台本概要
1627 views
タイトル | 男女不問セリフ集まとめ |
---|---|
作者名 | 奈々和 (@nananagomi1) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) ※兼役あり |
時間 | 30 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
セリフ枠や、1人読みのときに、使ってください。 すべてのセリフが、男女不問、もしくは男性バージョン・女性バージョンがあります。 出てくる登場人物は、ふつうの人、人外、ゲイバーのママ、キャバ嬢、王様、戦士などさまざまです。 好きなセリフをチョイスしたり、通し読みに挑戦したり、好きに楽しんでください。 ボイコネにアップしていた「男女不問セリフ集」1~4を、修正し、まとめました。 1627 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
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あなた | 不問 | 29 | このセリフを言う、男女不問のあなた |
あなた男 | 男 | 6 | このセリフを言う、男性のあなた |
あなた女 | 女 | 6 | このセリフを言う、女性のあなた |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:1)コーヒー
あなた:コーヒーいれようか?
あなた:え、まだいい? そか。そうだよね。
あなた:あの… 困ってる?
あなた:待ってって? うん、そうだよね。
あなた:いきなり告られたら、戸惑うよねー はははは…
あなた:…やっぱり、コーヒーいれようか?
あなた:いや、ごめん。コーヒーいれさせて! お願いします!!
あなた:いたたまれない~~~~!
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0:2)言いたいの
あなた:ねえねえ
あなた:愛してる
あなた:そっぽ向かないでよー 言いたいんだよー
あなた:時々言わないと、僕<私>の気持ち、あふれそうで苦しくなっちゃうんだ。
あなた:返さないでいいから。言わせて。
あなた:ねえ、愛してる。
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0:3)父と母の願い
あなた:神さま、お願いです。
あなた:この子を助けてください。
あなた:まだ、たった2歳です。2歳! こんなの、あんまりだ!
あなた:俺<私>は、この子にまだ何にもしてあげてない。
あなた:何も見せてない。 何も教えてない。
あなた:こんなに、自分の無力さを感じたことはありません。
あなた:情けない父親だ<母です>!
あなた:もうあなたに縋るしかないんです!
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0:4)ウサウサ
あなた:うっそピョーン! 僕<アタシ>は、実は実はウサギでしたあ
あなた:気づかなかった?
あなた:疑ってもいなかった?
あなた:やったやった、成功成功。うふふふふ…
あなた:なんで、人間に化けていたかって? だってさー 友達になりたかったんだもーん!
あなた:僕<アタシ>はね、人にもなれるウサギの一族の127代目の世継ぎなんだよ。ね? すごくない?
あなた:きゃあ、驚いてくれた!!!
あなた:やったやったやった!!!
あなた:ラビラビ ハッピー ハッピー ピョンピョンピョーン!!!!
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0:5)ゲイバー<バー>のママへのお悩み相談
あなた:やっだー! バカバカ! このおバカ!
あなた:みんなー ここに馬鹿野郎がいるわよー 絶滅危惧種よー
あなた:恋に悩んで、こじれている若者だってさー
あなた:この図体で! よく言うわ。笑っちゃう~
あなた:で!
あなた:さあさあ話しなさいよ。え~ん、聞きたい聞きたい~
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0:6)発明
あなた:ねえねえ、俺<私>って天才! すごくない?
あなた:これ発明だよね。ぬるま湯で温めたナイフで、ホールケーキを切ったら上手くいく!
あなた:よく考え着いたよなあ、俺<私>。ふっふっふ…
あなた:え? 誰でもやってる?
あなた:誰だよ!? 俺<私>のアイデア盗んだヤツ!!
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0:7)幽霊になりました
あなた:あ? はい、そうでーす。ボク<アタシ>、幽霊です。地縛霊って言った方が近いかな。
あなた:そんじゃ、憑りつかせてもらいまっす。
あなた:え? いやあ、それくらいするよ。ボク<アタシ>、イジメを苦にして自殺したのよ?人にくらい、憑りつくでしょ。
あなた:ダイジョブ、ダイジョブ
あなた:ちょっと肩が重くなるだけだから。
あなた:それに、ちょっと首を絞められている感じくらいはするかも。
あなた:んとねーえ、君にずっと囁くかも。嫌なこと。知りたくないこと。怖いこと。
あなた:「俺<私>だけがやったんじゃない」?
あなた:知ってるよお。
あなた:じゃあボク<アタシ>だって、誰だっていいんだよ。
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0:8)忠実なる大臣
あなた:偉大にして英明なる我が王・ナセバナル二十六世陛下(へいか)、御世(みよ)とこしえに、恐れながら申し上げます。
あなた:我が国の優秀なる探査犬・タイシタコトナイサ8号が、華麗にして雅(みやび)なるヨイサッサ内親王(ないしんのう)殿下の、足跡(そくせき)を見つけ出したようにございます。
あなた:コラレルモンナラキテミヤガレ大砂漠のオアシスらしいとのこと。ただちに隠密(おんみつ)部隊を57大隊(だいたい)を差し向けましてございます。
あなた:ははっ! 承知いたしました!
0:----------
0:9)俺は<私は>人でなしです
あなた:泣いてるの?
あなた:あの、きみ<あなた>が泣くようなことじゃないよ。俺<私>がくだらない奴なんだよ。
あなた:ごめんなさい、本当にごめんなさい。俺<私>が全部悪い。
あなた:別れてください。お願いです。
あなた:別れてください。お願いします。
あなた:彼女<彼>を大切にしてあげたい<の>。大事なんだ。彼女<彼>こそが、世界の全てって思える。
あなた:だからって、きみ<あなた>を粗末にしていいわけじゃないよね。きみ<あなた>の気持ちを踏みつけている俺<私>、ほんとにひどいよね。
あなた:憎んでいいよ。恨んでいいよ。
あなた:でも、俺<私>、きみ<あなた>を心から愛していたんだ。本当だよ。
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0:10)別れを切り出そう
あなた:考えた。何度も何度も考えたよ。
あなた:でもさ、わかったんだ。
あなた:どんなに考え尽くしたって、相手を傷つけない別れ方ってないんだよ。
あなた:結局、覚悟だけなんだね。
0:----------
0:11)戦場の風の中で
あなた:風が鳴いている…
あなた:誰かが 泣いている声が聞こえる…
あなた:誰か 悲しいのかな。
あなた:俺<私>を心配して、あの娘<あなた>が泣いている声だったら
あなた:あの娘<あなた>だったら
あなた:どうしよう?
あなた:自惚れかな。
あなた:後悔?
あなた:この戦いに出ることに、後悔なんかしたことないさ。
0:----------
0:12)いつのまにかノロケていた件
あなた:そうなの! 優しい! 誰にでも優しいんだ。
あなた:すごいって思う。
あなた:そこがいいよね。
あなた:でさ、顔がいい! 顔が良くて、優しいって、ちょっとないんじゃないか…って
あなた:なんで、俺<私>、いつのまにか自分の彼女<彼氏>の自慢してんだよ?<のよ?>誰か途中で止めろよ!<止めてよ!>
あなた:マジ、はずい。
0:----------
0:13)たくらみ
あなた:え? マルヤマさんを、バーベキューに呼んだの? なんで?
あなた:……ええっ!? なんか話せって!?
あなた:お前ら<あんたたち>、たくらんだなあ?
あなた:無理! 絶対無理!! 何話したらいいか、わかんない!!
あなた:「話題振ってやるから」…って? 無理!!
あなた:ほんとにぃ?
あなた:絶対に助けろ<助けてよ>!!!!!
あなた:やる気まんまんって言うなあ!
あなた:…信じてるぞ<からね>…
0:----------
0:14)戦火の中で泣くとき
0:----------
0:<男性バージョン>
あなた男:(うっうっ…)
あなた男:なぜ!? なぜタケルは死んだんだ?
あなた男:あんな死に方、…ひどすぎる!!
あなた男:なぜ?
あなた男:なあ! なぜだよ!?
あなた男:………(ハッ)
あなた男:もしかして…?
あなた男:俺のせいか?
あなた男:あの時、俺が遅れたからっ!?
あなた男:俺がダメな人間だからっ!!?
あなた男:! (他の人にぶたれる)
あなた男:…わかってるよ。自分を責めて、いい気持ちになったって、単なる自己満足だってこと…
あなた男:考えるさ! 次の打開策を!
0:<女性バージョン>
あなた女:(ひっくひっく)
あなた女:なぜ!? なぜタケルは死んだの?
あなた女:あんな死に方、…ひどすぎる!!
あなた女:なぜ?
あなた女:ねえ! なぜなの!?
あなた女:………(ハッ)
あなた女:もしかして…?
あなた女:私のせい?
あなた女:あの時、私が遅れたからっ!?
あなた女:私がダメな人間だからっ!!?
あなた女:! (他の人にぶたれる)
あなた女:…わかってるよ。自分を責めて、いい気持ちになったって、単なる自己満足だってこと…
あなた女:考えるわ! 次の打開策を!
0:----------
0:15)臨界点は間近
あなた:…100…200…300…どんどん上がっていきます
あなた:400…500 もう限界だ<です>。 脱出しましょう!
あなた:…え、部長、何言ってるんですか?
あなた:臨界点(りんかいてん)を越えるのは、目に見えているんですよ。
あなた:ここは間もなく爆発する!!
あなた:…命をかけてまですることですか!?
あなた:…………
あなた:いえ、これが命をかけて、する僕<私>の仕事です。
あなた:794…798
あなた:本部に報告してください、部長。僕<私>はここを動きません。
0:----------
0:16)君が不機嫌な理由
あなた:ごめんなさい
あなた:同じゼミの○○ちゃん<くん>と仲良くし過ぎて
あなた:ごめんなさい
あなた:サークル仲間とばっかり遊んで、もう3週間も一緒にどこにも行ってなくて
あなた:ごめんなさい
あなた:俺<私>のお母さんが勝手に部屋に出入りして、勝手に掃除して
あなた:ごめんなさい
あなた:この前の肉じゃが、「食べたくない」って残しちゃって
あなた:ごめんなさい
あなた:冷蔵庫のカリカリ梅、全部食べちゃって
あなた:……!
あなた:えっ!? それだったの!?
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0:17)ねえ?
あなた:(カフェにて)
あなた:ねえ?
あなた:…あのさ…退屈?
あなた:そう黙ってられると困っちゃうよ
あなた:俺<私>の話、聞いてなかっただろ<でしょ>?
あなた:嘘だー 聞いてなかったよー
あなた:最近ずっとそうじゃん
あなた:つまんなかった?
あなた:…ごめん
あなた:あの…あのね…
あなた:あの…俺<私>のこと…嫌いになった? イヤになった?
あなた:え、違う…?
あなた:じゃあさ、もしかしてさ…
あなた:俺<私>のこと、何とも思ってない?
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0:18)別れてあげる
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0:<男性バージョン>
あなた男:わかった。別れよう
あなた男:消えろよ!
あなた男:今すぐ、俺の前から消えろ!
あなた男:もう俺、きみなんかどうでもいい。
あなた男:忘れるよ。
あなた男:好きだけど、もう好きじゃなくなる!
あなた男:仕方ないじゃないか。
あなた男:もう、それくらいしか、してあげられないんだから。
0:<女性バージョン>
あなた女:わかった。別れましょう。
あなた女:消えて!
あなた女:いますぐ、私の前から消えて!
あなた女:もう私、あなたなんてどうでもいい。
あなた女:忘れる。
あなた女:好きだけど、もう好きじゃなくなる!
あなた女:仕方ないじゃない。
あなた女:もう、それくらいしか、してあげられないんだもの。
0:----------
0:19)チャンス到来
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0:<男性バージョン>
あなた男:おい、ちょっと待て!
あなた男:なにこれ?
あなた男:もしかして、いい雰囲気ってやつ?
あなた男:なんか、今なら押し倒してもOKな気がする。
あなた男:待て、自分!
あなた男:冷静になれ!
あなた男:流されそうな自分がこわい!
あなた男:わー、可愛い顔で笑うなー!
0:<女性バージョン>
あなた女:ねえ、ちょっと待って!
あなた女:なにこれ?
あなた女:もしかして、いい雰囲気ってやつ?
あなた女:なんか、今コクられそうな気がする。
あなた女:待て、自分!
あなた女:冷静になれ!
あなた女:絶対断らないだろう自分がこわい!
あなた女:わー、いい顔するなー!
0:----------
0:20)最後の願い
0:----------
0:<男性バーション>
あなた男:どんな気分だ? 命を握られてるって。
あなた男:俺に握られてるって?
あなた男:弾丸は全部装填(そうてん)してある。
あなた男:俺は引き金を引くだけだ。
あなた男:お前を穴だらけにしてやろう。さあ。楽しみだなあ。
あなた男:ああ!?
あなた男:最後の願い?
あなた男:ふーん…
あなた男:いいだろう。聞くだけ聞いてやろうか?
0:<女性バージョン>
あなた女:どんな気分? 命を握られてるって。
あなた女:アタシに握られてるって?
あなた女:弾丸は全部装填(そうてん)してある。
あなた女:アタシは引き金を引くだけだわねえ。
あなた女:あなたを穴だらけにしてやろう。さあ。楽しみだわねえ。
あなた女:あぁら!?
あなた女:最後の願い?
あなた女:ふーん…
あなた女:いいわね。聞くだけ聞いてあげようじゃないの?
0:----------
0:21)死神
あなた:あなたは、死にました。
あなた:あら? あんまり驚いてませんね?
あなた:『年寄りは死ぬ覚悟はできてる』? ま、そうですね。淡白ね。
あなた:(咳払い)最後に1つだけ願いをかなえてあげましょう。
あなた:え!? 『天国か地獄か、下見してから決めたい』?
あなた:いや、それダメなヤツじゃん!
あなた:(咳払い)実はですね。ここだけの話、あなたの地獄行きは、もう決まってるんですよ。
あなた:無理ないでしょう! あなた、伝説の殺し屋だったんだから。何人、殺しました?
あなた:よし、こうしましょう!!
あなた:特別に、私・死神のガイドで、地獄巡り下見ツアーと参りましょう!
あなた:さあ、逝きますよー
0:----------
0:22)招く者
あなた:天よ! 地よ!
あなた:今、破滅を迎えんとする、我が国に、救い主たる勇者を授けたまえ!
あなた:いざ! 召喚!!!
0:(ドーン!!!!)
あなた:おお、神は我らをお見捨てにならなかった…
あなた:勇者さま、ようこそ、いらせられませ。
あなた:あなたさまは、いま危機ににひんしている我が国を、そのお力で救う運命のお方です。
あなた:その青き衣が、なによりの証拠。
あなた:なにとぞ、我らをお救いください。
あなた:ささ、この伝説の宝剣エクスカリバーを、御手(みて)にお取りくださいませ。
0:----------
0:23)召喚者
あなた:はあ? 何言ってんの? このおっさん<おばはん>。
あなた:ここ、どこ?
あなた:つか、だれ?
あなた:俺<アタシ>、カップ麺食べるとこだったんだけど。
あなた:3分過ぎちゃうじゃん。
あなた:あれ? カップ麺どこよ。
あなた:『運命のお方』ってサー、なろう系じゃないんだから。
あなた:冗談キツイわー
あなた:『青き衣』って、これ、パジャマだから! わかる? これはスウェット!
0:----------
0:24)名前で呼んで
あなた:…あのさ。俺<私>たち、そろそろつき合って3ヶ月じゃん?
あなた:お願いが、あるんだけど…
あなた:つか、希望。希望程度で聞いてもらいたいんだけど。
あなた:そろそろ…、下の名前で呼びたいな、って?
あなた:それで、俺<私>のことも、ヒロキ<ユリナ>って、呼んで、欲しいな?
あなた:ダメかな?
あなた:いや、あくまでも希望なんだけど、ね?
あなた:いいの!? 嬉しい!!
あなた:じゃ、今から。
あなた:俺<私>から呼ぶね。ユリナ<ヒロキ>
あなた:…………(「ヒロキ<ユリナ>」と呼ばれる)
あなた:うわ! すっごい破壊力! 照れくさくて、死にそう!
0:----------
0:25)友だちがストーカーになりました
あなた:なるほど。
あなた:お前<あんた>は、あくまでも彼女<彼>のことを想って、帰り道は後ろから見守ってあげたり、変なヤツ<コ>にイヤガラセされてないかってポストをチェックしてあげたり、してたワケだよなあ<だよねえ>。
あなた:…あのな<あのね>。
あなた:俺<私>、今から、友達として、あえて言い難いことを言うわ。
あなた:それ、普通に、ストーカーだから。
0:----------
0:26)森の妖精ネムネム
あなた:こんにちは! ボク<アタシ>は、この森の妖精ネムネムだよ。
あなた:きみはー、この森の禁忌(きんき)を破ってしまったなあ。
あなた:人間は、あの地面の緑のサークルから、こっちに入ってきちゃいけないんだ。<のよ。>
あなた:入ってきたら、きみは罰を受けなければいけない。
あなた:それはねー
あなた:ボクら<アタシたち>と同じく妖精になること。
あなた:もう人間の世界には戻れないよ。<わよ。>
あなた:さあ、一緒に踊りに行こう!<行きましょう!>
0:----------
0:27)推しの結婚
あなた:だめだ、耐えられない…
あなた:だって、推しが結婚するんだぜえ<のよお>…!
あなた:推しが結婚する… 推しが結婚する… 推しが結婚する… 推しが結婚する… 推しが結婚する…
あなた:うぎゃあああ!
あなた:しかも、一般人と!
あなた:それならさ、俺<私>にもチャンスがあったってことじゃん?
あなた:お前<あんた>じゃ無理?
あなた:わかってんだよお<のよう>!!
0:----------
0:28)いらっしゃいませ
0:----------
0:<ホストバージョン>
あなた男:本日も、いらっしゃいませ、姫。
あなた男:ううん、サユリさんは、いつだって、俺の姫だよ。
あなた男:今日もきれいだね。
あなた男:その赤いドレス、もしかして、俺のため?
あなた男:(ささやく)だったら、嬉しいな。
あなた男:……
あなた男:はーい、ピンドンいただきましたー!!!
0:<キャバ嬢バージョン>
あなた女:本日も、いらっしゃいまっせ〜、社長!
あなた女:ううん、タカシさんはー、いつだって、ナミの社長さんだもーん!
あなた女:うふふ、今日もイケメーン!
あなた女:あ〜、こないだナミがほめたネクタイしてきてくれた〜 覚えててくれたんだー
あなた女:(ささやく)う・れ・し・い、んふっ…
あなた女:……
あなた女:マスター! リシャール入りまーす!!!
0:----------
0:29)吸血鬼
あなた:甘い…!
あなた:そなたの血は甘いぞ。これまでで、一番甘い。
あなた:もしや、これは…!
あなた:そなた、我(われ)と、血のマリアージュが成立するやもしれぬぞ。
あなた:すなわち、そなたも、我(われ)の一族、吸血鬼になれるかもしれん。
あなた:どうだ? 我(われ)と永遠の旅路を、辿ってはみないか?
0:----------
0:30)王<女王>の裏の顔
0:----------
0:<男性バージョン>
あなた男:…以上、わがはいの裁定(さいてい)とする。
あなた男:皆の者、従うがよい。
あなた男:では、本日の謁見(えっけん)を終わりとする。
あなた男:下がりおろう。
あなた男:…………。
あなた男:あ! 王妃! ボクねー、今日がんばったんだよ。
あなた男:審議を、10も裁定(さいてい)したの。大変だったー
あなた男:みんな、無茶ばっかり言うんだもの…
あなた男:ねーえ、ほめてほめて!
あなた男:ボク、今日はハニーに甘えてもいいよね?
0:<女性バージョン>
あなた女:以上、わらわの裁定(さいてい)とします。
あなた女:皆の者、従うがよい。
あなた女:では、本日の謁見(えっけん)は終わりですわ。
あなた女:下がりなさい。
あなた女:…………。
あなた女:あ! 大公(たいこう)! アタシねー、今日がんばったんですのよ。
あなた女:審議を、10も裁定(さいてい)したの。大変だったわー
あなた女:みんな、無茶ばっかり言うんだもの…
あなた女:ねーえ、ほめてほめて!
あなた女:アタシ、今日はダーリンに甘えてもいいですわよね?
0:----------
0:31)戦場の友
あなた:はい! 隊長! 自分が志願いたします。
あなた:はい、危険だということはわかっています。
あなた:自分を、前線に行かせてください。
あなた:いえ、あの… 私情なんです。
あなた:ただ…。ただ、タケルが消えた荒野に、自分も立ちたい…! それだけなんです。
あなた:ダメでしょうか?
あなた:…………
あなた:は! ありがとうございます!
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0:32)ボクは君のプー
あなた:アスカちゃん、アスカちゃん、泣かないで。
あなた:うん、ボクはアスカちゃんのプーだよ。
あなた:アスカちゃん、そんなに泣いていたら、プーの心も、とっても痛いよ。
あなた:ママを怒らせちゃったの?
あなた:ふーん、そっかー
あなた:アスカちゃん、だから悲しいの?
あなた:プーにできることってないかなあ。
あなた:じゃあさ、アスカちゃん、プーをね、ギュッてしてみて?
あなた:そしたらね、プーはアスカちゃんの心を、ギュッてしてあげられるかもしれないよ?
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0:33)血は狂気を呼び起こす
あなた:ああ、おかしい。おかしいともさ<わ>。
あなた:俺<私>はおかしい。狂っている。
あなた:見たい! 血が見たい! 血が見たくて、たまらない。
あなた:この欲望を、どう抑えたらいいのか、わからない。
あなた:だから、俺<私>は、明るい月夜の晩、街に立って、獲物を狩るんだ<の>。
あなた:ナイフをしたたる、血のにおい、血の赤さが、俺<私>を酔わせるのさ<のよ>。
0:----------
0:34)ニュースキャスター
あなた:次のニュースです。
あなた:スットコドッコイ公国の首都エンヤーサッサ・ソーリャに建設中だった、ポットデ・タワーが完成しました。
あなた:高さは900メートルで、これまで世界で一番高い建築物だった、ドバイのブルジュ・ハリファを抜いて、世界第一位の高さとなります。ただいま、ギネス記録に申請中とのことです。
あなた:スットコドッコイ公国広報担当は、「屋上には、全面ガラス張りのノボッテオイデ・ムリダローナ公子殿下記念テラスを作り、観光の目玉にしたい」と語っております。
0:1)コーヒー
あなた:コーヒーいれようか?
あなた:え、まだいい? そか。そうだよね。
あなた:あの… 困ってる?
あなた:待ってって? うん、そうだよね。
あなた:いきなり告られたら、戸惑うよねー はははは…
あなた:…やっぱり、コーヒーいれようか?
あなた:いや、ごめん。コーヒーいれさせて! お願いします!!
あなた:いたたまれない~~~~!
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0:2)言いたいの
あなた:ねえねえ
あなた:愛してる
あなた:そっぽ向かないでよー 言いたいんだよー
あなた:時々言わないと、僕<私>の気持ち、あふれそうで苦しくなっちゃうんだ。
あなた:返さないでいいから。言わせて。
あなた:ねえ、愛してる。
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0:3)父と母の願い
あなた:神さま、お願いです。
あなた:この子を助けてください。
あなた:まだ、たった2歳です。2歳! こんなの、あんまりだ!
あなた:俺<私>は、この子にまだ何にもしてあげてない。
あなた:何も見せてない。 何も教えてない。
あなた:こんなに、自分の無力さを感じたことはありません。
あなた:情けない父親だ<母です>!
あなた:もうあなたに縋るしかないんです!
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0:4)ウサウサ
あなた:うっそピョーン! 僕<アタシ>は、実は実はウサギでしたあ
あなた:気づかなかった?
あなた:疑ってもいなかった?
あなた:やったやった、成功成功。うふふふふ…
あなた:なんで、人間に化けていたかって? だってさー 友達になりたかったんだもーん!
あなた:僕<アタシ>はね、人にもなれるウサギの一族の127代目の世継ぎなんだよ。ね? すごくない?
あなた:きゃあ、驚いてくれた!!!
あなた:やったやったやった!!!
あなた:ラビラビ ハッピー ハッピー ピョンピョンピョーン!!!!
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0:5)ゲイバー<バー>のママへのお悩み相談
あなた:やっだー! バカバカ! このおバカ!
あなた:みんなー ここに馬鹿野郎がいるわよー 絶滅危惧種よー
あなた:恋に悩んで、こじれている若者だってさー
あなた:この図体で! よく言うわ。笑っちゃう~
あなた:で!
あなた:さあさあ話しなさいよ。え~ん、聞きたい聞きたい~
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0:6)発明
あなた:ねえねえ、俺<私>って天才! すごくない?
あなた:これ発明だよね。ぬるま湯で温めたナイフで、ホールケーキを切ったら上手くいく!
あなた:よく考え着いたよなあ、俺<私>。ふっふっふ…
あなた:え? 誰でもやってる?
あなた:誰だよ!? 俺<私>のアイデア盗んだヤツ!!
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0:7)幽霊になりました
あなた:あ? はい、そうでーす。ボク<アタシ>、幽霊です。地縛霊って言った方が近いかな。
あなた:そんじゃ、憑りつかせてもらいまっす。
あなた:え? いやあ、それくらいするよ。ボク<アタシ>、イジメを苦にして自殺したのよ?人にくらい、憑りつくでしょ。
あなた:ダイジョブ、ダイジョブ
あなた:ちょっと肩が重くなるだけだから。
あなた:それに、ちょっと首を絞められている感じくらいはするかも。
あなた:んとねーえ、君にずっと囁くかも。嫌なこと。知りたくないこと。怖いこと。
あなた:「俺<私>だけがやったんじゃない」?
あなた:知ってるよお。
あなた:じゃあボク<アタシ>だって、誰だっていいんだよ。
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0:8)忠実なる大臣
あなた:偉大にして英明なる我が王・ナセバナル二十六世陛下(へいか)、御世(みよ)とこしえに、恐れながら申し上げます。
あなた:我が国の優秀なる探査犬・タイシタコトナイサ8号が、華麗にして雅(みやび)なるヨイサッサ内親王(ないしんのう)殿下の、足跡(そくせき)を見つけ出したようにございます。
あなた:コラレルモンナラキテミヤガレ大砂漠のオアシスらしいとのこと。ただちに隠密(おんみつ)部隊を57大隊(だいたい)を差し向けましてございます。
あなた:ははっ! 承知いたしました!
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0:9)俺は<私は>人でなしです
あなた:泣いてるの?
あなた:あの、きみ<あなた>が泣くようなことじゃないよ。俺<私>がくだらない奴なんだよ。
あなた:ごめんなさい、本当にごめんなさい。俺<私>が全部悪い。
あなた:別れてください。お願いです。
あなた:別れてください。お願いします。
あなた:彼女<彼>を大切にしてあげたい<の>。大事なんだ。彼女<彼>こそが、世界の全てって思える。
あなた:だからって、きみ<あなた>を粗末にしていいわけじゃないよね。きみ<あなた>の気持ちを踏みつけている俺<私>、ほんとにひどいよね。
あなた:憎んでいいよ。恨んでいいよ。
あなた:でも、俺<私>、きみ<あなた>を心から愛していたんだ。本当だよ。
0:----------
0:10)別れを切り出そう
あなた:考えた。何度も何度も考えたよ。
あなた:でもさ、わかったんだ。
あなた:どんなに考え尽くしたって、相手を傷つけない別れ方ってないんだよ。
あなた:結局、覚悟だけなんだね。
0:----------
0:11)戦場の風の中で
あなた:風が鳴いている…
あなた:誰かが 泣いている声が聞こえる…
あなた:誰か 悲しいのかな。
あなた:俺<私>を心配して、あの娘<あなた>が泣いている声だったら
あなた:あの娘<あなた>だったら
あなた:どうしよう?
あなた:自惚れかな。
あなた:後悔?
あなた:この戦いに出ることに、後悔なんかしたことないさ。
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0:12)いつのまにかノロケていた件
あなた:そうなの! 優しい! 誰にでも優しいんだ。
あなた:すごいって思う。
あなた:そこがいいよね。
あなた:でさ、顔がいい! 顔が良くて、優しいって、ちょっとないんじゃないか…って
あなた:なんで、俺<私>、いつのまにか自分の彼女<彼氏>の自慢してんだよ?<のよ?>誰か途中で止めろよ!<止めてよ!>
あなた:マジ、はずい。
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0:13)たくらみ
あなた:え? マルヤマさんを、バーベキューに呼んだの? なんで?
あなた:……ええっ!? なんか話せって!?
あなた:お前ら<あんたたち>、たくらんだなあ?
あなた:無理! 絶対無理!! 何話したらいいか、わかんない!!
あなた:「話題振ってやるから」…って? 無理!!
あなた:ほんとにぃ?
あなた:絶対に助けろ<助けてよ>!!!!!
あなた:やる気まんまんって言うなあ!
あなた:…信じてるぞ<からね>…
0:----------
0:14)戦火の中で泣くとき
0:----------
0:<男性バージョン>
あなた男:(うっうっ…)
あなた男:なぜ!? なぜタケルは死んだんだ?
あなた男:あんな死に方、…ひどすぎる!!
あなた男:なぜ?
あなた男:なあ! なぜだよ!?
あなた男:………(ハッ)
あなた男:もしかして…?
あなた男:俺のせいか?
あなた男:あの時、俺が遅れたからっ!?
あなた男:俺がダメな人間だからっ!!?
あなた男:! (他の人にぶたれる)
あなた男:…わかってるよ。自分を責めて、いい気持ちになったって、単なる自己満足だってこと…
あなた男:考えるさ! 次の打開策を!
0:<女性バージョン>
あなた女:(ひっくひっく)
あなた女:なぜ!? なぜタケルは死んだの?
あなた女:あんな死に方、…ひどすぎる!!
あなた女:なぜ?
あなた女:ねえ! なぜなの!?
あなた女:………(ハッ)
あなた女:もしかして…?
あなた女:私のせい?
あなた女:あの時、私が遅れたからっ!?
あなた女:私がダメな人間だからっ!!?
あなた女:! (他の人にぶたれる)
あなた女:…わかってるよ。自分を責めて、いい気持ちになったって、単なる自己満足だってこと…
あなた女:考えるわ! 次の打開策を!
0:----------
0:15)臨界点は間近
あなた:…100…200…300…どんどん上がっていきます
あなた:400…500 もう限界だ<です>。 脱出しましょう!
あなた:…え、部長、何言ってるんですか?
あなた:臨界点(りんかいてん)を越えるのは、目に見えているんですよ。
あなた:ここは間もなく爆発する!!
あなた:…命をかけてまですることですか!?
あなた:…………
あなた:いえ、これが命をかけて、する僕<私>の仕事です。
あなた:794…798
あなた:本部に報告してください、部長。僕<私>はここを動きません。
0:----------
0:16)君が不機嫌な理由
あなた:ごめんなさい
あなた:同じゼミの○○ちゃん<くん>と仲良くし過ぎて
あなた:ごめんなさい
あなた:サークル仲間とばっかり遊んで、もう3週間も一緒にどこにも行ってなくて
あなた:ごめんなさい
あなた:俺<私>のお母さんが勝手に部屋に出入りして、勝手に掃除して
あなた:ごめんなさい
あなた:この前の肉じゃが、「食べたくない」って残しちゃって
あなた:ごめんなさい
あなた:冷蔵庫のカリカリ梅、全部食べちゃって
あなた:……!
あなた:えっ!? それだったの!?
0:----------
0:17)ねえ?
あなた:(カフェにて)
あなた:ねえ?
あなた:…あのさ…退屈?
あなた:そう黙ってられると困っちゃうよ
あなた:俺<私>の話、聞いてなかっただろ<でしょ>?
あなた:嘘だー 聞いてなかったよー
あなた:最近ずっとそうじゃん
あなた:つまんなかった?
あなた:…ごめん
あなた:あの…あのね…
あなた:あの…俺<私>のこと…嫌いになった? イヤになった?
あなた:え、違う…?
あなた:じゃあさ、もしかしてさ…
あなた:俺<私>のこと、何とも思ってない?
0:----------
0:18)別れてあげる
0:----------
0:<男性バージョン>
あなた男:わかった。別れよう
あなた男:消えろよ!
あなた男:今すぐ、俺の前から消えろ!
あなた男:もう俺、きみなんかどうでもいい。
あなた男:忘れるよ。
あなた男:好きだけど、もう好きじゃなくなる!
あなた男:仕方ないじゃないか。
あなた男:もう、それくらいしか、してあげられないんだから。
0:<女性バージョン>
あなた女:わかった。別れましょう。
あなた女:消えて!
あなた女:いますぐ、私の前から消えて!
あなた女:もう私、あなたなんてどうでもいい。
あなた女:忘れる。
あなた女:好きだけど、もう好きじゃなくなる!
あなた女:仕方ないじゃない。
あなた女:もう、それくらいしか、してあげられないんだもの。
0:----------
0:19)チャンス到来
0:----------
0:<男性バージョン>
あなた男:おい、ちょっと待て!
あなた男:なにこれ?
あなた男:もしかして、いい雰囲気ってやつ?
あなた男:なんか、今なら押し倒してもOKな気がする。
あなた男:待て、自分!
あなた男:冷静になれ!
あなた男:流されそうな自分がこわい!
あなた男:わー、可愛い顔で笑うなー!
0:<女性バージョン>
あなた女:ねえ、ちょっと待って!
あなた女:なにこれ?
あなた女:もしかして、いい雰囲気ってやつ?
あなた女:なんか、今コクられそうな気がする。
あなた女:待て、自分!
あなた女:冷静になれ!
あなた女:絶対断らないだろう自分がこわい!
あなた女:わー、いい顔するなー!
0:----------
0:20)最後の願い
0:----------
0:<男性バーション>
あなた男:どんな気分だ? 命を握られてるって。
あなた男:俺に握られてるって?
あなた男:弾丸は全部装填(そうてん)してある。
あなた男:俺は引き金を引くだけだ。
あなた男:お前を穴だらけにしてやろう。さあ。楽しみだなあ。
あなた男:ああ!?
あなた男:最後の願い?
あなた男:ふーん…
あなた男:いいだろう。聞くだけ聞いてやろうか?
0:<女性バージョン>
あなた女:どんな気分? 命を握られてるって。
あなた女:アタシに握られてるって?
あなた女:弾丸は全部装填(そうてん)してある。
あなた女:アタシは引き金を引くだけだわねえ。
あなた女:あなたを穴だらけにしてやろう。さあ。楽しみだわねえ。
あなた女:あぁら!?
あなた女:最後の願い?
あなた女:ふーん…
あなた女:いいわね。聞くだけ聞いてあげようじゃないの?
0:----------
0:21)死神
あなた:あなたは、死にました。
あなた:あら? あんまり驚いてませんね?
あなた:『年寄りは死ぬ覚悟はできてる』? ま、そうですね。淡白ね。
あなた:(咳払い)最後に1つだけ願いをかなえてあげましょう。
あなた:え!? 『天国か地獄か、下見してから決めたい』?
あなた:いや、それダメなヤツじゃん!
あなた:(咳払い)実はですね。ここだけの話、あなたの地獄行きは、もう決まってるんですよ。
あなた:無理ないでしょう! あなた、伝説の殺し屋だったんだから。何人、殺しました?
あなた:よし、こうしましょう!!
あなた:特別に、私・死神のガイドで、地獄巡り下見ツアーと参りましょう!
あなた:さあ、逝きますよー
0:----------
0:22)招く者
あなた:天よ! 地よ!
あなた:今、破滅を迎えんとする、我が国に、救い主たる勇者を授けたまえ!
あなた:いざ! 召喚!!!
0:(ドーン!!!!)
あなた:おお、神は我らをお見捨てにならなかった…
あなた:勇者さま、ようこそ、いらせられませ。
あなた:あなたさまは、いま危機ににひんしている我が国を、そのお力で救う運命のお方です。
あなた:その青き衣が、なによりの証拠。
あなた:なにとぞ、我らをお救いください。
あなた:ささ、この伝説の宝剣エクスカリバーを、御手(みて)にお取りくださいませ。
0:----------
0:23)召喚者
あなた:はあ? 何言ってんの? このおっさん<おばはん>。
あなた:ここ、どこ?
あなた:つか、だれ?
あなた:俺<アタシ>、カップ麺食べるとこだったんだけど。
あなた:3分過ぎちゃうじゃん。
あなた:あれ? カップ麺どこよ。
あなた:『運命のお方』ってサー、なろう系じゃないんだから。
あなた:冗談キツイわー
あなた:『青き衣』って、これ、パジャマだから! わかる? これはスウェット!
0:----------
0:24)名前で呼んで
あなた:…あのさ。俺<私>たち、そろそろつき合って3ヶ月じゃん?
あなた:お願いが、あるんだけど…
あなた:つか、希望。希望程度で聞いてもらいたいんだけど。
あなた:そろそろ…、下の名前で呼びたいな、って?
あなた:それで、俺<私>のことも、ヒロキ<ユリナ>って、呼んで、欲しいな?
あなた:ダメかな?
あなた:いや、あくまでも希望なんだけど、ね?
あなた:いいの!? 嬉しい!!
あなた:じゃ、今から。
あなた:俺<私>から呼ぶね。ユリナ<ヒロキ>
あなた:…………(「ヒロキ<ユリナ>」と呼ばれる)
あなた:うわ! すっごい破壊力! 照れくさくて、死にそう!
0:----------
0:25)友だちがストーカーになりました
あなた:なるほど。
あなた:お前<あんた>は、あくまでも彼女<彼>のことを想って、帰り道は後ろから見守ってあげたり、変なヤツ<コ>にイヤガラセされてないかってポストをチェックしてあげたり、してたワケだよなあ<だよねえ>。
あなた:…あのな<あのね>。
あなた:俺<私>、今から、友達として、あえて言い難いことを言うわ。
あなた:それ、普通に、ストーカーだから。
0:----------
0:26)森の妖精ネムネム
あなた:こんにちは! ボク<アタシ>は、この森の妖精ネムネムだよ。
あなた:きみはー、この森の禁忌(きんき)を破ってしまったなあ。
あなた:人間は、あの地面の緑のサークルから、こっちに入ってきちゃいけないんだ。<のよ。>
あなた:入ってきたら、きみは罰を受けなければいけない。
あなた:それはねー
あなた:ボクら<アタシたち>と同じく妖精になること。
あなた:もう人間の世界には戻れないよ。<わよ。>
あなた:さあ、一緒に踊りに行こう!<行きましょう!>
0:----------
0:27)推しの結婚
あなた:だめだ、耐えられない…
あなた:だって、推しが結婚するんだぜえ<のよお>…!
あなた:推しが結婚する… 推しが結婚する… 推しが結婚する… 推しが結婚する… 推しが結婚する…
あなた:うぎゃあああ!
あなた:しかも、一般人と!
あなた:それならさ、俺<私>にもチャンスがあったってことじゃん?
あなた:お前<あんた>じゃ無理?
あなた:わかってんだよお<のよう>!!
0:----------
0:28)いらっしゃいませ
0:----------
0:<ホストバージョン>
あなた男:本日も、いらっしゃいませ、姫。
あなた男:ううん、サユリさんは、いつだって、俺の姫だよ。
あなた男:今日もきれいだね。
あなた男:その赤いドレス、もしかして、俺のため?
あなた男:(ささやく)だったら、嬉しいな。
あなた男:……
あなた男:はーい、ピンドンいただきましたー!!!
0:<キャバ嬢バージョン>
あなた女:本日も、いらっしゃいまっせ〜、社長!
あなた女:ううん、タカシさんはー、いつだって、ナミの社長さんだもーん!
あなた女:うふふ、今日もイケメーン!
あなた女:あ〜、こないだナミがほめたネクタイしてきてくれた〜 覚えててくれたんだー
あなた女:(ささやく)う・れ・し・い、んふっ…
あなた女:……
あなた女:マスター! リシャール入りまーす!!!
0:----------
0:29)吸血鬼
あなた:甘い…!
あなた:そなたの血は甘いぞ。これまでで、一番甘い。
あなた:もしや、これは…!
あなた:そなた、我(われ)と、血のマリアージュが成立するやもしれぬぞ。
あなた:すなわち、そなたも、我(われ)の一族、吸血鬼になれるかもしれん。
あなた:どうだ? 我(われ)と永遠の旅路を、辿ってはみないか?
0:----------
0:30)王<女王>の裏の顔
0:----------
0:<男性バージョン>
あなた男:…以上、わがはいの裁定(さいてい)とする。
あなた男:皆の者、従うがよい。
あなた男:では、本日の謁見(えっけん)を終わりとする。
あなた男:下がりおろう。
あなた男:…………。
あなた男:あ! 王妃! ボクねー、今日がんばったんだよ。
あなた男:審議を、10も裁定(さいてい)したの。大変だったー
あなた男:みんな、無茶ばっかり言うんだもの…
あなた男:ねーえ、ほめてほめて!
あなた男:ボク、今日はハニーに甘えてもいいよね?
0:<女性バージョン>
あなた女:以上、わらわの裁定(さいてい)とします。
あなた女:皆の者、従うがよい。
あなた女:では、本日の謁見(えっけん)は終わりですわ。
あなた女:下がりなさい。
あなた女:…………。
あなた女:あ! 大公(たいこう)! アタシねー、今日がんばったんですのよ。
あなた女:審議を、10も裁定(さいてい)したの。大変だったわー
あなた女:みんな、無茶ばっかり言うんだもの…
あなた女:ねーえ、ほめてほめて!
あなた女:アタシ、今日はダーリンに甘えてもいいですわよね?
0:----------
0:31)戦場の友
あなた:はい! 隊長! 自分が志願いたします。
あなた:はい、危険だということはわかっています。
あなた:自分を、前線に行かせてください。
あなた:いえ、あの… 私情なんです。
あなた:ただ…。ただ、タケルが消えた荒野に、自分も立ちたい…! それだけなんです。
あなた:ダメでしょうか?
あなた:…………
あなた:は! ありがとうございます!
0:----------
0:32)ボクは君のプー
あなた:アスカちゃん、アスカちゃん、泣かないで。
あなた:うん、ボクはアスカちゃんのプーだよ。
あなた:アスカちゃん、そんなに泣いていたら、プーの心も、とっても痛いよ。
あなた:ママを怒らせちゃったの?
あなた:ふーん、そっかー
あなた:アスカちゃん、だから悲しいの?
あなた:プーにできることってないかなあ。
あなた:じゃあさ、アスカちゃん、プーをね、ギュッてしてみて?
あなた:そしたらね、プーはアスカちゃんの心を、ギュッてしてあげられるかもしれないよ?
0:----------
0:33)血は狂気を呼び起こす
あなた:ああ、おかしい。おかしいともさ<わ>。
あなた:俺<私>はおかしい。狂っている。
あなた:見たい! 血が見たい! 血が見たくて、たまらない。
あなた:この欲望を、どう抑えたらいいのか、わからない。
あなた:だから、俺<私>は、明るい月夜の晩、街に立って、獲物を狩るんだ<の>。
あなた:ナイフをしたたる、血のにおい、血の赤さが、俺<私>を酔わせるのさ<のよ>。
0:----------
0:34)ニュースキャスター
あなた:次のニュースです。
あなた:スットコドッコイ公国の首都エンヤーサッサ・ソーリャに建設中だった、ポットデ・タワーが完成しました。
あなた:高さは900メートルで、これまで世界で一番高い建築物だった、ドバイのブルジュ・ハリファを抜いて、世界第一位の高さとなります。ただいま、ギネス記録に申請中とのことです。
あなた:スットコドッコイ公国広報担当は、「屋上には、全面ガラス張りのノボッテオイデ・ムリダローナ公子殿下記念テラスを作り、観光の目玉にしたい」と語っております。