから日本の話を良く聞いて育ってきました ソフィ:お婆さんが話す日本はとても不思議で素敵な話ばかりでした。そうしてるうちに、私も日本に憧れるようになりました 春:そうだったんだね⋯。だから日本にずっと来たかったんだね ソフィ:私の夢は憧れだった日本で、日本人の友達と遊ぶ事でした。だから、春、ここまで連れてきてくれてありがとう⋯ 春:いや、私は全然大した事してないよ⋯ ソフィ:春⋯ 春:私の方こそ、私の生まれ育った日本を、こんなに好きになってくれてありがとう ソフィ:っ!⋯うん!今日来てみて、もっと大好きになったよ!日本! 春:ふふ。⋯ソフィ、まだ時間あるよね? ソフィ:え?まだ帰りの飛行機までは時間ありますよ? 春:じゃあ、今度は私のオススメの場所に案内するね! ソフィ:おー!嬉しいです!ぜひお願いしまーす! 春:よーし!まずはね⋯ 0:おわり