台本概要
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タイトル | 供花(きょうか) |
---|---|
作者名 | すみんこ (@suminko0211) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 2人用台本(女2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 台本説明欄参照 |
説明 |
推しがことごとく死んでいく…。 作者がまさしくそれなので、悲しなります…。私はまだ9割なので、綾よりは…。(どんぐりの背くらべ) 供花(きょうか) ※祭壇を飾る花。一部の花は棺に納める 【作中の話題に出てくるキャラクター】 咲夜(さくや)…透に拷問され殺された。綾…咲夜さん呼び。 透(とおる)…咲夜を拷問して殺した。綾…透くん呼び。 よもぎ…希美が梓に勧めた「忍れどまた」のキャラクター。不意をつかれて死ぬ。 桔梗(ききょう)…希美が梓に勧めた「忍れどまた」のキャラクター。ヒロインを守って死ぬ。 竹千代(たけちよ)…希美が梓に勧めた「忍れどまた」のキャラクター。想いを寄せていたヒロインに敵(かたき)だと勘違いされ、何度も刺されて死ぬ。綾…竹千代殿呼び。 ◆禁止事項◆ ・営利目的での使用。 ・台本の無断転載、自作発言等。 ・役の性別変更。 ◆お願い◆ ・台本使用の際は作者のX(旧Twitter)にご連絡いただけると嬉しいです。 ・配信等で使用される場合《作品名、作者名、台本URL》を掲示していただけると嬉しいです。 ・告知の際にメンションしていただけると、気づけて時間が合えば聞きに行けるので助かります。 ・アーカイブがある場合、教えていただけると嬉しいです。 ・使用時の連絡は任意ですが、お芝居聞きたいので使用前や使用後でも教えていただけると嬉しいです。 ・演者様の性別は問いませんが、女性役を男性が演じる(逆パターンも)場合はご連絡頂きますようお願いします。 ☆上記記載の内容を含め、気になることなどありましたらX(旧Twitter)までご連絡ください。☆ 415 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
綾 | 女 | 59 | (あや)推しがことごとく死ぬ。推しが死にすぎて、死神と呼ばれる。 |
希美 | 女 | 57 | (のぞみ)綾の友人。綾の推しが死にすぎて推される方に可哀想だと思うようになった。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
:
綾:「ねぇー!!!!!また推しがお亡くなりになったんだがぁ!!!!」
希美:「いつものことでしょ?毎回私に報告しなくていいってば。」
綾:「いや、死ぬってわかってて好きになってるわけじゃないからこんな毎回死なれると悲しいんよ?死臭嗅ぎわけてるのかな?って最近自分でも思ってきたんだよ…。」
希美:「え?今更?遅くない?」
綾:「それは流石に酷くない?」
希美:「え…ごめん。」
綾:「それでさー!」
希美:「それでさぁ?!」
綾:「うん。それでね、今回お亡くなりになった推しの死に方がね…。」
希美:「うん。」
綾:「拷問にかけられたの。」
希美:「は?……拷問?」
綾:「うん、拷問。しかもね、ただ拷問かけられて死んだわけじゃないの…。」
希美:「どういうこと?」
綾:「推しが推しを拷問して殺したのぉー!!!」
希美:「……ん?推しが推しを…え?ん??」
綾:「あっ!あぁ、ごめんごめん。推しが二人いるのよ、今回。」
希美:「あぁ!それで…!って…流石にそれは不憫すぎるわね…。」
綾:「でしょー!!!もうさ、推しを殺した推しをどういう気持ちで推していけばいいのかわからなくなってて…。」
希美:「なんか凄いわね…。どんまい!ふぁいとー!」
綾:「拷問シーンは凄くよかったんだよ?でもさ、結局死んじゃったじゃん?しんどすぎる…。」
希美:「拷問されることはいいんだ…。それで?その推しを殺した推しは生きてるの?」
綾:「今のところはね…。」
希美:「自分で『今のところは』って言っちゃってるし。」
綾:「殺したときに泣いてたの…。わぁぁぁぁー!透くんー!!!!!泣かないでぇぇぇ!!!」
希美:「透?って拷問した推しの名前?」
綾:「そうそう。ちなみに拷問された推しは咲夜さん。」
希美:「他に気になるキャラとかいないの?」
綾:「いるにはいるけど、口にしたら死んじゃうんじゃないかって怖いんだよね。」
希美:「それはもう諦めなよ。推しがことごとく死んでいくから『死神』なんて呼ばれてるんだからさぁー。」
綾:「そもそもその呼び名も嫌なんだよね…。なんか、死を引き寄せてる気がする。」
希美:「死を引き寄せてるんじゃなくて、綾が死臭を嗅ぎ分けて好きになってるんだと思うけど?」
綾:「なにそれ?!やっぱり私死臭嗅ぎ分けられるの?そうだとしたら、臭いのしないキャラ好きになりたいんだけど…。」
希美:「今更もう無理でしょ、散々推し達の死を見届けてきてしまっているのだから。」
綾:「それでも私は諦めたくないの…!推しが最終回で笑っていてくれるのが見たいの!」
希美:「それフラグじゃないよね?気になってるって言ってたキャラが透?を殺して、最終回でそのキャラが誰かに仇討ち?とかされて笑顔で死にそうじゃない?」
綾:「え…なんでそんなに詳細に浮かんでるの?」
希美:「それは今まで聞いてきた綾の推し達の死に方から想像しただけだよ。」
綾:「凄い記憶力と分析力だ…。その力で死なないキャラをピックアップしてほしいくらいだよ。」
希美:「無理だよ…綾が好きになりそうなキャラならわかりそうだけど。」
綾:「希美も死臭嗅ぎ分けられてるんじゃないの?」
希美:「違います。」
綾:「即答?何なら食い気味だったよ?」
希美:「そりゃそうだよ。違うんだもん。私は綾の推し達の感じで予想してるだけだから、あくまでも予想。」
綾:「うーん。予想ねぇ…。」
:
:【後日】
:
綾:「わぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!嘘でしょ?希美が言ってた通り笑顔で死んだんだけどぉぉぉぉぉー!!!」
希美:「流石、死神だねー。」
綾:「笑顔はいいけど、殺さないでよぉー!泣いてやるんだから!」
希美:「このままじゃ綾、干からびちゃうね。」
綾:「この乾きを潤せるのは推しだけなのよ…。」
希美:「その推しに干からびさせられてるんだけどね?」
綾:「それは言わない約束だよ?何度だって言うけど、私だって死ぬって知ってて推してるわけじゃないからね?」
希美:「死ぬって前もってわかってても好きになりそうなんだよねw」
綾:「そう何回も希美の予想通りになってたまるもんかっ!」
希美:「ちょ、それフラグ…。」
綾:「そんなことない!」
希美:「じゃあ、私のおすすめを綾に教えてあげるよー。」
綾:「いいの?嬉しい。」
希美:「ストーリーは言わずに誰が死ぬかだけ教えておくね?」
綾:「なかなかヤバいことしようとしてる気がしてきたw」
希美:「『忍(しのぶ)れどまた』ってタイトルで、よもぎと桔梗と竹千代が死ぬ。」
綾:「おぉ…なんと?登場人物との比率的には高いの?低いの?」
希美:「拷問のよりは低いんじゃないかな。」
綾:「強すぎるんだけど…。とりあえず履修するわー。アニメ?漫画?」
希美:「どっちもあるけど、漫画から読んでほしい。原作に出てないキャラがアニメに出てくるから。」
綾:「嫌な予感バリバリするんだけど、死ぬキャラの誰かしらはアニメだけだな…。」
希美:「そこはノーコメントで。まだ未履修のやつでよかったよー。」
綾:「漫画とアニメ2つとも見きってから報告するわー。」
希美:「アニメ見る前でもいいからね。」
綾:「なにその不敵な笑みは…。まぁ、希美のおすすめしてくれるやつ、いつも面白いから楽しみだなぁー。」
:
:【後日】
:
綾:「………。」
希美:「綾?」
綾:「うぅぅぅぅぅ…。」
希美:「あぁ、履修したんだね。おめでとう。」
綾:「全然おめでたくないんだよ?もう嫌だよー。」
希美:「それで?結局推しは誰になったの?」
綾:「改めてそれ聞く?私の反応見てわかるでしょ?」
希美:「推しが死んだのはわかるけど、誰が推しになったのかまではわからないよ。」
綾:「あのね、竹千代殿…。」
希美:「あぁ…なんとまぁ、よりによって一番むごい死に方するキャラじゃないのさ…。」
綾:「死ぬって教えてもらったキャラクターを好きになってることについてはツッコミ無しなんだねw」
希美:「うん。だって予想通りだったし。」
綾:「まじかぁー。でもさ、死ぬって知らされてると見ちゃうから気になったんじゃないかなーなんて思ったわけですよ。」
希美:「それ言う?」
綾:「私の推しの共通点が『死ぬ』オンリーなのしんどい…。」
希美:「そう?共通点それだけじゃないと思うよ?」
綾:「え?うそうそ!?教えてー!」
希美:「まず、どこか幸薄そう。」
綾:「あぁ、確かに。」
希美:「あと、敵にも味方にもいそう…っていうかどっちに転んでも納得できちゃう感じ。」
綾:「……何となく分かるかも。よかったー!共通点一つじゃなくて。」
希美:「まぁ、インパクトの強さはピカイチだけどねw」
綾:「インパクトって……。」
希美:「そういえば、原稿は?捗ってる?」
綾:「いきなり話変わり過ぎじゃない?まぁ、ぼちぼちって感じかなぁー。今月中に2本いければいいかなぁーって思ってるよ。」
希美:「絵が描けるだけでも凄いなって思うのに、漫画とか…。」
綾:「いやいや!私からしたら文章書けるの凄いなって思うよ?」
希美:「うふふ。ありがとう。綾の新作楽しみにしてるね。」
綾:「プレッシャーwでも良い出来だと思うから、完成したら読んで感想聞かせてね。」
希美:「もちろん!私の小説も今度送るから、時間あるときに感想頂戴♪」
綾:「当たり前じゃん!希美の書く文章って重さが変わるから読んでて凄い引き込まれるんだよねー。」
希美:「ありがとう!面と向かって褒められると照れちゃうね。」
綾:「私の漫画も面と向かって褒めてくれてもいいんだぞぉー?」
希美:「いいの?いつも『後からでも読み返せるように文字で頂戴』って言ってるのに…。あ!文字でも欲しいけどってこと?欲張りさんだなぁーw」
綾:「どうせ欲張りですよーだ。」
希美:「台詞のチョイスが、キャラの特徴捉えてて『あぁー!言いそう。』ってなるし、絵も原作への愛を感じるんだよねー。絵柄が違ってもそこは寄せたりしないのも、個人的に好きよ。あとー」
綾:「(前の台詞に被る)ちょちょちょっと待って?急に言ったのにスラスラ出てき過ぎじゃない?」
希美:「え?いつも思ってることだからねぇー。そりゃあスラスラだよ。まだまだ言えるけど…どうする?」
綾:「活字に込めてもらおうかなw流石に照れるし。」
希美:「よっし!今日は執筆頑張れそう。」
綾:「私もー!んじゃ、また連絡するねー。」
希美:「うん。ありがとう。」
:
:【後日】
:
綾:「ふ―!できたぁー!」
希美:「終わったぁー!」
綾:「タイトルは『あなたへの花束』でいいかなー。」
希美:「『二片(ふたひら)の花弁(はなびら)』うん!タイトルもいい感じ♪」
:
:
:END
:
綾:「ねぇー!!!!!また推しがお亡くなりになったんだがぁ!!!!」
希美:「いつものことでしょ?毎回私に報告しなくていいってば。」
綾:「いや、死ぬってわかってて好きになってるわけじゃないからこんな毎回死なれると悲しいんよ?死臭嗅ぎわけてるのかな?って最近自分でも思ってきたんだよ…。」
希美:「え?今更?遅くない?」
綾:「それは流石に酷くない?」
希美:「え…ごめん。」
綾:「それでさー!」
希美:「それでさぁ?!」
綾:「うん。それでね、今回お亡くなりになった推しの死に方がね…。」
希美:「うん。」
綾:「拷問にかけられたの。」
希美:「は?……拷問?」
綾:「うん、拷問。しかもね、ただ拷問かけられて死んだわけじゃないの…。」
希美:「どういうこと?」
綾:「推しが推しを拷問して殺したのぉー!!!」
希美:「……ん?推しが推しを…え?ん??」
綾:「あっ!あぁ、ごめんごめん。推しが二人いるのよ、今回。」
希美:「あぁ!それで…!って…流石にそれは不憫すぎるわね…。」
綾:「でしょー!!!もうさ、推しを殺した推しをどういう気持ちで推していけばいいのかわからなくなってて…。」
希美:「なんか凄いわね…。どんまい!ふぁいとー!」
綾:「拷問シーンは凄くよかったんだよ?でもさ、結局死んじゃったじゃん?しんどすぎる…。」
希美:「拷問されることはいいんだ…。それで?その推しを殺した推しは生きてるの?」
綾:「今のところはね…。」
希美:「自分で『今のところは』って言っちゃってるし。」
綾:「殺したときに泣いてたの…。わぁぁぁぁー!透くんー!!!!!泣かないでぇぇぇ!!!」
希美:「透?って拷問した推しの名前?」
綾:「そうそう。ちなみに拷問された推しは咲夜さん。」
希美:「他に気になるキャラとかいないの?」
綾:「いるにはいるけど、口にしたら死んじゃうんじゃないかって怖いんだよね。」
希美:「それはもう諦めなよ。推しがことごとく死んでいくから『死神』なんて呼ばれてるんだからさぁー。」
綾:「そもそもその呼び名も嫌なんだよね…。なんか、死を引き寄せてる気がする。」
希美:「死を引き寄せてるんじゃなくて、綾が死臭を嗅ぎ分けて好きになってるんだと思うけど?」
綾:「なにそれ?!やっぱり私死臭嗅ぎ分けられるの?そうだとしたら、臭いのしないキャラ好きになりたいんだけど…。」
希美:「今更もう無理でしょ、散々推し達の死を見届けてきてしまっているのだから。」
綾:「それでも私は諦めたくないの…!推しが最終回で笑っていてくれるのが見たいの!」
希美:「それフラグじゃないよね?気になってるって言ってたキャラが透?を殺して、最終回でそのキャラが誰かに仇討ち?とかされて笑顔で死にそうじゃない?」
綾:「え…なんでそんなに詳細に浮かんでるの?」
希美:「それは今まで聞いてきた綾の推し達の死に方から想像しただけだよ。」
綾:「凄い記憶力と分析力だ…。その力で死なないキャラをピックアップしてほしいくらいだよ。」
希美:「無理だよ…綾が好きになりそうなキャラならわかりそうだけど。」
綾:「希美も死臭嗅ぎ分けられてるんじゃないの?」
希美:「違います。」
綾:「即答?何なら食い気味だったよ?」
希美:「そりゃそうだよ。違うんだもん。私は綾の推し達の感じで予想してるだけだから、あくまでも予想。」
綾:「うーん。予想ねぇ…。」
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:【後日】
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綾:「わぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!嘘でしょ?希美が言ってた通り笑顔で死んだんだけどぉぉぉぉぉー!!!」
希美:「流石、死神だねー。」
綾:「笑顔はいいけど、殺さないでよぉー!泣いてやるんだから!」
希美:「このままじゃ綾、干からびちゃうね。」
綾:「この乾きを潤せるのは推しだけなのよ…。」
希美:「その推しに干からびさせられてるんだけどね?」
綾:「それは言わない約束だよ?何度だって言うけど、私だって死ぬって知ってて推してるわけじゃないからね?」
希美:「死ぬって前もってわかってても好きになりそうなんだよねw」
綾:「そう何回も希美の予想通りになってたまるもんかっ!」
希美:「ちょ、それフラグ…。」
綾:「そんなことない!」
希美:「じゃあ、私のおすすめを綾に教えてあげるよー。」
綾:「いいの?嬉しい。」
希美:「ストーリーは言わずに誰が死ぬかだけ教えておくね?」
綾:「なかなかヤバいことしようとしてる気がしてきたw」
希美:「『忍(しのぶ)れどまた』ってタイトルで、よもぎと桔梗と竹千代が死ぬ。」
綾:「おぉ…なんと?登場人物との比率的には高いの?低いの?」
希美:「拷問のよりは低いんじゃないかな。」
綾:「強すぎるんだけど…。とりあえず履修するわー。アニメ?漫画?」
希美:「どっちもあるけど、漫画から読んでほしい。原作に出てないキャラがアニメに出てくるから。」
綾:「嫌な予感バリバリするんだけど、死ぬキャラの誰かしらはアニメだけだな…。」
希美:「そこはノーコメントで。まだ未履修のやつでよかったよー。」
綾:「漫画とアニメ2つとも見きってから報告するわー。」
希美:「アニメ見る前でもいいからね。」
綾:「なにその不敵な笑みは…。まぁ、希美のおすすめしてくれるやつ、いつも面白いから楽しみだなぁー。」
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:【後日】
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綾:「………。」
希美:「綾?」
綾:「うぅぅぅぅぅ…。」
希美:「あぁ、履修したんだね。おめでとう。」
綾:「全然おめでたくないんだよ?もう嫌だよー。」
希美:「それで?結局推しは誰になったの?」
綾:「改めてそれ聞く?私の反応見てわかるでしょ?」
希美:「推しが死んだのはわかるけど、誰が推しになったのかまではわからないよ。」
綾:「あのね、竹千代殿…。」
希美:「あぁ…なんとまぁ、よりによって一番むごい死に方するキャラじゃないのさ…。」
綾:「死ぬって教えてもらったキャラクターを好きになってることについてはツッコミ無しなんだねw」
希美:「うん。だって予想通りだったし。」
綾:「まじかぁー。でもさ、死ぬって知らされてると見ちゃうから気になったんじゃないかなーなんて思ったわけですよ。」
希美:「それ言う?」
綾:「私の推しの共通点が『死ぬ』オンリーなのしんどい…。」
希美:「そう?共通点それだけじゃないと思うよ?」
綾:「え?うそうそ!?教えてー!」
希美:「まず、どこか幸薄そう。」
綾:「あぁ、確かに。」
希美:「あと、敵にも味方にもいそう…っていうかどっちに転んでも納得できちゃう感じ。」
綾:「……何となく分かるかも。よかったー!共通点一つじゃなくて。」
希美:「まぁ、インパクトの強さはピカイチだけどねw」
綾:「インパクトって……。」
希美:「そういえば、原稿は?捗ってる?」
綾:「いきなり話変わり過ぎじゃない?まぁ、ぼちぼちって感じかなぁー。今月中に2本いければいいかなぁーって思ってるよ。」
希美:「絵が描けるだけでも凄いなって思うのに、漫画とか…。」
綾:「いやいや!私からしたら文章書けるの凄いなって思うよ?」
希美:「うふふ。ありがとう。綾の新作楽しみにしてるね。」
綾:「プレッシャーwでも良い出来だと思うから、完成したら読んで感想聞かせてね。」
希美:「もちろん!私の小説も今度送るから、時間あるときに感想頂戴♪」
綾:「当たり前じゃん!希美の書く文章って重さが変わるから読んでて凄い引き込まれるんだよねー。」
希美:「ありがとう!面と向かって褒められると照れちゃうね。」
綾:「私の漫画も面と向かって褒めてくれてもいいんだぞぉー?」
希美:「いいの?いつも『後からでも読み返せるように文字で頂戴』って言ってるのに…。あ!文字でも欲しいけどってこと?欲張りさんだなぁーw」
綾:「どうせ欲張りですよーだ。」
希美:「台詞のチョイスが、キャラの特徴捉えてて『あぁー!言いそう。』ってなるし、絵も原作への愛を感じるんだよねー。絵柄が違ってもそこは寄せたりしないのも、個人的に好きよ。あとー」
綾:「(前の台詞に被る)ちょちょちょっと待って?急に言ったのにスラスラ出てき過ぎじゃない?」
希美:「え?いつも思ってることだからねぇー。そりゃあスラスラだよ。まだまだ言えるけど…どうする?」
綾:「活字に込めてもらおうかなw流石に照れるし。」
希美:「よっし!今日は執筆頑張れそう。」
綾:「私もー!んじゃ、また連絡するねー。」
希美:「うん。ありがとう。」
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:【後日】
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綾:「ふ―!できたぁー!」
希美:「終わったぁー!」
綾:「タイトルは『あなたへの花束』でいいかなー。」
希美:「『二片(ふたひら)の花弁(はなびら)』うん!タイトルもいい感じ♪」
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