台本概要

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タイトル Rain fall(試作)
作者名 Roze・Euri
ジャンル ファンタジー
演者人数 4人用台本(男1、女2、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 光と熱渦巻く灰色の荒野が広がる、終末を迎えた世界が舞台。
人類を殲滅せんとする生体兵器と、それを討伐する為のロボットを操るキャラクター達の日常と戦いを描く物語。

※(試作)で御座います、改めて投稿予定の本編と内容が異なる場合が御座います。
※本作は「どらこにあん」及び「株式会社アークライト」が権利を有する『光砕のリヴァルチャー』の二次創作です。

TRPG作品『光砕のリヴァルチャー』のリプレイ(実際に遊んだ際の会話等の情報)を元に描いた声劇(ボイスドラマ)風の作品です。

使用規定につきましては、版権元のガイドラインを添付いたしますので、それに従ってください。https://www.dracotrpg.com/guideline

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
レイン 不問 51 ウルフカットにした、くすんだ黒髪と吸い込まれるような漆黒の瞳を持つ人物。 リヴァルチャー「ピースキーパー」のシュヴァリエ(操縦士)。 剣を振ることだけが取り柄で、 比較的口数が少ない。
アリサ 48 ルーズサイドテールにした淡く、美しい栗色の髪と宝石を思わせる碧色の瞳を持つ少女。 打ち捨てられたフォートレスでクーベルトに拾われ、レインの操縦する「ピースキーパー」のフィアンセ(ナビゲーター、パートナー)として共に搭乗する。 世間知らずで、表現が大きい。
クーベルト 37 短く切り揃えた紺碧の髪、煙を閉じ込めたような雰囲気のある紫紺の瞳を持つ男性。 レインの操縦する「ピースキーパー」に関わっている。 兄貴肌でお節介焼き、よく厄介事に首を突っ込んでしまう。 悪ノリしてシンシアに怒られる様子が良く描かれている。
シンシア 31 波打ち燃えるような、腰まで伸びた韓紅の髪と、鋭く見たものを燃え上がらせる様な深紅の瞳を持つ女性。 「ピースキーパー」に関する装備等を作る技師。 お調子者のクーベルトに対して怒っている事が多いが、何だかんだ許している。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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レイン:「終わりか…」 レイン:(呆気ないな… 生体兵器『ソラバミ』 残された人類を滅ぼさんとする『ジアド戦争』の負の遺産。 後は…奴に引き裂かれるのが先か、ジアド粒子に分解されるのが先か。 どちらにせよ…もう) クーベルト:「レイン!!」 シンシア:「クーベルト、行って」 クーベルト:「…ッ!!」 シンシア:(二人なら大丈夫、クーベルトが助けに向かってる。後は…) シンシア:「…アリサ、助けが来るまで、絶対にパージレバーを引かないで。お願い」 アリサ:「レイン」 0:(頬を撫ぜる) アリサ:「迎えに来てね…」 0:(息を吸って、吐く) アリサ:(…ごめんね。シンシア、クーベルト) 0:(パージレバーに手をかける) アリサ:「…ンッ!!」 シンシア:「アリサ…」 レイン:「…」 アリサ:…(微笑む) シンシア:「ダメェエエエエエエエ!!」 レイン:「うs…」 アリサ:(大好き…) レイン:「アリサァァアアアアアアアアアアア!!」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ アリサ:(レイン…) 0:(眠っているレインの隣に寄る) アリサ:「レイン…」 クーベルト:「おはようアリサ。レイン、起きてるか?」 アリサ:「ううん、まだおねむみたい」 クーベルト:「そっか、朝ごはんできてるからそっち任せた、俺はシンシアを起こしてくる。」 アリサ:「うん、ありがと。クー」 クーベルト:「おう、それじゃ」 0:(バタンッ) レイン:「…」 アリサ:「レイン、起きて。ほら朝だよ。おはよ〜の時間だよ。クーが朝ご飯用意してくれてるから、起きて?」 レイン:「…ん」 アリサ:「おはよう…レイン」 レイン:「っ…おはようアリサ」 アリサ:「もう、レインのお寝坊さん」 レイン:「…久々に眠れた」 アリサ:「ん、良かった」 0:(見つめ合う) アリサ:「…」 レイン:「…何か、顔についてる?」 アリサ:「ううん…寝癖、凄いね」 レイン:「そういうアリサだって…髪、凄いよ」 アリサ:「えへへ、そうだね。 顔洗って、一緒にご飯食べよ?」 レイン:「…んっ、そうしよう」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ アリサ:「ひょーおあんhあんはほへー? (きょーごはんなんだろねー?)」 レイン:「歯磨きしながら言われても分かんないよ」 アリサ:「…んっ。はい、歯磨きおしまいっ。髪おねが〜い」 レイン:「はいはい、ブラシ寄越して」 アリサ:「はい、どぅぞ」 レイン:「ありがとう」 アリサ:「ど〜いたしまして、へへっ」 0:(髪を梳いている) レイン:「…にしても、髪整えるのって大変だな」 アリサ:「私はそう思わないけど?」 レイン:「そりゃ今代わりにやってるからね」 アリサ:「ぶ〜、またそうやって意地悪言う。分かってるくせに」 レイン:「さぁ〜どうだろうね?」 クーベルト:「お〜おはよう二人共。」 アリサ:「あっ、クー!!私、頑張ってレイン起こしたっ」 クーベルト:「おぉ〜アリサちゃんは偉いな〜、頑張った子には頭を撫でてやろう!!」 アリサ:「キャ〜わしゃわしゃやめて〜」 レイン:「ちょっ、クーベルト。今髪とかしてたのに」 クーベルト:「まぁまぁ、固いこと言うなって」 レイン:「はぁ、やり直しか」 クーベルト:「ハハハッ、スキンシップもたまには長くてもいいじゃないか」 レイン:「なっ、なに言って…」 クーベルト:「よいっしょとっ。おい、シンシア…起きろ、顔洗って髪整えるぞ」 シンシア:「ん〜…」 アリサ:「あっ、シアの髪やりたい」 クーベルト:「良いのか?」 アリサ:「うん、私シアの髪好きだもん」 クーベルト:「そうか、ありがとなアリサ。 ほれ、シンシア。はよ起きろって」 シンシア:「う〜っさ〜い、わぁかってるぅってばぁ〜…」 クーベルト:「やれやれ、困ったやつだ。っま、あとはアリサにまかせた。」 アリサ:「はーぃっ…シアおはよ。今日もいい天気だね」 シンシア:「ん〜おはよぅ、ありさ…」 アリサ:「んっ、シア今日も綺麗」 シンシア:「んふふ…まぁ、私だしぃ?と〜ぜん〜?ありがとぅねぇ、ありさぁ」 アリサ:「えへへ〜、シア大好きっ」 シンシア:「っ!!…んも〜びっくりした〜、急に抱きつかないでよアリサ」 レイン:「アリサ、頼むからあまり動かないで」 アリサ:「は〜いっ」 レイン:「もう終わるから、じっとして」 アリサ:「分かった、その間シアの髪梳いてる」 シンシア:「ありがとアリサ、お願いね」 アリサ:「うんっ、任せて。シアの髪、いつも以上に綺麗にするから」 シンシア:「ふふっ、期待してる」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ レイン:「もう終わったよ」 アリサ:「ありがとう。レイン、今日も可愛い?」 レイン:「はいはい、可愛い可愛い」 アリサ:「む〜、言い方が雑〜」 レイン:「はぁ…先にクーベルトのとこ行ってるから、早く来いよ」 アリサ:「ぶ〜だっ、今だけレイン嫌い、早くクーのとこ行っちゃえ」 シンシア:「はいはい、良いから用が済んだら早めに行ってきな〜今から二人で秘密のお話があるから」 レイン:「は〜い、さっさと行ってきますよ〜」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ クーベルト:「ふぅ…準備完了。助かったレイン、ありがとう」 レイン:「こんくらい当然」 クーベルト:「まぁまぁ、感謝は素直に受け取れよ。先輩からの助言だ」 レイン:「…分かった、ありがとう」 クーベルト:「んじゃ、準備できた事だし。先に頂きますか」 アリサ:「あ〜!!クー達だけで先に食べようとしてた。ずっちぃずっちぃ」 レイン:「ずっちぃって今日日聞かない…」 シンシア:「ほ〜らアリサ、あんまり騒がないの。二人共食べる前だったし丁度いいじゃない?」 クーベルト:「噂をすれば何とやらって奴だな、準備出来てるぞ。冷める前に食べよう。」 アリサ:「ハ-イ!」 シンシア:「…朝っぱらからガッツリしたもの用意してくれたわね、クーベルト」 クーベルト:「…?別に肉くらい大丈夫だろ。それに力仕事するんだから、精のつくもの食べといた方が良いじゃないか」 シンシア:「まぁ、それはそうだし…気を使ってくれてるのは嬉しいわよ。けど、流石にこの量の肉は多すぎない?」 クーベルト:「後は〜もっと色々と付けた方がm…」 シンシア:「あ〜!!言ったわね!言っちゃったわね!!アタシが気にしてるとこなのに!!」 レイン:「お〜こわこわ、くわばらくわばら、イタダキマス…」 アリサ:「いただきまーす!!」 シンシア:「どうせ、私はアンタから見ればか弱い女郎(めろう)よ、断崖絶壁、牛刀割鶏(ぎゅうとうかっけい)、質実剛健(しつじつごうけん)、一蓮托生、焼肉定食よ!!」 クーベルト:「いや、最後だけなんか違う様な…」 シンシア:「うっさい!!」 クーベルト:「はぃ、さーせん」(正座) シンシア:「…言葉には気を付けるように」 クーベルト:「ははー」 レイン:(何やかんや直ぐに許す…) シンシア:「ん、何?レイン。アタシの顔に何か付いてる?」 レイン:「いや、なんでm…」 アリサ:「シンシア、クーに優しいね〜って」 レイン:「ちょっアリサ、人の頭覗かないでくれる!?」 シンシア:「ふぅーん。 さてはレイン、アタシの事…クーベルトに対してチョロイな、チョロインだなとか考えてた?」 クーベルト:「おい、レイン…」 レイン:「さすがにそこまでは言ってないd…ぐぇっ」(ガシッ) クーベルト:「あちゃ〜」(ガシッ) シンシア:「はぁ〜い、二人共こちらにきましょぅねぇ〜」 アリサ「シア、とっても怒ってる。ガクブル」 0:(ズルズル)┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ クーベルト:「あ〜ぁこうなったら、暫くはおかんむりだぜ、やっちまったな兄弟」 レイン:「うっさい、元凶は黙れ」 クーベルト:「よく言うよ、俺らが言い合ってる間に、自分の分平らげたクセに」 レイン:「用があったから急いだだけ…他の要因はない、絶対。」(そっぽ向く) クーベルト:「は〜そんなに美味しいと思ってくれてたのか…かーっ!!こいつは嬉しぃねぇ〜」 シンシア:「ふんっ」 0:(ドサッ) クーベルト:「ぐぇっ」 クーベルト:「ってぇ…悪かったってシンシア!!ほら、この通り!!」 シンシア:「…」 クーベルト:「…え〜っと、シンシア?」 0:… クーベルト:「…シンシアさん?」 0:… クーベルト:「…シア?」 シンシア:「ッ!!」 0:(ヒュッ) クーベルト:「ガベラッ!!」 0:(ドサッ…) シンシア:「…フンッ」 レイン:「右こめかみを狙った見事な曲線を描く回し蹴り、危うく見逃す所だった…」 シンシア:「アンタも喰らいたい?」 レイン:「いぇ、なんでもないです。すいません。」 シンシア:「よろしい、アンタはさっさと戻りなさい」 レイン:「はいはい」 シンシア:「…自分からやっておいて〜、なんて思ってないわよね?」 レイン:「…どうしてこうも頭の中を覗くのが上手いんだ?」 シンシア:「悪かったわね、良いから行きなさい」 レイン:「は〜い」 クーベルト:「っておい、置いていくのか?いく時は一緒だって言ったじゃないか!!」 シンシア:「あら興味深いわね。一体誰と、何処に行く時の話をしてたのか、もっと詳しく聞かせてくれないかしら、ふたりっきりで」 クーベルト:「ひ〜っ!!助けてくれ兄弟!!」 レイン:「は〜ぁ…」 クーベルト:「…頼む」 レイン:「骨は拾ってやるよ」 クーベルト:「裏切り者ぉおおおおおお!!」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ アリサ:「…けぷっ、ごちそーさまでしたっ…オイシカッタ」 レイン:「ただいま〜…おっ、食べ終わったんだ」 アリサ:「うんっ、クーのご飯今日も美味しかった」 レイン:「それは良かった…ソース付いてる」 0:(拭ってやる) アリサ:「ありがとっ…この後何する予定?」 レイン:「ん?この後は確か、シンシアから色々教わる事になってる」 アリサ:「色々って?」 レイン:「まぁ主に俺らが操縦する事になる『リヴァルチャー』の事とか…」 アリサ:「ピーパー?」 レイン:「…そう『ピースキーパー』の事も教えてもらう予定」 アリサ:「そっか…ねぇ」 レイン:「なに?」 アリサ:「終わったらさ、一緒に出かけない?」 レイン:「いいよ、何処へでも」 アリサ:「約束っ」 レイン:「…(頷く)」

レイン:「終わりか…」 レイン:(呆気ないな… 生体兵器『ソラバミ』 残された人類を滅ぼさんとする『ジアド戦争』の負の遺産。 後は…奴に引き裂かれるのが先か、ジアド粒子に分解されるのが先か。 どちらにせよ…もう) クーベルト:「レイン!!」 シンシア:「クーベルト、行って」 クーベルト:「…ッ!!」 シンシア:(二人なら大丈夫、クーベルトが助けに向かってる。後は…) シンシア:「…アリサ、助けが来るまで、絶対にパージレバーを引かないで。お願い」 アリサ:「レイン」 0:(頬を撫ぜる) アリサ:「迎えに来てね…」 0:(息を吸って、吐く) アリサ:(…ごめんね。シンシア、クーベルト) 0:(パージレバーに手をかける) アリサ:「…ンッ!!」 シンシア:「アリサ…」 レイン:「…」 アリサ:…(微笑む) シンシア:「ダメェエエエエエエエ!!」 レイン:「うs…」 アリサ:(大好き…) レイン:「アリサァァアアアアアアアアアアア!!」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ アリサ:(レイン…) 0:(眠っているレインの隣に寄る) アリサ:「レイン…」 クーベルト:「おはようアリサ。レイン、起きてるか?」 アリサ:「ううん、まだおねむみたい」 クーベルト:「そっか、朝ごはんできてるからそっち任せた、俺はシンシアを起こしてくる。」 アリサ:「うん、ありがと。クー」 クーベルト:「おう、それじゃ」 0:(バタンッ) レイン:「…」 アリサ:「レイン、起きて。ほら朝だよ。おはよ〜の時間だよ。クーが朝ご飯用意してくれてるから、起きて?」 レイン:「…ん」 アリサ:「おはよう…レイン」 レイン:「っ…おはようアリサ」 アリサ:「もう、レインのお寝坊さん」 レイン:「…久々に眠れた」 アリサ:「ん、良かった」 0:(見つめ合う) アリサ:「…」 レイン:「…何か、顔についてる?」 アリサ:「ううん…寝癖、凄いね」 レイン:「そういうアリサだって…髪、凄いよ」 アリサ:「えへへ、そうだね。 顔洗って、一緒にご飯食べよ?」 レイン:「…んっ、そうしよう」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ アリサ:「ひょーおあんhあんはほへー? (きょーごはんなんだろねー?)」 レイン:「歯磨きしながら言われても分かんないよ」 アリサ:「…んっ。はい、歯磨きおしまいっ。髪おねが〜い」 レイン:「はいはい、ブラシ寄越して」 アリサ:「はい、どぅぞ」 レイン:「ありがとう」 アリサ:「ど〜いたしまして、へへっ」 0:(髪を梳いている) レイン:「…にしても、髪整えるのって大変だな」 アリサ:「私はそう思わないけど?」 レイン:「そりゃ今代わりにやってるからね」 アリサ:「ぶ〜、またそうやって意地悪言う。分かってるくせに」 レイン:「さぁ〜どうだろうね?」 クーベルト:「お〜おはよう二人共。」 アリサ:「あっ、クー!!私、頑張ってレイン起こしたっ」 クーベルト:「おぉ〜アリサちゃんは偉いな〜、頑張った子には頭を撫でてやろう!!」 アリサ:「キャ〜わしゃわしゃやめて〜」 レイン:「ちょっ、クーベルト。今髪とかしてたのに」 クーベルト:「まぁまぁ、固いこと言うなって」 レイン:「はぁ、やり直しか」 クーベルト:「ハハハッ、スキンシップもたまには長くてもいいじゃないか」 レイン:「なっ、なに言って…」 クーベルト:「よいっしょとっ。おい、シンシア…起きろ、顔洗って髪整えるぞ」 シンシア:「ん〜…」 アリサ:「あっ、シアの髪やりたい」 クーベルト:「良いのか?」 アリサ:「うん、私シアの髪好きだもん」 クーベルト:「そうか、ありがとなアリサ。 ほれ、シンシア。はよ起きろって」 シンシア:「う〜っさ〜い、わぁかってるぅってばぁ〜…」 クーベルト:「やれやれ、困ったやつだ。っま、あとはアリサにまかせた。」 アリサ:「はーぃっ…シアおはよ。今日もいい天気だね」 シンシア:「ん〜おはよぅ、ありさ…」 アリサ:「んっ、シア今日も綺麗」 シンシア:「んふふ…まぁ、私だしぃ?と〜ぜん〜?ありがとぅねぇ、ありさぁ」 アリサ:「えへへ〜、シア大好きっ」 シンシア:「っ!!…んも〜びっくりした〜、急に抱きつかないでよアリサ」 レイン:「アリサ、頼むからあまり動かないで」 アリサ:「は〜いっ」 レイン:「もう終わるから、じっとして」 アリサ:「分かった、その間シアの髪梳いてる」 シンシア:「ありがとアリサ、お願いね」 アリサ:「うんっ、任せて。シアの髪、いつも以上に綺麗にするから」 シンシア:「ふふっ、期待してる」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ レイン:「もう終わったよ」 アリサ:「ありがとう。レイン、今日も可愛い?」 レイン:「はいはい、可愛い可愛い」 アリサ:「む〜、言い方が雑〜」 レイン:「はぁ…先にクーベルトのとこ行ってるから、早く来いよ」 アリサ:「ぶ〜だっ、今だけレイン嫌い、早くクーのとこ行っちゃえ」 シンシア:「はいはい、良いから用が済んだら早めに行ってきな〜今から二人で秘密のお話があるから」 レイン:「は〜い、さっさと行ってきますよ〜」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ クーベルト:「ふぅ…準備完了。助かったレイン、ありがとう」 レイン:「こんくらい当然」 クーベルト:「まぁまぁ、感謝は素直に受け取れよ。先輩からの助言だ」 レイン:「…分かった、ありがとう」 クーベルト:「んじゃ、準備できた事だし。先に頂きますか」 アリサ:「あ〜!!クー達だけで先に食べようとしてた。ずっちぃずっちぃ」 レイン:「ずっちぃって今日日聞かない…」 シンシア:「ほ〜らアリサ、あんまり騒がないの。二人共食べる前だったし丁度いいじゃない?」 クーベルト:「噂をすれば何とやらって奴だな、準備出来てるぞ。冷める前に食べよう。」 アリサ:「ハ-イ!」 シンシア:「…朝っぱらからガッツリしたもの用意してくれたわね、クーベルト」 クーベルト:「…?別に肉くらい大丈夫だろ。それに力仕事するんだから、精のつくもの食べといた方が良いじゃないか」 シンシア:「まぁ、それはそうだし…気を使ってくれてるのは嬉しいわよ。けど、流石にこの量の肉は多すぎない?」 クーベルト:「後は〜もっと色々と付けた方がm…」 シンシア:「あ〜!!言ったわね!言っちゃったわね!!アタシが気にしてるとこなのに!!」 レイン:「お〜こわこわ、くわばらくわばら、イタダキマス…」 アリサ:「いただきまーす!!」 シンシア:「どうせ、私はアンタから見ればか弱い女郎(めろう)よ、断崖絶壁、牛刀割鶏(ぎゅうとうかっけい)、質実剛健(しつじつごうけん)、一蓮托生、焼肉定食よ!!」 クーベルト:「いや、最後だけなんか違う様な…」 シンシア:「うっさい!!」 クーベルト:「はぃ、さーせん」(正座) シンシア:「…言葉には気を付けるように」 クーベルト:「ははー」 レイン:(何やかんや直ぐに許す…) シンシア:「ん、何?レイン。アタシの顔に何か付いてる?」 レイン:「いや、なんでm…」 アリサ:「シンシア、クーに優しいね〜って」 レイン:「ちょっアリサ、人の頭覗かないでくれる!?」 シンシア:「ふぅーん。 さてはレイン、アタシの事…クーベルトに対してチョロイな、チョロインだなとか考えてた?」 クーベルト:「おい、レイン…」 レイン:「さすがにそこまでは言ってないd…ぐぇっ」(ガシッ) クーベルト:「あちゃ〜」(ガシッ) シンシア:「はぁ〜い、二人共こちらにきましょぅねぇ〜」 アリサ「シア、とっても怒ってる。ガクブル」 0:(ズルズル)┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ クーベルト:「あ〜ぁこうなったら、暫くはおかんむりだぜ、やっちまったな兄弟」 レイン:「うっさい、元凶は黙れ」 クーベルト:「よく言うよ、俺らが言い合ってる間に、自分の分平らげたクセに」 レイン:「用があったから急いだだけ…他の要因はない、絶対。」(そっぽ向く) クーベルト:「は〜そんなに美味しいと思ってくれてたのか…かーっ!!こいつは嬉しぃねぇ〜」 シンシア:「ふんっ」 0:(ドサッ) クーベルト:「ぐぇっ」 クーベルト:「ってぇ…悪かったってシンシア!!ほら、この通り!!」 シンシア:「…」 クーベルト:「…え〜っと、シンシア?」 0:… クーベルト:「…シンシアさん?」 0:… クーベルト:「…シア?」 シンシア:「ッ!!」 0:(ヒュッ) クーベルト:「ガベラッ!!」 0:(ドサッ…) シンシア:「…フンッ」 レイン:「右こめかみを狙った見事な曲線を描く回し蹴り、危うく見逃す所だった…」 シンシア:「アンタも喰らいたい?」 レイン:「いぇ、なんでもないです。すいません。」 シンシア:「よろしい、アンタはさっさと戻りなさい」 レイン:「はいはい」 シンシア:「…自分からやっておいて〜、なんて思ってないわよね?」 レイン:「…どうしてこうも頭の中を覗くのが上手いんだ?」 シンシア:「悪かったわね、良いから行きなさい」 レイン:「は〜い」 クーベルト:「っておい、置いていくのか?いく時は一緒だって言ったじゃないか!!」 シンシア:「あら興味深いわね。一体誰と、何処に行く時の話をしてたのか、もっと詳しく聞かせてくれないかしら、ふたりっきりで」 クーベルト:「ひ〜っ!!助けてくれ兄弟!!」 レイン:「は〜ぁ…」 クーベルト:「…頼む」 レイン:「骨は拾ってやるよ」 クーベルト:「裏切り者ぉおおおおおお!!」 0:┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ アリサ:「…けぷっ、ごちそーさまでしたっ…オイシカッタ」 レイン:「ただいま〜…おっ、食べ終わったんだ」 アリサ:「うんっ、クーのご飯今日も美味しかった」 レイン:「それは良かった…ソース付いてる」 0:(拭ってやる) アリサ:「ありがとっ…この後何する予定?」 レイン:「ん?この後は確か、シンシアから色々教わる事になってる」 アリサ:「色々って?」 レイン:「まぁ主に俺らが操縦する事になる『リヴァルチャー』の事とか…」 アリサ:「ピーパー?」 レイン:「…そう『ピースキーパー』の事も教えてもらう予定」 アリサ:「そっか…ねぇ」 レイン:「なに?」 アリサ:「終わったらさ、一緒に出かけない?」 レイン:「いいよ、何処へでも」 アリサ:「約束っ」 レイン:「…(頷く)」