台本概要
249 views
タイトル | BL短編集 (性別転換化) |
---|---|
作者名 | ひよこ (@hiyoko_nanoda_) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
一話につき5~10分以内(目安 )一般的なライブ配信アプリでの使用○ 大筋が変わらない範囲でのアドリブ○ 演者の性別不問 語尾、一人称変更○ GLまたはNLとしての使用○ 各作品に肉付けし 10~15分くらいのお話を作成しようか思案中 感想やお声をいただけると喜び活力が湧きます 249 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ACEGI | 男 | - | 各話の境目をわかりやすくするためにアルファベットにしています |
BDFHJ | 男 | - | 各話の境目を分かりやすくするためにアルファベットにしています |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:(タイトル)一緒にいて欲しい
A:「なーなー」
B:「ん?」
A:「んー、やっぱなんでもない」
B:「あっそ」
0:流れる沈黙
A:「なーなー」
B:「今度は何だよ」
A:「俺達仲良いよな」
B:「は?当たり前だろ」
A:「休みの日もお互いの家で遊んだり、飯食ったり」
B:「まぁ、昔からよく行き来してたしな」
A:「しんどい時とか一緒にいてくれるじゃん」
B:「そりゃまぁ」
A:「ありがとな」
B:「親友なんだから当たり前だろ」
A:「(呟く様に)親友、か」
0:再び流れる沈黙
A:「あのさ」
B:「ん?」
A:「俺、お前と親友辞める事になるかも」
B:「はあ!?」
B:「なんなんだよ、いきなり、どうしたんだよ」
A:「とりあえず落ち着けって」
B:「これが落ち着いてられるかよ」
A:「まずは話聞いてくれ、な?」
B:(何か言いたげな小声)
A:「B」
A:「これからも、俺と一緒にいて欲しい」
B:「・・・は?」
A:「そういう事」
B:「はあ!?お前何言っ、」
A:「だーかーらー」
A:「その、Bの事が好きだって言ってんの」
B:「いやいやいや」
B:「俺、男だぞ」
A:「知ってる」
B:「俺が知らないだけで実はAが女子だった」
A:「んな訳あるか」
B:「いや、でも、普通は女と」
A:「普通ってなんだよ」
A:「男が男を好きになっちゃいけないのかよ」
B:「それは・・・」
A:「俺だって、正直びっくりしてる」
A:「いつかは可愛い彼女作ってデートして」
A:「イチャイチャしたりすると思ってたよ」
A:「けど、好きになっちゃたんだから仕方ねえだろ」
0:少しの沈黙の後、Bが口を開く
B:「俺」
B:「お前の事そういう風に見た事ないし」
A:「うん」
B:「彼氏ってか、彼女さえいたことないし」
A:「うん」
B:「どうしていいかわかんないっつーか」
B:「けど、、」
B:「Aとなら、その、アリかなって」
0:恥ずかしさから目を逸らしてしまう
A:「マジ」
0:嬉しさのあまり抱きつく
B:「いや、あくまで可能性の話であって」
A:「それで十分」
B:「OKしたわけじゃ・・・」
0:Bを抱きしめる
A:「いいんだって、拒否じゃない、可能性がある」
A:「それだけで、今の俺にとっては幸せなの」
0:Bの耳元に顔を近づけ
A:「(囁く様に)俺、諦めないから」
B:「!?(心の声:なんだ?急に心臓がうるさく」
0:Bに口付ける
A:「覚悟しておけよ」
B:「(可能なら最後に一言どうぞ!なくても○)」
0:(タイトル)俺じゃダメかな
C:「なあ」
D:「ん?」
C:「いや、なんでもない」
D:「あっそ」
0:流れる沈黙
C:「 っ、あのさ」
D:「何」
C:「俺らさ、仲良いよな」
D:「あぁ」
C:「なんだかんだ一緒にいること多いよな」
D:「そうだな」
C:「暇な時は遊びに行ったり、飯食ったり」
D:「うん」
C:「悩んでる時とか相談のってくれるし」
D:「うん」
C:「寂しい時とか」
D:「うん」
C:「側にいてくれるし」
D:「うん」
C:「辛い時」
D:「うん」
C:「甘えさせてくれる」
D:「うん」
C:「その、ありがとな」
D:「どういたしまして」
0:再び流れる沈黙
C:「あの、さ」
D:「何?」
C:「俺、Dが女子と楽しそうに話してる姿とか」
D:「うん」
C:「一緒に並んで歩いてる姿とか、見たくないし」
D:「うん」
C:「俺に相談に来る奴らとか、胸糞悪い」
D:「そっか」
C:「だけど、思うんだ」
D:「うん?」
C:「正直、一番胸糞悪いのは俺自身だ」
D:「・・・」
C:「今のままならずっと隣にいられる」
C:「気にしてませんって、平気なふりして笑って」
C:「今の立場に甘えて、甘えて、甘え続けて」
C:「結局何もしない、しようともしない」
0:
C:「最低だな、俺」
0:D気づかれないようにそっと近づき抱きしめる
D:「この関係が壊れるんじゃないかって、怖かった」
C:「へ?」
D:「最初は気が合いそうな奴だなー程度だったのに」
D:「何度も遊んだり話していくうちに」
D:「もっと一緒にいたい、いて欲しいって思った」
0:
D:「けど、こうも思ったんだ」
C:「?」
D:「既に好きな人がいるかもしれない」
D:「男は恋愛対象外だったら」
D:「だとしたら俺の気持ちは迷惑になる」
C:「っ」
0:
D:「そう思ってた(可能なら同時に)」
C:「そんな事ない!(可能なら同時に)」
0:相手を見つめて
D:「ねぇ」
C:「!?(言葉ににならない声)」
D:「さっき言ってた言葉、本音?」
C:「それは、その、、」
D:「それとも・・」
0:
D:「嘘?」
C:「ちが」
D:「なら、ちゃんと言って」
0:恥ずかしさから目を逸らしてしまう
D:「こっち見て」
D:「言って?」
C:「ぉ、」
C:「俺」
D:「ん」
C:「俺は、Dの事が、」
D:「俺の事が?」
C:「す」
D:「す?」
C:「〜っ、好きだ」
C:「これからもずっと、Dの隣にいたい」
C:「男だけどっ、俺じゃダメかな」
D:「ダメじゃない」
D:「俺はAがいい」
0:Cに口付ける
D:「好きだ」
D:(可能なら最後に一言どうぞ!なくても○)
0:(タイトル)きちんと伝えて下さいね
E:「しよ」
F:「はい?」
E:「しよ」
F:「何故」
E:「したいから」
F:「伝え方の問題でしょうか。理由をお伺いしても?」
E:「だーかーらー、したいんだっつーの」
F:「お断りします」
E:「なんで」
F:「理由が明確ではないからです」
0:
F:「そもそも」
F:「何度お伝えしたらお分かりただけるんですか?」
E:「は?」
F:「お願いをする時どうするべきか」
F:「本当は分かっていますよね」
E:「っ」
F:「まあ、出来ないのなら・・・」
0:顔を背け側を離れようとするF
E:「・・・ぅ、から」
E:「ちゃんと言うからっ」
F:「分かりました」
0:少しの沈黙
E:「Bと」
E:「その、アレだ」
0:
E:「キ」
F:「キ?」
E:「キス・・・、したぃ」
0:言い終わるか否かEにそっと口付ける
F:「やればできるじゃないですか」
E:「な、なななっ!?」
F:「これで、満足しましたか?」
E:「あ、ええと」
F:「それとも」
F:「まだ何かお望みですか?」
E:「・・・てほしぃ」
F:「聞こえませんね」
E:「もっと触れてたい、側にいて欲しい」
F:「全く貴方という人は・・・」
E:指先で首筋をなぞるように触れる
F:「どこを触れて欲しいんですか?」
E:鎖骨
F:「ここですか?」
E:胸
F:「こっち?」
E:次第に下へと降りてくる
F:「それとも」
E:指先はシャツの裾から侵入し
F:「ここ?」
E:背筋へと回り込み抱き寄せる
F:「きちんと伝えて下さらないと」
E:その距離は息がかかるほど近くて
F:「何をするか分かりませんよ」
E:そう言い放ったBの表情と声
E:俺の心と体は捕えて離さない
F:「愛していますよ。A」
0:(タイトル)よく出来ました
G:「うそだ」
H:「嘘じゃありません。全然ダメです」
G:「自信あったのに」
H:「この程度で?」
G:「頑張ったもん」
H:「頑張った、ねぇ」
G:「なにが、ダメだったの?」
H:「Aは何がダメだったと思う」
G:「そんなの分からなっ」
H:「『分からない』ねぇ(僅かに口角が上がる)」
0:
H:「少しは自分で考えな」
G:「分からないから聞いてるのに、Bのいじわる」
H:「なんとでも言え(嘲笑)」
G:「そもそも」
H:「?」
G:「分かるわけないじゃん、作者の考えなんて」
H:「はあ?」
G:「僕、作者じゃないもん」
H:「(溜息)、一ついいか」
G:「なあに?」
H:「問いがある以上、答えはこの中にある」
G:「なんで分かるのさ」
H:「テストだからな」
G:「そんなのおかしい」
H:「おかしくない。第一」
G:「第一?」
H:「問いに書いてあるだろ【文章の中から述べよ】って」
G:「あっ・・・」
H:「【数学の様に問に対し答えは一つ】と決まっている訳じゃないし、この手の問題は【問の近くの文章に答えが存在する】って覚えた方が早い」
G:「ぐっ、そんなのズルじゃん」
H:「狡いも何も」
G:「それを知ってたら僕だってもっと出来たもん」
H:「言ったな?(呟くように)」
G:「え?」
H:「出来るんだよな?」
G:「ええと、あのー・・・」
H:「今知る事が出来たんだから、出来るよな?」
G:「ひいいBが鬼モードだ」
H:「鬼で結構。つべこべ言わずさっさとやる」
G:「やります、やりますからあああ」
0:A再び問題を解く
G:「で、できた・・・と思う」
H:「では、早速拝見」
G:「お、お願いします」
H:「おっ」
G:「!」
H:「残念、不正解」
G:「そんなあ」
H:「けど・・・」
G:「?」
H:「かなり惜しい所まで来てる」
G:「本当!?やったあああ」
H:「まあ、まだ及第点だけどな」
G:「うぐっ」
G:「もうちょっと褒めてくれたっていいのに(小声)」
H:「なんか言ったか」
G:「べ、べつにい」
H:「な ん か 言ったか」
G:「何も・・・」
H:「本当か?」
G:「本当です」
H:「本当に?」
G:「(大きく頷く)」
H:「そうだよなー」
H:「不正解なのに褒めて欲しいなんて言えないよなー」
G:「なっ、聞こえてーー」
H:「ーーてなわけで、やり直しな」
G:「ええ!?」
H:「あとちょっとだから頑張れ、な」
G:「うぅぅ」
0:
H:「ヒント、今書いた答えになった理由」
G:「え」
H:「なんでだと思う?」
G:「うーん」
H:「足りないのはそう考えるのに至った経緯だ」
0:(間)
G:「もしかして」
H:「おっ、分かったか?」
G:「これ!?」
H:「どれどれ?」
0:Aが指差している箇所を確認する
G:「ど、どう、かな?」
H:「おっ、正解」
G:「やったあああああ」
H:「よく出来ました」
G:「ねえねえ、もっと褒めてもいいんだよ」
H:「調子のんな」
G:「って」
H:「まあ、でも」
G:「?」
H:「頑張ったGに」
G机とBの間に挟まれ壁ドンの様な状態から
H:「ご褒美あげないとな」
0:2人の隙間を埋める様にBの顔と体が近づいていく
G:「え、ちょっ、H!?」
H:「んー?」
G:「ぼ、僕らまだ付き合ったばっかりだし」
H:「知ってる」
G:「そういうことはまだ早いと言うか、その、まだ心の準備が」
H:「ぷっ、あははははは」
G:「!?」
H:「ばーか、そんなことしねーよ。安心しろ」
G:「そ、そっか、そうだよね」
H:「っと、時間も時間だし、今日はここまでだな」
G:「え、もうそんな時間!?」
0:Hが帰宅するため玄関にいる2人
H:「んじゃ、また来週な」
G:「うん、また来週」
H:「あ」
G:「?」
H:「やべ、忘れ物」
G:「何?僕、取ってくるよ」
H:「いや、いい」
0:Gの腕を掴み口付ける
H:「忘れ物回収っと」
H:「じゃあな」
0:(タイトル)一緒に暮らそう
I:「先に部屋に入って待ってて」
J「おう、わかった」
J:「お邪魔しまーす」
0:扉を開け部屋に入るJ
J:「なんだよ、これ・・・」
J:ベッドも
J:カーテンも
J:漫画やゲーム、洋服
J:視界に入るもの
J:「全部俺の部屋と同じ・・・」
0:立ち尽くすJ
I:「どうしたのそんなところで突っ立って」
J:「悪い用事思い出した」
I:「え」
J:「帰る・・・」
I:「帰るって、どこに?」
J:「俺ん家に決まってんだろ」
I:「Bの家はここだよ」
J:「んな訳ねえだろ」
J:「とにかく帰る」
I:「だーかーらー」
0:Iが何かを言おうとしているが遮るように
J:「うるせえ、俺は帰るんだよ」
I:「無駄だよ」
J:「・・・は?」
I:「Jが仕事に行ってる間に引き払ちゃったから」
J:「お前・・・」
J:「何言って・・・」
I:「そんな表情初めてみた」
I:「ねえ」
I:「もっとよくみせてよ」
I:「僕の可愛いB」
0:
J:「・・・狂ってる」
I:「褒めてくれるんだ」
J:「誰が」
I:「でも」
I:「僕を狂わせたのはJだよ」
I:「これからは僕でいっぱいにしてあげる」
0:
I:「世界中の誰よりも」
I:「愛してる」
0:(タイトル)一緒にいて欲しい
A:「なーなー」
B:「ん?」
A:「んー、やっぱなんでもない」
B:「あっそ」
0:流れる沈黙
A:「なーなー」
B:「今度は何だよ」
A:「俺達仲良いよな」
B:「は?当たり前だろ」
A:「休みの日もお互いの家で遊んだり、飯食ったり」
B:「まぁ、昔からよく行き来してたしな」
A:「しんどい時とか一緒にいてくれるじゃん」
B:「そりゃまぁ」
A:「ありがとな」
B:「親友なんだから当たり前だろ」
A:「(呟く様に)親友、か」
0:再び流れる沈黙
A:「あのさ」
B:「ん?」
A:「俺、お前と親友辞める事になるかも」
B:「はあ!?」
B:「なんなんだよ、いきなり、どうしたんだよ」
A:「とりあえず落ち着けって」
B:「これが落ち着いてられるかよ」
A:「まずは話聞いてくれ、な?」
B:(何か言いたげな小声)
A:「B」
A:「これからも、俺と一緒にいて欲しい」
B:「・・・は?」
A:「そういう事」
B:「はあ!?お前何言っ、」
A:「だーかーらー」
A:「その、Bの事が好きだって言ってんの」
B:「いやいやいや」
B:「俺、男だぞ」
A:「知ってる」
B:「俺が知らないだけで実はAが女子だった」
A:「んな訳あるか」
B:「いや、でも、普通は女と」
A:「普通ってなんだよ」
A:「男が男を好きになっちゃいけないのかよ」
B:「それは・・・」
A:「俺だって、正直びっくりしてる」
A:「いつかは可愛い彼女作ってデートして」
A:「イチャイチャしたりすると思ってたよ」
A:「けど、好きになっちゃたんだから仕方ねえだろ」
0:少しの沈黙の後、Bが口を開く
B:「俺」
B:「お前の事そういう風に見た事ないし」
A:「うん」
B:「彼氏ってか、彼女さえいたことないし」
A:「うん」
B:「どうしていいかわかんないっつーか」
B:「けど、、」
B:「Aとなら、その、アリかなって」
0:恥ずかしさから目を逸らしてしまう
A:「マジ」
0:嬉しさのあまり抱きつく
B:「いや、あくまで可能性の話であって」
A:「それで十分」
B:「OKしたわけじゃ・・・」
0:Bを抱きしめる
A:「いいんだって、拒否じゃない、可能性がある」
A:「それだけで、今の俺にとっては幸せなの」
0:Bの耳元に顔を近づけ
A:「(囁く様に)俺、諦めないから」
B:「!?(心の声:なんだ?急に心臓がうるさく」
0:Bに口付ける
A:「覚悟しておけよ」
B:「(可能なら最後に一言どうぞ!なくても○)」
0:(タイトル)俺じゃダメかな
C:「なあ」
D:「ん?」
C:「いや、なんでもない」
D:「あっそ」
0:流れる沈黙
C:「 っ、あのさ」
D:「何」
C:「俺らさ、仲良いよな」
D:「あぁ」
C:「なんだかんだ一緒にいること多いよな」
D:「そうだな」
C:「暇な時は遊びに行ったり、飯食ったり」
D:「うん」
C:「悩んでる時とか相談のってくれるし」
D:「うん」
C:「寂しい時とか」
D:「うん」
C:「側にいてくれるし」
D:「うん」
C:「辛い時」
D:「うん」
C:「甘えさせてくれる」
D:「うん」
C:「その、ありがとな」
D:「どういたしまして」
0:再び流れる沈黙
C:「あの、さ」
D:「何?」
C:「俺、Dが女子と楽しそうに話してる姿とか」
D:「うん」
C:「一緒に並んで歩いてる姿とか、見たくないし」
D:「うん」
C:「俺に相談に来る奴らとか、胸糞悪い」
D:「そっか」
C:「だけど、思うんだ」
D:「うん?」
C:「正直、一番胸糞悪いのは俺自身だ」
D:「・・・」
C:「今のままならずっと隣にいられる」
C:「気にしてませんって、平気なふりして笑って」
C:「今の立場に甘えて、甘えて、甘え続けて」
C:「結局何もしない、しようともしない」
0:
C:「最低だな、俺」
0:D気づかれないようにそっと近づき抱きしめる
D:「この関係が壊れるんじゃないかって、怖かった」
C:「へ?」
D:「最初は気が合いそうな奴だなー程度だったのに」
D:「何度も遊んだり話していくうちに」
D:「もっと一緒にいたい、いて欲しいって思った」
0:
D:「けど、こうも思ったんだ」
C:「?」
D:「既に好きな人がいるかもしれない」
D:「男は恋愛対象外だったら」
D:「だとしたら俺の気持ちは迷惑になる」
C:「っ」
0:
D:「そう思ってた(可能なら同時に)」
C:「そんな事ない!(可能なら同時に)」
0:相手を見つめて
D:「ねぇ」
C:「!?(言葉ににならない声)」
D:「さっき言ってた言葉、本音?」
C:「それは、その、、」
D:「それとも・・」
0:
D:「嘘?」
C:「ちが」
D:「なら、ちゃんと言って」
0:恥ずかしさから目を逸らしてしまう
D:「こっち見て」
D:「言って?」
C:「ぉ、」
C:「俺」
D:「ん」
C:「俺は、Dの事が、」
D:「俺の事が?」
C:「す」
D:「す?」
C:「〜っ、好きだ」
C:「これからもずっと、Dの隣にいたい」
C:「男だけどっ、俺じゃダメかな」
D:「ダメじゃない」
D:「俺はAがいい」
0:Cに口付ける
D:「好きだ」
D:(可能なら最後に一言どうぞ!なくても○)
0:(タイトル)きちんと伝えて下さいね
E:「しよ」
F:「はい?」
E:「しよ」
F:「何故」
E:「したいから」
F:「伝え方の問題でしょうか。理由をお伺いしても?」
E:「だーかーらー、したいんだっつーの」
F:「お断りします」
E:「なんで」
F:「理由が明確ではないからです」
0:
F:「そもそも」
F:「何度お伝えしたらお分かりただけるんですか?」
E:「は?」
F:「お願いをする時どうするべきか」
F:「本当は分かっていますよね」
E:「っ」
F:「まあ、出来ないのなら・・・」
0:顔を背け側を離れようとするF
E:「・・・ぅ、から」
E:「ちゃんと言うからっ」
F:「分かりました」
0:少しの沈黙
E:「Bと」
E:「その、アレだ」
0:
E:「キ」
F:「キ?」
E:「キス・・・、したぃ」
0:言い終わるか否かEにそっと口付ける
F:「やればできるじゃないですか」
E:「な、なななっ!?」
F:「これで、満足しましたか?」
E:「あ、ええと」
F:「それとも」
F:「まだ何かお望みですか?」
E:「・・・てほしぃ」
F:「聞こえませんね」
E:「もっと触れてたい、側にいて欲しい」
F:「全く貴方という人は・・・」
E:指先で首筋をなぞるように触れる
F:「どこを触れて欲しいんですか?」
E:鎖骨
F:「ここですか?」
E:胸
F:「こっち?」
E:次第に下へと降りてくる
F:「それとも」
E:指先はシャツの裾から侵入し
F:「ここ?」
E:背筋へと回り込み抱き寄せる
F:「きちんと伝えて下さらないと」
E:その距離は息がかかるほど近くて
F:「何をするか分かりませんよ」
E:そう言い放ったBの表情と声
E:俺の心と体は捕えて離さない
F:「愛していますよ。A」
0:(タイトル)よく出来ました
G:「うそだ」
H:「嘘じゃありません。全然ダメです」
G:「自信あったのに」
H:「この程度で?」
G:「頑張ったもん」
H:「頑張った、ねぇ」
G:「なにが、ダメだったの?」
H:「Aは何がダメだったと思う」
G:「そんなの分からなっ」
H:「『分からない』ねぇ(僅かに口角が上がる)」
0:
H:「少しは自分で考えな」
G:「分からないから聞いてるのに、Bのいじわる」
H:「なんとでも言え(嘲笑)」
G:「そもそも」
H:「?」
G:「分かるわけないじゃん、作者の考えなんて」
H:「はあ?」
G:「僕、作者じゃないもん」
H:「(溜息)、一ついいか」
G:「なあに?」
H:「問いがある以上、答えはこの中にある」
G:「なんで分かるのさ」
H:「テストだからな」
G:「そんなのおかしい」
H:「おかしくない。第一」
G:「第一?」
H:「問いに書いてあるだろ【文章の中から述べよ】って」
G:「あっ・・・」
H:「【数学の様に問に対し答えは一つ】と決まっている訳じゃないし、この手の問題は【問の近くの文章に答えが存在する】って覚えた方が早い」
G:「ぐっ、そんなのズルじゃん」
H:「狡いも何も」
G:「それを知ってたら僕だってもっと出来たもん」
H:「言ったな?(呟くように)」
G:「え?」
H:「出来るんだよな?」
G:「ええと、あのー・・・」
H:「今知る事が出来たんだから、出来るよな?」
G:「ひいいBが鬼モードだ」
H:「鬼で結構。つべこべ言わずさっさとやる」
G:「やります、やりますからあああ」
0:A再び問題を解く
G:「で、できた・・・と思う」
H:「では、早速拝見」
G:「お、お願いします」
H:「おっ」
G:「!」
H:「残念、不正解」
G:「そんなあ」
H:「けど・・・」
G:「?」
H:「かなり惜しい所まで来てる」
G:「本当!?やったあああ」
H:「まあ、まだ及第点だけどな」
G:「うぐっ」
G:「もうちょっと褒めてくれたっていいのに(小声)」
H:「なんか言ったか」
G:「べ、べつにい」
H:「な ん か 言ったか」
G:「何も・・・」
H:「本当か?」
G:「本当です」
H:「本当に?」
G:「(大きく頷く)」
H:「そうだよなー」
H:「不正解なのに褒めて欲しいなんて言えないよなー」
G:「なっ、聞こえてーー」
H:「ーーてなわけで、やり直しな」
G:「ええ!?」
H:「あとちょっとだから頑張れ、な」
G:「うぅぅ」
0:
H:「ヒント、今書いた答えになった理由」
G:「え」
H:「なんでだと思う?」
G:「うーん」
H:「足りないのはそう考えるのに至った経緯だ」
0:(間)
G:「もしかして」
H:「おっ、分かったか?」
G:「これ!?」
H:「どれどれ?」
0:Aが指差している箇所を確認する
G:「ど、どう、かな?」
H:「おっ、正解」
G:「やったあああああ」
H:「よく出来ました」
G:「ねえねえ、もっと褒めてもいいんだよ」
H:「調子のんな」
G:「って」
H:「まあ、でも」
G:「?」
H:「頑張ったGに」
G机とBの間に挟まれ壁ドンの様な状態から
H:「ご褒美あげないとな」
0:2人の隙間を埋める様にBの顔と体が近づいていく
G:「え、ちょっ、H!?」
H:「んー?」
G:「ぼ、僕らまだ付き合ったばっかりだし」
H:「知ってる」
G:「そういうことはまだ早いと言うか、その、まだ心の準備が」
H:「ぷっ、あははははは」
G:「!?」
H:「ばーか、そんなことしねーよ。安心しろ」
G:「そ、そっか、そうだよね」
H:「っと、時間も時間だし、今日はここまでだな」
G:「え、もうそんな時間!?」
0:Hが帰宅するため玄関にいる2人
H:「んじゃ、また来週な」
G:「うん、また来週」
H:「あ」
G:「?」
H:「やべ、忘れ物」
G:「何?僕、取ってくるよ」
H:「いや、いい」
0:Gの腕を掴み口付ける
H:「忘れ物回収っと」
H:「じゃあな」
0:(タイトル)一緒に暮らそう
I:「先に部屋に入って待ってて」
J「おう、わかった」
J:「お邪魔しまーす」
0:扉を開け部屋に入るJ
J:「なんだよ、これ・・・」
J:ベッドも
J:カーテンも
J:漫画やゲーム、洋服
J:視界に入るもの
J:「全部俺の部屋と同じ・・・」
0:立ち尽くすJ
I:「どうしたのそんなところで突っ立って」
J:「悪い用事思い出した」
I:「え」
J:「帰る・・・」
I:「帰るって、どこに?」
J:「俺ん家に決まってんだろ」
I:「Bの家はここだよ」
J:「んな訳ねえだろ」
J:「とにかく帰る」
I:「だーかーらー」
0:Iが何かを言おうとしているが遮るように
J:「うるせえ、俺は帰るんだよ」
I:「無駄だよ」
J:「・・・は?」
I:「Jが仕事に行ってる間に引き払ちゃったから」
J:「お前・・・」
J:「何言って・・・」
I:「そんな表情初めてみた」
I:「ねえ」
I:「もっとよくみせてよ」
I:「僕の可愛いB」
0:
J:「・・・狂ってる」
I:「褒めてくれるんだ」
J:「誰が」
I:「でも」
I:「僕を狂わせたのはJだよ」
I:「これからは僕でいっぱいにしてあげる」
0:
I:「世界中の誰よりも」
I:「愛してる」