台本概要
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タイトル | ワールド of パレット 5 ~緑の絵魔具使い~ |
---|---|
作者名 | 海彩・紫苑 (@miiro_shion) |
ジャンル | ファンタジー |
演者人数 | 5人用台本(男2、女1、不問2) ※兼役あり |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
世界を黒く染める悪の組織《リペイント》その組織を止めるために選ばれた人間《絵魔具使い》たち。 主人公エマを中心に繰り広げられる不思議な日常。パレット女王の願いを叶える日が来るのか。 Pixivに漫画を投稿したものを台本に書きおこしたものです。いたらぬところがありますが温かい目で読んでもらえると嬉しいです! 詳しくは【ワールド of パレット・まとめサイト】にてキャラクター紹介や他の話数・漫画など載せておりますのでご覧ください!※拡散してくださると喜びます(*´︶`*) 【リンク】https://world-of-palet.jimdofree.com/ ※M( )はモノローグ、つまり心の声です。 431 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
エマ | 女 | 71 | 有坂 絵愛(ありさか えま)元気な主人公。高校1年生。イメージカラーはピンク。 |
ミイロ | 不問 | 85 | 東条 海色(とうじょう みいろ)毒舌・冷静な性格。高校1年生。イメージカラーは青。 |
ユウマ | 男 | 29 | 坂内 優真(さかうち ゆうま) 左目が隠れている髪型。探偵部の部長でしっかりとした性格で頼れる。高校2年生。イメージカラーは朱色。※カクを兼ね役 |
カズヤ | 男 | 65 | 山本 和也(やまもと かずや)バスケが大好きな高校1年生。スポーツは出来るが勉強は出来ない。明るくて気さくな性格。イメージカラーは緑。 |
イレイザー | 女 | 5 | リペイントの幹部の一人。MONO消しゴムのようなデザインの着物を着ている。イメージカラーは白。女性が兼ね役してください。 |
カク | 不問 | 4 | 緑色の妖精。キリッとしていて、しっかりしてる性格でカズヤの妖精。ユウマ役の人が兼ね役してください |
N | 不問 | 33 | ナレーション。この物語の状況説明・世界観をつくる語り手。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
N:探偵部の扉が叩かれる
カズヤ:失礼します
ミイロ:!!カズヤ?
カズヤ:おぉ!!ミイロ!!久しぶり!!元気にしてたか?
ミイロ:カズヤこそ。どうしたんだ?こんな所に来て
カズヤ:あぁ。ちょっと依頼をしたくて探偵部に来たんだ!
ミイロ:依頼?
ユウマ:とりあえず、みんな座りたまえ。詳しく話を聞こうじゃないか
0:間
ユウマ:それで、名前と依頼を教えてくれるかな?
カズヤ:1年B組の山本 和也(やまもと かずや)です。えっと、俺には兄弟がいるんですけど、弟が少し気になる行動をするようになってて…。その調査を依頼しに来ました
ユウマ:気になる行動?
カズヤ:はい。18時になると、咄嗟に家を出てどこかに消えてしまうんです。まるで誰かに操られてるみたいに
ミイロ:後を追いかけた事はあるのか?
カズヤ:あぁ。でも、煙のようにパッと消えて、1度も姿を見たことがないんだ
カズヤ:(ユウマに目線を変える)しばらくしたら、何事も無かったかのように帰ってくるんです。何してたか聞いてもはぐらかされるんですよ
ユウマ:なるほど…
ユウマ:フフ(微笑む)その依頼、引き受けよう。カズヤくん、我々探偵部にお任せあれ!
カズヤ:本当ですか!ありがとうございます!
ユウマ:解決次第、報告する。それまで今まで通りにすごしていたまえ。
ユウマ:ミイロくん、エマちゃん。活動開始だ!
エマ:はい!!
ミイロ:…(頷く)
カズヤ:よろしく頼むよ。ミイロ!エマちゃん!
ミイロ:あぁ。任せておけ
0:間
ユウマ:作戦を立てる。18時前になったらカズヤくんの家に行く。そして、弟くんを尾行して様子を見る。いいね?
エマ:了解!!
ユウマ:ボクの感が正しければ、リペイントが関わってると思うから、気をつけて調査しよう
エマ:はい!
N:しばらくして、カズヤの家から弟が出てくる
ユウマ:出てきたぞっ!行くよ!
N:弟は迷いもなく進み、とある路地の角を曲がる。追いかける3人。
ユウマ:!!
エマ:あれ!?行き止まり…なのにいない?
ミイロ:まさか…
ユウマ:……(考える)
ユウマ:!なら、これで…!(左目を出す)
ユウマ:なんだ?壁の1部が歪んでる?
N:手首が壁にくいこんだ。
エマ:!?
ユウマ:これは…行くよ。
N:歪みの中へ入る3人
ユウマ:ここは…
ミイロ:白い空間?
エマ:あっ!!あれ!!
ミイロ:子供達?あんなにたくさん…
ユウマ:やぁ!君達、こんな所でなにしてるの?
ミイロ:なにか描いてるのか…?
N:子供達はエマ達に気づくと床に描いたイラストを守るような行動をする
エマ:!!
イレイザー:あら、もう見つかってしまったの?悪い子たちね(子供達に向けて)
ミイロ:!!お前は…!イレイザー!
イレイザー:ごきげんよう!そしてようこそ異空間へ!
エマ:異空間?
イレイザー:そう。この空間でリペイント達を生み出しているのよ?
ミイロ:なに…?
イレイザー:ちょっとまだ早いのだけれど、仕方ないですわね…。
イレイザー:(子供達に向けて)お前達!!そいつを召喚するよ!
N:巨大なスプレーのボディーをしたリペイントが生まれた。
0:グオオオオオオ!!
ミイロ:行くぞ!有坂!
エマ:うん!
0:(同時に)
ミイロ:チェンジ、ブルーカラー
エマ:チェンジ、ピンクカラー!
0:グオオオオオオ!!(襲いかかる)
エマ:っ!(受け止める)いつもより、力が強い!
ミイロ:サーチ!
ミイロ:M(何だあれは…ガス?)
N:武器のボタンを押し、攻撃しようとするエマ
ミイロ:有坂!待て!切るな!
エマ:えっ!?
エマ:キャッ!(攻撃を受け止める)
N:すると、頭から黒い何かを噴射するリペイント
エマ:!!
ミイロ:ロックオン、装填、バレットスコール!!
N:上から噴射したものをかき消す弾丸
エマ:ありがとうミイロ君!!
ミイロ:有坂!上から潰す勢いで攻撃するんだ!
エマ:了解!
エマ:っ!(飛ぶ)はあああああっ!
0:バコン(潰す)
ミイロ:有坂!シールドをはれ!
エマ:わかった!はっ!(シールドをはる)
ミイロ:ロックオン…装填…ランダムシュート!
0:ダダダダッ!ボン!(爆発)
エマ:わっ!!
0:グオオオオオオ…(消える)
ミイロ:やったか…
イレイザー:フフフ…なるほどね…次回が楽しみだわ…!
N:姿を消すイレイザー。異空間から出る3人。
エマ:とりあえず、子供達が無事で良かった!
ユウマ:そうだね。2人ともありがとう!とりあえず、この子達を家に返してからボクらも戻ろう!
0:間
ユウマ:2人ともお疲れ様!
エマ:お疲れ様です!
ユウマ:それで、今回の件なんだが。狭間ではなくて、新たに《異空間》というものが出てきたね
ミイロ:狭間とは真逆の真っ白な空間。あそこでリペイントを作っていると言っていた
ユウマ:ボクの感が正しければ、こっちの世界にリペイントに協力している人間がいると思うんだ
ミイロ:!!
エマ:協力者?
ユウマ:本に狭マークを入れたり、子供達を誘惑している人物がいるとしか考えられない
エマ:その人を止めないと、どんどん広まる一方なんじゃ…
ユウマ:そうだね。なんとか情報を集めて早く対処しなければ、いくらリペイントを倒してもきりがないと思う。
ユウマ:本屋を中心に見張りをしよう。監視カメラとかにも残ってないかも調べてみるよ。
ミイロ:了解
エマ:はい!
ユウマ:一刻もはやく狭間事件を解決しよう!
0:間
ミイロ:とりあえず、東の本屋からまわろう
エマ:わかった!
エマ:それにしても、リペイントの協力者かぁ…一体なんの為に?
ミイロ:さぁ。欲望に取り憑かれた人間としか考えられないがな
ミイロ:(本屋を見て)…?あれは…
カズヤ:おぉ!!ミイロにエマちゃん!
ミイロ:何故カズヤがここに?
カズヤ:あぁ。欲しい本がここにしかなかったんだよ!俺、バスケが大好きでさ!この漫画がずっと欲しくて!
ミイロ:なるほど…
カズヤ:そういえば、弟の件はどうだ?解決しそうか?
ミイロ:あぁ。今さっき解決した
カズヤ:本当か!早いな!で、結局なにをやってたんだ?
ミイロ:……秘密基地で遊んでいた…。と言っていた。危ない事はしてなかったから安心して
カズヤ:そっか!良かった!ありがとな!助かったよ!
カズヤ:それにしても、まさかミイロが部活をしてるとは思わなかったよ!
ミイロ:それはどう言う意味だ…
カズヤ:昔のお前なら帰宅部で、誰とも関わろうとしなかっただろ?それが今では友達もできたみたいで安心したよ!
ミイロ:別に友達ってわけじゃ…
エマ:カズヤ君とミイロ君は同じ中学だったの?
カズヤ:そうだよ!中学ではずっと同じクラスでよくつるんでたんだ!
エマ:へぇー!ミイロ君にも他の友達がいて良かったよ!
ミイロ:おい!さりげなくディスるな!
カズヤ:あはは!それで、ミイロ達こそなにやってるんだ?
エマ:あー!探偵部の活動してるんだよ!
カズヤ:そうか!邪魔したな!頑張れよ!
エマ:ありがとう!
N:すると、突風が吹き始める
カズヤ:なんだ?急に風が強くなったな…って…へぶっ?!
N:カズヤの顔面に1枚の紙が飛んでくる
ミイロ:!
カズヤ:なんだ、この紙?変なマークが書いてあるな…
ミイロ:カズヤ!今すぐその紙を捨てろ!!
カズヤ:え?どうした急に慌てて…
N:飛んできた紙から黒い何かが勢いよくでてくる
カズヤ:うわっ!?
ミイロ:チッ…!
エマ:まさか!狭マーク!?
ミイロ:行くぞ、有坂!
エマ:うん!
0:(同時に)
ミイロ:ステージチェンジ
エマ:ステージチェンジ!
0:間
ミイロ:…!カズヤ…まさかお前…!
カズヤ:ミイロ!どうなってるんだ?ここはどこだ!(混乱している)
エマ:動けてる?
ミイロ:とりあえず落ち着け。僕らの後ろにいろ
カズヤ:え?あぁ…
0:ズドン(リペイント登場)
ミイロ:来た…!
カズヤ:!?な…なんだあの化け物!
ミイロ:カズヤ!早く後ろに来るんだ!
カズヤ:わ、わかった!
0:(同時に)
ミイロ:チェンジ、ブルーカラー
エマ:チェンジ、ピンクカラー!
0:
カズヤ:!!
ミイロ:早く終わらせるぞ有坂!
エマ:うん!
0:グオオオオオオ!
エマ:っ!(飛ぶ)
N:リペイントはエマに目掛けて手からスプレーを噴射する
エマ:わっ!!(シールドをはる)
ミイロ:有坂!!危ない!
エマ:え?キャッ!!
N:次々にエマに向かって攻撃するリペイント
ミイロ:!!ロックオン!装填!シュート!
N:攻撃を弾くリペイント。つかさずミイロに向かって攻撃してくる
ミイロ:っ!!(弾く)
N:容赦なく手からスプレーを噴射する
ミイロ:シールド!
0:グオオオオオオ!!
N:すると、リペイントは体のスプレーを辺り1面に噴射する
ミイロ:!!
エマ:なに?!
ミイロ:まずい!視界が悪くなる!
エマ:早くなんとかしなきゃっ!
N:黒い霧の中から雑魚のリペイントが数体エマに向かって攻撃してくる
エマ:!?
N:エマの武器を弾き飛ばすリペイント
エマ:あっ!!筆が!!
ミイロ:っ!!ロックオン!装填!ランダムシュート!
N:ランダムシュートを全て弾き、ミイロに向かって、手のスプレーを噴射する。それを防ぐが、カッターの腕を後から繰り出してくる
ミイロ:まだくるのかっ!っ!(受け止める)
N:色鉛筆で防ぐが、威力に耐えられず切断される
ミイロ:っ!!しまった!!うわっ!!
エマ:ミイロ君!!っ!(攻撃を受ける)キャッ!
ミイロ:っ!!有坂…!
カズヤ:ミイロ!エマちゃん!
ミイロ:くっ…!
カズヤ:M(なにか俺にも出来ることはないのか!このままじゃ全滅になる!!)
0:間
カク:キミは2人を助けたいか?
カズヤ:…!?えっ!?だ…誰だ!!
カク:キミは絵魔具使いになる資格がある!キミの願いを叶える代わりに、絵魔具使いになるんだ!
カズヤ:願い?絵魔具使い?
0:グオオオオオオ!!
カク:早くっ!時間が無い!願いを言うんだ!
カズヤ:……(考える)
ミイロ:…!まさか!
カズヤ:…。俺は…皆を守れる強い力が欲しい!!俺にも戦う力をくれ!!
ミイロ:っ!!
カク:その願い、聞き受けた!
ミイロ:やめろっ!カズヤ!
N:すると、緑色の光がカズヤの体を包み込む
エマ:!!
ミイロ:くっ!!
N:両手剣をもち、変身した姿になっていた
エマ:カズヤ君が…絵魔具使いになっちゃった…?
カズヤ:さぁ…勝負だっ!!
0:グオオオオオオ!!(攻撃をしてくる)
カズヤ:っ!(走り出す)
N:カズヤは素早くリペイントの攻撃をかわし、次々と襲ってくる腕を切っていく
カズヤ:ふっ!(切る)
N:リペイントの体を半分にして、空中に飛び、中の黒いものを避ける
エマ:早いっ!!
ミイロ:…カズヤ!その黒いコアを壊せ!
カズヤ:了解!はっ!(壊す)
0:グオオオオオオ…(消える)
エマ:やったー!すごいよ!カズヤ君!あっという間に倒しちゃったよ!
カズヤ:えへへ(笑う)
N:狭マークを壊し、元の世界に戻る3人。
カズヤ:おっ!元の世界に戻ってこれたのか?
ミイロ:はぁ……(ため息)
ミイロ:絵魔具使いになったのなら、詳しく説明しなければいけないな…
カズヤ:おう!頼むぜミイロ!
ミイロ:とりあえず、部室に戻ろう。誰が聞いてるかわからないからな
N:探偵部に戻る3人。
ユウマ:おかえり!なにか収穫はあったかな?
エマ:それが、カズヤ君も絵魔具使いになってリペイントを倒せるようになったんですよ!
ユウマ:ほう…カズヤ君が絵魔具使いに?
カズヤ:よくわかってないですけど、ミイロ達を助けられてよかったです!
エマ:ありがとね!
ミイロ:……
カズヤ:その絵魔具使いっていうのになったからには、俺も頑張りたいなと思って!あの謎の空間の事とかについて聞きたくてきました!
ユウマ:なるほど。そういう事ね。じゃ、ミイロくん説明よろしくね!
ミイロ:はぁ……(ため息)まず初めに、あの空間について話す
カズヤ:おう!
N:数分後…
カズヤ:なるほど…俺が知らない間にそんな事になってたなんて…
ユウマ:最近、話題になってる植物状態の件もリペイントの仕業だ
カズヤ:そうなんだ…
エマ:仲間が増えて嬉しいよ!カズヤ君、スポーツ出来るってきいたから頼もしいよ!これからよろしくね!
カズヤ:あぁ!よろしく!エマちゃん!
ミイロ:……
ミイロ:僕は今日はもう帰る
カズヤ:お?そうか!おつかれ!
N:部室を出るミイロ
ユウマ:……
カズヤ:…えっと…俺、なんかまずいことしたかな?
ユウマ:いや!ミイロくんは優しいからあんな態度になるだけさ!
カズヤ:??
ユウマ:おそらく、エマちゃんもそうだけど、リペイントと関わらせたくなかったんじゃないかな?危険な事だし
エマ:たしかに!私が変身した時もあんな感じだった!
ユウマ:1人でなんでも抱えてしまうタイプだね。だから2人とも、ミイロくんを頼むよ!
エマ:はい!
カズヤ:任せてください!
0:間
N:ミイロの部屋。クライが心配そうな目で見つめる。ミイロはベッドに倒れ込む
ミイロ:……(右手を伸ばして見る)
ミイロ:このままでいいのかな…
ミイロ:エリさん…僕はどうしたら…
0:間
N:次の日のお昼休み
ミイロ:……で。なんでカズヤまでここにいるんだ?
エマ:親睦を深めたくてー!
カズヤ:エマちゃんに誘われて来ちゃった!
ミイロ:来ちゃったって…お前な…
エマ:はい!(渡す)ミイロ君、お弁当!
カズヤ:お?ミイロ、弁当ちゃんと食ってたんだな!
エマ:最初はゼリーだけだったから私が止めてるの。栄養とれないから倒れちゃってたの
カズヤ:まじか!でもいいな!愛妻弁当みたいで!
ミイロ:ブッ!!(吹く)
エマ:あいさいべんとう?別に私、料理が得意だから作ってるだけだよ?
カズヤ:ん?2人とも付き合ってないのか?
ミイロ:ばっ!!言っておくけど!!お前が思ってる関係じゃないからなっ!!
カズヤ:そう、なのか?お似合いだと思うぞ?
ミイロ:お前なぁ…!!
エマ:?お似合い?なんの話?
ミイロ:有坂は黙ってろ…!!
カズヤ:あはは!でも本当に安心したよ!中学3年の頃からあまり話してなかったから心配してたんだ!
ミイロ:別に心配される歳じゃないだろ…
エマ:話変わるけど、カズヤ君は部活はどうしてるの?
カズヤ:あぁ。今はバスケ部に入ってるよ!でも掛け持ちOKって言われたから、探偵部にも入ろうと思ってるよ!
ミイロ:掛け持ちするのか…
エマ:わーい!嬉しい!
ミイロ:別に僕らは今は仮入部中だし…無理に合わせろとは言わない…
エマ:明日には、正式に入部するかどうか聞くってユウマさんが言ってたよ?
ミイロ:……考えとく
エマ:あっ!そういえば、チーム名を考えよう!
カズヤ:チーム名?
エマ:これから絵魔具使いとして活躍していくためのチーム名!チーム名があった方がやりやすくない?
カズヤ:いいね!面白そう!候補はあるの?
エマ:んーと…ミエカ?とか
カズヤ:ミ、ミエカ?
エマ:ミイロ君の「ミ」
エマ:エマの「エ」
エマ:カズヤ君の「カ」をとってミエカ!!
ミイロ:却下。ダサい
エマ:えーーーーー!
カズヤ:それなら「三色団子」はどうだ?
ミイロ:ネーミングセンスが皆無だなカズヤ。絶対ヤダ
カズヤ:えーーーーー!
ミイロ:……(考える)
ミイロ:カラーパレット…(呟く)
エマ:!!
ミイロ:カラーパレットはどうだ?
エマ:わぁー!ステキ!
カズヤ:うん!いいんじゃないか?気に入った!
エマ:じゃあリーダーはミイロ君ね!
ミイロ:はぁ!?なんでだ!!
カズヤ:1番、絵魔具使いとして歴が長いし、命名者だし、頭いいしいいんじゃね?
エマ:うんうん!
ミイロ:頭いいは関係ないと思うが…。はぁ…めんどくさっ…!
エマ:ということで!はい!(手を真ん中に伸ばす)
ミイロ:?
エマ:ほら!あれだよあれ!円陣!
カズヤ:あー!
ミイロ:……
エマ:ほーら!ミイロ君も!
ミイロ:はぁ…(ため息)
エマ:んふふ!(微笑む)チーム、カラーパレット!これからも頑張っていこうー!
カズヤ:おー!
0:間
ユウマ:次回予告!新たにカズヤくんが仲間になって、カラーパレットというチーム名ができた3人。これからどんな戦いが繰り広げられるのか。次回!ワールド of パレット第6話!次はどんなお話かな?
N:探偵部の扉が叩かれる
カズヤ:失礼します
ミイロ:!!カズヤ?
カズヤ:おぉ!!ミイロ!!久しぶり!!元気にしてたか?
ミイロ:カズヤこそ。どうしたんだ?こんな所に来て
カズヤ:あぁ。ちょっと依頼をしたくて探偵部に来たんだ!
ミイロ:依頼?
ユウマ:とりあえず、みんな座りたまえ。詳しく話を聞こうじゃないか
0:間
ユウマ:それで、名前と依頼を教えてくれるかな?
カズヤ:1年B組の山本 和也(やまもと かずや)です。えっと、俺には兄弟がいるんですけど、弟が少し気になる行動をするようになってて…。その調査を依頼しに来ました
ユウマ:気になる行動?
カズヤ:はい。18時になると、咄嗟に家を出てどこかに消えてしまうんです。まるで誰かに操られてるみたいに
ミイロ:後を追いかけた事はあるのか?
カズヤ:あぁ。でも、煙のようにパッと消えて、1度も姿を見たことがないんだ
カズヤ:(ユウマに目線を変える)しばらくしたら、何事も無かったかのように帰ってくるんです。何してたか聞いてもはぐらかされるんですよ
ユウマ:なるほど…
ユウマ:フフ(微笑む)その依頼、引き受けよう。カズヤくん、我々探偵部にお任せあれ!
カズヤ:本当ですか!ありがとうございます!
ユウマ:解決次第、報告する。それまで今まで通りにすごしていたまえ。
ユウマ:ミイロくん、エマちゃん。活動開始だ!
エマ:はい!!
ミイロ:…(頷く)
カズヤ:よろしく頼むよ。ミイロ!エマちゃん!
ミイロ:あぁ。任せておけ
0:間
ユウマ:作戦を立てる。18時前になったらカズヤくんの家に行く。そして、弟くんを尾行して様子を見る。いいね?
エマ:了解!!
ユウマ:ボクの感が正しければ、リペイントが関わってると思うから、気をつけて調査しよう
エマ:はい!
N:しばらくして、カズヤの家から弟が出てくる
ユウマ:出てきたぞっ!行くよ!
N:弟は迷いもなく進み、とある路地の角を曲がる。追いかける3人。
ユウマ:!!
エマ:あれ!?行き止まり…なのにいない?
ミイロ:まさか…
ユウマ:……(考える)
ユウマ:!なら、これで…!(左目を出す)
ユウマ:なんだ?壁の1部が歪んでる?
N:手首が壁にくいこんだ。
エマ:!?
ユウマ:これは…行くよ。
N:歪みの中へ入る3人
ユウマ:ここは…
ミイロ:白い空間?
エマ:あっ!!あれ!!
ミイロ:子供達?あんなにたくさん…
ユウマ:やぁ!君達、こんな所でなにしてるの?
ミイロ:なにか描いてるのか…?
N:子供達はエマ達に気づくと床に描いたイラストを守るような行動をする
エマ:!!
イレイザー:あら、もう見つかってしまったの?悪い子たちね(子供達に向けて)
ミイロ:!!お前は…!イレイザー!
イレイザー:ごきげんよう!そしてようこそ異空間へ!
エマ:異空間?
イレイザー:そう。この空間でリペイント達を生み出しているのよ?
ミイロ:なに…?
イレイザー:ちょっとまだ早いのだけれど、仕方ないですわね…。
イレイザー:(子供達に向けて)お前達!!そいつを召喚するよ!
N:巨大なスプレーのボディーをしたリペイントが生まれた。
0:グオオオオオオ!!
ミイロ:行くぞ!有坂!
エマ:うん!
0:(同時に)
ミイロ:チェンジ、ブルーカラー
エマ:チェンジ、ピンクカラー!
0:グオオオオオオ!!(襲いかかる)
エマ:っ!(受け止める)いつもより、力が強い!
ミイロ:サーチ!
ミイロ:M(何だあれは…ガス?)
N:武器のボタンを押し、攻撃しようとするエマ
ミイロ:有坂!待て!切るな!
エマ:えっ!?
エマ:キャッ!(攻撃を受け止める)
N:すると、頭から黒い何かを噴射するリペイント
エマ:!!
ミイロ:ロックオン、装填、バレットスコール!!
N:上から噴射したものをかき消す弾丸
エマ:ありがとうミイロ君!!
ミイロ:有坂!上から潰す勢いで攻撃するんだ!
エマ:了解!
エマ:っ!(飛ぶ)はあああああっ!
0:バコン(潰す)
ミイロ:有坂!シールドをはれ!
エマ:わかった!はっ!(シールドをはる)
ミイロ:ロックオン…装填…ランダムシュート!
0:ダダダダッ!ボン!(爆発)
エマ:わっ!!
0:グオオオオオオ…(消える)
ミイロ:やったか…
イレイザー:フフフ…なるほどね…次回が楽しみだわ…!
N:姿を消すイレイザー。異空間から出る3人。
エマ:とりあえず、子供達が無事で良かった!
ユウマ:そうだね。2人ともありがとう!とりあえず、この子達を家に返してからボクらも戻ろう!
0:間
ユウマ:2人ともお疲れ様!
エマ:お疲れ様です!
ユウマ:それで、今回の件なんだが。狭間ではなくて、新たに《異空間》というものが出てきたね
ミイロ:狭間とは真逆の真っ白な空間。あそこでリペイントを作っていると言っていた
ユウマ:ボクの感が正しければ、こっちの世界にリペイントに協力している人間がいると思うんだ
ミイロ:!!
エマ:協力者?
ユウマ:本に狭マークを入れたり、子供達を誘惑している人物がいるとしか考えられない
エマ:その人を止めないと、どんどん広まる一方なんじゃ…
ユウマ:そうだね。なんとか情報を集めて早く対処しなければ、いくらリペイントを倒してもきりがないと思う。
ユウマ:本屋を中心に見張りをしよう。監視カメラとかにも残ってないかも調べてみるよ。
ミイロ:了解
エマ:はい!
ユウマ:一刻もはやく狭間事件を解決しよう!
0:間
ミイロ:とりあえず、東の本屋からまわろう
エマ:わかった!
エマ:それにしても、リペイントの協力者かぁ…一体なんの為に?
ミイロ:さぁ。欲望に取り憑かれた人間としか考えられないがな
ミイロ:(本屋を見て)…?あれは…
カズヤ:おぉ!!ミイロにエマちゃん!
ミイロ:何故カズヤがここに?
カズヤ:あぁ。欲しい本がここにしかなかったんだよ!俺、バスケが大好きでさ!この漫画がずっと欲しくて!
ミイロ:なるほど…
カズヤ:そういえば、弟の件はどうだ?解決しそうか?
ミイロ:あぁ。今さっき解決した
カズヤ:本当か!早いな!で、結局なにをやってたんだ?
ミイロ:……秘密基地で遊んでいた…。と言っていた。危ない事はしてなかったから安心して
カズヤ:そっか!良かった!ありがとな!助かったよ!
カズヤ:それにしても、まさかミイロが部活をしてるとは思わなかったよ!
ミイロ:それはどう言う意味だ…
カズヤ:昔のお前なら帰宅部で、誰とも関わろうとしなかっただろ?それが今では友達もできたみたいで安心したよ!
ミイロ:別に友達ってわけじゃ…
エマ:カズヤ君とミイロ君は同じ中学だったの?
カズヤ:そうだよ!中学ではずっと同じクラスでよくつるんでたんだ!
エマ:へぇー!ミイロ君にも他の友達がいて良かったよ!
ミイロ:おい!さりげなくディスるな!
カズヤ:あはは!それで、ミイロ達こそなにやってるんだ?
エマ:あー!探偵部の活動してるんだよ!
カズヤ:そうか!邪魔したな!頑張れよ!
エマ:ありがとう!
N:すると、突風が吹き始める
カズヤ:なんだ?急に風が強くなったな…って…へぶっ?!
N:カズヤの顔面に1枚の紙が飛んでくる
ミイロ:!
カズヤ:なんだ、この紙?変なマークが書いてあるな…
ミイロ:カズヤ!今すぐその紙を捨てろ!!
カズヤ:え?どうした急に慌てて…
N:飛んできた紙から黒い何かが勢いよくでてくる
カズヤ:うわっ!?
ミイロ:チッ…!
エマ:まさか!狭マーク!?
ミイロ:行くぞ、有坂!
エマ:うん!
0:(同時に)
ミイロ:ステージチェンジ
エマ:ステージチェンジ!
0:間
ミイロ:…!カズヤ…まさかお前…!
カズヤ:ミイロ!どうなってるんだ?ここはどこだ!(混乱している)
エマ:動けてる?
ミイロ:とりあえず落ち着け。僕らの後ろにいろ
カズヤ:え?あぁ…
0:ズドン(リペイント登場)
ミイロ:来た…!
カズヤ:!?な…なんだあの化け物!
ミイロ:カズヤ!早く後ろに来るんだ!
カズヤ:わ、わかった!
0:(同時に)
ミイロ:チェンジ、ブルーカラー
エマ:チェンジ、ピンクカラー!
0:
カズヤ:!!
ミイロ:早く終わらせるぞ有坂!
エマ:うん!
0:グオオオオオオ!
エマ:っ!(飛ぶ)
N:リペイントはエマに目掛けて手からスプレーを噴射する
エマ:わっ!!(シールドをはる)
ミイロ:有坂!!危ない!
エマ:え?キャッ!!
N:次々にエマに向かって攻撃するリペイント
ミイロ:!!ロックオン!装填!シュート!
N:攻撃を弾くリペイント。つかさずミイロに向かって攻撃してくる
ミイロ:っ!!(弾く)
N:容赦なく手からスプレーを噴射する
ミイロ:シールド!
0:グオオオオオオ!!
N:すると、リペイントは体のスプレーを辺り1面に噴射する
ミイロ:!!
エマ:なに?!
ミイロ:まずい!視界が悪くなる!
エマ:早くなんとかしなきゃっ!
N:黒い霧の中から雑魚のリペイントが数体エマに向かって攻撃してくる
エマ:!?
N:エマの武器を弾き飛ばすリペイント
エマ:あっ!!筆が!!
ミイロ:っ!!ロックオン!装填!ランダムシュート!
N:ランダムシュートを全て弾き、ミイロに向かって、手のスプレーを噴射する。それを防ぐが、カッターの腕を後から繰り出してくる
ミイロ:まだくるのかっ!っ!(受け止める)
N:色鉛筆で防ぐが、威力に耐えられず切断される
ミイロ:っ!!しまった!!うわっ!!
エマ:ミイロ君!!っ!(攻撃を受ける)キャッ!
ミイロ:っ!!有坂…!
カズヤ:ミイロ!エマちゃん!
ミイロ:くっ…!
カズヤ:M(なにか俺にも出来ることはないのか!このままじゃ全滅になる!!)
0:間
カク:キミは2人を助けたいか?
カズヤ:…!?えっ!?だ…誰だ!!
カク:キミは絵魔具使いになる資格がある!キミの願いを叶える代わりに、絵魔具使いになるんだ!
カズヤ:願い?絵魔具使い?
0:グオオオオオオ!!
カク:早くっ!時間が無い!願いを言うんだ!
カズヤ:……(考える)
ミイロ:…!まさか!
カズヤ:…。俺は…皆を守れる強い力が欲しい!!俺にも戦う力をくれ!!
ミイロ:っ!!
カク:その願い、聞き受けた!
ミイロ:やめろっ!カズヤ!
N:すると、緑色の光がカズヤの体を包み込む
エマ:!!
ミイロ:くっ!!
N:両手剣をもち、変身した姿になっていた
エマ:カズヤ君が…絵魔具使いになっちゃった…?
カズヤ:さぁ…勝負だっ!!
0:グオオオオオオ!!(攻撃をしてくる)
カズヤ:っ!(走り出す)
N:カズヤは素早くリペイントの攻撃をかわし、次々と襲ってくる腕を切っていく
カズヤ:ふっ!(切る)
N:リペイントの体を半分にして、空中に飛び、中の黒いものを避ける
エマ:早いっ!!
ミイロ:…カズヤ!その黒いコアを壊せ!
カズヤ:了解!はっ!(壊す)
0:グオオオオオオ…(消える)
エマ:やったー!すごいよ!カズヤ君!あっという間に倒しちゃったよ!
カズヤ:えへへ(笑う)
N:狭マークを壊し、元の世界に戻る3人。
カズヤ:おっ!元の世界に戻ってこれたのか?
ミイロ:はぁ……(ため息)
ミイロ:絵魔具使いになったのなら、詳しく説明しなければいけないな…
カズヤ:おう!頼むぜミイロ!
ミイロ:とりあえず、部室に戻ろう。誰が聞いてるかわからないからな
N:探偵部に戻る3人。
ユウマ:おかえり!なにか収穫はあったかな?
エマ:それが、カズヤ君も絵魔具使いになってリペイントを倒せるようになったんですよ!
ユウマ:ほう…カズヤ君が絵魔具使いに?
カズヤ:よくわかってないですけど、ミイロ達を助けられてよかったです!
エマ:ありがとね!
ミイロ:……
カズヤ:その絵魔具使いっていうのになったからには、俺も頑張りたいなと思って!あの謎の空間の事とかについて聞きたくてきました!
ユウマ:なるほど。そういう事ね。じゃ、ミイロくん説明よろしくね!
ミイロ:はぁ……(ため息)まず初めに、あの空間について話す
カズヤ:おう!
N:数分後…
カズヤ:なるほど…俺が知らない間にそんな事になってたなんて…
ユウマ:最近、話題になってる植物状態の件もリペイントの仕業だ
カズヤ:そうなんだ…
エマ:仲間が増えて嬉しいよ!カズヤ君、スポーツ出来るってきいたから頼もしいよ!これからよろしくね!
カズヤ:あぁ!よろしく!エマちゃん!
ミイロ:……
ミイロ:僕は今日はもう帰る
カズヤ:お?そうか!おつかれ!
N:部室を出るミイロ
ユウマ:……
カズヤ:…えっと…俺、なんかまずいことしたかな?
ユウマ:いや!ミイロくんは優しいからあんな態度になるだけさ!
カズヤ:??
ユウマ:おそらく、エマちゃんもそうだけど、リペイントと関わらせたくなかったんじゃないかな?危険な事だし
エマ:たしかに!私が変身した時もあんな感じだった!
ユウマ:1人でなんでも抱えてしまうタイプだね。だから2人とも、ミイロくんを頼むよ!
エマ:はい!
カズヤ:任せてください!
0:間
N:ミイロの部屋。クライが心配そうな目で見つめる。ミイロはベッドに倒れ込む
ミイロ:……(右手を伸ばして見る)
ミイロ:このままでいいのかな…
ミイロ:エリさん…僕はどうしたら…
0:間
N:次の日のお昼休み
ミイロ:……で。なんでカズヤまでここにいるんだ?
エマ:親睦を深めたくてー!
カズヤ:エマちゃんに誘われて来ちゃった!
ミイロ:来ちゃったって…お前な…
エマ:はい!(渡す)ミイロ君、お弁当!
カズヤ:お?ミイロ、弁当ちゃんと食ってたんだな!
エマ:最初はゼリーだけだったから私が止めてるの。栄養とれないから倒れちゃってたの
カズヤ:まじか!でもいいな!愛妻弁当みたいで!
ミイロ:ブッ!!(吹く)
エマ:あいさいべんとう?別に私、料理が得意だから作ってるだけだよ?
カズヤ:ん?2人とも付き合ってないのか?
ミイロ:ばっ!!言っておくけど!!お前が思ってる関係じゃないからなっ!!
カズヤ:そう、なのか?お似合いだと思うぞ?
ミイロ:お前なぁ…!!
エマ:?お似合い?なんの話?
ミイロ:有坂は黙ってろ…!!
カズヤ:あはは!でも本当に安心したよ!中学3年の頃からあまり話してなかったから心配してたんだ!
ミイロ:別に心配される歳じゃないだろ…
エマ:話変わるけど、カズヤ君は部活はどうしてるの?
カズヤ:あぁ。今はバスケ部に入ってるよ!でも掛け持ちOKって言われたから、探偵部にも入ろうと思ってるよ!
ミイロ:掛け持ちするのか…
エマ:わーい!嬉しい!
ミイロ:別に僕らは今は仮入部中だし…無理に合わせろとは言わない…
エマ:明日には、正式に入部するかどうか聞くってユウマさんが言ってたよ?
ミイロ:……考えとく
エマ:あっ!そういえば、チーム名を考えよう!
カズヤ:チーム名?
エマ:これから絵魔具使いとして活躍していくためのチーム名!チーム名があった方がやりやすくない?
カズヤ:いいね!面白そう!候補はあるの?
エマ:んーと…ミエカ?とか
カズヤ:ミ、ミエカ?
エマ:ミイロ君の「ミ」
エマ:エマの「エ」
エマ:カズヤ君の「カ」をとってミエカ!!
ミイロ:却下。ダサい
エマ:えーーーーー!
カズヤ:それなら「三色団子」はどうだ?
ミイロ:ネーミングセンスが皆無だなカズヤ。絶対ヤダ
カズヤ:えーーーーー!
ミイロ:……(考える)
ミイロ:カラーパレット…(呟く)
エマ:!!
ミイロ:カラーパレットはどうだ?
エマ:わぁー!ステキ!
カズヤ:うん!いいんじゃないか?気に入った!
エマ:じゃあリーダーはミイロ君ね!
ミイロ:はぁ!?なんでだ!!
カズヤ:1番、絵魔具使いとして歴が長いし、命名者だし、頭いいしいいんじゃね?
エマ:うんうん!
ミイロ:頭いいは関係ないと思うが…。はぁ…めんどくさっ…!
エマ:ということで!はい!(手を真ん中に伸ばす)
ミイロ:?
エマ:ほら!あれだよあれ!円陣!
カズヤ:あー!
ミイロ:……
エマ:ほーら!ミイロ君も!
ミイロ:はぁ…(ため息)
エマ:んふふ!(微笑む)チーム、カラーパレット!これからも頑張っていこうー!
カズヤ:おー!
0:間
ユウマ:次回予告!新たにカズヤくんが仲間になって、カラーパレットというチーム名ができた3人。これからどんな戦いが繰り広げられるのか。次回!ワールド of パレット第6話!次はどんなお話かな?