台本概要

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タイトル トラップ・オブ・ハロウィン
作者名 眞空  (@masora_kimama)
ジャンル コメディ
演者人数 4人用台本(不問4)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 まばたりチャンネル(https://youtube.com/@mabatari?si=2cM-4U3LAwALbXQm)のハロウィン企画で書き下ろしたシナリオです。

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世界観の壊れない程度のアドリブ:〇

この作品を目に止めていただければ幸いです。
沢山の方に愛される台本でありますよう。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ガンコナー 不問 45 チャラい。すぐ口説こうとする。ツッコミ役。
ケット・シー 不問 42 手下の猫を駒の様に扱う。ゲームオタク。語尾は「ニャ」
リャナンシー 不問 44 アゲマン。京美人。男性が演じる場合はオネェ。
レプラコーン 不問 33 イタズラ好き。酔うとクルラホーンになり、手が付けられなくなる。※クルラホーンと兼ね役
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
ガンコナー:「よっしゃ!あと一部隊!」 リャナンシー:「ふふ、もうあと一息やねぇ」 ガンコナー:「ケット、そっちはどんな感じだ?」 ケット・シー:「僕はタスク終わったニャー!レプラはどうニャ?」 レプラコーン:「こっちももうすぐ終わりそうですけど、敵が隠れていそうですね……」 リャナンシー:「ほな、ウチがそっちに回りますえ」 レプラコーン:「リャナさん助かります!」 ガンコナー:「姐さん頼むわ!俺は交戦中ー!まだ合流できそうにねぇ!」 ケット・シー:「じゃあ僕が援護に行くニャよ!」 ガンコナー:「助かるぜ!お礼にあとでデートしてやるよ!」 ケット・シー:「ニャが断る!」 ガンコナー:「はっ、連れねぇなぁ」 レプラコーン:「ははは、今日も秒殺ですねぇ」 リャナンシー:「レプラはん、余所見はあきまへんえ」 レプラコーン:「うぉっとぉ?!」 ケット・シー:「やっぱり隠れてたニャ?」 ガンコナー:「おいおい大丈夫かよ?」 リャナンシー:「なかなか……隙のない敵さんやなぁ」 ガンコナー:「レプラ、そっちのタスクは?」 レプラコーン:「あとは配電盤で終わりなんですが……」 ケット・シー:「あのタスク面倒なんニャよニャァ……」 リャナンシー:「まずは目の前の敵さんしばきましょ」 ガンコナー:「こっちはもうちょいで片付くと思うが……」 リャナンシー:「ふふふ、……敵さん、明らかにチートみたいな動きしてはりますなぁ」 レプラコーン:「リャナさん、イライラしてます……?」 0:リャナンシー、呟くように青筋を立てる リャナンシー:「けったいやわぁ……たいがいにして欲しいどすなぁ」 ケット・シー:「あ。これマジギレニャ」 ガンコナー:「姐さん落ち着けって!」 リャナンシー:「嫌やわぁ、えげつないことして何が楽しいんやろなぁ」 レプラコーン:「うわっ!シールド割られました!」 ケット・シー:「おっけ!片付いたニャ!」 ガンコナー:「今から合流する!」 リャナンシー:「ふふふふふふふふふ!!!……どタマぶち抜いたろか」 ケット・シー:「ヒィッ?!」 レプラコーン:「地雷とデコイ設置しました!一旦下がります!」 ガンコナー:「オーケーだ!こっちは敵確認した!」 ケット・シー:「援護するニャ!」 リャナンシー:「うふふふふふふふふ!!2人はシールド割ったわ」 ガンコナー:「はははは!やるな!」 レプラコーン:「回復したら手榴弾投げます!」 ケット・シー:「相変わらずの罠師ニャね?!」 レプラコーン:「狙撃よりこっちのほうが向いてるんですよ」 リャナンシー:「1人、ダウン取りましたえ」 ケット・シー:「ナイスニャ!」 リャナンシー:「一旦引いて地雷に誘導しましょ」 レプラコーン:「承知!」 ケット・シー:「退路絶っておくニャ!」 ガンコナー:「ナイスゥ!」 ケット・シー:「レプラ、いけるにゃ?」 レプラコーン:「敵後方に投げます!」 ガンコナー:「いっけえええええ!!!!」 リャナンシー:「うふふふふふふふ!!!敵さん、そこはレプラはんの領域どすえ」 一同:「……」 ガンコナー:「よっしゃああああああ!!!」 ケット・シー:「勝ったニャーー!!!」 レプラコーン:「いいチームワークでしたね!」 リャナンシー:「さすがやわぁ。レプラはんの地雷捌きは、いつ見ても見事やわぁ」 ケット・シー:「リャナ姐の陽動もさすがだったニャ!」 ガンコナー:「ケットの狙撃もカンペキだったぜー?」 レプラコーン:「コナーさんの援護も的確でしたよ」 ガンコナー:「ははは!俺ら最高のチームだよな」 リャナンシー:「ほんまになぁ」 レプラコーン:「あはは、ですね!」 ケット・シー:「ニャははは!……ニャ?コップがすっからかんニャ……飲み物取ってくるニャー!」 レプラコーン:「じゃあ私も一緒に行きます!」 ケット・シー:「ついでにコナー達のも何か持ってくるニャ?」 ガンコナー:「サンキュ!じゃあ俺はコーラで」 リャナンシー:「おおきに。ウチはひやこい麦茶がええわぁ」 ケット・シー:「おっけーニャ!」 0:【間】 レプラコーン:「お待たせしました!」 リャナンシー:「おおきになぁ」 ガンコナー:「おーサンキュな」 ケット・シー:「ついでにポテチも持ってきたニャ!」 レプラコーン:「皆さんと食べようと思って、今日持ってきたんですよ」 ガンコナー:「さすが、気が利いてるぜ!」 リャナンシー:「ほな、打ち上げと洒落込みましょか」 レプラコーン:「あ、今日はハロウィンですし、パーティーですね!」 ケット・シー:「ニャははは!ハロウィンパーティーだニャ!」 ガンコナー:「よし、みんなグラス持ったか?」 レプラコーン:「はい!」 ガンコナー:「じゃあ……せーのっ!」 四人:「ハッピーハロウィーーン!!!!」 0:各々、飲み物を美味しそうに飲む ガンコナー:「……ん?ケット……お前それ、何飲んでんだ……?」 ケット・シー:「これかニャ?」 リャナンシー:「コーラ……には見えへんし……」 レプラコーン:「なんなら、湯気が立ってますね……?」 ケット・シー:「レーションのコーヒーニャ」 リャナンシー:「…………?」 ガンコナー:「……レーション……?」 ケット・シー:「の、コーヒー」 リャナンシー:「……レーション、コーヒー……」 レプラコーン:「…………」 ガンコナー:「いやいやいや!!おまっ……打ち上げでレーションて!!!しかもコーヒーて!!!」 レプラコーン:「AMOPAX(アモパックス)の回復アイテムがレーションだからって……」 リャナンシー:「根っからのAMOオタクやねぇ」 ケット・シー:「ニャハハハ!!うちの子分たちとAMOごっこサバゲするくらいには、愛してるニャ♡」 ガンコナー:「AMOごっこサバゲってなんだよ……」 レプラコーン:「はは……相当ですね……」 リャナンシー:「ふふふ、かなわんわぁ」 ケット・シー:「サバゲのときは子分全員分のレーション揃えてるニャ(どやぁ)」 リャナンシー:「サバゲってそんなにお金かかるん?」 ガンコナー:「レーション持ち込むのはガチすぎるんだよなぁ」 レプラコーン:「普通はそこまで本格的にやりませんね……」 0:レプラコーン、ジョッキを傾ける ガンコナー:「……いや、ちょっと待て……レプラ、お前のそれ……」 レプラコーン:「ん?やっぱ打ち上げと言えば」 リャナンシー:「打ち上げといえば?」 レプラコーン:「ビールですよねぇ」 ケット・シー:「……」 ガンコナー:「……」 リャナンシー:「……」 レプラコーン:「(グビグビッと飲む)……ぷはーっ!」 ガンコナー:「おいコイツを止めろおおおお!!!!」 ケット・シー:「やめるニャ!!!レプラ死に急ぐなニャ!!!」 リャナンシー:「これホンマにあきまへんな」 レプラコーン:「いやいや皆さんどうしたんでs…………」 ケット・シー:「…………こ、これは……」 ガンコナー:「おいおいおいおい嘘だろ……!!まだジョッキ半分だぞ……」 リャナンシー:「アカンわ……間に合(わんなぁ)」 クルラホーン:「(被せて)おい……お前ら……」 ケット・シー:「ヒッ?!」 リャナンシー:「もう手遅れどすなぁ」 ガンコナー:「終わったわ……」 クルラホーン:「なにが終わったってぇ?」 ガンコナー:「(食い気味に)すみませんナンでもないです!!!!!」 ケット・シー:「く、クルったニャ……」 クルラホーン:「(食い気味に)おいおい誰が狂ってるってぇ??」 ケット・シー:「(食い気味に)すみませんナンでもないニャ!!!!!」 リャナンシー:「クルラはん、落ち着いとくれやす」 クルラホーン:「よぉ久しぶりじゃねぇか、リャナ姐さんよぉ(ビールを一口飲む)」 リャナンシー:「ふふふ、ホンマに久しぶりどすなぁ、お変わりあらしまへんなぁ」 ガンコナー:「お、おい、クルラ……そろそろ酒は辞め(ておこうぜ)」 クルラホーン:「(被せて)おいおいおいおいガンコちゃんよぉ?こりゃあ打ち上げだろぉ?酒飲まなくて何飲むんだよぉ??」 ケット・シー:「こ、コーヒーもおいしいニャよ?」 クルラホーン:「打ち上げでコーヒーだぁ???」 ガンコナー:「そうだよな、そういう反応になるよな」 ケット・シー:「なんでニャ!!!」 リャナンシー:「コーヒー言うてもあれやろ、苦いのんは飲めしまへんよね」 ケット・シー:「ニャはっ☆」 ガンコナー:「誤魔化しやがった!?」 クルラホーン:「ははは、お前ら相変わらずじゃねぇの!!」 0:クルラホーン、ビールを一気に流し込む リャナンシー:「ふふ、愉快でっしゃろ?」 ケット・シー:「ニャニャ?!そんな一気に飲んで大丈夫なのかニャ?!」 ガンコナー:「そうだぜ!やめとけって!」 クルラホーン:「(酔った様子で)あ˝あ˝……?はは、だーいじょうぶだってぇ!」 リャナンシー:「(小声で)そろそろ、やろか」 クルラホーン:「んあーーー……ちょっと便所!!行ってくらぁ!」 リャナンシー:「こぉら、はしたないどす」 ケット・シー:「か、階段とか気を付けてニャ……」 クルラホーン:「おうよ!!」 0:クルラホーン、部屋を出ていく ガンコナー:「……おいおいおい!!!姐さんヤバいぜ!!!」 リャナンシー:「なぁに?」 ケット・シー:「そうニャ!!あんなにお酒飲んだら、きっといつも以上にメチャクチャ暴れるニャよ?!」 ガンコナー:「俺の家だってのに……どうすんだよ!!!」 リャナンシー:「ふふふ、心配あらへん思うで」 ケット・シー:「なんでそんなに落ち着いてるニャ!!」 リャナンシー:「ふふふふ、だぁって、クルラはお酒、強ないんどす。それに……」 0:ドォン、と一階から大きな音がする ガンコナー:「……おい……何の音だよ……?まさか……下で暴れてんのか?!」 ケット・シー:「まずいニャ……一階もメチャクチャニャ……!」 リャナンシー:「問題あらへんどすえ」 ガンコナー:「だからなんで姐さんはそんなに落ち着いてんだよ!!!」 リャナンシー:「ふふふふ、だぁって、今の音、レプラが仕掛けた落とし穴にクルラが落ちた音どす」 0:直後、レプラコーンが部屋に入ってくる レプラコーン:「いててて……何故か自分で作った落とし穴で寝てたんですが……私、もしかしてまたクルラになってました……?」 リャナンシー:「ふふふ、そらぁもぅ、ばっちり飲んでましたわぁ」 レプラコーン:「あちゃー……」 ケット・シー:「い……いつものレプラニャーーー!!!」 ガンコナー:「よかったぁー……そうか、落とし穴に落ちたショックで……」 リャナンシー:「そういうことどす。レプラはんとは、いちばん付き合いが長いさかい」 レプラコーン:「ホント、ご迷惑おかけしました……」 ケット・シー:「暴れる前で良かったニャよねぇ」 リャナンシー:「さすが、罠師のレプラはんやわぁ」 ガンコナー:「そうだな、しっかし、自分で作った落とし穴でなん、て……ん……?」 ケット・シー:「どうしたニャ?」 ガンコナー:「……おい……落とし穴って……」 リャナンシー:「…………?」 レプラコーン:「落とし穴がどうかしました?」 ガンコナー:「……おま……おい……ここ……俺の家ぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!」  : 0:【暗転】  : 0:END

ガンコナー:「よっしゃ!あと一部隊!」 リャナンシー:「ふふ、もうあと一息やねぇ」 ガンコナー:「ケット、そっちはどんな感じだ?」 ケット・シー:「僕はタスク終わったニャー!レプラはどうニャ?」 レプラコーン:「こっちももうすぐ終わりそうですけど、敵が隠れていそうですね……」 リャナンシー:「ほな、ウチがそっちに回りますえ」 レプラコーン:「リャナさん助かります!」 ガンコナー:「姐さん頼むわ!俺は交戦中ー!まだ合流できそうにねぇ!」 ケット・シー:「じゃあ僕が援護に行くニャよ!」 ガンコナー:「助かるぜ!お礼にあとでデートしてやるよ!」 ケット・シー:「ニャが断る!」 ガンコナー:「はっ、連れねぇなぁ」 レプラコーン:「ははは、今日も秒殺ですねぇ」 リャナンシー:「レプラはん、余所見はあきまへんえ」 レプラコーン:「うぉっとぉ?!」 ケット・シー:「やっぱり隠れてたニャ?」 ガンコナー:「おいおい大丈夫かよ?」 リャナンシー:「なかなか……隙のない敵さんやなぁ」 ガンコナー:「レプラ、そっちのタスクは?」 レプラコーン:「あとは配電盤で終わりなんですが……」 ケット・シー:「あのタスク面倒なんニャよニャァ……」 リャナンシー:「まずは目の前の敵さんしばきましょ」 ガンコナー:「こっちはもうちょいで片付くと思うが……」 リャナンシー:「ふふふ、……敵さん、明らかにチートみたいな動きしてはりますなぁ」 レプラコーン:「リャナさん、イライラしてます……?」 0:リャナンシー、呟くように青筋を立てる リャナンシー:「けったいやわぁ……たいがいにして欲しいどすなぁ」 ケット・シー:「あ。これマジギレニャ」 ガンコナー:「姐さん落ち着けって!」 リャナンシー:「嫌やわぁ、えげつないことして何が楽しいんやろなぁ」 レプラコーン:「うわっ!シールド割られました!」 ケット・シー:「おっけ!片付いたニャ!」 ガンコナー:「今から合流する!」 リャナンシー:「ふふふふふふふふふ!!!……どタマぶち抜いたろか」 ケット・シー:「ヒィッ?!」 レプラコーン:「地雷とデコイ設置しました!一旦下がります!」 ガンコナー:「オーケーだ!こっちは敵確認した!」 ケット・シー:「援護するニャ!」 リャナンシー:「うふふふふふふふふ!!2人はシールド割ったわ」 ガンコナー:「はははは!やるな!」 レプラコーン:「回復したら手榴弾投げます!」 ケット・シー:「相変わらずの罠師ニャね?!」 レプラコーン:「狙撃よりこっちのほうが向いてるんですよ」 リャナンシー:「1人、ダウン取りましたえ」 ケット・シー:「ナイスニャ!」 リャナンシー:「一旦引いて地雷に誘導しましょ」 レプラコーン:「承知!」 ケット・シー:「退路絶っておくニャ!」 ガンコナー:「ナイスゥ!」 ケット・シー:「レプラ、いけるにゃ?」 レプラコーン:「敵後方に投げます!」 ガンコナー:「いっけえええええ!!!!」 リャナンシー:「うふふふふふふふ!!!敵さん、そこはレプラはんの領域どすえ」 一同:「……」 ガンコナー:「よっしゃああああああ!!!」 ケット・シー:「勝ったニャーー!!!」 レプラコーン:「いいチームワークでしたね!」 リャナンシー:「さすがやわぁ。レプラはんの地雷捌きは、いつ見ても見事やわぁ」 ケット・シー:「リャナ姐の陽動もさすがだったニャ!」 ガンコナー:「ケットの狙撃もカンペキだったぜー?」 レプラコーン:「コナーさんの援護も的確でしたよ」 ガンコナー:「ははは!俺ら最高のチームだよな」 リャナンシー:「ほんまになぁ」 レプラコーン:「あはは、ですね!」 ケット・シー:「ニャははは!……ニャ?コップがすっからかんニャ……飲み物取ってくるニャー!」 レプラコーン:「じゃあ私も一緒に行きます!」 ケット・シー:「ついでにコナー達のも何か持ってくるニャ?」 ガンコナー:「サンキュ!じゃあ俺はコーラで」 リャナンシー:「おおきに。ウチはひやこい麦茶がええわぁ」 ケット・シー:「おっけーニャ!」 0:【間】 レプラコーン:「お待たせしました!」 リャナンシー:「おおきになぁ」 ガンコナー:「おーサンキュな」 ケット・シー:「ついでにポテチも持ってきたニャ!」 レプラコーン:「皆さんと食べようと思って、今日持ってきたんですよ」 ガンコナー:「さすが、気が利いてるぜ!」 リャナンシー:「ほな、打ち上げと洒落込みましょか」 レプラコーン:「あ、今日はハロウィンですし、パーティーですね!」 ケット・シー:「ニャははは!ハロウィンパーティーだニャ!」 ガンコナー:「よし、みんなグラス持ったか?」 レプラコーン:「はい!」 ガンコナー:「じゃあ……せーのっ!」 四人:「ハッピーハロウィーーン!!!!」 0:各々、飲み物を美味しそうに飲む ガンコナー:「……ん?ケット……お前それ、何飲んでんだ……?」 ケット・シー:「これかニャ?」 リャナンシー:「コーラ……には見えへんし……」 レプラコーン:「なんなら、湯気が立ってますね……?」 ケット・シー:「レーションのコーヒーニャ」 リャナンシー:「…………?」 ガンコナー:「……レーション……?」 ケット・シー:「の、コーヒー」 リャナンシー:「……レーション、コーヒー……」 レプラコーン:「…………」 ガンコナー:「いやいやいや!!おまっ……打ち上げでレーションて!!!しかもコーヒーて!!!」 レプラコーン:「AMOPAX(アモパックス)の回復アイテムがレーションだからって……」 リャナンシー:「根っからのAMOオタクやねぇ」 ケット・シー:「ニャハハハ!!うちの子分たちとAMOごっこサバゲするくらいには、愛してるニャ♡」 ガンコナー:「AMOごっこサバゲってなんだよ……」 レプラコーン:「はは……相当ですね……」 リャナンシー:「ふふふ、かなわんわぁ」 ケット・シー:「サバゲのときは子分全員分のレーション揃えてるニャ(どやぁ)」 リャナンシー:「サバゲってそんなにお金かかるん?」 ガンコナー:「レーション持ち込むのはガチすぎるんだよなぁ」 レプラコーン:「普通はそこまで本格的にやりませんね……」 0:レプラコーン、ジョッキを傾ける ガンコナー:「……いや、ちょっと待て……レプラ、お前のそれ……」 レプラコーン:「ん?やっぱ打ち上げと言えば」 リャナンシー:「打ち上げといえば?」 レプラコーン:「ビールですよねぇ」 ケット・シー:「……」 ガンコナー:「……」 リャナンシー:「……」 レプラコーン:「(グビグビッと飲む)……ぷはーっ!」 ガンコナー:「おいコイツを止めろおおおお!!!!」 ケット・シー:「やめるニャ!!!レプラ死に急ぐなニャ!!!」 リャナンシー:「これホンマにあきまへんな」 レプラコーン:「いやいや皆さんどうしたんでs…………」 ケット・シー:「…………こ、これは……」 ガンコナー:「おいおいおいおい嘘だろ……!!まだジョッキ半分だぞ……」 リャナンシー:「アカンわ……間に合(わんなぁ)」 クルラホーン:「(被せて)おい……お前ら……」 ケット・シー:「ヒッ?!」 リャナンシー:「もう手遅れどすなぁ」 ガンコナー:「終わったわ……」 クルラホーン:「なにが終わったってぇ?」 ガンコナー:「(食い気味に)すみませんナンでもないです!!!!!」 ケット・シー:「く、クルったニャ……」 クルラホーン:「(食い気味に)おいおい誰が狂ってるってぇ??」 ケット・シー:「(食い気味に)すみませんナンでもないニャ!!!!!」 リャナンシー:「クルラはん、落ち着いとくれやす」 クルラホーン:「よぉ久しぶりじゃねぇか、リャナ姐さんよぉ(ビールを一口飲む)」 リャナンシー:「ふふふ、ホンマに久しぶりどすなぁ、お変わりあらしまへんなぁ」 ガンコナー:「お、おい、クルラ……そろそろ酒は辞め(ておこうぜ)」 クルラホーン:「(被せて)おいおいおいおいガンコちゃんよぉ?こりゃあ打ち上げだろぉ?酒飲まなくて何飲むんだよぉ??」 ケット・シー:「こ、コーヒーもおいしいニャよ?」 クルラホーン:「打ち上げでコーヒーだぁ???」 ガンコナー:「そうだよな、そういう反応になるよな」 ケット・シー:「なんでニャ!!!」 リャナンシー:「コーヒー言うてもあれやろ、苦いのんは飲めしまへんよね」 ケット・シー:「ニャはっ☆」 ガンコナー:「誤魔化しやがった!?」 クルラホーン:「ははは、お前ら相変わらずじゃねぇの!!」 0:クルラホーン、ビールを一気に流し込む リャナンシー:「ふふ、愉快でっしゃろ?」 ケット・シー:「ニャニャ?!そんな一気に飲んで大丈夫なのかニャ?!」 ガンコナー:「そうだぜ!やめとけって!」 クルラホーン:「(酔った様子で)あ˝あ˝……?はは、だーいじょうぶだってぇ!」 リャナンシー:「(小声で)そろそろ、やろか」 クルラホーン:「んあーーー……ちょっと便所!!行ってくらぁ!」 リャナンシー:「こぉら、はしたないどす」 ケット・シー:「か、階段とか気を付けてニャ……」 クルラホーン:「おうよ!!」 0:クルラホーン、部屋を出ていく ガンコナー:「……おいおいおい!!!姐さんヤバいぜ!!!」 リャナンシー:「なぁに?」 ケット・シー:「そうニャ!!あんなにお酒飲んだら、きっといつも以上にメチャクチャ暴れるニャよ?!」 ガンコナー:「俺の家だってのに……どうすんだよ!!!」 リャナンシー:「ふふふ、心配あらへん思うで」 ケット・シー:「なんでそんなに落ち着いてるニャ!!」 リャナンシー:「ふふふふ、だぁって、クルラはお酒、強ないんどす。それに……」 0:ドォン、と一階から大きな音がする ガンコナー:「……おい……何の音だよ……?まさか……下で暴れてんのか?!」 ケット・シー:「まずいニャ……一階もメチャクチャニャ……!」 リャナンシー:「問題あらへんどすえ」 ガンコナー:「だからなんで姐さんはそんなに落ち着いてんだよ!!!」 リャナンシー:「ふふふふ、だぁって、今の音、レプラが仕掛けた落とし穴にクルラが落ちた音どす」 0:直後、レプラコーンが部屋に入ってくる レプラコーン:「いててて……何故か自分で作った落とし穴で寝てたんですが……私、もしかしてまたクルラになってました……?」 リャナンシー:「ふふふ、そらぁもぅ、ばっちり飲んでましたわぁ」 レプラコーン:「あちゃー……」 ケット・シー:「い……いつものレプラニャーーー!!!」 ガンコナー:「よかったぁー……そうか、落とし穴に落ちたショックで……」 リャナンシー:「そういうことどす。レプラはんとは、いちばん付き合いが長いさかい」 レプラコーン:「ホント、ご迷惑おかけしました……」 ケット・シー:「暴れる前で良かったニャよねぇ」 リャナンシー:「さすが、罠師のレプラはんやわぁ」 ガンコナー:「そうだな、しっかし、自分で作った落とし穴でなん、て……ん……?」 ケット・シー:「どうしたニャ?」 ガンコナー:「……おい……落とし穴って……」 リャナンシー:「…………?」 レプラコーン:「落とし穴がどうかしました?」 ガンコナー:「……おま……おい……ここ……俺の家ぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!」  : 0:【暗転】  : 0:END