台本概要
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タイトル | 香水 |
---|---|
作者名 | 遊狐。 (@V01008) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず作者へ連絡要 |
説明 |
朝の挨拶がきっかけで始まった ラブ(?)ストーリー…… 社内でも人気のある先輩に声をかけられ 惹かれるのに時間はかからなかった… からの男女の痴情のもつれ。 話の流れが変わらない程度に アドリブ大歓迎。 そしてBADEND。 ふつうENDは近日投稿予定。 304 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
優奈 | 女 | 49 | (ゆうな)社会人1年目の元気はつらつな新人。 |
幸輔 | 男 | 43 | (こうすけ)人当たりがよく社内でも人気者な先輩、だが… |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
優奈:(M)今も…あなたの着けた香水が…あなたの残り香が……まだ香る気がして……。
優奈:忘れたくなくて、同じ香水を買ったのたけど…
優奈:けど違う…これはあなたの香りじゃない……
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幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「はは、元気だね。」
優奈:「え、そうですか?一日の始まりは元気にスタートしなきゃ!」
幸輔:「ふふ…そうだな。」
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0:間
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幸輔:(M)始まりは、なんてことない日常だった。
幸輔:職場の後輩…ただそれだけ。出社し自分の部署へ向かうエレベーター前、気がつくと横にいた彼女。
幸輔:視線を向けるとふと目が会って…声をかけた。
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優奈:(M)鼻先に、微かに香る爽やかな香水の香り…顔を上げて、鼻をくすぐる香りを辿ると、不意に視線がぶつかった。
優奈:入社当初から人気のある先輩。かけられた挨拶に力いっぱい答えると優しく笑う彼。
優奈:そんな彼に惹かれるのは必然だったのかもしれない。
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優奈:「(あ……この香り……)」
幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「最近よく会うな」
優奈:「はい。そうですね!朝から先輩にあえてラッキーです。」
幸輔:「はは、嬉しいこと言ってくれるね。俺も、元気な挨拶が聞けて1日頑張れそうだよ。」
優奈:「え……あ、そ、そうですか??それは良かった、です!!」
幸輔:「じゃぁ、お互い頑張ろうな。」
優奈:「はい!!」
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優奈:(M)そんな日常が続いたある日、いつもとは違う言葉をかけられた。
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0:間
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幸輔:「今日は早上がりだろ?夜、予定あったりする?」
優奈:「……え?いゃ、予定は無いですが…ぇ?」
幸輔:「迷惑じゃなかったら、ご飯行かない?そんな洒落たとこじゃないけど…」
優奈:「はい!!行きます!!先輩とならどこへでも!!」
幸輔:「いやいや、飯行くだけだから笑。」
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0:間
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優奈:「はぁ……もう食べれません!」
幸輔:「おう、思ったよりも食うんだな笑」
優奈:「だって美味しかったんだもん!」
幸輔:「はは、お気に召したようで何よりだ。」
優奈:「なんかすみません…ご馳走になっちゃって」
幸輔:「いいんだよ。俺が誘ったんだし、喜んでくれたならそれで」
優奈:「(被せ気味で)はい!!めちゃめちゃ嬉しいです!!」
幸輔:「はははっ……本当、可愛いな」
優奈:「へ……?」
幸輔:「可愛いよ、優奈……(キスをする)」
優奈:「先ぱ…」
幸輔:「違う、こうすけ。」
優奈:「こう、すけ…さん…」
幸輔:「(クスッと笑い)…うん。」
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優奈:(M)それからは、よくご飯に行くようになり、お互いの家にも行き来するようになった。
優奈:交わる視線が変化した。
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幸輔:「(キスをしながら)かわいい、優奈…」
優奈:「幸輔さん…好き、です…」
幸輔:「うん…知ってる…」
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優奈:(M)交わる視線に熱が帯びる。
優奈:幾度となく重なる唇に酔いしれながら
優奈:“好き”と伝えると、彼は決まってこう答える…
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幸輔:(M)うん、知ってる
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優奈:(M)決して“好き”とも“俺も”とも言ってくれない…それでも良かった…
優奈:一緒にいてくれるなら、それで良かったのに…
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優奈:「ねぇ!!なんで??なんで既読もつかないの!!返事もくれない!!誰とどこにいたの!!?」
幸輔:「おいおい、どうしたんだよ…」
優奈:「答えて!!!答えてよ…お願い…」
幸輔:「…はぁ、昨日は疲れて寝てたんだよ」
優奈:「…」
幸輔:「本当だから、な?機嫌直して?」
優奈:「…帰って、すぐ?」
幸輔:「そうだよ。ごめんな?」
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0:⋆┈┈┈分岐点・以下優奈闇堕ち┈┈┈┈⋆
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優奈:「(深呼吸)…そっかぁ…うん…ごめんね。最近ずっと会えてなかったし、連絡もつかない事が多かったから…不安になっちゃってた…」
幸輔:「俺の方こそごめんな。」
優奈:「うん……もう、いいの(ボソッ)……」
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優奈:(M)部屋に残る彼の香り。彼の痕跡が色あせてしまうのが嫌で、同じ香水を買った…。
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優奈:「違う……足りない……」
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幸輔:「(水を飲む)……優奈から会いたいって、なんか久しぶりだな。」
優奈:「うん。どうしても会いたかったの…」
幸輔:「優奈のために急いで仕事終わらせてきたんだ。」
優奈:「(抱きつきながら)……タバコと…お酒の匂い。……今日は定時上がりだったでしょ?会食だった?」
幸輔:「ん?あぁ…今回の取引先への接待。それを切り上げてきた俺を褒めて欲しいよ。」
優奈:「……嘘つき。」
幸輔:「え……?」
優奈:「あなたの香水じゃない……」
幸輔:「…香水?」
優奈:「あなたの香りじゃない……
優奈:接待?なんの?今日一緒にいた女性は…
優奈:確かに取引先の担当よね…でも、
優奈:ホテルでどんな接待してるのかしら」
幸輔:「……は?何、監視でもしてるの?……ッ…(目眩)ぁ…?なん、だ…」
優奈:「あなたが…悪いのよ…」
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幸輔:「………ん(目を覚ます)」
優奈:「おはよう、幸輔」
幸輔:「優奈……優っ!!!!!ぐっ……なんで縛ってっ!!おい、なんだこれは…クッ、解(ほど)けよ!!!」
優奈:「……嫌よ。あなたがいけないのよ。」
幸輔:「俺が何をしたっ!!!」
優奈:「……」
幸輔:「俺が誰と何してようと、お前に何が関係あるんだよ!!つーか、何?後でもつけてたのか??お前、ちょっと可愛いからと思って選んだけど、とんだ勘違い女だったな!!!」
優奈:「勘違い……?」
幸輔:「ふっ(鼻で笑う)、俺の女にでもなってたつもりか?」
優奈:「……もういいわ。黙って。」
幸輔:「はっ、冗談じゃない。早く解けよ!!なんなんだよ、」
優奈:「うるさいわよ…聞こえなかった?!(刺す)」
幸輔:「ぐっ…かはっ……何、っゆう、な…」
優奈:「好きって…ただの一度も言ってくれなかったものね?分かってた…分かってても怖くて聞けなかった…だって特定の子、いる??この一週間だけでも日替わりだったものね…」
幸輔:「悪かった…わるか」
優奈:「(被せて)黙れって言ったのよ私!!」
幸輔:「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛…わるか、った…助けて…くれ…」
優奈:「こんな状況でも好きとは言ってくれないのね……まぁ、もういいけど。」
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優奈:「幸輔…幸輔…?まだ聞こえてるかしら??フフフッ……(手に着く血の香りを嗅ぐ)」
幸輔:「……っ、(呼吸が上手くできず)………ゅ、う…」
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優奈:(M)幸輔だった塊が、床に横たわっている。
優奈:部屋中に広がる香り……私が欲しかった香りとは程遠い……けれど、心は満たされた気がした。
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幸輔:(M)薄れゆく意識の中、最期に目にしたのは
幸輔:舞うようにして香水を目の前の空間に吹きかける、彼女の姿だった…
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優奈:「(香りを確かめるため深呼吸)……やっぱり違う…。けど……欲しかった香よりずっといい……ふふふっ……」
優奈:(M)今も…あなたの着けた香水が…あなたの残り香が……まだ香る気がして……。
優奈:忘れたくなくて、同じ香水を買ったのたけど…
優奈:けど違う…これはあなたの香りじゃない……
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幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「はは、元気だね。」
優奈:「え、そうですか?一日の始まりは元気にスタートしなきゃ!」
幸輔:「ふふ…そうだな。」
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幸輔:(M)始まりは、なんてことない日常だった。
幸輔:職場の後輩…ただそれだけ。出社し自分の部署へ向かうエレベーター前、気がつくと横にいた彼女。
幸輔:視線を向けるとふと目が会って…声をかけた。
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優奈:(M)鼻先に、微かに香る爽やかな香水の香り…顔を上げて、鼻をくすぐる香りを辿ると、不意に視線がぶつかった。
優奈:入社当初から人気のある先輩。かけられた挨拶に力いっぱい答えると優しく笑う彼。
優奈:そんな彼に惹かれるのは必然だったのかもしれない。
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優奈:「(あ……この香り……)」
幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「最近よく会うな」
優奈:「はい。そうですね!朝から先輩にあえてラッキーです。」
幸輔:「はは、嬉しいこと言ってくれるね。俺も、元気な挨拶が聞けて1日頑張れそうだよ。」
優奈:「え……あ、そ、そうですか??それは良かった、です!!」
幸輔:「じゃぁ、お互い頑張ろうな。」
優奈:「はい!!」
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優奈:(M)そんな日常が続いたある日、いつもとは違う言葉をかけられた。
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幸輔:「今日は早上がりだろ?夜、予定あったりする?」
優奈:「……え?いゃ、予定は無いですが…ぇ?」
幸輔:「迷惑じゃなかったら、ご飯行かない?そんな洒落たとこじゃないけど…」
優奈:「はい!!行きます!!先輩とならどこへでも!!」
幸輔:「いやいや、飯行くだけだから笑。」
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優奈:「はぁ……もう食べれません!」
幸輔:「おう、思ったよりも食うんだな笑」
優奈:「だって美味しかったんだもん!」
幸輔:「はは、お気に召したようで何よりだ。」
優奈:「なんかすみません…ご馳走になっちゃって」
幸輔:「いいんだよ。俺が誘ったんだし、喜んでくれたならそれで」
優奈:「(被せ気味で)はい!!めちゃめちゃ嬉しいです!!」
幸輔:「はははっ……本当、可愛いな」
優奈:「へ……?」
幸輔:「可愛いよ、優奈……(キスをする)」
優奈:「先ぱ…」
幸輔:「違う、こうすけ。」
優奈:「こう、すけ…さん…」
幸輔:「(クスッと笑い)…うん。」
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優奈:(M)それからは、よくご飯に行くようになり、お互いの家にも行き来するようになった。
優奈:交わる視線が変化した。
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幸輔:「(キスをしながら)かわいい、優奈…」
優奈:「幸輔さん…好き、です…」
幸輔:「うん…知ってる…」
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優奈:(M)交わる視線に熱が帯びる。
優奈:幾度となく重なる唇に酔いしれながら
優奈:“好き”と伝えると、彼は決まってこう答える…
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幸輔:(M)うん、知ってる
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優奈:(M)決して“好き”とも“俺も”とも言ってくれない…それでも良かった…
優奈:一緒にいてくれるなら、それで良かったのに…
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優奈:「ねぇ!!なんで??なんで既読もつかないの!!返事もくれない!!誰とどこにいたの!!?」
幸輔:「おいおい、どうしたんだよ…」
優奈:「答えて!!!答えてよ…お願い…」
幸輔:「…はぁ、昨日は疲れて寝てたんだよ」
優奈:「…」
幸輔:「本当だから、な?機嫌直して?」
優奈:「…帰って、すぐ?」
幸輔:「そうだよ。ごめんな?」
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0:⋆┈┈┈分岐点・以下優奈闇堕ち┈┈┈┈⋆
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優奈:「(深呼吸)…そっかぁ…うん…ごめんね。最近ずっと会えてなかったし、連絡もつかない事が多かったから…不安になっちゃってた…」
幸輔:「俺の方こそごめんな。」
優奈:「うん……もう、いいの(ボソッ)……」
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優奈:(M)部屋に残る彼の香り。彼の痕跡が色あせてしまうのが嫌で、同じ香水を買った…。
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優奈:「違う……足りない……」
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幸輔:「(水を飲む)……優奈から会いたいって、なんか久しぶりだな。」
優奈:「うん。どうしても会いたかったの…」
幸輔:「優奈のために急いで仕事終わらせてきたんだ。」
優奈:「(抱きつきながら)……タバコと…お酒の匂い。……今日は定時上がりだったでしょ?会食だった?」
幸輔:「ん?あぁ…今回の取引先への接待。それを切り上げてきた俺を褒めて欲しいよ。」
優奈:「……嘘つき。」
幸輔:「え……?」
優奈:「あなたの香水じゃない……」
幸輔:「…香水?」
優奈:「あなたの香りじゃない……
優奈:接待?なんの?今日一緒にいた女性は…
優奈:確かに取引先の担当よね…でも、
優奈:ホテルでどんな接待してるのかしら」
幸輔:「……は?何、監視でもしてるの?……ッ…(目眩)ぁ…?なん、だ…」
優奈:「あなたが…悪いのよ…」
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幸輔:「………ん(目を覚ます)」
優奈:「おはよう、幸輔」
幸輔:「優奈……優っ!!!!!ぐっ……なんで縛ってっ!!おい、なんだこれは…クッ、解(ほど)けよ!!!」
優奈:「……嫌よ。あなたがいけないのよ。」
幸輔:「俺が何をしたっ!!!」
優奈:「……」
幸輔:「俺が誰と何してようと、お前に何が関係あるんだよ!!つーか、何?後でもつけてたのか??お前、ちょっと可愛いからと思って選んだけど、とんだ勘違い女だったな!!!」
優奈:「勘違い……?」
幸輔:「ふっ(鼻で笑う)、俺の女にでもなってたつもりか?」
優奈:「……もういいわ。黙って。」
幸輔:「はっ、冗談じゃない。早く解けよ!!なんなんだよ、」
優奈:「うるさいわよ…聞こえなかった?!(刺す)」
幸輔:「ぐっ…かはっ……何、っゆう、な…」
優奈:「好きって…ただの一度も言ってくれなかったものね?分かってた…分かってても怖くて聞けなかった…だって特定の子、いる??この一週間だけでも日替わりだったものね…」
幸輔:「悪かった…わるか」
優奈:「(被せて)黙れって言ったのよ私!!」
幸輔:「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛…わるか、った…助けて…くれ…」
優奈:「こんな状況でも好きとは言ってくれないのね……まぁ、もういいけど。」
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優奈:「幸輔…幸輔…?まだ聞こえてるかしら??フフフッ……(手に着く血の香りを嗅ぐ)」
幸輔:「……っ、(呼吸が上手くできず)………ゅ、う…」
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優奈:(M)幸輔だった塊が、床に横たわっている。
優奈:部屋中に広がる香り……私が欲しかった香りとは程遠い……けれど、心は満たされた気がした。
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幸輔:(M)薄れゆく意識の中、最期に目にしたのは
幸輔:舞うようにして香水を目の前の空間に吹きかける、彼女の姿だった…
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優奈:「(香りを確かめるため深呼吸)……やっぱり違う…。けど……欲しかった香よりずっといい……ふふふっ……」