台本概要

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タイトル ゼクスの魔剣_SubQuest01<非日常の台詞(セリフ)集(01~45)>
作者名 御劍竜姫  (@MTRG_Tatsuhime)
ジャンル ファンタジー
演者人数 4人用台本(男1、女1、不問2)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 ◾︎制約事項(ご利用頂く前に)
1)非営利目的での利用(配信での投げ銭はこちらに含む)の場合は、連絡不要です。

2)営利目的での利用の場合は、ご連絡頂いた上、応相談とさせていただきます。


◾︎特記事項(ご利用にあたって)
1)アドリブはOKです!但し、キャスト様、リスナー様が不快にならない程度にお願いします。(※配信コンプライアンスや情報リテラシー等は遵守してください)

2)キャストさまの性別・年齢などがキャラと過度に異なっていたとしても問題ございません。複数人で回して演じたり、1人で兼ねて演じたりしてもOKです。

3)全力で、あるいは楽しんで演じてくだされば幸いです。アーカイブが残る配信や声劇動画等の場合、ご連絡いただけました際にはこっそり私も聴きに行きます。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ゼクス 11 【難易度:★★★☆☆】 20代後半の人間の青年。「悪魔を狩るもの(通称:デモンハンター)」として、地上を跋扈(バッコ)する悪魔を討伐して各地を点々とする。デモンハンター商会で管理されるクエストをこなす事で生計を立てている。
フィーア 11 【難易度:★★★☆☆】 容姿(ヨウシ)は20代程度の端麗な堕天使(ダテンシ)。ゼクスと共に行動する。またゼクスに対して好意を抱いており、隙あらばアプローチをかける。
ヌル 不問 11 【難易度:★★★★☆】 ゼクスが懇意(コンイ)にしている情報屋。デモンハンター商会に所属しており、悪魔に関して詳しい。ゼクスたちに情報と一緒にクエストを斡旋(アッセン)する。詳細は不明。
その他 不問 13 【難易度:★★★★★】 色んな役を演じる百面相(ヒャクメンソウ)。基本的にMainQuestには登場しないレアキャラであり、ネタキャラでもあるハイブリッドな存在。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:01 ゼクス:俺はゼクス。デモンハンター商会に所属している。悪魔に関する困り事を解決して回るのを生業(ナリワイ)にしている者だ。 0:02 フィーア:そして私(ワタシ)がフィーア。ゼクスはフィーって呼ぶけど、気安く呼ばないでよね?これでもかつては天界からあなたたち人間を見守っていた気高い存在なんだから。…っても、今は地上に堕(オ)ちちゃった訳だけど。 0:03 ヌル:…はじめまして。僕はヌル。そう呼ばれているよ。本名では無いけれど…別に構わないよね?商会内ではこの名で通ってるんだ。君たちのような悪魔狩(アクマガ)りの希望に極力合わせて、実力に見合ったクエストを斡旋(アッセン)する仕事をしているよ。…まあ、テキトーによろしくね。 0:04 その他:【謎のローブ】 その他:そしてオレがその他(タ)だ。様々なキャラクターを兼ねるぞ!老若男女(ロウニャクナンニョ)に人間、悪魔…他にも無機物とか、やるかもしれんなあ。まさに百面相(ヒャクメンソウ)!ここでは百役までは兼ねないが、そのうちシリーズが続けば…っとと。あまりメタな話は良くないよな。…てな訳で始めてくれ 0:05 ゼクス:おう。…と言うか、もう始まってんぞォ。……ってまあいいか。それよりもさあ、アレ何処いったか知らねェか? 0:06 フィーア:アレって…一体どれのことよ。武器の手入れ用具のこと?それならこの前やりっぱなしだったから、あっちの棚に片付けておいたわよ。…って!それよりも貴方(アナタ)、誰に向かって話しかけてるの? 0:07 ゼクス:んー?あっちね、あんがとよ。…別に誰に向かって言っててもいいだろうよ。っと、そうだ。コレはセリフ集だからな。あんまり掛け合いばっかやってたら、それはもう掛け合い集になっちまう。 0:08 フィーア:もう…なんの事だか全く分からないわ。たまにこうなるし、もうすっかり慣れちゃったけど。それよりも、ご飯にしましょ〜。私たちみたいな堕天使(ダテンシ)は生命活動的な意味でなら食事は不要だけれど、楽しさとか幸福感とか…1度知っちゃったらもうやめられないわね〜。 0:09 ヌル:いいなあ。僕も日常的な掛け合い、彼らと一緒にしてみたかったなあ。…まあいっか、例えセリフ数の調整とかで、ここで喋れるようになってたとしても。僕は観てる側でも楽しめるタイプだからね。それに、これからそれなりにセリフあるようだからねえ。 0:10 その他:【???】 その他:…そうですわね。楽しみにしていただいて構いませんわよ。……キャラクターの願いを叶えるのも、たまにはいいかしらね。作者特権ということで。そのうち掛け合い集にも挑戦してみようかしら。 0: 0:ーーー11 ゼクス:おいお前、名前を名乗りな。…そうか。やっと見つけたぜえ、迷い猫のタマさんよ?お前を連れ戻すのが、今回受けた依頼でなァ。おとなしく同行してくれりゃあ楽で助かるんだが。 0:12 フィーア:んふふー。毎晩のこの時間が楽しくて仕方がないわね〜。化粧の「自分を美しく飾ってるぞ」っていうのも好きだけれど、肌の手入れをするこの時間も「自分を美しく保つために頑張ってるぞ」って感じがして。…きっと、貴方のためよ。 0:13 ヌル:そのクエストはキミにはまだ早いよ。とてもじゃないけれど、五体満足で帰って来れるとは思えないねえ。あるいは、死んでしまうかも。……キミたちみたいな職業はねえ、身体が資本。生きてこその物種(モノダネ)だよ。軽はずみに、考え無しな行動をしようとはしないこと。いいね? 0:14 その他:【一般デモンハンター商会員】 その他:はい。こちらがご要望の悪魔に関する情報です。…なんでも霧(キリ)に紛(マギ)れる「常時発動(パッシブ)」能力をもっているとか。なので、関連依頼を受けられる際は、くれぐれも霧が出る日には行動を起こされませんように。それでは、生きてまた会いましょう。 0:15 ゼクス:せェやあッ!…ったく、爵位(シャクイ)ある悪魔ってのァ相も変わらず硬ェ硬ェ。参ったね、こりゃあ。はァァあッ!《二段星堕とし(にだんほしおとし)》…ふう。全く、流石に報酬の割増交渉をさせてもらうぞ、これァ。 0:16 フィーア:ゼクスっ!今回復するわ!!…《単体高位損傷回復(フェルーチェ)》!……もう、いつも無茶ばかりして!たまには、毎度毎度生傷(ナマキズ)見せられて心配するこっちの気にもなってくれないかしら! 0:17 ヌル:ふふふ。変わったねえ、彼ら。出会ったばかりの頃に比べてコンビネーションもかなり良くなってきてるし。…と言うか、多分だけど堕天使の方は惚(ホ)れてるのかな、彼に。……しかし、他でもない討伐(トウバツ)対象たる存在が、狩人に惚れるだなんて。もし本当にそうだったらどれだけ面白いんだろうねえ。 0:18 その他:【霧の悪魔】 その他:フフフフ。貴方、只者(タダモノ)じゃないわねぇ。この当たりの人間とは違ったオーラ…隣の子の魔力を感じるわ。加護ってやつかしら。いいわねえ、おアツいことで。貴方とはあまり殺し合いたくないし、見逃してくれない? 0:19 ヌル:おや、珍しいね。キミがここまで準備に入念なんて。そこまで警戒(ケイカイ)する何かがあるって事なのかな?…そうか。確かにアレの特殊能力は厄介(ヤッカイ)だもんねえ。……流石、僕がそれなりに長く担当するだけあって、一流のデモンハンターだ。 0:20 その他:【牛頭の悪魔】 その他:ふんぬゥゥ!…ヌシのような歯応えのある人間と闘(ヤ)るのは久々よ。我(ワレ)も気が昂って(タカブって)くるというものだ。カッカッカッ、良い、良いぞ!もっとヌシのチカラを存分に振るうが良い!!ゆくぞォア《脳天かち割り(のうてんかちわり)》ィィイ!! 0:21 ゼクス:おい、フィー。ここいらで休息をとるぞ。煙をふかすからな。嫌だったら離れてろよォ。…...ったく、共に行動して暫く(ジハラく)はあんなに嫌がってたってのに。変なヤツだな、お前も。 0:22 フィーア:[心の呟き(M)] フィーア:あの女悪魔が言ってた、彼の「女難」......警戒(ケイカイ)が必要ね。彼って、女の子悪魔に極端に好かれやすいんだから。私がしっかり見ておかないとねえ。...浮気とか、許さないんだから。 0:23 ヌル:...キミ、邪魔(ジャマ)なんだよね。彼にはまだまだ活躍してもらわないといけないからねえ。登場するには少しばかり早かった、そういうことだよ。彼は倒れてしまったが、今死なれる訳にはいかない。...ふふ、悪く思わないでくれよ? 0:24 その他:【密売人】 その他:...何か御用ですかぃ?......ほぉ「ハチミツ1瓶」ね。アンタぁ、ここいらでぁ見ない顔だが、ハチミツなら甘いのから甘くないのまで幅広く取り揃えてやすぜ。...1名サマぁご案内しやぁす。 0:25 ゼクス:依頼の関係で シンオオサカ までェ足伸ばして来た訳だが...やれやれ、この辺も昔は賑わってたんかねえ。今じゃ日用品だって満足に手に入りにくい有り様だ。...っと、ここかァ。ん?ああ。...「ハチミツ1瓶」欲しくてなァ。 0:26 フィーア:ね、そうだよね!...いーでしょ?彼、私のバディなの。...そうそう、私はパートナーでもいいんだけどね?彼は極めて鈍感だから、全然そういう気を起こしてくれなくてね〜。もう、それなりにアプローチしてるんだけどなあ。 0:27 ヌル:やれやれ、手のかかるコンビだねえ。今回はどうしてやられてしまったのかな。油断した?あるいは作戦が的外れだったのかなあ。...全く、本当に仕方のないコンビだ。キミたちが失敗した時に、こうやって後始末をして、直前に訪れた商会支部まで連れ戻す僕の身にもなって欲しいよ。...って言っても、キミたちは知り得ないことなんだけどね。 0:28 その他:【狂紳士な悪魔】 その他:フヒッ、ゴツい人間の男に細身の女悪魔。ワタクシの新しいコレクションに加えられると思うと、ヨロコビが迸(ホトバシ)りますねえ!...っと、アナタは?...困りましたぁ、既に胸いっぱいのヨロコビを感じているというのに、更なるコレクションが......、ァ、ア゛ガァハッッ...そ、そんな......何故だ、ヨロコビを...目前に、してェーー 0:29 ゼクス:お前。人間ではないな?...その異質な考え方もそうだが、数々の悪魔と対峙(タイジ)してきた俺の感がそう訴(ウッタ)えてきやがる。...やれやれェ、悉(コトゴト)く悪い感は当たるもんだなァ。 0:30 フィーア:ふ〜、久しぶりのおフロだあ!...普段は体を拭くか水浴びだけで、満足に休息も取れないし。魔法無しのリラックスなんて久しぶりだな〜。...全くもう。こんな機会、滅多にないんだから一緒に入ったら良かったのに。 0:31 ヌル:あ、お帰り〜。今回の依頼も...うん、なんとか達成出来たようだねえ。道中、苦戦もあったんじゃないのかい?...え、なんで知っているかって?......さあね。キミたちの顔を見たら何となくそんな気がしただけさ。 0:32 その他:【???】 その他:...鴉(カラス)の奴め、特定の人間に肩入れしおって。コレでは均衡(キンコウ)が崩(クズ)れてしまうではないか。......あの方の御手を煩(ワズラ)わせる訳にもいくまい。少々心もとないが、ここは私が釘を刺しに行くとしようか。 0: 0:ーーー33 ゼクス:ところでよォ。こんな道草食ってていいのかよ、お嬢サマ?...アンタが出した依頼だって、ヌルの奴から聞いたから渋々引き受けた上に、アンタが同行するのを渋々了承してるんだ。トントン拍子に進めてェんだがなァ? 0:34 フィーア:こら、ゼクス!そんなこと言わないの!!こう見えて、この方は尊き竜の血族なのよ。中でも高貴な方で、悪魔の中で最も位の高い尊爵(ソンシャク)の御方なんだから!...なんたって、悪魔勢力にも天使たちの勢力にも属さない、あのデモンハンター商会もトップを除き頭が上がらない存在って、言われてるくらいなんだからね!! 0:35 ヌル:そうだねえ。その認識は間違っていないよ。こちらの御方はデモンハンター商会に「色んな面で」出資してくださっている、権威(ケンイ)の持ち主だ。数々の高位な悪魔たちとも面識があって影響力が実に凄(スサ)まじい。...そんな方が興味を示すんだ。キミたちの価値は僕の中でもグングン上がっているよ。 0:36 その他:【高貴な女悪魔】 その他:...長く生きていれば自然と顔も広くなりますのよ。全て成り行きと運が齎(モタラ)した結果にすぎませんわ。色々なものが簡単に手に入ってしまう立場になると、こうして気まぐれを起こしてみたくなりますの。わかってもらえるかしら? 0:37 ゼクス:ハッ。そんなの分かりっこねェっての。俺みてェなスラムもどきの上がり者(モン)にとっちゃあ、アンタらみたいな「お貴族サマ」は、文字通り、あの トウキョウ にある忌々(イマイマ)しくも、天に架(カ)かる橋の如(ゴト)く聳(ソビ)え立つ「天獄塔(パライソタワー)」から、俺たち下民を見下す存在でしかないんだからなァ。 0:38 その他:【高貴な女悪魔】 その他:......哀(カナ)しいことを言うのね。でもその通りよ。高位な権力者たちは昔から変わらない。わたくしを含めて、ね。「自分さえ良ければそれでいい」という方々で溢(アフ)れているわ。...とは言っても、実際は貴方が言ったみたいにタワーに定住している方の殆(ホトン)どは非力な方々で、実力者はその限りではないのよ? 0:39 フィーア:えっ?そうなのっ..んですか.!?...高貴な方々はみんな天獄塔(パライソタワー)に住まわれているものだと思ってました!...あ、でも確かに。私たち悪魔って本質的には「混沌(カオス)」とか「自由」を尊ぶものだからーー 0:40 ヌル:[被せるように] ヌル:ーーそうだね。悪魔は、己(オノ)が自由に全てを賭(カ)けて、心から楽しむ者たちの成れの果てだ。だからこそ一点に留まることは珍しい。...実際はね、タワーに住んでいる方々の殆(ホトン)どが、彼が言う「お貴族サマ」、所謂(イワユル)「上層民(ノーブル)」の中だと中流以下の方々ばかりで、より畏怖(イフ)を抱(イダ)かれる類の存在である上流階級の「公爵または侯爵の悪魔(アドミン)」の方たちは各地で自由奔放(ジユウホンポウ)に過ごしておられるんだよ。...なんて、これは「一般市民(オーディナリー)」や「下層民(ストック)」には落ちてこない情報だからね。知らないのは当然だよ。 0:41 その他:【高貴な女悪魔】 その他:まあ、随分な言い様だこと。...ここにはわたくしと貴方、それからお耳の調子が悪い狩人たちしかおりませんし、何より貴方との仲ですから聞かなかったことにして差し上げますわ。...フフ、楽しい時間ですけれど少々長話が過ぎましたわね。 0:42 ヌル:おっと、これは失礼致しました。尊爵(ソンシャク)たる「黄昏卿(タソガレキョウ)」。御恩上(ゴオンジョウ)頂き感謝申し上げます。...なーんて、でもありがとうございます。そんな気は毛頭(モウトウ)ないですけど、彼らの前で言おうものなら、流石(サスガ)の僕も頸(クビ)が胴体とオサラバすることになるでしょうから。 0:43 ゼクス:...はァ。自覚が無ェんなら、とことん「お貴族サマ」の性質ってヤツなんだな。隙なんかなくとも作って見下してきやがる。ハンターなんてのァ耳が良くなきゃやってらんねェってのによーー 0:44 フィーア:ちょっとゼクス!それは...聞き流せる類の信用できる人物、って意味だから。あんまりムキにならないでってば!...ホントにごめんなさい、黄昏(タソガレ)様!! 0:45 その他:【高貴な女悪魔】 その他:ええ、大丈夫ですわよ。...貴方たちはわたくしの「お気に入り」ですもの。 0: その他:[心の呟き(M)] その他:...今回はこのように書き出すとしましょう。狩人の青年は堕ちたる女天使と共に、悪魔を狩る非日常な日常を今日(コンニチ)も歩む。黒い翼は影より見守り、ただその時を待つ。私は黄昏(タソガレ)。物語を綴(ツヅ)り、歴史の一片(イッペン)を書き記す。...そして。貴方は、貴方たちは物語を介(カイ)して、彼(カ)の者たちを観測する。 0: 0:~SubQuest01ーCompleted~

0:01 ゼクス:俺はゼクス。デモンハンター商会に所属している。悪魔に関する困り事を解決して回るのを生業(ナリワイ)にしている者だ。 0:02 フィーア:そして私(ワタシ)がフィーア。ゼクスはフィーって呼ぶけど、気安く呼ばないでよね?これでもかつては天界からあなたたち人間を見守っていた気高い存在なんだから。…っても、今は地上に堕(オ)ちちゃった訳だけど。 0:03 ヌル:…はじめまして。僕はヌル。そう呼ばれているよ。本名では無いけれど…別に構わないよね?商会内ではこの名で通ってるんだ。君たちのような悪魔狩(アクマガ)りの希望に極力合わせて、実力に見合ったクエストを斡旋(アッセン)する仕事をしているよ。…まあ、テキトーによろしくね。 0:04 その他:【謎のローブ】 その他:そしてオレがその他(タ)だ。様々なキャラクターを兼ねるぞ!老若男女(ロウニャクナンニョ)に人間、悪魔…他にも無機物とか、やるかもしれんなあ。まさに百面相(ヒャクメンソウ)!ここでは百役までは兼ねないが、そのうちシリーズが続けば…っとと。あまりメタな話は良くないよな。…てな訳で始めてくれ 0:05 ゼクス:おう。…と言うか、もう始まってんぞォ。……ってまあいいか。それよりもさあ、アレ何処いったか知らねェか? 0:06 フィーア:アレって…一体どれのことよ。武器の手入れ用具のこと?それならこの前やりっぱなしだったから、あっちの棚に片付けておいたわよ。…って!それよりも貴方(アナタ)、誰に向かって話しかけてるの? 0:07 ゼクス:んー?あっちね、あんがとよ。…別に誰に向かって言っててもいいだろうよ。っと、そうだ。コレはセリフ集だからな。あんまり掛け合いばっかやってたら、それはもう掛け合い集になっちまう。 0:08 フィーア:もう…なんの事だか全く分からないわ。たまにこうなるし、もうすっかり慣れちゃったけど。それよりも、ご飯にしましょ〜。私たちみたいな堕天使(ダテンシ)は生命活動的な意味でなら食事は不要だけれど、楽しさとか幸福感とか…1度知っちゃったらもうやめられないわね〜。 0:09 ヌル:いいなあ。僕も日常的な掛け合い、彼らと一緒にしてみたかったなあ。…まあいっか、例えセリフ数の調整とかで、ここで喋れるようになってたとしても。僕は観てる側でも楽しめるタイプだからね。それに、これからそれなりにセリフあるようだからねえ。 0:10 その他:【???】 その他:…そうですわね。楽しみにしていただいて構いませんわよ。……キャラクターの願いを叶えるのも、たまにはいいかしらね。作者特権ということで。そのうち掛け合い集にも挑戦してみようかしら。 0: 0:ーーー11 ゼクス:おいお前、名前を名乗りな。…そうか。やっと見つけたぜえ、迷い猫のタマさんよ?お前を連れ戻すのが、今回受けた依頼でなァ。おとなしく同行してくれりゃあ楽で助かるんだが。 0:12 フィーア:んふふー。毎晩のこの時間が楽しくて仕方がないわね〜。化粧の「自分を美しく飾ってるぞ」っていうのも好きだけれど、肌の手入れをするこの時間も「自分を美しく保つために頑張ってるぞ」って感じがして。…きっと、貴方のためよ。 0:13 ヌル:そのクエストはキミにはまだ早いよ。とてもじゃないけれど、五体満足で帰って来れるとは思えないねえ。あるいは、死んでしまうかも。……キミたちみたいな職業はねえ、身体が資本。生きてこその物種(モノダネ)だよ。軽はずみに、考え無しな行動をしようとはしないこと。いいね? 0:14 その他:【一般デモンハンター商会員】 その他:はい。こちらがご要望の悪魔に関する情報です。…なんでも霧(キリ)に紛(マギ)れる「常時発動(パッシブ)」能力をもっているとか。なので、関連依頼を受けられる際は、くれぐれも霧が出る日には行動を起こされませんように。それでは、生きてまた会いましょう。 0:15 ゼクス:せェやあッ!…ったく、爵位(シャクイ)ある悪魔ってのァ相も変わらず硬ェ硬ェ。参ったね、こりゃあ。はァァあッ!《二段星堕とし(にだんほしおとし)》…ふう。全く、流石に報酬の割増交渉をさせてもらうぞ、これァ。 0:16 フィーア:ゼクスっ!今回復するわ!!…《単体高位損傷回復(フェルーチェ)》!……もう、いつも無茶ばかりして!たまには、毎度毎度生傷(ナマキズ)見せられて心配するこっちの気にもなってくれないかしら! 0:17 ヌル:ふふふ。変わったねえ、彼ら。出会ったばかりの頃に比べてコンビネーションもかなり良くなってきてるし。…と言うか、多分だけど堕天使の方は惚(ホ)れてるのかな、彼に。……しかし、他でもない討伐(トウバツ)対象たる存在が、狩人に惚れるだなんて。もし本当にそうだったらどれだけ面白いんだろうねえ。 0:18 その他:【霧の悪魔】 その他:フフフフ。貴方、只者(タダモノ)じゃないわねぇ。この当たりの人間とは違ったオーラ…隣の子の魔力を感じるわ。加護ってやつかしら。いいわねえ、おアツいことで。貴方とはあまり殺し合いたくないし、見逃してくれない? 0:19 ヌル:おや、珍しいね。キミがここまで準備に入念なんて。そこまで警戒(ケイカイ)する何かがあるって事なのかな?…そうか。確かにアレの特殊能力は厄介(ヤッカイ)だもんねえ。……流石、僕がそれなりに長く担当するだけあって、一流のデモンハンターだ。 0:20 その他:【牛頭の悪魔】 その他:ふんぬゥゥ!…ヌシのような歯応えのある人間と闘(ヤ)るのは久々よ。我(ワレ)も気が昂って(タカブって)くるというものだ。カッカッカッ、良い、良いぞ!もっとヌシのチカラを存分に振るうが良い!!ゆくぞォア《脳天かち割り(のうてんかちわり)》ィィイ!! 0:21 ゼクス:おい、フィー。ここいらで休息をとるぞ。煙をふかすからな。嫌だったら離れてろよォ。…...ったく、共に行動して暫く(ジハラく)はあんなに嫌がってたってのに。変なヤツだな、お前も。 0:22 フィーア:[心の呟き(M)] フィーア:あの女悪魔が言ってた、彼の「女難」......警戒(ケイカイ)が必要ね。彼って、女の子悪魔に極端に好かれやすいんだから。私がしっかり見ておかないとねえ。...浮気とか、許さないんだから。 0:23 ヌル:...キミ、邪魔(ジャマ)なんだよね。彼にはまだまだ活躍してもらわないといけないからねえ。登場するには少しばかり早かった、そういうことだよ。彼は倒れてしまったが、今死なれる訳にはいかない。...ふふ、悪く思わないでくれよ? 0:24 その他:【密売人】 その他:...何か御用ですかぃ?......ほぉ「ハチミツ1瓶」ね。アンタぁ、ここいらでぁ見ない顔だが、ハチミツなら甘いのから甘くないのまで幅広く取り揃えてやすぜ。...1名サマぁご案内しやぁす。 0:25 ゼクス:依頼の関係で シンオオサカ までェ足伸ばして来た訳だが...やれやれ、この辺も昔は賑わってたんかねえ。今じゃ日用品だって満足に手に入りにくい有り様だ。...っと、ここかァ。ん?ああ。...「ハチミツ1瓶」欲しくてなァ。 0:26 フィーア:ね、そうだよね!...いーでしょ?彼、私のバディなの。...そうそう、私はパートナーでもいいんだけどね?彼は極めて鈍感だから、全然そういう気を起こしてくれなくてね〜。もう、それなりにアプローチしてるんだけどなあ。 0:27 ヌル:やれやれ、手のかかるコンビだねえ。今回はどうしてやられてしまったのかな。油断した?あるいは作戦が的外れだったのかなあ。...全く、本当に仕方のないコンビだ。キミたちが失敗した時に、こうやって後始末をして、直前に訪れた商会支部まで連れ戻す僕の身にもなって欲しいよ。...って言っても、キミたちは知り得ないことなんだけどね。 0:28 その他:【狂紳士な悪魔】 その他:フヒッ、ゴツい人間の男に細身の女悪魔。ワタクシの新しいコレクションに加えられると思うと、ヨロコビが迸(ホトバシ)りますねえ!...っと、アナタは?...困りましたぁ、既に胸いっぱいのヨロコビを感じているというのに、更なるコレクションが......、ァ、ア゛ガァハッッ...そ、そんな......何故だ、ヨロコビを...目前に、してェーー 0:29 ゼクス:お前。人間ではないな?...その異質な考え方もそうだが、数々の悪魔と対峙(タイジ)してきた俺の感がそう訴(ウッタ)えてきやがる。...やれやれェ、悉(コトゴト)く悪い感は当たるもんだなァ。 0:30 フィーア:ふ〜、久しぶりのおフロだあ!...普段は体を拭くか水浴びだけで、満足に休息も取れないし。魔法無しのリラックスなんて久しぶりだな〜。...全くもう。こんな機会、滅多にないんだから一緒に入ったら良かったのに。 0:31 ヌル:あ、お帰り〜。今回の依頼も...うん、なんとか達成出来たようだねえ。道中、苦戦もあったんじゃないのかい?...え、なんで知っているかって?......さあね。キミたちの顔を見たら何となくそんな気がしただけさ。 0:32 その他:【???】 その他:...鴉(カラス)の奴め、特定の人間に肩入れしおって。コレでは均衡(キンコウ)が崩(クズ)れてしまうではないか。......あの方の御手を煩(ワズラ)わせる訳にもいくまい。少々心もとないが、ここは私が釘を刺しに行くとしようか。 0: 0:ーーー33 ゼクス:ところでよォ。こんな道草食ってていいのかよ、お嬢サマ?...アンタが出した依頼だって、ヌルの奴から聞いたから渋々引き受けた上に、アンタが同行するのを渋々了承してるんだ。トントン拍子に進めてェんだがなァ? 0:34 フィーア:こら、ゼクス!そんなこと言わないの!!こう見えて、この方は尊き竜の血族なのよ。中でも高貴な方で、悪魔の中で最も位の高い尊爵(ソンシャク)の御方なんだから!...なんたって、悪魔勢力にも天使たちの勢力にも属さない、あのデモンハンター商会もトップを除き頭が上がらない存在って、言われてるくらいなんだからね!! 0:35 ヌル:そうだねえ。その認識は間違っていないよ。こちらの御方はデモンハンター商会に「色んな面で」出資してくださっている、権威(ケンイ)の持ち主だ。数々の高位な悪魔たちとも面識があって影響力が実に凄(スサ)まじい。...そんな方が興味を示すんだ。キミたちの価値は僕の中でもグングン上がっているよ。 0:36 その他:【高貴な女悪魔】 その他:...長く生きていれば自然と顔も広くなりますのよ。全て成り行きと運が齎(モタラ)した結果にすぎませんわ。色々なものが簡単に手に入ってしまう立場になると、こうして気まぐれを起こしてみたくなりますの。わかってもらえるかしら? 0:37 ゼクス:ハッ。そんなの分かりっこねェっての。俺みてェなスラムもどきの上がり者(モン)にとっちゃあ、アンタらみたいな「お貴族サマ」は、文字通り、あの トウキョウ にある忌々(イマイマ)しくも、天に架(カ)かる橋の如(ゴト)く聳(ソビ)え立つ「天獄塔(パライソタワー)」から、俺たち下民を見下す存在でしかないんだからなァ。 0:38 その他:【高貴な女悪魔】 その他:......哀(カナ)しいことを言うのね。でもその通りよ。高位な権力者たちは昔から変わらない。わたくしを含めて、ね。「自分さえ良ければそれでいい」という方々で溢(アフ)れているわ。...とは言っても、実際は貴方が言ったみたいにタワーに定住している方の殆(ホトン)どは非力な方々で、実力者はその限りではないのよ? 0:39 フィーア:えっ?そうなのっ..んですか.!?...高貴な方々はみんな天獄塔(パライソタワー)に住まわれているものだと思ってました!...あ、でも確かに。私たち悪魔って本質的には「混沌(カオス)」とか「自由」を尊ぶものだからーー 0:40 ヌル:[被せるように] ヌル:ーーそうだね。悪魔は、己(オノ)が自由に全てを賭(カ)けて、心から楽しむ者たちの成れの果てだ。だからこそ一点に留まることは珍しい。...実際はね、タワーに住んでいる方々の殆(ホトン)どが、彼が言う「お貴族サマ」、所謂(イワユル)「上層民(ノーブル)」の中だと中流以下の方々ばかりで、より畏怖(イフ)を抱(イダ)かれる類の存在である上流階級の「公爵または侯爵の悪魔(アドミン)」の方たちは各地で自由奔放(ジユウホンポウ)に過ごしておられるんだよ。...なんて、これは「一般市民(オーディナリー)」や「下層民(ストック)」には落ちてこない情報だからね。知らないのは当然だよ。 0:41 その他:【高貴な女悪魔】 その他:まあ、随分な言い様だこと。...ここにはわたくしと貴方、それからお耳の調子が悪い狩人たちしかおりませんし、何より貴方との仲ですから聞かなかったことにして差し上げますわ。...フフ、楽しい時間ですけれど少々長話が過ぎましたわね。 0:42 ヌル:おっと、これは失礼致しました。尊爵(ソンシャク)たる「黄昏卿(タソガレキョウ)」。御恩上(ゴオンジョウ)頂き感謝申し上げます。...なーんて、でもありがとうございます。そんな気は毛頭(モウトウ)ないですけど、彼らの前で言おうものなら、流石(サスガ)の僕も頸(クビ)が胴体とオサラバすることになるでしょうから。 0:43 ゼクス:...はァ。自覚が無ェんなら、とことん「お貴族サマ」の性質ってヤツなんだな。隙なんかなくとも作って見下してきやがる。ハンターなんてのァ耳が良くなきゃやってらんねェってのによーー 0:44 フィーア:ちょっとゼクス!それは...聞き流せる類の信用できる人物、って意味だから。あんまりムキにならないでってば!...ホントにごめんなさい、黄昏(タソガレ)様!! 0:45 その他:【高貴な女悪魔】 その他:ええ、大丈夫ですわよ。...貴方たちはわたくしの「お気に入り」ですもの。 0: その他:[心の呟き(M)] その他:...今回はこのように書き出すとしましょう。狩人の青年は堕ちたる女天使と共に、悪魔を狩る非日常な日常を今日(コンニチ)も歩む。黒い翼は影より見守り、ただその時を待つ。私は黄昏(タソガレ)。物語を綴(ツヅ)り、歴史の一片(イッペン)を書き記す。...そして。貴方は、貴方たちは物語を介(カイ)して、彼(カ)の者たちを観測する。 0: 0:~SubQuest01ーCompleted~