台本概要
603 views
タイトル | 始まらない肝試し |
---|---|
作者名 | 璃月なお (@naomu39) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
肝試しがしたい人が勝手に友達を神社に連れて行き、肝試しを始めようとする話。 どちらの役も男性っぽく書いてありますが、性別は不問です。 やりやすいように口調、語尾、一人称、変えてもらって構いません。 少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。 603 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ハジメ | 不問 | 51 | 肝試しを始めたい人 |
アキラ | 不問 | 52 | 肝試しを始めるのを諦めてほしいい人 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:神社の駐車場。
0:車から降りる2人
ハジメ:到着!いやー思ったより遠かったな。おい、アキラ起きろよ
アキラ:ん?どこだよここ。暗いな。どこの駐車場?
ハジメ:どこって神社だよ。階段を上った先にあるんだよ
アキラ:神社?おみくじでも引くのか?まだやってるのか?
ハジメ:おいおい、何言ってるんだよ。夜に神社と言えば、き・も・だ・め
アキラ:やらない
ハジメ:最後まで言わせろよ
アキラ:やだよ。聞きたくない
ハジメ:聞きたくないって、ただの言葉だぞ?
アキラ:聞くと考えちゃうから言葉も聞きたくないんだよ
ハジメ:じゃあやるか。きもだm
アキラ:わーーーー!
ハジメ:おぉ元気いっぱい、やる気まんまんだな!
アキラ:どこがだよ!聞きたくないしやりたくないんだよ!
ハジメ:え?じゃあお前何しに来たんだよ?
アキラ:お前に連れて来られたんだよ!
ハジメ:じゃあ帰る?
アキラ:うん!帰る!
ハジメ:この時間だと当然バスは無いから駅まで歩くしかないかな
アキラ:歩き!?
ハジメ:うん、歩きだね
アキラ:なんでだよ!ハジメの車があるだろ!
ハジメ:俺は用事済ませてから帰るから
アキラ:ようじってまさか・・・
ハジメ:そりゃ、きもだめ・・・
アキラ:うわあぁぁぁぁぁああああ!!
ハジメ:うるさいなぁ
アキラ:だから、言葉も聞きたくないんだよ!
アキラ:はぁ。ちなみに歩きだとどのくらいかかるんだ?
ハジメ:一時間はかからないかな
アキラ:一時間。頑張れなくはない、かな
ハジメ:一本道ではあるけど、街灯のない暗い道なんだよね
アキラ:え?
ハジメ:あ、あと途中に墓場があったような
アキラ:帰らない!
ハジメ:え?帰らないの?
アキラ:帰らない!
ハジメ:帰るなら今だよ?終電に間に合わなくなるよ?
アキラ:大丈夫!帰らない!暗い道を1人で歩くのは無理!
ハジメ:じゃあ一緒に行く?
アキラ:行くわけないだろ!
ハジメ:じゃあ1人でここで待ってる?
アキラ:うん、車で待ってるよ
ハジメ:俺の車で?
アキラ:当たり前だろ
ハジメ:窓は開けていくけど、エアコンは切るよ?
アキラ:なんでだよ!暑いだろうが!
ハジメ:バッテリー上がったら嫌だし
アキラ:そんなに簡単にあがんねーよ
ハジメ:俺の大事な車だし
アキラ:それはそうだが
ハジメ:お前の匂いが車に付くのはなー
アキラ:え?まさか俺、匂うの?
ハジメ:匂うと言うか香ると言うか、独特な芳香が
アキラ:マジか!
ハジメ:ウソウソ、冗談だよ
アキラ:なんだ冗談か
ハジメ:問題は匂いよりも汗が匂う
アキラ:やっぱり臭いんじゃねぇかよ!
ハジメ:あとね、この辺出るんだよ
アキラ:な、なにがだよ。不良とかだよな?
ハジメ:わかってるくせに。白い服の女性のゆ・う・れ・
アキラ:わああああああああああ!
ハジメ:ちょっ!女性ってだけでそんなに興奮するなよ
アキラ:ちげーよ!お前がそうゆう直接的な単語を言うから!
ハジメ:じゃあなんて言ったら良いんだよ
アキラ:白い服の女性のアレとかソレとか言えばいいんだよ
ハジメ:それでちゃんと伝わるの?
アキラ:いいんだよ、ちゃんと伝わらなくて
ハジメ:いや、伝わらないと怖くないだろ
アキラ:怖くないのがいいんだよ!
ハジメ:そうなのか
アキラ:そうなんだよ
ハジメ:それでどうするの?行くの?行かないの?
アキラ:行くわけないだろ
ハジメ:白い服の女性のアレが出るのに?
アキラ:うっ!
ハジメ:窓が開いた車に1人乗って待てるの?
アキラ:スマホ見てたら気にならないかも?
ハジメ:ほほー。そう言ってアキラが1人後部座席でスマホを見ていると
アキラ:あれ?さっきは助手席に乗ってたのに後ろに座らされてる?やっぱり俺匂うの?
ハジメ:そのスマホの明かりに吸い込まれるように白い服の女性が近づいてきた
アキラ:その女性は虫か何かなのかな?
ハジメ:開いている窓の隙間に指をかけて無理やり窓を開けようと力を込めながら「私と一緒にいいことしない?」って声をかけてくるんだよ
アキラ:い、良いことって?
ハジメ:いいことって?と聞くと、口を大きく開けてニタリと笑いながら「き・も・だ・め・s
アキラ:うわああああああああああ!
ハジメ:な。怖いだろ?だったら一緒に行こ
アキラ:いやだ!絶対行かない!
ハジメ:ここまで来て行かないなんて、わがままなやつだな
アキラ:いやいや、俺一回も行きたいなんて言ってないからな
アキラ:そもそも何するのかも知らずに連れて来られてるからな
ハジメ:で?どうするの?1人で待つか。2人で行くか
アキラ:なんで帰るって選択肢がないんだよ
ハジメ:はい!時間切れ!行くよ!
アキラ:え!?
ハジメ:はい、懐中電灯。お前が持ってて良いから
アキラ:ありがと
(懐中電灯を点けようとするが点かない)
アキラ:おい、これ点かないぞ
ハジメ:あれ?もしかして電池切れ?
アキラ:よし!明かりがないと危ない!帰ろう!
ハジメ:そんなこともあろうかと
アキラ:なんだ替えの電池あるのか。準備いいな
ハジメ:代わりのロウソク持ってきたからそれでいくぞ!
アキラ:ぜっったい行かねぇ!!!
0:神社の駐車場。
0:車から降りる2人
ハジメ:到着!いやー思ったより遠かったな。おい、アキラ起きろよ
アキラ:ん?どこだよここ。暗いな。どこの駐車場?
ハジメ:どこって神社だよ。階段を上った先にあるんだよ
アキラ:神社?おみくじでも引くのか?まだやってるのか?
ハジメ:おいおい、何言ってるんだよ。夜に神社と言えば、き・も・だ・め
アキラ:やらない
ハジメ:最後まで言わせろよ
アキラ:やだよ。聞きたくない
ハジメ:聞きたくないって、ただの言葉だぞ?
アキラ:聞くと考えちゃうから言葉も聞きたくないんだよ
ハジメ:じゃあやるか。きもだm
アキラ:わーーーー!
ハジメ:おぉ元気いっぱい、やる気まんまんだな!
アキラ:どこがだよ!聞きたくないしやりたくないんだよ!
ハジメ:え?じゃあお前何しに来たんだよ?
アキラ:お前に連れて来られたんだよ!
ハジメ:じゃあ帰る?
アキラ:うん!帰る!
ハジメ:この時間だと当然バスは無いから駅まで歩くしかないかな
アキラ:歩き!?
ハジメ:うん、歩きだね
アキラ:なんでだよ!ハジメの車があるだろ!
ハジメ:俺は用事済ませてから帰るから
アキラ:ようじってまさか・・・
ハジメ:そりゃ、きもだめ・・・
アキラ:うわあぁぁぁぁぁああああ!!
ハジメ:うるさいなぁ
アキラ:だから、言葉も聞きたくないんだよ!
アキラ:はぁ。ちなみに歩きだとどのくらいかかるんだ?
ハジメ:一時間はかからないかな
アキラ:一時間。頑張れなくはない、かな
ハジメ:一本道ではあるけど、街灯のない暗い道なんだよね
アキラ:え?
ハジメ:あ、あと途中に墓場があったような
アキラ:帰らない!
ハジメ:え?帰らないの?
アキラ:帰らない!
ハジメ:帰るなら今だよ?終電に間に合わなくなるよ?
アキラ:大丈夫!帰らない!暗い道を1人で歩くのは無理!
ハジメ:じゃあ一緒に行く?
アキラ:行くわけないだろ!
ハジメ:じゃあ1人でここで待ってる?
アキラ:うん、車で待ってるよ
ハジメ:俺の車で?
アキラ:当たり前だろ
ハジメ:窓は開けていくけど、エアコンは切るよ?
アキラ:なんでだよ!暑いだろうが!
ハジメ:バッテリー上がったら嫌だし
アキラ:そんなに簡単にあがんねーよ
ハジメ:俺の大事な車だし
アキラ:それはそうだが
ハジメ:お前の匂いが車に付くのはなー
アキラ:え?まさか俺、匂うの?
ハジメ:匂うと言うか香ると言うか、独特な芳香が
アキラ:マジか!
ハジメ:ウソウソ、冗談だよ
アキラ:なんだ冗談か
ハジメ:問題は匂いよりも汗が匂う
アキラ:やっぱり臭いんじゃねぇかよ!
ハジメ:あとね、この辺出るんだよ
アキラ:な、なにがだよ。不良とかだよな?
ハジメ:わかってるくせに。白い服の女性のゆ・う・れ・
アキラ:わああああああああああ!
ハジメ:ちょっ!女性ってだけでそんなに興奮するなよ
アキラ:ちげーよ!お前がそうゆう直接的な単語を言うから!
ハジメ:じゃあなんて言ったら良いんだよ
アキラ:白い服の女性のアレとかソレとか言えばいいんだよ
ハジメ:それでちゃんと伝わるの?
アキラ:いいんだよ、ちゃんと伝わらなくて
ハジメ:いや、伝わらないと怖くないだろ
アキラ:怖くないのがいいんだよ!
ハジメ:そうなのか
アキラ:そうなんだよ
ハジメ:それでどうするの?行くの?行かないの?
アキラ:行くわけないだろ
ハジメ:白い服の女性のアレが出るのに?
アキラ:うっ!
ハジメ:窓が開いた車に1人乗って待てるの?
アキラ:スマホ見てたら気にならないかも?
ハジメ:ほほー。そう言ってアキラが1人後部座席でスマホを見ていると
アキラ:あれ?さっきは助手席に乗ってたのに後ろに座らされてる?やっぱり俺匂うの?
ハジメ:そのスマホの明かりに吸い込まれるように白い服の女性が近づいてきた
アキラ:その女性は虫か何かなのかな?
ハジメ:開いている窓の隙間に指をかけて無理やり窓を開けようと力を込めながら「私と一緒にいいことしない?」って声をかけてくるんだよ
アキラ:い、良いことって?
ハジメ:いいことって?と聞くと、口を大きく開けてニタリと笑いながら「き・も・だ・め・s
アキラ:うわああああああああああ!
ハジメ:な。怖いだろ?だったら一緒に行こ
アキラ:いやだ!絶対行かない!
ハジメ:ここまで来て行かないなんて、わがままなやつだな
アキラ:いやいや、俺一回も行きたいなんて言ってないからな
アキラ:そもそも何するのかも知らずに連れて来られてるからな
ハジメ:で?どうするの?1人で待つか。2人で行くか
アキラ:なんで帰るって選択肢がないんだよ
ハジメ:はい!時間切れ!行くよ!
アキラ:え!?
ハジメ:はい、懐中電灯。お前が持ってて良いから
アキラ:ありがと
(懐中電灯を点けようとするが点かない)
アキラ:おい、これ点かないぞ
ハジメ:あれ?もしかして電池切れ?
アキラ:よし!明かりがないと危ない!帰ろう!
ハジメ:そんなこともあろうかと
アキラ:なんだ替えの電池あるのか。準備いいな
ハジメ:代わりのロウソク持ってきたからそれでいくぞ!
アキラ:ぜっったい行かねぇ!!!