台本概要
223 views
タイトル | 香水(普通) |
---|---|
作者名 | 遊狐。 (@V01008) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず作者へ連絡要 |
説明 |
朝の挨拶がきっかけで始まった ラブ(?)ストーリー…… 社内でも人気のある先輩に声をかけられ 惹かれるのに時間はかからなかった… からの男女の痴情のもつれ。 話の流れが変わらない程度に アドリブ大歓迎。 ふつうEND。 223 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
優奈 | 女 | 39 | (ゆうな)社会人一年目、元気はつらつな新人。 |
幸輔 | 男 | 35 | 会社の先輩。人当たりがよく社内でも人気の先輩、だが… |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
優奈:(M)今も…あなたの着けた香水が…あなたの残り香が……まだ香る気がして……。
優奈:忘れたくなくて、同じ香水を買ったのたけど…
優奈:けど違う…これはあなたの香りじゃない……
0:
0:間
0:
幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「はは、元気だね。」
優奈:「え、そうですか?一日の始まりは元気にスタートしなきゃ!」
幸輔:「ふふ…そうだな。」
0:
0:間
0:
幸輔:(M)始まりは、なんてことない日常だった。
幸輔:職場の後輩…ただそれだけ。出社し自分の部署へ向かうエレベーター前、気がつくと横にいた彼女。
幸輔:視線を向けるとふと目が会って…声をかけた。
0:
0:
優奈:(M)鼻先に、微かに香る爽やかな香水の香り…顔を上げて、鼻をくすぐる香りを辿ると、不意に視線がぶつかった。
優奈:入社当初から人気のある先輩。かけられた挨拶に力いっぱい答えると優しく笑う彼。
優奈:そんな彼に惹かれるのは必然だったのかもしれない。
0:
0:間
0:
優奈:「(あ……この香り……)」
幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「最近よく会うな」
優奈:「はい。そうですね!朝から先輩にあえてラッキーです。」
幸輔:「はは、嬉しいこと言ってくれるね。俺も、元気な挨拶が聞けて1日頑張れそうだよ。」
優奈:「え……あ、そ、そうですか??それは良かった、です!!」
幸輔:「じゃぁ、お互い頑張ろうな。」
優奈:「はい!!」
0:
0:間
0:
優奈:(M)そんな日常が続いたある日、いつもとは違う言葉をかけられた。
0:
0:間
0:
幸輔:「今日は早上がりだろ?夜、予定あったりする?」
優奈:「……え?いゃ、予定は無いですが…ぇ?」
幸輔:「迷惑じゃなかったら、ご飯行かない?そんな洒落たとこじゃないけど…」
優奈:「はい!!行きます!!先輩とならどこへでも!!」
幸輔:「いやいや、飯行くだけだから笑。」
0:
0:間
0:
優奈:「はぁ……もう食べれません!」
幸輔:「おう、思ったよりも食うんだな笑」
優奈:「だって美味しかったんだもん!」
幸輔:「はは、お気に召したようで何よりだ。」
優奈:「なんかすみません…ご馳走になっちゃって」
幸輔:「いいんだよ。俺が誘ったんだし、喜んでくれたならそれで」
優奈:「(被せ気味で)はい!!めちゃめちゃ嬉しいです!!」
幸輔:「はははっ……本当、可愛いな」
優奈:「へ……?」
幸輔:「可愛いよ、優奈……(キスをする)」
優奈:「先ぱ…」
幸輔:「違う、こうすけ。」
優奈:「こう、すけ…さん…」
幸輔:「(クスッと笑い)…うん。」
0:
0:間
0:
優奈:(M)それからは、よくご飯に行くようになり、お互いの家にも行き来するようになった。
優奈:交わる視線が変化した。
0:
0:間
0:
幸輔:「(キスをしながら)かわいい、優奈…」
優奈:「幸輔さん…好き、です…」
幸輔:「うん…知ってる…」
0:
0:間
0:
優奈:(M)交わる視線に熱が帯びる。
優奈:幾度となく重なる唇に酔いしれながら
優奈:“好き”と伝えると、彼は決まってこう答える…
0:
幸輔:(M)うん、知ってる
0:
優奈:(M)決して“好き”とも“俺も”とも言ってくれない…それでも良かった…
優奈:一緒にいてくれるなら、それで良かったのに…
0:
0:間
0:
優奈:「ねぇ!!なんで??なんで既読もつかないの!!返事もくれない!!誰とどこにいたの!!?」
幸輔:「おいおい、どうしたんだよ…」
優奈:「答えて!!!答えてよ…お願い…」
幸輔:「…はぁ、昨日は疲れて寝てたんだよ」
優奈:「…」
幸輔:「本当だから、な?機嫌直して?」
優奈:「…帰って、すぐ?」
幸輔:「そうだよ。ごめんな?」
0:
0:
0:⋆┈┈┈分岐点・以下優奈無双モード┈┈┈┈⋆
0:
0:
優奈:「(深呼吸)…そっかぁ…うん…ごめんね。最近ずっと会えてなかったし、連絡もつかない事が多かったから…不安になっちゃってた…」
幸輔:「俺の方こそごめんな。」
優奈:「……んで………そんなんで……」
幸輔:「…優奈…何?」
優奈:「そんなんで騙されるとでも思ったかー!!!!(特大ビンタ!!)」
幸輔:「ゥグッ…(よろけて思わず膝を着く)」
優奈:「(胸ぐらをつかみあげ)舐め腐るのもいい加減にしろよ!!」
幸輔:「ひっ!!」
優奈:「何が寝てただ??ネタは上がってんだよ!!昨日一緒にいた女は…確か取引先の担当よね…でも、ホテルでどんな接待してるのかしら
ぁぁぁ???その他日替わりで社内の子達とも随分親しいみたいじゃない???定時上がりでどこ行って残業してるのかしらねぇぇ???」
幸輔:「か、監視でもしてるのか??ど、どうかと思うぞ…」
優奈:「は???あんだけ日替わりで同じホテル入っていきゃ監視なんざしなくても情報が入ってくんだよ!!!クズが!!!」
幸輔:「お、お、落ち着いて、な?」
優奈:「落ち着いてるわよ…落ち着きすぎて怖いくらい落ち着いてる。だから社内メールも回せちゃう…」
幸輔:「え…?」
優奈:「中には知ってて関係持ってた子もいたけど…ほとんど知らなかったみたいね、あんたの本性!」
幸輔:「おま!!!ふざけんな」
優奈:「ふざけてんのはお前だよ!!!(2発目のビンタ)」
幸輔:「うぐっ…この…この暴力女ぁぁぁあ(逃)」
0:間
優奈:「……はぁ…グーで殴っときゃ良かった…」
0:
優奈:(M)その後、社内では想像以上に話が広がり、私以外の手型もあったとかなかったとか…
0:
幸輔:「いてて…(泣)」
0:間
優奈:「あーーぁ、グーで殴っときゃ良かったー!!」
優奈:(M)今も…あなたの着けた香水が…あなたの残り香が……まだ香る気がして……。
優奈:忘れたくなくて、同じ香水を買ったのたけど…
優奈:けど違う…これはあなたの香りじゃない……
0:
0:間
0:
幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「はは、元気だね。」
優奈:「え、そうですか?一日の始まりは元気にスタートしなきゃ!」
幸輔:「ふふ…そうだな。」
0:
0:間
0:
幸輔:(M)始まりは、なんてことない日常だった。
幸輔:職場の後輩…ただそれだけ。出社し自分の部署へ向かうエレベーター前、気がつくと横にいた彼女。
幸輔:視線を向けるとふと目が会って…声をかけた。
0:
0:
優奈:(M)鼻先に、微かに香る爽やかな香水の香り…顔を上げて、鼻をくすぐる香りを辿ると、不意に視線がぶつかった。
優奈:入社当初から人気のある先輩。かけられた挨拶に力いっぱい答えると優しく笑う彼。
優奈:そんな彼に惹かれるのは必然だったのかもしれない。
0:
0:間
0:
優奈:「(あ……この香り……)」
幸輔:「おはよう。」
優奈:「おはようございます!」
幸輔:「最近よく会うな」
優奈:「はい。そうですね!朝から先輩にあえてラッキーです。」
幸輔:「はは、嬉しいこと言ってくれるね。俺も、元気な挨拶が聞けて1日頑張れそうだよ。」
優奈:「え……あ、そ、そうですか??それは良かった、です!!」
幸輔:「じゃぁ、お互い頑張ろうな。」
優奈:「はい!!」
0:
0:間
0:
優奈:(M)そんな日常が続いたある日、いつもとは違う言葉をかけられた。
0:
0:間
0:
幸輔:「今日は早上がりだろ?夜、予定あったりする?」
優奈:「……え?いゃ、予定は無いですが…ぇ?」
幸輔:「迷惑じゃなかったら、ご飯行かない?そんな洒落たとこじゃないけど…」
優奈:「はい!!行きます!!先輩とならどこへでも!!」
幸輔:「いやいや、飯行くだけだから笑。」
0:
0:間
0:
優奈:「はぁ……もう食べれません!」
幸輔:「おう、思ったよりも食うんだな笑」
優奈:「だって美味しかったんだもん!」
幸輔:「はは、お気に召したようで何よりだ。」
優奈:「なんかすみません…ご馳走になっちゃって」
幸輔:「いいんだよ。俺が誘ったんだし、喜んでくれたならそれで」
優奈:「(被せ気味で)はい!!めちゃめちゃ嬉しいです!!」
幸輔:「はははっ……本当、可愛いな」
優奈:「へ……?」
幸輔:「可愛いよ、優奈……(キスをする)」
優奈:「先ぱ…」
幸輔:「違う、こうすけ。」
優奈:「こう、すけ…さん…」
幸輔:「(クスッと笑い)…うん。」
0:
0:間
0:
優奈:(M)それからは、よくご飯に行くようになり、お互いの家にも行き来するようになった。
優奈:交わる視線が変化した。
0:
0:間
0:
幸輔:「(キスをしながら)かわいい、優奈…」
優奈:「幸輔さん…好き、です…」
幸輔:「うん…知ってる…」
0:
0:間
0:
優奈:(M)交わる視線に熱が帯びる。
優奈:幾度となく重なる唇に酔いしれながら
優奈:“好き”と伝えると、彼は決まってこう答える…
0:
幸輔:(M)うん、知ってる
0:
優奈:(M)決して“好き”とも“俺も”とも言ってくれない…それでも良かった…
優奈:一緒にいてくれるなら、それで良かったのに…
0:
0:間
0:
優奈:「ねぇ!!なんで??なんで既読もつかないの!!返事もくれない!!誰とどこにいたの!!?」
幸輔:「おいおい、どうしたんだよ…」
優奈:「答えて!!!答えてよ…お願い…」
幸輔:「…はぁ、昨日は疲れて寝てたんだよ」
優奈:「…」
幸輔:「本当だから、な?機嫌直して?」
優奈:「…帰って、すぐ?」
幸輔:「そうだよ。ごめんな?」
0:
0:
0:⋆┈┈┈分岐点・以下優奈無双モード┈┈┈┈⋆
0:
0:
優奈:「(深呼吸)…そっかぁ…うん…ごめんね。最近ずっと会えてなかったし、連絡もつかない事が多かったから…不安になっちゃってた…」
幸輔:「俺の方こそごめんな。」
優奈:「……んで………そんなんで……」
幸輔:「…優奈…何?」
優奈:「そんなんで騙されるとでも思ったかー!!!!(特大ビンタ!!)」
幸輔:「ゥグッ…(よろけて思わず膝を着く)」
優奈:「(胸ぐらをつかみあげ)舐め腐るのもいい加減にしろよ!!」
幸輔:「ひっ!!」
優奈:「何が寝てただ??ネタは上がってんだよ!!昨日一緒にいた女は…確か取引先の担当よね…でも、ホテルでどんな接待してるのかしら
ぁぁぁ???その他日替わりで社内の子達とも随分親しいみたいじゃない???定時上がりでどこ行って残業してるのかしらねぇぇ???」
幸輔:「か、監視でもしてるのか??ど、どうかと思うぞ…」
優奈:「は???あんだけ日替わりで同じホテル入っていきゃ監視なんざしなくても情報が入ってくんだよ!!!クズが!!!」
幸輔:「お、お、落ち着いて、な?」
優奈:「落ち着いてるわよ…落ち着きすぎて怖いくらい落ち着いてる。だから社内メールも回せちゃう…」
幸輔:「え…?」
優奈:「中には知ってて関係持ってた子もいたけど…ほとんど知らなかったみたいね、あんたの本性!」
幸輔:「おま!!!ふざけんな」
優奈:「ふざけてんのはお前だよ!!!(2発目のビンタ)」
幸輔:「うぐっ…この…この暴力女ぁぁぁあ(逃)」
0:間
優奈:「……はぁ…グーで殴っときゃ良かった…」
0:
優奈:(M)その後、社内では想像以上に話が広がり、私以外の手型もあったとかなかったとか…
0:
幸輔:「いてて…(泣)」
0:間
優奈:「あーーぁ、グーで殴っときゃ良かったー!!」