台本概要

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タイトル 神無町 死体処理係 第二話「セリナ」
作者名 そーたに  (@sotaniOwO)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 神無町
法律のないこの町ではそこら中に死体が転がっている
それを片付けるのが僕たち死体処理係の仕事だ

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ショウタ 15 13歳 二年で精神的に成長した
セリナ 15 17歳 明るく振る舞う女の子
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0: セリナ:(吐く) ショウタ:うん、全部出しちゃいな。 ショウタ:口ゆすいでおいで。僕ここ片付けておくから。 0: 0: ショウタ:僕の初仕事から1年後、おばさんが居なくなった。 ショウタ:ある日突然いつも報告書を受け取ってくれる役員さんが来て ショウタ:「今日からお前一人で頑張れよ、死体処理係。あのばあさん居なくなったから」 ショウタ:って言われて、それっきりなんの説明もないまま僕だけで仕事をしながらまた1年経ったとき ショウタ:セリナがやってきた 0: 0: セリナ:うげぇ、気持ち悪いです・・ ショウタ:あはは、分かるよ。僕も最初は何回も吐いちゃったからね。 セリナ:でももう吐かないってことは、慣れちゃったんですか? ショウタ:まぁそりゃ、二年間毎日触ってれば嫌でも慣れてくるよ。 セリナ:ええ、それはそれで考えものですね・・ ショウタ:でも今日のは特に酷いから、吐いちゃうのもしょうがないかも。 ショウタ:僕が最初に見たやつもこんな感じだったな セリナ:最初からこんな腐りかけの死体に触るの嫌ですよぉ(泣) ショウタ:じゃあ報告書書いて欲しいな。誰だか分かんないから「身元不明」って書いてくれればいいよ。 セリナ:はい、分かりました・・ 0: 0: ショウタ:おばさんがどのくらい1人でやってたかは分からないけど、喋らない人間を相手にするよりずっと楽しいや。 ショウタ:「せっかく出来た部下を失いたくない」って言ってたおばさんの気持ちがよく分かった気がする。 0: 0: ショウタ:よし、今日はこれで終わりだね。お疲れ様。 セリナ:お疲れ様です… ショウタ:初仕事で大変だったけどよく頑張ったね セリナ:ありがとうございます…これから毎日こんな事しなきゃいけないのかぁ ショウタ:まぁ一緒に頑張ろうね ショウタ:そうだ、まだきちんと自己紹介もしてなかったし、歓迎会も兼ねて僕の行きつけの所行こうよ セリナ:え、でも私お金なんて(持ってない) ショウタ:(被せて)せっかくだから僕が奢るよ セリナ:いいんですか!?ありがとうございます! 0: 0:バーにて セリナ:ショウタさん私の4つも下なんですか! ショウタ:ね、僕もビックリしたよ セリナ:たしかに言われてみればそれくらいの背丈… ショウタ:だからさ、年上の人に敬語使われるのもなんかくすぐったくて、 ショウタ:敬語辞めて普通に話してくれると嬉しいな ショウタ:これから一緒に働くんだしさ セリナ:でも、いくら年下でも先輩は先輩ですから、礼儀はしっかりしないといけないと思います! ショウタ:じゃあせめてさん付けはやめて欲しいかな ショウタ:ちょっと距離感じちゃうから セリナ:…分かりました セリナ:でも先輩は付けさせてもらいます ショウタ:まぁそれくらいならいいよ ショウタ:じゃあこれからよろしくね「セリナ」 セリナ:よろしくお願いします!「ショウタ先輩」

0: セリナ:(吐く) ショウタ:うん、全部出しちゃいな。 ショウタ:口ゆすいでおいで。僕ここ片付けておくから。 0: 0: ショウタ:僕の初仕事から1年後、おばさんが居なくなった。 ショウタ:ある日突然いつも報告書を受け取ってくれる役員さんが来て ショウタ:「今日からお前一人で頑張れよ、死体処理係。あのばあさん居なくなったから」 ショウタ:って言われて、それっきりなんの説明もないまま僕だけで仕事をしながらまた1年経ったとき ショウタ:セリナがやってきた 0: 0: セリナ:うげぇ、気持ち悪いです・・ ショウタ:あはは、分かるよ。僕も最初は何回も吐いちゃったからね。 セリナ:でももう吐かないってことは、慣れちゃったんですか? ショウタ:まぁそりゃ、二年間毎日触ってれば嫌でも慣れてくるよ。 セリナ:ええ、それはそれで考えものですね・・ ショウタ:でも今日のは特に酷いから、吐いちゃうのもしょうがないかも。 ショウタ:僕が最初に見たやつもこんな感じだったな セリナ:最初からこんな腐りかけの死体に触るの嫌ですよぉ(泣) ショウタ:じゃあ報告書書いて欲しいな。誰だか分かんないから「身元不明」って書いてくれればいいよ。 セリナ:はい、分かりました・・ 0: 0: ショウタ:おばさんがどのくらい1人でやってたかは分からないけど、喋らない人間を相手にするよりずっと楽しいや。 ショウタ:「せっかく出来た部下を失いたくない」って言ってたおばさんの気持ちがよく分かった気がする。 0: 0: ショウタ:よし、今日はこれで終わりだね。お疲れ様。 セリナ:お疲れ様です… ショウタ:初仕事で大変だったけどよく頑張ったね セリナ:ありがとうございます…これから毎日こんな事しなきゃいけないのかぁ ショウタ:まぁ一緒に頑張ろうね ショウタ:そうだ、まだきちんと自己紹介もしてなかったし、歓迎会も兼ねて僕の行きつけの所行こうよ セリナ:え、でも私お金なんて(持ってない) ショウタ:(被せて)せっかくだから僕が奢るよ セリナ:いいんですか!?ありがとうございます! 0: 0:バーにて セリナ:ショウタさん私の4つも下なんですか! ショウタ:ね、僕もビックリしたよ セリナ:たしかに言われてみればそれくらいの背丈… ショウタ:だからさ、年上の人に敬語使われるのもなんかくすぐったくて、 ショウタ:敬語辞めて普通に話してくれると嬉しいな ショウタ:これから一緒に働くんだしさ セリナ:でも、いくら年下でも先輩は先輩ですから、礼儀はしっかりしないといけないと思います! ショウタ:じゃあせめてさん付けはやめて欲しいかな ショウタ:ちょっと距離感じちゃうから セリナ:…分かりました セリナ:でも先輩は付けさせてもらいます ショウタ:まぁそれくらいならいいよ ショウタ:じゃあこれからよろしくね「セリナ」 セリナ:よろしくお願いします!「ショウタ先輩」