台本概要

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タイトル 夏とラムネと君は
作者名 さむさん  (@sam3_BB)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 3人用台本(男1、女1、不問1) ※兼役あり
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 商業、非商業利用関わらず、クレジットの記載をお願い致します。
商業利用の際は作者のX(旧Twitter)にDMをお願い致します。
非商業利用の際は連絡は不要です。

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男女変更可 一人称変更可 言い回し変更可
ストーリーの流れやキャラクターの変わらない付け足しは可

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
29 ナギ 大学2年 東京から広島に引っ越した 向日葵とは高校1年の時から付き合っている
向日葵 34 ヒマリ 大学2年 東京に住む大学生 凪とは高校1年の時から付き合っている
司会 不問 1 1セリフのみ 凪と兼役可
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
向日葵:今日は、夏祭り 向日葵:人々は空に浮かぶ花たちを布に散りばめ、賑わう灯りの方へと姿を消す 向日葵:私は、東京から広島にきた 向日葵:高校時代に付き合っていた凪に会うために  :  凪:よっ!  :  向日葵:ひさしぶり  :  向日葵:凪とは高校卒業以来初めて会う 向日葵:最後に会ってから一年以上も経った 向日葵:お互い変わっていた  :  凪:うわぁ、髪明るくなってる!なんていうんだっけ最近流行りの~  :  向日葵:ラテベージュ  :  凪:そうそれ!  :  向日葵:そういう凪だって金髪?結構傷んでるね  :  凪:これでもケア入れてるんだけどな~ 凪:てか!浴衣!!着てくるなら言えよな~俺も着てきたわ  :  向日葵:サプラーイズ、どお?  :  凪:似合ってる  :  向日葵:でしょ 向日葵:そういえば、このお祭り結構屋台出てるんでしょう 向日葵:私、焼きそばとかたこ焼きとか食べたいな 向日葵:あ、あとイカ焼きに、りんご飴、かき氷にラムネ…  :  凪:いやいやいや、多い、多い、多い!!! 凪:そんなに食えないだろ  :  向日葵:いや、いける  :  凪:太るぞ  :  向日葵:いいの 向日葵:今日はチートデーだから  :  凪:でたそれ  :  向日葵:うるさい 向日葵:…見た目は変わっても中身はあの頃の凪のまんまだね  :  凪:そういうお前もな  :  向日葵:そっか 向日葵:遅いようで早かったもんね 向日葵:この一年  :  凪:そうだな 凪:まさかこんなに忙しいとは思わなかった 凪:長期休みにはそっちに遊びに行こうって思ってたんだけど  :  向日葵:しょうがないよ 向日葵:お互い忙しかったんだし  :  凪:そうだよな~ 凪:そのあともタイミングが合わなくてズルズル…  :  向日葵:気づいたらって感じだったよね  :  凪:寂しかったか?俺と会えなくて  :  向日葵:ぜーんぜん  :  凪:え?マジ  :  向日葵:…嘘だよ、寂しかった  :  凪:焦ったぁー…ほんとそういうとこ素直じゃなくて可愛くないよな  :  向日葵:へー、折角おしゃれしてきたんだけど  :  凪:そういう意味で言ったんじゃなくって  :  向日葵:知ってるよ 向日葵:からかっただけ 向日葵:ほんと、変わらないね  :  凪:そらそーだよ、俺は俺だし  :  向日葵:そうだね 向日葵:花火始まる前に買うもの買って席取りしよう  :  凪:席取りは任せな!穴場スポット見つけたんだ  :  向日葵:じゃあ、任せた  :  0:神社に移動  :  凪:ふぅ、結構買ったな…本当に食いきれるのか?  :  向日葵:いけるいける 向日葵:…ここ、いい場所だね  :  凪:だろ 凪:少し場所は離れるし、明かりが少ない神社ってのはちょっと怖いけど  :  向日葵:凪はホラー駄目だもんね  :  凪:駄目じゃねーよ!あんまり好きじゃないだけだ!  :  向日葵:はいはい  :  向日葵:変わらない 向日葵:あの頃とずっと変わらない凪 向日葵:焼きそばを頬張る凪 向日葵:かき氷の冷たさに頭を痛める凪 向日葵:ずっと好きだった凪  :  凪:ん?黙ってどうした  :  向日葵:……  :  凪:ひーまーりー!  :  向日葵:っあ、ご、ごめん 向日葵:ラムネのおいしさに浸ってた  :  凪:そんなに好きだったっけ  :  向日葵:いや、懐かしいなって  :  凪:たしかに!飲み終えた後、父さんとかに手伝ってもらって中のビー玉出してもらってた  :  向日葵:その後、大事にとって夏休み明けにみんなに自慢するの  :  凪:そうそう!いやぁ、懐かしいな~  :  向日葵:そういえば、いまのラムネの蓋、昔より開けやすくなってるんだって 向日葵:…ほら  :  凪:おぉ、さすが怪力ゴリラ  :  向日葵:怒るよ  :  凪:ごめんって 凪:お!花火始まる!!  :  向日葵:ほんとだ  :  向日葵:空に咲く満開の花 向日葵:暗い空に灯る光 向日葵:手元にあるビー玉を空へ翳せば、キラキラと光った 向日葵:まるで宝石のように 向日葵:そして君の面影も空へと刻まれた  :  向日葵:ねぇ、凪  :  凪:ん?何  :  向日葵:______。(好きなセリフを入れてください)  :  0:式場  :  司会:これより献花を行います。 司会:それでは、ご親族の方から順に、献花をお願い致します。 司会:なお、係の者が参りますので、係の案内に従って献花へとお進みください。  :  凪:……  :  向日葵:…凪、今日もかっこいいね 向日葵:……昨日、夏祭りに行ったんだ 向日葵:去年話していたところのだよ 向日葵:凪が教えてくれた穴場スポットいいところだった 向日葵:花火がとってもきれいだった 向日葵:凪の好きなラムネ買ってきたからあとでお供えするからね 向日葵:あと、これは私からの手紙 向日葵:恥ずかしくて今までは書けなかったけど最後くらいはって思って一生懸命に書いたんだ 向日葵:笑わないで読んでよね 向日葵:また、一緒に花火を見よう 向日葵:おやすみ、またね  :  0:FIN  : 

向日葵:今日は、夏祭り 向日葵:人々は空に浮かぶ花たちを布に散りばめ、賑わう灯りの方へと姿を消す 向日葵:私は、東京から広島にきた 向日葵:高校時代に付き合っていた凪に会うために  :  凪:よっ!  :  向日葵:ひさしぶり  :  向日葵:凪とは高校卒業以来初めて会う 向日葵:最後に会ってから一年以上も経った 向日葵:お互い変わっていた  :  凪:うわぁ、髪明るくなってる!なんていうんだっけ最近流行りの~  :  向日葵:ラテベージュ  :  凪:そうそれ!  :  向日葵:そういう凪だって金髪?結構傷んでるね  :  凪:これでもケア入れてるんだけどな~ 凪:てか!浴衣!!着てくるなら言えよな~俺も着てきたわ  :  向日葵:サプラーイズ、どお?  :  凪:似合ってる  :  向日葵:でしょ 向日葵:そういえば、このお祭り結構屋台出てるんでしょう 向日葵:私、焼きそばとかたこ焼きとか食べたいな 向日葵:あ、あとイカ焼きに、りんご飴、かき氷にラムネ…  :  凪:いやいやいや、多い、多い、多い!!! 凪:そんなに食えないだろ  :  向日葵:いや、いける  :  凪:太るぞ  :  向日葵:いいの 向日葵:今日はチートデーだから  :  凪:でたそれ  :  向日葵:うるさい 向日葵:…見た目は変わっても中身はあの頃の凪のまんまだね  :  凪:そういうお前もな  :  向日葵:そっか 向日葵:遅いようで早かったもんね 向日葵:この一年  :  凪:そうだな 凪:まさかこんなに忙しいとは思わなかった 凪:長期休みにはそっちに遊びに行こうって思ってたんだけど  :  向日葵:しょうがないよ 向日葵:お互い忙しかったんだし  :  凪:そうだよな~ 凪:そのあともタイミングが合わなくてズルズル…  :  向日葵:気づいたらって感じだったよね  :  凪:寂しかったか?俺と会えなくて  :  向日葵:ぜーんぜん  :  凪:え?マジ  :  向日葵:…嘘だよ、寂しかった  :  凪:焦ったぁー…ほんとそういうとこ素直じゃなくて可愛くないよな  :  向日葵:へー、折角おしゃれしてきたんだけど  :  凪:そういう意味で言ったんじゃなくって  :  向日葵:知ってるよ 向日葵:からかっただけ 向日葵:ほんと、変わらないね  :  凪:そらそーだよ、俺は俺だし  :  向日葵:そうだね 向日葵:花火始まる前に買うもの買って席取りしよう  :  凪:席取りは任せな!穴場スポット見つけたんだ  :  向日葵:じゃあ、任せた  :  0:神社に移動  :  凪:ふぅ、結構買ったな…本当に食いきれるのか?  :  向日葵:いけるいける 向日葵:…ここ、いい場所だね  :  凪:だろ 凪:少し場所は離れるし、明かりが少ない神社ってのはちょっと怖いけど  :  向日葵:凪はホラー駄目だもんね  :  凪:駄目じゃねーよ!あんまり好きじゃないだけだ!  :  向日葵:はいはい  :  向日葵:変わらない 向日葵:あの頃とずっと変わらない凪 向日葵:焼きそばを頬張る凪 向日葵:かき氷の冷たさに頭を痛める凪 向日葵:ずっと好きだった凪  :  凪:ん?黙ってどうした  :  向日葵:……  :  凪:ひーまーりー!  :  向日葵:っあ、ご、ごめん 向日葵:ラムネのおいしさに浸ってた  :  凪:そんなに好きだったっけ  :  向日葵:いや、懐かしいなって  :  凪:たしかに!飲み終えた後、父さんとかに手伝ってもらって中のビー玉出してもらってた  :  向日葵:その後、大事にとって夏休み明けにみんなに自慢するの  :  凪:そうそう!いやぁ、懐かしいな~  :  向日葵:そういえば、いまのラムネの蓋、昔より開けやすくなってるんだって 向日葵:…ほら  :  凪:おぉ、さすが怪力ゴリラ  :  向日葵:怒るよ  :  凪:ごめんって 凪:お!花火始まる!!  :  向日葵:ほんとだ  :  向日葵:空に咲く満開の花 向日葵:暗い空に灯る光 向日葵:手元にあるビー玉を空へ翳せば、キラキラと光った 向日葵:まるで宝石のように 向日葵:そして君の面影も空へと刻まれた  :  向日葵:ねぇ、凪  :  凪:ん?何  :  向日葵:______。(好きなセリフを入れてください)  :  0:式場  :  司会:これより献花を行います。 司会:それでは、ご親族の方から順に、献花をお願い致します。 司会:なお、係の者が参りますので、係の案内に従って献花へとお進みください。  :  凪:……  :  向日葵:…凪、今日もかっこいいね 向日葵:……昨日、夏祭りに行ったんだ 向日葵:去年話していたところのだよ 向日葵:凪が教えてくれた穴場スポットいいところだった 向日葵:花火がとってもきれいだった 向日葵:凪の好きなラムネ買ってきたからあとでお供えするからね 向日葵:あと、これは私からの手紙 向日葵:恥ずかしくて今までは書けなかったけど最後くらいはって思って一生懸命に書いたんだ 向日葵:笑わないで読んでよね 向日葵:また、一緒に花火を見よう 向日葵:おやすみ、またね  :  0:FIN  :